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2024年04月27日 12:00
今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。新指揮官は、フェイエノールトを率いるアルネ・スロット氏が有力視されている。 クロップは4-3-3システムを志向してきたが、スロット監督は4-2-3-1システムを使ってきた。中盤の一角として地位を確立しつつある日本代表MF遠藤航がどうなるのかは気になるところだ。そうしたなか、『The Athletic』は、こう伝えていた。 「スロットの4-2-3-1では、トレント・アレクサンダー=アーノルドがサイドバックから(ボランチに)転向するかもしれない。この25歳は、アレクシス・マカリステルや遠藤航ら“6番”とダブルボランチを形成することに慣れている。 スロットのビルドアップでカギになるのは、2人のセンターバックと2人の守備的MFによるボックスだ。世界最高のパサーのひとり(アーノルド)がいれば、相手のプレッシングを打破する重要な武器になるだろう」 右サイドバックのアレクサンダー=アーノルドをボランチに完全コンバートする可能性があるようだ。もともとセンターハーフだった彼は偽サイドバックとして中盤でプレーしてきたほか、イングランド代表ではMFとしてプレーすることもある。 コンバートで「サッカー人生が変わった」伝説の10名 スロット監督のチームもクロップ同様にハイプレッシングを志向するが、果たして。
2024年05月11日 22:35
5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックが、3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズをホームに迎えた。 この伝統のオールドファームに勝利すれば、2試合を残して3連覇に王手をかけられるセルティックは、旗手怜央が左インサイドハーフ、前田大然が左ウイング、古橋亨梧がCFでスタメン出場。岩田智輝はベンチスタート、小林友希はメンバー外となった。 立ち上がりから押し込むセルティックは31分、ボックス内で古橋がダイレクトシュートを放つも、相手GKバトランドにセーブされる。 迎えた35分、マグレガーのパスを受けたオライリーが、鋭いシュートでニアサイドを射抜き、先制点を奪う。 さらに38分、左サイドでロングパスを受けた前田が果敢に仕掛け、左足でクロス。これが相手MFランドストラムに当たってオウンゴールとなり、追加点を挙げる。【動画】前田大然が果敢な仕掛けからオウンゴールを誘発→喜びを爆発
しかし、その2分後、デセルスのヘディングシュートで1点を返される。前半アディショナルタイムには、ジョンストンへの危険なタックルでランドストラムが一発退場となる。 数的優位となったセルティックは、後半に入って54分、オライリーがPKを獲得。自らキッカーを務めるも、バトランドにセーブされる。 60分には、前田がネットを揺らすも、オフサイドで認められない。 71分に古橋を下げてアイダを投入したホームチームは、80分に旗手に代えて、岩田を投入。89分にも前田のゴールがオフサイドで取り消される。 このままセルティックが天王山に2−1で勝利。残り2試合で勝点6差をつけ、あと1ポイントで3連覇が決まる。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 22:30
パリ五輪出場を決めたU-23日本代表は、6月にアメリカ遠征を実施。7日(金)と11日(月)にいずれもU-23アメリカ代表と対戦する。
アメリカもパリ五輪の出場権を獲得しており、7月24日の五輪初戦では、地元フランスと対戦。サッカー競技は7月26日の開会式前に一足早く開幕するため、次回ワールドカップ&五輪の開催地でもあるアメリカの試合は大きな注目を集めることが予想される。
アメリカにとっても日本戦は同じく五輪への本気度が高いチームを相手にした重要な強化試合となるはずで、現地でも話題となりそうだ。
そんな両チームの一戦、6月7日(金)の1試合目は、カンザスシティ中心部から西へ20kmほどの場所にあるコンパス・ミネラルズ・ナショナル・パフォーマンス・センターで開催される。
2018年1月にオープンしたこちらは、MLSスポルティング・カンザスシティが練習場として使用。比較的新しい施設だが、天然芝のピッチには観客を入れるスペースがなく、やはりというか試合は非公開で行われる見通しだ。
