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2026年02月20日 08:00
広島のドラフト3位・勝田成内野手(22)=近大=が19日、今キャンプでのラストアピールを誓った。残された対外試合は3試合。これまでの3試合にはいずれもスタメン出場中。攻守で存在感を示す決意だ。 「もっと内容にこだわりながら、なおかつ結果にもこだわってやりたい」。勝田は力を込めた。 過去3試合は計12打数2安打。課題は直球への対応だ。「速いというよりかは『強い』というイメージ」。力負けする打席が多くあり、思ったようにはじき返せなかった。 解決策として掲げるのは、脱力。リラックスして打席に入ることだ。 「自分は、どうしても力が入ってしまうとバットが出てこないというのがある。力を抜いて打席に入れば、対応できるのかなと思います」 力で抗うのではなく、無駄な力を削ぎ落として、柔らかく、鋭く。これまで培ってきた打撃スタイルを改めて体現していく。 守備では確実性を高める。18日のロッテ戦では失策し、ピンチを招いた。土のグラウンドは、不規則な打球が想定される。「マツダスタジアムだったら、本当に何があるか分からない。何事にも準備をしっかりしたい」と前を向いた。 正遊撃手の小園は侍ジャパンに参加中。矢野は2軍で汗を流す。アピールのチャンスを生かさないわけにはいかない。
2026年02月20日 11:00
“拾ってもらった”ロッテで示す恩返し
“拾ってもらった”ロッテへ、結果で恩返しする。昨年10月にソフトバンクから戦力外を受けた宮崎颯投手は「チャンスをくださったチームで、腕を振って優勝に貢献したい」と語り、背水の陣で春季キャンプに臨んでいる。
2022年の育成ドラフト8位でソフトバンクに入団。3年目の昨季は7月に支配下登録を勝ち取ったが、1軍登板は2試合にとどまった。同年オフに戦力外通告を受けた宮崎は「ホークスにやり返したいというよりも、1軍の舞台でやり返したいという気持ちがすごい強かった」と悔しさをのぞかせた。
その後、左腕のもとにロッテから連絡が入った。「最初に支配下と言っていただいたときは、本当に嬉しかった」と球団への感謝を口にする。電話口で思わずガッツポーズした。再起への決意が、その言葉の端々に表れていた。
ロッテでは1軍キャンプのメンバーに振り分けられた。入団後に感じたのは、チームの温かさだった。ソフトバンク時代もチームメートと良好な関係を築いていたが、移籍は初の経験で不安もあった。「新参者という立場になるのが初めてで不安もあったが、先輩も後輩も関係なく、声をかけてくださる選手が多い」と明かす。
自主トレをともに行なった上田希由翔内野手や同学年の菊地吏玖投手ら旧知の存在がいたことも宮崎をチームに溶け込みやすくした。会話を重ね「すごく馴染みやすい環境」と新天地での印象を語った。
「ロッテに決まった瞬間から、絶対貢献するという強い覚悟を持って、ここまで準備をしてきた」。“拾ってもらった”という感謝を言葉だけでは終わらせない。与えられたチャンスを結果で示す。新天地での再出発は、まだ始まったばかりだ。(岡部直樹 / Naoki Okabe)
2026年02月20日 10:40
ドジャース・ナックの愛犬は3歳のオリーくん、犬種はエリザベス女王と同じ
ドジャース・大谷翔平投手の愛犬デコピンに親友だ。大谷の同僚ランドン・ナック投手の婚約者、アニサさんが18日(日本時間19日)に自身のインスタグラムを更新し、デコピンと自身の愛犬の2ショット写真を公開。一夜明けた19日(同18日)にナックは“ワンちゃん交友録”を語ってくれた。
「本当に楽しかった。彼らはとても仲が良くて、何度か一緒に過ごしたこともある親友なんだ。昨日もその話で持ちきりだったよ」
ナックの愛犬の名前はオリーくん。3歳のオスで、炭酸飲料「オリポップ」が名前の由来だ。犬種は「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」で、英国のエリザベス女王の飼い犬と同じだ。
