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2026年03月26日 12:43
Jリーグは26日、クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア「QuizKnock」とコラボレーションを実施することを発表した。 コラボレーションの概要については「QuizKnock」が制作したサッカーにまつわるクイズを楽しめるクイズラリーを、全国40クラブ以上のホームゲームにて実施し、クイズを通じてより多くの方にJリーグの魅力やクラブそれぞれの個性に触れてもらうことを目的としている。 この「Jリーグクイズラリー」は2026年4月から全国40クラブ以上のホームゲームにて開催されるほか、2026年5月24日(日)にMUFGスタジアムで開催される「THE国立DAY」対象試合では、来場者参加型のスペシャルイベントも開催予定であることが明らかになっている。 予定されているスペシャルイベントの概要は以下の通り。 ■スペシャルイベント実施試合 ・対象試合:2026年5月24日(日)17:00KO 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド WEST 第18節 清水エスパルス vs ガンバ大阪 MUFGスタジアム(国立競技場) ・スペシャルプログラム(予定) - QuizKnock 伊沢拓司さん、falconさん来場 - スタジアム内大型ビジョンでの来場者参加型クイズ大会の開催 ※クイズ大会への参加には試合観戦チケットが必要です。 ※詳細は決定次第、特設サイト等でお知らせします ・チケット概要 - 清水エスパルスパックチケットオーナー先行販売:2026年3月31日(火)10:00〜4月1日(水)23:59 - 清水エスパルス後援会員先行販売:2026年4月2日(木)10:00 - 一般販売:2026年4月4日(土)10:00 ※試合観戦チケットは「パルチケ(Jリーグチケット)」でご購入いただけます。
2026年03月30日 14:49
CAF(アフリカサッカー連盟)の事務総長を務めるヴェロン・モセンゴ・オンバ氏が退任を発表した。29日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
CAFでは今月17日、2025年12月から2026年1月にかけて開催されたアフリカネイションズカップ2025(AFCON2025)の決勝戦であるセネガル代表vsモロッコ代表に関して、試合結果の変更を発表。優勝したセネガル代表が試合途中に放棄したと判断し、3−0でモロッコ代表の勝利とする決定を下していた。
これを受け、セネガルサッカー連盟(FSF)が「アフリカサッカーの信用を失墜させる、不公平で前例のない、到底受け入れられない決定を非難する」と声明を発表し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したことが明らかになっている。
また、CAFは女子大会を直前に延期するという決定も下すなど、CAFの信頼が危機に直面している中で、CAFの定年退職年齢である63歳を超えて事務総長に留任したことで批判を受けていたほか、不正行為はなかったと結論づけられたものの、一部の職員からは職場に有害な雰囲気を作り出したと非難されていた現在66歳のモセンゴ・オンバ氏が同職を辞任することを発表した。
そんなモセンゴ・オンバ氏は「一部の人々が私に仕掛けようとした疑惑を払拭できた今、私は安心して何の制約もなく引退できる。CAFをこれまで以上に繁栄させた状態で後任に残すことができる」と声明を綴っている。
2026年03月30日 14:49
3月28日のスコットランド代表戦に0−1で勝利した日本代表は現地31日、聖地ウェンブリーでイングランド代表と相まみえる。
そのイングランドで日本がもっとも注意すべきなのは、もちろん大エースのハリー・ケインだ。
バイエルンでゴールを量産する世界屈指のストライカーについて、スコットランド戦で初先発した日本代表のFW後藤啓介(シント=トロイデン)はどう見ているのか。29日の練習後の取材で、こう評している。
「本当に理想ですし、バイエルンの試合を見ていますし、それを生で見られるというのはすごく楽しみな時間になると思います」
具体的にどんな点が優れているのか。20歳の逸材アタッカーはこう続ける。
「シンプルに、落ちて、はたいて、というのもそうですけど、はたいてもう一回入っていくときに、相手の目線、外からだったり、死角からゴールを奪っているのは思いますし。シンプルに、シュート技術がすごく高いと思うので。そういうところですね」
