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2024年04月26日 19:44
韓国サッカー界に激震をもたらした五輪予選敗退ショック。その余波は計り知れない。 現地4月25日、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝がカタール・ドーハで開催され、韓国はインドネシアと対戦。退場者が出て10人となりながらも追いつき、2対2で延長戦、PK戦にまでもつれ込んだが、これを10対11で落とす。韓国が五輪出場を逃すのは1984年のロサンゼルス大会以来40年ぶりで、連続出場記録は「9」で止まった。 【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック! 国内のファンやメディアから猛批判を受けるなか、大韓サッカー協会(KFA)が「五輪サッカー本大会に進めなかった点について」と題した謝罪文を公式HP上で発表した。「本日行なわれたU-23アジアカップの準々決勝で敗れ、パリ五輪の本大会に進めなかったことについて、ファン、選手、そして国民の皆様に深くお詫び申し上げます」と記した。 さらに「コーチングスタッフも選手も連続五輪出場を目ざしてベストを尽くしましたが、残念ながら目標を達成することができませんでした」と伝え、「サッカー代表チームを育成・支援する大韓サッカー協会に全責任があることは十分承知しており、あらためて頭を下げてお詫び申し上げます。今後、選手や指導者の育成、代表チームの運営体制を精査し、今日のような失敗が二度と繰り返されないよう、改善策を探っていきます」と続く。 そして最後に「当面の課題である代表監督人事を成功させ、現在進行中の2026年北中米ワールドカップ・アジア予選で好ゲームを披露し、国民に喜びをもたらすことができるよう最善を尽くします」と約した。 今年3月にU-23代表監督を務めたファン・ソンホン氏をA代表の暫定監督に指名。最終予選前の大事な時期に準備不足を招いたとの批判もあり、ユルゲン・クリンマン前代表監督の人事に絡んだチョン・モンギュ会長がまるで責任を取っていない点など、KFAを巡る非難は後を絶たない状況となっている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 21:47
プレミアリーグのチェルシーが、とあるリーグ記録を更新してしまう可能性があるようだ。9日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
ここまでのプレミアリーグで15勝9分11敗を記録し、残り3試合となった状況で勝ち点「54」を積み上げているチェルシー。来シーズンのヨーロッパコンペティション出場権獲得に向けて戦う同クラブは、今シーズンも序盤から苦戦が続いたものの、5日に行われたウェストハム戦では5−0の大勝を飾り、勝ち点で並ぶマンチェスター・ユナイテッドを得失点差で上回ったことにより7位へと浮上した。
そんななか、同紙はチェルシーが今シーズンの現時点で合計「98枚」のイエローカードを提示されていると指摘。これまでの1シーズンにおける最多警告数の記録は、2021−2022シーズンにリーズが記録した「101」であり、チェルシーが残り3試合で4枚のイエローカードを提示された場合、リーズを抜いてプレミアリーグの新記録を樹立すると紹介している。
一方で、相手に対する不必要な接触や審判への抗議など、プレー外での警告が目立つチーム状況を危惧したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、12月に映像を用いたミーティングで選手たちに指導を行ったという。同紙は、以降の様子について、「不祥事を最小限に抑えている」と主張。12月までに記録した抗議での警告数が「12」であったのに対して、1月から現在までは「6」にまで減少していると説明し、「明らかな改善」とチームの変化を評価した。
2024年05月09日 21:10
FC町田ゼルビアは5月11日、J1第13節で湘南ベルマーレと敵地で対戦する。
この一戦に向け、クラブの公式YouTubeチャンネルがGK谷晃生のインタビュー動画を公開。2020年から湘南に3シーズン在籍し、今季にガンバ大阪から期限付きで加入した23歳は、次のように意気込みを語った。
「すごく思い入れのあるクラブなので、負けたくないという気持ちはもちろんあります。昨年は(G大阪で)負けているので、チームは変わりましたけど、勝ちたいですし、守備陣としてゼロに抑えたいです」
【動画】京都戦でゼルビアの韓国コンビが躍動! オ・セフンのヘッド弾&ナ・サンホの絶妙弾
首位をキープしている町田は、完封で2連勝中。無失点に抑えている理由については、こう明かした。
