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2026年07月03日 09:32
日本代表は北中米W杯の決勝トーナメント1回戦、ラウンド32でブラジルに1−2で敗れ、敗退が決まった。今回の日本は優勝を目標に掲げていたが、16強入りを果たせなかった。 だが、英メディアの論調に触れていると、今回ほど日本が高い評価を受けた大会はない。98年のW杯初出場以降、歴代で最も高い期待を寄せられていたと言ってもいい。 実際、英紙『ガーディアン』は「日本がW杯で見せたパフォーマンスとしては、今大会が間違いなく過去最高だった」と記した。大会期間中には、多くの英国メディアや識者が、日本を優勝候補のダークホース(大穴)に挙げていた。 英紙『デーリー・テレグラフ』も次のように伝えた。 「日本はブラジルを相手に、アジア勢では初となる歴史的勝利を成し遂げる絶好の位置につけていた。日本はブラジル戦まで10試合にわたり負けがなかった。そのなかには、昨年10月に行なわれたブラジルとの強化試合での勝利も含まれていた。そして前半、日本はブラジルを大いに苦しめた。 前半はエネルギッシュで、活気に満ちた内容だった。日本の選手たちは見事な調和のなかでピッチを駆け回った。日本の動きにより、ブラジルは痛々しいほど鈍重に見えた。ブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督も試合後、『我々は中盤で優位に立とうとしたが、うまくいかなかった。日本のマークは本当に厳しかった』と苦戦を認めていた」 英紙『タイムズ』は、「個のブラジル」対「組織の日本」と位置付け、「組織が、個の力を上回る瞬間を目撃できるのではないか──少なくとも前半はそう感じさせた」と対ブラジル戦を評した。 だが後半に入ると、「試合の流れはブラジルに大きく傾いた」と伝えた。同紙はこう記す。 「ブラジルの戦術変更には、十分な理由があった。日本の守備陣は、空中戦への対応が苦手だ。そして、戦術を実行できる選手たちが、ブラジルには揃っていた。カゼミーロは、かつてのように広大なエリアを走り回ることはできない。だが、ペナルティエリア内では依然として危険な存在であり、近年もヘディングで多くのゴールを決めてきた。この武器は、10年以上前から変わっていないのだ。日本は、このブラジルの戦術変更に対抗できなかった」 日本の敗戦を受け、『ガーディアン』が行なった座談会では、まず司会者が日本に対する率直な思いを口にした。 「日本代表には本当に同情する。彼らはW杯の決勝トーナメントでこれまで一度も勝ったことがない。 ただ今回は、もっと楽な組合せになる可能性もあった。ブラジルとの対戦ではカードが厳しすぎた。しかも怪我により、非常に重要な選手を何名か欠いた。三笘薫、南野拓実、遠藤航が該当する。彼らがいれば、また違う結果になったかもしれない」 すると、同紙のスポーツジャーナリスト、ニッキー・バンディーニ記者がこう応じた。 「日本はW杯の決勝トーナメントで勝利を挙げられなかった。これで五度目だ。5試合を戦い、一度も勝てていない。 それでも、今回の日本には決勝トーナメントを勝ち抜くだけの力が十分にあった。相手がブラジルでなければ、もっと勝ち進んでいた可能性は高い。今大会の決勝トーナメントは32チーム制に拡大され、日本より実力で劣る国もいくつか出場している。そうした相手と対戦していたら、突破していたはずだ。 本当に惜しかったと思う。それに、日本は本当に応援したくなるチームなんだ。見ていて楽しいし、好感が持てる。サポーターも素晴らしい」 司会者は、日本への同情を隠せない様子だった。日本はこれまでも、試合後にロッカールームを清掃してから会場を後にする姿勢を海外メディアに称賛されてきた。司会者はそのイメージを踏まえ、ジョークを交えてこう続けた。 1 2 次へ
2026年07月03日 12:23
ポルトガル代表は現地7月2日、北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、クロアチア代表と対戦。2−1で逆転勝利して、16強入りを果たした。
ポルトガルのレジェンド、41歳のクリスティアーノ・ロナウドはこの試合に先発したなか、1点ビハインドの68分に貴重なゴールを奪う。レナト・ヴェイガが獲得したPKのキッカーを務め、落ち着いてゴール中央に蹴り込んだ。
