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2026年05月11日 11:00
[J1百年構想リーグEAST第16節]柏 1−0 川崎/5月10日/三協フロンテア柏スタジアム 6連敗中と苦しむ柏にとっても予想外の出来事だったようだ。 0−1で競り負けた浦和戦から中3日、ホームに川崎を迎えたゲーム。昨季就任した長谷部茂利監督の下でも4バックを貫いてきた川崎が、ミラーゲームを挑むかのように3−4−2−1で臨んできたのだ。柏のリカルド・ロドリゲス監督も振り返る。 「試合のメンバーが発表されて、11人のメンバーを見た時に(川崎が)3バックの可能性があるのではないかというのは予想しました。ただ(互いに)中3日での試合なので、この短期間でシステムを変えるのはどうなのかと疑っていたところがあります。長谷部監督とは、今まで彼が水戸や福岡を指揮している時にも何度も戦ってきていますが、今、川崎を指揮している時にも多く戦ってきて、一度も3バックで試合をすることがなかったので、この3日間、準備を進める際には基本4バックだと予想していました。ただメンバーを見た時にはその可能性があるのではないかということで、試合前にも選手たちには伝えました」 意外な川崎の出方に戸惑った面もあったのかもしれない。さらに連敗中の影響もあったのだろう。前半の柏はいつも通り、アグレッシブにボールを動かすサッカーを展開するも、パスミスも見られ、どこかリズムが上がり切らない印象だった。逆に川崎にセットプレーなどからチャンスを作られるシーンもあった。 それでも後半は柏の真骨頂を見せつける。 55分にはCF垣田裕暉に代え、細谷真大、シャドーの汰木康也に代え、 瀬川祐輔を投入し、瀬川が「真大と俺が入ったら矢印がでかなくなる」と語ったように、前線によりエネルギーを注入する。 さらに70分には3バック右の原田亘に代え、馬場晴也、ボランチの小西雄大に代え、原川力をピッチに送り出し、攻勢を強める。 「相手の足が止まっていた、ボールウォッチャーになっていた」と馬場が話したように、3−4−2−1に不慣れな川崎は、時間を経るごとに頭も身体も、疲労が溜まっていた。 もっともそれを差し引いても後半の柏のサッカーは機能性に優れ、美しかった。 相手の状況を見ながら、いわゆる5レーンにポジションを取った選手たちがボールを引き出し、周囲もその動きを見逃さない。さらに3バックの右を途中から務めた馬場が幅を取って、相手の守備陣形を間延びさせるなど、崩すための手法は多岐に渡った。 実際73分に相手ペナルティエリアの右、いわゆるポケットを取った馬場のクロスを、ファーで細谷が押し込んだ決勝弾の場面以外にも、ゴールを決まってもおかしくないシーンは数多くあった。 しかし、フィニッシュの質に課題を持っている点が、やはり百年構想リーグの低迷につながっているのだろう。 それでも悩めるストライカー、細谷に百年構想リーグでの2点目が生まれたことは、今後にとって希望になりそうだ。 百年構想リーグも残りは地域リーグラウンドの2試合とプレーオフラウンドの2試合だ。古巣の川崎戦でチャンスに絡み続けた瀬川も「僕は全勝だと思っています。チームとして現実的な目標として無敗でいきたいと立てましたが、今日のような勇気を持ってサッカーをできれば全勝できると思いますし、全勝することが来季につながると感じます」と決意表明する。 まだ課題は多い。それでもやはり柏のサッカーは美しい。相手に分析され、壁にもぶつかったが、ポジティブに考えれば、それは夏からの新シーズンへ良い糧になるかもしれない。何より、Jリーグが盛り上がる意味でも、そしてACLエリートに挑戦するチームとしても、今のサッカーで結果を残せることをぜひ証明してもらいたい。 取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部) 【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2026年05月11日 12:30
現地5月10日開催されたセリエAの第36節で、ローマが日本代表GK鈴木彩艶を擁するパルマと敵地で対戦。3−2の勝利を収めた。
この試合で2ゴールを奪う活躍をみせたのが、ローマのオランダ代表FWドニエル・マレンだった。
まずは22分、ボックス手前の中央でパウロ・ディバラのパスを受けると、見事なファーストタッチから右足のシュートを流し込んで先制点を奪う。さらに2−2で迎えた90+11分には、PKを決めて勝ち越しゴールを奪ってみせた。
