©sports-topics.net 2026
2026年02月12日 07:55
元近鉄・太田氏が振り返る、転機となった高校進学 元近鉄、巨人、阪神で活躍した右腕の太田幸司氏(野球評論家)は1967年に青森県立大三沢高(1968年4月から三沢高に改称)に進学し、1年秋には2年生エースを押しのけて、背番号11ながら実質、主戦投手になった。練習試合で完封、完封。さらに新人戦初戦ではノーヒットノーランの快投を見せて、そのポジションをつかんだ。「そこから公式戦は全試合、僕ひとりで投げました」。“元祖甲子園アイドル投手”の高校野球が始まった。 太田氏は「高校進学も転機でした」と話す。当初は大三沢ではなく、青森県立八戸高への進学を考えていたからだ。「八戸は青森の中でも超進学校で甲子園にも何度か出ていました。僕は勉強もそこそこできていたので、進路指導の先生にも『野球も勉強も両方合致しているじゃないか。八戸高校に行け』と言われて一生懸命、受験勉強もしていたんです」。それが大三沢に変わったのは「ひとつは、小、中学校で一緒に野球をやった仲間が行くことになったから」と話す。 「野球好きの先生から『小学校でも中学校でも、三沢市内ではダントツに強かったから、このメンバーで(地元の大三沢に)行けば強くなる。行けよ』とか、言われてね。最終的には、親父もお袋もあまり体が強くなかったし、家から近い学校の方が親にも負担がかからないかと思って(大三沢を)選んだんです。小さい時から一緒にやっていた仲間と3年間楽しく野球をやろう、みたいな感じで、その時は甲子園を目指して頑張るぞ、なんて気持ちは毛頭なかったんですけどね」 入学後は「毎日バッティングピッチャーと走ってばかりでした」という。そんな1年夏の大三沢は八戸・十和田大会初戦で八戸水産に敗れた。「あの頃は十和田地区の予選があって、そこから県大会に行くんですけど、その予選で負けました。残念だったけど、さぁ、これで俺らの時代だ! とも思いましたよ。だって2年生が4人しかいなかったので」。1年秋からは試合出場の可能性が膨らみ、奮い立ったわけだ。 もっとも太田氏は「ピッチャーは2年生のエースがいて、なかなか球が速いし、その先輩が1番をつけて投げるんだろうから、自分は外野かなんかで出られたら、と思っていた」と話す。その状況が変化したのは新チームで最初の練習試合だ。「エースの先輩はそれまでも上の学年相手に投げていたので監督も力は分かっている。僕はバッティングピッチャーくらいしかしていなかったので『お前、ちょっと投げてみるか?』って言われて、投げたら完封したんです」。初戦で登板→ノーヒットノーランの快挙 背番号は11。大ファンの阪神・村山実投手と同じ番号で「とても気に入っていた」と言うが、結果も出し続けた。「次にチャンスをいただいて投げたら、また完封。そうこうしているうちに新人戦が始まって、初戦は先輩が行くと思ったら監督が『太田、お前が行け!』って。そしたらノーヒットノーラン。その次の試合も完封して……。結局、そこからの公式戦は全試合、僕がひとりで投げましたから、あの最初の練習試合に投げさせてもらったのも転機になりましたね」。 背番号1の先輩投手を押しのけての“昇格”。「練習試合はよしとしても、公式戦も最初に投げさせてくれて……。普通だったら実績のある先輩を投げさせるでしょ。もし、僕が打たれていたら監督が批判されたんじゃないかなぁ。エースがいるのに、なんで下の学年のヤツを投げさせたんだ、ってなりかねないですもんね。まぁ僕は打たれて当たり前と思って投げていましたけどね。先輩には申し訳なかったけど、僕にとっては大きなことでした」。 1年秋は青森大会準決勝まで進むも、鰺ヶ沢に延長11回2-3でサヨナラ負けを喫した。「それなりの試合はしていたし、1年生中心のチームでも十分戦えるなと。でも、その次の年(1968年)の夏に甲子園に行けるとは、その時は全く思っていませんでした。僕らが3年になる頃には、もうちょっと強くなるんじゃないか、みたいな、そんな感じだったんですけどね」。 エースとなった太田氏の進化は続いた。持ち前のストレートに磨きがかかった。「あの頃は、ほとんど真っ直ぐ1本でした。一応カーブもあったんですけど、うまく曲がらなくて。スピードの抜けた真っ直ぐみたいになって、その方がバットに当たるんでね、だから本当に真っ直ぐだけ。カーブのサインなんかなかったですもん。今思うと、150キロとかの速さはなかったけど、ホップするような伸びる球っていうかな、そういうタイプ。バッターが下を振っちゃうみたいな、ね」。気がつけば青森県下で有名な投手になっていた。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月12日 10:16
