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2026年02月14日 05:01
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座) 阪神・藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り。 −本日の練習は“半ドン”だった。 「半ドンってどんな意味ですか?(笑)。半ドンという使い方はあまりしないですが、中日を作りたかったのでこういうタイミングでした」 −キャンプインから天候もずっとよかった。 「天日の宜野座ですからね(笑)」 −監督の方で練習量を調整することも大事。 「そうですね。それを判断するのは自分ですから。昨年も同様にタイミングを見てそういう時間をつくりました。シーズン中もそういうのを入れながらやっています」 −榊原コミッショナーが視察に訪れた。 「石井のこと(ケガ)もご存じでした。WBCは夢のある大会。彼も出たかっただろうというところを、私とコミッショナーで話しながらでした。選手たちにも大会が価値のあるものになっているし、子どもたちにもなっている。WBCがあることで、人口は減少しているけど野球を始めている子どもたちは増えていく。NPBとしても各球団がジュニア(チーム)とかアカデミーを持ってやっていますから。すごく一体になってやっているという話をコミッショナーとしていました」 −「緊迫感と緊張感でとても強い印象だ」と。 「これは先輩方が作ってきたところと、レギュラーシーズンに向けて取り組むところですね。タイガースの野球というものをしっかりと作り上げるということを、100周年に向けてやっていかなければいけませんし、今シーズンに向けてもそうです。段階はもちろんあるんですけど、そこは重要視してますね」
2026年02月14日 10:00
9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した齊藤明雄氏が、ソフトバンク・前田悠伍について言及した。
齊藤氏は「昨年も投げていて1勝したということで、自信を持っている。キャンプの過ごし方もわかっていると思いますから、有原が抜けて、前田悠伍あたりが100イニングぐらい投げて、どれくらいの成績を残すか期待しているんですけどね」と話した。
前田悠はプロ2年目の昨季、3試合・11回1/3を投げ、1勝1敗、防御率3.97。3年目の今季は先発ローテーション入りに期待がかかる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月14日 09:18
「侍ジャパン強化合宿」(14日、宮崎)
強化合宿がスタートし、侍ジャパンのアドバイザーを務めるダルビッシュ有投手は背番号11が入ったウェアを着て球場入り。ファンの大歓声を浴びた。
過去2大会で優勝経験のあるダルビッシュは昨年10月に2度目の右肘手術を受け、今大会はアドバイザーの立場にまわった。それでも背番号11のウェアを着ていたことで、一緒に戦う姿勢を示した形だ。その後、グラウンドに姿を見せるとファンから歓声と拍手が沸き起こり、右腕がスタンドに向かって一礼するシーンもあった。
その後は村田バッテリーコーチや、捕手陣と言葉をかわした。その際には身振り手ぶりを交えるなど、ウォーミングアップ段階から精力的に動いた。
ダルビッシュはアドバイザー就任が発表され太際、「井端監督からは昨年10月に手術をお伝えしてから何かしらの形で関われないかというお話をいただいており熟考の末、合宿に参加させていただくことになりました」と説明。「選手の皆さんが自信を持って大会に臨めるように、過去の大会から得た経験を選手たちに伝えられたら」とコメントしていた。
また阪神の佐藤輝明内野手、森下翔太外野手にも大歓声が飛んでいた宮崎。練習開始前から熱狂に包まれていた。
2026年02月14日 09:17
2月7日(土)、8日(日)の2日間に渡り京都府城陽市にあるアウトドアレジャー施設「ロゴスランド」と、隣接する鴻ノ巣山運動公園野球場、多目的広場で、今年で4回目となる「ロゴスランドCUP2026」が開催されました。
野球とアウトドアを通じて子どもの心を育み、子どもも大人も笑顔溢れる日本一楽しい学童野球交流大会が人気の秘密とは?<勝ち」以上に「価値」のある野球大会>