「本当に素晴らしい、最高の犬なんだ。とても賢くて、しつけもバッチリ終わっている。何より性格がとても優しいんです。まるで最初の子どものような存在なんだ」と笑顔。シーズン中の遠征時はアニサさんの両親に預けているというが、長いスプリングトレーニングでは共にキャンプ地で生活しているという。
「ヨシノブのワンちゃんにはまだ直接会えてないんだ。写真は見せてもらったんだけど、実際に会うのはこれからだね」。山本由伸投手の愛犬カルロスとの交流を心待ちにした。
28歳のナックは昨季10試合登板で3勝2敗、防御率4.89だった。「数ポンド体重が落ちたが、それ以上に内容が良くなった。体脂肪が少し落ちて筋肉量が増えた感じだ。今までで一番体が軽く、最高のコンディションだと思っている」。
勝負の3年目は先発、リリーフ問わずにフル回転する覚悟だ。「チームが必要とするなら、何でもこなすつもりだ。先発でもロングリリーフでも通常のリリーフでも、チームのためならどこでも投げる。シーズン開幕に向けて、今はとてもワクワクしている」と誓っていた。(Full-Count編集部)
2026年02月20日 10:10
球団公式インスタグラムで大食いなら「寿司」を選択
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が明かした日本食への深い“愛”が話題となっている。球団公式インスタグラムが18日(日本時間19日)、インタビュー動画を公開。「大食いコンテストに参加して勝たなければならないとしたら、どの食べ物を選ぶ?」との問いに「寿司だね」と即答したベテランの姿に、ファンからは「意外すぎる」「ミギーに同意する」と声が上がっている。
キャンプ恒例の大食い競争が行われた中で、ロハスが自信を見せたのは別のジャンルだった。「握り寿司や刺身をたくさん食べるんだ。新鮮な魚が大好きだから、僕が勝てるチャンスはかなりあると思う」と、日本食なら誰にも負けないと自信を覗かせた。さらに「いつも一人で食べに行くと、毎回だいたい320ドル(約5万円)くらい使ってしまうんだ」と自らの大食いぶりをアピールした。
ロハスはクラブハウスの精神的支柱としても強力なドジャースを牽引している。大谷翔平投手や山本由伸投手ら日本人選手とも良好な関係を築いており、面倒見の良さでも知られる存在だ。グラウンド内での存在感を示すだけでなく、食の好みでも“日本通”な一面を見せつけ、日本人ファンにとっても親しみやすいエピソードとなった。
まさかの和食推しにファンも反応している。SNS上には「意外すぎる。ミギーが握りと刺身を選んだ」「ミギーに同意する」「ドジャースの救世主にとって、寿司に320ドルなんて朝飯前だ。レッツゴー、ミギー・ロ!」「ミギーは食べ放題の店を見つけて、お金を節約した方がいいよ」「かなり具体的な寿司代だね」「ミゲル・ロハスはLA市内で二度と食事代を払う必要はないだろ」「寿司か。間違いなし!」といった声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2026年02月20日 10:08
ニューエラは20日、3月5日(木)に開幕する「2026 World Baseball Classic(TM)」に向けて、日本代表チーム「侍ジャパン」から5選手をフィーチャーした「SAMURAI JAPAN PLAYERS」シリーズをニューエラストア新宿・銀座・渋谷・横浜・千葉・心斎橋、公式オンラインストアで2月24日に発売すると発表した。
2026年02月20日 10:00
16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した館山昌平氏と真中満氏が、WBC日本代表の中日・郄橋宏斗について言及した。
館山氏が「WBCがあるので少しペースを上げて調整していると思うんですけど、何よりフォークボールですよね。変化球をちゃんと良いところに落とし所を決めている。他のピッチャーよりも調整を早めているところ。より実戦に近くなっているかなと思いますね」と評価。「まずはストライクゾーンにしっかり投げ込む。いろんな球種を試す時期だと思うんですけど、決め球とストレートの走りを作っている。早めの調整なので開幕、WBCに不安はありませんけど、シーズン持つかどうかの不安は流石に出ちゃいますよね。息切れしないか心配。そこまでギアが上がっていると言うのは、良いことですよね」と心配を口にした。