「町田が目ざすサッカーとして、クリーンシートで試合を終えるというのは、2点、3点を取るよりも重要です。このように(無失点で)やれているのは、全員が良い共通理解と集中力を持って試合に臨めているからだと思います。継続して戦っていきたいです」
ここまで11試合でゴールマウスを守る守護神は、古巣相手にもゴールを許さず、チームの勝利に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 21:00
明治安田J2リーグで現在4位につけるいわきFC。
昨季途中に就任した田村雄三監督のもと、J2昇格2年目ながら開幕から好調を維持。ここ4試合は無失点で3勝1分の成績を収めている。
J1昇格のダークホースとなりつつある彼らは4日、計画が進められている新スタジアム整備の最新状況を報告した。『福島中央テレビ』が伝えている。
新スタジアム検討委員会「IWAKI GROWING UP PROJECT〜想いを紡ぐ、地域を繋ぐ〜(IGUP)」は、いわきFCの運営会社である株式会社いわきスポーツクラブが、スポーツ庁による「令和5年度スポーツ産業の成長促進事業『スタジアム・ア\リーナ改革推進事業(先進事例形成支援) 』」の委託契約締結を受けて設立したもの。
この日は前年度の成果および進捗報告を目的とした記者会見がクラブの拠点であるいわきFCパークで開催され、「成長するラボ型スタジアム」を大きなコンセプトに4つの将来像を掲げることでビジョンがまとまったことなどが報告されたという。
いわきFCは、令和6年度も『スタジアム・アリーナ改革推進事業』の契約予定者となり、引き続き「IGUP」の取り組みを継続。2025年6月末までにJリーグへ提出するスタジアム整備計画の策定へ向けた動きを加速していくとのことだ。
これまで行ってきた活動の詳細や今後の動きについては、引き続き様々な機会で共有していくことを表明。サポーターに対しては別途カンファレンスを開催して進捗共有ならびに意見交換を行う予定だという。
こちらはいわきFCが先日公開した動画。
いわきFCは現在、ハワイアンズスタジアムいわきをホームとして使用しており、開幕6試合のホームゲームで平均4,175人の動員を記録。直近2試合の清水エスパルス戦とジェフユナイテッド千葉戦ではチケットが完売しており、入場可能数5,048人に迫る観客がスタジアムに詰めかけている。
広島は285億円!「世界で最も建築費が高かったスタジアム」TOP10
クラブが地域のインフラとして欠かせない存在となりつつあり、その中でスタジアムに関する不足も目立つ段階に入ってきた。新スタジアムに関する議論は今後一年でさらに深まっていくことが期待される。
いわきFCの次戦は12日(日)、こちらも調子を上げているレノファ山口FCとホームで対戦する。
2024年05月09日 20:40
チャンピオンズリーグ準決勝でパリ・サンジェルマンを撃破し、決勝進出を決めたドルトムント。
2024年05月09日 20:38
JFLの栃木シティは5月9日、公式サイトでMF西谷和希が翌10日よりトップチームの練習に参加すると発表した。
栃木県出身の西谷は、鹿島学園高、流通経済大と進み、2016年に地元の栃木SCでプロデビューを飾った。20年に徳島へ移籍すると、今季まで主力として活躍したものの、4月4日に西谷とクラブ双方合意のもとで契約を解除。退団時には以下のようにコメントしていた。
「何とかチームを良くしたいという気持ちではあったのですが、その気持ちとは逆にチーム状況を悪くしてしまうような形になり、結果としてクラブに迷惑を掛けてしまい、本当に申し訳なく思っています」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
そんな西谷の練習参加を伝えた栃木シティのSNSには、「このまま無所属が続くかと思ったけど、良かった」「栃木シティさん、サッカーができる環境を与えていただき、ありがとうございます」「頑張れ、西谷!!!!」など、ファンからエールが送られている。
なお、クラブによると、西谷の練習参加は「契約を前提としたものではございません」とのこと。「ファンサービス(写真撮影、サイン、握手等)、およびプレゼントのお渡しにつきましては、禁止とさせていただきますので、何卒ご理解のほどお願いいたします」とリリースしている。
構成●サッカーダイジェスト編集部
2024年05月09日 20:18
横浜F・マリノスは5月9日、公式Xでハリー・キューウェル監督のインタビュー動画を公開した。
【動画】キューウェル監督がACL決勝の応援を呼びかけ
11日にホームで行なわれるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグのアル・アイン戦を前に、キューウェル監督はエキサイティングな試合になると約束した。