両チームともにこの試合では本番に向けた様々なテストが行われるとみられる。
一方、6月11日(火)の2試合目は1試合目の会場から車で5分ほどの場所にあるチルドレンズ・マーシー・パークで開催。
こちらはスポルティング・カンザスシティがホームとして使用。18,467人収容のサッカー専用スタジアムで、2015年に地元のチルドレンズ・マーシー病院がネーミングライツを取得している。
2試合目はもちろん、観客を入れて開催。
次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングが圧倒的すぎる!8つが「10万人超」
日本サッカー協会(JFA)によればテレビ放送も調整中とのことなので、日本時間11日(水)の9時キックオフ予定ではあるが日本でも観られることを期待したい。
2024年05月11日 22:10
来季のバイエルンはどの指揮官の下で戦うのか。トーマス・トゥヘルが今季限りで退任すると発表されてから、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ、フリーのジョゼ・モウリーニョ、ジネディーヌ・ジダンなど、多くの候補者が浮上してきた。
しかし、『Football Transfers』は「もうバイエルンの仕事は魅力的なものではない」と主張する。
まず、バイエルンでは要求されるものが重い。国内リーグ制覇は当然のミッションであり、それに加えてチャンピオンズリーグでの好成績が求められる。
さらに最近のバイエルンは前任のユリアン・ナーゲルスマン体制でバタバタしたところがあり、長期的なプランを築けないまま解任してしまった。トゥヘルの交代劇に良い印象を持っていないサッカーファンもいるだろう。
同メディアはアロンソがレヴァークーゼン残留を決めたことを含め、バイエルンの仕事を引き受けたい大物指揮官は少数なのではないかと分析する。
「プレミアリーグ勢の影響もあり、バイエルンでの仕事はサッカー界で最も高給取りなものの一つではなくなった。有望な監督であれば、ほぼどのプレミアリーグのチームに向かっても、ミュンヘンで得られるのと同じくらいの収入を得られるだろうし、メディアからのプレッシャーもそれほど厳しくないだろう」
「シャビ・アロンソにも同じことが言える。レヴァークーゼンでの仕事がたとえバイエルンの収入には及ばないとしても、ブンデスリーガで最も優れたクラブの一つだ。彼がバイエルンに行くよりも、レヴァークーゼンに留まりたいと考えるのも不思議ではない」
「多くの意味で、バイエルンは自らの没落を招いた張本人と言える。軽率な思いつきによる決断、そしてレヴァークーゼンのような中位クラブの追い上げ、プレミアリーグ各クラブの存在がミュンヘンでの仕事を魅力のないものにしている」
今季のバイエルンはリーグタイトルを逃している。2シーズン続けての失敗をサポーターは許さないはずで、来季はさらなるプレッシャーがかかるに違いない。レヴァークーゼンの完成度がさらに上がると想定するならば、来季バイエルンでの仕事はかなり難しいものになるだろう。このプロジェクトに率先して名乗りを上げる人物が少ないのも無理はないか。
2024年05月11日 21:50
昨夏に大エースのハリー・ケインを失ったトッテナムをここまで引っ張ってきたのは、韓国代表のFWソン・フンミンだろう。
2024年05月11日 21:38
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝セカンドレグのアル・アイン対横浜F・マリノスの試合を無料配信することを決定したと発表した。
この決定は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたACL決勝第1戦の会場にて、日本サッカー協会(JFA)宮本恒靖会長、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)野々村芳和チェアマン、DAZN Japanの笹本裕CEOが会談し、宮本会長、野々村チェアマンからの提案を受けた笹本氏が受諾した形で実現したという。
以下、『DAZN』のリリースの通り。
DAZN Freemiumは、ご登録だけでセレクトされたコンテンツを誰でもご覧いただける無料プランです。この決定に伴い、ACL決勝第2戦の事前番組として5月23日(木)配信の「内田篤人のFOOTBALL TIME #183」もDAZN Freemiumにて無料配信いたします。世界各地で行われるカップ戦の決勝に焦点を当てる内容で、2018年に鹿島アントラーズでACLを制した経験を持つ内田さんが試合の見どころを詳しく伝えるなど、横浜F・マリノスの大一番についても大特集します。
