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2026年07月05日 04:23
米大手ネットワーク『CNN』のブラジル電子版が伝えたのは、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウバ大統領の興味深いコメントだ。北中米ワールドカップ・ラウンド32でブラジル代表が日本代表に2−1で逆転勝ちしたゲームを振り返り、セレソンを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督に“謝意”を伝えたという。 ルーラ大統領は日本戦の翌日の演説で、ハラハラしながら観戦していたと明かした。「私は日本との試合を観ていたが、本当に怖かったよ。みなさんもそうだったでしょう。日本に0−1とされた時、『しまった、どうするんだ』と動揺したのを覚えている」と回顧。そのうえで、「一緒に試合を観ていた人たちはみんな、『カゼミーロを代えろ』『あいつを代えろ』と言っていたね。私も同じことを考えていた」と告白した。 日本戦のカゼミーロは佐野海舟の先制点に繋がるミスをするなど精彩を欠いていたが、56分に面目躍如の同点ヘッドを決めて見事チームを救った。ルーラ大統領は「そこで学ばせてもらったよ。後からあれこれ意見を言うのは本当に簡単だということ。アンチェロッティがカゼミーロを交代させなかったことに心から感謝したい。彼がゴールを決めたのだからね。誰だって好き勝手に意見は言えるんだ」と自省を込めながら、指揮官の采配を褒め称えた。 ルーラ大統領といえば、先日イベントに出席した際、会場に訪れた子どもに「ブラジル代表で一番好きな選手は誰だい?」と尋ね、子どもが「ネイマール!」と即答すると、「彼は試合に出ていないからね。セレソンで最初の“在宅勤務選手”だ」と皮肉交じりに答え、ブラジル国内で話題を集めた。 森保ジャパンに勝利したブラジルは現地7月5日、ベスト8進出を懸けてノルウェーと雌雄を決する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】日本代表W杯出場26選手のパフォーマンス査定を一挙紹介!最高の“S評価”だった4人は?
2026年07月05日 08:04
現地7月4日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦した。
立ち上がりからボールを握ってゲームを支配するフランスだが、引いて守る相手を崩しきれず、シュートまで持ち込めない時間が続く。
22分にようやく最初のシュートチャンスを迎える。ボックス手前中央でボールを受けたコネが左足のミドルシュートを放つも、ゴール左に外れる。
さらに31分には右からのデンベレのクロスにエムバペが飛び込んだが、わずかに合わなかった。その後、決定機は作れず、スコアレスで前半を終える。
迎えた後半、51分にフランスに決定機。GKメニャンのロングフィードから抜け出したエムバペがシュートモーションに入るも、打ち切れない。
それでも65分、ドゥエが敵陣ボックス内で倒されてPKを獲得。これをエムバペが冷静に決めて先制点を奪った。エムバペはこれで今大会7点目となり、得点ランキングでトップタイ。W杯通算得点を19点に伸ばした。
このまま1−0勝利し、フランスはベスト8進出を果たした。準々決勝ではモロッコと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月05日 07:37
現地7月4日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦している。
この試合に先発したフランスのエース、キリアン・エムバペが70分に先制ゴールを奪う。ドゥエが獲得したPKのキッカーを務め、冷静にゴール右に流し込んだ。
エムバペはこれで今大会7点目を挙げ、アルゼンチン代表のリオネル・メッシに並んで得点ランキングでトップに。W杯の通算得点ランキングでも20ゴールのメッシに1点差に迫る19点に伸ばした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月05日 07:32
日本代表の過去最強説に嘘はないだろう。