「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)
阪神の新外国人、キャム・ディベイニー内野手(28)が熊谷敬宥内野手(30)とともに早出特守を行った。
メイングラウンドの遊撃の位置で約30分、藤本総合コーチからのノックを受け二塁へ転送するまでの動作を繰り返し、藤川監督も見守った。田中内野守備走塁コーチから、中西通訳を介して捕球体勢などの指導を受ける場面も。終了後は両コーチと約5分話し込み、藤川監督から声をかけられた。外国人選手が早出で特守を受けるのは異例だ。
前日11日の紅白戦では、二遊間のゴロに対してグラブに当てながらも捕球できない場面があり「バウンドの跳ね方が自分が思っていたのと違う形で来た。内野の土に対応していかなかればいけない。数をこなすことが大事」と反省を口にしていた。
2026年02月12日 10:00
9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した佐伯貴弘氏が、中日の新外国人・サノーについて言及した。
佐伯氏は「バッティングは当然軽く振っているように見える。ボールは飛んでいくところで、これはあくまでフリーバッティング。バッティングピッチャーに対しての感じなんですよね。オープン戦にいろんな弱点が出て来た中で、どういうふうな対応をしていくのか」と指摘。
続けて、「気になるのは、守備の方です。守らないといけないので、守備を見た時にまだどうかなというような。これから動けるようになってくると思うんだけど、そう言ったところを注目したいですね。試合を出るには守らないといけない。まだセ・リーグにはDHがないですから」と守備面での不安を口にした。
サノーはメジャー通算164本塁打を放った長距離砲。長打が課題の中日打線を引っ張る活躍が期待される。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月12日 09:36
巨人の小林誠司捕手が11日、自身のインスタグラムに新規投稿。同僚の大城卓三捕手が33歳の誕生日を迎えたことを祝福した。
小林は「Happy Birthday TAKUMI 33rd Anniversary 最高の一年へ!」と大城を祝福。一緒に街中を歩く2ショット写真をアップし、動画では「#ドッキリ大成功」と大城を驚かせた様子も公開した。
ともに巨人を支えるベテラン捕手。大城は身長187センチ、小林は同178センチと9センチ差だが、並んでみると大城の体の大きさが際立つ形になっている。
2026年02月12日 09:22
「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)
前日の紅白戦で左ふくらはぎを痛めた阪神・石井大智投手は球場に姿を見せなかった。
2026年02月12日 09:10
元守護神フィリップスと1年10億円で契約、TJ手術で復帰はオールスター前後か
ドジャースは11日(日本時間12日)、エバン・フィリップス投手と1年650万ドル(約9億9000万円)で契約を結んだと発表した。昨年5月下旬に右肘のトミー・ジョン手術を受けており、シーズン開幕は絶望的。メジャー復帰は7月のオールスター前後が見込まれる。なぜ、元守護神の獲得に至ったのか。
ドジャースの次の狙い。それはエンリケ・ヘルナンデス内野手との再契約だろう。ポストシーズンで抜群の勝負強さを発揮し、3度のワールドシリーズ制覇に貢献したチーム屈指の人気者。昨オフに手術した左肘は開幕に間に合わず、しばらくリハビリに時間を要すると見られているが、ユーティリティプレーヤーとして決して手放せない戦力だ。
13日(同14日)のスプリングトレーニング開始時に60日間の負傷者リスト枠が空く。次の動きはフィリップスを60日間の負傷者リストに入れてメジャー出場前提の40人枠を空け、そこでキケの獲得に動くのではないだろうか。
さらに、フィリップスの獲得で、再獲得から5日で事実上の戦力外(DFA)とした控え捕手ベン・ロートベットもウェーバーを通過させ、マイナー組織へ置きたい狙いが見える。長いシーズンを戦い抜くため、オフ期間中に極限まで選手層を厚くしようとしている。
