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2026年07月01日 14:41
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表とヒューストン・スタジアムで対戦。29分に佐野海舟のゴールで先制するも、56分と90+5分に失点し、1−2で敗れた。 試合後、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』を更新し、ブラジル戦を振り返った。 「泣きたくなる。悲しい。行けたでしょ。素晴らしい前半を戦ってくれて、良い戦いを続けると思った。やっぱり勝てるチャンスはあった。後半の戦いはちょっと苦しかった。いろんな意味も含めて修正しなきゃいけないところもたくさん見えた。本当に悔しいし、悲しいし、また4年後にチャレンジしなくちゃいけない。長いなって思う」 幸先よく先制点を挙げ、無失点で前半を終えた日本。しかし、後半は相手に完全にボールを握られてゲームを支配され、劣勢を強いられた。その原因を闘莉王氏はこう分析する。 「前半は点を取った後でも、ちゃんと勇気を持って自分たちでボールを保持する。少しリスクを負いながらでも、なんとか(相手の攻撃を)押し返す形は何回かできていた。それが後半になって、相手が少し圧力をかけてきたところで、押し返す勇気やパワーがなかった。何よりもボールをつなぐことや相手を押し返していく。少しリスクを負ってでもサイドでボールをつなぐ。そういうことがまったくできていなかった。それが大きな違いになった」 また、66分に堂安律と中村敬斗の両ウイングバックを下げて、菅原由勢と鈴木淳之介を投入した森保一監督の交代策にも言及。「菅原選手と鈴木選手を入れた時点で、これは点を取られたら終わりだと思った。ああいったカードの切り方はしちゃいけない」と見解を示す。 そして「選手たちは良く頑張ってくれた。献身的にやってくれた。監督は勇気を持って守りだけを考えず、跳ね返したボールをどうつないでいくか。勇気を持ってやらないとブラジル相手には勝てない。勝てるチャンスはあった」と語気を強めた。 最後に今大会の戦いぶりを、「成長はしてきている。これは間違いない」と断言し、「点は取れている。ブラジル相手でも先制点が取れて、さらに追加点が取れるチャンスもあった。最後の最後で勇気が足りなかった。攻めに出る勇気が少し足りなかった」と総括した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 17:02
「良いタイミングでスライディングに行ってないですよ」
北中米ワールドカップのブラジル戦で2失点目を喫する直前、冨安健洋がガブリエウ・マルチネッリに対して絶妙なタイミングでスライディングを仕掛けたように映った。しかし、本人の見解はまったく違っていた。
「あの場面は相手が上回った」のではなく、「自分が駆け引きで負けた」。そう言い切ったのである。
「本当に細かい、もう見ていても分からないぐらいのものがそこにはあって。僕が良い時であれば、あれも確実に対応できたので。あのワンシーンだけを切り取ってみても、本当に駆け引きで負けたというか、力不足を感じた場面でした。
自分の判断であのプレーを選択して、間に合わなかったので。だから力不足、まだまだ足りないという言い方をさせてもらいました」
冨安は、コンディションが万全であれば、あの場面でも「どうせパスするでしょ」と思えるだけの余裕があったはずだという。
「スライディングもしなくてもいいのがベストですけどね。口で言っても仕方ないので。強いて言えば、そこのゲーム感のところ。本当に研ぎ澄まして、究極のビッグゲームでビッグモーメントのところで力を出し切れなかった。この2年間のツケがあそこで来たんだろうなという感じですね」
その背景には、長期離脱によるブランクがある。
「もし日常が違って、ああいうシーンが毎日のようにある環境であれば。実際、アーセナルにいた時もありましたし。まだいれば問題なく対応できたシーンだったと思うので。まだまだだし、力不足だし、成長しないといけないと改めて思えた大会でした」
さらに冨安は、自身をもう一段階高めるために必要な環境についても言及した。
「今やっぱり現代サッカーで群を抜いてレベルが高いのはプレミアリーグですし。実際にそこにいたこともあって、そこの厳しさっていうのはもちろん知ってるんで。まだチャンスがあるか分からないですけど、考える中で一番厳しい環境っていうのはそこなんだろうなと思いましたね」
ブラジル戦では2年ぶりのフル出場を果たし、「120分やれた感覚があった」とコンディション面での手応えも口にした。それでも本人が見据える基準は、世界最高峰の舞台だ。
失点シーンを相手のスーパーゴールではなく、自身の判断と駆け引きの敗北として受け止める姿勢。そして、その原因を日常のレベルにまでさかのぼって分析する自己評価の厳しさこそ、冨安が再び世界最高峰を目指そうとする理由なのかもしれない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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2026年07月01日 16:57
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で強豪ブラジル代表と対戦。1−2の逆転負けを喫して、ラウンド32で姿を消した。
この試合翌日、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が自身のインスタグラムを更新。「日本代表のワールドカップが幕を閉じました。サムライブルーへのたくさんの応援ありがとうございました。素晴らしいチームでした」と綴り、今大会に臨んだ選手や監督、スタッフを合わせた総勢70人超の集合ショットを公開した。
この投稿に対して、ファンからは「本当に素晴らしいチームでした」「ずっと応援しています」「4年後期待しています」「涙出ちゃうよ」「美しくてかっこいい」「興奮と感動をありがとう」「とてもいい写真ですね」「碧くん!笑って!!」といったコメントが寄せられた。
ブラジル戦後、涙を浮かべていた選手たちは笑顔を見せた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】ブラジル戦後、日本代表チームの“70人超え集合ショット”!