また、ACL決勝第2戦でも、グループ観戦機能「FanZone」をお楽しみいただけます。DAZN Freemiumから観戦の方も参加できますので、スタジアムさながらに横浜F・マリノスに熱い声援を送りながらライブ配信をご堪能いただけます。
DAZNでは、様々な価格帯のサービスを提供することでコア層からライト層まで幅広く存在するファンに向けて、スポーツの魅力を自分にあった方法で楽しんでいただきたいと考えております。そしてスポーツが日常生活に欠かせないコンテンツとなるように、DAZNを通じたオンラインコミュニティーとしての役割を担うべく、多岐にわたる施策を行っていきますので、今後ともご期待ください。
■公益財団法人日本サッカー協会(JFA )会長 宮本恒靖(みやもと・つねやす)氏コメント:
「この度、AFCチャンピオンズリーグ2023-24 決勝 第2戦をDAZNが現地に行くことができない日本のサッカーファンのために無料で放映する決断を大変迅速にしていただいたこと、とても嬉しく思います。昨年に続きJクラブがアジアを制する瞬間を、またマリノスがACLを初戴冠する瞬間を多くの皆さまと分かち合えることを願っています」
■公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン 野々村芳和(ののむら・よしかづ)氏コメント:
「この度、JFA宮本会長とともにDAZN笹本CEOにご相談し、AFCチャンピオンズリーグ2023-24 決勝 第2戦をDAZN にて無料で放映するご決断をいただいたことに、大変感謝しております。横浜F・マリノスが日本そしてJクラブを代表して戦う姿を、より多くの日本のファン・サポーターの皆さまに視聴いただき、選手達を後押しいただくことで、横浜F・マリノスが悲願のACL初タイトルを獲得することを期待しています」
■DAZN Japan CEO笹本裕(ささもと・ゆう)氏コメント:
「宮本会長、野々村チェアマンからご提案をいただき、DAZNとしても多くの日本のみなさまにご覧いただきたいという思いは一緒ですので、ぜひサポートしたいと決定をいたしました。今後とも、JFA、Jリーグ、そしてDAZNの協力体制のもと、日本サッカー界の発展に貢献して行く所存です」
■AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦配信概要
5月25日(土)
アル・アイン vs 横浜F・マリノス キックオフ25:00
解説:水沼貴史 実況:下田恒幸
配信:DAZNおよびDAZN Freemiumにて無料配信
■AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦関連コンテンツ配信概要
「内田篤人のFOOTBALL TIME #183」
配信日:5月23日(木)
配信:DAZNおよびDAZN Freemiumにて無料配信
世界各地で行われるカップ戦の決勝に焦点を当てる内容で、横浜FMの大一番についても大特集。2018年に鹿島アントラーズでACLを制した経験を持つ内田さんが試合の見どころを詳しく伝えます。またマンチェスター・ダービーとなったFAカップ決勝(25日23:00)や、49試合連続無敗の欧州新記録を打ち立てるなど圧倒的な強さでブンデスリーガを制したレバークーゼンがカイザースラウテルンを相手に2冠を目指すDFBポカール決勝(26日 3:00)など欧州カップ戦のファイナルも特集します。
2024年05月11日 21:31
5月11日開催のスコットランドリーグ第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックが、3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズとホームで対戦している。 伝統のオールドファームに勝てば、3連覇に王手となるセルティックは、古橋亨梧がCF、前田大然が左ウイング、旗手怜央が左インサイドハーフで先発。岩田智輝はベンチスタート、小林友希はメンバー外となった。 立ち上がりから猛攻を仕掛けるホームチームは25分、前田がタメを作り、旗手のパスを受けてオライリーが左足で狙うも枠を捉えられない。 31分には、ボックス内で古橋がダイレクトシュートを放つも、相手GKバトランドに阻まれる。
