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3日間で18会場へ。浦和レッズの選手たちが街に出た理由

2026年06月30日 18:59

 6月6日(土)、明治安田J1百年構想リーグが閉幕したが、その直後の3日間、浦和レッズの選手たちがホームタウン各地へ足を運んだ。さいたま市内の小学校、保育園、警察署、赤十字……計20会場を巡った集中ホームタウン活動は、クラブが積み重ねてきた“地域との関係”の現在地を映し出す。なぜ今、レッズは街へ出るのか。その背景と歩みに追った。  9日(火)、「さいたま市立中尾小学校」を訪問したGK吉田舜(藤枝MYFCへの完全移籍を発表)、MF和田武士は、まず1年生4クラスの各教室を回り、この春入学した児童たちへの入学祝いを贈呈。最後のクラスでは予定外のパフォーマンスも飛び出し、和田がリフティングを、吉田がキャッチングを披露するなどして喝采を浴びた。その後、全学年の教室の前を歩き児童たちに挨拶。当初は児童たちが教室の中から手を振って、それに二人が廊下から応える、という形が想定されていたが、ほとんどの児童が廊下に出て選手を待ち、その人垣の中を通りながらハイタッチを交わすという光景が続いた。  中尾小学校に続いて向かった「南浦和たいよう保育園」では、近くにある姉妹園の「おおぞら保育園」の園児たちと合わせて20数人の年長児と交流した。2人がリフティングとキャッチングを披露したあと、選手1人に対して3人の園児がボール奪取にチャレンジするというゲームを行った。さらに園児が2組に分かれて吉田と和田がそれぞれ加わり、ボールを使ったリレー競争を行うなど、大歓声の中で訪問を終えた。  自身も5歳の男の子がいる吉田は「『おはようございます』と言ったら大きな声で返してくれるところは、小学1年生も保育園の年長さんも変わらず、可愛いですね。うちの子も園ではあんな感じなのかな、と思いました」。和田は「保育園の子たちとのボールの奪い合いでは、だいぶアグレッシブに取りに来てくれました。良い選手が眠っているんじゃないでしょうか。小学校では、かなりレッズを好きそうな子がいたので、試合を観に来てほしいなと思いました」と、それぞれこの日の感想を語っていた。  また10日には、GK佐藤瑠星(モンテディオ山形へ育成型期限付き移籍を発表)とFW肥田野蓮治が「1日浦和警察署長」を務めた。制服姿でJR浦和駅東口に立ち、「特殊詐欺防止キャンペーン」の啓発活動として、警察庁推奨「特殊詐欺対策アプリ」のインストール方法が掲載されたチラシなどの啓発グッズを2人が配り始めると、用意された500セットはすぐになくなった。  ホームタウン活動への参加が初めての肥田野は「浦和の街の方々と一体になってこういう活動ができるのは、サッカー以外でもパワーをもらえるような良い経験になりました」と語り、ホームタウン活動への参加経験がある佐藤は「地域の方々と交流できるのは自分自身の活力になりますし、こうしたキャンペーンを通して、特殊詐欺防止への関心を高めてもらうとともに、サッカーにも興味を持ってもらえたらと思うのですごく良い活動ができたと思う」と語っていた。  他に、日本赤十字社埼玉県支部を訪れたDF荻原拓也とDF田中義峯が、AED(自動体外式除細動器)を用いた救急法体験をはじめ、災害発生時に活用される臨時救護所(エアーテント)の設営体験を行うなど、在籍選手の半数以上が、さいたま市内の小学校や保育園、区役所や警察署、消防署など、3日間で20会場を訪れた。これほど集中した活動は初めてだった。  浦和レッズには、地元の自治体や公共団体、行政機関、あるいは協力関係のある団体からの要請が数多くあり、クラブも積極的に選手を派遣する意向だが、今年は特別大会の終了まで連戦が続いたこともあり、すべての要請には応えきれていなかった。そこでチームがオフに入ったのを機に、この3日間に集中して選手がホームタウン活動に参加したというわけだ。一方で、この期間にはホームタウン活動以外にも、パートナー企業への挨拶回りなど、選手が分かれて各種対外活動を行った。 2006年、商店会回りが変えたクラブの意識  浦和レッズに「ホームタウン部」ができたのは2000年。J2に降格したことを機に設けられた。かつては地域のイベントなどに選手の派遣要請があった際、現在ほど多くの選手が地域活動に参加する機会はなかった。それはセキュリティー上の問題などが理由だと言われていたが、クラブが積極的に地域へ出ていくという発想自体が、まだ十分に浸透していなかった時代でもあった。  しかし、レッズ誕生10年を過ぎたころから徐々に変化が表れた。初めてタイトル(Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝)を獲得した2003年、優勝賞金の一部でさいたま市内の小学校にボールを寄贈したのを皮切りに、タイトルを獲るたびに、中学校、保育園・幼稚園などへと広げながら、サポートへのお礼を形として表すようになった。