2024年04月29日 15:30
指揮官シャビ・エルナンデスの続投が決まったバルセロナは、来季へ向けてどうチームを強化していくのか。 重要な補強ポイントの1つに挙げられるのが中盤だ。コンディションが安定しないペドリ、大怪我で離脱しているガビ、戦力にカウントしづらいオリオウ・ロメウなど、ピースが不足している。 以前からバイエルンMFジョシュア・キミッヒ、レアル・ソシエダMFマルティン・ズビメンディがターゲット候補に挙げられているが、候補者は欧州以外にもいる。 スペイン『SPORT』がセントラルMFのターゲット候補の1人と紹介したのは、昨夏にパリ・サンジェルマンを離れたイタリア人MFマルコ・ヴェッラッティだ。 現在31歳のヴェッラッティは、カタールのアル・アラビでプレイしている。リーグ戦では得点こそ決めていないが、7アシストと一定の結果は残している。31歳という年齢を考えれば、カタール行きが早すぎたとの見方もある。 同メディアはヴェッラッティの引き抜きにそれほどコストがかからないこと、さらにヴェッラッティにとっても欧州復帰はメリットが大きいと伝えている。仮に欧州へ戻れば、2026年のワールドカップを目指すイタリア代表に再び入る道も見えてくるからだ。 かつてヴェッラッティはシャビ・エルナンデスの後継者候補の1人と言われたこともあったが、このタイミングでのバルセロナ入りは有効なオプションとなるのか。
2024年05月15日 23:50
レアル・マドリードにとって今シーズンは守護神ティボー・クルトワの十字靱帯断裂という最悪な状況からの開幕となった。それでもレアルは代役のアンドリー・ルニンの活躍や新戦力のジュード・ベリンガムがMVP級のクオリティを発揮したこともあり、リーグ優勝を成し遂げ、チャンピオンズリーグは決勝までコマを進めている。
そして、クルトワは長期離脱を経て5月4日のラ・リーガ第34節カディス戦で復帰しチームは3-0で勝利、続く第35節グラナダ戦では4-0、5月14日に行われた第36節のアラベス戦では5-0で勝利をおさめ、復帰後3試合連続でのクリーンシートを達成した。中でも、アラベス戦でのクルトワは試合の中で10セーブを記録するなど守護神の完全復活を象徴するような試合となった。
アラベス戦を終えてクルトワは次のようにインタビューに答えた。
「とてもいい気分だよ。どうやって復帰するのか疑問があったことは理解している。(今の)僕は(怪我以前の)クルトワと同じ……いや、それ以上だ。多分、このような試合が必要だったんだと思う。たくさんのシュートがあったし、惜しいシュート、早いシュート、左サイドでのセーブには誇りを感じたよ。チームは数日間のオフを取るが、僕は(ルイス・)ロピス(GKコーチ)とトレーニングを続けるつもりだ」
クルトワが負傷離脱している間、ルニンはチャンピオンズリーグでのマンチェスター・シティなど難敵を相手にしながら30試合に出場し、そのうちの12試合でクリーンシートを記録しており、クルトワの不在を感じさせない素晴らしいパフォーマンスを見せてきた。指揮官のカルロ・アンチェロッティはアラベス戦前の会見で、CL決勝も含めて今後誰がゴールを守るのかと問われると「ルニンは素晴らしいシーズンで大いに貢献してくれた。世界最高のGKが戻ってくるという事実もね」と語っている。
「目標は、決勝戦にフルメンバーで臨むことだ。クルトワや(エデル・)ミリトンのように、今戻ってきた選手にはもっと出場時間が必要だ。決勝前の1週間で決断を下すことになる」
今季はディフェンスラインを中心に怪我人が続出したレアル・マドリードだったが、名門としての意地を見せシーズンを戦い抜いてきた。その中で、守護神クルトワの復帰はCL決勝の大一番を迎えるチームにとって非常に頼りになる存在と言えるだろう。
2024年05月15日 23:50
昨季はトップ4に入ったものの、今季は現時点で8位と苦戦が続くマンチェスター・ユナイテッド。アーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプールが展開してきたハイレベルな優勝争いを見ると、現状マンUがそこに割って入るのは厳しいだろう。
まだまだ継続的な強化策が必要だが、2022年にマンUを離れた元スペイン代表MFフアン・マタには1つの後悔がある。それはFWクリスティアーノ・ロナウドが復帰した1年半だ。