それでも35分、マグレガーのパスを受けたオライリーが、グランダーのシュートでニアサイドを射抜き、先制に成功する。 さらに38分、左サイドでロングパスを収めた前田が仕掛け、左足でクロス。これが相手MFランドストラムに当たってオウンゴールを誘発し、追加点を奪う。【動画】前田大然が果敢な仕掛けからオウンゴールを誘発→喜びを爆発 しかし、その2分後、相手FWデセルスにヘディングシュートをねじ込まれ、1点を返される。 迎えた前半アディショナルタイム、ジョンストンへの危険なタックルでランドストラムが一発レッドカード。セルティックが1点リードのうえ、数的優位となって前半を終えた。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 21:13
2024年5月11日、味の素スタジアムで開催された柏レイソル戦。松木玖生のスーパーゴラッソで3-1とした時点で、FC東京はかなり勝利に近づいた印象だった。
しかし前半のアディショナルタイム、森重真人が自陣の深い位置で柏の細谷真大にボールを奪われると、それに反応したGK波多野豪が細谷を倒してレッドカード。FC東京は数的不利の状況に陥ってしまった。
結局、後半に2点を決められたFC東京は3-3と引き分け。リーグ4連勝はならなかった。この結果を受け、MFの高宇洋は「勝点2を失ったと思っています」とコメントした。
「前半の早い時間帯に失点しましたが、ここ最近で一番良い前半でした。相手を押し込んだ状態でビルドアップもスムーズにできていたので。勿体無い試合になりました」
GK波多野が退場するのは今季2回目。5節の川崎フロンターレ戦でも同じような形でレッドカードになっている点を踏まえ、高は「レッドカードが多い」と苦言を呈した。
「ひとり少なくてもヴェルディ戦は追いついたとか、今日も勝点は取りましたけど、ただちょっとゲームが壊れてしまう。豪も2回目ですし、ちゃんと責任感は持ってほしいです」
前半途中までは素晴らしいゲームをしていただけに、高の言うとおり柏戦は悔やまれる結果と言えるだろう。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
完璧な軌道。“千両役者”松木玖生が柏戦で美しいフォームからスーパーゴラッソ【FC東京】
2024年05月11日 21:08
11日、横浜F・マリノス(日本)とアル・アイン(UAE)のAFCチャンピオンズリーグ決勝1stレグが横浜国際総合競技場で行われ、横浜FMが2-1で先勝した。
2024年05月11日 21:02
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝ファーストレグが11日に行われ、横浜F・マリノス(日本)はアル・アイン(UAE)と対戦した。
横浜FMは準決勝で蔚山現代(韓国)とのPK戦までもつれ込む激闘を制し、クラブ史上初のACL決勝までたどり着いた。スタメンは、6日に行われたリーグ第12節浦和レッズ戦からGKポープ・ウィリアムを除く、フィールドプレイヤー10人全員を入れ替え、決勝の第1戦に臨んだ。
試合は早い時間帯に動いた。12分、左サイドのスローインからパク・ヨンウがヘディングで逸らすと、ソフィアン・ラヒミがスピードでエドゥアルドの背後を取り、独走したドリブルからシュート。これはポープ・ウィリアムがセーブしたが、こぼれ球をムハンマド・アル・バルーシに詰められ、ゴールネットを揺らされた。アル・アインが先制に成功する。
いきなりリードを許す展開となった横浜FMだが、25分に植中朝日が枠内シュートを放つなど、ゴールに迫る。しかし、アル・アインGKハリド・エイサの好セーブもあり得点は奪えなかった。
波状攻撃を仕掛ける横浜FMだが、30分にカウンターを許す。カクのスルーパスからマティアス・パラシオスに抜け出され、シュートを許すと、これがポープ・ウィリアムの股を通ってゴールに吸い込まれた。ただ、これはマティアス・パラシオスがオフサイドポジションにいたため得点は認められず。横浜FMとしては肝を冷やす場面だった。
その後、横浜FMは積極的にシュートを放ち、再三ゴールに迫ったが、アクシデントが起こる。エドゥアルドが負傷でプレー続行不能となり、37分に渡邊泰基との交代でベンチに下がった。
後半はアル・アインも攻守でリズムを掴み、横浜FMはなかなか決定機を作り出すことができない。それでも72分に試合が再び動く。アンデルソン・ロペスが右サイドで高い位置を取ったヤン・マテウスへ展開すると、ヤン・マテウスからドリブルから左足で絶妙なクロスを供給。このクロスを植中がヘディングで合わせ、見事にゴールネットを揺らした。横浜FMが1−1の同点に追いつく。
