2024年04月26日 19:39
「阪神−ヤクルト」(26日、甲子園球場) 阪神・森下がリーグトップタイの5号ソロを放った。0−5の四回2死、小川の速球を振り抜き、バックスクリーン左へ突き刺した。今季5号となり、ヤクルトのオスナに並んだ。 打球速度は162キロ、打球角度は26度、飛距離は121メートルだった。
2024年05月09日 12:00
[THE GIANTS 2024]
ルーキーに躍動感が戻ってきた。
4月28日のDeNA戦で、ドラフト3位の佐々木俊輔(24)(日立製作所)が初の猛打賞をマークした。「自分はレギュラーではない。結果を出し続けないといけない」。がむしゃらに、右へ左へ放った3安打だった。
オープン戦で打率4割と打ちまくり、1番中堅で2001年の阿部慎之助以来となる新人開幕スタメン出場を飾った。プロ初安打も記録したが、好結果は続かず。開幕前は打てていたコースの球にも手が出なくなっていった。「自分がやらないといけないと、少し勘違いをしていた。深く考えすぎた部分があった」と明かす。
4月上旬、実松コーチにかけられた言葉が、初心に立ち返るきっかけになった。「お前の良さは、野性的にいくところだぞ」
今季から一軍バッテリーコーチを務める実松コーチは、昨季はスカウトで佐々木の担当だった。昨年4月、茨城県のひたちなか市民球場で行われた試合が特に印象に残っているという。
その試合、左手の手術明けだった佐々木が久々に先発出場した。実松コーチは「復帰戦、第1打席の初球からスイングし、飛んでいった打球が素晴らしかった」と振り返る。いきなり見せた左中間を抜く二塁打に、「野性的」と表現する思い切りの良さが詰まっていた。
故障で離脱した経験はほとんどなく、不安を抱えながら打席に立った佐々木も「めっちゃうれしかった」。プロにつながったと思える、忘れられない一打だ。
4月23日。プロとして戻ったひたちなか市民球場での中日戦で出番はなく、「実力不足」と悔しがった。それでも、自分らしさを見つめ直した今はこう思える。「考えすぎても答えは見つからない。それだったら、思い切ってやろう」。初の3安打を記録したのは、5日後のことだった。(井上雄太)
2024年05月09日 11:05
中日は9日、Uber Eats Japan合同会社と中日ドラゴンズは「おうち観戦応援キャンペーン」を実施すると発表した。
プロモーションコード「ドラゴンズ」を入力し注文すると、総額最大4,500円の割引が受けられる。
※本割引特典はUber Eatsを初めて利用される方限定
◆「おうち観戦応援キャンペーン」概要
<特典>
税込1,500円以上のご注文で1,500円 x 3回の割引(総額最大4,500円割引)
<プロモーションコード>
ドラゴンズ
<キャンペーン適用期間>
2024年5月9日(木)〜7月31日(水) 23:55まで
※有効期限はプロモーションコード適用後30日間です
<備考>
お持ち帰りや現金で注文する際には利用できない
対象はUber Eatsを初めて利用する方
2024年05月09日 11:02
セ・パ両リーグの打撃30傑を見ると、今年も過去2年と同じく3割打者の数が少ないことに気づく。9日現在で打率が3割を超えているのは、セ・リーグでは・339のサンタナ(ヤクルト)、・306の細川(中日)の2人で、パ・リーグでは・317の近藤、・315の周東、・308の柳田のソフトバンク3人衆のみと、両リーグ合計でわずか5人なのだ。
3割打者は2020年に12人、21年も11人と2桁を数えたが、22年が6人、昨年も5人と顕著な減少傾向にある。一体、どんな理由があるのだろうか。
阪神OBの中田良弘氏は「一番大きなポイントは、ピッチャーの真っすぐのスピードが年々上がっていることだろうね。今の野球では150キロを超えて当たり前で、150キロ中盤を超えないと『速っ!』と言われなくなってきている。いろんなバッターに話を聞いても、打ちにくい理由の一番にストレートの球速アップを挙げるからね」と指摘した。
また、投手の分業化が確立されていることも理由のひとつに挙げられる。中田氏は「先発がだいたい100球前後で交代する傾向があって、どんどんフレッシュなピッチャーが登板してくるから、対応するのが難しくなってくるよね」と語った。