4年前のカタール大会では、明らかに格上のドイツとスペインを破り、ラウンド16でクロアチアにPK戦負けをしたので2勝1敗1分。それに比べれば北中米大会は1勝1敗2分けなので戦績は見劣りする。
だが4年前とは日本の立場が変わった。カタール大会では組み合わせ抽選を終えた時点で、ダークホースでさえなくアウトサイダーと見られていた。実際逆転勝ちしたドイツ、スペイン戦は一方的にボールを支配されていたので、再現性は乏しかった。しかし今回はオランダもブラジルも、日本を対戦相手として危険視して臨んできた。
4年前の日本代表は、多くの中心選手たちが飛躍期を迎えていた。冨安健洋はすでにアーセナルでプレーしており、ワールドカップが挟み込まれたシーズンには、三笘薫がレンタル先のユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ戻り、久保建英はレアル・ソシエダ、上田綺世はフェイエノールト、守田英正はスポルティングへとステップアップ。南野拓実はリバプールを出てモナコへ移るが、逆にブンデスリーガでデュエル王だった遠藤航は大会翌年にリバプールへ移籍。この年には鎌田大地もフランクフルトをヨーロッパリーグ制覇へと導くなど、主力選手たちが次々と適正クラブに身を置き、各自の最高成績を書き換えていった。
こうした個々の目覚ましい進化を基盤に、日本代表の戦い方の質も向上していく。カタール大会翌年のアジアカップでは準々決勝でイランに敗れたが、同年9月の欧州遠征では、ほぼスタメンを使い分けながらトルコとドイツに連勝。ドイツ戦は36%のポゼッションながらチャンスの数で上回り、特に枠内シュートはドイツの3本に対し10本を放ち、4ゴールを奪った。
この間に森保一監督がアジアカップで起用し続けた鈴木彩艶が守護神として定着し、また町田浩樹、渡辺剛、瀬古歩夢、鈴木淳之介ら従来は手薄だったCB陣が欧州で評価を高めていく。振り返れば、高さを重視する指揮官が3バック一択へと傾き、最終的にはボランチの人数を削り非常時にはCBが代行という発想に繋がっていったのかもしれない。
主力が上昇機運に乗ったこの4年間は、想像を超えて順風満帆だった。出場枠が急増したアジア予選が障害にならないのは当然だったが、当面のライバルで本大会でも日本と同じくグループリーグを突破したオーストラリアとの2戦も、森保体制では珍しく結果(1敗1分)とは裏腹に、内容では完全に圧倒した。
今回オーストラリアがエジプトとPK戦まで戦い抜いたことを見ても、過小評価する必要はなかった。さらに昨年はブラジルに初勝利し、今年に入ってもスコットランドとイングランドに連勝。アグレッシブな守備から精度の高い攻撃へと繋げる流れも、たぶん選手たちに確固たる自信の裏付けがあるからこそ奏功していた。
だが今回は諸々のサイクルが敵になった。
グループリーグ突破の難易度は前回が上回ったが、今回は何位で通過をしてもラウンド32の相手が悪過ぎた。さらに主力に故障者が連なり、三笘、南野が出場できなくなった以外にも、コンディションが不透明な選手も少なくなかった。
主将の遠藤が直前に離脱し、初戦では久保まで失う。これだけの過密日程なので故障者リストが膨れるのは多かれ少なかれ、どこの国も似たようなものだが、三笘と久保は日本の2枚看板とも言える存在で、左サイドでの三笘と中村敬斗の連係は最大の切り札になりつつあった。
ブラジルは、フランスやモロッコに比べれば可能性のある相手だった。しかし結局日本は、大筋で2018年のベルギー戦、4年前のクロアチア戦、さらに言えばアジアカップのイラン戦と似た道を辿った。おそらく最も痛恨の想いを抱えているのは、選手たちではないだろうか。
5バックのローブロックで耐え抜こうとするのは、以前から森保監督が好んで選択し、勝利したイングランド戦でもグループリーグのスウェーデン戦でも猛攻に晒され、失点しなかったのは僥倖だった。それでも前者はリードしていたし、後者は引き分ければ良かったが、ブラジル戦は勝たなければ次へ進めない試合だった。
かつてイビチャ・オシムは、ロナウジーニョを擁すブラジルと戦う前に、こう言った。
「ロナウジーニョを守備に回せば、ロナウジーニョではなくなる」
日本は優勝を目ざす前に、目の前の難敵に最大限のチャレンジをするべきだった。森保監督は「良い守備から良い攻撃」を掲げたが、良い攻撃をする姿勢がなければ良い守備は続かない。