そして、「ケインぐらい何でもやれるような選手になりたいか?」という質問には、こう本音を口にしている。
「やりたいですし、シントでもちょこちょこやり始めていて。でも、シントの監督に、よく『下がらなくていいぞ』と言われるので(笑)。 自分としては、下がって、ゲームを作りながら...。誰が点を決めても良いと思っているので。前で起点になるのでもいいので」
理想とするケインと対戦し、日本期待の大器が何を得るのか。興味深いところだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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2026年03月30日 14:44
「アメリカンフットボールじゃない!」
現地3月29日にアメリカで行なわれた国際親善試合のコロンビア戦で、フランス代表のディディエ・デシャン監督が激怒する一幕があった。
フランスメディア『RMC Sport』は、「コロンビア対フランス『アメフトじゃない!』、オリーセへのタックルにデシャン監督が憤怒」と見出しを打ち、指揮官の怒りを伝えている。
3月シリーズでフランスは、ブラジルに2−1で勝利し、続くコロンビア戦は3−1で快勝した。このコロンビア戦の終了間際に、デシャン監督は肝を冷やしたようだ。
マイケル・オリーセが、遅れて対応に来た相手選手の危険なタックルに見舞われた。オリーセは寸前でジャンプして回避。試合後、『TF1』のインタビューに応じたデシャン監督が、皮肉交じりに振り返る。
「とてもアグレッシブな試合だった。皆さんもご存知の通り、南米のチームはああいう感じだ。VARがないのが、多少の助けになるだろうね。特に最後のプレー、マイケル・オリーセへの最後のタックルはね...彼はジャンプしたけど、そうでなければ片足しか残っていなかっただろう!」
一方で、「相手は格下で、意欲はあった。熱気もあり、選手たちにとっては良かった。我々にとっては質の高いリハーサルが二度、できたことになる」とも話す。
さらに、終盤の“怒り”について改めて問われると、57歳の元フランス代表キャプテンはヒートアップした。
「マイケルへのタックルのことだ。もし彼がジャンプしていなければ、足を折られていたかもしれない! 親善試合なんだ...。アグレッシブなのはいい。それがどういうものか我々は分かっている。だが、少し度を超えている。
そして、それは必ずしも罰せられるわけではない。第4審判にも言ったんだ。『アメリカンフットボールじゃないんだ!』とね。“プラカージュ”(ラグビーのタックル)じゃないんだ! 深刻な事態にならなくて良かった」
とにかく怪我人が出なかったことが幸いだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年03月30日 14:37
現地3月31日に開催される国際親善試合で、日本代表とイングランド代表がロンドンにある聖地ウェンブリーで激突する。
2026年03月30日 14:33
日本サッカー協会(JFA)は30日、女子ナショナルチームダイレクターに佐々木則夫氏が就任することを発表した。
女子ナショナルチームダイレクターは、新設された役職。佐々木氏は、2021年からJFAの女子委員長を務めていたが、29日に発表された新体制では退任が決定し、今泉守正氏が女子委員長に就任していた。
佐々木氏は山形県出身で、NTT関東サッカー部(現:RB大宮アルディージャ)のコーチや監督を務めたほか、大宮のJリーグ参入後は強化部長やユースの監督を務めた。
2006年になでしこジャパンのコーチに就任すると、2008年には監督に就任。2011年にドイツで行われたFIFA女子ワールドカップでは、チームを見事に初優勝へと導く手腕を見せると、2012年のロンドン・オリンピックでは銀メダル、2014年の女子アジアカップでは優勝、2015年のカナダ女子ワールドカップでは準優勝と、なでしこジャパンの黄金期を築くことに。なでしこジャパンと共に、国民栄誉賞や紫綬褒章も受賞したほか、個人では2012年のFIFAバロンドール女子最優秀監督賞も受賞していた。
男子では先立ってナショナルチームダイレクターの役職が設けられ、現在は山本昌邦氏が務めている中、女子でも代表チームの強化や環境作りにに専念する役職が誕生することとなった。
2026年03月30日 13:53