「大人の罵声・怒声禁止」や「6年生の高反発バット使用禁止」を特別ルールにするこの大会。2023年に初開催され、早くも4回目を迎え、大会の認知も広がった今年も石川、愛知、滋賀、京都、大阪の各地から8チームが参加し、150人の子どもたちが交流試合を行いました。
今年は、2022年マクドナルド杯優勝の中条ブルーインパルスが石川県から初参加。北陸地方は大雪のためグランドで全く練習できていない状況。この時季にグランドが使えない地域のチームにとっても適した大会と言えるかもしれません。
今回も大会を通して環境問題を考えるという「地球に優しい」が大会コンセプト。奈良県にある株式会社トラーチが特別協賛。(株)ウォーターネットが設置したウォータースポットで給水、水分補給などを行うことでペットボトルの削減を図るなど、エコな大会運営を実現。また大会協賛の野球上達ギア「キレダス」や明治ザバスのプロテインバーやグミが参加チーム子ども達にプレゼントされるなど今年も「勝ち」以上に「価値」のある野球大会となりました。
試合後は隣接するロゴスランドでアスレチックやローラー滑り台、ふわふわドームで遊び、夜のバーべキュー交流会では佃水産株式会社から鮪が提供されるなど食育への取り組みも行われました。子ども達は絆を深め、参加したチームの大人も含めたみんなが「笑顔」溢れる大会となりました。
参加した全チームには二日間で3試合が平等に与えられ、トーナメント戦で優勝チームを決めつつも敗者トーナメント、順位決定試合も採用。負けても次があるため応援する大人も「罵声・怒声禁止」の特別ルールの下、熱くなりすぎることもなく会場全体が終始和やかな空気に包まれての試合となりました。
二日間の大会を通しての決勝戦は、オール5年生チームで参加した昨夏のマクドナルド杯ベスト4の滋賀県の「多賀少年野球クラブ」と大阪で野球スクールを運営する吉田大輝さん率いる「吉田大輝野球スクール」との対戦。接戦を制した多賀少年野球クラブが二年ぶりの王者奪還となり、キレダスからキレダスバットが贈呈されました。<子どもも大人もワクワクできる大会>
大会を制し、大会アンバサダーとして大会立ち上げから運営に携わっている多賀少年野球クラブの辻正人監督と、大会を企画・主催する株式会社スポーツバックスの萩原雄一さんは4回目を迎えた大会をこう振り返りました。
「このロゴスランドカップは、毎年『子どもたちの自立』を育む大切な大会として位置づけています。野球の準備に始まり、夜のバーベキューや宿泊生活まで、保護者の手を借りず、子どもたち自身の力で乗り切ります。それは同時に、保護者にとっての“子離れ”の場でもあります。大会を終える頃には、仲間との絆は一段と深まり、子どもたちが自立へと踏み出す逞しさを、毎年はっきりと感じます。 野球という競技を教科書に、人が育っていく--そんな大会であることを、多賀少年野球クラブは何より大切にしています。子どもたちだけでなく、大人もワクワクできる大会を、これからも皆さんと一緒につくっていきたいと思っています。」(多賀少年野球クラブ・辻正人監督)
「今年で4回目を迎え、皆さまのお陰もあり大会の認知もかなり広がり今年は泣く泣く数チームお断りしてしまう程反響を頂いております。今年は石川県から中条ブルーインパルスさんが参加され、倉知監督とお話しさせて頂く中で「この時期にグランドで試合ができることが貴重で子ども達は野球がおもいっきりできるだけで嬉しいのに、バーベキューやアスレチックのアウトドア体験で遊び楽しむことができる素晴らしい大会なので是非来年も参加させてください。」と夜のバーベキューの交流会の中で嬉しいお言葉を頂きました。多賀少年野球クラブの辻監督も同じく「この時期我々に取って雪のない土のグランドは貴重なので1分1秒無駄にすることなく、交流試合や合同練習などグランドを使わせて頂きます。」と特に今年は大雪に見舞われこの時期にグランドで野球ができる喜びを感じて頂ける大会として、当初のコンセプトでもあるこの時期におもいっきり野球が楽しめない地域の皆さまに来年は是非多くエントリー頂きたいと思いつつも、今年参加頂いたチームの皆さまから来年も参加したいとお言葉を頂いており、来年は大会の規模を少し大きくできないか考えたいと思います!