2026年07月01日 16:23
東京ヴェルディは1日、大分トリニータからFWキム・ヒョンウを完全移籍で獲得したことを発表した。
現在24歳のキム・ヒョンウは、韓国のFCソウルU-15を経て青森山田高校へ進学。その後は常葉大学でプレーし、2024シーズンに大分トリニータでプロキャリアをスタートさせた。2025シーズン途中にはいわきFCへ期限付き移籍し、J2リーグ18試合3得点を記録。大分復帰後の2026年も百年構想リーグで16試合5得点をマークするなど、得点力を発揮していた。
180センチ、77キロの体格を生かしたフィジカルの強さに加え、前線での献身的な守備やゴールへの嗅覚を兼ね備えるストライカーは、その活躍が評価され、J1の舞台へとステップアップすることになった。
加入に際しキム・ヒョンウは、「大学生の頃にJ1昇格プレイオフ決勝を見て『いつか必ず自分もJ1の舞台で戦いたい』と強く心に誓いました」とコメント。「その夢への大きな一歩として、東京ヴェルディの一員になれたことを大変光栄に思います」と喜びを語った。
さらに、「自分を必要としてくださったクラブへの感謝を胸に、ピッチでのプレーと結果で必ず恩返しします」と決意を示すと、「誰よりも勝利にこだわり、誰よりも結果にこだわり、東京ヴェルディの目標を達成するために、自分のすべてを懸けて戦います」と力強く宣言した。
2026年07月01日 15:58
トッテナム・ホットスパーが、ウェストハムからポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスを獲得することで合意したようだ。
2026年07月01日 15:51
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で強豪ブラジルと対戦。29分に佐野海舟のゴールで先制したものの、56分に追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を、1−2で逆転負けを喫した。
試合後、最後の失点に絡んで号泣する田中碧は慰めたかと思えば、試合前の発言が物議を醸した塩貝健人を挑発するなど、話題となったブラジル代表のFWマテウス・クーニャは、取材エリアで「アジアのサッカーがこれほどのレベルになると想像していたか」と質問を受け、こんな発言をしていた。
「僕は日本でのオリンピックを経験したし、今の日本サッカーがいかにビッグで、どれほど成長したかを知っている。誰もが日本代表に大きな敬意を抱いているんだ。厳しい戦いになることは分かっていたよ。もう少し楽な展開になればと思うけど、実際はそうはいかない。今の日本代表は本当に強いチームだからね」
27歳のストライカーは「他の国のサッカーがこれほど大きく発展していく姿を見るのは、本当に素晴らしいことだよ」と続けた。
日本サッカーの進歩については、感銘を受けているようだった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 14:49
現地6月29日にヒューストンで開催された北中米ワールドカップのラウンド32で、日本代表は最多5回の優勝を誇るブラジルと対戦した。29分に佐野海舟のゴールで先制したものの、56分に追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し、1−2で逆転負け。ラウンド32で敗退となった。
オランダ戦で左膝を負傷し、その試合の出場だけに留まった久保建英は翌日の取材で、次のW杯に言及。「4年ありますけど、なんだかんだ選手の寿命も長いですし、実力的に言ったら、今回選ばれた選手たちがたぶんこのまま残っていくんだろうなというくらいレベルが高い」と口にした。
また、25歳の自身より下の世代の台頭について質問をすると、「もちろん伸びてきてほしいですけど、現状だと4年後、じゃあ僕の下の世代が何人もワールドカップメンバーに入ってるかって言われたら、ここから急激にいま入っているメンバーが衰えない限りは同じメンバーなんじゃないですかね」と指摘。「今はすごくレベル高いですし、それに割って入れるほどの選手がまだいるとは思えない」と本音を述べた。
W杯のメンバー入りしたともに21歳の塩貝と後藤は、1試合の出場、それも終盤の投入に留まった。
「塩貝選手、後藤選手は非常に悔しい思いを今回してましたし、すごくポテンシャルも能力もある二人なんで、ここから頑張りたいみたいなことは、塩貝選手とちらっと話もしましたけど、じゃあこの今の代表に割って入れる選手がどれだけいるのか」