ロナウドは2021年にマンUへ復帰し、1シーズン目はリーグ戦18ゴールと結果を出した。しかし指揮官エリック・テン・ハーグとの折り合いは悪く、昨季前半戦は出番が減少。そこでロナウドは昨年1月にマンUを離れ、サウジアラビアのアル・ナスルへと移籍している。
英『FourFourTwo』にて、マタはロナウド在籍時にプレミアのタイトルを獲りたかったと振り返る。
「何年もユナイテッドで過ごしてきからね。自分が去った後にユナイテッドがプレミアリーグを制したら、それは辛いものになる。優勝の瞬間を逃したくなかったし、オールド・トラッフォードでリーグ優勝を祝う瞬間をずっと夢見ていたんだよ。またプレミアリーグで優勝できると思っていた。クリスティアーノは非常にハイレベルな選手で、周囲の選手を巻き込めるからね」
「試合の80分頃を迎えた際には、勝つためにボールをロナウドのところへ集めなければと常に思っていた。彼はいつも決定的な瞬間に現れる。だけど彼を取り巻く状況もあって、2年目のシーズンは十分な出場時間を得ることができなかったね」
ロナウド1人だけで何かを変えるのは難しかっただろうが、プロ意識の高さは圧倒的だ。それは現在所属するアル・ナスルでも同様で、今季はサウジアラビア国内リーグで33ゴールを奪って得点ランク首位を走っている。プレミアリーグとはレベルに差があるとはいえ、39歳を迎えたロナウドの得点力は今も健在だ。マンUでももう少し上手く活かせたかもしれない。
2014年からマンUで戦ってきたマタだが、退団するまでの8年間でリーグタイトルは獲得できなかった。それはキャリアの中で後悔の1つになっているようだ。
2024年05月15日 23:25
ユヴェントスが、ボローニャを率いるチアゴ・モッタ監督と、来季の監督就任で合意に達したようだ。イタリアメディア『コリエーレ・デラ・セラ』が15日に報じている。
今シーズン、ユヴェントスはセリエA前半戦こそ首位を走るインテルに肉薄する勢いを見せながらも、徐々に失速し、シーズン残り2試合となった時点で4位につけている。ここまで18勝13分5敗で勝ち点「67」を獲得し、来季は2シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の舞台へ戻ることは決めた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が開幕前に公言していた目標は達成されたが、2月に入ってからのセリエAでわずか2勝という数字は寂しい。今月12日に行われたセリエA第36節は、既に降格を決めている最下位サレルニターナ相手に先手を取られ、後半アディショナルタイムにフランス代表MFアドリアン・ラビオのゴールで辛くも追いつくという試合だった。
2021−22シーズン、ユヴェントスの“黄金期”を知るアッレグリ監督が戻ってから、チームは低空飛行が続いている。今季はコッパ・イタリアでこそ決勝進出を果たしており、3シーズンぶりのタイトル獲得も狙える状況だが、セリエAでは4位にまで転落。クラブは総合的に“アッレグリ体制”を評価し、今季限りでベテラン指揮官と袂を分かつ可能性があると報じられている。
このような状況のなか、後任として名前が挙がっていたのがモッタ監督だ。現役時代にバルセロナ、インテル、パリ・サンジェルマン(PSG)などのクラブで活躍した元イタリア代表MFは、現役引退後に指導者へ転身し、古巣PSGのアカデミーで監督キャリアをスタート。ジェノア、スペツィアを経て、2022−23シーズンよりボローニャを率いると、初年度は2015−16シーズンのセリエA復帰以降初となる1桁順位(9位)へ導く。今季もチームは躍進を続け、気がつけばCL出場権を獲得。ボローニャは1964−65シーズンにCLの前身大会である『チャンピオンズカップ』予選に1度だけ出場したことがあるが、本大会という意味では、クラブ史上初のCL出場権をもたらした。ピッチを縦で3つに割って考える「2−7−2」という理論に基づき、ポゼッションを重視しながら攻守にバランスの取れた戦いを見せ、セリエAを席巻するチームを作り上げている。
