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2024年04月23日 16:36
タイのセーター・タウィーシン(Srettha Thavisin)首相は22日、首都バンコク市街地でのフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)開催実現へ向け、F1のステファノ・ドメニカーリ(Stefano Domenicali)最高経営責任者(CEO)と面会した。 F1側に招致構想を売り込んだとされ、時期や具体的な計画については公表されていないが、タイ側の関係者は地元メディアに対し、市街地コースでの開催を想定していると話している。 タウィーシン首相はドメニカーリ氏との面会後にX(旧ツイッター)に「タイにはバンコクでフォーミュラワンを開催する能力がある。われわれには適切なポテンシャルと能力、そして人々のホスピタリティーがある。実現すれば、人々に素晴らしい思い出をもたらせると確信している」と記した。 タイ政府はソフトパワー戦略に力を入れており、F1開催が実現すれば観光業の活性化につながる。インバウンド観光に依存しているタイ経済は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)からの立て直しを目指している。 一方、F1も市街地レースの増加に意欲を示している。 F1に現在参戦している中ではウィリアムズ(Williams)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)が唯一のタイ出身ドライバーとなっている。また、タイ出身のF1ドライバーはアルボンを含め史上2人しかいない。 ■関連記事 ・市街地コース推進するF1、欧州伝統GPの先行き不透明に ・ヴォルフ氏とホーナー氏、フェルスタッペンの去就めぐり再び舌戦 ・【図解】F1 2024年シーズンの日程
2024年05月09日 16:25
2020年に90歳で死去した英モータースポーツのレジェンド、スターリング・モス(Stirling Moss)さんの生涯をたたえる追悼礼拝が8日、英ロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われ、ジャッキー・スチュワート(Jackie Stewart)氏をはじめとするフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元世界王者らが参列した。
礼拝には2000人近くが集まり、3度の世界一に輝いたスチュワート氏の他にも元F1世界王者のナイジェル・マンセル(Nigel Mansell)氏やデイモン・ヒル(Damon Hill)氏、レッドブル(Red Bull)のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表らの姿もあった。
スチュワート氏は「スターリング・モスのような人は二度と現れないだろう」と述べ、「この競技の歴史で、これほど愛され、愛され続けてきた人はいないと思う」とモスさんをたたえた。
モスさんはF1世界王者には一度もなれなかったが、さまざまなレースに参戦するのが一般的だった1950年代から60年代前半を代表するレーサーとして広く評価され、フェラーリ(Ferrari)の創業者エンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)氏はモスさんを世界最高のドライバーと表現し、F1で5度の年間王者に輝いたファン・マヌエル・ファンジオ(Juan-Manuel Fangio)氏もモスさんは世代最高の選手だったと語っていた。
15シーズンにわたる現役生活で、モスさんは529レースに参戦して212勝を挙げた。
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2024年05月08日 12:33
インディカー・シリーズに参戦するチーム・ペンスキー(Team Penske)は7日、不正発覚を受けて行った内部審査の結果、ティム・シンドリック(Tim Cindric)代表ら4人に職務停止の処分を科した。
今回の不正スキャンダルでは、ペンスキーの3台が馬力を一時的に上げる「プッシュトゥパス」ボタンをスタート時とリスタート時に使えるように設定するという違反を犯していたことが、第2戦の前に発覚。開幕戦でのジョセフ・ニューガーデン(Josef Newgarden)の優勝とスコット・マクローリン(Scott McLaughlin)の3位が取り消しになり、ボタンを使わなかったもののウィル・パワー(Will Power)にも10ポイント減点の処分が科された。
今回チームから処分を受けたのは、シンドリック代表に加えてレースエンジニアのルーク・メイソン(Luke Mason)氏、上級データエンジニアのロビー・アトキンソン(Robbie Atkinson)氏、マネジングディレクターのロン・ルゼフスキー(Ron Ruzewski)氏で、4人は今月末のインディアナポリス500(Indianapolis 500)を含めた2レースに関わることができない。
不正について、チームはプレシーズンのエンジンテスト用の設定が誤って残ってしまったと主張し、一方でニューガーデンは、プッシュトゥパスをリスタート時にも使えるルールに変わったと勘違いしていたと話している。
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2024年05月06日 12:16
5日に行われた24F1第6戦マイアミGP(Miami Grand Prix 2024)決勝で、グランプリ初優勝を飾ったマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が、レースを観戦に訪れていたドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領から、自分が「幸運のお守りになった」とジョークを言われたことを明かした。