真中氏は「去年二桁勝てなかったので、負けが先行しましたから、やってやるぞという気持ちは強い。フォームはちょこちょこ変えるじゃない。あれって進化をかけてるの?」と館山氏に質問。館山氏は「進化を求めて新しい形を挑戦していると思うんですけど、それプラス体が大きくなっているので、年齢的にも筋肉がついてきて、そういったところを含めると、まだ自分のサイズ的なフォームは先にあるような気がするんですよね」と解説した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月20日 09:00
ロッテのネフタリ・ソトは今季からチームキャプテンに就任した。
移籍3年目のソトは、ロッテに加入してから個人のことよりもチームについて口にすることが多かった。
「チームのためにどうやって打てばいいとか、こういう場面をどうすればいいとか、チームの勝利につながるような考え方、練習の仕方を続けたい」(24年6月26日取材)
「自分としてもチームとしても浮き沈みのあったシーズンですけど、そこには特に不満はなくて、いいシーズンだったと思います。目標としていることはこの先にあるので、その先に向けて自分たちができることをやっていきたい」(24年10月7日取材)
「どんな選手でもみんな勝つために頑張るので、今年もそれをテーマにしてチームメイトと一緒に頑張って勝利に繋がるといいです」(25年3月9日取材)
「本塁打、打点はチームトップかもしれないですけど、最下位ですし、チームのために何も貢献できていない。クライマックスシリーズにいけていないので、トップになったのは嬉しいということはない。僕はチームのためにいる」(25年10月4日取材)
チームキャプテンに就任してからもその姿勢は変わらない。「いつもと言っていることが同じかもしれないんですけど、しっかり準備すること。それが自分のできることなので、自分のできることに集中していきたいと思います」。
昨季までも小島和哉をはじめ、年下の後輩たちにアドバイスを送ることがあった。キャプテンとなった今季、どのようにチームをまとめていきたいのだろうかーー。
「若い子もベテランの人もたくさんいるチームですので、みんなが一つになってやっていけば、できるだけ早く1つになっていけば勝ちに向かっていけると思うので、その役割をしたいと思います」。
ソト個人に向けると、今季に向けてシーズンオフは「いつもよりも早めの時期からバッティングを開始しました」と、バットを振り込んできた。昨年は2月20日に来日し、2月22日の糸満春季キャンプで合流したが、今季は1月29日に来日し都城春季キャンプ初日から参加。
2月14日のDeNAとの練習試合では、1−1の6回一死三塁の第2打席、若松尚輝が1ボール2ストライクから投じた4球目の141キロストレートをセンター前に適時打を放つと、5−1の7回二死一塁の第3打席、若松が投じた初球の138キロストレートをライトへ2ラン。18日の広島との練習試合でも2安打1打点と、流石の存在感を示す。開幕に向けて、これからさらに調子を上げていって欲しいところ。
昨季はチームにとっても、ソトにとっても悔しい1年に終わった。「ファンは勝ちを望んでいると思いますので、僕らは全員でできるだけのことをやって、勝ちに向かっていきます。シーズン中もファンの方が喜んでいただけるようなシーズンを送りたいと思っています」。今季はマリーンズファンにたくさんの笑顔を届けるため、チームを勝利に導く一打を1本でも多く放つ。
取材・文=岩下雄太
2026年02月20日 08:40
球団公式Xが公開したディアスとの豪華2ショット
ドジャースの大谷翔平投手と、新加入したエドウィン・ディアス投手の交流が話題となっている。球団公式X(旧ツイッター)が18日(日本時間19日)、2人の豪華な2ショット写真を公開。最強タッグの実現に、日本のファンからは「一緒にいるなんて夢みたいな事ばかり起こるよね」と注目が集まっている。