このオフは通算253セーブの守護神エドウィン・ディアスだけでなく、FAの目玉だったカイル・タッカー外野手には4年2億4000万ドル(約367億6000万円)を投じた。だが、ド派手な補強だけではない。今世紀初のワールドシリーズ3連覇へ、ドジャースはチーム編成の細部までこだわっている。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2026年02月12日 09:00
9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した佐伯貴弘氏と齊藤明雄氏が、今季限りでの現役引退を表明している西武・栗山巧について言及した。
佐伯氏は「同じ世代で戦って来た選手の一人が、引退をすることを宣言してシーズンに臨む。正直な気持ち、寂しい気持ちで今年1年見なきゃいけない。活躍は期待していますけど、本人は1日1日を大切にしてやると思うんですよ」と思いやった。
齊藤氏は「今シーズン限りで引退すると宣言してキャンプに入っているんですけど、1日1日をものすごく大事にこなしている感じがしますよね、シーズン入っても、今でも若手の見本になるように指導したり、後ろ姿を見て練習しようと選手を引っ張っているように見えるから、本人も楽しみながら、ユニホームを着て1日1日を過ごしているんじゃないかなと思います」と話した。
栗山は01年ドラフト4位で西武に入団し、今年で西武一筋25年目。昨季終了時点で、通算2312試合に出場して、打率.277、128本塁打、914打点。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月12日 08:57
3日のキャンプイン目前に…フィリップスの枠空け措置で40人枠外れる
ドジャースは11日(日本時間12日)、ベン・ロートベット捕手をメジャー出場前提の40人枠から外したと発表した。再契約を結んだエバン・フィリップス投手の枠を空けるための措置だが、6日(同7日)に再獲得してからわずか5日後の“戦力外”。目まぐるしく変わる境遇に、ファンからは「振り回されすぎて可哀想」「何このジェットコースター」と同情の声が上がっている。
28歳のロートベットにとっては、激動のオフとなっている。昨季途中にトレードでドジャースに加入し、ワールドシリーズ制覇に貢献したが、オフにウェーバーを経てレッズへ移籍。しかし、レッズでも40人枠を外れ、今月6日(同7日)にドジャースがウェーバーで再獲得していた。
古巣への復帰が決まり、アリゾナ州グレンデールの施設で自主トレを行っていたが、13日(同14日)のバッテリー組キャンプインを目前にまさかの通告となった。球団はこの日、フィリップスと1年650万ドル(約9億9000万円)で再契約したことを発表しており、そのあおりを受けた形だ。
短期間でチームを行き来し、再び宙に浮く形となったロートベット。SNS上には「ロートベット可哀想すぎる……」「さすがにロートベット振り回され過ぎて可哀想」「ロートベット再びDFAとかマジで何このジェットコースター」と驚きや同情のコメントが相次いだ。また、今後の去就について「今度こそアウトライトが成功するのかな」と気にかける声も上がっている。(Full-Count編集部)
2026年02月12日 08:00
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
広島のドラフト6位・西川篤夢内野手(18)=神村学園伊賀=が、14日から沖縄市で行われる1軍2次キャンプに帯同することが決まった。
2026年02月12日 08:00
「広島紅白戦、白組7−0紅組」(11日、天福球場)
完璧な一撃だった。広島・坂倉将吾捕手(27)が紅白戦で“今季初本塁打”を放った。「『シーズンで打てる本数は決まっている』と言われるので、取っておきたかったなと思いますけど」と苦笑いを浮かべつつ、「うれしく思います」と小さくうなずいた。
見せ場はいきなり訪れた。初回に1点を先制し、なおも1死一、二塁の場面でエース・大瀬良と対峙(たいじ)。カウント2−2からチェンジアップを完璧に捉えると、打球は右翼ポール際に着弾した。「直球に振り遅れているので、変化球がどんぴしゃに当たるという現状」と調整段階にあることを強調するが、圧巻の3ランにスタンドは大いに沸き立った。
昨秋から取り組んでいるのが、体の回転を意識した打撃フォームだ。手先ではなく体幹を使ってスイングすることで、確実性と長打力の向上が見込まれる。「やっぱり長打が少ない。どんどん打っていけるように」と打率・238、5本塁打に終わった昨季からの復活を目指し、バットを振り込んでいる。
