2024年04月26日 17:32
フロリダ大のジャック・カグリオーン投打で驚異的な成績を残す “大谷翔平2世”として注目を浴びているフロリダ大の二刀流左腕、ジャック・カグリオーン内野手が25日(日本時間26日)、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組にリモート出演。大谷同様にウエートレーニングに励み、オフの日は「ほとんど寝ている」と明かした。共通点は多いようだ。 21歳のカグリオーンは左投げ左打ち。身長195センチ、体重113キロの体格を誇り、今季の打撃成績は40試合で打率.410(161打数66安打)、25本塁打。ここ11試合で11本塁打を記録しているモンスターだ。投手では9登板で5勝無敗。44回1/3を投げて54三振を奪っている。投打二刀流の活躍で、大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称もつけられている。 番組コメンテーターで、昨春のWBCで米国代表を率いたマーク・デローサ氏は「いつかは(投手か野手の)選択をしないといけないと思いますが、彼はまだその必要がありません。どう考えているのか知りたいですね」と興味津々の様子。司会のローレン・シェハディさんは「私たちはショウヘイの活躍を見ていますが、体を持たせるためにやっていることは何でしょうか」と水を向けた。 カグリオーンは「フロリダ大学のフィジカルコーチはとても優秀です。負担がかかりすぎないようにしてくれます。シーズンを通して体が持つように、脚の状態が問題ないか常にチェックしてくれます。全ては脚(下半身)から(力が)伝わるからです」と述べた。さらにデローサ氏からトレーニング内容を問われ、「デッドリフトはよくやっています。スクワットもやっています」と答えている。 デローサ氏はさらに「オフの時は何をやっているんですか?」と質問。カグリオーンは「正直言って食事をしていなければ、ほとんど寝ているかな。でも、勉強したり、友達や彼女とも過ごしたりしているよ」と述べている。大谷がデッドリフトやスクワットなどウエートトレーニングを行っているのはよく知られたところ。また、何よりも睡眠を重視している。カグリオーンもストイックな日々を過ごし、結果に結びつけているようだ。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 21:00
9日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に江本孟紀氏が出演し、2位・日本ハムに5.5ゲーム差をつけパ・リーグの首位を独走するソフトバンクについて言及した。
江本氏は「ソフトバンクは打率、防御率、得点など、チーム成績から全部1位なんですよ。数字は正直というかね」と話すように、139得点、チーム打率.259、チーム本塁打22、チーム盗塁28、チーム防御率2.02とリーグトップの数字。
個人成績を見ても、打率と安打が近藤健介、本塁打、打点が山川穂高、盗塁が周東佑京、出塁率が柳田悠岐、勝利数が津森宥紀、ホールドポイントが松本裕樹、セーブがオスナがリーグトップを誇る。
その一方で、江本氏は「このまま走るかと言ったら、そんなことはないでしょうから、他頑張れよというのがパ・リーグです」と話した。
4年ぶりにリーグ優勝を目指すソフトバンクは8日終了時点で、22勝9敗2分、勝率.710と首位を独走する。ソフトバンクがこのまま首位を独走していくのかーー。ソフトバンクを脅かす球団が出てくるのか注目だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月09日 20:00
9日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に江本孟紀氏が出演し、DeNAについて言及した。
江本氏はここまで15勝16敗1分の4位・DeNAについて「なんでもっと(首位を)走らないのかなと思うけどね。選手は揃っている。オーダーも去年とそんなに変わらないし、牧を中心に、他球団に比べれば羨ましい打線ですから」とチクリ。
「問題なのはゲーム運び。ピッチャーの使い方、ミスもちょこちょこある。その辺をうまく引っ張っていければ」と指摘した。
その上で、DeNAが混戦セ・リーグを抜け出すためには「やっぱり牧ですよ」と4番・牧秀悟をキーマンに挙げ、「内野を守ってるでしょう。この選手が調子悪くなったらダメなんですよ。期待を続けるには牧」と牧の活躍がチームが浮上する上でカギを握ると見ているようだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月09日 19:42