そして、「僕は楽しみにしている余裕もないので、まず次も選ばれるように頑張りたいですけど、僕の年下で確実に選ばれる選手がいるのかと言ったら、(横で取材を受けていたGKの鈴木彩艶に視線を送り)そこにいる選手ぐらい」と続けた。
一方で、「二年後、三年後、今いる代表の選手たちを押しのけて入ってくる選手が現れるならば、それは今まででよりもチームが強くなっていることだと思うので、そういう意味ではそうなるべきだと思う」とも。だが、現状では、その可能性は高くないと考えているようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 14:41
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表とヒューストン・スタジアムで対戦。29分に佐野海舟のゴールで先制するも、56分と90+5分に失点し、1−2で敗れた。
試合後、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』を更新し、ブラジル戦を振り返った。
「泣きたくなる。悲しい。行けたでしょ。素晴らしい前半を戦ってくれて、良い戦いを続けると思った。やっぱり勝てるチャンスはあった。後半の戦いはちょっと苦しかった。いろんな意味も含めて修正しなきゃいけないところもたくさん見えた。本当に悔しいし、悲しいし、また4年後にチャレンジしなくちゃいけない。長いなって思う」
幸先よく先制点を挙げ、無失点で前半を終えた日本。しかし、後半は相手に完全にボールを握られてゲームを支配され、劣勢を強いられた。その原因を闘莉王氏はこう分析する。
「前半は点を取った後でも、ちゃんと勇気を持って自分たちでボールを保持する。少しリスクを負いながらでも、なんとか(相手の攻撃を)押し返す形は何回かできていた。それが後半になって、相手が少し圧力をかけてきたところで、押し返す勇気やパワーがなかった。何よりもボールをつなぐことや相手を押し返していく。少しリスクを負ってでもサイドでボールをつなぐ。そういうことがまったくできていなかった。それが大きな違いになった」
また、66分に堂安律と中村敬斗の両ウイングバックを下げて、菅原由勢と鈴木淳之介を投入した森保一監督の交代策にも言及。「菅原選手と鈴木選手を入れた時点で、これは点を取られたら終わりだと思った。ああいったカードの切り方はしちゃいけない」と見解を示す。
そして「選手たちは良く頑張ってくれた。献身的にやってくれた。監督は勇気を持って守りだけを考えず、跳ね返したボールをどうつないでいくか。勇気を持ってやらないとブラジル相手には勝てない。勝てるチャンスはあった」と語気を強めた。
最後に今大会の戦いぶりを、「成長はしてきている。これは間違いない」と断言し、「点は取れている。ブラジル相手でも先制点が取れて、さらに追加点が取れるチャンスもあった。最後の最後で勇気が足りなかった。攻めに出る勇気が少し足りなかった」と総括した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 14:39
北中米ワールドカップでベスト32止まりだった日本代表の冨安健洋は、大会を振り返るなかで、自身をさらに成長させるためには「より厳しい環境」が必要だとの考えを示した。
2026年07月01日 14:30
パリ・サンジェルマン(PSG)が、モナコに所属するアメリカ代表FWフォラリン・バログンの獲得に興味を持っているようだ。フランス『Foot Mercato』が報じた。
昨季は控えFWという立ち位置ながら公式戦45試合で12ゴールを記録したポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスをミランへ売却したPSG。加えて、韓国代表FWイ・ガンインもアトレティコ・マドリードへの移籍が有力視されていることから攻撃陣の再構築を進めているようだ。
PSGはモナコに所属するフランス代表FWマグネス・アクリウシェと、ライプツィヒでプレイするコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデが攻撃にダイナミズムと推進力をもたらす理想的な補強だと考えている模様。その一方で、PSGはラモスの後釜となる新たなCFの獲得も真剣に検討しているという。
そのなかで、バログンはPSG内部で高く評価されているとのこと。とりわけ、リーグ・アンでの豊富な経験を高く評価しており、チームに迅速にフィットすると考えているという。モナコは財政面からバログンの放出を排除していないが、現時点でPSGとの交渉は行われていないようだ。