2026W杯欧州予選プレイオフ・準決勝で北アイルランドを撃破し、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝に駒を進めたイタリア代表。W杯出場まで残り1勝だが、イタリアはここを乗り越えられるだろうか。
北アイルランドには2-0で勝利したが、前半はスコアレスだった。前半は動きが重かったと振り返るのは、同国のレジェンドDFであるアレッサンドロ・ネスタ氏だ。同氏はイタリアにかかるプレッシャーは相当大きいと語っていて、それが前半の動きが重かった一因と見ている。
ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝は、ボスニア・ヘルツェゴビナにあるビリノ・ポリェで開催される。イタリアにとっては完全アウェイとなりそうで、また違ったプレッシャーがかかるだろう。そこがW杯出場へのポイントになりそうだ。
「私も前半は心配していたんだ。もし真の実力が発揮されれば、どのチーム相手にも有利になるだろう。しかし、イタリア代表のユニフォームを着るプレッシャーは北アイルランドやボスニアとは異なるんだよ。前半のパフォーマンスは、アズーリが抱えていた緊張感を表していたと思う」
「ボスニアでは、熱狂的なアウェイサポーターの前で戦うことになるだけでなく、単純に北アイルランドより強い。非常に難しい戦いになることを十分に認識しておかなければならない。正直、北アイルランドのプレイには良い印象を受けなかったから」(『Sky SPort Italia』より)。
ネスタ氏はこのように語っているが、イタリアはその重圧に勝てるだろうか。ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では我慢の時間もありそうで、その時は守備陣が踏ん張るしかない。
現役時代に名DFだったネスタ氏は、現在のアズーリの守備を束ねるアレッサンドロ・バストーニに期待をかけているようだ。バストーニは今季のユヴェントス戦でダイブをしてDFピエール・カルルを退場に追い込んだことが批判を浴びたが、ネスタ氏はそのバストーニの行動も悪いものではないとフォローしている。
「バストーニを称賛しないと。あのシミュレーションで彼は散々非難されていたが、北アイルランド戦では素晴らしいプレイを見せた。私だって現役時代に何度かシミュレーションをしたことがある。バストーニに道徳について説くつもりはない。彼は素晴らしい選手だ」
北アイルランド戦ではクリーンシートを達成したが、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でもそれを継続できるのか。次の試合はイタリアの運命を変える大きなものとなりそうだ。
2026年03月30日 13:50
近年のポルトガル代表では、FWクリスティアーノ・ロナウドをいつまで起用するのかといった疑問があった。ロナウドはサウジアラビアのアル・ナスルでプレイしており、欧州トップリーグを離れている。年齢も41歳を迎え、さすがに全盛期は過ぎたとの見方がある。
これまで何度かポルトガル代表でのロナウド不要論が起きていたが、まだまだ影響力は大きいのだろう。ポルトガルは29日に親善試合でメキシコ代表と対戦し、スコアレスドローに終わった。この試合後、ポルトガルの名将ジョゼ・モウリーニョはまだロナウドが必要との見方を示している。
「クリスティアーノがいなければ、ポルトガルは平凡なチームとなる。人々の中には、彼をもう選ばないようにと言う者もいる。今日は出場しなかったが、結果は明らかだ。相手チームに脅威を与えることはできなかった。クリスティアーノがピッチにいれば、相手は多くのことを考える。彼がいなければ、相手は特に考えることももない」(『MARCA』より)。
この1試合だけで判断するのは難しいが、メキシコ戦では枠内シュート2本と良いところのないスコアレスドローだった。現状ロナウドを圧倒的に上回るセンターフォワードは見当たらず、2026W杯でもロナウドの力が必要か。
2026年03月30日 13:48
昨年11月に行われた2026W杯欧州予選の最終節でデンマークを4-2で撃破し、本大会出場を勝ち取ったスコットランド。
2026年03月30日 13:37
イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(ブレントフォード)が、ホームのファンからブーイングを受けたDFベン・ホワイト(アーセナル)を擁護した。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022以来約3年半ぶりにイングランド代表に招集されたホワイトは、27日に行われたウルグアイ代表戦に69分から途中出場を果たすと、81分にはコーナーキックの流れから最後に押し込んで通算5試合目にして代表初ゴールを挙げたが、試合終了間際には同点ゴールに繋がるPKを献上してしまっていた。