ブラジルメディア『terra』によれば、貴重な同点弾を挙げたC・ロナウドは自身のゴールを次のように振り返っている。
「今日の試合、PKを獲得する予感がしていたんだ。準備はできていた。難しかったことは否定しない。心臓はドキドキだった。しかし自分の感覚、本能を信じ、ゴールを決められると思っていた。上手く決められて試合に勝てると感じた。とても嬉しいよ」
今大会3点目をマークし、W杯通算ゴール数を11としたC・ロナウド。どこまで数字を伸ばせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月03日 12:22
ドイツ代表のFIFAワールドカップ2026はラウンド32敗退という不本意な結果に終わった。
初戦でキュラソーに7−1と快勝したドイツは、続く2戦目もコートジボワールに2−1で競り勝ち、早々とグループE首位通過を決めた。しかし、ターンオーバーを敢行せずに臨んだエクアドル戦で敗れると、ラウンド32ではパラグアイにPK戦の末に敗北。3大会ぶりに決勝トーナメント進出を果たしたが、北中米での冒険はあまりにも早く幕を下ろすこととなった。
グループステージで姿を消した過去2大会に続き、またしても早期敗退。ベスト16進出を最低限の目標としていたドイツサッカー連盟(DFB)は、2023年9月から指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督に辞任を要請した模様。EURO2028終了まで契約を残す38歳の青年指揮官は続投を希望しているが、DFBは解任も辞さない構えであり、ユルゲン・クロップ氏が後任の最有力候補と報じられている。
しかし、OBであるオリヴァー・カーン氏は指揮官の指導力以外の課題を指摘している。かつて国際Aマッチ通算86試合でゴールマウスを守った元守護神は、ドイツ紙『ビルト』を通じて次のように持論を展開した。
「ヨアヒム・レーヴ、ハンジ・フリック、そしてユリアン・ナーゲルスマン。3人の代表監督が同じようにつまづいた。それぞれ異なるサッカー哲学、異なるリーダーシップを持っているにも関わらずだ。異なるアプローチを持つ3人の監督が同じように失敗するということは、その根本的原因はもっと深いところにあるということだ」
カーン氏が指摘するのは責任感の欠如。PK戦にもつれ込んだパラグアイ戦について「ある特定の瞬間がどんな統計データよりも今回の敗退の本質を物語っている。PK戦の最中、キッカーを務める選手を探すジョシュア・キミッヒの姿があった。私にとっては最も象徴的な瞬間だった。トップレベルのチームであれば、あのような場面で志願者を探したりしないだろう。自ら進み出る選手がいるはずだ」と言及しつつ、次のように強調している。
「才能が不足しているわけではなく、傑出した選手が揃っている。欠けているのは最も重要な局面で責任を負うという自信だ。責任を回避する者は失敗から身を守っているかもしれないが、同時に歴史に名を残すチャンスを自ら放棄している」
「我々はなぜ長年に渡り同じパターンでの失敗を繰り返しているのか問う代わりに、誰が去るべきかを議論し、次の救世主に期待を寄せている。顔ぶれを変えてそれを変革と呼び、真の問いから目を背けている。つまり、最高のパフォーマンスが常に要求する代償を支払う覚悟があるのかどうか、という問いだ。才能はワールドカップに連れて行ってくれるが、どれだけその舞台に長くいられるかを決めるのは責任感なんだ」
2026年07月03日 11:19
6月2日に日本を旅立ち、モンテレイでの事前キャンプからブラジルに敗れた翌日まで、森保ジャパンを追い続けた。現地6月30日までの約1か月、飛行機の遅延や雷雨、停電といったアクシデントに見舞われながら移動を繰り返し、この短期間でメキシコを2度訪れるなど、慌ただしい日々を過ごした。
そのなかでも最もバタついたのは、遠藤航が離脱した6月11日だった。全体練習の冒頭15分が公開された後、広報スタッフから「山本昌邦技術委員長から話があります」と呼ばれ、「遠藤離脱」が発表されると、囲み取材への対応も含めて気の抜けない時間が続いた。とにかく原稿を書いて、書いて、書きまくる。気づけば、自社サイトに15本以上の記事を配信していた。今振り返っても、あの日のドタバタぶりは異様だった。