アーセナル下部組織出身のバログンは2020年10月にトップチーム昇格を果たすと、複数クラブへのレンタル移籍を経て、2023年夏にモナコへ完全移籍。昨季は公式戦43試合で19ゴールを記録すると、現在北中米で行われているワールドカップでも2ゴールを記録している。
2026年07月01日 14:07
FIFAワールドカップ2026敗退決定から一夜、渡辺剛は「全然寝られなかったので、みんなと話しながら過ごしていました。反省もありますし、本当に多くのプレッシャーを感じた中で今までやってきました。敗退して緊張が解けて、リラックスしながら話していました」と明かした。
アジア最終予選から本格導入となった3バックで、左右中央を問わずプレー可能でタフネスを発揮し続けた渡辺の存在感は際立っていた。自身初のFIFAワールドカップでは、初戦のオランダ代表戦ではフル出場を果たし、第3節のスウェーデン代表戦では途中出場。相手の反撃を封じ、試合を締めくくる役割を担った。「理想のワールドカップではなかったですけど、オランダ戦に出て、次(チュニジア戦)はベンチで、スウェーデン戦は途中から出て、最後の試合(ブラジル戦)は出番なく終わってしまった。個人的には悔しさの残る大会でしたけど、自分が出た時のパフォーマンスとしては緊張感なくできましたし、自分自身まだまだやれると感じた大会なので、この悔しさをこの先につなげていきたい」と前を向いた。
自身のSNSには「サッカーを始めた頃からずっと夢見てきた舞台だったワールドカップ。諦めることなく目指し続け、たどり着いたこの舞台は、何にも代えられないほど素晴らしい経験になりました」と投稿。その裏には、ブラジル戦でピッチに立てなかった悔しさもあった。
「前回のアジアカップ、最後のイラン戦ですかね。ロングボールが来ていた時に出られなかった悔しさがあり、今回のブラジル戦で僕が出ていたら守れていたと僕自身は思いました。そこに成長があったのかどうか。監督からそこまでの評価を得られていたのか。どういうプランを考えていたのかは分かりませんが、僕を使うという選択肢にならなかったのは、僕自身の実力がまだ足りないということ。自分の中でその悔しさがすごくあったので、考えながら振り返りました」
そして、SNSに投稿した渡辺らしい文章とともに添えたのが、試合後に上田綺世と抱き合う一枚の写真だった。フェイエノールト、そして日本代表でともに戦ってきた仲間だからこそ、その胸中を誰よりも理解していた。「フェイエノールトで成長している姿も見てきましたし、日本代表で結果を出さないといけないプレッシャーは間違いなくあったと思います。今のワントップはそんな簡単なものではないです。その重圧がある中でチュニジア戦で得点を取って嬉しかった。最後のブラジル戦でも彼自身は素晴らしいパフォーマンスをしていたと思いますが、勝てなかったという悔しさがあると思います」。続けて、「得点を取るのがFWと言ってしまえばそれまでですけど、本当にチームへの貢献度を考えたら、綺世がいない代表は考えられなかったと思うので、『まずはおつかれさま。やれることはやった』と伝えました」と明かした。
仲間の痛みを誰よりも理解し、自身も悔しさも真正面から受け止めた。世界最高峰の舞台で得た経験を糧に、渡辺はさらなる成長を目指す。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
2026年07月01日 14:01
日本代表のキャプテンとしてFIFAワールドカップ2026を戦ったDF板倉滉が、敗退から一夜明けて取材に応じた。
”最高の景色”を合言葉に、FIFAワールドカップ2026での優勝を目指して戦った日本代表。グループステージこそ2位で突破したものの、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ではブラジル代表と対戦。王国相手に善戦を見せたものの、後半アディショナルタイムに失点し、2ー1で逆転負け。ブラジルを追い詰めたものの、決勝トーナメントではまたしても勝利を収められなかった。
板倉は、大会直前に遠藤航がチームを離脱したことで急遽キャプテンに就任。当然戸惑いもあった中で、やるべきことをやったと語った板倉だが、今回の環境が非常に良かったと振り返った。
「本当に恵まれた環境。麻也くん(吉田麻也)、南野選手(南野拓実)、佑都くん(長友佑都)、長谷部選手(長谷部誠)もコーチングスタッフにいて、何かあれば聞きながら、相談しながらということができる環境にあったので、感謝しないといけないです」