日本代表守護神から2発。27歳のオランダ人アタッカーは今冬にローマに加入したばかりではあるものの、これで今季のセリエAでの得点数を13に伸ばし、得点ランキングで2位タイに浮上した。
オランダは北中米ワールドカップの初戦で日本と対戦するだけに、マレンに対してSNS上では日本のファンから以下のような声が上がっている。
「敵としてはどう止めるか」
「マジで怖い」
「ベルカンプを彷彿とさせるワンタッチ」
「こいつうますぎんねん」
「日本代表は苦戦しそう…」
森保ジャパンにとって警戒すべき選手の1人となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】オランダ代表FWが日本代表守護神から2ゴール
2026年05月11日 12:01
現地5月10日に開催されたベルギーリーグ・プレーオフ2第7節のウェステルロー戦(3−0)で、ゲンクの伊東純也が1ゴール・1アシストをマークした。
スコアレスで迎えた64分、右サイドからのピンポイントクロスで先制点をアシストすると、2−0となった84分には、ドリブルで持ち込みカットインか左足のシュート。逆足のコントロールショットで、ネットを揺らしてみせた。
このゴラッソにインターネット上では、次のような声が上がった。
「伊東純也のコントロールショットほんま綺麗」
「あのスピードに加えて、逆足でこのシュート精度は反則レベルですね」
「GKノーチャンスの完璧なシュートやった」
「左足でもいけるんや」
「あのカーブは美しすぎる」
「キレッキレ」
「1G1Aは完全に無双」
「カウンターから純也爆速ドリブルカットイン逆足ファーサイドにゴラッソ」
「ほんっっとに美しいカーブのゴール」
33歳の日本代表アタッカーが好調を維持している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】逆足でコントロールショット!伊東純也の圧巻ゴラッソ
2026年05月11日 11:57
2026年からドイツ人のバルトシュ・ガウル監督が率いる新体制に移行したサンフレッチェ広島。2月に開幕したJ1百年構想リーグでは、優勝候補の一角に位置づけられていたが、3〜4月にかけて名古屋グランパス、清水エスパルス、ヴィッセル神戸、アビスパ福岡に敗れて4連敗。その後は復調したが、GWの連戦では、福岡、ファジアーノ岡山、神戸に黒星をつけられて3連敗を喫した。
「ちょっとうまくいかない時期があったんですけど、そこでもう1回、原点に立ち返ったというか、自分たちがしたいことをハッキリさせようという動きがありました。
やっぱり日本人特有だと思いますけど、『つなごう』といったら、それしかできなくなっちゃうところがある。その使い分けをしっかりさせていく必要があると感じました」
37歳の大ベテラン・塩谷司が、新たなチーム作りの難しさを代弁。「今はつなぐ時なのか、蹴る時なのかという意思統一が、ここへ来て、良くなってきていると思います」とも語り、進化の手応えを掴みつつあるという。
それを象徴したのが、5月10日のアウェーガンバ大阪戦だった。相手は、16日にチャンピオンズリーグ2のファイナルを控えて士気が上がっている状態。ホームで勝って弾みをつけようと高い意欲を持って戦ってきた。
そのG大阪に対し、広島は高い守備意識を前面に押し出し、序盤から拮抗した展開に持ち込むと、68分、ジャーメイン良のスルーパスに抜け出した鈴木章斗が見事な粘りからボールを残し、東俊希の先制弾に結びつけた。
首尾よく1点をリードした終盤、G大阪は猛攻を仕掛けてきたが、広島も粘り強く応戦。83分には宇佐美貴史の強烈なミドルを、塩谷がゴールラインギリギリで決死のブロック。間一髪のところで防いだ。
「宇佐美選手のシュートもコースに入ってきていたので、止めなかったら、(大迫)敬介も反応できなかったので、そこで守れたのは大きかったと思います」と背番号33も安堵感を吐露。彼自身は直後に足を痛めて交代を余儀なくされたが、「肉を食べて、良いワインを飲んだら治ると思います」と冗談を口にできるくらいで、軽傷のようだ。
広島の最終ラインは、山粼大地が中央に入った新たな陣容で戦っていることが多いが、彼を中心に強固な守りを形成。1−0の完封勝利を挙げ、トンネルを抜け出したことには大きな意味がある。そこは塩谷も痛感しているという。
「今季は失点を抑えられないことが多かった。前の選手が2点取ってくれたら、絶対に勝たないといけないと思いますし、なんなら1点でも『絶対に勝てるんだよ』というところを示さないといけない。2点目、3点目を取ることは大事ですけど、チーム全体で守る意識がバラバラになるというか、緩くなってしまうところがあったので、そこは課題ですね。