心身ともに最も疲弊したのは、チュニジア戦前日の6月19日だ。エスタディオ・モンテレイでの監督会見を終え、日本代表の練習場へ向かおうとスタジアムの外へ出ると、空は怪しい雲に覆われていた。待っていたのは災害級の雷雨だった。傘などほとんど役に立たず、横殴りの雨にはほぼ無抵抗。同行したカメラマンがUberで呼んでくれたタクシーが到着するまでの約15分間は、この世の地獄を体感したようだった。
びしょ濡れのままタクシーに乗り込み、そこから約50分間の移動。道路は冠水し、車は何度も深い水たまりへ突っ込んだ。信じられない光景を目の当たりにしながら、ようやく到着した練習場の待機施設もかなり狭かった。今回の取材で、この日ほどモチベーションが下がった日はなかった。
そして、最も呆気なかったのがブラジル戦当日だった。マルチネッリの決勝ゴールが決まった直後の心情は、言葉では表わせない。前半の戦いぶりを見れば、日本には勝てるチャンスが十分にあったように感じられた。それだけにショックは大きかった。終わりの瞬間は、あまりにも突然やって来る。長友佑都も「残酷で、現実を受けられなかった」と率直な胸の内を明かしていた。
ブラジルに敗れた後、長友や上田綺世は家族とともに過ごしたという。張り詰めたワールドカップを戦い終え、ようやく心を休められる時間になったのだろう。
言うまでもなく、家族は特別な存在だ。それは選手だけではない。自分も現地7月1日にヒューストンを離れ、ナッシュビル、ロサンゼルスを経由して羽田空港へ。帰国した7月3日、自分の心の緊張が解けたのは、愛娘と抱擁を交わした瞬間だった。
選手たちも家族からエネルギーをもらい、また次の戦いへ向かうのだろう。自分も同じだ。束の間の安堵を胸に、また次の現場へ向かう。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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2026年07月03日 10:57
現地7月2日に行なわれた北中米ワールドカップのラウンド32で、ポルトガル代表がトロント・スタジアムでクロアチア代表と対戦。
2026年07月03日 10:36
王国を倒すには至らなかった。だが、ブラジルを脅かしたことは確かだ。先制点をあげた佐野海舟が、世界の舞台でインパクトを残したことは間違いない。
実際、早くも佐野への関心をめぐるうわさはヒートアップし始めている。リバプールやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルといったプレミアリーグの強豪や、ドイツの名門ドルトムントが熱い視線を注いでいるとの報道も浮上した。
これを受け、英国メディア『EPL Index』は7月1日、「リバプール、ユナイテッド、アーセナルのサポーターは、今回の報道をそれぞれ異なるように見ているかもしれない」と報じた。
「だが、ひとつ共通するのは、どの野心的なクラブも強化できるモダンなMFという選手像にサノがフィットしている様子ということだ」
「リバプールのファンは、中盤にエネルギーと戦術的知性を加えられるような、技術的な才能を持つ選択肢が増えると見るかもしれない。アーセナルのサポーターは、彼の安定感と万能性が複数の大会で競うチームに合うと称賛するかもしれない。ユナイテッドを追う人たちは、中盤のバランスを改善するような信頼性ある選手と見る可能性がある」
同メディアは「もちろん、関心が移籍を保証するわけではない。ドルトムントとの競争、交渉の場合のマインツの強力な立場は、大きな投資が求められる取引だと意味している」と続けた。
「ただ、たとえそうでも、複数の強豪クラブが同じ選手に関心を寄せていると報じられるとき、その選手に本物のクオリティがあるのがしばしばだ。サノは短期的に少し好調だったというより、継続的なパフォーマンスで評価を得てきた。長期的な価値を求め、中盤に信頼できる層の厚さを持たせようとしているチームにとって、魅力的な候補となる」
ワールドカップでのパフォーマンスが興味を引いたことは想像にかたくない。この夏、佐野はステップアップすることになるのか。今後の進展が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月03日 10:21