何より今年も子どもも大人も指導者も数多くの「笑顔」が溢れる大会になったことが何よりも嬉しかったです。全国でも肩の力を抜いた子どもも大人も笑顔溢れる楽しい大会が広がって欲しいです。」(株式会社スポーツバックス・萩原雄一)
勝ちを求めて野球をする大会ばかりではなく、参加することで「勝ち」以上に「価値」のあるこのような大会が全国が、今後全国に広がっていくことを期待したいところです。(取材:編集部/写真:株式会社スポーツバックス提供)
2026年02月14日 09:00
ロッテは14日から沖縄本島での練習試合が始まる。
2026年02月14日 08:47
「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)
阪神の下村海翔投手(23)が宜野座に合流した。
具志川で複数回のブルペン入りを果たすなど順調に調整中。右腕は現在、一昨年に受けたトミー・ジョン手術からの復活を目指している。
具志川には小幡、梅野、浜田、百崎が合流した。この日は宜野座で練習試合・楽天戦が行われる予定だ。
2026年02月14日 08:47
「日本ハム春季キャンプ」(14日、名護)
紅白戦が行われる。13時開始で7イニングを予定。
野手では新入団の2選手が出場。紅組ではドラフト5位・藤森海斗捕手(明徳義塾高)が「8番・DH」で、白組では同4位・半田南十内野手(日大藤沢高)が「7番・DH」がスタメンに名を連ねた。
投手では白組の2番手でドラフト1位・大川慈英投手(明大)が実戦初登板。先発投手は紅組が孫易磊、白組は古林睿煬で、ともにWBC台湾代表の右腕が務める。
両チームのスタメンは以下の通り。
【紅組】
1番・左翼 水谷
2番・中堅 矢沢
3番・二塁 カストロ
4番・三塁 郡司
5番・一塁 清宮幸
6番・右翼 万波
7番・遊撃 水野
8番・DH 藤森
9番・捕手 進藤
投手 古林睿煬
【白組】
1番・三塁 有薗
2番・中堅 五十幡
3番・右翼 浅間
4番・二塁 野村
5番・捕手 田宮
6番・左翼 西川
7番・DH 半田
8番・一塁 中島
9番・遊撃 山県
投手 孫易磊
2026年02月14日 08:07
宮崎入り初日に牧原大成と食事へ…前回大会の“心残り”を解消
“粋な行動”に虜になるファンが続出した。野球日本代表「侍ジャパン」の臨時アドバイザーを務めるダルビッシュ有投手(パドレス)は13日、自身のX(旧ツイッター)で、牧原大成内野手(ソフトバンク)と食事に行った様子を投稿。3年前の“心残り”を解消する行動にファンから称賛の声が上がっている。
ダルビッシュは投稿で牧原への思いを告白。前回大会で鈴木誠也外野手(カブス)の出場辞退に伴い緊急招集された牧原に対し「大会が終わるまで全然話せず終わってしまったことを3年間引きずっていた」と綴り、「自分から2人で食事に行こうと誘いました」と、合宿前夜に自らアプローチしたことを明かした。
「牧原選手からしたらいい迷惑だったと思いますが快く引き受けてくれて実現。今日はたくさん話すことが出来て最高の夜でした」と牧原に感謝。宮崎合宿が始まる前日の13日、チャーター機で宮崎入りした直後にとった“男気”溢れる行動の裏側を明かした。
侍ジャパンの精神的支柱が見せた細やかな気配りにファンも感動。SNS上には「本当に素敵です」「男気カッコ良すぎ」「素晴らしい気遣い」「ダルビッシュの存在感がデカすぎる」「愛だなぁ」「マジで尊敬する」「泣けるわ」「胸が熱くなった」「羨ましい」といった称賛コメントが相次いでいた。(Full-Count編集部)
2026年02月14日 08:00
「広島2軍春季キャンプ」(13日、日南)
広島の矢野雅哉内野手(27)が13日、原点回帰で1軍再昇格を誓った。
2026年02月14日 08:00
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)
開幕ローテーション候補である阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が13日、来日後初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。新戦力左腕の投球をデイリースポーツ評論家・藤田平氏(78)が解説した。
◇ ◇