チームの完成度にしても、まだまだそんなに高くないとは思いますけど、それを引き上げていくことが大切。序盤よりも迷うシーンが減ってきているので、少しずつ良くなっていると思います」
塩谷はそう前向きにコメント。直面している攻守両面の問題点を一つひとつ整理して、2026-27シーズンに向かっていく構えだ。
2012年に広島に赴いてから、森保一、城福浩、沢田謙太郎、ミヒャエル・スキッベと複数の監督に師事してきたが、38歳のガウル監督は一番年齢が近い。指揮官も塩谷のことを頼りにしているだろうが、塩谷自身も意見を率直に伝えられる環境にあるようだ。
「本当に一緒に向上させていこうという姿勢をすごく感じますし、一緒に良いものを作っていこうとしている。僕としては、もうちょっと『こうしてくれ』と言ってくれてもいいと思うこともありますけど、みんなの意見を聞いてくれるのは有難いこと。年齢に関係なく、良いコミュニケーションを取りながらやれていますね」
すぐ近くに長年共闘した青山敏弘コーチもいて、つなぎ役になってくれている。彼らが中心となって新たな広島のスタイルを作り上げ、再びタイトルを取れるようになるまでチームを引き上げることが肝要だ。
塩谷への期待は大きい。百戦錬磨の経験値と統率力を強く押し出してもらいたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集
2026年05月11日 11:51
とんでもなく絶好調だ。
2026年05月11日 11:35
直近のリーグ戦3試合で2得点の山田新が、またしても結果を残した。
現地5月10日に開催されたブンデスリーガ2(ドイツ2部)第33節で、山田が所属する最下位のプロイセン・ミュンスターは、秋山裕紀と古川陽介を擁する5位のダルムシュタットとホームで対戦。1−1の引き分けに終わった。
この試合で、今年1月にセルティック(スコットランド)からレンタルで加入した25歳の日本人FWが、移籍後3点目をゲット。8分、ヨリット・ヘンドリックスの自陣中央からのロングボールに前線で反応。相手守備陣の背後を取り、GKとの1対1を冷静に制した。
この一撃に、SNS上では以下のような声が上がった。
「覚醒してるなあ」
「直近4試合で3ゴール!」
「いいぞいいぞもっとやれ!」
「ケチャドバだ」
「最高です」
「新がここに来て調子上げてきているのは嬉しい」
「めちゃくちゃいい抜け出し!」
「またまたゴール!」
「やっっっっっと復活してきたじゃない!!!」
昨夏のE-1選手権で日本代表デビューを果たし、自身初の海外移籍でセルティックに赴くも、思うように出番を得られず。その鬱憤を晴らすかのように、ドイツでは躍動している。
なお、チームは最終節を残して3部降格が決定した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「めちゃくちゃいい抜け出し!」GKとの1対1を冷静に制す! 山田が今季3点目を記録
2026年05月11日 11:30
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、負傷交代したイングランド代表DFベン・ホワイトの状態について「全く良くないようだ」と説明した。10日、クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。
アーセナルは10日、プレミアリーグ第36節でウェストハムと対戦し、1−0で勝利した。しかし、この試合の28分にホワイトが右ヒザを負傷して途中交代したほか、ハーフタイムにはリッカルド・カラフィオーリもベンチに下がっていた。
アルテタ監督は、日本代表戦にも出場したホワイトの状態について「まだわからないが、状態は全く良くないように見える。おそらく明日にさらなる検査を受け、負傷の詳細がわかるだろう」と説明した。なおイギリスメディア『フットボール・ロンドン』によると、ホワイトは右ヒザに装具を着用しているものの、自力で歩いてスタジアムを後にしたという。
また、アルテタ監督は「ハーフタイムにリッチー(カラフィオーリの愛称)のケガでさらに(戦術に)調整を加えなければならなかった」と、カラフィオーリの途中交代が負傷によるものだったと明かした。なお、FIFAワールドカップ2026に臨むイングランド代表のメンバーは、5月22日に発表される予定だ。
【ハイライト動画】アーセナルがプレミアリーグ優勝へ近づく勝利!