ロッテは9日、球団公式YouTubeで、佐々木朗希投手(22)の動画をアップした。タイトルは「『ほっともっと』5月8日(水)発売の新商品の食レポに挑戦する佐々木朗希投手をカメラが撮影!」。
右腕がほっともっとの新商品「旨塩豚カルビ弁当」を食べる動画には早くもコメントが多数寄せられており、「朗希の良さが出てる動画だよねー。明日全力応援だね」、「見てたらお腹空いてきた」、「ただただ食べて食レポしてて可愛いな〜 マジでこの弁当食べたい!」、「早速旨塩カルビを買います」、「これは爆売れ確定だろうな絶対食べる」、「この笑顔を守りたい」、「レモンを絞る指の美しい事!」と反響を呼んでいる。
2024年05月09日 19:26
大谷翔平が試合中にみせた謎の動きが話題
ドジャース・大谷翔平投手が6日(日本時間7日)の本拠地・マーリンズ戦でみせた表情が、ファンの間で“大喜利状態”となっている。
2024年05月09日 19:25
ロッテ・佐々木朗希投手(22)が9日、北海道札幌市内の日本ハム屋内練習場で全体練習に参加。10日・日本ハム戦(エスコン)に向け「初めて投げる球場になりますが、しっかりとアジャストできるように準備をして、マウンドでは自分のピッチングを心がけて、チームの勝利に貢献していきたいと思っています」とコメントした。
右腕は今季、5試合に登板し、3勝1敗、防御率1・64。初のエスコンフィールドで、今季4勝目を狙う。
2024年05月09日 19:19
ロッテは9日、本日17時にマリーンズ公式YouTubeチャンネルで『「ほっともっと」5月8日(水)発売の新商品の食レポに挑戦する佐々木朗希投手をカメラが撮影!』というタイトルの広報カメラを配信した。
新商品は新商品「旨塩豚カルビ弁当」で、佐々木朗希投手は動画内で10日のエスコンフィールド初登板に関して「楽しみ」と話をしている。
動画を投稿されてから早くも「朗希の良さが出てる動画だよねー。明日全力応援だね」、「見てたらお腹空いてきた」、「ただただ食べて食レポしてて可愛いな〜 マジでこの弁当食べたい!」、「早速旨塩カルビを買います」、「これは爆売れ確定だろうな絶対食べる」、「この笑顔を守りたい」、「レモンを絞る指の美しい事!」など多数のコメントが寄せられている。
2024年05月09日 19:09
◆ 実質2年目の今季も“変わらない”パフォーマンス
昨季のMVP右腕が“2年目の壁”をもろともせず快走している。
4月30日のカープ戦に先発した村上頌樹が9回7安打1失点で今季初の完投勝利をマーク。初回、先頭の秋山翔吾に初球の直球を右翼スタンドに運ばれる先頭打者アーチを浴びたものの、尻上がりに調子を上げて追加点は与えなかった。
「長いイニングを投げたいと思っていたので、そういう部分では9回投げ切れたのは良かった。初回に点を取られたので、テンポ良くというのを。投球間隔を短くするようにっていうのは意識していた」
出鼻をくじかれても気落ちすることなく、逆にペースアップして、カープ打線を手玉に取っていた。
シーズン初登板だった4月2日のベイスターズ戦こそ初回に4失点を喫するなど3回5失点で降板も、2戦目で初勝利。
ここまで4試合連続でハイクオリティースタートを記録し昨季の無双を彷彿とさせる。チームがリーグ優勝を果たした23年、プロ初勝利から最優秀防御率、新人王と2冠奪取まで駆け上がった背番号41は実質2年目の今季も輝きを保ったまま腕を振っている。
◆ 「壁にぶつかった時に考えたらいい」
昨季、圧倒され続けた他球団も精鋭スコアラー陣を春季キャンプからタイガースのキャンプ地に配置。“村上包囲網”を敷いているはずだが、対策を上回るパフォーマンスを見せつけている。
飛躍の1年を終えたオフシーズンは「昨年と大きく変えることはない。壁にぶつかった時に考えたらいい」と新たな球種の習得などには着手しなかった村上だが、今季変化があるとすれば80キロ台のスローカーブを配球に加えていることだ。
先述のカープ戦でも序盤は直球を痛打される場面があったが、スローカーブを交えて復調。岡田彰布監督も「3回くらいからやな。ちょっとカーブとかな、なんかうまくタイミング外すというか。持ち味が出だした」と“遅球”を使って立て直し、きっちりゲームメイクした姿に目を細めた。