ルーカスの直球は常時140キロ台を計測しており、この時期としては十分に合格点だ。191センチの長身から投げ下ろす球には角度があった。直球も得意のスライダーもコントロールは良さそうで、右打者の内角を突けていた。米国でも先発を務めていたのでスタミナも問題ないだろうし、先発投手に必要な要素は持ち合わせている。奪三振率の高い投手ということだが、右打者のインサイドへ制球できれば、奪三振数は増えていくだろう。
一方で相手を威圧する荒々しさのようなものがもっと欲しい気がした。少しまとまり過ぎているという印象。テンポ良く投げていたが、裏を返せばリズムが一定。良くも悪くも“きれい”なので、打者はタイミングが取りやすいかもしれない。今後の実戦で相手が嫌がるような投球ができるのか注目したい。
安打性の当たりこそなかったが、打撃練習も通じて中川はバットがよく振れている。内側の球に対しては思い切ってアプローチできるし、逆方向にも打てる器用さも持ち合わせる。自分の「ポイント」をしっかりと持っている。
2026年02月14日 08:00
9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した齊藤明雄氏が、中日・郄橋宏斗について言及した。
齊藤氏は「昨年の成績は郄橋宏斗の成績じゃないのでね」とチクリ「当然去年の逆の数字でいかないといけない。去年は26試合投げて8勝10敗なんですけどね、今年は26試合投げたら16勝くらいやらないといけない」と奮起を促した。
「VTR見た感じでは、肘の角度が上にちょっと上がっているので、一昨年の郄橋宏斗のピッチングに戻るんじゃないかなと期待しています」と話した。
郄橋宏斗は24年に防御率1.38で最優秀防御率のタイトルを獲得したが、昨季は26試合・171回2/3を投げ、8勝10敗、防御率2.83だった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月14日 07:45
鷹・高橋の打撃、現地でチェックした野口寿浩氏が解説
もしかすると、もしかするかもしれない。ソフトバンクのドラフト5位、高橋隆慶内野手(JR東日本)が宮崎春季キャンプ第3クール最終日の12日、紅白戦が始まる14日からの第4クールでもA組(1軍)に残ることが決まった。
現役時代にヤクルト、日本ハムなど4球団で21年間捕手として活躍した野球評論家・野口寿浩氏は、バックネット裏から動きをチェック。フリー打撃で逆方向にも鋭い打球をはじき返していたルーキーが、巨大戦力の中で生き残る可能性に言及した。
「いい打球を打ちますね。体がデカいだけある。プロのスピードに慣れれば、まあまあやってくれるかもしれない。社会人は最近、速い球を投げる投手が多いですし、そういう投手と対戦してきていますから、早く慣れて適応する可能性はあります」
186センチ、93キロのガッチリした体形から放たれる打球は迫力十分。右打席から右へ左へライナー性の打球を連発する姿に「やっぱり、振る力が強い。しっかりスイングできています」と目を細めた。本職の三塁に加え、初体験の二塁にも挑戦
明秀学園日立高、中大を経てJR東日本から入団。今キャンプはB組(2軍)スタートだった24歳は、6日からA組に合流すると、社会人屈指の強打者と評された打撃でアピールを続けてきた。10日にはライブBPで岩井から中越えの三塁打。11日には前田悠から左中間二塁打を放った。
力強いスイングは魅力十分で「ヘッドが返ってこない。こねたりしないので、広角に打てるんじゃないかなと見ています」と器用さも評価。「右方向にも強い当たりが飛ぶと思います」と予想する。
昨季、5年ぶり日本一を達成したチームの野手陣は、昨年の首位打者・牧原大や近藤、柳田、山川、周東ら内外野とも充実。高橋の本職である三塁は栗原がおり、割って入るのは容易ではないものの、フリー打撃中の守備では初体験となる二塁に入るなど、複数ポジションに挑戦してチャンスをうかがう。
高橋の守備について野口氏は「いろんな打球を処理しているのを見たわけではないから何とも言えない部分はありますけど、不安はなさそうに見えました」と説明。下位指名でも侮れない。攻守とも器用さを兼ね備える大型内野手に対する首脳陣の評価は高く、その存在感は日に日に増していっている。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2026年02月14日 07:10