正捕手争いは石原との一騎打ちが濃厚だ。ライバルも攻守にアピールを続けており、熾烈(しれつ)な争いは続いていく。「レギュラー白紙という中で1本出た。ひとまず良かったなという思い。ベストパフォーマンスを出すだけ」と表情を引き締めた坂倉。逆襲へのカギを握る背番号31が頼もしい姿を示していく。
2026年02月12日 08:00
9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した齊藤明雄氏が、DeNA・山粼康晃について言及した。
齊藤氏は「森原も出遅れている状態なので、入江を先発に持って来ている。一番経験のある山粼康晃がやらなければいけない」と奮起を促した。
相川亮二監督は春季キャンプ中、山粼康晃の球をブルペンで球を受けた。齊藤氏は「監督も受けてボールの感覚を確かめたのかなと。監督に受けてもらうと、選手も良しとなりますからね。自分のピッチングを思い出すような感覚になっているかもしれないですね」と推測した。
山粼康晃は18年と19年に最多セーブを獲得するなど、通算232セーブと長年ベイスターズのブルペンを支えてきたが、昨季は17試合に登板して、セーブ数はわずかに1つだった。今季は巻き返しを図る。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月12日 07:55
アストロズGMが言及「本人が望めば判断を委ねる」
西武からポスティングシステムを利用してアストロズに入団した今井達也投手が11日(日本時間12日)、フロリダ州ウエストパームビーチでキャンプ初日を迎えた。全体練習前には日米報道陣の取材に応じるなど注目度の高さを伺わせた。
大リーグ公式サイトは10日、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の予備登録投手リストを発表し、今井がメンバーに入った。この経緯について本人は「今年メジャー1年目ということでシーズンの方を優先したい気持ちもあります」と前置きした上で、「WBCの試合で日本の力に少しでもなれればというところで、間を取ったという感じになりました」と侍ジャパンへの思いを語った。予備登録投手は大会途中にけがなどの理由でロースターに追加できる候補で、ラウンド間での入れ替えが可能となる。
アストロズのブラウン・ゼネラルマネジャー(GM)は「前日に本人と話した。チームのもとで調整させたいが、本人が望めば判断を委ねることになる。彼らには選択する権利がある」と言及。「まず一つに予備登録であること。日本代表は選手層が厚いので必要とするような状況にならないのではないかと思うが、そうなった場合は(シーズンへの準備に)支障が出ないようなプランを立てる」と説明した。また、同WBCは今井が日本代表でプレーすることになった場合には「(キャンプでは)先発投手としてビルドアップしていくが、(WBCに)招集された場合はおそらくリリーフでの起用になるだろう」との見方を示した。
キャンプ初日にブルペンで投球練習を行った右腕は「日本代表がけが人を出さずに優勝してもらうのがベストだと思いますし、それを望んでいます。万が一けが人が出てしまったり、代表として必要としてくれたり、自分でもいけそうなときがあったら準備していきたいとは思います」と話した。(Full-Count編集部)
2026年02月12日 07:55
元近鉄・太田氏が振り返る、転機となった高校進学
元近鉄、巨人、阪神で活躍した右腕の太田幸司氏(野球評論家)は1967年に青森県立大三沢高(1968年4月から三沢高に改称)に進学し、1年秋には2年生エースを押しのけて、背番号11ながら実質、主戦投手になった。
2026年02月12日 07:47
スタメン監督が言及「将来について熟考している」
パドレスのクレイグ・スタメン新監督は11日(日本時間12日)、アリゾナで行われるキャンプ地で取材に応じた。ダルビッシュ有投手について言及。「出来る限り彼をサポートする」とコメントした。
ダルビッシュは昨年10月には2度目のトミー・ジョン手術を受け、2026年シーズンの全休が決定していた。一度、現役引退が一部で報道されたが、その後本人が否定していた。
スタメン監督は「ユウさんは私の良き友人だ。数年間一緒にプレーしたからね。彼の状態はグレートだと思う」と言及。「でも私たちとしては、チームにいてくれたら嬉しいし、彼自身もそう思っている。彼はここに来る。投手陣に大きな影響を与えている」と期待した。
