2024年04月26日 21:05
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、KO―D無差別級王者の上野勇希(28)が彰人(37)を下し、V4に成功した。 序盤から上野は彰人からヒザに徹底して攻撃を集中される。低空ドロップキックやドラゴンスクリュー、関節技に加え、持ち上げてヒザからマットやコーナーに叩きつけられるなど、あらゆる方法で痛めつけられ、悶絶した。 それでも中盤、場外で反撃に出る。リング下の彰人に向かい、コーナー最上段から決死のムーンサルトアタックを敢行。リングに戻ると、フロッグスプラッシュで飛ぶなど、少しずつペースをつかむ。 それでも足関節狙いの彰人に最後まで苦戦を強いられたが、ロープの反動を利用してのカナディアンデストロイヤーや、投げっ放しジャーマンなどでダメージを蓄積させる。終盤には彰人からまさかのリップロックから男色ドライバーとディーノ殺法を受けて大ピンチを迎えたが、最後は押さえ込み合戦から一瞬のスキを突いてWR。相手を脳天からマットに突き刺し、3カウントを奪った。 試合後、マイクを持った上野は「副社長になる前も今も、彰人さんに救われています。本当にいつもありがとうございます」などと感謝を口にする。そして「DDT全員で夢見ましょう。DDTで東京ドーム、行きましょう!」と大きな目標をぶち上げた。これに彰人からも「DDTで東京ドームを目指したい。上野君、これからも引っ張っていってくれよ」と応じられた上野は最後に「みんな、ありがとー!」と叫んで大会を締めくくった。
2024年05月09日 07:10
日本プロレス連盟は9日までに「ALL TOGETHER in SAPPORO 〜能登半島復興支援チャリティ大会〜」(6月15日、北海きたえーる)で内藤哲也とジェイク・リーの一騎打ちが決定したことを発表した。
内藤とジェイクは、新日本プロレスの4・23後楽園ホール大会でジェイクが内藤を襲撃。極悪軍団「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と電撃合体し、4・27広島大会で「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と「ウォー・ドッグス」のイリミネーションマッチで内藤がジェイクをリング下へ蹴落とし雪辱を果たした。
しかし、6日に日本武道館で行われた「ALL TOGETHER」の6人タッグマッチでジェイクが内藤から3カウントを奪い勝利し、試合後、ジェイクは一騎打ちを要求。内藤も「またリング上で向かい合えるその日を、焦らずに待ってるぜ。カブロン!」と意欲を見せていた。
両者は札幌決戦前にプロレスリング・ノアの5・22後楽園大会でのタッグマッチで前哨戦でぶつかる。
2024年05月09日 06:47
プロレスリング・ノアは9日までに6・16横浜BUNTAI大会でGHCヘビー級新王者の清宮海斗が新日本プロレスの極悪軍団「バレットクラブ・ウォードッグス」のゲイブ・キッドと初防衛戦を行うことを発表した。
清宮は、6日に日本武道館で行われた日本プロレスリング連盟で発足記念大会「ALL TOGETHER」のメインイベントで上野勇希、海野翔太とシュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也と対戦。試合は清宮が変型シャイニングウイザードで上村を破り勝利。エンディングで全選手を呼び寄せ「みんなでプロレスを作っていきましょう」とメッセージを送ったが、直後にゲイブ・キッドに襲撃されKOされた。
さらにゲイブは、GHCベルトを強奪し挑戦を表明。この蛮行に激高した清宮は「やってやるよ」と挑戦を受諾していた。
2024年05月09日 06:38
プロレスリング・ノアは9日までに22日の後楽園ホール大会全対戦カードを発表した。
5・6日本武道館の日本武道館で発足記念大会「ALL TOGETHER」での6人タッグでジェイク・リーに敗れた新日本プロレス「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の内藤哲也が緊急参戦。内藤のノアマット参戦は、「武藤敬司引退試合」の昨年2・21東京ドーム以来、1年3か月ぶり。鷹木信悟と組んでジェイク、タダスケの「GLG」と対戦する。