「ファイト!九州デー」で配布…デザインには「九州全体をさらに元気に」の願い
ソフトバンクは13日、「ファイト!九州」プロジェクトの一環として、九州各地で開催する「ファイト!九州デー」にて配布するユニホームのデザインが決定したと発表した。
2026年02月14日 07:06
大谷がキャンプ初日からブルペン入り、全球種交えて27球
“待望の瞬間”に思わず胸が弾んだ。ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で始まったバッテリー組のキャンプに参加。初日からブルペン入りし27球を投げ込んだ。そんな大谷の姿に目を奪われた人たちが多いなか、隣にいた“大物”に興味津々のファンも多かったようだ。
大谷とともに投げ込んでいた右腕、背番号3の正体は、オフにドジャースと3年総額6900万ドル(約109億円)で契約を結んだエドウィン・ディアス投手。昨季62試合に登板し6勝3敗28セーブ、防御率1.63をマーク。通算では253セーブを記録している“最強守護神”だ。
キャンプで早くも実現した大谷とディアスの共演に日米ファンが歓喜。「この2人が一緒に、いやぁ〜凄い光景だわぁ」「待ちきれないよ」「エドウィンがLAに行ったことを忘れていたよ」「これはクレイジーだ」「本当に獲得したんだなぁ」「ヤバい」「なんか不思議な感じがするわ……」などのコメントがSNSに飛び交っていた。
ドジャース3年目の今季、開幕から投打二刀流での活躍が期待されている大谷は、正捕手のウィル・スミスを相手に熱のこもった投球を披露。フォーシーム、カット、スライダー、ツーシーム、カーブ、スプリットと、ほぼ全ての持ち球を投げ込み、キャンプ初日を終えた。(Full-Count編集部)
2026年02月14日 06:55
元近鉄・太田氏が語る「高校野球人生の最高の思い出」
青森・三沢高時代に「コーちゃんフィーバー」を巻き起こした元近鉄右腕の太田幸司氏(野球評論家)と言えば、1969年夏の甲子園決勝・松山商戦での延長18回0-0引き分け再試合の熱投が有名だ。翌日の試合に敗れて惜しくも準優勝に終わったが、当時は日本中から注目された。ただ、太田氏にとって「高校野球人生の最高の思い出」はその試合ではなかった。それより1年前、初めて甲子園切符をつかんだ1968年夏の青森大会決勝・八戸工戦だという。
学校名が大三沢から三沢に改称された1968年、2年生になった太田氏は明らかに進化していた。背番号11のエースは春の青森大会、準々決勝・大湊戦、準決勝・弘前実戦をいずれも2-0で零封勝利。打者の手元でホップするストレート一本槍の投球で打者を牛耳った。決勝は八戸工と延長12回の激闘の末、1-3で敗れたものの、実力を存分に見せつけて、県内屈指の右腕と評されるようになった。
「春の決勝は雨の中ですわ。最後(延長12回表)はファーストの菊池がポロッと落として点を取られて、みんなが『メガネにワイパー付けろよ』とか言ったり、そんなノリでしたね。負けましたけど、僕ら2年生中心のチームで決勝まで行って、それでもう満足するぐらいだったんです。でも、その後の(田辺)監督のひと言で人生が変わるんですよ。『お前ら、甲子園にまた一歩近づいたな』と言われてね」
最初、その言葉を聞いた時は「“監督は何を言っているんだ”と思った」という。「そしたら『今年の夏は50回の記念大会だ。(今回は)決勝で負けたやろ。あとひとつ勝ったら甲子園に行けるぞ』って。その時は青森と岩手での北奥羽大会で甲子園を争っていたんだけど、記念大会は1県1校。今までいくら頑張っても夢のまた夢だった甲子園が、本当に現実として手が届く。『あとひと踏ん張りだ』ってね」。
太田氏をはじめ、三沢ナインの目の色がそこから変わったそうだ。「もしかしたら、その春から夏にかけてが、高校生活の中で一番夢を持って、希望を持って練習した時期かもしれない。それまで口では甲子園を目指すとか言っていたけど、実際に行けるとは思っていなかったし、あれはテレビで見るところだ、くらいに考えていた。それがひょっとしたらって。そう考えられただけで違ったんですよ」。
チームとして自信を付け始めた時に50回記念大会が開催されるというタイミングもよかった。「そうなんですよね。それもまた巡り合わせというかねぇ」と太田氏は感慨深げに話す。実際、三沢の躍進は続いた。夏の青森大会、初戦となった2回戦の相手は、前年(1967年)秋の青森大会準決勝で敗れた鯵ヶ沢だったが、3-1でリベンジ勝利。勢いも加速して、3回戦・黒石を6-1、準々決勝は弘前実を6-0で撃破した。決勝戦でリード奪われ「ホントに終わったな」