2026年05月11日 11:20
バイエルン・ミュンヘンのアルフォンソ・デイヴィスがまたしても難しい時間を過ごしている。
同選手はパリ・サンジェルマン(PSG)とのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグで左太もも裏を負傷し、今シーズンの残りの公式戦には出られないことが決定的となった。怪我の回復が遅れれば、カナダ代表の一員として臨む北中米ワールドカップへの出場も難しくなる可能性がある。
デイヴィスは昨年3月に右膝前十字靱帯を断裂し、さらに今年3月にも右太もも裏を負傷するなど怪我による離脱を繰り返している。
そのため、今のデイヴィスは精神的な面で大きな負担を抱えているようだ。バイエルンのスポーツディレクターであるクリストフ・フロイント氏は、ドイツ紙『Bild』の取材に応じた際、デイヴィスについて以下のように語っている。
「今回の怪我はもちろん辛い出来事だ。彼だけでなく我々にとっても辛いことだ。彼は膝の怪我から上手く復帰することができたが、今回の怪我で再びチームから離れることになった。今の彼は精神的に難しい状態にある。我々は彼を全力でサポートする」
デイヴィスは、自身のユーチューブ公式チャンネルで前十字靭帯を断裂した時のことを振り返り、「精神的に壊れてしまった」と語っていたが、今回も同じような状態に陥っているのかもしれない。
2026年05月11日 11:06
プロイセン・ミュンスター(ドイツ2部)に所属するFW山田新が、2試合連続ゴールを記録した。
2026年05月11日 11:02
名古屋グランパスは5月10日、J1百年構想リーグ地域リーグラウンドWEST第16節で、京都サンガF.C.とホームで対戦。3−0の完勝を収めた。
チームの全3得点を叩き出したのは、山岸祐也だ。
開始9分、中山克広のクロスからヘディングシュートを流し込む。29分、浅野雄也のクロスに右足ダイレクトで合わせ、シュートは相手GKにセーブされるも、こぼれ球をプッシュした。90分には甲田英將の右CKを打点の高いヘッドで押し込んだ。
在籍3年目の32歳FWが、抜群の決定力でハットトリックを達成。SNS上では「半端ねぇ〜」「凄いですね」「ラッキーなゴールが一つもない!」「神降臨」「やばいな」「山岸得点王いけるぞー!」といった声があがった。
また、人気ドラマーで妻のSHONOさんも自身のXで、山岸の3得点が記された電光掲示板の写真を添え、3つの“山ピース”の絵文字と共に「最高です」と発信した。
名古屋はこの勝利でWEST暫定首位をキープ。消化試合が1つ少ない2位のヴィッセル神戸に3ポイント差をつけている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「凄いですね」「神降臨」グランパス山岸祐也のハット達成に脚光
2026年05月11日 11:00
[J1百年構想リーグEAST第16節]柏 1−0 川崎/5月10日/三協フロンテア柏スタジアム
6連敗中と苦しむ柏にとっても予想外の出来事だったようだ。
0−1で競り負けた浦和戦から中3日、ホームに川崎を迎えたゲーム。昨季就任した長谷部茂利監督の下でも4バックを貫いてきた川崎が、ミラーゲームを挑むかのように3−4−2−1で臨んできたのだ。柏のリカルド・ロドリゲス監督も振り返る。
「試合のメンバーが発表されて、11人のメンバーを見た時に(川崎が)3バックの可能性があるのではないかというのは予想しました。ただ(互いに)中3日での試合なので、この短期間でシステムを変えるのはどうなのかと疑っていたところがあります。長谷部監督とは、今まで彼が水戸や福岡を指揮している時にも何度も戦ってきていますが、今、川崎を指揮している時にも多く戦ってきて、一度も3バックで試合をすることがなかったので、この3日間、準備を進める際には基本4バックだと予想していました。ただメンバーを見た時にはその可能性があるのではないかということで、試合前にも選手たちには伝えました」
意外な川崎の出方に戸惑った面もあったのかもしれない。さらに連敗中の影響もあったのだろう。前半の柏はいつも通り、アグレッシブにボールを動かすサッカーを展開するも、パスミスも見られ、どこかリズムが上がり切らない印象だった。逆に川崎にセットプレーなどからチャンスを作られるシーンもあった。
それでも後半は柏の真骨頂を見せつける。