◆5・22後楽園全対戦カード
▼メインイベント・スペシャルシングルマッチ
拳王 VS 鈴木みのる
▼第6試合・GLG vs L.I.j
ジェイク・リー、タダスケ VS 内藤哲也、鷹木信悟
▼第5試合・シングルマッチ
マサ北宮 VS 石井智宏
▼第4試合・タッグマッチ
清宮海斗、アレハンドロ VS タイタス・アレクサンダー、スターボーイ・チャーリー
▼第3試合・タッグマッチ
彩羽匠、高瀬みゆき VS 愚零闘咲夜、ブルック・ハボック
▼第2試合・8人タッグマッチ
ジャック・モリス、アンソニー・グリーン、LJ・クリアリー、YO―HEY VS 大岩陵平、稲葉大樹、宮脇純太、大和田侑
▼第1試合・シングルマッチ
佐々木憂流迦 VS 佐藤光留
2024年05月09日 06:21
全日本プロレスの「チャンピオン・カーニバル2024」優勝決定戦(12日、横浜BUNTAI)で激突する宮原健斗と斉藤ジュンが8日、台東区の浅草ビューホテルで会見した。
2024年05月09日 06:00
女子プロレス「スターダム」のAZM(21)が自身が属する「クイーンズ・クエスト(QQ)」に変革をもたらす。
12日の東京・後楽園ホール大会で同じQQの天咲光由(22)と組み、同王者・FWC(葉月&コグマ)に挑戦する。王座戦を控えたAZMは「私のことを小さいころから知ってるFWCに『AZMはこんなに成長したよ』ってお姉ちゃん孝行がしたいんです。そしてその2人からベルトを取って、QQに勢いをつけたい」と力強く語った。
QQのリーダーを務めていた林下詩美が3月いっぱいでスターダムを退団。2017年に加入しユニットを支えてきたAZMは「今までは詩美がリーダーだから一歩引いてた部分もあった。でも今は私がまとめなきゃっていう気持ちは強くなったと同時に上谷(沙弥)もやる気を出してくれていて。上谷が頼もしくなったのもうれしくて、最近は2人で今後について話し合う時間が増えました。その中で新メンバーを入れたいという話が出ました」と現状を明かす。
リーダーが不在になり、ユニットの存続を不安視する声もあったが「私は大好きなイヨ(スカイ=現WWE)さんがつくったQQが大好きで、いつになるかわからないですけど、イヨさんが戻ってくる場所としてQQを守りたい」と決意を表明。その上で「イヨさんがいたころのQQに戻すのもいいかなって思ったり。そのためにも私がベルトを巻いて詩美くらいの戦力のある新メンバーをスカウトしに行きたいと思ってます」と抱負を語った。
イヨがリーダーを務めていた時代には、バイパー(現WWEのパイパー・ニブン)やビー・プレストリー(同ブレア・ダベンポート)など外国人選手がQQに属し団体を席巻。外国人選手の加入も視野に入れているというAZMは「この前AEWで試合した時に8年ぶりくらいに会った選手もいて懐かしい話をしたり…。私もこの業界長くて顔は広いので。まあ上谷も候補がいるらしくてちょっと相談中です」とニヤリ。QQ改革へまっしぐらだ。
2024年05月09日 05:00
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、6日の防衛戦で悪童ルイス・ネリ(29=メキシコ)にTKO勝ちした一戦に、あの問題児も敏感に反応した。
元世界3階級制覇王者のジョンリル・カシメロ(34=フィリピン)は、自身が井上の試合を観戦する模様をSNSの動画で公開。フィリピンメディア「FASTBREAK」は「カシメロが日本の王者・井上のダウンを目撃して嘲笑」と題する記事を掲載し、「元世界王者のカシメロは、日本のライバルがキャリア初のダウンを喫したのを目撃した後、井上尚弥をからかった。月曜夜のスーパーバンタム級タイトルマッチの1ラウンド(R)で、井上はネリの左カウンターパンチを受けてキャンバスに叩きつけられた。以前から井上との対戦を希望していたカシメロは、このダウンをテレビで目撃して大喜びする動画を公開した」と報じた。
さらに同記事では「しかし、井上は2Rでネリをダウンさせ、5Rでも同じようにダウンさせ、6Rではネリに破壊的なノックアウトブローを食らわせて試合を終わらせた。井上の見事な逆転にもかかわらず、カシメロは、もしリング上で(井上と)対戦していたら結果は違っていただろうと主張している。彼は(井上に向けて)『俺がお前を殴ったら、お前は白目をむくだろう』と言った」とカシメロの反応を伝えている。