そんなモッタ監督に対して、ユヴェントスは以前から熱視線を送っていたものの、代理人を務めるダリオ・カノヴィ氏は、かねてより同監督が将来的にCLの舞台で指揮を執ると公言。ユヴェントス以外からも関心が報じられるなか、一時はボローニャ残留が堅いと見られていた。
だが、今回の報道によると状況は変わった模様だ。『コリエーレ・デラ・セラ』によると、ユヴェントスとモッタ監督は、条件面で口頭合意に達したという。契約期間は2026年夏までの2年間で、1年間の延長オプション付き。年俸は350万ユーロ(約5億9000万円)ほどだと報じられた。現時点で契約書にサインはされていないものの、正式契約も間近に迫っているようだ。
果たして、ユヴェントスは今季限りでアッレグリ監督に別れを告げ、モッタ新監督の下で再スタートを切ることとなるのだろうか。今後の動向に注目だ。
【ハイライト動画】モッタ監督が率いるボローニャの最新試合はこちらからチェック!
2024年05月15日 23:05
2024年5月15日、FC町田ゼルビアがセレッソ大阪に2-1と勝利。
2024年05月15日 23:00
マンチェスター・シティの守護神エデルソンはプレミアリーグ年間最優秀選手賞の最終候補8人にロドリが選ばれていないことに不満を述べている。
今シーズンの年間最優秀選手賞の最終候補はフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)、アーリン・ハーランド(マンチェスター・シティ)、アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)、マルティン・ウーデゴー(アーセナル)、コール・パルマー(チェルシー)、デクラン・ライス(アーセナル)、フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)といった顔ぶれになっている。
シティからフォーデンとハーランドが選ばれているが、ロドリが選ばれなかったことについては疑問の声が挙がっている。シティは今季リーグ戦で3敗しているが、これはいずれもロドリが出場していない時だ。ロドリがいるかいないかはシティにとっては大きな問題であり、重要度はハーランドやデ・ブライネよりも高い。
今シーズンはリーグ戦33試合で7ゴール9アシストを記録しており、昨季の2ゴール6アシストよりは大幅に記録を伸ばしている。またロドリ出場時は73戦無敗中という圧巻の記録を残しているのにも関わらず、今回は選外となった。エデルソンはこの決定に納得が行かない様子だ。
「いい選手はいるが、ロドリはリストに載っていない素晴らしい候補だと思う。なぜ彼がリストに載っていないのか理解できない。正直言って、それは受け入れられない。彼の年、彼のキャンペーン、彼がプレイしてきたここ数シーズンを見て、彼がリストに載っていないのを見れば、それは馬鹿げている。どのような基準で選手を推薦しているのかは知らないが、素晴らしい選手もいる」
ロドリが選ばれなかったことを激しく批判しているエデルソンだが、今季リーグ戦34試合で17ゴール8アシストをマークして、大きく成長したフォーデンの獲得を推している。
「私はロドリを最優秀選手候補の大本命と見ているが、残念ながらリストには入っていない。だから、私はフィルが勝つように応援すると思うよ。フィルも素晴らしいシーズンを送っているし、我々を大いに助けてくれた。今シーズン、彼はより多くのゴールを決め、より多くのアシストを記録し、より安定し、チームにとってもより重要な存在となった」(『Mirror』より)
2024年05月15日 22:33
FC町田ゼルビアはJ1第14節でセレッソ大阪と対戦し、2−1で勝利。4試合負けなしで2位をキープした。
U-23日本代表の活動に参加していた影響もあり、この試合が約1か月ぶりの先発となったのが藤尾翔太だ。
2トップの一角を務めた23歳のFWは、開始5分にさっそくチャンスを迎える。同じくパリ五輪世代の平河悠からの浮き球のスルーパスに抜け出すと、細かなタッチでC大阪のDF西尾隆矢を翻弄。ペナルティエリア右でシュートコースを作ったが、藤尾が選択したのはパスだった。
ゴール前への折り返しに、最後は走り込んだ藤本一輝が合わせるも、うまくミートできず得点とはならなかった。
【動画】M・デュークの決勝弾!