ノリスは、総合3連覇中で今季も年間トップに立つレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を破り、待望の初勝利を手に入れた。
この日は、今年の米大統領選で共和党の指名が確実視されているトランプ氏が会場に姿を見せ、マクラーレンのガレージを訪れてザック・ブラウン(Zak Brown)代表と面会。レース後にはノリスと言葉を交わした。
ノリスは「正直に言うと、ガレージでは会わなかった。レース前の準備で忙しかったからね。でもレース後に会いに来て祝福してくれた」と話すと「光栄だよ。彼のような人が時間を取って会いに来て、仕事ぶりにリスペクトを示してくれたんだから」と続けた。
「僕がきょう勝てたから、自分が幸運のお守りになったと言っていた。もっとも、彼が他のレースも見に来るかは分からない」
さらにノリスは、レース後にトランプ氏からもらった言葉に感謝し、「今週末はたくさんの著名人、すばらしい人がここへ来た。ドナルドはいろいろな意味で大いにリスペクトしなくてはならない人で、そういう人間がこちらの仕事や、仕事に対する姿勢を評価してくれた。そのことには感謝しないといけない。そう、だから素晴らしい瞬間だったよ」とコメントしている。
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2024年05月06日 09:58
24F1第6戦マイアミGP(Miami Grand Prix 2024)は5日、決勝が行われ、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)がレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を抑えて初優勝を飾った。
2024年05月05日 10:07
24F1第6戦マイアミGP(Miami Grand Prix 2024)は4日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がポールポジションを獲得。その前のスプリントも制して引き続き強さを見せた。
総合3連覇中で、今季もここまで5戦4勝で年間首位に立つフェルスタッペンは、この日も圧巻の走りで7戦連続のポールポジションを獲得した。マイアミGPでは2連勝中だが、ポールトゥウィンはまだない。
フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)とカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が2番手と3番手で続き、フェルスタッペンのチームメートのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が4番手に入った。
フェルスタッペンはスプリントも快勝。1周目では中位集団でクラッシュによる混乱が生じたが、スタートでルクレールを抑えたフェルスタッペンが危なげなくトップを守りきった。ルクレールが2位、ペレスが3位に入った。
RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)はスプリント8位、予選10番手に入った。
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2024年05月03日 12:21
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の世界王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は2日、所属するレッドブル(Red Bull)のエイドリアン・ニューウェイ(Adrian Newey)最高技術責任者(CTO)の離脱が、チームとの将来を考え直す理由にはならないと語った。
レッドブルは先日、19年間在籍したニューウェイ氏が2025年初めに離脱すると発表した。レッドブルはニューウェイ氏がデザインしたマシンでコンストラクターズ選手権で6回、ドライバーズ選手権で7回タイトルを獲得している。
しかし、選手権3連覇中のフェルスタッペンは、ニューウェイ氏が残留してくれるに越したことはなかったとしながらも、「見た目ほどチーム内で起きていることは劇的ではない」「このチームには多くの良い人材がやって来ていて、それが全体の部署を強化している」と指摘し、同氏の離脱で自動的にチームの勢いが落ちるとの見方を否定した。
また、自身が高額オファーで来季からライバルのメルセデスAMG(Mercedes AMG)に移籍するとのうわさについては、「仮にそうなったとしても、自分がどこかへ行く理由を決めるのはお金ではない」と述べ、「今の自分の稼ぎに満足している。重要なのはパフォーマンスだ」と話した。
さらに、「現時点で言えるのは、自分は今のプロジェクトに自信があるから、このチームに残りたいということだ」としつつ、「結局のところ、競技だけでなく人生においては、将来何が起きるか分からない」とも語った。
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2024年05月02日 11:54
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の伝説的ドライバー、アイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏の没後30年を迎えた1日、ブラジル国民は同胞の元サッカー選手であるペレ(Pele%)氏に匹敵する国民の誇りであり、最愛の象徴であるスーパースターに敬意を表した。
ドライバーズ選手権を3度制したセナ氏は、1994年5月1日、伊イモーラ(Imola)で行われたサンマリノGP(San Marino Grand Prix)でクラッシュし、帰らぬ人となった。