直球の球速アップに加え、ツーシーム、カットボールに代表される速い横の変化が増えたことも、打者を苦しめる要因になっている。中田氏は「昔に比べると球種が増えた。特に速い変化球が。バッターからすればマークしなきゃいけない球が増えたことによって、バットの芯を外される確率も上がってきている」と分析する。
さらに、近年は球速、ボールの変化量、回転数、回転軸などを計測するトラックマンやラプソードの計測機械が導入され、自らのデータが『見える化』されたことで、投手が自らの弱点を修正、克服しやすくなっている環境がある。また、相手打者の打球方向なども全てデータ化、数値化されてきているのも投手有利に働いている。
中田氏は「もちろんバッターも対戦数を重ねる中で毎年バージョンアップしてくるんだけど、今のところは投手側がアップデートするスピードに追いつけていないのかなという感じだね。もうしばらくは投手有利の時代が続くのかな」との考えを示した。
球速アップ、球種増だけでなく、走者不在時のクイック投法や2段フォームなど、常に受け身の打者が投手の進化に対応するのが難しくなってきているのは確か。2リーグ分立後に打率3割を切って首位打者になった選手はいないが、3割打者が『絶滅危惧種』に指定される日が、徐々に近づいているのだろうか。(デイリースポーツ・鈴木健一)
2024年05月09日 11:00
試合中に水原容疑者が罪を認めたと発表
■ドジャース 3ー1 マーリンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振で今季初の2戦連続ノーヒットだった。
2024年05月09日 11:00
阪神にとって4月はいろんな意味で湿った1カ月だった。打線は本調子に遠く、雨中のプレー強行も何試合かあった。冷たい4月の雨の中、よく辛抱してくれた選手たちに労いの言葉を送りたい。
筆者は先日、雨の心配がない京セラドームでオリックスの試合を観戦してきた。新しい職場の同僚で、アメリカとカナダの両国籍を持つカイルを誘って。カイルは野球好きだが、そこまで詳しくない。そんな彼は観戦中にいろんな疑問が湧いた様子で、一緒に過ごした3時間は筆者にとっても非常に新鮮だった。何よりも彼の言葉や周りの風景でもう一つの関西カルチャーに触れた気がした。
甲子園での阪神戦に慣れている筆者は、満員の球場が当たり前だと思っていた。カイルも3連覇しているオリックスの試合は満員だろうと予想していた。ところが当日は割と空いている席が多かった。不思議がる彼に、筆者の持論を説明してみた。
「関西の野球ファンで阪神派とオリックス派はハッキリしている。贔屓を成績によって変えることはまずない。加えて、これから野球ファンになろうとする人たちは友人知人に影響されやすい。ファン人口の多い阪神はその面において有利だし、地上波テレビでいつでも見られる球団に惹かれて当たり前。オリックスファンが大幅に増えるのは容易なことではない」と。
ファンの数は阪神の方が圧倒的に多い。では派手さは?甲子園には頭のてっぺんから足先まで虎になっている人を結構見かける。でもこの日の京セラドームで、そのようなオリックスファンは見つからなかった。そして「応援スタイル」の違いに、日本プロ野球に慣れている筆者も初心者のカイルも非常に驚いた。
この試合、オリックス3点リードで最終回に突入。ところが守護神の平野佳寿投手は先頭打者にホームランを浴びると瞬く間に同点に追いつかれた。その後も勝ち越し走者の出塁を許し、打者へのカウントは3ボールに。その瞬間、スタンドから湧き上がったのはヤジでもため息でもなく、拍手だった。
「何が起きてるんだ!」とカイルが尋ねてきた。咄嗟に答えは出なかった。オリックスファンは苦しんでいるピッチャーを拍手で後押ししようとしていた。少なくとも筆者は甲子園で目撃したことがない光景だった。
今まで、阪神ファンの応援スタイルは関西文化の縮図だと思い込んでいた。元気モリモリでツッコミが飛び交うスタンドは「大阪そのもの」だと。でもオリックスの試合を観戦して「みんながみんなそういうタイプではないなぁ」と目から鱗だった。
近いうちにもう一度カイルと一緒に野球観戦に行こうと考えている。今度は甲子園に連れて行って、立派な阪神ファンにしてやろうと。けど、やっぱりカイルはカイル。もしオリックスの応援スタイルがマッチするのであればそれはそれで構わないかな。うーん、でも阪神ファンの同士を増やしたいなぁ。