日本サッカーは、まだまだ成長期である。成長期には、ミスを怖れず前進を促すリーダーが必要だと思う。
文●加部究(スポーツライター)
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2026年07月05日 07:11
現地7月4日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦している。
2026年07月05日 07:01
8年前の2018年10月、ドイツ・ハノーファーで当時23歳の浅野拓磨は言った。
「忘れようと思っても忘れられない“紫の誇り”は常に自分の中にあり続けます」
同年7月、200名以上が亡くなった西日本豪雨(平成30年7月豪雨)を受け、浅野は広島県に義援金を寄付した。その3カ月後、当時所属していたハノーファーの練習場で広島について話を振ったときの言葉だ。
「自分が苦しいとき、選手としてなかなかうまくいかないときに支えてくれた人たちへの恩返しは、サッカーやそういう形(寄付)で表すしかないので。広島にお世話になったぶん、こういうときに協力しないとなっていう気持ちと、あとは1人でも多くの人が協力してくれたらなという気持ちで自分も行動しました」
それから8年、ドイツ、セルビア、スペインでの戦いを経験し、31歳になった“ジャガー”が10年ぶりのサンフレッチェ広島復帰を決めた。7月3日、エディオンピースウイング広島で行われた新加入会見で、「ついにこの日が来たなっていう感覚です」と心境を明かした。
「サンフレッチェ広島の選手として帰ってくることに、やっぱり感じるものはたくさんあります。ただ懐かしいというよりも、海外で10年続けてきた挑戦を終わらした感覚が自分の中にはあるので、本当の意味で帰ってきた感覚がありますし、いろんな感情があります」
この夏も、浅野はまだヨーロッパでの挑戦を続けるつもりだった。
「シーズンが終わってからも正直まだ日本に帰る気はさらさらなくて、もっと自分の向かっている夢や目標に対してチャレンジしていきたいと思っていました。なによりも、このサンフレッチェ広島を旅立った時に、僕はできるだけ長くヨーロッパでプレーしたいという覚悟を持っていたので、その気持ちを忘れたことはないですし、そこで活躍している姿を見せることが自分のできる恩返しだと信じていました」
2013年に広島に加入した浅野は、2016年夏にプレミアリーグの名門アーセナルに移籍したが、そのままレンタル移籍でドイツのシュトゥットガルトとハノーファーでプレーした。2019年の夏にセルビアの名門パルチザンに移籍し、2年目で18得点を挙げて飛躍を遂げると、2021年夏にボーフムに移籍してドイツ復帰を果たした。
2022年にはカタール・ワールドカップの日本代表メンバーに選出され、グループステージ初戦のドイツ戦で大会デビューを飾り、決勝ゴールを決める活躍で勝利に貢献。2024年夏にスペインのマジョルカに移籍し、在籍2シーズンで公式戦46試合出場、3ゴール2アシストを記録した。
今回の移籍を前に、広島の強化部がマジョルカを訪問していたが、浅野は「うれしかったけど、『来てもらったとて、僕の気持ちは変わらないですよ』と代理人にも正直に伝えていました。それぐらい僕はまだまだ挑戦する気持ちがありました」と明かす。
ただ、古巣からの熱意や期待を受けて、「そこからずっと日本に帰るべきなのか、もっとヨーロッパでやるべきなのか、自分の中で葛藤もありましたし、もう悩みに悩んで、僕の中で答えは見つからなかったです」と気持ちが揺れ動いた。
「帰ってくる決め手になったのは、サンフレッチェ広島の熱い気持ちと、自分は今何ができるのかを考えたら、日本に帰ってくるからといって僕の挑戦が終わりじゃないですし、海外での挑戦を終わらせることに対して悔しさなのか、悲しさなのか、今までに感じたことのない感情はありましたけど、それ以上にここに帰ってくる意味が大きいなと思いました。そして、僕にやれることが自分の想像以上にあるんじゃないかと感じて、最後は自分で決断しました」
愛着あるクラブへの復帰とはいえ、「もちろん自分がやれることを全力でやりますし、それをゴールや勝利につなげる自信は確固たるものがあります。でも、果たしてそれができるのかという怖さや、期待に応えられるのかという自問自答はこれまでに何十回、何百回とやってきました」と不安もあった。それでも、古巣復帰を選んだのは自分らしさを貫き、覚悟を込めた結果だ。