勢いづいた横浜FMは、84分にチャンスをつくる。榊原彗悟からのパスを受けたヤン・マテウスが右サイドからクロスを上げると、ファーサイドで宮市亮がダイレクトボレー。ゴール前で渡辺皓太が合わせ、ゴールネットを揺らした。副審はオフサイドと判定したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入してゴールが認められた。横浜FMがついに逆転に成功する。
そして、試合はこのまま終了。横浜FMがアジア王者へ向けて大きな勝利をつかみ取った。ACL決勝セカンドレグは、アル・アイン・スタジアム(UAE)にて5月26日(日)25時(日本時間)キックオフ予定となっている。
【スコア】
横浜F・マリノス 2−1 アル・アイン
【得点者】
0−1 12分 ムハンマド・アル・バルーシ(アル・アイン)
1−1 72分 植中朝日(横浜F・マリノス)
2−1 84分 渡辺皓太(横浜F・マリノス)
2024年05月11日 20:58
FC東京は5月11日、J1第13節で柏レイソルとホームの味の素スタジアムで対戦。3−3のドローに終わり、リーグ戦の連勝は3で止まった。
FC東京は主導権を握り、前半は3−1と大きくリード。しかし、前半アディショナル45+2分、柏の細谷真大に最終ラインでボールを奪われ、抜け出されそうになる。これにいち早く飛び出したGK波多野豪が、細谷を倒してしまい一発退場となった。
数的不利となったFC東京は後半、守勢に回る展開が続き、46分と58分に失点。痛み分けで決着し、勝点2を失う結果となった。
【動画】松木玖生の強烈ボレー弾!
試合後、仲川輝人は「11人でやっていれば。今日はそこじゃないですか」と一言。続けて、波多野の退場に言及した。
「分からないですけど、豪の判断で行っているので。でも別にあそこで突っ込む必要はなかったと思うし、普通に身体を寄せるというか、ブロックをするだけでも良かったと僕は思う。あそこで1点を取られても、11人で戦えれば良かった。そういう判断じゃないですか。もうちょっと冷静になれば良かった」
次節は15日に行なわれ、名古屋グランパスのホームに乗り込む。仲川は「11人で戦った時のリズムはこの試合は良かった。そこは継続してやっていきたい」と語った。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月11日 20:51
[J1第13節]川崎 3−0 札幌/5月11日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
川崎がホームで札幌を3−0で下した一戦、待望の瞬間が訪れた。
昨年8月に加入し、なかなかゴールを奪えずにいた元フランス代表FWのバフェティンビ・ゴミスに初得点が生まれたのだ。しかも、38歳の経験豊富なストライカーは、前半だけでハットトリックも記録してみせた。
日本で初めてネットを揺らした瞬間、感動的な光景も広がっていた。
ペナルティエリア内で相手を背負いながら力強くターンし、右足を振り抜く。素晴らしい形でのゴールが決まると、ゴミスはこれでもかというガッツポーズを見せ、それに呼応したのが鬼木達監督だ。指揮官もピッチ脇でいつも以上に力強いガッツポーズを作ったのだ。
そしてベンチ前で熱い抱擁をかわすふたり。ゴールを奪えない日々が長かったからこそ、そこにはグッとくる空気感が漂っていた。
結果が残らないなか、監督としてここまで信じて起用し続けてきたのは、彼の長年ヨーロッパで培ってきた能力も然ることながら、その真摯な人間性もあったに違いない。指揮官は試合後にはこう振り返る。
「プレーは見てもらった通りの、自分の特長を出してくれました。またボールが入った時のクオリティは他の選手とは一味違うものがありますので、そこのところの安心感があるからこそ、いろんな選手が迷わず動き出せているところもあります。そういった相乗効果の部分が大きいかなと感じます。
また本人がなかなかゴールがなく苦しいシーズンと言いますか、心境でやってきたと思いますが、そのなかでも常に前抜きになんとかしなくてはいけない、という気持ちでやり続けたからこそ、こういう形でゴールと巡り会えたはずです。そういう意味で言うと彼もここからスタートなのかなと感じています。どれも彼らしい3点で非常に良かったです」
【動画】ついにJ初得点!「ゴミスの強さがわかる豪快シュート!