そんなホワイトがカタールW杯中に離脱したことは公には個人的理由とされているが、原因は代表スタッフとの不和と噂されていることから、一部のイングランドサポーターからは裏切り者であるというレッテルが貼られており、追加招集された際には否定的な反応も見られたなか、代表初ゴールを記録した後にスタジアムで名前を呼び上げられた際にもブーイングが浴びせられる事態となった。
ホワイトの動向には注目が集まっているなか、過去にサウジアラビアのアル・イテファクに移籍した際にブーイングを受けた経験のあるヘンダーソンは「僕自身も経験したけど、それはイングランド代表選手であることの一部だ」と語りながら、ホワイトを支えていく姿勢を強調した。
「ファンの中には、なぜブーイングをしているのかさえ分かっていない人もいるだろう。彼らはメディアの報道に耳を傾けているだけで、メディアの報道の多くは真実ではない。カタールで何が起こったのか、その詳細を知っている人は多くない。これは内部で解決すべき問題だ。ベンは復帰後、良いプレーを見せているし、チームメイトとして彼を支えていく」
「何人かの選手は同じような経験をしている。自分がそうなると辛いものだが、あまり個人的に受け止めすぎないようにしなければならない。メディアは物事を都合よく歪曲することがあり、それが必ずしも真実とは限らない。そしてファンはそれを鵜呑みにして真実だと信じてしまうことがある」
「そういうことが起こると本当に辛い。だからこそ、彼が大丈夫かどうかを確認することが重要だ。僕は大丈夫だと確信しているし、彼が出場してゴールを決めてくれたことが本当に嬉しかった。それが一番大切なことだ」
2026年03月30日 13:26
前回の2022W杯カタール大会を制したアルゼンチン代表では、絶対のエースであるリオネル・メッシを支える優秀な副官がいた。長らくメッシと戦ってきたアンヘル・ディ・マリアだ。
ディ・マリアの存在もアルゼンチンの優勝に欠かせないものだったが、そのディ・マリアはすでに代表を離れた。メッシが2026W杯に出場するかもまだ正式には決まっていないため、アルゼンチンは連覇へ新たな攻撃の形を模索していかなければならない。
頼もしいのは、イタリア・セリエAのFCコモで躍動するMFニコ・パスのブレイクだ。アルゼンチンは28日にモーリタニア代表と親善試合を戦い、2-1で勝利。結果は渋いものだったが、ニコ・パスは直接フリーキックから代表初ゴールを奪っている。ゴール以外のプレイも印象的で、アルゼンチンにとっては大きな収穫と言える。
タイプは異なるが、仏『Foot Mercato』はニコ・パスがディ・マリアの後継者候補になると取り上げている。メッシ、フリアン・アルバレス、ラウタロ・マルティネスなど、前線のスター選手たちをサポートしていく存在としては理想的か。
同じ若手ではフランコ・マスタントゥオーノも楽しみな存在だが、マスタントゥオーノは所属するレアル・マドリードで出番を増やせていない。FCコモで躍動しているニコ・パスが現時点では一歩リードで、2026W杯でも重要な存在となりそうだ。
Gol de Nico Paz con Argentina. pic.twitter.com/MnUd8WWHiK— Ramón Álvarez de Mon (@Ramon_AlvarezMM) March 28, 2026
2026年03月30日 13:23
2013年から7年間チェルシーでプレイしてきた元ブラジル代表FWウィリアンは、2020年に同じイングランドのアーセナルへ移籍することを決めた。
この決定は驚きだったが、なぜウィリアンは当時チェルシーを離れたのか。『HBO Max』のインタビューにて、ウィリアンはチェルシーに3年契約を提示してほしかったと語っている。
「3年契約を望んでいたけど、チェルシーは2年契約しか提示してこなかった。だから契約を更新しなかったんだ。その時にアーセナルからの接触があった。多くの人はチェルシーを離れるべきではなかったと言うし、家族もそう言っていたけどね」
結果は大失敗だ。プレミアリーグでの実績は確かだが、アーセナルのスタイルには合わなかった。2020-21シーズンのみアーセナルでプレイしたが、全37試合で1ゴールしか奪えないままチームを離れている。
あのままチェルシーに残るのがベストだったかは分からないが、アーセナルへの移籍は失敗だったようだ。