なぜ藤尾はシュートを打たなかったのか。試合後、このシーンを次のように振り返った。
「最初に(西尾)隆矢のマーク外した時にゴールは見えた。でも流れ的にあそこで左足でシュートを打つよりも、僕が縦に行って、相手に1回引かせて、マイナスの(パスの)方が可能性が高いなと、ぱっとそういう判断をした。結果外れちゃったんですけど、それは次に捉えて、まだ僕がチャンスがあるときに決めたいと思いました」
藤尾は序盤から裏への抜け出しや鋭い仕掛け、ポストプレーなどでチームの攻撃を牽引。それでもストライカーとして、ノーゴールには納得はいっていない。藤尾は得点へ向けて、「カットインしたときのシュートでニアに打ってしまったんですけど、そういうところはファーに流し込める冷静さが必要」と改善を誓った。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月15日 22:30
チームを最後尾から支えるだけではなく、現代サッカーでは攻撃の起点となることが多いCB。対人や空中戦など守備面でのスキルはもちろん、今のCBには多くのことが求められるようになった。
そんななか、英『GIVEMESPORT』は「今、世界のサッカー界で最も優れたセンターバック10人」というタイトルで10人をランク付けし、現役No. 1CBを選出している。ランク付けするにあたって同メディアは、今シーズンのパフォーマンス、過去3シーズンのパフォーマンス、トロフィーの獲得数、現チームと代表チームへの全体的な影響など様々な要因から選出している。
1位:アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)
2位:ウィリアム・サリバ(アーセナル)
3位:フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
4位:ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
5位:ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)
6位:ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)
7位:マッツ・フンメルス(ドルトムント)
8位:アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
9位:ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
10位:エデル・ミリトン(レアル・マドリード)
昨シーズン、3冠を達成したシティから2人。今シーズンプレミア最小失点を誇るアーセナルから鉄壁CBコンビが順当に選出されている中、今シーズン、CL決勝進出を決めたベテランのフンメルスも名を連ねた。ミリトンは今シーズンの大半を怪我で離脱してしまったこともあり、今回のランク付けでは10位という位置付けになったようだ。
そうそうたるメンバーを抑えて同メディアが「現世界最高のCB」にチョイスしたのはリュディガーだ。ミリトンやダビド・アラバ、そして守護神ティボー・クルトワが大怪我でシーズンのほとんどの欠場を強いられたレアルの中で、リュディガーは奮闘。リーグ優勝だけではなく、CL決勝進出にも大きく貢献しており、2冠を目指すレアルの中でMVP級の活躍を見せた選手の1人だ。怪我人続出の中でフル稼働し、圧巻のパフォーマンスを見せているリュディガーの1位には納得の人も多いかもしれない。
2024年05月15日 22:26
2024年5月15日、「Jリーグの日」に開催されたセレッソ大阪戦でFC町田ゼルビアが2-1と勝利を収めたあと、町田の黒田剛監督が“1993年当時の自分”について語る場面があった。
2024年05月15日 22:03
2024明治安田J1リーグ第14節の10試合が15日に各地で行われた。