日本代表は北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表に1−2で敗れ、ベスト16進出とはならなかった。それでも、その歩みとサッカー発展の歴史には海外から高い評価が寄せられている。
アイルランドメディア『Back Page Football』は、「日本はいかにしてアジアサッカーの強豪国へと成長したのか」と題した特集を掲載。Jリーグ創設から現在までの発展を振り返り、日本サッカーを「多くの国が注目し、倣うべき模範」と絶賛した。
同メディアは、「1992年は日本のサッカーの発展にとって重要な年だった」と指摘。Jリーグ創設と同年のアジアカップ初制覇が転機だったとし、「代表チームはすでに現在のような世界トップクラスのチームへと成長するための小さな一歩を踏み出していた」と評価している。
さらに、黎明期の人気低迷を経て「Jリーグ100年ビジョン」やリーグ再編が大きな成功につながったと分析。「現在、日本は間違いなくアジア屈指のリーグのひとつ、あるいは最高のリーグとみなされており、サウジアラビアだけが比較対象となり得る存在」と、その発展ぶりを称えた。
また、近年は欧州へ羽ばたく選手が増えている点にも着目。「日本は若手育成に力を入れていることでアジアで際立っており、自国の選手をヨーロッパのトップクラブが欲しがる魅力的な才能へと育て上げている」とし、「サウジアラビアやカタールとは一線を画している」と評価した。
最後には、「日本は国内リーグへの綿密な計画と投資によって強力なサッカー文化を築き、クラブ、地域、代表チームまであらゆるレベルで成果を得た」と総括。「日本は多くの国が注目し、倣うべき模範を示した」と締めくくり、世界でも屈指の育成・発展モデルとして高く評価している。
ブラジルの前にベスト16進出は阻まれたものの、日本サッカーが築き上げてきた土台と発展の歩みは、海外からも称賛の対象となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月03日 10:09
現地7月2日に開催された北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、ポルトガル代表とクロアチア代表が激突した。
40歳のモドリッチがスタメン出場したクロアチアは開始3分にチャンスを迎える。左サイドからのパシャリッチのクロスにブディミルがワンタッチで合わせる。しかしGKディオゴ・コスタにキャッチされた。
一方、41歳のクリスティアーノ・ロナウドが先発したポルトガルはその直後に決定機。左サイドを突破したレオンのクロスからブルーノ・フェルナンデスが放ったシュートは、GKリバコビッチにセーブされる。そのこぼれ球にB・フェルナンデスが詰めたが、相手DFのブロックに遭った。
押し込む展開のなか、9分には右からのネトの際どいクロスにC・ロナウド飛び込んだがわずかに合わない。30分にも右サイドから中に切り込んだカンセロの折り返しにB・フェルナンデスとC・ロナウドが反応したが、届かなかった。このままスコアレスで前半を終える。
迎えた後半、クロアチアが攻勢を強める。48分、敵陣ボックス手前でルーズボールを拾ったコバチッチがドリブルでゴール前に侵入。左足で狙ったがサイドネットに外れる。それでも53分に先制に成功。右からのスタニシッチのクロスをペリシッチが収めて、左足のシュートを突き刺した。
ビハインドを負ったポルトガルは56分にチャンスを創出。レオンが左サイドから中に切り込んで、ボックス手前から右足を振り抜く。しかし強烈なシュートはクロスバーを叩いた。
61分にはネトの浮き球パスに抜け出したC・ロナウドが絶妙なトラップから右足でネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点は認められず。しかしその直後に敵陣ボックス内でヴェイガが倒されてPKを獲得。これを68分にC・ロナウドが確実に決めて試合を振り出しに戻した。
一進一退の攻防が続くなか、ポルトガルは81分にC・ロナウドに代えてルベン・ネベスを投入。ここまでフル出場を続けてきたC・ロナウドは今大会初の途中交代となった。
そして90+4分に勝ち越し弾が生まれる。ゴールを奪ったのはポルトガル。左からのレオンのクロスからゴンサロ。ラモスがヘディングシュートを叩き込んだ。
