2024年05月09日 19:47
水戸ホーリーホックは9日、暫定的にチームを率いていた森直樹ディベロップメントコーチが、正式にトップチームの監督に就任することを発表した。 1977年11月21日生まれの森監督は現在46歳。選手時代はセレッソ大阪と水戸ホーリーホックで活躍し、2005年シーズン限りで現役を引退した。翌年から水戸のユースチームのコーチとして指導者に転身すると、監督を経て2011年にトップチームのコーチへと就任。濱崎芳己前監督の解任が発表された4日より、暫定的にチームの指揮を執っていた。 今シーズンの水戸は、開幕節のいわきFC戦こそ勝利したものの、その後は4連敗を含む9試合未勝利を記録するなど成績が低迷。そんななか、森監督が暫定指揮官として臨んだ2024明治安田J2リーグ・第14節ロアッソ熊本戦を2−0で勝利し、順位は16位に浮上していた。 正式に指揮官へと就任することが決まった森監督は、クラブ公式サイトを通して以下のようにコメントを発表している。 「この度、水戸ホーリーホックの監督に就任することになりました森直樹です。まずはディベロップメントコーチという立場、クラブの一員として、監督を交代するという状況になってしまったことを大変申し訳なく、悔しく思っています」 「今まで残留争い、クラブ消滅の危機、東日本大震災など多くの困難があり、その度にクラブに関わる全ての方々と共に何度も困難を乗り越えてきました。2003年に選手として水戸ホーリーホックへ加入してから、このクラブで現役を終え、このクラブで指導者としてのキャリアをスタートさせていただきました。選手として3年、2006年に指導者となってから18年、このクラブに在籍して今年で22年目となります。このクラブのピンチだからこそ、自分が立ち上がらなければならない。とオファーを受けることを決断しました」 「そして、熊本戦で掲げてくれた『水戸のDNA 森直樹 俺達も共に戦う』という横断幕を見て、どんな時も付いてきてくれるみんなのためにも、水戸ホーリーホックとはどんなクラブなのか、若い選手達へ伝えるだけでなく、それをプレーで表現できるように自分がやるしかないと感じました」 「今まで繋いできてくれた方々のためにも、何としてもJ2に残留すること。いち早く残留争いを抜け出すこと。今はそれだけを考え、目の前の試合に全力で臨みます。クラブに関わる全ての方々と一緒なら、この困難も乗り越えられると思っています。最後まで共に戦ってください」
2024年05月20日 18:46
Jリーグは5月20日、ブライトンに所属する三笘薫の川崎時代のJ1全ゴール集を公開した。
この日は三笘薫の27回目の誕生日。バースデーを祝福する形で、アップロードされた動画には、20年の湘南戦で決めたプロ初ゴールや、21年の4試合連続弾などが収められている。
【動画】三笘薫の川崎での全21ゴール!
この投稿には、ファンから以下のような声が上がった。
「本当に凄かったね」
「ずっと見てしまう」
「何度見ても惚れ惚れする」
「生でプレーを見られて本当に幸せでした」
「ずっと見てたら泣けてきた」
「ドリブルがスーパー過ぎる」
「サイドネットに流し込むのが上手くてため息がでてしまう」
「この時のフロンターレ全員上手い」
「簡単そうにゴールするよなー」
「アシスト集も観たいです!」
Jリーグの舞台で放った輝きは、今も色褪せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 17:57
かつては「名伯楽」ギー・ルーが44年間チームを率いてリーグ優勝1回、カップ優勝1回、UEFAチャンピオンズリーグベスト8を経験しているフランス・ブルゴーニュの名門オセール。エリック・カントナ、バジール・ボリ、フィリップ・メクセス、ジブリル・シセらを輩出した育成の名門として、名を馳せていた。
ルーは2005年に勇退し、その後も2010-11シーズンにCLに出場するものの、2011-12シーズンについにリーグ2降格。その後、深刻な財政難によりクラブ存続の危機に陥り、財政的なステータスを失ったオセールは10シーズンも2部に彷徨った。2022-23シーズンに10年ぶりにリーグ1を戦い、17位となって1年で再びリーグ2に戻った。かつては32年間リーグ1の座を守ってきた名門も、現在ではリーグ2が板についてしまっている。
降格も主力の大半は残留
久々に昇格した2022-23シーズンは序盤から低迷し、当時の指揮官ジャン・マルク・フルラン(現カーン)は解任。2022年10月からクリストフ・ペルシエがチームを率いた。かつては堅実的な戦い方を得意とする指導者で、残留最優先で5バックをベースとした守備重視の戦術を取っていた。前半戦わずか3勝と大苦戦を強いられたチームは復調し、一時は降格圏から脱出したものの、最終節に残留を争うナントに逆転され、惜しくも降格した。