「正直、怖さはありますけど、でもそこを振り払ってでもサンフレッチェ広島でプレーする意味がすごく大きいなと感じました。ヨーロッパでプレーすることも1つのチャレンジですけど、自分の中でサンフレッチェ広島を選ぶことが、何よりもチャレンジだと最終的には感じたので、僕の中で1番難しい決断をしました。今までも自分の中で難しいチャレンジを決断してきたので、今回も自分らしい決断だったと思いますし、もう決断してからには、ここからやるだけだという気持ちでいます」
そのチャレンジの先に見据えるのは、ワールドカップで活躍すること。これまで常に口にしてきた夢であり、31歳になる今も変わらぬ大きな原動力だ。
「周りから見ると、日本に帰ってきたイコール、1つの挑戦が終わっただとか、日本代表を諦めているようにも見えると思います。ただ、僕が広島に戻ってきた理由はもう一度日本代表のピッチに立つためですし、何よりも自分自身が今の自分よりも成長するためにこのチームを選びました。何かが終わって、ここから日本で落ち着く気はさらさらないですし、日本代表や次のワールドカップももちろん目指しているので、少しでも成長して、もっともっといい選手になりたいです」
今年11月に32歳になる浅野はベテランの域だが、「何かを還元するために帰ってきた気はなくて、自分は自分の成長のために帰ってきたので」と、よりたくましくなった背中で示していく。
「自分は21歳で海外に行って、今年32歳になりますけど、気持ちは広島を発った21歳のままで、ベテランになっている感覚も全くないです。広島でも僕より若い選手たちと同じ思いで、自分の成長に向かってやっていくだけだと思います。その姿を見てチームメイトやファン・サポーターの方が何かを感じてくれるなら、それはうれしいことですし、そのためにとにかく1日1日、100パーセントでやるだけだと思っています」
10年ぶりの復帰の舞台は、浅野も待ち望んだ新スタジアム。前本拠地の広島広域公園陸上競技場(愛称:ビッグアーチ、現:ホットスタッフフィールド広島)を知る浅野は、2024年に開業したエディオンピースウイング広島のピッチに立つ瞬間を心待ちにしている。
「前のスタジアムも僕は大好きだったし、みなさんで作り上げてくれるあの雰囲気のビッグアーチで試合する時間はかけがえのないものでしたけど、やっぱりサッカー専用スタジアムの最高の雰囲気の中でサッカーをすることは、サッカー選手にとってすごく特別なことです。専用スタジアムはみなさんが応援しに来てくれる理由の1つにもなるし、みなさんが来てくれることによって選手のみんなの頑張るエネルギーにもなるので。2年前に川辺(駿)選手(当時スタンダール・リエージュ所属)とこのスタジアムを見に来た時は、やっぱりすごいなと感じましたし、この雰囲気の中で自分もプレーしたいなと思ったので、ここに戻ってこられですごくうれしいですし、楽しみです」
ファン・サポーターとの距離も近くなったピッチで、浅野は「とにかくゴールを取る姿を見せないといけない」と力を込める。
「保険をかけるわけじゃないですけど、やっぱり全てがうまくいくとはさらさら思っていないし、みなさんが期待してくれている姿を見せられない可能性だってあると思います。ただ、そこで他の選手と違うと自信を持って言えるのは、そんな時にこそ、人よりやれる精神やフィジカルがあって、とにかくこのチームの誰よりも成長してやると思っています。それが結果につながるかは自分でもわかんないけど、どういう状況であれ、いい時だけ頑張るんじゃなくて、常に夢や目標に向かっている姿を見せられればなと思います」
3度目のJ1制覇を果たした2015年を最後にリーグ優勝から遠ざかっている広島。浅野は帰ってきたからこそ、「このチームを優勝に導くことが絶対条件だと思っています」と力強く語った。
「まずはサンフレッチェ広島を優勝させるために、とにかく自分はゴールをどんどん取ることが必要だと思っているし、その先に日本代表やワールドカップがあると今までと同じように感じています。ただ、これまでは本当にワールドカップのことしか頭になかったですけど、1つ自分の中で変化があるのは、その前にこのチームを優勝させたい気持ちの方が強いです。それができれば自然とワールドカップにもつながっていくと思っています」