準決勝の五所川原農林は1-0。三沢は初回に1点を先制。それを太田氏が守り切った。被安打2、奪三振14での完封劇だった。そして迎えた決勝戦。相手は春の青森大会決勝と同じ八戸工だった。「両方がシードで、大会前から決勝は春の再現もあるんじゃないかって言われていて、その通りになったんですけどね」。試合は苦しい展開となった。0-0の7回裏、八戸工にエラー絡みで2点を先行された。
「あの時のことは今でも思い出しますよ。2点取られてウワーってなって。“ああ、甲子園が終わった”と思って、うなだれてねぇ。ベンチに戻る時も遠く感じて……。もうホントに終わったなって感じだったんです」。それが終わらなかった。三沢は直後の8回表に2点を奪い返した。「今度は向こうのエラー。一、二塁でライト前ヒット、前に守っていたライトがライトゴロを狙ってファーストへ大暴投し、ボールがバックネットまで転がる間に2人が還ってきたんです」。
これには太田氏も小躍りした。「(8回裏の)マウンドに行く時はスキップ踏んで『よっしゃあ!』とか言って、気合がブワーと入った」という。「それで延長10回表に1点とった。これは今でも覚えていますわ。(10回裏)最後の打球はショートゴロ。ポン、ポン、ポンと高いバウンドで、ちょっとイレギュラーしたのを(ショートの)八重沢が捕って投げて……。みんなで『甲子園だあ!』って」。
まさに感動の瞬間だった。「野球はその後も長いことさせてもらいました。悔しいこと、嬉しいこと、たくさんありましたけど、野球をやっていて泣いたのは、その時が最初で最後。ベンチの上では両親も含めて、みんなボロボロ泣いていてねぇ……。今、あの時の話をしていても、なんかウルウルしてきますもんね」と太田氏は話し、さらにこう続けた。
「僕に関しては、どうしても(1969年夏、延長18回0-0引き分け再試合の)あの甲子園決勝が話題になるけど、高校での野球人生の中では(1968年、2年生時の青森大会夏の決勝戦の)あの時がもう最高。それほど、甲子園って行けるところじゃないって思っていたんでねぇ」
1968年夏に初出場を果たした三沢は、そこから3期連続で甲子園に出場する。「2年生7人のあのチームで、夏の暑い甲子園も経験できたし、いろんなこともね。それが、最後の(1969年)夏につながっているというか……。もし2年の夏に出られなくて、3年の最後の夏がいきなり甲子園初出場だったら、(松山商との決勝での)あんなことも起きていなかったと思います」。そう言って太田氏はうなずいた。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月14日 06:00
広島・佐々木泰内野手(23)が13日までにデイリースポーツの独占インタビューに応じ、チームの“核”を担う覚悟を示した。今春キャンプは「強く」をテーマに汗を流す。14日から自身初参加となる沖縄2次キャンプがスタート。結果と姿勢でチームの先頭に立つ決意を語った。
◇ ◇
−自身初の1軍キャンプ。ここまでを振り返って。
「バンバン練習できてるんで充実感があります。去年はけがもあってメニューに制限がかかってしまった時もあったので。まだまだ練習量は確保していきたいです」
−日南1次キャンプでは連日、球場から帰るのが遅かった。練習量へのこだわりが見える。
「やっぱり、量をやっていかないとうまくならない。1年間戦い抜くために、きつい中でやるっていうところも練習だと思うんで、そこは意識してやってます」
−今キャンプで「強く」という言葉をよく口にしている。改めてその狙いを。
「一番はシンプルに、『振り負けたくない』と、思ったのが取り組もうと決めたきっかけです。高校の時に練習から常に全力で振ってバッティングが良くなったっていう経験があった。そこから考えると、やっぱりプロでもまずは振らないと気づかないこともあるなと。そこを意識してやろうかなっていうのはあります」
−目指していく選手像を挙げるなら。
「自分の結果にプレーが左右されない選手ですかね。選手によっては、打撃が不調とか守備でエラーしてちょっと落ち込んでる雰囲気が見えたりする時もあるじゃないですか。そういうことはなくしたい。常にチームのことを考えてやりたい。そこは強く思います」