降格はしたもののオセールはペリシエと契約延長。かつてはアマチュアクラブのリュゼナックを3段階昇格させて、その後もアミアン、ロリアンを昇格させた「昇格請負人」として期待をかけた。更に臨時FW強化コーチとして、ジブリル・シセが就任した。
主力選手はキャプテンでマリ代表のMFビラマ・トゥレ、元セネガル代表FWママドゥ・ニアンは契約満了し、ルーマニア代表GKアンドレイ・ラドゥ、フランスU-21代表DFイサーク・トゥレらのローン移籍組の放出は余儀なくされた。しかし、攻撃の中心選手であるMFガエタン・ペラン、MFゴーティエ・アン、ブラジル人DFジュバルをはじめに、マリ代表右WGラシヌ・シナヨコ、ガーナ代表MFエリシャ・オウス、DFギデオン・メンサー、マダガスカル代表MFライアン・ラベロソンなど、多くの主力の残留に成功し、1年での復帰に万全な体制で挑んだ。
昇格のラストピースになったオナイウ
主力の放出は最小限に抑えたオセールだったが、降格の原因となっていたチームの最多得点が5点という貧弱な攻撃陣には大きな課題を抱えていた。2023年夏にはCFを全員放出。新加入としてブレシアから下部組織出身のFWフロリアン・アイエが復帰したが、前線の迫力不足は懸念材料になっていた。
8月28日、オセールはトゥールーズから、元日本代表FWオナイウ阿道を70万ユーロ(約1億2000万円)で獲得した。2023-24シーズンの開幕3試合はベンチ外になり、トゥールーズで構想外になっていたオナイウは、クラブ史上初の日本人選手としてオセールで再起を図ることになった。
シーズン途中に加入したオナイウ。[4-2-3-1]を採用しているオセールは、開幕当初からアイエが1トップに定着し、トップ下のアンがゴールを量産しており、序盤から上位争いを演じていたため、加入当初は途中出場での起用が多かった。
転機が訪れたのは第14節のサンテティエンヌ戦。2連敗中のオセールは、3試合ぶりにオナイウが左WGで先発出場すると、ハットトリックの活躍で5-2で勝利。昇格候補のライバルであるサンテティエンヌ相手の大活躍で信頼を得たオナイウは、左WGのレギュラーに定着し、左サイドから中央に侵入する動きからゴールを量産した。
守備的な戦術を徹底していた昨季と一転、アイエ、アン、オナイウの3人がゴールを量産する攻撃的なフットボールを展開した。中盤戦まではアンジェとのデッドヒートが続いたが、第25節に首位に立つと、そのまま最終節まで首位を明け渡すことなく、リーグ2優勝を果たし、1年での復帰を果たした。戦術変更により爆発的な得点力を手に入れ、リーグ最多の72得点を奪ったオセールを率いたペリシエは、リーグ2最優秀監督に選出された。
オナイウは、最終節のコンカルノー戦でもハットトリックを達成し、リーグ2位の15得点と海外移籍後ではキャリアハイの記録を残した。優勝に貢献したオナイウは、2シーズンぶりのリーグ1での飛躍が期待される。
Photo: Getty Images
2024年05月20日 17:43
中村俊輔は、手強い。
ある質問をする。最初はそれに答えてくれるが、徐々に話がそれていくことがわりと多い。言い方を変えれば、脱線する。それはそれで面白い内容なので、興味深く聞いていると、いつのまにか最初の質問の答えに帰結したりする。え、つながっていたの? と驚かされる。決して脱線はしていない。
思考が深すぎるのだ。俯瞰する世界の奥行が果てしない。質疑応答で到着点は見えているが、そこに至るまでのルートがいくつもある。A、B、C、D、E...。Aを進みながら、新しい道が見つかれば、そこを進んだりする。話しながら、あれもあるよ、これもあるよ、となる。そんなイメージだ。
もっとも、現役時代を振り返れば、さもありなん、だ。ピッチに立てば、状況に応じて戦略を組み立て直すのは当たり前。自分たちの強みをどう活かすかに集中し、実践する。あの手、この手で。相手の出方を確かめるために“エサ”をまくプレーも。即効性はなく、遠回りのように見えても、次のための布石を打つ。勝利という到達点を見据えて、常に最適解を探りながら振る舞う。
今は指導者となり、後進たちにも自身の経験を伝えようとする。
「たとえばボクシングで言えば、相手が明らかに格上だとして、自分は最初にジャブで様子を見る。すごい一発が来るけど、なんとか耐える。そうやってやりながら、相手が嫌がるところを探す。サッカーで言えば、なんかハイボールを嫌がっているな、とか。それで選手同士で、ちょっとあそこを狙ってみるかって。勝ちから逆算して、ゲーム中にそれをやる。急にカウンターを入れてみたり。カウンターを出せば、相手は中を閉じる。そうしたら外が空くから、外から攻めよう、とか。そういうのを瞬時に感じて、できるようになってほしいよね」
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