そこには、「地域に支えられているクラブだからこそ、成果を地域に還元する責任がある」という考え方があった。こうした意識の変化は、地域との接点づくりにも表れていく。イベントなどに派遣される選手の顔ぶれも変わり、主力選手が参加する機会も増えていった。  そして2006年に大きな転換点が生まれた。当時のレッズは人気絶頂と言っていい時期で、ホームゲームのチケットはほぼ完売、埼スタには毎試合5万人台後半の入場者があった。ホームゲームでのスタジアムは熱狂に包まれ、クラブは順調に成長しているように見えた。  しかし、その一方でクラブにはある危機感が芽生えていた。ホームタウンである浦和の街は同じ熱狂に包まれているのだろうか――。旧浦和市の中心部にあった浦和駒場スタジアムから、市の最東端である埼玉スタジアムに本拠地を移した結果、入場者数は2倍、3倍に増えたが、その反面、試合後にスタジアムの熱が街に広がって行く機会は激減した。  スタジアムだけでなく、浦和の街全体からも期待されるクラブでありたい。そういう思いから2006年の秋に、クラブスタッフ全員が手分けして旧浦和市内の全商店会を回った。顔を出してポスターを渡すだけでなく、商店会長らとじっくり話をし、クラブへの要望や不満などを聞いて、そのレポートを集約した。  その結果、スタジアムでの熱狂とは対照的に、街のレッズ色が以前ほど感じられなくなっていることが浮かび上がった。これではいけない――。このことがその後のホームタウン活動の方向性を考える上で大きな契機になった。チームの勝利を大きく後押しする、満員の熱狂的なスタジアム。それに満足せず、ホームタウン全体を巻き込んでいきたい。それには、自分たちから浦和の街に出て行かなければならない。こうした考えは、その後のホームタウン活動の根底にある発想として受け継がれてきた。これがクラブの意識として現在も定着している。 「ゼロからイチへ」。ホームタウン本部の現在地  レッズの歴史を見ると、初期の最優先課題は「強くなる」「タイトルを獲る」ことであり、地域との関係はさほど重視されていなかった。浦和が持っていたサッカーとの親和性に甘えていた部分もあっただろう。  しかし時代は変わっている。レッズのホームタウンには年々新しい市民が生まれている。「サッカーのまち」という浦和のキャッチフレーズは、かつて高校サッカーで浦和の高校が何度も全国を制覇したという、浦和の人たちの誇りから生まれた自然な感覚だった。しかし、その歴史を知る人は徐々に少なくなってきており、「サッカーのまち浦和」とは浦和レッズの存在を指す言葉だと思っている若者も多い。  そしてクラブ自体が変わっている。ホームタウンに住む人で、一度もレッズの試合を見たことがない人、レッズに興味がない人が少なくないことに危機感を覚え、「待ち」「受身」ではなく、アクティブな活動を日々行っている。  クラブには現在、7人体制の「ホームタウン本部」がある。スタッフがホームタウンの人々と向き合い、その中で地域の人たちがやりたいこと、必要なことを聞き出して、一緒に課題を解決していくという活動が同本部の大枠だ。あるスタッフは言う。「自分たちの大きな役割の一つは、浦和レッズを知ってもらうこと。この地域の方々に、まずレッズという存在を知ってもらい、少しでも意識してもらう。いわば『ゼロからイチにする』ような、最初の段階を担うのがホームタウン本部だと思っています」  例えば、ホームタウン内の小学校(特別支援学校を含む)58校を対象とした新1年生と卒業生への記念品贈呈は、毎年の恒例事業になっているが、記念品は宅配便ではなくスタッフが手分けして配る。その際には、お祝いの言葉を伝えながら、各校の現状を聞いて自分たちにできることはないか模索する。そういう直のコミュニケーションを大事にしている。  薬師寺智之ホームタウン本部長は語る。「今回のように、3日間集中して選手がホームタウンへ出向く取り組みは、クラブとして初めての挑戦でした。いろいろな議論はありましたが、レッズは本来どうあるべきかという原点に立ち返り、レッズを知ってもらうきっかけづくりという意味でも、さらに選手に自分たちがいろいろな人に支えられているんだということを直に感じてもらう機会をつくるという意味でも、今回の取り組みは大事なものでした。浦和レッズはこの街のサッカークラブです。クラブの先輩たちがさまざまなものを築いてきた、そのバトンをもらって我々ホームタウン本部は活動しています。私たち自身が、もっともっと街の中に溶け込み、地域の方々と一緒に歩んでいきたいと思っています。今回の3日間は自分たちの力が試される良い機会でもあったと思っています」   レッズのホームタウン活動は、他クラブの先を進んでいるとは言えない。しかし、着実に前進している。今回の集中活動は、その実証であり、新たなスタート地点になったはずだ。  取材・文=清尾 淳