過去に日本代表でキャプテンを務めた長谷部コーチや、吉田選手がチームにいた中で、色々なアドバイスももらったという板倉。遠藤が代表引退を表明したこともあり、この先もキャプテンを続ける可能性はある。
板倉は「キャプテンをやらせてもらった中で、そういう選手たちがどういうものを背負っていたか、どういうことを考えていたかっていうのが少しだけわかってきた」と、キャプテンとして背負うものについて言及。「まだ、そういった選手たちのところには到達していないし、もっと信頼されるようになるには時間も必要だと思う」と、自身はまだ足りていないとした。
ただ、「現時点で後悔とかはあまりないです。自分としてはチームにとて必要なことはやっていたと思います」と、急遽就任したとはいえ、自分なりのキャプテン像を体現できたとコメント。「みんなが意欲的にやってくれたところは、本当に感謝しなきゃいけない」と、チーム全体で、ベンチメンバーも含めてモチベーション高くやれていたことに感謝した。
【動画】W杯でも流れた日本代表26名、全選手紹介ムービー
🌎FIFAワールドカップ2026™⚽️🏆
🇯🇵SAMURAI BLUE|𝑺𝑸𝑼𝑨𝑫🔹
ともに #最高の景色を 見よう。#サッカー日本代表
Courtesy of FIFA pic.twitter.com/e3q49l5J5H— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) June 29, 2026
2026年07月01日 14:01
北中米ワールドカップで現地6月30日、ラウンド32の3試合が行なわれた。
2026年07月01日 13:23
FIFAワールドカップ2026で優勝という壮大な目標を掲げながら、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)でブラジル代表に1−2の逆転負け。日本代表は今大会から去ることになってしまった。
今大会を戦ったメンバー26名が最後の取材に応じ、エースナンバー10を背負う堂安律は「本気で優勝を目指したからこそ、1ミリでも、1パーセントでも近づいたと確信している」と強調。「4年前より手応えのある大会になった」と自信をのぞかせた。
しかしながら、結果はベスト16だった前回大会を下回るベスト32。もちろん出場国が32カ国から48カ国に増え、優勝へのハードルが一段階上がったことも大きかった。だが、「このチームなら、もう少し先に進めたのではないか」という印象も強かっただけに残念だった。
「試合が終わってから、どうやったらあのブラジルに勝てたのかを考えました。自分たちが持っている技術、フィジカル、メンバー、コーチングスタッフ、自分がどういうことをしていたら勝てたのか。他に選択肢があったのか。食事中に近い選手と話もしましたけど、大会が終わった今、優勝までの遠さを改めて感じています。昨日も誰かが『この日本代表の中で誰がブラジル代表に入れるのか?』と言い出して、『うーん』とクエスチョンになった。結局、そこが今の日本代表の答えなんじゃないかというのは、全選手が感じていることかなと思います」
これは堂安の発言だが、彼が言わんとしていることは「突出した個の力という部分で、日本はブラジルを上回れることができていなかった」ということだろう。特に攻撃面では、佐野海舟が値千金のゴールを奪ったものの、絶対的エースの上田綺世にしても、前田大然と伊東純也の2シャドーにしても、一人で局面を変えるまでには至っていなかった。
堂安自身も2018年9月のコスタリカ代表戦で日本代表初キャップを刻んでから、「点を取ってチームを勝利へと導けるアタッカー」を目指して突き進んできた。だからこそ、悔しさはひときわ強いはず。2022年のカタール大会では森保一監督からジョーカーに指名され、短時間の出場でドイツ代表とスペイン代表からゴールを奪い、ヒーローになった。今大会はオランダ代表戦でのコーディー・ガクポ封じ、ブラジル代表戦でのヴィニシウス・ジュニオールのカバーを筆頭に守備にフル回転。凄まじい貢献度の高さを示したが、攻撃で違いを見せることは思うようにはできなかった。
本人は「日本代表が優勝する可能性が限りなく高くなるやり方にトライしたので、後悔はしてません」とは言うものの、アタッカーとしては複雑な感情を抱いたこともあったに違いない。「大会中は全てを(外で)見せるわけではないので、正直、葛藤はありました。自分がやるべきことと、堂安律という自分なりの理想像と。ただ、これだけサッカー界にいれば、自分がどこまでやれて、どこまでできないのかは分かっている。その中で、最大値を発揮して、日本代表のために何ができるのかを常に考えていました。勝つための貢献をしようという意味で、やれることはやりましたし、そのうえでの敗退なので、試合後に力不足だと言ったのは本心ですね」と堂安は自分なりに折り合いをつけて、自身2度目のワールドカップで戦い抜いたという。