また、野球日本代表「侍ジャパン」についてもコメント。「WBCチームジャパンの手助けをしたがっていることは知っている。なので、本人からはいずれかのタイミングでここ(キャンプ地)に来ると言っていた。(今は)将来について熟考しているから、私たちは彼に考える時間を与えている。出来る限り彼をサポートしているんだ」と話した。(Full-Count編集部)
2026年02月12日 07:30
自身の力不足も…中日で秘めていた思い「トレードで出してくれ」
「今思えば、本当に恥ずかしい考え方をしていたなと思います」。中日などでプレーした山北茂利氏が、若き日の振る舞いを申し訳なさそうに振り返った。プロ野球で2度のトレードを経験し、中日、ロッテ、横浜(現DeNA)と渡り歩いた左腕。移籍劇の裏には、若さゆえの“未熟さ”と、球団ごとの驚くべき“文化の違い”があった。
4年目の2003年は2年連続で50試合以上に登板するなど順調にプロの階段を上った。しかし、球宴明けから失速。「最後はヘロヘロでした。130キロ台後半とかで。若かったのでマッサージとかもしないし、『元気いっぱいだから大丈夫でしょ』みたいな考えでしたね」と自嘲気味に振り返る。その“つけ”は翌年に響くこととなる。
2004年、落合博満氏が新監督に就任。この年の山北氏は、1軍で数試合投げたものの、2軍暮らしが続いていた。「ファームでは抑えているのに1軍に上げてもらえない。当時はなんで? と納得がいきませんでした」。前年の「へばった」感覚から脱却できず、球速は140キロも出ない状態。そんな中継ぎ投手を1軍には置けないという編成上の理由を理解できず、不満を募らせていた。
「大した努力もしてないのに『使ってもらえない』と。そんな中、2004年オフにロッテへのトレード移籍が決定。「チャンスだ」と思って飛び込んだ新天地は、驚きの連続だったという。中日とは「真逆」、ボビー流に受けたカルチャーショック
「中日は上下関係が厳しく、プレッシャーもあった。でもロッテはすごくフレンドリーで、アメリカン。真逆と言っても過言ではなかったです」
当時、ロッテの監督はボビー・バレンタイン氏。アメリカンスタイルの雰囲気に面食らった。年下の選手が黒木知宏氏を「ジョニー」と呼び、山北氏も「ランディ」と、あだ名で呼ばれた。「最低限のリスペクトがあれば呼び方は自由」。あまりの“振り幅”に衝撃を受けた。
何より違ったのはバレンタイン監督が発する言葉だ。「お前が必要なんだ」。ストレートな愛情表現に、日本人的な感覚をもつ山北氏は照れくさかったと笑うが、「自分の思いを伝えることを恥ずかしがらずに言う大切さ」を学んだ。
それでも、まだ根本的な「甘え」は抜けきっていなかった。ロッテでは開幕戦に登板したが、1軍出場はわずか7試合。一方で、2軍では43試合に登板し防御率.1.66。ファーム日本一にも輝いた。理想とは違う“現実”に「抑えているのに……」と、再びトレードを望む自分がいた。
2006年に2度目のトレード通告。「2軍選手は他球団の動向を見て、『あそこならチャンスあるかも』なんて計算するんです」。今思えば恥ずかしい過去。「大した努力もしていないくせに、現状に不満を持つこの2年間は本当にだらしなく情けないなと思います……」。
行き先は横浜(現DeNA)。中日OBも多く、セ・リーグに戻れる喜びで「よっしゃ」と思ったという。「ロッテは楽しかったけど、自分が(現実を)受け入れられていなかった」。3球団を渡り歩き、引退を意識し始めた頃、ようやく山北氏は「自分が悪かった」と、自らに矢印を向けられるようになったという。プロで抱いた苦悩は、山北氏の心を成長させた。(木村竜也 / Tatsuya Kimura)
2026年02月12日 06:21
株式会社コーセーは12日、2026年2月16日(月)に発売される日やけ止め「雪肌精 スキンケア UV エッセンス ジェル N」と「雪肌精 スキンケア UV エッセンス ミルク N」の新TV-CMにロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平選手が出演し、「雪肌精のタフ膜UV」篇を2026年2月13日(金)より放映開始すると発表した。
大谷翔平は同社のインタビューで 「年齢を重ねるにつれて色んなことを経験したり、フィールド上でもそれ以外でも、僕も手術とか大きいこともありました。その時は辛いこともありましたけど、後々には常に、それがプラスになってくれたりとかもすると思うので、良いことも悪いことも、何事も、経験を積むことでよりタフになれるのかなと思ってます」とコメントしている。