  • サッカー
  • ブライトンが最終ラインを刷新へ…オーストリア代表CBスヴォボダ獲得とフェルトマンの退団を発表

    2026年07月03日 00:03
     ブライトンは2日、ヴェネツィアに所属するオーストリア代表DFマイケル・スヴォボダの獲得を発表。また、同日にオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが契約満了に伴い退団することも併せて伝えている。  今夏の移籍市場において、センターバック(CB)の血の入れ替えが行われているブライトン。すでにオランダ代表DFヤン・ポール・ファン・ヘッケがトッテナム・ホットスパーへ旅立ち、イングランド人DFアダム・ウェブスターも契約満了で退団。さらに今回の発表でフェルトマンの退団も正式に決定した。  そんななか、ブライトンは現在オーストリア代表としてFIFAワールドカップ2026に参戦しているスヴォボダを4年契約で獲得。契約条件についてクラブは明かさなかったものの、イタリアメディア『トゥットメルカート』によると、同選手の契約解除条項である500万ユーロ(約9億円)を支払ったようだ。  現在27歳のスヴォボダについて、ファビアン・ヒュルツェラー監督は「彼はボール保持時も非保持時も、我々のプレースタイルにうまく適応できると確信しているし、多くの資質を兼ね備えている」と大きな期待を寄せ、太鼓判をを押している。  また、ブライトンはトッテナム・ホットスパーに所属するクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチの獲得に迫っており、移籍金は総額5000万ポンド(約107億円)とも報道され、近日中にも正式発表される見込みとなっている。

  • 日本代表多数所属のブンデス、新シーズンの日程発表! 開幕カードはバイエルンvsシュトゥットガルト、シャルケ復帰でダービーも復活

    2026年07月02日 23:16
     ブンデスリーガは2日、2026−27シーズンの日程を発表した。  リーグはすでに数日前から、シャルケの1部復帰に伴い復活するドルトムントとの“レヴィア・ダービー”の日程や、昇格を果たしたエルフェアスベルクの開幕カードなどを明かしていたが、新シーズンのすべての日程が決定した。    ブンデスリーガの第1節は8月28日から30日までの間に行われ、開幕戦は伊藤洋輝が所属するバイエルンvsシュトゥットガルトに決定。昨季2位のドルトムントは、ハンブルガーSVと対戦し、堂安律らを擁するフランクフルトは敵地でウニオン・ベルリンと対戦する。鈴木唯人のほかに、後藤啓介、山本理仁らが加わったフライブルクは、ブレーメンとの一戦に臨む。  復活した“レヴィア・ダービー”は第12節(2026年12月4日〜6日)と第29節(2027年4月9日〜11日)に開催される。また昇格を果たしたシャルケには、MF田中聡が今夏に加入しているおり、今季も日本人選手の活躍に期待がかかる。  なお、最終節は2027年5月23日。ブンデスリーガ16位と2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)3位が戦う入れ替え戦は、2027年5月27日/28日に1stレグ、2027年5月31日/6月1日に2ndレグがそれぞれ行われる。  ブンデスリーガ開幕節の対戦カードは以下の通り。詳細な日時は7月13日から17日の間に発表される予定となっている。※表記は現地時間 ■8月28日 バイエルン vs シュトゥットガルト ■8月29日/30日 ドルトムント vs ハンブルガーSV ライプツィヒ vs ボルシアMG フライブルク vs ブレーメン アウクスブルク vs シャルケ マインツ vs パーダーボルン ウニオン・ベルリン vs フランクフルト ケルン vs ホッフェンハイム エルフェアスベルク vs レヴァークーゼン