「F・マリノスにとっては初めての挑戦で、誰も見たことも、プレーしたこともありません。F・マリノスのファン・サポーターでなくても、サッカーが好きなら一緒に見るべきだと思います。絶対に面白い試合になります。どんな壁も乗り越え、全力を尽くすチームを見ることができるはずです」
そして、全力のサポートを懇願した。
「スタッフやコーチからの激励ももちろんですが、選手はファン・サポーターからの声援を楽しみにしています。コロナ禍において声援がない時期を経験しているからこそ、ファン・サポーターがいないとサッカーは成立しないことを知っています。スタジアムに満員のファン・サポーターが集まった時、選手やチームに与える高揚感は本当に大きいです。満員のスタジアムでプレーすると選手は最高の気分になります」
オーストラリア人指揮官は「決勝戦を楽しみながら、みんなで戦いたいと思います」と意気込んだ。
横浜のACL初制覇はなるか。注目の第1レグは11日の19時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 20:00
パリ・サンジェルマンは、8日(現地時間)に行われたボルシア・ドルトムントとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグに0-1で敗れ、決勝進出を逃した。
キリアン・ムバッペ、ザイール・エメリ、アクラフ・ハキミら豪華な戦力を擁しながらドルトムント相手に2試合連続で完封負けを喫し、パリにとって悲願とも言える同大会の優勝はまたもお預けとなった。
この結果に関して、パフォーマンスが低調だったとしてエースのムバッペに批判が集中しているが、元フランス代表のビセンテ・リザラズ氏はルイス・エンリケ監督も敗因の一つであるとフランスメディア『Franceinfo』に対してコメントしている。
「彼は『我々が勝つ』と試合前に宣言し、うぬぼれていた。戦術の天才と言われていたが、それが間違いだったことを人々は理解した。ドルトムントは1997年にこの大会で優勝している。彼らは鋼のようなメンタリティを発揮し、パリをうまく抑え込んでいた」
また、チームの実力を過信していたことだけでなく、エンリケ監督の指導方法にも問題があるとリザラズ氏は主張している。
「彼は、選手達に自分の指示を守るように強く求めるタイプの監督だ。私にはパリの選手達のプレイがあまりにも論理的なものに感じられた。監督の指示を実行する姿はロボットのようだったし、逆らえないような雰囲気があるようにも見えた。私はそういう管理者型の指導者が好きではない。選手にはある程度の自主性が与えられなければならないんだ」
バルセロナやスペイン代表での監督経験があってスター選手の扱いには慣れているはずのエンリケ監督だが、その指導スタイルは規律重視に偏っていて、パリの選手達が本来の実力を出し切れていないというのがリザラズ氏の主張のようだ。
2024年05月09日 19:56
プレミアリーグのチェルシーとアストン・ヴィラは、アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を断念する見込みであるようだ。
2024年05月09日 19:47
水戸ホーリーホックは9日、暫定的にチームを率いていた森直樹ディベロップメントコーチが、正式にトップチームの監督に就任することを発表した。
1977年11月21日生まれの森監督は現在46歳。選手時代はセレッソ大阪と水戸ホーリーホックで活躍し、2005年シーズン限りで現役を引退した。翌年から水戸のユースチームのコーチとして指導者に転身すると、監督を経て2011年にトップチームのコーチへと就任。濱崎芳己前監督の解任が発表された4日より、暫定的にチームの指揮を執っていた。
今シーズンの水戸は、開幕節のいわきFC戦こそ勝利したものの、その後は4連敗を含む9試合未勝利を記録するなど成績が低迷。そんななか、森監督が暫定指揮官として臨んだ2024明治安田J2リーグ・第14節ロアッソ熊本戦を2−0で勝利し、順位は16位に浮上していた。
正式に指揮官へと就任することが決まった森監督は、クラブ公式サイトを通して以下のようにコメントを発表している。
「この度、水戸ホーリーホックの監督に就任することになりました森直樹です。まずはディベロップメントコーチという立場、クラブの一員として、監督を交代するという状況になってしまったことを大変申し訳なく、悔しく思っています」
「今まで残留争い、クラブ消滅の危機、東日本大震災など多くの困難があり、その度にクラブに関わる全ての方々と共に何度も困難を乗り越えてきました。2003年に選手として水戸ホーリーホックへ加入してから、このクラブで現役を終え、このクラブで指導者としてのキャリアをスタートさせていただきました。選手として3年、2006年に指導者となってから18年、このクラブに在籍して今年で22年目となります。このクラブのピンチだからこそ、自分が立ち上がらなければならない。とオファーを受けることを決断しました」