◆トレバー・レイチュラ 1975年6月生まれ。カナダ・マニトバ州出身。関西の大学で英語講師を務める。1998年に初来日、沖縄に11年在住、北海道に1年在住した。兵庫には2011年から在住。阪神ファンが高じて、英語サイト「Hanshin Tigers English News」で阪神情報を配信中。
2024年05月09日 10:34
「去年監督が大事なゲームになればなるほどグッドくらいでいい、ベストじゃなくてグッドくらいがいいんだと」。
ロッテの澤田圭佑は、去年吉井理人監督から言われた“BEST”より“GOOD”くらいの方がいいというのを実践している。
「今まで大事な試合を120%、200%くらいの感じで投げていたんですよ。どういう感じと思ってもわからなくて、去年は全試合200%くらいで投げていましたね。今年は1年間あるのでオープン戦から振り切ったパフォーマンスではなくて、自分のその日の最低のレベルをどれだけ上げられるかを意識して投げています」。
そう言われてみると、今年の澤田の投球は力一杯投げていた昨季とは違う印象を受ける時もある。
「そうやと思います。これでどんどん試合数を重ねていって、体も噛み合って順位も上になってくると200%でいくんですけど、今は最低レベルの75%とか最低限のレベルをどれだけ良くできるかを意識しています」。
シーズン通して投げ抜くため、そしてリーグ優勝を争うシーズン最終盤を見据えて、今はGOODの状態の中でどれだけ良いパフォーマンスを発揮できるかを考えて投げている。
その中で今年は2月の対外試合から6試合・6イニングを投げ、3被安打、3奪三振、1与四球、無失点(※楽天モンキーズとの練習試合、二軍の春季教育リーグは含まない)とほぼ完璧に抑え込み開幕を迎え、開幕後も初登板となった3月31日の日本ハム戦から4月27日の楽天戦にかけて8試合連続無失点。現在11試合に登板して、1勝0敗3ホールド、防御率1.80と抜群の安定感を誇っているのは立派だ。
◆ ナックルカーブは?
4月の取材で「スライダーも監督が大きい方が空振りが取れるから、大きいスライダーとナックルカーブを投げていった方がいいとPayPayドームの時に言ってくれて、そこからスライダーも大きくしてナックルカーブも場面を見て使っている感じです」と話していたナックルカーブ、縦気味に落ちるスライダーについては現在どういう状態なのだろうかーー。
ナックルカーブは4月16日の取材で「まだ全然完成していない」と話していたが、5月6日の取材でも「今はまだ練習中」と、シーズン最終盤の大事な時期に自信を持って投げるためさらに精度を高めていく。縦に落ちるスライダーも実戦で投げており、5月3日の楽天戦では平良竜哉を1ストライクから132キロの縦に落ちるスライダーで左飛に打ち取った。
プロである以上、チームの勝利のため、個人成績を残すため、今がもちろん大事だが、澤田圭佑はその先、リーグ優勝を争う大事な時期に最高の投球をするための準備を着々と進めている。
取材・文=岩下雄太
2024年05月09日 10:14
ジョン・ヘイマン記者、大谷は「球界で最高の選手だ」
ドジャースに移籍した大谷翔平投手は、MVPに輝くことはできるのか。米メディアのライブチャット動画に出演した米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、“大谷ではない”別の選手を候補に挙げている。
スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」に出演した同記者は、大谷を「球界で最高の選手だ」と称えながら、「彼は現時点でMVPだろうか? 私の考えでは、おそらくムーキー・ベッツだろう。私は(この発言で)一部の人たちを怒らせてしまうだろう」と、同僚のベッツを候補に挙げた。
同記者は「ベッツは遊撃でプレーしており、そしてリーグでオオタニに次いで攻撃面で2番目に素晴らしい選手だ」と説明した。
大谷は2021年、2023年に続く3度目のMVPを狙うシーズンだが、今季は右肘のリハビリもあって野手での出場に専念する予定だ。しかし、MVPは守備での貢献も評価されてきた歴史があり、大谷のメインポジションである指名打者で1年間出場し、これまでMVPを獲得した選手は1人もいない。