55分にはCF垣田裕暉に代え、細谷真大、シャドーの汰木康也に代え、 瀬川祐輔を投入し、瀬川が「真大と俺が入ったら矢印がでかなくなる」と語ったように、前線によりエネルギーを注入する。
さらに70分には3バック右の原田亘に代え、馬場晴也、ボランチの小西雄大に代え、原川力をピッチに送り出し、攻勢を強める。
「相手の足が止まっていた、ボールウォッチャーになっていた」と馬場が話したように、3−4−2−1に不慣れな川崎は、時間を経るごとに頭も身体も、疲労が溜まっていた。
もっともそれを差し引いても後半の柏のサッカーは機能性に優れ、美しかった。
相手の状況を見ながら、いわゆる5レーンにポジションを取った選手たちがボールを引き出し、周囲もその動きを見逃さない。さらに3バックの右を途中から務めた馬場が幅を取って、相手の守備陣形を間延びさせるなど、崩すための手法は多岐に渡った。
実際73分に相手ペナルティエリアの右、いわゆるポケットを取った馬場のクロスを、ファーで細谷が押し込んだ決勝弾の場面以外にも、ゴールを決まってもおかしくないシーンは数多くあった。
しかし、フィニッシュの質に課題を持っている点が、やはり百年構想リーグの低迷につながっているのだろう。
それでも悩めるストライカー、細谷に百年構想リーグでの2点目が生まれたことは、今後にとって希望になりそうだ。
百年構想リーグも残りは地域リーグラウンドの2試合とプレーオフラウンドの2試合だ。古巣の川崎戦でチャンスに絡み続けた瀬川も「僕は全勝だと思っています。チームとして現実的な目標として無敗でいきたいと立てましたが、今日のような勇気を持ってサッカーをできれば全勝できると思いますし、全勝することが来季につながると感じます」と決意表明する。
まだ課題は多い。それでもやはり柏のサッカーは美しい。相手に分析され、壁にもぶつかったが、ポジティブに考えれば、それは夏からの新シーズンへ良い糧になるかもしれない。何より、Jリーグが盛り上がる意味でも、そしてACLエリートに挑戦するチームとしても、今のサッカーで結果を残せることをぜひ証明してもらいたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2026年05月11日 10:51
日本サッカー界に激震が走ったのが、土曜の夜だ。
ブライトンの三笘薫がウォルバーハンプトン戦で、左足ハムストリングを痛め、交代を余儀なくされたのだ。
まだ、検査結果は発表されていないが、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は「あまり良い状態には見えなかった」とコメント。日本代表アタッカーの様子からも軽傷でないという感触が伝わってきた。
森保ジャパン主力の負傷に日本が騒然となるなか、韓国メディアも反応。『Xports News』は「日本サッカーはめちゃくちゃだ!ソン・フンミン級のエースがワールドカップ直前についに離脱。『日本のスター』三笘薫がワールドカップ36日前に大腿部負傷」と見出しを打ち、次のように報じた。
「主力選手の相次ぐ負傷離脱に苦しむ日本代表に、またもや痛手が襲った。攻撃の要である三笘が、ワールドカップ開幕まで1か月強という時期にハムストリングの負傷で離脱したのだ。試合中に左ハムストリングを痛めて倒れた三笘は、治療を受けるまで頭を抱えてしばらく苦痛に顔を歪めていた。治療後、足を引きずりながらピッチを後にし、ファンを心配させた」
同メディアは「日本国内の雰囲気は深刻だ」と続け、こう指摘した。
「来るべきワールドカップで少なくともベスト16入りを目指す日本代表は、キャプテンの遠藤航、南野拓実といった主力選手の出場が怪我で不透明な状況にある。三笘もワールドカップに出場できなくなれば、日本の計画に大きな打撃を与えるのは避けられないだろう」
ワールドカップに間に合うのか。三笘の状態が気掛かりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】日本に激震が走った三笘の負傷シーン
2026年05月11日 10:47
今から半年前、MF岩土そら(鹿島ユース/2年)は先輩たちや同級生が活躍する姿を画面越しに見ていた。
2026年05月11日 10:44
FIFAワールドカップ2026に挑む日本代表メンバー26名の発表まであと4日。この重要なタイミングでエース級の三笘薫が負傷するというショッキングなニュースが舞い込み、森保一監督も頭を悩ませているはずだ。大舞台を戦い抜く上で、どういった陣容がベストなのか。指揮官は最後の最後まで思いを巡らせるに違いない。