元々、持ち球だったカーブは100〜110キロ台。4月9日のカープ戦を前にバッテリーを組む坂本誠志郎と話し合って、相手打線のデータにはなかったであろうカーブよりさらに20〜30キロ遅いスローカーブを使うことを決めた。
坂本も「頌樹は直球も150キロ超えるんで、スローカーブとの球速差は70キロぐらいある」と手応えを口にする“新球”。ただ、村上本人は大事なことも忘れていない。
9回を投げ切ったカープ戦の後、汗をぬぐって言った。
「でもまっすぐを使わないと、変化球も生きないので。まっすぐもしっかり使いながら。(カーブの)使いどころを意識しました」
タイガース先発陣の大黒柱は今季も“まっすぐ”エースへの道を歩む。
文=チャリコ遠藤(スポーツニッポン・タイガース担当)
2024年05月09日 19:00
9日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に江本孟紀氏が出演し、首位・阪神について言及した。
2024年05月09日 18:34
チームの開幕から37試合時点で「打率.370&25長打」は大谷が1961年以降で6人目
ドジャース大谷翔平投手は8日(日本時間9日)終了時点で自身38試合に出場して打率.355、11本塁打。メジャートップのOPS1.103をマークしている。チーム37試合(自身36試合)終了時点で打率.370、26長打をマークしていたが、これは1901年以降では球団初で、ここ63年間では6人(7度)目の快挙だったという。
MLB公式のサラ・ラングス記者は公式X(旧ツイッター)に「エクスパンション時代(1961年〜)において、チームにとっての最初の37試合で打率.370、25長打を上回る数を記録した選手」として6人の名前を挙げた。1人は通算660本塁打をマークし、史上最高の中堅手と称されるウィリー・メイズで1964、1965年に達成した。
他に成し遂げたのは1994年のアルバート・ベル、2000年のトッド・ヘルトン、2008年のランス・バークマン、2017 ライアン・ジマーマン。大谷が6人目の快挙だった。ラングス記者は「ドジャースの選手でこれを達成するのは、オオタニが初(少なくとも1901年以降)」とも綴っている。
大谷が新天地で見せたロケットスタート。直近2試合は無安打に終わったが、10日(日本時間11日)の敵地・パドレス戦から、更なる猛打が期待される。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 18:14
MOMOKAさん、YUMIKAさん、RUKAさん、AKARIさんが質問に回答
球場を盛り上げ、チームの勝利を後押しすべく活動する球団公式パフォーマー。2024シーズン、球場を躍動するパ・リーグ6球団全125名のパフォーマーを一問一答形式で紹介する。今回は楽天の公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」のMOMOKAさん、YUMIKAさん、RUKAさん、AKARIさんに話を聞いた。
質問事項は以下の10点。1:自分の性格を一言で表すと 2:得意なことは 3:苦手なことは 4:人生で1番感動したこと 5:子どもの頃の夢は 6:人生の最後に食べたいものは 7:10年後の自分はどうなっていたい? 8:携帯の待受画像は 9:自分の登場曲を選ぶとしたら 10:2024年の目標は
◯MOMOKA:高知県出身、在籍2年目。今季バイスキャプテン
1:責任感が強い! 2:ダンスと歌うこと 3:球技全般をプレーすること 4:初めてプロのミュージカルを観劇したとき 5:ダンススタジオの先生 6:カツオのタタキ 7:ミュージカルやダンススタジオのアシスタントとして働いていたと思います 8:スクール生の試合出演の日の写真 9:FLY HIGH!! / BURNOUT SYNDROMES 10:チームにとってもメンバーにとっても『縁の下の力持ち』になって、全力で支えたい
「チアリーダーらしく今シーズンも全力で熱くスタジアムを盛り上げます! 私たちとともに『いただき!』の景色を見ましょう! 楽天モバイルパーク宮城でお会いできることを楽しみにしています」
◯YUMIKA:新潟県出身、在籍2年目。以前は地元新潟でよさこいチームのインストラクター
1:天真爛漫 2:モノマネ 3:早起きすること 4:昨シーズンの開幕戦で初めてフィールドに立てたこと 5:薬剤師 6:厚切り牛タンと白米 7:学校の先生。中学校で社会を教えていたかもしれないです 8:憧れのモデルさん 9:We Found Love / Rihanna 10:どんなジャンルも踊りこなせるチアリーダーになる!