自分の夢や目標に向けて、まずはサンフレッチェ広島のために全力を尽くす。浅野の胸に常に宿っていた“紫の誇り”がまた燃え出した。
取材・文=湊昂大
【動画】浅野拓磨、広島復帰会見
2026年07月05日 06:50
アンドレ・オナナのマンチェスター・ユナイテッド復帰は、本人の希望とは裏腹にクラブ側が認めなかったようだ。
オナナは昨季、トラブゾンスポルへ期限付き移籍。リーグ戦29試合に出場し、トルコカップではPK戦で3本連続セーブを披露するなど完全復活を印象付けた。クラブやサポーターから高い評価を受け、今季も再びレンタル移籍することが決定している。
一方で『Manchester Evening News』によると、オナナ本人はオールド・トラフォードへ戻り、再び正GKの座を争うことを望んでいたという。しかし、クラブはその考えを受け入れず、代理人サイドへ復帰は計画に含まれていないことを伝えたとされている。ユナイテッドは守備陣の刷新を進めており、センネ・ラメンスを新たな守護神として据える方針を固めたようだ。
ユナイテッドではダビド・デ・ヘア退団後のGK問題が続いていた。エリック・テン・ハーグ氏の要望で加入したオナナだったが、2シーズンで度重なるミスに苦しみ、アルタイ・バユンドゥルとの争いでも決定的な信頼を得られなかった。その後、ラメンスが安定したパフォーマンスを披露し、新体制での守護神に定着している。
クラブは今夏、給与総額の圧縮を進めている。オナナもその再編の対象となった形であり、本人が望んだ復活への道は閉ざされた。新たな環境で再び評価を高められるか、その挑戦に注目が集まる。
2026年07月05日 06:21
ブラジルの逆鱗に触れた塩貝健人の発言は“悪”なのか。
「昔は強かったけど、今(のブラジル)はどうなんですかね」
ブラジルとの決勝トーナメント1回戦を前に飛び出した塩貝健人のこの発言は、試合後も大きな議論を呼び続けている。
個人的には、このコメントはヤンチャというよりも、塩貝らしい率直さやピュアさが表れたものだったように思う。もちろん、相手を刺激するリスクはあった。しかし、21歳の若者に対し、ブラジル戦前にどこまで発言を計算しろと求めるべきなのだろうか。
もちろん、発言にも責任は伴う。それでも、リスク管理まで含めて代表選手に求めるのであれば、それは塩貝ひとりの問題ではなく、チーム全体で考えるべきテーマだろう。
とにかく今回の一件には、ふたつの見方がある。
ひとつは、ブラジルがこの発言に敏感に反応したこと自体、日本をそれだけ警戒していたからこそだったとも考えられる。もし日本を格下としか見ていなければ、「好きに言わせておけばいい」と受け流していた可能性もある。ブラジルの選手たちが感情を露わにしたのは、日本を無視できない相手として認識していたからではないだろうか。
一方で、「口は災いのもと」という見方もできる。ブラジルメディアを通じて塩貝のコメントが選手たちに伝わり、セレソンに余計なモチベーションを与えてしまった事実は否定できない。試合前の発言が相手を奮い立たせることは、スポーツの世界では決して珍しいことではない。
ただ、それでも、この発言を敗戦の象徴のように扱うのは短絡的だ。
小さな出来事が試合の流れを左右することはある。しかし、日本がブラジルに敗れた理由は決してひとつではない。戦術、試合運び、個々のプレー、相手の実力--さまざまな要素が積み重なった結果であり、「塩貝発言が敗因だった」わけではない。
それは敗戦の本質から目を背ける“逃げ”でもある。
だからこそ、これ以上、塩貝への誹謗中傷はあってはならない。ひとりの若い選手をスケープゴートにしたところで、日本代表が強くなるわけではない。
いずれ日本が再びブラジルと対戦する日が来るだろう。そのときこそ、塩貝にはピッチでブラジルと真正面から渡り合い、結果を残してほしい。
それこそが、あの発言に対する何よりの答えだ。言葉はピッチの外で語られるものだが、サッカー選手の真価はピッチの上でしか証明できない。
塩貝本人は今回の発言を撤回する気はないという。それでいい。ピッチの上で答えを出せば、それでいい。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