かねてカシメロはモンスターとの対戦を熱望し、これまで何度も井上を挑発してきた。バンタム級時代の2020年4月には予定されていた両者の対戦が、コロナ禍で中止となった因縁もある。ただ、すでに井上は9月の次戦でIBF&WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と対戦することが決定的。それ以外にもWBA1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も対戦候補に控えている。現状では、カシメロが対戦相手となる余地はなさそうだ。
2024年05月09日 05:00
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」の優勝決定戦(12日、神奈川・横浜BUNTAI)に臨むエース・宮原健斗(35)が、リーグ戦中、胸に秘めていた誓いを明かした。19年以来2度目の優勝を目指し、斉藤ジュン(37)と対戦する。自他ともに認めるマット界きっての元気印が、優勝トロフィーを手に向かおうとしている場所は――。
CCのリーグ戦で宮原は、Aブロックを6勝1敗で堂々の1位通過。開幕戦で綾部蓮に敗れるまさかのスタートもそこから破竹の6連勝で4年ぶりの優勝決定戦進出を決めた。
宮原には、開幕前から胸に抱いていた願望があった。それは今年1月に発生した能登半島地震の被災地で全日本プロレスとしての試合やイベントを開催することだ。宮原は「やっぱりプロレスでしかできないことっていうところで。プロレス界も動いてますけど、全日本プロレスも行動を起こさなきゃいけないと思います」と語気を強めた。全日本は6日に能登半島復興支援チャリティー大会として行われた6団体参加の「ALL TOGETHER」には日程の都合もあり不参加だった。それとは別に、全日本として動くべきと考えているのだ。
「宮原健斗はプロレス界一元気な男ですから。元気を届けるっていう部分では、やっぱり宮原健斗でしょ」と自己陶酔しつつ断言。「そのために今必要なのは結果だと思うんですよね。優勝トロフィーが必要だっていうことですよ。だってトロフィーがあれば、僕の元気が分かりやすいじゃないですか。そういう思いを抱えながらCCを駆け抜けました」と力説した。もちろん今はまだ腹案の状態。被災地の状況もあり不透明な部分も多いが、宮原はCC覇者の称号とともに実現に動くつもりだ。
目標を掲げ闘志みなぎるエースは8日、都内で行われた会見に出席した。ジュンについては弟レイとの「斉藤ブラザーズ」の存在感と人気を認め「今回の戦いはお互いの世界観のぶつかり合いになると思う。少しでも気を抜けば、勝敗のみならず俺の世界観まで壊されたり、のみ込まれたりしかねないから」と警戒。それでも「日本全国からプロレスファンの皆さまが応援に来てくれるのを僕は心からお待ちしています。必ず俺が優勝します」と約束した。
夢実現へ、まずは優勝決定戦で胸打つ戦いを見せる。
2024年05月08日 22:53
まさかの強行手段だ。
2024年05月08日 22:36
鉄人小橋建太(57)が8日、自身のX公式アカウントでライブ配信を実施。プロデュース興行第9弾「Fortune Dream 9」(6月12日、後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。
小橋は「佐藤嗣崇&エル・リンダマン&安齊勇馬VSタイタス・アレクサンダー&青柳優馬&田村ハヤト」のボードを手にし、今大会ラストのカードを発表を行った。
「全員20代! 20代に絞りました。これからのプロレス界を担う選手たちだよね」とカードを組んだ理由を明かした。
史上最年少で3冠王者となった安齊については「技術的にもいいものを持っている。跳躍力もあるし、伸びる選手だなと思っていた。まさかこんなに早く取るとは」と驚きの声を上げた。
また、最近のプロレス界と、自身が会場のファンを沸かしていた頃を比べ「会場に子供が少なくなった」と危機感を示し、「みんな『オレのファンにするんだ』という強い思いを胸に臨んでほしい」と6人にエールを送った。
2024年05月08日 22:05