こうした中、GKに関しては比較的結論が出しやすいポジションではないかと目されている。絶対的守護神の鈴木彩艶を筆頭に、この4年間コンスタントに招集されてきた大迫敬介、2025年のJリーグMVP早川友基という3月のイギリス遠征に帯同した3人が順当と言われるからだ。
しかしながら、当の選手たちは実際に会見で名前を呼ばれるまでは安心できない。明治安田J1百年構想リーグで思うようなパフォーマンスを見せられていない大迫は特にそうだろう。バルトシュ・ガウル監督率いる新体制の広島はボールをつなぐスタイルを志向。模索が続き、目標だった百年構想リーグ優勝が遠のいてしまっている状況だ。失点数もミヒャエル・スキッベ監督時代は常にリーグトップに近い数値だったが、今季は16試合を戦って「19」。早川が所属するEAST首位の鹿島アントラーズの「9」を踏まえると、納得できる数字ではないだろう。
「チームとして今、新しいサッカーにトライしているので、正直、今まで通りのサッカーをやっていれば、もっと勝ち点を積み重ねられているという感覚はありますけど、逃げるのは簡単なので。逃げずに自分たちがトライしているサッカーを続けながら、昨年の強みをうまく残しつつ戦えればいいと思いながらやってきました。でも、自分らしいプレーがなかなかできていないというのは確かにある。チームに助けられながら、ここまで来れているという感じです」と大迫は発表前ラストとなった10日のガンバ大阪戦後に偽らざる本音を吐露した。
ただ、ガンバ戦に関して言えば、広島も大迫も悪くないパフォーマンスを見せていた。16日にAFCチャンピオンズリーグ2決勝アル・ナスル戦を控えるガンバの士気は高かったが、広島も強度の高い守備で応戦。大迫も前半29分にデニス・ヒュメットの決定機を右手1本で阻止。勢いに乗った。
そして後半も14分の山下諒也の飛び出しに鋭く反応してピンチを乗り切ると、後半38分には途中出場の南野遥海がゴール前に飛び込んだところを大迫が確実にマーク。最終的には宇佐美貴史の強烈シュートを塩谷司がブロックし、東俊希が挙げた1点を守り切って、広島が1−0で完封勝利。4試合ぶりの白星に大迫自身も安堵感を抱いたはずだ。
「特に終盤は相手も点を取りに来ていたので、僕もそうですけど、みんなでゴールを割らせないという気持ちが無失点につながった。やっぱり勝つことが一番チームの力になりますし、自信をつけることにつながる。今日は手応えのあるゲームができましたし、これを続けていきたい。(メンバー発表は)やることはやったので、あとは結果を待ちたいと思います」と平常心で15日を迎える覚悟だ。
2022年のカタール大会で落選の憂き目を味わった大迫は、その悔しさをバネに奮起。2023年に発足した第2次森保ジャパンでは恒常的に名を連ねた。試合出場数は2023年が4試合、2024年が1試合、2025年が3試合、今年がゼロという状況で、決して多いとは言えないが、下田崇GKコーチから絶大な信頼を寄せられていたのは確かだ。
「敬介がこれまでやってきたことは間違いないし、2023年9月のドイツ戦勝利にも貢献している。実績はみんなが認めていると思います。今季の広島では失点が増えているかもしれないけど、新たなトライの結果だし、そんなに気にしなくていいと思う。森保さんはあくまで代表活動の評価で選手を選ぶと思うし、それは僕の時(2014年ブラジル大会)もそうだった。誰も敬介の代表入りを疑ってはいないですよ」と青山敏弘コーチも太鼓判を押していた。
W杯経験のある大先輩も言うように、代表とクラブのサッカーが違う分、大迫自身もこの半年間は苦悩することが多かったのではないか。「代表のやり方とチームのやり方は違うものはありますし、代表のプレースタイルをそのままチームに持ち込むのは難しい。そのギャップはありました。ただ、ゴールを守ると言う仕事は何も変わらない。そこは常に意識していましたし、自分はシュートストップというところに自信を持っている。そこに磨きをかけることを意識しながら、ここまでやってきました」と本人も強調。今の環境でやれることを全てやった以上、悔いはないはずだ。
果たして大迫は15日のメンバー発表会見で名前を呼ばれるのか。そして北中米の大舞台でその雄姿を見せられるのか。期待を込めて見守りたいものである。
取材・文=元川悦子
【ハイライト動画】三笘薫がフル出場のブライトンはニューカッスルと対戦