90+13分にはクロアチアがネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点は認められず。このまま2−1でポルトガルが勝利。ラウンド16ではスペインと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月03日 10:00
レアル・マドリードに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガにマンチェスター・シティ移籍の可能性が浮上した。
2026年07月03日 09:40
サンフレッチェ広島が、欧州で実績十分の大型ストライカー獲得に近づいているようだ。
移籍市場に精通するルディ・ガレッティ記者は自身の公式Xで、「セバスティアン・ハラーがサンフレッチェ広島の新たな選手になる。コートジボワール代表FWは、1年間+1年延長オプション付きの契約にサインした」と投稿。さらに、「元ドルトムント、アヤックスのストライカーは、ユトレヒトでのプレーを終え、キャリア初の欧州外挑戦をスタートさせる」と伝えている。
現在32歳のハラーは、ヨーロッパ屈指の実績を誇るセンターフォワードの一人だ。フランクフルトで頭角を現すと、ウェストハム、アヤックス、ドルトムントと渡り歩き、アヤックス時代には2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで11得点を記録。アフリカ屈指のストライカーとして世界的な評価を確立した。
また、ドルトムント加入後には精巣がんを公表し、長期離脱を余儀なくされたものの、懸命な治療とリハビリを経て現役復帰。その不屈のストーリーは世界中のサッカーファンに感動を与えた。2024年にはコートジボワール代表の一員としてアフリカネーションズカップ制覇にも貢献している。
ハラーの最大の武器は、その圧倒的なフィジカルとゴール前での決定力だ。190センチを超える恵まれた体格を生かしたポストプレイはもちろん、空中戦の強さ、ゴール前でのポジショニング、そして足元の技術も高水準。単なるターゲットマンではなく、周囲を生かしながら自らも得点を奪える現代型ストライカーとして活躍してきた。
今夏の広島は、攻撃陣の再編が大きなテーマとなっている。もしハラー獲得が実現すれば、Jリーグでも屈指のインパクトを持つ補強となることは間違いないだろう。
2026年07月03日 09:32
日本代表は北中米W杯の決勝トーナメント1回戦、ラウンド32でブラジルに1−2で敗れ、敗退が決まった。今回の日本は優勝を目標に掲げていたが、16強入りを果たせなかった。
だが、英メディアの論調に触れていると、今回ほど日本が高い評価を受けた大会はない。98年のW杯初出場以降、歴代で最も高い期待を寄せられていたと言ってもいい。
実際、英紙『ガーディアン』は「日本がW杯で見せたパフォーマンスとしては、今大会が間違いなく過去最高だった」と記した。大会期間中には、多くの英国メディアや識者が、日本を優勝候補のダークホース(大穴)に挙げていた。
英紙『デーリー・テレグラフ』も次のように伝えた。
「日本はブラジルを相手に、アジア勢では初となる歴史的勝利を成し遂げる絶好の位置につけていた。日本はブラジル戦まで10試合にわたり負けがなかった。そのなかには、昨年10月に行なわれたブラジルとの強化試合での勝利も含まれていた。そして前半、日本はブラジルを大いに苦しめた。
前半はエネルギッシュで、活気に満ちた内容だった。日本の選手たちは見事な調和のなかでピッチを駆け回った。日本の動きにより、ブラジルは痛々しいほど鈍重に見えた。ブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督も試合後、『我々は中盤で優位に立とうとしたが、うまくいかなかった。日本のマークは本当に厳しかった』と苦戦を認めていた」
英紙『タイムズ』は、「個のブラジル」対「組織の日本」と位置付け、「組織が、個の力を上回る瞬間を目撃できるのではないか──少なくとも前半はそう感じさせた」と対ブラジル戦を評した。
だが後半に入ると、「試合の流れはブラジルに大きく傾いた」と伝えた。同紙はこう記す。