キャンプ地で実現した、投のスペシャリスト同士による貴重な意見交換だった。公開された写真では、大谷がボールの握りを実演しながら、ディアスに向けて何事かを身振り手振りで伝えている様子が収められている。熱心に耳を傾ける右腕の表情からも、充実したコミュニケーションの時間がうかがえる。
ディアスは今オフ、ドジャースと3年6900万ドル(約107億円)の大型契約を結んで加入した屈指の守護神候補だ。一方の大谷は右肘手術からの投手復帰を目指すリハビリの最終段階に入っている。エンゼルス時代から圧倒的な実績を残してきた2人が、同じユニホームを着てワールドシリーズ連覇を目指すことになる。
メジャーを代表するスター選手同士の共闘に、SNS上のファンも大興奮だった。「まさか、この2人が同じユニ着て共闘するなんて……」「これ見て目頭が熱くなった」「一緒にいるなんて夢みたいな事ばかり起こるよね」といった声が寄せられた。新シーズンへ向けて、チーム内の良好な関係性がファンを喜ばせている。(Full-Count編集部)
2026年02月20日 08:00
広島のドラフト3位・勝田成内野手(22)=近大=が19日、今キャンプでのラストアピールを誓った。
2026年02月20日 08:00
16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した館山昌平氏と真中満氏が、ヤクルトの守護神について言及した。
まず、館山氏はヤクルトのリリーフ陣について「昨年1点差負けはありましたけど、中継ぎ陣はかなり抑えている。(防御率)1点台のピッチャーも多いですし、荘司投手の新人王を含め、星投手、石山投手もクローザーとして抑えることができていた」と評価。
その上で、館山氏は守護神争いについて「誰にでも可能性があるというところでいうと、日本人投手の競争」と予想する。外国人投手についても、「リランソ投手もストレートの強さありますし、キハダ投手もいる」と話した。
真中氏は「外国人の球の速いピッチャーが9回にいるのは助かるんですよ。リランソ投手が収まると一番いいのかなと思うんですけど、オープン戦を見ながらやっていくと思う」と話し、「荘司投手をいきなり9回だと、8回、9回だとロケーションが変わってくるので難しいのかなと考えると、リランソ投手がハマれば戦いやすいかなという気がするよね。そうすると7回、8回をうまくいろんなピッチャーで繋ぎ合わせていけるのかなと思いますね」と自身の見解を述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月20日 06:50
太田幸司氏は甲子園で「コーちゃんフィーバー」で大注目
常に注目を浴び続けた。元近鉄の太田幸司氏(野球評論家)は青森県立三沢高時代に甘いマスクの快速球右腕として人気大爆発。1969年夏の甲子園決勝・松山商戦での延長18回0-0引き分け大熱投で「コーちゃんフィーバー」はさらに過熱した。“決勝2試合目”に2-4で敗れて準優勝に終わった以降も全日本高校選抜でのブラジル遠征、長崎国体と投げ続けると、ともに騒がれたのは進路問題だ。大学進学か、プロ入りか。大いに揺れたという。
1969年9月6日、太田氏はブラジルで完全試合を達成した。松山商との“決勝2試合目”に敗れたのが8月19日だったが、8月下旬には全日本高校選抜メンバー入りして、ブラジル、ペルー、アメリカ遠征に参加。偉業はブラジルのパラマ州マリンガの高校、社会人混成チーム相手に成し遂げた。15-0の大勝で「まぁ、向こうのレベルがそんなにねぇ……」と話したが、114球、14奪三振の力投だった。
この遠征での親善試合は計20試合行われ、日本選抜が17勝3敗の成績を残した。太田氏は8試合に投げ、そのうちの5試合に先発し「今だったら、甲子園であれだけ投げたら無理させないだろうけど、もう1番手でバンバカ、バンバカ投げていたからねぇ」と苦笑する。「日本に帰ってきた時、やっぱり肘に違和感があった。向こうのボールはちょっと重かったし、下も赤土のアンツカーみたいな感じで足の裏は痛くなったしね」とも振り返った。