さらっと話すが、簡単ではないのではないか。そりゃ中村俊輔ならできるだろうけど、と思わず口に出してしまった。そんなリアクションも俊輔は想定済み。間髪入れずに「って言われたりもするけど、でも...」と、指導者としての想いを明かす。
「練習からコツコツと、ね。サッカーってこういうもんだよっていう、勝ちにもっていくための、大まかなものを知っていて、それができれば、たとえば移籍しても、どの監督さんのもとでも、違うサッカーにも合わせられるような気がする」
厳しいプロの世界をどう生き延びていくか――欧州を含め、6クラブを渡り歩き、活躍するために常にもがいてきた俊輔は、その術を知っている。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月20日 17:00
パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペはフランス、リーグ・アンの年間得点王に輝いた。
2024年05月20日 16:56
スコットランドリーグ3連覇を果たしたセルティックは、5月18日にリーグ戦最終節でセント・ミレンにホームで3−2と勝利した。2度にわたり先行されながら逆転し、優勝に花を添えている。
この日の試合は、タイトルを獲得してから迎えたホーム最終戦。お祭りムードのなか、試合後の古橋亨梧の様子を地元紙『Daily Record』が伝えた。
今季公式戦19点目となるゴールを決めた古橋について、同紙は「彼はファンの人気者であり、今季はその評判を強めた。彼がファンを愛しているのも明らかだ。自分の名前をチャントする全員に会おうと、集まったファンたちの周りを2周するまで立ち去ろうとしなかった」と、スタジアムを後にする際のサポーターとの交流を称賛している。
【動画】旗手のクロスから古橋が同点弾!リーグ最終戦で公式戦19点目
「セルティック・パークの外でのファンとの交流を終えたように思われたキョウゴだが、スタジアムの入り口まで走って戻り、またやり直したのだ。サポーターはすでに彼を愛しているかもしれない。だが、すべてのファンに感謝しようとする感動的な行動で、セルティック・サポーターの間でその評判はさらに高まるばかりだろう」
こうした振る舞いが、ファンから愛される所以なのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:35
「平常心で戦うことしか考えていませんでした」
2月24日の開幕節・川崎フロンターレ戦以来、約3か月ぶりの出場となった背番号9の働きが、勝利を引き寄せたと言っても過言ではないだろう。
5月19日、湘南ベルマーレはJ1第15節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、2−1で勝利した。
湘南は前半、立ち上がりにいくつかのチャンスを作るも、徐々に相手に押し込まれる時間が増え、30分に先制を許した。35分には新潟のDFとGKの連係ミスのこぼれ球を拾ったルキアンが無人のゴールに流し込み、タイスコアとしたが、前半は狙いを出せたとは言い難い内容だった。
後半に向け、山口智監督がハーフタイムに打った一手は、FWディサロ燦シルヴァーノの投入だった。新潟戦が14試合ぶりの出場となった28歳は阿部浩之に代わってピッチに立つと、2トップの相方であるルキアンと縦に並ぶ形で相手のビルドアップを牽制。
守備のタスクをこなしながら、52分に自慢の左足で強烈なミドルシュートを放つと、60分には自らのパスが起点となり、ルキアンの決勝ゴールが生まれた。
攻守で存在感を発揮したディサロは、2点目のシーンをこう振り返る。
「ルキ(ルキアン)に入った時に前向きで良いフォローができた。本当は自分で打ちたかったけど、右足のミドルが決まる感覚がなかったので、相手を引き付けてから左右どちらかを使おうと思っていました。見えてなかったけど、(平岡)大陽の大外から(畑)大雅が上がってくるだろうなと思って、大陽の方を使った結果、ゴールにつながりました。相手のベクトルを折れたという意味でも、良かったのかなと」
【動画】ディサロのパスが起点、ルキアンの決勝弾
ディサロは今節に至るまで、難しい日々を過ごしていたはずだ。開幕戦での出場時間は90+1分からの数分間に留まり、翌節からベンチ外に。ルキアンや福田翔生(いずれも5ゴール)、鈴木章斗(3ゴール)や阿部(1ゴール)ら、同ポジションのライバルが結果を残すなか、ディサロはどんな想いでピッチを見つめていたのか。
「嬉しいが半分、悔しいが半分です。チームが勝つのは嬉しいけど、同じポジションの選手が活躍するのは歯がゆい部分もある。だからといって、他の選手にどう思うとかはなくて。自分に出番が巡ってきた時に、自分のプレーをするだけです。