  • マンC、英国人史上最高額の約249億円でMFアンダーソンを獲得! W杯参戦中のイングランド代表と5年契約締結

    2026年07月02日 22:24
     マンチェスター・シティは2日、ノッティンガム・フォレストに所属するイングランド代表MFエリオット・アンダーソンの移籍について合意したと発表した。スポーツ専門メディア『ジ・アスレティック』によると、移籍金は1億1600万ポンド(約249億円)となり、契約期間は2031年までの5年契約を締結。1年間の契約延長オプションも付帯する。  現在23歳のアンダーソンはニューカッスルの下部組織出身で2021年1月にトップチームデビュー。2024年夏にノッティンガム・フォレストへ完全移籍で加入すると、ここまで公式戦通算92試合出場で6ゴール11アシストを記録。クラブの中盤を支えるだけでなく、イングランド代表のスタメンにも定着し、FIFAワールドカップ2026のメンバーにも選出されている。  今夏の移籍市場でステップアップが噂されるなか、3度のオファーを提示したマンチェスター・Cへ移籍。すでにメディカルチェックに合格しており、移籍の手続きは現在参戦しているW杯から戻り次第行われる。  また、移籍金はマンチェスター・C史上最高額となる1億1600万ポンド(約249億円)を記録。昨夏にニューカッスルからリヴァプールへ移籍したスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが記録した英国史上最高額となる1億2500万ポンド(約268億円)の更新とはならなかったが、3年前にウェストハムからアーセナルに移籍したイングランド代表MFデクラン・ライスが記録した1億500万ポンド(約225億円)を抜き、英国人としての史上最高額を更新することになった。

  • DF、MFの次はFW? トッテナムは今夏3人のFWを獲得か。ターゲットはクルピ、サビーニョら

    2026年07月02日 22:20
    プレミアリーグのトッテナムがマテウス・フェルナンデスの獲得を発表した。

  • “両利きの魔術師”カソルラが現役引退を発表…元スペイン代表が41歳でスパイクを脱ぐ「終わりとは、魔法が始まった場所、故郷だった」

    2026年07月02日 22:12
     元スペイン代表MFサンティ・カソルラが2日、自身のSNSを通じて現役引退することを発表した。  1984年12月13日生まれのカソルラは現41歳。地元オビエドの下部組織からビジャレアルの下部組織へ移籍すると、2003年11月にトップチームデビューを飾った。両足を卓越に操るプレースタイルで頭角を現し、スペイン代表にも名を連ねると、マラガを経て、2012年にアーセナルへ活躍の場を移した。  ロンドンでの初年度では、チームの年間最優秀選手に選出されるなど、主力選手として活躍。しかし、2015年以降は負傷にも泣かされ、一時は選手生命の危機にも直面したが、2018年夏にビジャレアルに復帰。その後、アル・サッドを経由し、2023年に古巣オビエドに帰還した。2年目には1部昇格に導き、トップリーグでの戦いは1年で幕を閉じたものの、オビエドに24年ぶりの歓喜をもたらした。  41歳でスパイクを脱ぐ決断を下したカソルラは、以下のようにコメントを残している。 「僕の物語は、大きなスタジアムやスポットライトの下で始まったわけではない。ごく普通のグラウンドで、ただサッカーがしたいと願う一人の少年から始まったんだ。そして、少しずつ、自分の力で道を切り開くことができた」 「素晴らしい経験をたくさんもしてきた。そして、予期せぬ困難な時期も経験した。それでも僕は、決して諦めなかった。そして最後、僕は戻ってくることができた。それは物語を終わらせるためではなく、すべてをもう一度体験するため、『なぜフットボールを始めたのか』を思い出すためだった」 「そして今、すべての騒音が静寂に変わり、スパイクを脱ぐ時、すべてが元の場所へと戻っていく。。終わりとは、魔法が始まった場所、僕の故郷だった。なぜなら、物語の中には決して終わらないものがあり、永遠に続くものもあるからだ。そう、“8”のように、無限のようにね」