当時の日本高野連会長の佐伯達夫氏が日本選手団の団長。「佐伯さんには、よう説教を食らいましたよ。ブラジルの大学チームとか試合をして、ウエルカムパーティーがその後あったんだけど『今日の君らの態度は何だ。日の丸をつけているんだ。もっとピシッとやってくれ』とかね」と懐かしそうに話す。「サンパウロとか、ブラジリアとか、野球をやっていたおかげでいろんな経験をさせてもらいました」。
しかしながら「コーちゃんフィーバー」はまだまだ続いた。「甲子園が終わって、僕と桃井(久男内野手)と八重沢(憲一内野手)がオールジャパンに選ばれたんだけど、残った連中で(8月下旬に)三沢に戻ってからパレードしたんです。で、(9月下旬に)僕ら3人が帰って来たときにもう1回、八戸から三沢までパレード。僕らは初めてだけど、他の連中は『1か月も経つのにカッコ悪いわ』と言いながら2回やっていました」。それも太田氏の人気あってのことだ。甲子園後も国体に女性ファンが殺到
日本中から注目を浴び、常に女性ファンからの黄色い声援を受け、ファンレターは「青森県 太田幸司様」だけで届き、「『家出してきました』って言って、僕の家に駆け込んでくる女の子もいましたからね」というほど。それこそ気が休まる日はなかったことだろう。その上、登板も続いた。10月下旬には長崎国体で佐世保市営球場のマウンドに立った。それも準々決勝(10月29日)で松山商との再戦だ。女性ファン殺到の大騒ぎの中、太田氏は完投したが、1-2で敗れた。
「なんかずっと投げっぱなしですよね。よう、ホントに……。でも、あの頃はそれが当たり前と思って投げていますからね。“ちょっと疲れて……”とか、そんなのも言った覚えもないし……」。これが高校野球最後の登板になったが、甲子園大会以降、並行して注目を集めたのが、進路問題だ。「決まりましたか」との質問は何度も受けたそうだが「その頃の僕は、本当にどうするか決めていなかったんですよ」という。
大学進学か、プロ入りかで揺れていた。「大学は行くんだったら、東京六大学がいいなって思っていました。どことかは全く決まっていませんでしたけどね。進路について学校の先生の意見も2つに分かれていました。『プロは大学に行って4年間やって経験を積んでからでいいんじゃないか』という先生もいれば『ピッチャーは消耗品だからパーッとプロに行った方がいい』という先生もいましたしね」。
なかなか結論を出せなかった。「“これだけワーワー騒がれて、プロに行って先輩方といろんな軋轢があったりとかしたらしんどいし、ちょっと熱が冷めるまで大学で4年間やってからでも”というアドバイスとか、聞けば、聞くほど悩んでしまいましたよね」。最終的にプロ入りを決めたのは11月20日のドラフト会議で近鉄から1位指名を受けてからだった。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月20日 06:00
広島の床田寛樹投手(30)が19日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、“床田理論”を熱く語った。目指す直球の理想や後輩への助言の仕方など、プロ9年間で培ってきた考えを語った。今季の目標には投手の中心として、180イニング到達と貯金をつくることを掲げた。
−年齢が上になった。キャンプでも若手に聞かれることが増えてきた。伝える上で大事にしていることは。
「聞かれれば答えるぐらいですよ。でも、例えば変化球を聞かれたら、僕の感覚はこういう感覚で投げている。でも、他の人はこういう感覚で投げているよ、っていう選択肢を何個か挙げますね。僕の感覚と合わない人がいると思う。僕も昔からいろんな人にいろいろ聞いていて、それを覚えているので、それも伝えています」
−例えばどの球種で。
「チェンジアップとか。僕はどっちかというと、サークルで握って外に指を出す。小指から投げる感じ。でも、昔いた高橋樹也は『窓を拭くように投げる』と言っていました。イメージは人それぞれ。何個か教えてあげたら、そこから選べるので」