「B/Rウォークオフ」のX(旧ツイッター)のアカウントでも「ヘイマン記者がナショナルリーグMVP候補を発表(大谷ではない)」と投稿。大谷の名前が登場するのは当然というニュアンスながらも、他の選手を選んでいる点を強調している形だ。指名打者としての出場がメインの大谷が、守備の評価など関係ないほどの圧倒的成績を残せば、受賞の可能性も見えてくる。またも、“史上初”を打ち立てることはできるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 10:06
阪神の井上広大外野手(22)が10日のDeNA戦(横浜)から1軍に昇格することが9日、わかった。
2024年05月09日 10:05
中日は9日、7月6日の広島戦で開催する「ブルーサマーフェスティバル 2024」のゲストとして、僕が見たかった青空さんの出演が決定したと発表した。
僕が見たかった青空さんは試合前のミニライブとセレモニアルピッチ、試合中のイニング間イベント出演、そして試合後にはミニライブを開催。セレモニアルピッチにはメンバーを代表して、愛知県出身の杉浦英恋さんが登板する。
▼メンバー代表 早粼すずきさんコメント
「ドラゴンズ戦にて「僕が見たかった青空」がパフォーマンスさせていただくことになりました!このような素敵な機会をいただけて、とても嬉しく思いますし、今からメンバー全員わくわくしています。とても緊張しますが、私達のコンセプトでもある「青春」のような時間をお届けし、皆さんの思い出に残る1日になるよう、一生懸命パフォーマンスします!素晴らしい試合が見られる事も楽しみにしています!よろしくお願いします!」
2024年05月09日 10:00
● 中日 1 − 4 巨人 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された8日の中日−巨人戦で解説を務めた山本昌氏が、巨人・萩尾匡也について言及した。
『2番・中堅』で先発出場した萩尾は1−0の3回無死一塁の第2打席、中日先発・小笠原慎之介が1ボールから投じたストレートを打ちにいくも二飛に倒れ、一塁走者の丸佳浩を進めることができなかった。
山本昌氏は「右方向に頭があったんでしょうけど、真っ直ぐに差し込まれましたね。こういう時に何か格好をつけないと、だんだんと打率も下がってきましたし、スタメンが徐々に外れたりというのがあるかもしれませんのでね。今が踏ん張りどころですよね。せっかく今シーズンはよくスタメンで出場しているのでね」と指摘。
それでも、続く5回の第3打席は中日のレフト・福永裕基が目測を誤る二塁打で出塁し、8回の第4打席は藤嶋健人からセンター前に安打を放ちマルチ安打を達成した。山本氏は8回の安打に「今のヒットは良かったですね」と振り返った。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月09日 09:23
ブレーブス・オスナ、大谷に追いつく11号→抜き去る12号
■ブレーブス ー Rソックス(日本時間9日・アトランタ)
ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が8日(日本時間9日)、本拠地レッドソックス戦で2打席連発となる12号ソロを放った。11本塁打のドジャース・大谷翔平投手を一気に抜き去り、メジャー単独トップに躍り出た。
「5番・指名打者」で出場したオズナは、初回に2死一、二塁から右翼席へ11号3ランを放つと、3回2死走者なしの第3打席では中堅を越える12号ソロを叩き込んだ。打球速度107.1マイル(約172.4キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)、角度33度の一発だった。
大谷はこの日、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振。3試合連発から一転、今季初の2試合連続ノーヒットに終わっている。
33歳のオズナは、今季絶好調。試合前の時点で打率.306、MLBトップの34打点を記録。12号を放った際には、地元放送局「バリースポーツ・サウス」の実況、ブランドン・ゴウディン氏も「オオタニを抜いた! そして12本塁打でメジャートップだ」と伝えた。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 09:13
審判に見せる行動に米ファン「この男を好きにならないわけがない」
カブスの今永昇太投手が7日(日本時間8日)、本拠地パドレス戦に先発。
2024年05月09日 09:09