この姿は本人が3年半前のカタール大会の後、描いた“10番像”とは違ったものになったかもしれない。それでも、これだけ犠牲心を持って献身的に守備ができる10番というのは今までいなかった。それはそれで素晴らしいこと。堂安は右ウイングバックとして圧倒的な存在感を示したし、彼ほどの守備強度を出せる選手は今の日本代表にはいなかった。そこは称賛されるべき点だ。“新たな10番像”を体現したと言ってもいいだろう。
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2026年07月01日 13:12
現地6月30日に開催された北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、開催国のメキシコがエクアドルとメキシコシティ・スタジアムで対戦。2−0で快勝してラウンド16進出を決めた。
立ち上がりから攻勢をかけるメキシコは22分に先制。ロベルト・アルバラードの浮き球パスから最終ラインを抜け出したフリアン・キニョネスが強烈な一撃でネットを揺らした。さらに31分にはラウール・ヒメネスが技ありシュートを決めて追加点奪取。後半には相手に攻め込まれる時間があったものの、最後まで堅い守りでゴールを許さなかった。
グループステージでは南アフリカ戦(2−0)、韓国戦(1−0)、チェコ戦(3−0)を下して3戦全勝で首位通過。その勢いは決勝トーナメントでも止まらず、ここまでの4試合で8得点・無失点と盤石の戦いを見せている。
メキシコの好調ぶりに対して、SNS上では「スピード感がレベチ」「勢いってほんと大事」「一人ひとりがノリまくってる」「強すぎるわ」「日本の上位互換」「めっちゃいいサッカーするな」「鬼強い」「日本が目指すべきスタイル」「上手い、速い、力強い」といった声があがっている。
ラウンド16ではイングランド対DR今後の勝者と激突。8強入りを決められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】メキシコ代表のゴラッソ2発!
2026年07月01日 13:04
FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ブラジル代表戦から一夜明け、日本代表は今大会最後の取材対応を行った。敗退を告げるホイッスルから約24時間。改めて悔しさを口にする選手、気持ちを切り替えて前を向く選手、いつもより柔らかな表情を見せる選手。26人それぞれが、それぞれの形で敗戦を受け止めていた。
「うーん、ちょっと昨日よりガックリきている感じですね。昨日はまだ現実を受け入れられなくて、全く終わるつもりもなかったですし。なんか急にワールドカップが終わってしまった感じがして、日が明けて実感が湧いてきてしまったという感じですね」。そう率直な思いを明かしたのは小川航基だ。普段は「俺がゴールを取る」と力強い言葉を口にするストライカーも、この日は声のトーンも普段より控えめだった。「今の気持ちとしては、とにかく休みたい。想像以上に精神力を使っていたんだなと思いました。(4年後の2030年大会は)もちろん目指すと思いますけど、今は一旦心を落ち着かせたいです」。
前夜には自身のInstagramを更新し「僕にとって初めてのワールドカップは想像以上のものでした」と綴った。その「想像以上」という言葉に込めた思いについて、小川は「言葉にするのは正直難しい」と前置きしつつ、「本当に夢の中にいたような感覚」だったという。「今も本当に終わったのかな?という感覚です。なかなか言葉では言い表せないくらい、本当に何にも代え難い人生の期間でした」と振り返った。
グループステージ初戦のオランダ代表戦では途中出場でワールドカップデビューを果たし、1点ビハインドの場面で伊東純也のCKに得意のヘディングで合わせた。記録上は鎌田大地のゴールとなったものの、同点弾をお膳立てし、大舞台でも存在感を示した。「そんなに長く出られなかったですし、俺のゴールではなかったですけど、やっぱり俺はああいう舞台で何かを残せる側の人間。そういう自信は付きました」。目指し続けたワールドカップの舞台で得た経験と手応えは、小川にとって何ものにも代え難い財産となったことだろう。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【動画】ブラジルを追い詰めるも、後半ATに悲劇…