−自分の感覚だけを伝えてもいいが。
「みんなに良くなってほしいじゃないですか。僕は良いと思ったら、先輩後輩、関係なく聞くタイプ。例えば2個やってみて、違うなって思ったときに、3個目の選択肢があれば、またそこで練習ができる。たくさんの道があるのが大事なんです」
−そのほかに大事にしていることは。
「キャッチボールです。キャッチボールは毎日やるから。遊びで試したり、たくさんのことを取り入れていい。僕も新しい変化球を考えているときは、キャッチボールで適当に、本当に意味がわかんない握りで投げてみる。そこで『あ、いいな』ってなったらブルペンで投げる。そういう段階を踏みます」
−ひらめきが大事。
「そうですね。常識から外れないと、よくわからない握りで投げようっていう発想には、多分ならない。子供みたいな考えじゃないと。子供って無邪気だから『これをやったらどうなるんだろう』みたいな。僕もそんな感じです」
−こう曲がったらいいな、っていう球はあるか。
「よく思うのは、この球だけを投げれば100%打ち取れる、っていう球があったらいいなと思います。それだけを投げれば完全試合ができるでしょ」
−それは直球系ではない。
「僕は変化球っていうイメージです。真っすぐだったら、死ぬほど重い球とかがあればいいな」
−27球で試合を終えるのと、27個のアウトを三振で奪うのと、どっちが理想か。
「投手の能力としては三振が多いほうが間違いなく高い。でも、自分の体力を考えたら、毎試合、三振を奪うと多分、持たない。僕の中では、三振は取れないと思っている。だから打球は前に飛ばされるけど、ちょっとでも弱くとかできたらと思って投げています。あとはみんなでワイワイやりたい。27球で試合終了。最高っすね」
2026年02月20日 06:00
広島の床田寛樹投手(30)が19日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、“床田理論”を熱く語った。
2026年02月20日 06:00
広島の床田寛樹投手(30)が19日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、“床田理論”を熱く語った。目指す直球の理想や後輩への助言の仕方など、プロ9年間で培ってきた考えを語った。今季の目標には投手の中心として、180イニング到達と貯金をつくることを掲げた。
−今季はツーシーム頼りの投球をしないと以前言っていた。キャンプでの取り組みは。
「真っすぐをいっぱい投げるっていうふうにやっています。どっちかというと、変化球はまだ、そこまで練習できていない。シート打撃とか紅白戦で変化球があんまり良くなかった。変化球もちょっとやっておかないとな、とは思っています」
−日南のブルペンで直球だけ150球を投げた日があった。手応えは。
「まだまだ、これからですね」
−直球が増えることで、試合での組み立ては変わるか。
「『この試合はツーシームをなしにしよう』『この試合は逆に多めにしよう』とか、そういう試合をつくってもいいと思います。去年までは困ったらツーシームを投げることが多かった。そこで違う球種で勝負できれば。相手のイメージが変わるまでに何年もかかるけど、今年がその第一歩っていう感じですね」
−たくさんの球種を使って打ち取る投球が理想か。
「僕はどちらかというと、全部の球種を投げたいタイプ。その中で真っすぐを中心に、っていうのはある。本当の理想は全部の球種割合が20%ずつぐらい。でも、そうなると真っすぐが少ないから、三振をあまりしてくれない。だから真っすぐを意識させたい。変化球を生かすために真っすぐを投げる」
−床田投手の直球の理論は。
「僕は真っすぐに自信がない。できればあまり投げたくない。変化球を投げている方が楽なので。でも、それだけだと、この何年かは勝負どころで捕まってしまった」
−理想の直球は。
「今永さんの真っすぐです。僕はあんなにゴリ押しできないから。あの真っすぐは、やっぱいいなと思います」
−どういうところが理想なのか。