そんな人柄を示すかのように、ゴミスが試合後に強調したのは、日本での学びだった。
「(自分はゴールを)決めるために来ましたが、学ばなくてはいけないこと常に意識してきました。これは心から言えます。日本の皆さんは礼儀正しく、相手をリスペクトして接してくれます。人間として学ぶべきところが多いです。そして辛抱強く応援し続けてくれました。本当に感謝したいです。日本は学ぶにあたって最高の地です」
ゴミスは常にチームのために戦い、その姿勢、指揮官との絆はその言葉にも表われていた。今季は下位に低迷する川崎にあって、成績がなかなか上がらないなかで、ゴミスは以前にこうも語っていた。
「自分はそれほど悲観をしていません。こういう状況でもハードワークを続けて自分の役割を果たすためにやっていくことだけだと思います。監督も非常に経験のある方なので、苦しい状況からも立ち直っていけるチームだと思います」
「監督も自分のストロングポイントを出せるようにチームメイトに働きかけてくれています。個人としては、試合勘をまだまだ上げなければいけないと思いますし、自分のような年齢になるとコンスタントにゲームに出てコンディションを保つことが必要ですが、我々はチーム。チームの戦い方をリスペクトしているし、自分は試合に向けた準備を続けるだけ。チームのためにどう貢献できるかを考えてやり続けたい」
そんなゴミスの振る舞いをチームメイト誰もが称賛してきた。本人は否定したが、ハーフタイムや試合後には、これまでの苦しさを思い出してか、目に涙を浮かべるようなシーンがあったのも印象的だ。
待ちに待った初ゴールの裏には、感動的な場面があった。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月11日 20:38
2024年5月11日、味の素スタジアムで開催されたFC東京と柏レイソルの一戦に先発出場したU-23アジアカップ優勝メンバーは3人(FC東京の荒木遼太郎と野澤大志ブランドンはメンバー外)。
2024年05月11日 20:30
昨夏にオランダの名門アヤックスを離れ、イングランドのウェストハムへ移籍したガーナ代表FWモハメド・クドゥス。初の欧州5大リーグ挑戦だったが、この1年は大成功と言っていいだろう。
ここまでプレミアリーグで7ゴール5アシスト成績を残していることに加え、リーグ最多となる117回ものドリブル成功数を記録している。2位のマンチェスター・シティFWジェレミー・ドクが81回となっているため、クドゥスとはかなりの差がある。クドゥスの重戦車のように進む馬力溢れるドリブルに魅了されたファンは多いはずだ。
チーム成績はややアップダウンのあるシーズンだったが、クドゥス個人のパフォーマンスは見事だ。クドゥスもシーズン終盤を迎え、ウェストハム移籍の選択は正しかったと振り返る。
「プレミアでの最初のシーズンは楽しかった。(クラブの)周りのみんなが助けてくれたから、素晴らしい経験になったよ。世界最高のリーグであるプレミアへの移籍を決めたのは、その一歩を踏み出す準備ができていると確信し、自分自身を試してみたいと思ったからだ。僕は間違いなくここで自分自身を表現できたし、最初のシーズンが良い方向へ進んだことを嬉しく思う。できるだけ上位でフィニッシュすることを目指し、最後の2試合で良いパフォーマンスを見せるだけさ」(ウェストハム公式より)。
すでにビッグクラブ移籍案も噂されているが、あの推進力を欲しがるクラブは多いはず。1年目からプレミア最高のドリブラーであることを証明した23歳のクドゥスの来季が楽しみだ。
Presenting the first winner of our season awards...