2026年03月30日 13:21
2026W杯へ不安な結果だ。
2026年03月30日 13:07
現地3月27日、ウルグアイ代表対イングランド代表の国際親善試合がロンドンのウェンブリーで開催された。1−1のドローに終わったなか、議論となったのが、ウルグアイのロナルド・アラウホによるフィル・フォーデンへのタックルだ。
問題のシーンは、スコアレスで迎えた49分に発生した。センターライン付近でルーズボールを回収しようとしたフォーデンに対し、アラウホは豪快なスライディングでブロック。チャージを受けたマンチェスター・シティのMFはピッチに倒れ込んでしまった。
ただ、主審はファウルのみの判定を下し、カードを出さず。映像からは右足裏で左足首をとらえた危険なアプローチにも見え、退場にすべきとの声も上がった。
スペイン紙『AS』によれば、アラウホは「試合後に彼と直接話したし、メッセージも送った。すると、『大丈夫だ、これもサッカーの一部だ』と言ってくれた」と明かした。続けて「必要以上に問題視されている」と口にし、こう主張している。
「激しいタックルではあったが、紛れもなくボールを奪おうとしただけで、悪意は一切なかった。後でその映像で見返した。確かにスローモーションで見ると、かなり厳しいチャレンジに見えるかもしれないが、僕はボールを取るつもりで突っ込んだ。ピッチ上には主審もいたし、VARもあった...重要なのは、彼が大丈夫で、問題はないと伝えてくれたことだ」
判定の是非はさておき、当事者同士では既にわだかまりはないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】受けたフォーデンは悶絶。アラウホの豪快タックル
2026年03月30日 12:42
現地3月28日にグラスゴーで行なわれたスコットランド戦で、日本代表は伊東純也(ゲンク)のゴールで1−0の勝利を収めた。試合直後にはチャーター便で31日の次戦の地・ロンドンへいち早く移動。29日からイングランド戦に向けて準備を進めている。
この日は横殴りの風と雨に見舞われる厳しい気象条件。気温も10度に満たない寒さで、日頃から欧州でプレーする選手たちも、コンディション調整に苦労しそうだ。9万人の大観衆が終結するウェンブリー・スタジアムでの“完全アウェー戦”ということで、環境的にも難しさを覚えるかもしれない。
それでも、2か月半後に迫ってきた2026年北中米ワールドカップのメンバー発表前、最後の調整試合ということで、日本としては前向きな手応えを掴みたい。当落線上の選手たちを含め、持てる力のすべてを出し切って、これまで一度も勝ったことがないイングランドを撃破したいところだ。
そこで注目されるのが守備。イングランドには絶対的エースのハリー・ケイン(バイエルン)を筆頭に、マーカス・ラッシュフォード(バルセロナ)、フィル・フォーデン(マンチェスター・C)、モーガン・ロジャーズ(アストン・ビラ)といったタレントが揃っているため、彼らを確実に封じなければ、勝利への道筋は見えてこない。これまで以上に高度な意思統一を図り、ゲームに入ることが肝要だ。
そこで守備陣の構成を考えてみると、まずスコットランド戦でスコット・マクトミネイ(ナポリ)の決定機を封じたGK鈴木彩艶(パルマ)が引き続き、ゴールマウスを守ることになるだろう。
その前の最終ラインは、昨年10月のブラジル戦で歴史的初勝利の原動力となった渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)の3人が陣取る確率が高そうだ。
3バックの左は、スコットランド戦で完全復活を印象付けた伊藤洋輝(バイエルン)の起用もあり得るが、出場時間の少なかった鈴木淳を先に出して、伊藤が後に控えるという形になるのではないか。
いずれにしても、森保一監督は彼らの力を最大限に引き出しつつ、ブラジル戦に続く大きな勝利の再現を目ざしていくはずだ。
大きなハードルを越えようと思うなら、ケインに対する守り方を明確にすることが第一歩。29日の練習前のミーティングで、それを確認したようだが、渡辺は「彼を自由にさせないことを意識しないといけない」と強調していた。
「ケインに関しては、どこまで落ちるかがちょっと想像できない。僕自身、今までマッチアップするなかで、そこまで自由に動いてくるフォワードはいなかったので、非常に難しいですね。
今日のミーティングでも、マンツーマンでついていくところと、ついていって穴が空くのが間違いないという話が出た。誰がカバーするとか、逆についていかないで他の選手がスライドするとか、そこをうまくコミュニケーションを取りながらやれたら、ベストだなと思います」と、この半年間で守備陣の主軸に成長した男は、できる限りのアプローチを見せていく構えだ。