「今シーズンも私のパワフルなダンスにぜひ注目してくださいね! スタジアムで一緒に盛り上がりましょう!」
◯RUKA:東京都出身、在籍2年目、OLや美容部員として働いた経歴も
1:天真爛漫 2:人の顔を覚えること 3:割り算 4:愛犬に出会えたこと 5:CA 6:母の手作りハンバーグ 7:大好きな愛犬3匹と家族と一緒にのんびり暮らしていると思います 8:宇宙 9:Boy With Luv / BTS 10:スタジアムにいらしたお客さまが1人でも笑顔になって「また来たいな」と思ってもらえるようになること
「エンジェルスのRUKAです! 今年こそ楽天イーグルスを優勝に導けるよう全力で頑張りますのでぜひスタジアムにいらして下さいね! お待ちしております!」
◯AKARI:宮城県出身、新メンバー、以前は楽天モバイルパーク宮城で売り子
1:好奇心旺盛 2:体を動かすこと 3:早起き 4:映画を観たとき 5:イルカのトレーナー 6:母の手料理 7:家業の手伝い 8:愛猫 9:HOPE / 平井大 10:誰かの心に響くようなパフォーマンスをし、チームの勝利のための後押しはもちろんひとりでも多くの方に笑顔と元気をお届けしたい!
「皆さまに野球の楽しさを伝えていけるように1年間全力で駆け抜けます! スタジアムでお待ちしております!」(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2024年05月09日 18:00
◆ 白球つれづれ2024・第15回
開幕から1カ月あまり。各球団は悲喜こもごものスタートを切った。
セ・リーグでは、前年最下位の中日が一時は首位を快走するが、早くも息切れ状態で下位に転落すると、連覇を狙う阪神が、そつなく白星を積み上げて首位に立つ。
一方のパ・リーグに目を転じると、前年の王者・オリックスや優勝を狙うロッテが意外な苦戦。王座奪還に小久保裕紀新監督を迎えたソフトバンクが強力打線を前面に押し立てて快走。だが、それ以上に善戦しているのが日本ハムだ。
5月9日現在(以下同じ)首位を行くソフトバンクから5.5ゲーム差の2位。
2年連続の最下位に沈んだ新庄剛志監督にとって“貯金生活”が初なら、優勝争いも初めてのこと。シーズン前には決して下馬評の高くなかった弱小チームが今や“台風の目゛どころか主役に躍り出る勢いだ。
6日からのソフトバンクとの首位攻防戦は3連敗を喫したが、4月の快進撃が本物だったのか? それとも上昇気流に陰りが見え出すのか? いずれにせよ真価の問われる時期がやってきた。
予想以上の? 快進撃を数字から検証してみる。
昨年は60勝82敗1分けで断トツの敗戦。優勝したオリックスからは27.5ゲーム差も離された。今年はどうか?