いつ出ても戦える準備をしていました。練習でできたことしか試合で出せないので、取り組んできた結果が、今日ピッチで出せたかなと。身体的にはキツかったですけど、変な緊張はなく、すんなり試合に入れました」
昨季の湘南のエースで、大学選抜時代に交流のあった大橋祐紀(現・サンフレッチェ広島)に負けたくないと、覚悟を持って臨んだ今季は、思った通りのスタートではなかったかもしれない。ただ、新潟戦でのディサロのプレーは、今後の活躍を予感させるものだった。
次節のジュビロ磐田戦には、14節の柏レイソル戦でのレッドカードによる出場停止が明ける福田も帰ってくる。FW陣の熾烈な競争が巻き起こるなか、ディサロは出場機会を掴めるか。シーズン後半戦へ向け、湘南のエースナンバーに恥じない活躍に期待したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 16:32
ラ・リーガ第37節が18日と19日に各地で開催された。
6位レアル・ソシエダと7位ベティスのヨーロッパリーグ(EL)出場権を巡る直接対決が、『ベニート・ビジャマリン』を舞台に幕を切って落とされた。試合は5分、MFブライス・メンデスが直接FKを沈めてレアル・ソシエダが先制点を挙げると、42分にはFWミケル・オヤルサバルのパスを受けたMFミケル・メリーノが抜け出して追加点。後半はベティスの攻勢がより強まったものの、GKアレックス・レミロのPKストップなどもあり、このまま2−0で逃げ切った。この結果、レアル・ソシエダがEL行きの切符を手中に収め、5シーズン連続の欧州大会出場に。対するベティスのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得の有無は、同時刻開催の8位ビジャレアルの結果次第となった。なお、日本代表MF久保建英は出場なしとなっている。
そのビジャレアルは、本拠地『デ・ラ・セラミカ』に王者レアル・マドリードを迎えたものの、3戦連発となるMFアルダ・ギュレルや5シーズン連続のリーグ戦2桁得点に乗せるFWホセルのゴールが決まり、前半終了時点で1−4のスコアに。が後半、イエローサブマリの“ヴァイキング”が暴れ回った。FWアレクサンダー・セルロートは、48分にこの日2点目となるゴールを頭で叩き込むと、52分にはスペースに抜け出し、並走した相手DFとうまく入れ替わり、最後は相手GKとの1対1を沈めてハットトリックを達成。そして56分にも左足で決め、3点ビハインドから試合を振り出しに戻した。しかし逆転ゴールは遠く、4−4でタイムアップ。シーズン3人目の指揮官となったマルセリーノ・ガルシア・トラル監督就任以降の追い上げは見事だったが、最終節を前にベティスとの勝ち点差が『4』と一歩及ばず。連続欧州大会出場記録は『4』で途絶えている。一方、ビジャレアルの引き分けにより、ベティスがECL出場を確定させた。
すでにアルメリアとグラナダのセグンダ降格が決定し、残すは1枠となった残留争いも今節で決着が付いた。前節セビージャ戦でFWセルジ・グアルディオラの後半アディショナルタイム決勝弾で望みを繋いだ18位カディスは、ホームで15位ラス・パルマスと対戦。勝利が絶対条件の中、DFハビ・エルナンデスのゴールがオフサイドにより取り消されると、FWフアンミやFWクリス・ラモスのシュートも1点には至らない。そして試合はスコアレスドローで終了。2020−21シーズンの昇格以降は、何度も死線をくぐり抜けてきたカディスだったが、ここでラ・リーガでの冒険を一度終えることになった。
今シーズン限りでアスレティック・ビルバオ退団するMFイケル・ムニアインと、現役を引退するFWラウール・ガルシアの『サン・マメス』でのラストマッチとなった今節セビージャ戦。試合は17分にDFオスカル・デ・マルコスのクロスにラウール・ガルシアが頭で合わせて先制点を挙げると、2分後には、今度はFWニコ・ウィリアムズのマイナスの折り返しに飛び込んだムニアインが追加点。主役2人が自身のゴールで、自身の花道を飾ったのだ。そして63分、交代ボートに『10』の数字が記された。スタジアム全体からのスタンディングオベーションに加え、まるで神様さえも別れを惜しむような大粒の雨が降る中、ワン・クラブ・マンの“王様”がピッチを後にする。続けて82分には、ラウール・ガルシアも万来の拍手に包まれながらベンチへと下がっていた。試合も2−0で勝利するなど、これ以上ない有終の美となっている。
その他、バルセロナがラージョ・バジェカーノに、ジローナはバレンシアに勝利。前者は2位が確定し、来シーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャ出場の権利を得た。また、オサスナがアトレティコ・マドリードを4−1で下し、リーグ戦における同カードで10年ぶりの白星を飾っている。