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の大谷翔平(Shohei Ohtani)選手の元通訳の水原一平(Ippei Mizuhara)容疑者(39)が、ギャンブルでつくった借金返済のため大谷選手の銀行口座から1700万ドル(約26億4500万円)近くを不正送金した罪を認めることに合意したと、米司法省が8日に発表した。
司法省によれば、水原容疑者は銀行詐欺の罪1件と虚偽の確定申告をした罪1件を認める。銀行詐欺は最長で禁錮30年、虚偽の確定申告は同3年を科される。
水原容疑者は数週間以内に正式に有罪答弁をする見通しで、14日にロサンゼルス市内で罪状認否が予定されている。
連邦検察のマーティン・エストラーダ(Martin Estrada)検事は声明で、水原容疑者による「詐欺と窃盗の程度は甚大だ」と指摘し、「信頼されている立場を使って大谷氏を利用し、危険なギャンブル依存症を助長した」とした。
また、米内国歳入庁(IRS)の犯罪捜査部門で特別捜査官を務めるタイラー・ハッチャー(Tyler Hatcher)氏は、捜査の結果、水原容疑者が「大谷氏から盗みをはたらいただけでなく、自身の所得に関してIRSに虚偽の報告をした」ことが判明したと述べた。
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2024年05月09日 09:00
● 中日 1 − 4 巨人 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された8日の中日−巨人戦で解説を務めた山本昌氏が、巨人・堀田賢慎の交代場面について言及した。
今季2度目の先発となった堀田は5回まで無失点に抑え、1−0の6回は先頭の福永裕基にレフト前に運ばれるも、続く細川成也を三併打。中田翔に3ボール1ストライクから投じた5球目のスライダーをレフト前に弾き返されたところで、阿部慎之助監督が投手交代を告げ、堀田はここで降板となった。2番手で登板した船迫大雅は石川昂弥を空振り三振に抑えた。
山本氏は6回裏終了後、「堀田投手が阿部監督、杉内ピッチングコーチ、監督コーチの起用に応えたなと思いますね」と評価。「細川選手のところ動きたかったと思うんですけど、あそこ踏ん張ってダブルプレーを取れたというところでね。最後の場面はヒットで良かったなと思います」と持論。
その理由について「3ボール1ストライクから四球にしていたらまた結果が違ったと思いますので、勝負してヒット打たれて僕は本当に良かったと思います。(ヒットでの出塁と四球での出塁は)僕はちょっと違うと感じたので、そのような話をしましたけどね。四球で逃げて終わったのと、攻めてヒットを打たれたところでリリーフ投手も前向きに投げられたのかなと思いますからね」と説明した。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月09日 08:33
◆ 鈴木誠也がマイナー復帰戦で2安打
右脇腹痛により負傷者リストに入っているシカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(29)が現地時間8日、球団傘下3Aアイオワ・カブスの公式戦で実戦復帰。「2番・右翼手」で先発出場し、2安打を放った。
鈴木は初回の第1打席、無死一塁から内角のフォーシームを上手く捌いて右前安打を放つと、右翼手が三塁へ送球する間に二塁へ到達。さらにこの送球がスタンドに入り、鈴木は三塁へ進塁した。
2回裏の第2打席では、甘く入ったチェンジアップを捉え、中前安打。次打者マービスの中前安打で一気に三塁を陥れた。
4回裏の第3打席は四球で出塁。次打者マービスへの2球目で二塁への盗塁に成功した。この後5回表まで守備に就き、5回裏に打順が回ってきたところで代打が送られ、ベンチへ下がった。
この試合の鈴木は2打数2安打、1四球、1盗塁。3打席全てで出塁し、積極走塁を披露。現地時間10日から始まるパイレーツ3連戦での復帰に向け、復調をアピールした。
今季3年目の鈴木は、開幕から15試合に出場し、打率.305、3本塁打、13打点、OPS.893をマーク。日本人選手第1号本塁打を放つなど好調なスタートを切っていたが、現地時間4月15日に負傷者リスト入り。約3週間ぶりの実戦復帰を果たした。