渡辺が言うように、ケインがフラフラと動き回り、そこにラッシュフォードやロジャーズら2列目のアタッカーが次々と飛び込んでくるような状況を作られてしまったら、日本が後手に回るケースが増えてくる。そうならないような対応策を徹底して講じる必要があるのは確かだ。
「チームとして前から行くのか、しっかりブロックを作って守るのかを整理してやらないといけないと思います。フリーにさせてしまえば、勝負を決められる選手はたくさんいるので。
サイドのドリブラー、サイドバックの選手も流動的に来ると思うので、中盤のところはなるべくセカンドボールを拾ったりしながら、自分の得意なところをしっかりぶつけたい」と、ボランチで先発濃厚の佐野海舟(マインツ)も言う。
彼は鎌田大地(クリスタル・パレス)とコンビを組むことが有力視されるが、中盤の守備タスクはこれまで以上に大きくなる。広いエリアをカバーできるように、集中力を高めていかなければならないだろう。
ケイン対策について、1つポジティブなのは、バイエルンの同僚・伊藤がいること。日頃から一緒にトレーニングしている分、細かい動きの癖や特徴を熟知している。その情報もチームとして把握しながら、相手のエースを止めることができれば、イングランドの攻撃力は低下する。
そうなれば、日本としても伊東や三笘薫(ブライトン)、上田綺世(フェイエノールト)ら主力級が揃う攻撃陣で、迫力ある攻めを繰り出せるのではないか。
敵将のトーマス・トゥヘル監督は策士として知られるが、その指揮官を驚かせるような粘り強い守りで、強豪国に揺さぶりをかけたいところ。強固な守備構築がビッグマッチの生命線になるのは間違いない。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【画像】史上初のモノクロエンブレム&三つ葉ロゴが31年ぶり復活!日本代表の新アウェーユニホーム
2026年03月30日 12:33
イゴール・トゥドール監督は就任後わずか7試合でトッテナム・ホットスパーを離れることになった。
トーマス・フランク前監督が今年2月11日に解任されたことを受け、後任として同14日にトッテナム・ホットスパーの指揮官に就任したトゥドール監督だが、公式戦4連敗スタートを喫すると、18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグではアトレティコ・マドリードに3−2で勝利して初白星を飾ったものの、2試合合計では2−5で敗れてCL敗退となるなど、就任後公式戦7試合でわずか1勝(1分け5敗)という成績だった。
これにより、プレミアリーグでは降格圏内となる18位ウェストハムと勝ち点「1」差の17位となり、1977年以来となる2部リーグ降格を避けるために、トッテナム・ホットスパーは29日にトゥドール監督の解任を発表した。
なお、データサイト『OPTA』やイギリスメディア『Squawka』によると、就任後わずか43日で解任となったトゥドール監督は、クリスティアン・ステッリーニ氏(当時トッテナム・ホットスパー暫定監督/29日)、サム・アラダイス氏(リーズ/30日)、アンジェ・ポステコグルー氏(ノッティンガム・フォレスト/39日)、レス・リード氏(チャールトン/40日)に続いて、就任期間がプレミアリーグ史上5番目の短さになったことが伝えられている。
また、イギリスメディア『スカイスポーツ』では数字と関連したトゥドール監督の成績が以下のように伝えられている。
「0」:トゥドール監督はトッテナム・ホットスパーで指揮を執ったプレミアリーグ5試合で勝利を挙げることができず、唯一の勝ち点『1』は3月15日にリヴァプールと1−1で引き分けたものだった。
「1」:トッテナム・ホットスパーの降格圏との勝ち点差。トゥドール監督の就任時は16位で降格圏との勝ち点差は『5』だったが、その差が『1』に縮まり、17位に転落して彼は退任となった。
「17」:CLラウンド16・ファーストレグのアトレティコ・マドリード戦(●0−3)でトゥドール監督がチェコ代表GKアントニーン・キンスキーを交代させるまでの時間(分)。この試合でキンスキーはチームの2失点に絡むミスを犯した。
「20」:トゥドール監督が指揮を執った全公式戦7試合でトッテナム・ホットスパーが喫した失点数。1試合平均は『2.8』だった。
「27」:データサイト『OPTA』が発表したトッテナム・ホットスパーの今シーズンの降格確率(%)。トゥドール監督の就任前はわずか『4%』だった。