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2024年05月20日 16:26
監督交代で出場機会は激増した。
2024年05月20日 16:18
マンチェスター・シティに所属するベルナルド・シウバのモデル妻、イネス・トマズさんが自身のインスタグラムで、その美貌を惜しげもなく披露した。
【PHOTO】ベルナルド・シウバの美人妻イネス・トマズ、魅惑のショット集をお届け!
「あなたとの思い出を作ることは、いつも私のお気に入り」と綴り、同じくモデルで妹のマリーナ・デグナーさんと、大胆なビキニ姿のショットを公開した。
この投稿にファンも反応。「きれい」「完璧だ」「可愛いがすぎる」「ゴージャスだ」「ワオ」「色っぽいなぁ」「なんて可愛いんだ!」といった声があがった。
シティは今季の最終節でウェストハムに勝利し、プレミア史上初のリーグ4連覇を達成。イネスさんは夫と子どもとともに、トロフィーの前で笑顔を浮かべる写真も投稿している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:05
今シーズン限りでチェルシーを退団するブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが、サポーターに別れを告げた。
1984年9月22日生まれで現在39歳のT・シウヴァは、ミランやパリ・サンジェルマンなどでも活躍。2020年夏にフリー移籍でチェルシーに加入し、2020−21シーズンには念願だった自身初のチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げた。今季も主力としてチームを支え、公式戦38試合に出場して4ゴールを挙げる活躍を見せ、在籍4シーズンでは通算155試合出場で9ゴール4アシストを記録した。
そんなT・シウヴァだが、先月末に契約満了に伴い、チェルシーを退団することが発表。すでに2006年1月から3年間プレーしたフルミネンセへおよそ15年半ぶりに復帰することが決まっている。
そして、19日にはプレミアリーグ第38節(最終節)のボーンマス戦が行われ、ラストマッチとなったT・シウヴァはフル出場で2−1での勝利に貢献を果たした。試合後、同選手の退団セレモニーが開催され、サポーターからのチャントに涙を浮かべながら、次のように感謝を語った。
「初めに家族に感謝を伝えたい。ありがとう、愛しているよ。そして、皆にも感謝を伝えたい。特にマリーナ(・グラノフスカヤ前取締役)とフランク・ランパードの2人には感謝をしている。すべての選手、スタッフ、クラブ、皆にも感謝している。皆からのサポートに感謝しているし、この4年間で作った信じられないような思い出をありがとう」
「僕の今の夢は、2人の子どもたちがいつの日かあなたたちのためにプレーする姿を見ることだ。皆を愛している。寂しくなるだろう。バイバイ」
【ハイライト動画】チェルシーvsボーンマス
2024年05月20日 15:53
トッテナムは20日、今夏に行うアジアツアーの一環としてソウル・ワールドカップ・スタジアム(韓国)でバイエルンと対戦することを発表した。
今回の発表によると、『クーパン・プレイ・シリーズ2024』と銘打たれた同大会で、バイエルンと対戦するとのことだ。トッテナムは7月27日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦した後、8月3日に韓国のソウル・ワールドカップ・スタジアムで“ドイツの盟主”と激突することに。なお、トッテナムにとって4度目の、同国代表FWソン・フンミンにとっては主将として初めて迎える韓国遠征になると併せて伝えている。
2024年05月20日 15:30
19日、23-24シーズンのプレミアリーグ全日程が終了。
2024年05月20日 15:18
23-24フランス・リーグ1は19日、第34節の試合が行われ、驚きの躍進を果たしたスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が3-0でトゥールーズ(Toulouse)を下し、クラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を手にした。
3位リール(Lille OSC)との得失点差により4位で今季最終戦を迎えていたブレストは、後半にマディ・カマラ(Mahdi Camara)、ジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)、ケニー・ララ(Kenny Lala)のゴールで快勝。するとリールは、終盤に同点ゴールを許してニース(OGC Nice)と2-2で引き分けた。