「そして、熊本戦で掲げてくれた『水戸のDNA 森直樹 俺達も共に戦う』という横断幕を見て、どんな時も付いてきてくれるみんなのためにも、水戸ホーリーホックとはどんなクラブなのか、若い選手達へ伝えるだけでなく、それをプレーで表現できるように自分がやるしかないと感じました」
「今まで繋いできてくれた方々のためにも、何としてもJ2に残留すること。いち早く残留争いを抜け出すこと。今はそれだけを考え、目の前の試合に全力で臨みます。クラブに関わる全ての方々と一緒なら、この困難も乗り越えられると思っています。最後まで共に戦ってください」
2024年05月09日 19:47
5月8日、Jリーグの公式Xは6日に行なわれた横浜F・マリノス戦でJ1通算600試合出場を達成した浦和レッズのGK西川周作のフィード集を公開した。
アップロードされた動画には、2021年の清水エスパルス戦で見せた超低弾道のパントキックや、22年のジュビロ磐田戦でカウンターの起点となったフィードなど、これまで西川が見せてきた芸術的なロングパスが10本収められている。
【動画】「凄過ぎる」とファン称賛! 西川周作の正確無比なフィード集
この投稿に、SNS上では「気持ちいい〜」「ホンマにフィードが凄過ぎる」「これだけ蹴れる子なかなか出てこない」「周ちゃんのキック大好物です」「惚れ惚れする!」「もっと見たいです!」「そう簡単に出来るもんじゃない」「大分からずっと応援しています」などの声が上がった。
偉大な守護神のキック精度に改めて驚嘆したファンが少なくなかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 19:40
昨夏に中盤の改革に動いたリヴァプールでは、当初ライプツィヒから獲得したドミニク・ショボスライが今季のプレミアNo.1級の新戦力と称賛された。
開幕当初からフル出場を続けるなどチームの重要戦力となっていたが、ややシーズン中盤に息切れしたところがある。
『MLSZ T』に対し、ショボスライ自身もプレミアリーグ特有の難しさがあったと1年目を振り返っている。
「自分のベストを発揮できなかった試合もあったと思うし、ハードルを高く設定しすぎたのかもしれない。(プレミアリーグは)速い。ここではブンデスリーガほど考える時間がない。ここでは、ボールを受け取る前に次のプレイをどうすべきか理解しておく必要がある。そうしないと、ほとんどチャンスがないんだ」
プレミア特有のフィジカルバトルもあり、ライプツィヒ時代とは異なる疲労感もあったかもしれない。とはいえ、まだ23歳と若いショボスライの獲得がリヴァプールにとって大きなものだったのは確かだ。来季以降も中盤の重要戦力となってほしい選手で、真の勝負は2年目の来季からだ。
2024年05月09日 19:09
徳島ヴォルティスは9日、自クラブサポーターによる違反行為および、当該者に対する処分を報告した。
2024年05月09日 19:00
現在、プレミアリーグ暫定首位のアーセナル。2位マンチェスター・シティは1試合消化が少ない状態で勝点「1」差となっており、ひりつくような緊張感のもと優勝争いを演じている。
そんなアーセナルの今季の特長といえば、失点の少なさが挙げられる。現時点で「28」はリーグ最少であり、これは明確な強みとなった。ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスのセンターバックコンビは盤石そのもので、ベン・ホワイトや冨安健洋といったCBタイプのDFがサイド攻撃もシャットアウトする。クリーンシートはリーグ最多となり、先日GKのダビド・ラジャがゴールデングローブ受賞を果たしたばかりだ。
次節はマンチェスター・ユナイテッドと対戦するが、3-0と快勝した前節ボーンマス戦後の会見で冨安は「2人のセンターバック、ガビとサリバがとても安定しています。ベンも同様です。彼らのおかげで僕らはクリーンシートを何度も達成できました。僕もその一員となりたい。オールド・トラッフォードでも無失点を目指して頑張りたいと思います」と語った。
アーセナルのバック4といえば90年代後半に鉄壁を誇った「フェイマス・バック4」が思い出される。トニー・アダムズ、マーティン・キーオン、リー・ディクソン、ナイジェル・ウィンターバーンの4人は「1-0のアーセナル」と呼ばれた頃のチームを象徴する存在だ。圧巻は98-99シーズンで、なんとシーズン通して17失点で切り抜けている。これがプレミア創設以後のアーセナルの最少失点記録だ。
伝説的な無敗優勝を成し遂げた03-04シーズンには失点数「26」を記録した。今季の「28」はそれに続く数字で、その他に失点数が30を下回ったシーズンはない。