2026年05月11日 10:42
ウェストハムの主将を務めるイングランド代表FWジャロッド・ボーウェンが、アーセナル戦での判定について「あれがファウルなら、毎週同じようにファウルと判定を下すべきだ。基準はどこにあるんだ?」と語った。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
ウェストハムは9日、プレミアリーグ第36節でアーセナルをホームに迎えた。試合は83分にレアンドロ・トロサールの得点でアーセナルが先制。それでもウェストハムは後半アディショナルタイム5分、右CKの流れからこぼれ球をカラム・ウィルソンが左足でシュート。追いついたかと思われたが、オンフィールドレビューの末にパブロ・フェリペのGKダビド・ラヤに対するファウルで得点は取り消され、ウェストハムが0−1で敗戦。この結果、消化試合数が1つ少ないトッテナム・ホットスパーとの勝ち点差は「1」のままとなった。
アーセナル戦後、ボーウェンは「5分間も映像を見続けて、何かを探そうとすればね」とコメント。「ゴールキーパーを突き飛ばしてもいいわけじゃないが、ゴールキーパーはボールをつかみに出るのだから、選手との接触は覚悟しないといけない。これはプレミアリーグだ。接触はつきものだ」とした上で、「ゴールキーパーはフィールドプレーヤー以上に守られているし、ボックス内ではかなり引っ張り合いもある。毎回それを見返してPKを与えるのか? もしそうするなら、それがフェアなやり方だと思うよ。先週のブレントフォード戦でも、トマス・ソウチェクがボックス内で引っ張られたけど、PKは与えられなかった。さっきも言った通り、映像を長く見続ければ、何かが見つかるだろう」と一貫しない判定の基準に対して疑問を述べ、こう続けた。
「解説者も、試合を観戦している人たちも、サッカーがフィジカルなスポーツだってことはわかっているはずだよ。あれがファウルなら、毎週同じようにファウルと判定を下すべきだ。基準はどこにあるんだ?」
【ハイライト動画】ウェストハムvsアーセナル
2026年05月11日 10:31
10日に行われたブンデスリーガ第33節のマインツとウニオン・ベルリンの試合において、約6分間に渡って試合が中断する事態が起こった。
キックオフから17分が経過したところで、アウェイ席に陣取るウニオン・ベルリンのサポーターから50個ほどのテニスボールが次々とピッチ内に投げ込まれ、そのボールを取り除くために試合が中断。その他にも腕時計やバレーボールなどが投げ込まれた。
ドイツメディアの報道によると、ピッチ内への投げ込みは、試合日程に関する抗議行動であるとのこと。この日のキックオフ時間は、現地日曜日の19時30分という時間帯であり、ウニオン・ベルリンのサポーターは「日曜日に7000キロの移動」「このスケジュールは茶番だ!」「キックオフ時間を公平に」といった横断幕を掲げ、長距離移動を伴うアウェイサポーターにとって不便な時間帯のキックオフであることへの不満を示した。
マインツのスタジアムは、ウニオン・ベルリンの本拠地から直線距離で460キロ以上離れていて、スタジアム間を車で移動した場合は片道600キロほどに及ぶとのこと。また、今回の一戦は、ウニオン・ベルリンにとって今季9度目となる日曜日の試合であり、6度目のアウェイゲームだった。
ウニオン・ベルリンよりも日曜日の試合が多かったのは4チームで、そのうちの3チーム(フライブルク、シュトゥットガルト、マインツ)は、欧州カップ戦が木曜日に行われるという事情があった。欧州のカップ戦に出場しないチームでウニオン・ベルリンより日曜日の試合数が多かったのは、ザンクトパウリの10試合。そのうち7試合がアウェイゲームだったという。一方で、レヴァークーゼンは日曜日の試合が2試合で、アウェイゲームは「0」だった。
【動画】スタンドから無数のテニスボールで抗議行動
日曜夜のアウェイゲームはたしかにツライ
“キックオフ時間を公平に設定しろ”
“25/26シーズン:日曜日に計7,000kmの移動”
アウェイサポがテニスボールを投げ込み抗議&一時中断
🇩🇪ブンデスリーガ第33節
🆚マインツ×ウニオン
📺DAZN ライブ配信中#ブンデスリーガ #だったらDAZN pic.twitter.com/0MK1sfVzx8— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 10, 2026