(続けて)
「プロに入る前までは、プロになるっていう目標があった。カープに入ってからはプレーしていく中で新しい目標がどんどん出てきて…。本塁打をたくさん打ちたいとか言ってみたりもしましたけど、実際やってみないと分からない部分の方が多いなと。自分がチームの中で何を求められているのかって、1年1年で変わっていくじゃないですか、実際。岡本さん(ブルージェイズ)とかだったら、絶対的な4番でホームランを期待がされている。ある程度結果を残さないと、岡本さんのようにチームやファンからも期待される、信頼の置かれる立ち位置っていうのは手に入れられないなと。もちろんそういう気持ちは今もありますけど、まだまだこれからだなという感じです」
−今年は、自身の野球選手としての価値を示す年になる。
「そうですね。それが明確になってくるのが、この1年だと思う。だからこの1年で岡本さんみたいなチームの“核”となれるような選手になるため、シーズンを通して結果を残したいと思ってます」
−沖縄キャンプも自身初。対外試合が6試合予定されている。
「沖縄キャンプは、とにかく結果にこだわりたいです。結果がすべての世界なんで。その結果を残すために日南でいい準備をしてきた。結果と内容にこだわりたいっていうところが一番。やってきたところを全部出したい。まずはこっちから攻めようっていう気持ちはめちゃめちゃあります」
−プロ1年目を過ごしてプロのボールに対応しないとという思いも。
「かなり感じましたね。球の強さっていうのは、大学と比べても全然違うものがありましたし、最初の方は『これがプロの球か』って思ったのは、よく覚えてます」
−強く印象に残っているのは。
「大勢さん(巨人)とかは強かったです。軌道が独特で、球もめっちゃ速い。あれはなかなか衝撃でしたね」
−各チームを代表する投手を打ってこそ主力。
「そうですね。やっぱりそういう投手を打ってこそ、良い打者だなとなると思う。エースや守護神から打ちたいっていうのは常に思ってます」
−日南入りした1月31日の取材で「佐々木が引っ張ると思われるようなキャンプにしたい」と。その言葉の意図は。
「まだ実績がないので、あんまりそんな大きなことは言えないですけど、もちろん結果を残すっていうところは大前提にやっていきたい。その中で去年の悔しさがあるんで、そこに対する思いですかね。そこからやっぱり勝ちたいっていう気持ちが強くなって、できればその中心にいたいなという思いがありますね」
−1年目は0本塁打だった。率直に自身でどう捉えている。
「自分の中ではいつか出るやろっていう感じだったんすけど。終わってみて、あ、ゼロやったわ、って。でも秋から気合入れてやろうと思い始めたきっかけにはなりましたね、そのゼロ本っていうのは」
−まずは1本出したい思いもある。
「出すしかないっす。でも、あんまりホームラン打とうって思わず、強く振ろうという意識の方が強いです」
−11月に結婚を発表。心境の変化は。
「責任感はより強く思うようになりました。まだ2年目ですけど、頑張らなきゃいけないと思ってます」
−一番の味方がいてくれる心強さ。
「去年までは若干1人で頑張ってる感はあったんですけど、結婚してから一緒になって頑張るみたいな感覚になっている。そこは自分としてもすごい、やりやすいというか、モチベーションになっています」
−2年目をどのような1年にしたい。
「一番は飛躍したい、ブレークしたいです。それも考えつつ、それはシーズンが終わってからの結果なので。とにかくシーズン中は勝つことだけを意識して、やりたいなと思ってます」
◆佐々木 泰(ささき・たい)2002年12月24日生まれ、岐阜県出身。178センチ、84キロ。右投げ右打ち。内野手。県岐阜商を経て進んだ青学大では1年春にデビューし、ベストナインを受賞。4年時は主将を務めた。24年度ドラフトで、宗山塁(明大−楽天)の外れ1位として広島入り。1年目の昨季は54試合、打率・271、0本塁打、6打点。
【佐々木の今春キャンプ】 宮崎県日南市入りした1月31日に、強い自覚を披露した。「グラウンド内の打撃や守り以外でも存在感を出したい」と気を引き締めた。3日にはWBCサポートメンバーに選ばれ、球団OB鈴木誠也との対面を熱望。「トレーニング面や打席での考え方とかいろんなことを聞いてみたい」と目を輝かせた。