「ブラジルの戦術変更には、十分な理由があった。日本の守備陣は、空中戦への対応が苦手だ。そして、戦術を実行できる選手たちが、ブラジルには揃っていた。カゼミーロは、かつてのように広大なエリアを走り回ることはできない。だが、ペナルティエリア内では依然として危険な存在であり、近年もヘディングで多くのゴールを決めてきた。この武器は、10年以上前から変わっていないのだ。日本は、このブラジルの戦術変更に対抗できなかった」
日本の敗戦を受け、『ガーディアン』が行なった座談会では、まず司会者が日本に対する率直な思いを口にした。
「日本代表には本当に同情する。彼らはW杯の決勝トーナメントでこれまで一度も勝ったことがない。
ただ今回は、もっと楽な組合せになる可能性もあった。ブラジルとの対戦ではカードが厳しすぎた。しかも怪我により、非常に重要な選手を何名か欠いた。三笘薫、南野拓実、遠藤航が該当する。彼らがいれば、また違う結果になったかもしれない」
すると、同紙のスポーツジャーナリスト、ニッキー・バンディーニ記者がこう応じた。
「日本はW杯の決勝トーナメントで勝利を挙げられなかった。これで五度目だ。5試合を戦い、一度も勝てていない。
それでも、今回の日本には決勝トーナメントを勝ち抜くだけの力が十分にあった。相手がブラジルでなければ、もっと勝ち進んでいた可能性は高い。今大会の決勝トーナメントは32チーム制に拡大され、日本より実力で劣る国もいくつか出場している。そうした相手と対戦していたら、突破していたはずだ。
本当に惜しかったと思う。それに、日本は本当に応援したくなるチームなんだ。見ていて楽しいし、好感が持てる。サポーターも素晴らしい」
司会者は、日本への同情を隠せない様子だった。日本はこれまでも、試合後にロッカールームを清掃してから会場を後にする姿勢を海外メディアに称賛されてきた。司会者はそのイメージを踏まえ、ジョークを交えてこう続けた。
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2026年07月03日 09:10
NECナイメヘンに所属する佐野航大に再びステップアップの可能性が浮上した。
北中米ワールドカップでブラジル代表戦の先制点を決めるなど、大会を通して存在感を放ったマインツ所属の日本代表MF佐野海舟を兄に持つ佐野航大は、ファジアーノ岡山でプロキャリアをスタートさせると、2023年夏にナイメヘンへステップアップを果たした。
今冬にはステップアップが取り沙汰されながらも実現しなかった佐野は最終的に昨季の公式戦39試合に出場し、3ゴール7アシストを記録。ワールドカップの本戦メンバーには選出されなかったが、今年3月には日本代表デビューも果たしている。
そうしたなか、ドイツの移籍市場に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、佐野は2031年までの契約でホッフェンハイムと個人合意に至ったとのこと。現在はクラブ間交渉が進められているようだ。
2026年07月03日 09:04
現地7月2日に行なわれた北中米ワールドカップのラウンド32で、ポルトガル代表とクロアチア代表がトロント・スタジアムで対戦。
2026年07月03日 08:59
J1のサンフレッチェ広島が、元コートジボワール代表FWセバスティアン・アラーの獲得に迫っているようだ。
現在32歳のアラーは、フランスのオセールでプロキャリアをスタート。その後、ユトレヒト、フランクフルト、ウェストハム、アヤックス、ドルトムント、レガネスといった欧州各国のクラブを渡り歩いた。2025年7月にユトレヒトに復帰し、2025-26シーズンは公式戦33試合の出場で1ゴール・4アシストを記録した。
契約満了に伴い、今年の7月1日付でユトレヒトを退団してフリーとなっていたなか、移籍市場に精通するルディ・ガレッティ記者は7月2日、自身の公式Xで「独占情報|セバスティアン・アラーがサンフレッチェ広島に加入する」と報じた。
「コートジボワール人FWは、延長オプション付きの1年契約にサインし、フリーで日本のクラブに加わる。ユトレヒト、アヤックス、ドルトムントで活躍してきたアラーが、キャリアで初めてヨーロッパを離れ、新たなステージに踏み出す」
欧州名門でのプレー経験を持ち、コートジボワール代表としても国際Aマッチ通算34試合に出場し、11得点をマークしたアラー。日本での挑戦に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!