女子プロレス「スターダム」は8日、18日の横浜武道館大会にアイスリボンの藤本つかさ(40)と盟友のシードリング・中島安里紗(35)とのコンビ「ベストフレンズ」が出場することを発表した。
先月27日の横浜大会に、8月23日で引退する中島のために無期限休業から復帰したばかりの藤本が電撃登場。SareeeからIWGP女子王座を防衛した同王者・岩谷麻優に対戦を要求していた。
2016年に紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)と岩谷麻優のサンダーロックVSベストフレンズの対戦が浮上したが、実現しないまま約8年が経過。横浜武道館大会ではベストフレンズがスターダムに初参戦し、岩谷&羽南と対戦することが決定した。
同大会ではその他に先月の横浜大会でハイスピード王座を初戴冠した上谷沙弥が飯田沙耶をV1戦で迎え撃つ。さらに3日の山口大会でなつぽいを破りワンダー王座の挑戦権を得た壮麗亜美が同王者・安納サオリと激突する。
2024年05月08日 21:12
WWEのHBKことショーン・マイケルズ副社長(58)が全米騒然の仰天マッチをぶち上げ、話題になっている。
1980年代からWWEマットで希代の天才レスラーとして活躍。一度引退するも復帰して、2010年3月の「レッスルマニア」で怪人ジ・アンダーテイカーに敗れて引退するまで、プロレスファンを沸かせ続けた。引退後はタレント開発クリエーティブ担当上級副社長として、第3ブランド「NXT」の責任者を務めるが、自身の「X」(旧ツイッター)に突如こう書き込んだ。
「ちょっとしたスウィート・チン・ミュージックで、大いに役立ちます。ケンドリック・ラマー、あなたとドレイクの件を解決するために、NXTに正式に招待しましょう。私が仲裁役を務めます」
HBKは何を言っているのか? これは今、全米の音楽業界を騒然とさせる超大物ラッパー同士のビーフ(ケンカ)をさしている。
事の発端はカナダ出身のドレイクが昨年10月に発表した楽曲「First Person Shooter」。J.コールと共演したもので、コールはリリックの中で自身とドレイク、ケンドリックの名を挙げて「俺らはビッグ3だ」とラップした。これにケンドリックがなぜか半年後の今年3月に反応。フューチャー&メトロ・ブルーミンとのコラボ曲「Like That」で「ビッグ3だってふざけんな、俺だけがビッグだ」などと、ドレイクとコールをディスり出した。
ケンカを売られたドレイクも応じてケンドリックのディス曲を発表すると、ケンドリックはカウンターでドレイクディス曲を立て続けに4曲公開。コールはあっさり退場したものの、ドレイクとケンドリックはお互いの家族まで誹謗し合い、バトルは収まらない。しかもカリフォルニア州コンプトン出身で硬派なメッセージを貫いてきたケンドリックと、ポップな大ヒット曲を連発するドレイクの対比もあって、騒動は拡大する一方になっている。
マイケルズ副社長はそうした全米注目のバトルの決着の場として、「NXT」のリングを持ち出したのだ。実際にWWEのリングにはドナルド・トランプ前米大統領や、ボクシングの元統一ヘビー級王者マイク・タイソンと元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー、超大物ラッパーのスヌープ・ドッグが登場した実績がある。マイケルズ副社長も1998年4月に、リング上で当時現役だったタイソンから強烈パンチを浴びた。WWEの現場責任者でCCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは盟友だけに、「争いはリングで決着」というWWEの基本的な姿勢を提示した格好だ。
これには米メディアも「では、ラッパーたちはショーンの申し出に応じるのだろうか? 現実を見よう…おそらくないだろうが、夢は見られる!」(米ニュースサイト「TMZスポーツ」)と報じ、WWEらしい提案を好意的に受け止めている。
2024年05月08日 21:00
6日に行われたボクシングの井上尚弥VSルイス・ネリでラウンドガールを務め、ショート髪の美貌に「誰?」「気になるw」と話題になった新唯(26)がSNSに新規投稿。
2024年05月08日 19:51
6日に行われたボクシング井上尚弥VSルイス・ネリの試合でラウンドガールを務めたモデル黒木麗奈(23)がSNSフォロワーが激増したと伝えた。