この結果3位に浮上したブレストはチャンピオンズリーグの本戦に進出し、4位に転落したリールが予選へ回ることになった。
これまでのリーグ戦最高成績が8位となっていたブレストは、欧州大会出場も初めてとなる。
パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が欠場する中、敵地でメッス(FC Metz)に2-0で勝利した。
今季限りで退団するエムバペはハムストリングに問題を抱えているため、ミッドウイークに行われたニース戦も欠場していた。
すでに今季のリーグ優勝を決めているPSGのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、エムバペに加えてウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)やジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)、マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")らもチームに帯同させなかったが、カルロス・ソレール(Carlos Soler)と李康仁(Lee Kang-In、イ・ガンイン)のゴールで白星を飾った。
チームは来週行われるオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのフランス杯(French Cup 2023-24)決勝を控えており、エムバペはそこでPSGでの最後の試合に臨むとみられている。
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2024年05月20日 15:10
19日、23-24シーズンのプレミアリーグ全日程が終了。マンチェスター・シティのリーグ4連覇で幕を閉じたプレミアリーグは、年間で最も多くのアシストを記録した選手に贈られるプレイメーカー・オブ・ザ・シーズンの受賞者を発表した。
同賞を受賞したのは、アストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスだ。
今季19ゴール・13アシストを記録したワトキンスは、今季4位で終えたアストン・ヴィラの来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。13アシストは同リーグ最多アシストとなり、チェルシーのコール・パルマーやマンCのケビン・デ・ブライネらを抑え、プレイメーカー・オブ・ザ・シーズンに輝いた。
17-18シーズンに設立されたこの賞は過去にデ・ブライネが3度受賞。その他にも、エデン・アザールやモハメド・サラーといったプレミアリーグの名選手が獲得した過去があり、名誉ある賞である。
今季クラブと共に充実したシーズンを送ったワトキンスだが、今夏にドイツで開催されるEURO2024のイングランド代表メンバーにも選出される可能性が高い。イングランド代表には長年ハリー・ケインがエースとして君臨しているが、ワトキンスがその座を奪う日もそう遠くはないだろう。
2024年05月20日 15:07
今シーズン限りでブライトンを退任するロベルト・デ・ゼルビ監督が、今後の予定は決まっていないことを明かした。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在44歳のデ・ゼルビ監督は、チェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター前監督の後任として、2022年9月からブライトンの監督に就任。就任直後は苦戦したものの、チームに戦術が浸透すると勝ち星を積み重ね、昨季は6位でシーズンを終えてクラブ史上初の欧州大会出場権獲得に導いた。
2年目の今季は、ヨーロッパリーグ(EL)との“二足の草鞋”を履くなかで主力にケガ人が続出。初のELでの戦いはグループステージを突破したものの、ベスト16で終わり、プレミアリーグでは最終的に12勝12分け14敗の勝ち点「48」で11位に終わった。
来季も指揮を執ることが期待されていたなか、18日に突如今シーズン限りで退任することを発表したデ・ゼルビ監督。19日に行われた最終戦のマンチェスター・ユナイテッド戦(●0−2)を終えた試合後、今後の予定について聞かれると「どのクラブも存在していない。オファーなどはない。現時点では何もないよ」と未定であることを強調した。
続けて、「再びプレミアリーグで働けることを願っている。それがいつになるのか、どこになるかはわからない。それでも、プレミアリーグで働けたことは光栄だった」といつの日か再びプレミアリーグで指揮を執ることを望んでいることも明かした。
【ハイライト動画】ブライトンvsマンチェスター・ユナイテッド