「低いところから投げるから、伸びがエグいんです。だから空振りが取れる。今永さんからヒットを打ったことはないです。外角の球が、めっちゃ遠くに投げられているように見える。絶対バットが届かんやろっていうところに投げているように見えて、ミットを見たら外角いっぱい。すごいですよ」
−そんな直球が理想。
「僕は変化球が得意だから、真っすぐでも勝負できるってなったら、と思うんですけど、なかなか難しい」
−今季、個人的な目標はどこに置く。
「やっぱり、勝てるだけ勝ちたい。貯金をしたいですね。イニングは180回は投げたい」
−その心は。
「ここ2年、最後に失速してしまった。結局9月になって、平均イニングがガクガクって下がっちゃった。それさえなくせば、多分180回はいけそうな気がする。勝ち星もそうなんですけど、最後まで走りきりたい」
2026年02月20日 05:00
「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)
阪神の新外国人、イーストン・ルーカス(29)=前ブルージェイズ=が今キャンプ2度目のライブBPに登板。打者のべ12人に対して38球で安打性の当たり2本に封じた。21日・中日戦(北谷)からのオープン戦では、高橋遥人投手(30)が先発を務めることが濃厚だ。以下は、藤川球児監督の主な一問一答。
◇ ◇
(テレビインタビュー)
−ドリスが外国人投手のリーダー的な存在。
「昨年、監督就任の時から力のあるベテランが欲しいと言っています。そういった意味で力があればいいですよね」
−18日、ライブBP登板の内容も良かった。
「それが彼の持っている特性。選手それぞれが持ち合わせていますから。年齢は関係ないんですけど、力が必要です」
※インタビュー終わりにプロペラ音が止まる。
「ちょうどヘリコプターが…。バッドタイミングでしたね(笑)」
(ペン囲み)
−ルーカスが2度目のライブBP。
「プラン通りですね。投手コーチと話しながら、イニングレストという米国のやり方に近い形と言いますか。お互いで文化を取り入れながら、いい進み方をしてるのではないかと思います」
−21日からオープン戦開幕。村上や大竹はまだ実戦形式の登板もない。
「週末なのでニュースを皆さま、お楽しみにしていただければ。楽しいんじゃないですか」
−先発投手は。
「予告(先発)設定はされていますかね?ルール通りにいきましょう。それでメディアの皆さんがタイガースファンに向けて、楽しいようなふうに伝えてくれたらうれしいかなと」
−3試合の位置付け。
「監督としては関係ないですね。全然、関係ない。シーズンに向けての準備、選手たちの状態の把握とチーム力の底上げです。準備ですよね。まだそんな時期です」
2026年02月20日 05:00
「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)
春季キャンプも終盤。21日から始まるオープン戦を前に、新外国人のキャム・ディベイニーが加わり、4選手で激しく争う阪神正遊撃手の座をデイリースポーツ評論家の岡義朗氏がチェック。中野拓夢内野手の「精力的な練習姿勢」に目を見張った。
◇ ◇
新外国人のディベイニーに木浪、小幡、熊谷の4人がショートの定位置を争っている中、二遊間でコンビを組む中野の前向きで、精力的な練習姿勢が目についた。
内野ノックを見ていたが、ディベイニーは二塁ベースカバーに入った中野への短い距離でのスローイングで腕を上げて、上から投げる場面があった。二遊間で距離が近いスローイングは肘をたたんで横から出すスナップスローが一般的なので、どうしてもベースカバーに入るタイミングも変わってくる。ディベイニーの特徴、癖を早く把握しようと、中野はコミュニケーションを取りながら、細部にこだわって自分の動きを調整していた。
二遊間を守る選手には、「あうんの呼吸」が必要になる。
特に併殺プレーではコンマ何秒の差がアウト、セーフを分けるので、タイミングのズレは命取りになる。ショートを争う4人それぞれと呼吸を合わせるために、微調整を繰り返す中野の姿が印象的だったし、内野陣を引っ張るリーダーとしての自覚、覚悟が伝わってきた。