2026年07月05日 04:51
日本代表は北中米ワールドカップのグループステージを1勝2分けの2位で通過したものの、ラウンド32で最多優勝国とブラジルと対戦。
2026年07月05日 04:28
現地7月3日、北中米ワールドカップ・ノックアウトステージのラウンド32で、アルゼンチン代表とカーボベルデ代表が対戦した。前回王者の楽勝を予想する向きが強かったが、蓋を開けてみれば下馬評を覆す大接戦で、試合は1−1で延長戦に突入。そこでも1点ずつを取り合った死闘は、111分にCKからオウンゴールで勝ち越したアルゼンチンに軍配が上がった。
世界中を驚かせ、大会に清々しい旋風を巻き起こしたカーボベルデの快進撃。韓国メディア『Xports News』もその健闘を大いに称え、とある数値に注目した。「カーボベルデ代表を率いるブビスタ監督はアルゼンチンを土壇場まで追い詰め、大きな称賛を浴びた。彼は今大会に出場した48か国の代表監督の中で2番目に低い年俸しか受け取っていない。ホン・ミョンボ前監督の5%だ。にもかかわらず、卓越した指導力を発揮。守護神ヴォジーニャとともに、カーボベルデという国を世界に知らしめる存在となった」と紹介している。
そのうえで同メディアは「世界のサラリーを分析する企業『Salary Leaks』によると、ブビスタ監督の年俸は11万ユーロ(約2000万円)。同社が公表した韓国代表のホン・ミョンボ前監督年俸216万ユーロ(約4億円)の約20分の1にすぎない。驚きである」と詳細を伝え、「ポルトガルリーグ2部でプレーするGKヴォジーニャの昨シーズンの年俸はわずか5万3000ドル(約810万円)だった。一方、リオネル・メッシの個人資産は10億ドル(約1529億円)を超えるとされているが、これはカーボベルデの国内総生産(GDP)の約3分の1に相当する」と続けた。
そして、「人口約52万人のアフリカの小国カーボベルデは、実力が年俸や市場価値に比例しないことを証明したのだ」と論じている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表W杯出場26選手のパフォーマンス査定を一挙紹介!最高の“S評価”だった4人は?
2026年07月05日 04:23
米大手ネットワーク『CNN』のブラジル電子版が伝えたのは、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウバ大統領の興味深いコメントだ。北中米ワールドカップ・ラウンド32でブラジル代表が日本代表に2−1で逆転勝ちしたゲームを振り返り、セレソンを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督に“謝意”を伝えたという。
ルーラ大統領は日本戦の翌日の演説で、ハラハラしながら観戦していたと明かした。「私は日本との試合を観ていたが、本当に怖かったよ。みなさんもそうだったでしょう。日本に0−1とされた時、『しまった、どうするんだ』と動揺したのを覚えている」と回顧。そのうえで、「一緒に試合を観ていた人たちはみんな、『カゼミーロを代えろ』『あいつを代えろ』と言っていたね。私も同じことを考えていた」と告白した。
日本戦のカゼミーロは佐野海舟の先制点に繋がるミスをするなど精彩を欠いていたが、56分に面目躍如の同点ヘッドを決めて見事チームを救った。ルーラ大統領は「そこで学ばせてもらったよ。後からあれこれ意見を言うのは本当に簡単だということ。アンチェロッティがカゼミーロを交代させなかったことに心から感謝したい。彼がゴールを決めたのだからね。誰だって好き勝手に意見は言えるんだ」と自省を込めながら、指揮官の采配を褒め称えた。
ルーラ大統領といえば、先日イベントに出席した際、会場に訪れた子どもに「ブラジル代表で一番好きな選手は誰だい?」と尋ね、子どもが「ネイマール!」と即答すると、「彼は試合に出ていないからね。セレソンで最初の“在宅勤務選手”だ」と皮肉交じりに答え、ブラジル国内で話題を集めた。
森保ジャパンに勝利したブラジルは現地7月5日、ベスト8進出を懸けてノルウェーと雌雄を決する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表W杯出場26選手のパフォーマンス査定を一挙紹介!最高の“S評価”だった4人は?