2026年07月03日 08:55
なんとも頼もしい後輩だ。
森保ジャパンは6月30日、北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、ブラジル代表と対戦。1−2で逆転負けし、ベスト16進出を逃した。
その後、ロングフライトを経て帰国した39歳のレジェンド、長友佑都(FC東京)がXを更新。今大会の日本代表の中で最年少、21歳の後藤啓介(フライブルク)とのエピソードを披露した。
「昨日帰国したら後藤啓介が僕のところに来て、『佑都さん、僕のユニフォームもらってください。これから必ず価値上げます!』ってユニフォームを渡してきた。ユニフォームくださいは言われても、もらってくださいと言われたのは初めて。正直驚いたよ。
W杯で試合出場は少なかったけど、啓介のチームへの忠誠心は感動すら覚えた。でも悔しいよな。この悔しさを胸に高く高く羽ばたけ!心から応援してるよ!」
後藤は長友と同じく、北中米W杯での出番はグループステージでの途中出場1回のみだった。悔しさを糧に――新シーズンからはブンデスリーガでプレーする俊英の活躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】後藤が長友へ渡した「必ず価値を上げる」サイン入りユニホーム
2026年07月03日 08:32
ホッフェンハイムがNECに所属する日本代表MF佐野航大の獲得に動いているようだ。2日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2023年夏に加入したNECでここまで公式戦通算98試合に出場している佐野。在籍3年目の2025−26シーズンはエールディヴィジ全34試合に先発フル出場し、3ゴール7アシストをマーク。FIFAワールドカップ2026のメンバーからは落選したが、昨年6月には日本代表デビューを飾った。
佐野に対してはエールディヴィジ3連覇中のPSVのほか、国外の複数クラブが関心を寄せており、NECもオファー次第で今夏の売却に応じる見通し。日本代表DF町田浩樹が所属するホッフェンハイムはすでに本格的なオファーを提示し、近日中にクラブ間合意に達する可能性があることから、佐野は現地時間7月1日に行われた親善試合でメンバー外になったことが報じられている。
移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、ホッフェンハイムは佐野と2031年6月末までの5年契約を締結することで口頭合意に達したとのこと。NECとのクラブ間交渉は続いているが、獲得に向けて一歩前進したようだ。
オランダメディア『Voetbal International』は、ホッフェンハイムがNECに対して提示したオファーは固定費1800万ユーロ(約33億円)であり、ボーナスを含めると総額2000万ユーロ(約37億円)に達する可能性があると指摘。この金額での移籍が成立した場合、ファジアーノ岡山から推定50万ユーロ(約9200万円)で加入した佐野は、クラブ市場最高売却額でNECを去ることになる。
なお、ホッフェンハイムには町田が在籍しているほか、過去には宇佐美貴史(現:ガンバ大阪)も所属。佐野が加入すればクラブ史上3人目の日本人選手となる。