  • 一時は右SBでスタメンも…… 25-26シーズンはPLで400分しかプレイできず。リコ・ルイスに移籍の可能性

    2026年07月02日 22:10
    今夏の移籍市場では右SBの補強を目指しているマンチェスター・シティ。ターゲットはチェルシーのマロ・ギュストだが、要求額は非常に高く、現状シティは別の選手を探している。 シティの右SBはマテウス・ヌネスとリコ・ルイスの2人が務めているが、基本的には前者のヌネスがシーズンの大半で起用されていた。 ルイスは守備時の対応に難があり、FAカップやカラバオカップといったカップ戦での起用が多く、重要なゲームではベンチから試合を見守ることが多い。25-26シーズンのプレミアリーグでのプレイタイムはわずか402分だった。 そんなルイスに対し、プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。『Team Talk』によると、そのクラブはエヴァートンとノッティンガム・フォレスト。 フォレストは以前もルイスに対する関心が報じられており、今回も獲得に乗り出している。フォレストはシティからユース出身のジェイムズ・マカティーを獲得しており、ルイスもここに続くのか。 シティは適切なオファーが届けば、移籍を容認するとみられている。

  • 浦和、26/27シーズンのトップチーム新体制を発表…FW松尾佑介らは他クラブと移籍交渉中

    2026年07月02日 21:24
     浦和レッズは2日、2026/27シーズンにおけるトップチームの体制を発表した。  浦和はマチェイ・スコルジャ前監督の下で、明治安田J1百年構想リーグをスタートさせたが、成績不振を受けて4月に同指揮官を解任。田中達也暫定監督就任後は、4連勝を飾ったがその後失速し、全体12位で特別大会を終えていた。そして秋春制となる2026−27シーズンからは、京都サンガF.C.を率いていた貴裁監督を新指揮官に招へいした。  新監督を支えるコーチングスタッフには、吉田達磨氏がヘッドコーチに就任。その他、杉山弘一氏や梅崎司氏など京都で共にしたメンバーも名を連ねている。   また、新シーズンを戦う選手それぞれの背番号も同時に発表。そのなかでクラブは、FW松尾佑介とFW松永颯汰の2名について「他クラブとの移籍交渉を進めている」と発表。今後については、去就が決まり次第の発表となるという。

  • 「まさか」「人生でこれほど言われたことはない」ブラジル代表から挑発、SNSに批判的コメントが殺到した日本代表FWが明かした心中「悪いことをしたとは思っていない」【W杯】

    2026年07月02日 21:00
     日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で最多優勝国のブラジル代表と対戦し、1−2で敗れた。

  • 去就は?これから数日どう過ごす? 帰国した森保監督に直撃「今の心境は、自分に対してはめちゃめちゃ、本当に…」【W杯】

    2026年07月02日 20:50
     日本代表は6月30日、北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、ブラジル代表と対戦。1−2で逆転負けし、ラウンド32で敗退となった。  それから2日。帰国の途に就いた森保一監督が、日本サッカー協会の宮本恒靖会長、山本昌邦・技術委員長兼ナショナルチームダイレクターと共に会見に出席した。  現在57歳の森保監督は、サンフレッチェ広島の監督などを経て、2018年のロシアW杯後に日本代表の監督に就任。第一次政権で臨んだカタールW杯は、グループステージでドイツ、スペインを破るも、決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗れた。  そして迎えた北中米W杯、第二次森保ジャパンは「目標は優勝」を強く打ち出して再挑戦。まず、グループステージで強豪オランダ、スウェーデンと引き分け、チュニジアに4−0で大勝、1勝2分の無敗で突破した。しかし、続くブラジル戦は先制したもののリードを守り切れず、再び決勝トーナメント1回戦で涙を呑んだ。  森保監督は続投するのか、新体制発足か。次の4年間を迎えるにあたり、その去就への関心が高まるなか、宮本会長は「監督を決める手順は決まっている。しっかりと手順を踏まないなかで、過程の話はできない」と説明した上で、森保監督の今大会の戦いぶりを次のように評した。 「日本の力をしっかりと発揮してくれたところはあった。例えば、オランダやブラジルの個の質の高い選手たち相手に上回る選手がいるのも事実。それは日本がやり続けてきたことが、あのガチンコの勝負ができたなかで測れた距離感だったと思う。  ただ、勝ち切れなかったのも事実。そういった意味ではやはり、基本の育成や強化、人材の発掘をやっていかなければいけない。個人的に相手を上回るプレーを見せたような選手の数をもっと増やすことが必要になる」    では森保監督本人は今、去就に関してどんな思いを持っているのか。会見の中盤で質問をぶつけた。ただ、悔しさが募るなかで自身の去就への言及はなかった。 「今の心境は、自分に対してはめちゃめちゃ、本当に...自分としてはもう悔しくて残念な思い。ブラジルに負けてしまって試合を振り返った時に、采配でチームを勝利に導けたとも考えられるので、そういった意味ではやはり、負けた悔しさがすごくある」  また、これから数日の過ごし方も訊くと、指揮官は「少し休んで、そこからまずは大会の振り返りをしっかりとしなければいけない。今決まっているところはそこまで」と答えた。  まずはエネルギーチャージ。その後に森保監督がどんな決断を下すのか、注目したい。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部) 【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!