1993年5月15日は日本初のプロサッカーリーグが開幕した記念日。その原点の日を記憶する意味も込めて、5月15日は“Jリーグの日”として、一般社団法人日本記念日協会より認定登録も受けている。31周年目を迎える“Jリーグの日”には、今季のJ1リーグに身を置く全チームの試合が一斉に開催された。
創設初年度からJリーグに参戦している東京ヴェルディとガンバ大阪の“オリジナル10”対決は、東京Vがより多くのシュートを放ちながら、GK一森純が守るゴールをこじ開けられず、スコアレスドローでタイムアップ。同じく“オリジナル10”対決となったサンフレッチェ広島と鹿島アントラーズの一戦は、開始早々の5分に右コーナーキックから植田直通がヘッドを決め、鹿島が先手を取ると、続く15分にはPKで鈴木優磨が追加点。後半に入るとマルコス・ジュニオールに1点を返されるも、84分に佐野海舟の見事なボール奪取から、最後は途中出場のチャヴリッチが仕上げ、3−1で勝利した。
現在首位に立つヴィッセル神戸は、ホームで暫定9位のアビスパ福岡を迎えた。試合は72分、大迫勇也が放ったロングパスから、背後へ飛び出した宮代大聖がボレーシュートを沈める。宮代の3試合連続ゴールが決勝弾となり、神戸が4連勝を飾った。
神戸と勝ち点で並ぶ2位のFC町田ゼルビアは、ホームで暫定7位のセレッソ大阪と対戦。試合はスコアレスで折り返した70分、右サイドを抜け出したナ・サンホのクロスボールから、オ・セフンがボレーシュートを叩き込み、町田が先手を取る。1点を追いかけるC大阪は84分、レオ・セアラが自ら得たPKを決めて同点に追いつく。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム、林幸多郎が左サイドから右足でクロスボールを送ると、中央でミッチェル・デュークがヘディングを沈める。劇的得点で町田が2試合ぶりに勝利した。
直近5試合負けなしの川崎フロンターレは、徐々に調子を取り戻しつつあったが、敵地でサガン鳥栖に2−5と大敗。鳥栖は横山歩夢の2得点を皮切りに、マルセロ・ヒアン、原田亘、河田篤秀が次々とゴールネットを揺らし、今季初の2連勝を飾った。名古屋グランパスは、ケガ明けのキャスパー・ユンカーがハットトリックと大暴れし、4位のFC東京を3−1で破った。
北海道コンサドーレ札幌は、浅野雄也の得点でジュビロ磐田を1−0で下し、ホームで7試合ぶり今季2度目の白星を掴んだ。4試合未勝利が続いていた柏レイソルは、後半アディショナルタイムに細谷真大が勝ち越しゴールを決め、2−1で湘南ベルマーレを撃破。浦和レッズは3−0で京都サンガF.C.を破り、約1年2カ月ぶりのリーグ戦3連勝を飾った。
2023−24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝まで勝ち進んだ関係で、2試合消化が少ない横浜F・マリノスは、敵地で現在16位のアルビレックス新潟と激突。試合は25分、敵陣右で前を向いたヤン・マテウスが浮き球パスを送ると、2列目から飛び出した渡辺皓太がダイレクトでボレーシュートを沈め、横浜FMが先手を取る。だが、後半に入ると新潟が反撃開始。51分に相手のミスを逃さず、鈴木孝司が同点ゴールを挙げると、直後の53分には左から抜け出した谷口海斗が左足で仕留める。終盤の82分には、この日がリーグ戦初先発だった奥村仁がトドメを刺し、3−1と逆転勝利。新潟は5試合ぶりの白星を飾った。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J1第14節
▼5月15日(水)
北海道コンサドーレ札幌 1−0 ジュビロ磐田
柏レイソル 2−1 湘南ベルマーレ
東京ヴェルディ 0−0 ガンバ大阪
FC町田ゼルビア 2−1 セレッソ大阪
アルビレックス新潟 3−1 横浜F・マリノス
名古屋グランパス 3−1 FC東京
ヴィッセル神戸 1−0 アビスパ福岡
サンフレッチェ広島 1−3 鹿島アントラーズ
サガン鳥栖 5−2 川崎フロンターレ
浦和レッズ 3−0 京都サンガF.C.