2026年07月05日 04:11
ワールドカップ開幕前と比べて、およそ400倍の数値に到達した。
現地7月3日、北中米ワールドカップ・ノックアウトステージのラウンド32で、初出場で快進撃を続けるカーボベルデ代表は前回王者・アルゼンチンとの大一番に臨んだ。試合はアルゼンチンの楽勝を予想する下馬評を覆す大接戦となり、90分を終えて1−1。延長戦でも両者1点ずつを取り合う死闘となったが、カーボベルデは111分にCKからオウンゴールを献上してしまい、惜しくも2−3で涙を呑んだ。
アルゼンチン戦でも好守を連発して大国に立ちはだかったのが、カーボベルデの40歳GKヴォジーニャである。人口60万ほどの小国の国民的英雄は試合後、「今日のパフォーマンスでカーボベルデを世界に知らしめることができたと思う。そして、チームの仲間と自分自身を本当に誇りに思う」と話し、激闘の連続となった3週間を噛み締めた。
ヴォジーニャといえば、公式インスタグラム・フォロワー数の爆上がりも随時話題となった。初戦のスペイン戦でスーパーセーブを連発すると、開幕前に5万だったフォロワー数が一気に500万超に跳ね上がって世界が驚愕。その後もウルグアイ戦、サウジアラビア戦とゲームを重ねるたびに急増を続け、グループステージ終了時点で1500万に到達していた。
そしてアルゼンチン戦後に2000万を超えると、サッカーファンがざわつきはじめる。元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏が誇る「2043万」をも凌ぎ、GKとしてのインスタ・フォロワー数の歴代最高値を更新するのかどうか。数時間後、ヴォジーニャのフォロワー数はこれをあっさりと抜き、試合終了から12時間が経過した時点で「2300万」を記録。まだまだ数値は増え続けている。
大会中にマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(約1680万フォロワー)、ティボー・クルトワ(約1800万フォロワー)、ケイラー・ナバス(約1910万フォロワー)らをゴボウ抜きし、ついに名手カシージャスの牙城まで崩したニュースター。SNSやネット上では驚きとともに賛辞が相次いで寄せられ、「あのカシージャスまで超えたの?」「ボジニャえぐいわ」「まさにW杯ドリームだな」「控えめな感じも素晴らしいんだ」「40歳であの瞬発力はすごい」「メッシとユニ交換できたのも実力を認められたから」「今大会ナンバーワンGKで間違いなし!」などなど、枚挙に暇がないほどだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表W杯出場26選手のパフォーマンス査定を一挙紹介!最高の“S評価”だった4人は?
2026年07月05日 00:45
マンチェスター・シティは4日、オランダ代表DFネイサン・アケが同クラブから退団することを発表。
2026年07月05日 00:08
ガンバ大阪を率いるイェンス・ウィッシング監督は、アル・イテハドの指揮官就任に近づいているようだ。4日、サウジアラビアメディア『arriyadiyah』が報じた。
同メディアは、「アル・イテハドは、ドイツ人指揮官イェンス・ウィッシング氏と来シーズンからトップチームを率いることで合意に達した」と報道。昨年10月からクラブを率いていたセルジオ・コンセイソン監督は先月1日に退任しており、空席となっていた指揮官の座にウィッシング氏が就くことが決定的とみられている。
1988年1月2日生まれのウィッシング監督は、母国ドイツで指導者キャリアをスタート。ボルシアMGのセカンドチームや、PSV、ベンフィカ、ザルツブルクといった欧州の名門クラブでアシスタントコーチを経験してきた。そして、3年間クラブを率いたダニエル・ポヤトス前監督の後任としてG大阪の指揮官に就任した。
明治安田Jリーグ百年構想リーグでは最終順位9位でフィニッシュしたものの、並行して戦っていたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)では快進撃を披露。決勝戦では、クリスティアーノ・ロナウドらを擁するアル・ナスルを完全アウェイの中で撃破し、クラブに通算10個目の主要タイトルをもたらしていた。
直近では、セレッソ大阪を率いていたアーサー・パパス監督がアル・イテファクの新指揮官に就任したほか、元横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー氏もアル・ナスルの監督になることが発表されており、Jリーグで指揮を執った経験のある監督がサウジアラビアに集結することになる。