  • 日本代表には「ありがとう!」、一方で…。韓国メディアが両国代表チーム帰国時の“違い”を報じる「辞任や給与返納を求める声、罵声や暴言」「対照的だった」【W杯】

    2026年07月02日 20:48
     決勝トーナメント初戦敗退の日本代表とグループステージ敗退の韓国代表。“帰国風景の違い”に、韓国メディアが注目した。  森保一監督が率いる日本代表は、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表に1−2で敗れ、ベスト16進出はならなかった。それでも7月2日に帰国すると、多くのファンが空港に駆け付け、選手たちを温かく迎えた。  この光景を韓国メディア『xports』は、「『ホン・ミョンボは出ていけ!』とファンから叫び声を浴びせられた韓国とは対照的に、日本の森保監督は白昼、700人のファンの歓声に迎えられて帰国した。『ありがとう』『お疲れ様』といった声が彼にかけられた」と伝え、日本と韓国の対照的な雰囲気を取り上げた。  同メディアは、日本代表の到着前から「羽田空港には約700人のファンが集まっていた」と紹介。さらに、「日本代表のユニホームを身にまとったファンや、ワールドカップのトロフィーのレプリカを手にしたサポーターが空港に集まり、選手たちが姿を現すと、あちこちから歓声が沸き起こった」と報じている。  また、「森保監督率いる日本代表チームがスーツ姿で羽田空港の到着ロビーに姿を現すと、無数のカメラのフラッシュとファンからの温かい声援が彼らを待ち受けていた。ファンは『よくやった!』『ありがとう!』といった感謝と激励の言葉を叫び、選手たちが到着エリアを去った後も、『日本代表、ありがとう!』という声援は鳴り止まなかった」と、歓迎ムードを詳しく伝えた。    一方で自国代表にも触れ、「これは韓国代表チームが帰国した際の雰囲気とは対照的だった」と指摘した。  グループステージ敗退を受けて帰国したホン・ミョンボ監督には、「監督の辞任や給与返納を求める声、罵声や暴言、そして太鼓の音が入り混じり、騒然とした状態になった」と報道。「ホン監督が到着ロビーに姿を現すと、怒号やブーイングはさらに激しさを増し、報道陣の質問にも応じることなく空港を後にした」と、その温度差を伝えている。  同じ大会を終えて帰国した両国代表。しかし、韓国メディアはファンが送った歓迎と抗議という対照的な光景に焦点を当て、その違いを印象的に報じていた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台