チーム打率.227はリーグ5位、同得点89も5位なら12本のチーム本塁打も5位。個人打撃成績でも郡司裕也選手が.260で11位に入っている程度だ。
これに対して大きく改善しているのが投手力である。前年のチーム防御率3.08(リーグ3位)からさらに数字を上げて2.65はソフトバンク、オリックス次ぐ3位と気を吐いている。
エースの伊藤大海と3年目の北山旦基の2人で目下5勝1敗。その北山と加藤貴之は4月のロッテ戦で2試合連続の完封、チームとして29年ぶりの快挙だった。
前年までの大黒柱・上沢直之がメジャー挑戦のため退団。ウィークポイントになるかと思われた投手陣にはFAで山粼福也(3勝1敗)が加入したことで死角は見当たらない。逆に中継ぎ陣の奮起も手伝って1点差ゲームは昨年の17勝31敗から今季は現時点で7勝2敗と劇的に勝負強くなっている。
◆ 背水の今季「このままで終わってたまるか」の思いは人一倍強い
新庄監督と言えば、過去2年は猫の目打線に仕掛けを好む「動き回る将」だった。はまれば鮮やかだが、劣勢で動き過ぎればさらに苦境に立たされる。そんな指揮官にも我慢と工夫が見て取れる。
「新庄チルドレン」とも言うべき若手選手の思い切った起用がチームを勢いづける。代表格が6年目の田宮裕涼選手だろう。キャンプで頭角を現すと開幕から「9番・捕手」に大抜擢。昨年一軍出場はわずか10試合の伏兵が、今季は規定打席不足ながら打率.333マーク。今では3番を任されるまでに急成長した。
一番に郡司、下位に上川畑大悟、水野達稀選手らが収まることで、指揮官が名付けた「せこせこ野球」も光り出す。
5日のオリックス戦では8回にわずか2安打ながら4得点を上げて大逆転。その内容は三走・田宮のギャンブルスタートで同点、松本剛選手のセーフティースクイズで逆転と、せこくてもそつのない攻撃で前年王者を粉砕した。
打線では今季からチームコンセプトとして「センター返し」が徹底されている。一発はなくても基本に忠実な打撃が勝負強さの秘訣ともなっているのだろう。
新庄監督とって、就任3年目の今季は、負けたら即退陣の退路を断ったシーズンである。「このままで終わってたまるか」の思いは人一倍強い。
屈辱の先に見え出した光明。過去には20年にオリックスとヤクルトが前年の最下位から頂点に駆け上がったドラマもある。
“台風の目”から主役の座を射止めるためにも、絶対に負けられない戦いが続く。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
2024年05月09日 17:41
プロ野球パ・リーグ公式戦「楽天―オリックス」が8日、秋田市のこまちスタジアムで行われた。
2024年05月09日 17:29
メジャー屈指のパワーを誇るスタントン…2015年以降の上位15本のうち8本を占める爆速HR
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が8日(日本時間9日)のアストロズ戦で、119.9マイル(約193キロ)の爆速本塁打を放った。7日(同8日)の同カードでドジャース大谷翔平投手の最速を塗り替え、その翌日に更なるロケット弾を見舞った。米メディアによると、2015年以降の本塁打速度ランキング上位15傑で、スタントンは8度登場。大谷は1度となっている。
「5番・DH」で出場したスタントンは3回1死の第2打席で、左翼ポール際に弾丸ライナーで運んだ。飛距離447フィート(約136.2メートル)の一撃は119.9マイルの爆速8号弾。MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXに、スタットキャストによる計測が始まった2015年以降の、本塁打速度上位15傑(ポストシーズンを含む)を紹介すると、スタントンの打球が半数を超える8本を記録していることを指摘した。
2018年に放った121.7マイル(約195.9キロ)がトップで、この日の一発は5番目に当たる。大谷が放った最速弾は4月23日(同24日)のナショナルズ戦で放った6号(118.7マイル=約191キロ)で14位にランクしている。他に複数回登場しているのはアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)だけで2本、ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)らも1本だけだ。