Your 2023/24 Goal of the Season goes to @KudusMohammedGH for his sensational dribble and finish v SC Freiburg pic.twitter.com/Q34Vl6SMbo— West Ham United (@WestHam) May 11, 2024
2024年05月11日 20:30
各県で開催されている天皇杯県予選で熱い戦いが繰り広げられている。ただ同杯県予選は地方テレビ局での放送や放送や配信自体ない県も存在する。
遠方在住で応援するクラブの決戦を見れないサポーターもいるだろう。そこで5月12日にネットで視聴できる無料ライブ配信予定の各試合を紹介する(11日午後7時判明分)。無料ライブ配信で視聴可能試合は信州ダービーなど青森県
配信媒体:YouTube
対戦相手:ヴァンラーレ八戸(J3)vsブランデュー弘前(東北社会人1部)
場所:プライフーズスタジアム(八戸市)
キックオフ時間:午後1時岩手県
配信媒体:YouTube★試合動画 ライブ配信予定のお知らせ★
5月12日(日)14:00〜開催予定、第74回岩手県サッカー選手権 決勝の模様を県協会Youtubeチャンネル( https://t.co/JAoCQh7syv… )にて配信致します。
ぜひご観戦下さい! #いわてグルージャ盛岡 #富士大学体育会サッカー部 #天皇杯予選 #岩手県サッカー pic.twitter.com/qJIR1s6IRp
— 岩手県サッカー協会【公式】 (@Ifbc028) May 10, 2024
対戦相手:いわてグルージャ盛岡(J3)vs富士大(東北学生1部)
場所:いわぎんスタジアム(盛岡市)
キックオフ時間:午後2時長野県
配信媒体:abnアプリ(長野朝日放送のアプリ)//
⚽️信州ダービー⚽️第1章
\\#天皇杯 の代表決定戦を兼ねた#長野県サッカー選手権大会決勝戦🔥#AC長野パルセイロ vs #松本山雅FC
ゲストは #Jリーグウォッチャー の#平畠啓史 さん😃
絶対に負けられない熱戦の模様を
5/12(日)午後1:55〜 #abn 📺で実況生中継‼️#abnアプリ でLIVE配信‼️ pic.twitter.com/W6gZfSieS9
— りんご丸【abn長野朝日放送公式】 (@abn_tv) May 11, 2024
対戦相手:松本山雅FC(J3)vsAC長野パルセイロ(J3)
場所:サンプロアルウィン (松本市)
キックオフ時間:午後2時
※abnアプリをダウンロードして視聴九州勢はテゲバジャーロ宮崎が登場兵庫県
配信媒体:YouTube
対戦相手:甲南大(関西学生1部)vs関西学院大(関西学生1部)
場所:アスパ五色メイン(洲本市)
キックオフ時間:午後2時大分県
配信媒体:YouTube
対戦相手:ヴェルスパ大分(JFL)vsジェイリースFC(九州社会人1部)
場所:レゾナックサッカー・ラグビー場Aコート(大分市)
キックオフ時間:午後0時宮崎県
配信媒体:YouTube
対戦相手:テゲバジャーロ宮崎(J3)vsヴェロスクロノス都農(九州社会人1部)
場所:生目の杜運動公園陸上競技場(宮崎市)
キックオフ時間:午後1時
新しいJクラブ候補は三重、滋賀、栃木シティの3チーム!JFL開幕前に3チームの実力を徹底分析
この他当日に配信が発表される試合がある可能性があるため、応援するチームのリリースを要チェックだ。各県の熱闘を見逃すな。
2024年05月11日 20:11
アヤックスが同クラブに所属するイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンとオランダ代表MFステーフェン・ベルフワインを放出する可能性があるようだ。10日、『The Athletics』が報じた。
現在33歳のヘンダーソンはサンダーランドの下部組織出身。2008年夏にトップチームへ昇格し、約3年後にリヴァプールへ移籍した。程なくして中盤の主力に定着すると、“レジェンド”スティーヴン・ジェラード氏の退団に伴い、2015−16シーズンよりキャプテンに就任。公式戦通算492試合に出場し、数々のタイトル獲得に貢献した。昨年夏にジェラード監督率いるサウジアラビアのアル・イテファクと3年契約を結んだが、契約を解消し、フリーでアヤックスに加入した。
一方、現在26歳のベルフワインは、2005年から2011年にかけてアヤックスの下部組織に在籍。その後に宿敵PSVの下部組織へ移って2014年にデビューを飾ると、公式戦通算149試合に出場し、31ゴール41アシストを記録した。そして、2020年1月にトッテナムに完全移籍するも出場機会が限定され、トッテナムからの退団を希望する発言したこともあったが、2022年7月にアヤックスに移籍すると主力として活躍を続けていた。
エールディヴィジ5位のアヤックスは2年連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を失うことが確定しており、その経済的な損失から両選手を来季も保有できるか不安が残るという。アヤックスは両選手の放出を望んでいないとされており、選手放出が必要な場合、クラブはヘンダーソンとベルフワイン以外の選手を対象とすることを考えているが、状況によっては両選手を放出する可能性があると同メディアは説明している。