この日、出身地サンパウロ(Sao Paulo)市にあるセナ氏の墓には多くの人が訪れ、セナ氏が1991年と1993年のグランプリで優勝を飾ったインテルラゴス・サーキット(Interlagos Circuit)では、ファンランも行われた。
またリオデジャネイロは、「私、アイルトン・セナ・ダ・シウバ - 30年」と題された展覧会も開幕。この展覧会では人工知能(AI)を活用して再現したセナ氏の声が、激動の人生やキャリアのターニングポイントを語っている。
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2024年05月02日 10:59
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)は1日、最高技術責任者(CTO)で、F1最高峰のデザイナーと評されているエイドリアン・ニューウェイ(Adrian Newey)氏が、2025年初めに19年所属したチームを離れると発表した。
2024年05月02日 05:00
F1レッドブルの?天才マシンデザイナー?エイドリアン・ニューウェイ最高技術責任者(65)が1日に退団を発表し、傘下のRBに所属する角田裕毅(23)に移籍を待望する声が沸騰している。
数々の名マシンを製作してF1界に旋風を巻き起こしてきたニューウェイ氏は、レッドブルでも常勝軍団を築いたが、クリスチャン・ホーナー代表のスキャンダルを巡ってチームに内紛が起き、退団を決断したとみられている。今後はF1マシンの開発からは離れ、2025年の第1四半期に正式退団する運びだ。
「ほぼ20年間にわたって、レッドブル・レーシングが新興チームから何度もタイトルを獲得するチームに成長するうえでの重要な役割を果たせたことは、私にとって非常に名誉なことだった。今はそのバトンを他の人に渡し、自分自身も新たな挑戦をする良い機会だと感じている」とニューウェイ氏はコメントを発表した。
?優勝請負人?のニューウェイ氏が退団することで、今後はレッドブルの低迷が危惧される。そのため角田もレッドブル・グループから離脱して移籍したほうがいいとの意見が続出している。
ファンからはネット上で「角田は絶対昇格しないほうがいい」「ニューウェイまじか…。これで(ヘルムート)マルコもマックス(フェルスタッペン)もいなくなったらレッドブル完全にオワコンじゃん。角田君も昇格じゃなくて移籍の方が良くなるね」「速いマシンを求めるなら角田がレッドブル行く意味無くなりそう」と角田にも退団を求める声が噴出。
そして「角田はもうアストンに移籍した方が良さそう」「個人的にはアストンに来てほしい。ホンダPUと再び黄金タッグを!! そして角田くんもアストンへ!」「個人的には、アストン、ホンダ、ニューウェイ、アロンソ、角田くんの組み合わせが見たいです」などと2026年から始動する?アストンマーティン・ホンダ?で、ニューウェイ氏と角田のタッグ結成への期待が高まっている。
ニューウェイ氏の電撃退団は、各ドライバーの去就にも影響を与えそうだ。
2024年04月29日 13:08
ロードレース世界選手権、第4戦スペインGPは28日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)の王者フランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が3連覇を果たした。ポールポジションから出たグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は2021年以来の優勝に届かなかった。
マルケスは激しい攻勢をかけたが、バニャイアが首位を守りきって今季2勝目。レース後には「マルクとのファイトは楽しかった」と振り返り、「彼とやるときは積極性が求められる。とても楽しかったし、これだけの観客が集まったの見られた。みんなに感謝したい」とコメントした。
一方で総合優勝6回の実績を持つマルケスは、昨年3月のポルトガルGP以来となるポールポジションを獲得したが、地元レースで2021年10月以来、900日ぶりの優勝を飾ることはできなかった。それでも近年は体調の問題とけがに苦しんでいた中で、2022年10月のオーストラリアGP以来となる2位に入り、復活の気配をうかがわせた。
本人も「とても重要なレースになった」と話し、序盤は硬さがあったもののバニャイアと渡り合えるスピードがあったことを喜ぶと「昔のような接戦だった。ラスト1周の彼(バニャイア)はものすごく速くて、必死に付いていった」「すごくうれしい。(移籍後)初の表彰台だ」と話した。
3位にはプルタミナ・エンデューロVR46レーシングチーム(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)のマルコ・ベッツェッキ(Marco Bezzecchi、イタリア)が入った。今季総合トップに立つプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)は、トップで走っていた残り15周で転倒しリタイア。それでも2位バニャイアと17ポイント差の総合首位を守っている。
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2024年04月29日 12:28
イタリア・トリノ(Turin)にある国立自動車博物館(Museo dell'Automobile、Mauto)では、ブラジル出身のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバー、故アイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏の没後30年追悼展「アイルトン・セナ・フォーエバー」が開催されている。
セナ氏に関するこれまでで最大級のコレクションを収蔵するこの展覧会は、セナ氏のめいビアンカ(Bianca Senna)さんとイタリア人モータースポーツ評論家のカルロ・カビッキ氏との協力により企画された。