  • 世界一への距離と確信――森保監督がW杯帰国会見で語った「日本が得たもの」と今後の課題

    2026年07月02日 20:46
     『FIFAワールドカップ2026』での激闘を終えた日本代表が2日、帰国した。“最高の景色”という名の「世界一」を目標に掲げて挑んだ今大会、チームは決勝トーナメント初戦で優勝5回を誇る強豪ブラジルに惜敗。志半ばで大会を去る結果となったが、帰国記者会見に臨んだ森保一監督の言葉からは、悔しさのなかにも確かな手応えと未来への道筋が感じとれた。  会見の中で、今回のワールドカップ(W杯)で「日本が得たもの」について問われた森保監督は、ブラジルとの真剣勝負を経て「我々がこれまで積み上げてきたことが世界のトップクラスとの戦いの中で十分渡り合っていけるという手応えもたくさん感じました」と総括。さらに指揮官は「この成長をしっかり続けていけば、必ず世界一を取れる。そういう日が来るということを大会の中で感じることができた」と語り、日本サッカーの可能性に強い確信を示した。  一方で、世界の頂点との間にある「わずかな、しかし重い距離」も浮き彫りとなった。スコアこそ僅差であったものの、ブラジル戦で押し込まれる時間が続いた展開について、森保監督は「まだまだ個の部分であったり、チーム戦術であったりっていうところは上げていかなければいけない」と率直に認めた。具体的には、ボールを奪ってから攻撃へと転じる際のクオリティを挙げ、「相手のカウンタープレスを受けてまた奪い返されるシーンが多かった」と課題を口にした。守備から攻撃への移行時の精度は、これから世界のトップと対等に渡り合うための“必須条件”となる。  「自分に対してはめちゃめちゃ本当に自分としては悔しくて残念な思い」と、采配への悔しさを滲ませた森保監督。しかし、今大会での戦いは単なる敗戦ではなく、世界の勢力図における現在地を正確に測る貴重な機会となった。ここで得た確信と、突きつけられた課題に向き合うことこそが、日本が真の強豪国となるための試金石となるのかもしれない。

  • 「団結力を上げてくれた」世界が認めた組織力、森保一監督が吉田麻也と南野拓実の“ピッチ外”の貢献に感謝

    2026年07月02日 20:34
     日本代表は2日、FIFAワールドカップ2026の戦いを終えて帰国。

  • CL初出場のコモ、ラ・リーガ屈指の“指揮者”を獲得! セスク監督の同胞と2029年夏まで契約締結

    2026年07月02日 20:24
     コモは2日、ヘタフェからMFルイス・ミジャを完全移籍で獲得したことを発表した。契約は、2029年夏までの3年間となる。  スペイン紙『マルカ』によると、移籍金は600万ユーロ(約11億円)とのことだ。  ラ・リーガ屈指の“コンダクター(指揮者)”が、チャンピオンズリーグ初挑戦を控えるイタリアの新興に新戦力として迎えられる。1994年10月7日生まれのミジャ現在31歳。アトレティコ・マドリードのカンテラにも在籍したミッドフィルダーは、下位カテゴリーでプロキャリアを始めた後、テネリフェやグラナダとステップアップを重ね、2022年夏にヘタフェに加入した。キック能力と視野の広さ、戦術眼、そして守備の強度を買ったホセ・ボルダラス監督の下で、チームの“心臓”として君臨。今シーズンはリーグ戦で37試合に出場すると、記録したアシスト数の『10』は、ラミン・ヤマルに次ぐリーグ2位。ヘタフェのヨーロッパカンファレンスリーグ出場権獲得の立役者となっていた。  今夏の移籍市場では、Jリーグ勢における“アジアのライバル”ことアル・ナスルも移籍先として浮上していたミジャ。「これほど幸せだった場所を去るのは簡単じゃない」としつつも、「僕たちが経験したすべてを誇らしく思う。一生、心に残る思い出を胸にサヨナラだ」と自身の公式SNSにて、ヘタフェへの惜別を述べた31歳は、コモに加入するのに際して「コモで始める新たな挑戦にとても嬉しい気持ちで、意欲にも満ちている。コモのプレーモデルにとても共感したし、セスク・ファブレガスという素晴らしい監督が率いるチームだ。向上心と経験、そしてチームに貢献したいという気持ちで取り組んでいく。ファンのみんなの前でプレーすること、ともに素晴らしいシーズンを目指して戦うことが待ち遠しいよ」とクラブ公式サイトで意気込んだ。  また、コモを率いるセスク・ファブレガス監督は、「ルイスはフットボールを深く理解している選手だ。中盤に安定感、クオリティ、そして経験をもたらしてくれるだろう」と告白。続けて、「何よりも、我々が求めている人間性と野心を持っている。ボールを持っている、持っていないに関わらず、さまざまな局面でチームに貢献してくれるだろう。彼をコモに迎え入れられることを大変嬉しく思う」と“同胞の指揮者”に期待を寄せている。