冨安は謙遜したが、冨安も含む4バックとなったアーセナルは今や欧州でも屈指の守備力を誇る。まだ2試合残しているが、ここを無失点で切り抜けることができれば、伝説の「フェイマス・フォー」に迫るバックラインをアーセナルは手に入れたことになる。果たして今季の失点数をどこまで抑えることができるか、注目だ。
2024年05月09日 19:00
最終盤を迎えている2023-24シーズンの欧州サッカー。
その最高峰であるUEFAチャンピオンズリーグは、日本時間の今朝に準決勝2ndレグが行われ、決勝のカードがボルシア・ドルトムント対レアル・マドリーに決まっている。
日本で同大会を独占放送&配信するWOWOWでは、試合開催週の金曜日にCL全試合全ゴールの紹介をはじめ、注目試合を徹底解説する「プレミアムマッチ」のコーナーや、ヨーロッパリーグの戦いもたっぷりとお届けする『チャンピオンズリーグダイジェスト!』を放送中。
今週5月10日(金)の放送回では、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグのファイナリストが決まる準決勝2nd レグの戦いが特集される。
MCはHey!Say!JUMPの薮宏太さん。解説には元日本代表DFの坪井慶介氏を迎え、さらに今回はゲストとしてJリーグチェアマンの野々村芳和氏が出演するという。
2023年に開幕30周年を迎えたJリーグ。昨年のAFCチャンピオンズリーグでは浦和レッズが優勝。今シーズンも横浜F・マリノスが決勝進出を果たすなど、アジアの舞台でJクラブが強さを見せている。
野々村氏は2022年から6代目のJリーグチェアマンに就任し、より世界と戦えるJリーグを目指して様々な改革を進めている。そんな彼が、欧州最高峰のサッカーに何を感じるのか―。
日本サッカー界をけん引する一人から見た今の欧州サッカーが番組内でたっぷり語られるようだ。これは楽しみ!
栄枯盛衰…CLに出たのに「今は下部リーグで苦しむクラブ」
『チャンピオンズリーグダイジェスト! 準決勝 2nd leg』は、明日10日(金)23:00からWOWOWライブとWOWOWオンデマンドにて放送&配信される。
2024年05月09日 18:38
涙にくれた東京五輪から3年――。久保建英は再び大舞台に立つのか。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は先日、カタールで開催されたU-23アジアカップで見事に優勝。3位以上に与えられるパリ五輪への出場権を獲得した。
そんななか、3人のオーバーエイジとともに注目を集めているのが、久保の参加だ。ラ・リーガで大活躍中のレフティは現在22歳で、出場対象年齢ではあるものの、五輪期間は代表ウィーク中ではなく、選手の招集に強制力がないため、決して容易ではない。
それでも宮本恒靖会長は「メダルを狙えるようなバックアップ」を約束するなど、日本サッカー協会(JFA)は前のめりな姿勢を見せるなか、韓国公共放送『KBS』が「イ・ガンインとは違い、パリへ行く久保は『東京の涙』を拭うチャンスを得た!」と題した記事を掲載。同じ2001年生まれで、親友としても知られる自国代表の名を挙げ、次のように伝えた。
【動画】「狂っている」と現地サポーターも驚愕!久保建英のサイン会でできた凄まじい長蛇の列
「日本は予選で優勝してパリに向かうが、韓国は10大会連続出場の夢を果たせなかった。また、友人でありライバルでもある久保建英とイ・ガンインの喜怒哀楽も交錯した。2人は3年前、20歳で東京五輪に出場。久保を擁する日本は準決勝まで進むも、3位決定戦でメキシコに敗れた。イ・ガンインは主に交代出場ながら3ゴールを挙げたが、準々決勝でこちらもメキシコに苦杯を喫した。
久保がメキシコ戦後に号泣する姿が話題となった。涙が止まらない姿は、無観客試合だったため、中継を通して応援していた日本のファンを悲しませた。自国開催で、1968年のメキシコ五輪以来のメダルを目ざしていた日本は、最後のハードルを越えられず、2012年のロンドン五輪に続いて4位に甘んじた」
同局はそのうえで、「久保はついに『東京の涙』を拭う機会を手にした」と説明。日本がパリ世代最大のスターをメンバーに加える可能性が高いと見ている。
「JFAは久保を含む欧州で活躍する同年代の精鋭を全員選出し、最強チームを編成する方針を発表した。パリ五輪で久保のような海外組の『ワイルドカード』を手にする見込みだ。過去最高成績を目ざす日本サッカーは、再び五輪を通じて世界に羽ばたく原資を見つけ、才能ある若手は大舞台を経験することで次のステージに成長する。一方、韓国サッカーはその機会を失った」
果たして、大岩ジャパンはどんな顔ぶれで悲願の金メダル獲得を目ざすのか。メンバー発表時、すでに興味津々の韓国メディアを含め、大きな話題となるのは間違いなさそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部