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(29/+14)
2位 町田(29/+9)
3位 鹿島(26/+6)
4位 浦和(23/+5)
5位 FC東京(22/+2)
6位 G大阪(22/+1)
7位 名古屋(22/0)
8位 C大阪(20/+1)
9位 広島(19/+6)※1試合未消化
10位 福岡(19/0)
11位 東京V(18/+2)
12位 柏(18/−1)※1試合未消化
13位 川崎F(16/+1)
14位 横浜FM(16/0)※2試合未消化
15位 新潟(16/−4)
16位 磐田(14/−3)
17位 鳥栖(14/−4)
18位 湘南(11/−8)
19位 札幌(11/−14)
20位 京都(9/−13)
■第15節の対戦カード
▼5月18日(土)
16:00 福岡 vs C大阪
19:00 鳥栖 vs 名古屋
▼5月19日(日)
14:00 町田 vs 東京V
14:00 磐田 vs 浦和
14:00 京都 vs 広島
15:00 鹿島 vs 神戸
15:00 FC東京 vs 横浜FM
15:00 G大阪 vs 川崎F
16:00 柏 vs 札幌
16:00 湘南 vs 新潟
【ゴール動画】オリ10対決を制したのは鹿島!
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これが日本屈指のエアバトラー
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植田直通の豪快なヘッド💥
アウェイチームが立ち上がりの先制点✅
🏆明治安田J1第14節
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自信を持って思い切り
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豪快に振り抜いた鈴木優磨
反応した大迫敬介もかき出せず
🏆明治安田J1第14節
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紫の曲芸師😎🟣
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奪ってズドン
マルコス ジュニオールが
サイドネットへ突き刺す
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/
佐野海舟🤯🤯🤯
\
奪って運んで1人でお膳立て
仕上げはもちろんチャヴリッチ✅
🏆明治安田J1第14節
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2024年05月15日 21:53
川崎フロンターレは5月15日、J1第14節でサガン鳥栖と敵地で対戦した。
13分に高井幸大のJ初ゴールで先制も、26分、37分、44分と立て続けに失点。45+3分に家長昭博が追撃弾も、後半にも2点を奪われて2−5で敗れた。
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2節の磐田戦(4−5)でも大敗を喫し、今季2度目の5失点。まさかの事態にSNS上では以下のような声が上がっている。
「おぉ、フロンターレどうした...」
「どういうこと?」
「お疲れ様でした、、」
「しんどいって」
「つらぁぁぁ」
「後半すぐの失点がアカン」
「調子の波が大きい」
「安定感が...」
「課題だらけ」
「フワッと失点するのが多いな」
「ミスして自滅して何失点すんの...」
痛恨の逆転負け。ファンも驚きを隠せないようだ。
2024年05月15日 21:44
Jリーグは5月15日、J1第14節の10試合を各地で開催した。
首位の神戸は宮代大聖の3戦連発となるゴールで福岡に1−0で勝利。4連勝を飾った。2位の町田はC大阪と対戦し、オ・セフンの得点で先制し、一時は同点に追いつかれるも、終了間際にミッチェル・デュークが勝ち越し弾。2−1で競り勝った。
名古屋はキャスパー・ユンカーのハットトリックでFC東京に3−1で勝利。鳥栖は川崎に5−2で逆転勝ち。札幌は磐田を1−0でくだし、7試合ぶりの勝点3を掴んだ。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J1第14節の結果は以下のとおり。
札幌 1−0 磐田
柏 2−1 湘南
東京V 0−0 G大阪
町田 2−1 C大阪
新潟 3−1 横浜
名古屋 3−1 FC東京
神戸 1−0 福岡
広島 1−3 鹿島
鳥栖 5−2 川崎
浦和 3−0 京都
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 21:30
トッテナムに所属するDFエメルソン・ロイヤルの獲得にACミランとユヴェントスが興味を示しているようだ。
2024年05月15日 21:27
北海道コンサドーレ札幌は5月15日、J1第14節でジュビロ磐田とホームで対戦。25分に浅野雄也が挙げた1点を守り抜き、1−0の勝利。実に7試合ぶりの白星を掴んだ。
試合後のフラッシュインタビューで、決勝弾の浅野は「ホッとしています」と安堵。自身の得点については、「チェック(スパチョークの愛称)から良いボールが入ったので、自分の得意な形で入れることができましたね」と振り返り、「ありがとう、チェック!」と感謝を口にする。
【動画】スパチョークのスルーパス→浅野が自慢の左足でフィニッシュ!