  • 森保体制の続投か、それとも新指揮官か… JFAが踏む「次期監督決定」へのステップ

    2026年07月02日 20:22
     『FIFAワールドカップ2026』に出場していた日本代表の帰国会見が2日、東京都内で行われた。  この日の午後に帰国した日本代表を2大会連続で率い、グループステージ突破を果たした森保一監督に加え、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長と山本昌邦技術委員長兼ナショナルチームダイレクターが登壇。注目の集まる今後の監督人事について、宮本会長と森保監督が現状の考えを口にした。  一部報道では森保監督への続投要請が報じられるなか、会見に登壇した森保監督は「自分としてはもう悔しくて、残念な思いです」と率直な胸中を吐露。ブラジル戦の敗戦を受け、「采配でチームを勝利に導くことができたということも考えられる」と悔しさを滲ませつつ、今後については「これからは少し休んで、まずは大会の振り返りをしっかりとしなければいけない。いま決まっているのはそこまでです」と語るにとどめ、自身の進退についての具体的な明言は避けた。  9月以降にはインターナショナルウィークもあり、その先にはアジアカップが控えるなか、今後の焦点となる監督人事について宮本会長は、「監督を決める手順というのは決まっています」とした上で、「強化部であったり、技術委員会で(大会を)振り返り総括をした中での評価」を経て、最終的に理事会で決議されるという正式な手順を説明。そのため「その手順を踏まないで答えることはできない」との考えを強調した。  しかし、今大会の戦いぶりに関しては「日本の力をしっかりと発揮してくれたというところはあった」と一定の成果を認め、その一方で「勝ち切れなかったのも事実ですし、育成であったり強化であったり、人材の発掘であったりというものをやっていかなければいけない」と今後の課題も挙げた。  激闘を終えた日本代表の次期監督人事は、これから行われる技術委員会などの詳細な総括を経て本格化する見通しだ。森保体制の続投か、あるいは新たな指揮官へのバトンタッチか。次なる戦いを見据え、JFAが下す決断に注目が集まる。

  • 日本代表監督に立候補した本田圭佑氏、山本昌邦技術委員長は「本当に才能のある人」と将来に期待

    2026年07月02日 20:02
     2日、FIFAワールドカップ2026を戦った日本代表が帰国した。選手やスタッフは、羽田空港と成田空港に分かれて帰国。その後、都内で帰国会見が行われ、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長、山本昌邦技術委員長兼ナショナルチームダイレクター、そして森保一監督が出席した。  “最高の景色”を目指して臨んだ8度目のワールドカップ。大会様式も大幅に変更となった中で、日本はオランダ代表、スウェーデン代表、チュニジア代表とグループステージで同郷すると、1勝2分けで2位通過。今大会から決勝トーナメントはラウンド32からスタートした中で、5度の優勝を誇るブラジル代表と対戦。試合では日本が先制する展開となったが、後半アディショナルタイムに失点し、2ー1で逆転負け。大会を去ることとなった。  失意の帰国となった中、記者会見ではワールドカップの総括やブラジル戦の振り返りがあった中で、新監督候補についての質問が。森保監督の去就が未定の中、今大会の日本代表戦4試合を解説した本田圭佑氏が、自身のXで名乗り。「次の監督候補が見当たらずの繋ぎのオファーなら、僕を1年試してみてください」と、2027年にサウジアラビアで開催されるアジアカップで指揮を執りたいと表明した。  この件の質問が出ると、森保監督も笑顔に。山本技術委員長は、「意気込みというか、気持ちというのは非常に重要なことだと思いますし、先ほど会長からもお話がありましたが、色々な角度から検証して、次のワールドカップであったり、アジアカップであったり、監督人事はステップを踏んで決まっていくもの」とコメント。ただ、「話はしっかりと受け止める」とし、「本当に才能のある人だと思うので、そういった気持ちを持ってもらっているというのは、サッカー界全体にとっても良いアピールだと思います。すぐにというお返事はできませんが、将来的に目指していただきたいタレントの1人」と、本田氏が持つ力への期待を口にした。  日本代表の指揮を執るためには、「JFA Proライセンス」が必要に。本田氏は予てから監督ライセンスについて意見していたが、現在の制度上はライセンス取得が必要になる。 【動画】日本代表戦で話題を呼んだ本田圭佑の“語録” サッカー FIFAワールドカップ2026 《 日本×ブラジル 》 ハイライト・ショート動画配信中 解説 本田圭佑さんの “本田語録” / 1にワオ!2にワオ! 3にワオ! \ 小宮山アナ「4は…?」 🔽語録まとめ こちらでもhttps://t.co/6GbhiWNhPr#FIFAWorldCup#本田語録 https://t.co/B5hGNF0oc1 pic.twitter.com/gCxiWLE7lo— NHKサッカー (@NHK_soccer) July 2, 2026