2026年07月04日 23:02
元ドイツ代表のローター・マテウス氏が、ドイツ代表の監督人事について言及した。3日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が同氏のコメントを伝えている。
FIFAワールドカップ2026で3大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たしたドイツ代表だったが、ラウンド32でパラグアイ代表にPK戦の末に敗れ、早期敗退が決定。これを受けて、ドイツサッカー連盟(DFB)はユリアン・ナーゲルスマン監督の退任を発表した。
現在はレッドブル・グループのグローバルサッカー部門の責任者を務めるユルゲン・クロップ氏が後任の最有力候補として挙げられている。同氏も「話し合いがあったことは事実で、物事はかなり早く進んだ」と語り、ドイツ代表監督就任へ前向きな姿勢を示している。
ドイツ代表の現状について、同国代表の歴代最多出場記録150試合を持つマテウス氏が私見を述べた。
「DFBは、時として痛みを伴う厳しい決断を下さなければならない。あらゆることを美化しようとする動きが常にあるからだ。ナーゲルスマン監督は3日前に辞任を拒否したが、ついに辞任した。DFBだけでなく世間からも圧力がかかったんだろう」
「だからこそ、ナーゲルスマン監督は解任された。しかし、ナーゲルスマン監督だけの責任ではないとしても、いくつかうまくいかなかったことがあると言えるだろう」
「あらゆる可能性を検討し、DFBの全員が自らの行動を検証する必要がある。代表監督だけではなく、全役員がW杯での惨敗の責任を負わなければならない」
また、クロップ氏の代表監督就任に関しては好意的なコメントを残している。
「誰しもがそうなるだろうと予想しているが、ユルゲン・クロップが代表監督に就任すれば、DFBが望みうる最良の解決策になると信じている。彼がいれば、今後の大会で成功を収めるために必要な人材が集まるだろう」
【総集編】3分で分かる! FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド
2026年07月04日 21:00
アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、今夏の移籍を希望していると報じられているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスについて言及した。指揮官は「チームの中心として考えている」と強調し、クラブに不可欠な存在であることを改めて示している。
アルバレスは先日、「新たな挑戦をしたい」と移籍願望を公にしたことで去就が大きな注目を集めている。バルセロナやレアル・マドリードへの移籍報道も浮上するなか、シメオネは『ESPN』のインタビューで残留を望む姿勢を明確にした。
「彼は特別な選手であり、アトレティコに来て以来、最高の選手だ。クラブとしてもチームとしても、彼を中心にゲームを組み立てていく考えでいる。それは加入当初から変わっていない」
さらにシメオネ監督は、ワールドカップ期間中にアルバレス本人とも会話を交わしたことを明かした。
「ちょうど会う機会があったので話をした。足首の状態やチームにとっての重要性について聞いたが、本人はもう100%の状態であると話していた」
コンディションについても順調な回復を強調しており、「2試合目は本来の決定力こそ見られなかったが、動きの強度やリズムは戻ってきていた。アルゼンチン代表にとっても非常に重要な存在になる」と期待を寄せた。
また、シメオネはアルバレスの人間性も高く評価している。
「彼は常にチームのために行動してきた。素晴らしい人格者であり、いつも最高の姿勢でチームに貢献してくれている」
プレイ面についても賛辞は尽きない。一方で去就については慎重な姿勢を崩さなかった。
「彼はチームに特別な攻撃力をもたらしてくれた。アントワーヌ・グリーズマンとコンビを組んだ時も素晴らしい連係を見せたし、アルゼンチン代表ではリオネル・メッシとも非常に良い関係を築いている。どんな役割にも適応できる選手だ」
「今の彼にとって最も重要なのは目の前の試合だ。移籍の話に気を取られるのではなく、目の前の試合に集中することが一番だと思う。将来については、これまでもそうだったように、いずれ自然に答えが出るだろう」
移籍希望を表明したことで注目を集めるアルバレスだが、シメオネはエースへの絶大な信頼を改めて示した。今後の去就が引き続き大きな関心を集めそうだ。