通算410本塁打のスタントンは2015年以降に256発。2018年にエンゼルスに入団した大谷は182発。母数は違うが、スタントンの打球速度がいかに突出しているか分かる。この結果に、「これは尋常じゃない笑」「ここに8度も登場するスタントンはワイルドだ」「この男はとんでもなくクールだ」「スタントンの打つところを見るのが好き」とSNSにはコメントが寄せられている。昨年は打率.191、24本塁打に終わったが、今季はここまで打率.228、8本塁打。今後の打棒にも注目だ。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 17:07
高橋尚成氏「今の今永投手なら7、8連勝する可能性ある」
巨人、メジャーリーグ、DeNAなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。カブス・今永昇太投手の好投の要因を分析し「このままいったら15勝は平気でするでしょ」と断言した。
今永は3・4月のナ・リーグの月間最優秀新人賞に選ばれるなど、ここまで7試合に先発し5勝負けなし、防御率1.08の数字を残している。今永と同じ駒大出身の高橋氏は「月間最優秀新人うれしいです。駒大の後輩ですし、同じ左ピッチャーということもありますし。メジャーのこれだけの舞台で活躍するのはもっているなという感じはしますね」と笑顔。好成績については「正直ここまでとは思わなかった。アメリカの野球にしっかりアジャストしている」と脱帽した。
高橋氏は今永の直球を絶賛。球速は150キロ前後だが、「それでも空振りを取れている。回転数がかなりいいってこと。もともと回転数が多くて空振りやフライボールでアウトをとれるピッチャー。日本にいるときに増して練習したんじゃないかなと思います」と分析した。
「大谷、千賀投手はズドーンとうなるようなボールですけど、今永投手はピュンとスピンが効いてキレのあるボールというのかな。ホップ成分が強い球。しっかり指にかかって、なおかつしっかり押し込めている。それがアメリカの打者にタイミング取りにくいと思う。甘いボールでも差し込まれている」
さらに、直球と“対”になっているのがチェンジアップだという。「制度が抜群。あの直球に対してパッと抜くようなボールですよね。ストレート系がいいからこそ、バッターが腰砕けになっている。ストライクゾーンを4分割で大胆に攻めているような気がする。ストレートは大胆に、変化球は低めに慎重に投げている」と説明した。
今永の今後については「今の状態を維持するのが重要。でも疲れは必ずくる。その時にストレート系が落ちたときは少し心配。日本でもホームランをよく打たれてはいたので」と、“課題”を挙げつつも「このままいったら15勝は平気でするでしょ。今の今永投手なら7、8連勝する可能性ある」とさらなる活躍に太鼓判を押していた。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 16:07
テオスカー・ヘルナンデスが10号2ラン
■ドジャース 3ー1 マーリンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
チームトップの11本塁打を放っているドジャース・大谷翔平投手を“猛追”する同僚がいる。テオスカー・ヘルナンデス外野手は8日(日本時間9日)の本拠地・マーリンズ戦で10号2ランを放った。適時打も放つなど3打点の活躍にファンも「大谷猛追!」「テオ10号!」「ドジャース打線怖すぎる」と盛り上がっている。
出場時は4番を担うウィル・スミス捕手が休養ということもあり、ヘルナンデスが「4番・右翼」で出場。初回に右翼への先制適時打を放つと、6回には左中間への勝ち越し2ランを放った。
これで直近6試合で4発と絶好調。打点29はムーキー・ベッツ内野手と大谷を差し置いてチームトップとなっている。31歳のヘルナンデスは、これまでにシルバースラッガー賞を2度受賞。昨季はエンゼルスのライバルでもあるマリナーズで主砲として160試合に出場。打率.258、26本塁打、93打点を記録していた。昨年4月5日(同6日)には、大谷から死球を受けた際にお互いを気遣う行動が話題となっていた。
キャンプ時から、ともに新加入の大谷とは笑顔で戯れる場面も多く、仲の良さが感じられた。その2人が期待に応える活躍で、本塁打数も争っている。日本のファンの間でも「テオ」の愛称で定着。ネット上では「素晴らしいホームラン」「テオ絶好調」「ここまで活躍するとは」「彼は完璧な役割を果たしている」「打線沈黙してる日にテオさんがしれっと打つこと多いよね」「とてつもなく頼りになる存在」といった声が上がっていた。
ベッツ、フレディ・フリーマン内野手といった元MVP以外にも、9本塁打26打点のマックス・マンシー内野手や、打率.331、4本塁打26打点のスミスも打線に並ぶ。相手にとっては恐怖でしかない打線だ。(Full-Count編集部)