セナ氏は1994年5月1日、伊イモーラ(Imola)で開催されたサンマリノGP(San Marino One Grand Prix)予選でクラッシュし、帰らぬ人となった。
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2024年04月27日 16:34
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハース(Haas F1 Team)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が、今季終了後にザウバー(Sauber)に加入することになった。
2024年04月26日 12:59
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)の最高技術責任者(CTO)で、F1最高峰のデザイナーと評されているエイドリアン・ニューイ(Adrian Newey)氏が25日、クリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表をめぐる騒動の余波が続く中でチームを去る意向であると報じられた。
65歳のニューイ氏は2006年からレッドブルに在籍しており、2010年以降にはチームがドライバーズ選手権で7回、コンストラクターズ選手権では6回にわたりタイトルを獲得するなど、その全てで重要な役割を果たしている。しかしながら、ホーナー代表が女性従業員からセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)や不適切行為で告発されて以降、チームの状況に不満を抱いているとの見方が強くなっている。
チームの親会社が実施した内部調査でホーナー代表の不適切行為疑惑が晴れた後、告発した女性従業員は停職となり、この決定に関して国際自動車連盟(FIA)に正式に申し立てを行っている。
独誌アウト・モートア・ウント・シュポルトが25日にこのニュースを最初に報じた後、英BBCは「レッドブルとニューイ氏に近しい幹部レベルの情報筋に(情報を)独自に確認した」とした上で、レッドブルの権力闘争に発展しているホーナー代表をめぐる状況に、ニューイ氏は嫌気がさしてチームを離れることを望んでいると伝えた。
一方、レッドブルの広報担当者は同日遅くに、ニューイ氏の離脱という明確な意思は「把握していない」とコメント。「エイドリアンは少なくとも2025年末まで契約がある。彼が他のチームに加入することは把握していない」と述べた。
ニューイ氏はその長いキャリアにおいて、これまでウィリアムズ(Williams)やマクラーレン(McLaren)といったチャンピオンチームでも仕事をしている。BBCによると、高い可能性としてフェラーリ(Ferrari)への移籍が取り沙汰されている。
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2024年04月23日 16:36
タイのセーター・タウィーシン(Srettha Thavisin)首相は22日、首都バンコク市街地でのフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)開催実現へ向け、F1のステファノ・ドメニカーリ(Stefano Domenicali)最高経営責任者(CEO)と面会した。
F1側に招致構想を売り込んだとされ、時期や具体的な計画については公表されていないが、タイ側の関係者は地元メディアに対し、市街地コースでの開催を想定していると話している。
タウィーシン首相はドメニカーリ氏との面会後にX(旧ツイッター)に「タイにはバンコクでフォーミュラワンを開催する能力がある。われわれには適切なポテンシャルと能力、そして人々のホスピタリティーがある。実現すれば、人々に素晴らしい思い出をもたらせると確信している」と記した。
タイ政府はソフトパワー戦略に力を入れており、F1開催が実現すれば観光業の活性化につながる。インバウンド観光に依存しているタイ経済は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)からの立て直しを目指している。
一方、F1も市街地レースの増加に意欲を示している。
F1に現在参戦している中ではウィリアムズ(Williams)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)が唯一のタイ出身ドライバーとなっている。また、タイ出身のF1ドライバーはアルボンを含め史上2人しかいない。
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2024年04月22日 15:28
世界ラリー選手権(WRC 2024)第4戦クロアチア・ラリー(Croatia Rally 2024)は21日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が優勝し、通算100回目の表彰台に立った。
オジェはヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)とチームメートのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)に次ぐ3位で最終日を迎えると、第18ステージでヌービルがクラッシュ、エバンスがコースアウトしたことで残り2ステージで首位に浮上し、そのまま勝利した。
これがスポット参戦となっている今季の初勝利で、通算では59勝目となった。
エバンスが9.7秒差で2位、ヌービルが45秒差で3位に入った。総合順位ではヌービルが首位をキープし、2位につけるエバンスとの差を6ポイントとしている。
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