7日夜の投稿で「インスタ気づいたら4.3万人行ってました ありがとうございます」「沢山のDMありがとうございます」と反響に感謝を記した。
身長172cm、昨年にはパリ・コレクションに出演。「奇跡の9頭身」「菜々緒の再来」とも称される。
昨年までフジテレビ「めざましテレビ」でイマドキガールを務め、サッカーベルギー1部「シント=トロイデンVV」の公式イメージガール「2代目シントトロイデンガールズ」に選出された。
6日の井上戦では、ネット上で「尚弥さん最後に1番右のラウンドガールさんの名前だけでも」「1番右のラウンドガールさんめっちゃ綺麗やっ!!好きっ!!」「右の方黒木麗奈さんて言うのか、かわいいな太眉まろやか系美女すき」との反応が相次いでいた。
2024年05月08日 16:18
「邪道」大仁田厚(66)が8日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。四半世紀前の東京ドームでの“伝説の一服”を回顧した。
この日、「#病院の先生が一言」のハッシュタグのもと、「そろそろタバコやめようかと先生に相談するが『東京ドームのタバコいっぷく』は伝説ですよ 先生の一言がガッんときた」と定期健診での医師とのやり取りをつづった大仁田。「嬉しいもんだ キースと俺だけの伝説 ありがとよー先生 笑」と続けた。
1998年のFMW離脱後に単身、新日本プロレスに乗り込んで「大仁田劇場」を展開した大仁田。99年1月4日の新日・東京ドーム大会での佐々木健介戦では入場時に6万2500人の大観衆が見つめる中、花道で堂々とタバコを吸い、大きなブーイングを浴びた。
火気厳禁の東京ドームでタバコを吸ったのは、大仁田と東京公演の際のローリング・ストーンズのギタリスト・キース・リチャーズだけとされる。
2024年05月08日 15:52
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」の優勝決定戦(12日、神奈川・横浜BUNTAI)で宮原健斗(35)と対戦する世界タッグ王者の斉藤ブラザーズの兄こと斉藤ジュン(37)がDOOMを予告した。
Bブロックを1位で通過したジュンは、試合に向けて「Aブロックから誰が勝ちあがってくるか、俺はずっと楽しみにしていた。Bブロックからこの俺が勝ちあがることは当たり前のことだったからな」と声を野太くする。さらに宮原が6日のリーグ戦最終戦でデイビーボーイ・スミスJr.と死闘の末に大逆転勝利をあげたことに「あの試合で俺はしびれた。そして、あの時からずっとワクワクしている。その宮原健斗を叩き潰し、ひねりつぶした時に胸を張ってCC優勝者といえるだろう。DOOM」と賞賛しつつ勝利を予告した。
リーグ戦では圧巻の強さを見せたジュンだが、3日の仙台大会では弟・レイに初黒星を喫した。この戦いではジュンはスイーツ、レイはビールと負けた方が好物を勝者が許可するまで封印することになっていた。それだけにジュンは「今、俺は甘いものを食べられなくてな。優勝しないと大福やお饅頭が食べられない。だから困る。宮原健斗、グッチャグチャだ。早く叩き潰したい」と静かな口調ながらいら立ちを露わにする。
さらに「今日で甘いものが食べられなくなって5日目位。今まで生きてきてこんなに甘いものが食べられないなんてなかった。だから、甘いものが食べられない憎しみのパワーが今にも爆発しそうだ。17日まで時間があるから、当日は大変なことになるんじゃないか。それを全て、宮原健斗にぶつけてやるよ!」とサングラスを光らせる。
そして「優勝したらリングの上で(スイーツを)食べたい。優勝したらそのまま宮原健斗に甘いものを買いにいかせて、そのままリングの上で食べたい」とパシリを強要することを宣言した。
一方、2度目のVを狙う宮原は「斉藤ブラザーズの地元・宮城県での彼らの人気っぷりはすさまじい物があった。それは俺も会場にいてこの目で見させてもらった。ただ、今回は、横浜BUNTAIだ。果たして、宮城県からお前の応援に来る人たちはいるんだろうか。この俺、宮原健斗には日本全国からファンが横浜BUNTAIに駆けつけるだろう」と人気で引けを取らないことを強調。その上で「2019年以来、CC優勝を手にしていない。その間に優勝決定戦には何度も出ているわけで。優勝をつかみ取りたいですね」と、力を込めた。