浅野は今季3点目。これまでの2ゴールは、いずれもアウェーで奪ってきたが、今回はホームで、勝点3を手繰り寄せるゴール。27歳のレフティは「やっぱ俺でしょ、っていうところを見せたかったですね」と会心の笑みを浮かべる。
中3日で迎える次節の柏レイソル戦に向けては、「この勢いを切らすことなく、次の試合も札幌らしいサッカーで勝ちたいなと思います」と意気込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 21:12
2024年5月15日、「Jリーグの日」に開催されたセレッソ大阪戦でFC町田ゼルビアは2−1と勝利した。一度は追いつかれながらも後半のアディショナルタイム(90+3分)に決まったミッチェル・デュークのゴールで勝点3を掴んだ。
4-4-2システムでスタートさせた町田は、4-3-3システムで臨むC大阪にプレスをかけつつ、カウンターを狙った。攻撃の起点となったのはU-23日本代表の藤尾翔太で、このFWはドリブルからシュートまで持ち込むシーンがあるなど積極性が光った。
守備的に映りながらも決してディフェンシブではない町田のサッカーは組織的に統率されていて、よく鍛えられている。ここまでJ1リーグで上位につけているのは決してフロックではないと、そう断言できるレベルにあるはずだ。
当然ながら細かいミスはある。20分過ぎの最終ラインでのパス回しなどは「おいおい」という感じだが、致命傷ではない。むしろ試合を通して目を奪われるのは、3ライン(2トップ、中盤4人、4バック)ではめる守備であり、痛快なカウンターアタックに対してだ。
28分に藤尾と同じU-23日本代表の平河悠が後方からのパスに反応し、抜け出してシュートまで持ち込んだシーンはまさに痛快で、ゴールが決まっていればこの試合最大のハイライトになっていたかもしれない。
実際のところ、最大のハイライトは70分か。リズミカルな組み立て、仕掛けから、ナ・サンホのクロスをオ・セフンがダイレクトボレーで合わせて決めた先制弾だ。技術的にも、視覚的にも、まさにパーフェクトなゴールだった。
一糸乱れぬとは大袈裟な表現だが、ひとりが動けば近くの味方が連動する町田のサッカーは正直、美しい。
確固たるスタイルを築くチームは大崩れしない。それを証明しているのが、今季の町田ではないか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月15日 21:11
5月13日に開催されたラ・リーガの第35節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが3位のバルセロナとアウェーで対戦。0−2で敗れた。 この一戦で久保は、まさかの2試合連続の先発落ち。70分に投入され、いきなりシュートを放つなど、精力的にプレーしたが、決定的な仕事はできなかった。【動画】久保が出場2分で危険なシュート『COMUNIATE』によると、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合後の会見で、これまで主力だった久保とアンデル・バレネチェアがなぜベンチスタートだったのかを問われると、「理由はいろいろあった」と話し、こう説明をしている。
「バルセロナにダメージを与えるためには、スタートから最善のオプションが用意すべきだと理解していた。実際、彼らは驚いたと思う。あとはしっかり(ゴールを)決めて試合に勝たないといけなかったし、まだそれは達成できていないが、ライバルよりも優位に立ちたいという気持ちで決断した。そのために5バックでプレーすることにした」 コンディションなどではなく、戦術的な理由だと見解を示した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部