2023年05月31日 22:40
フランス1部のパリ・サンジェルマンとキットサプライヤーのNikeは31日、2023-24シーズンで着用する新ホームユニフォームを発表した。今回の新ユニでは左半身に垂直トライプを走らせるデザインが久々に復活している。Paris Saint-Germain 2023-24 Nike Homeパリ・サンジェルマン 2023-24 Nike ホーム ユニフォーム23-24新ホームユニフォームは、以前からの噂通りの片側ストライプデザインが登場。近年のPSGファンには新鮮なスタイルに映るであろうこのストライプは、2000年代前半の一時期で使用したホームキットを想起させる。 グラデーションで消えゆくストライプは、パリの夜に浮かぶスカイライン(建造物の輪郭線)に光が溶け込む様子をイメージしたものだ。背面首元にはフランス国旗のトリコロールを配し、フランスを代表するクラブチームとしての誇りを背負う。過去には4つしかないネイビーカラーの片側ストライプもそうだが、ホームキットに赤いスウッシュ(Nikeロゴ)も実は珍しい。Nikeが初めて手掛けた1989-90シーズンのキットを含め、最初期は赤いスウッシュが定番だった。前述の通り、PSGは過去4つ(2001-02、02-03、03-04、04-05)のネイビーカラーのホームキットで、今回と同じ左ストライプデザインを採用していた。ニコラ・アネルカやロナウジーニョがいた時代だ。今回はその時代以来の復活となる。ちなみに、現在に続くネイビーのホームキットは01-02モデルが原点で、それ以前はもう少し明るいブルーだった。近年のPSGでは異端の片側ストライプだが、かつてホワイトのホームキットを着用していた70年代や80年代では「赤青の片側ストライプ」が定番だった時代もある(白ユニに赤青の左ストライプは19-20シーズンのサードで復活した)。
2024年05月05日 09:28
2024年5月3日にFC町田ゼルビアが柏レイソルを2-0で破った試合、躍動したのは町田の47番、荒木駿太だ。今季リーグ戦初スタメンのアタッカーは2トップの一角を任されると、鋭い飛び出しと果敢なチェイシングで存在感を示す。 そして9分に見事なお膳立てからオ・セフンの先制弾をアシストし、さらに69分にはナ・サンホのクロスにヘッドで合わせて貴重な追加点を奪った。試合後、1ゴール・1アシストと活躍した荒木は次のようなコメントを残している。「U-23代表の試合はチェックしていて、とても刺激を受けました。彼ら(藤尾翔太と平河悠)がいなくても勝てることを証明して、ふたりには申し訳ないけど戻ってきてもポジションはないぞ、そんな気持ちでやってきました」 そんな荒木について、「たいしたことはない」と意外な反応を示したのが昌子源だ。「特別に足が速いわけでもヘディングが強いわけでもない」
それでも昌子源は「でも」と続ける。「相手の嫌なことを分かっている。1点目のクイックなんて、あいつひとりの個人プレーですよ。得点シーン以外にも何回もロングスローで裏に抜けたり、あれだけで相手のラインは瞬間的に下がるので、ああいうのがあいつの良さかな。みんなから愛されているキャラで、良い選手ですよね。翔太も、悠も帰ってくるし、ここで奮起しないといけないという想いでやっていたと思います」 「たいしたことはない」と言ったのは、これで満足するなという昌子なりの檄なのかもしれない。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長) 【記事】日本が2016年以来4大会ぶりのアジア王者に! 後半ATの山田弾&GK小久保のPKストップでウズベキスタンを1−0撃破、パリ五輪GSの対戦国も決定【U-23アジア杯/決勝】
2024年05月05日 09:09
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、リーグ優勝の喜びを語った。4日、クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。
ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・マドリードとカディスが対戦した。試合は、前半からレアル・マドリードが主導権を握ってスコアレスのままハーフタイムを迎えると、51分にブラヒム・ディアスが先制点をマーク。68分にはジュード・ベリンガムが追加点を奪い、後半アディショナルタイムにもホセルが勝負を決める3点目を挙げた。結局、3−0でレアル・マドリードが勝利を収め、遅れてキックオフしたバルセロナがジローナに敗れたことで、4試合を残しながらのリーグ優勝が確定した。
2年ぶり通算36回目のラ・リーガ制覇を掴み取ったレアル・マドリード。試合後のインタビューに応じたアンチェロッティ監督は、「私たちはとても幸せで満足している。すべての面で優勝にふさわしいリーグだったし、ファンからの素晴らしいサポートがあった」と喜びを口に。続けて、「ファンのみんなと一緒に祝いたいが、水曜日にはとても重要なチャレンジが待っており、みんなも理解してくれている。ファンを喜ばせるためにいい準備をして、週末には一緒にタイトルを祝いたい。今は、水曜日の目的が非常に重要なので、お祝いの気持ちを封じ込めることが重要だ」と8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのバイエルン戦に向け気持ちを引き締めている。
また、今季のリーグ戦におけるポイントを問われると、「全員のコミットメントだ」とコメント。「このチームを管理するのは簡単だった。なぜなら、献身的でエゴが少なく、みんなが助け合い、友人だからだ。良い雰囲気があり、そのおかげで勝つことができた」と見解を示しつつ、「継続性、コミットメント、姿勢にあふれた素晴らしいリーグ戦だった。すべてがうまくいったのは、選手たちのおかげであり、何よりもファンのおかげだ。ここベルナベウでは、どの試合でも懸命に後押ししてくれた」と感謝を述べた。
2024年05月05日 08:58
23-24スペイン1部リーグは4日、第34節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は3-0でカディス(Cadiz CF)に勝利。その後に2位FCバルセロナ(FC Barcelona)がジローナ(Girona FC)に2-4で敗れたことと合わせ、レアルの最多記録を更新する36回目のリーグ優勝が決まった。
レアルは8日に行われるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝第2戦をにらんでメンバーを大幅に入れ替えたが、それでも選手は仕事を完遂。ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)のゴールで51分に先制すると、ジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)、ホセル(Joselu)の追加点で快勝した。
この時点でレアルとバルセロナの勝ち点差は暫定で14ポイントに開き、その後にバルセロナが敗れたことで、残り4試合での逆転は不可能となった。
対するジローナは、今季1回目の対戦と同じスコアでバルセロナを下し、レアルと勝ち点13差の2位に浮上した。また、1部4シーズン目でクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場も決めている。
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2024年05月05日 08:53
自画自賛の一撃だった。
2024年05月05日 08:42
2024年5月3日、FC町田ゼルビアが柏レイソルを2-0と勝利。今季ここまで連敗はひとつもなく、首位に返り咲いた。それでも、昌子源に満足した様子はない。「連敗しないで行こうというのは口で言うほど簡単ではない。ただ、監督もおっしゃっていましたが、一回負けたから連敗しないために力を出すんじゃダメだと思う」 勝って、なお渇く勝利への欲求。「前の試合でどれだけ良くても、次の1週間の練習でダメだったらスパーンと選手を外す監督なので。そこの危機感は凄い」
そうした感覚があるからこそ、サボれない。「ここは監督だけじゃなく、コーチもめちゃくちゃ求めてくる。どこにも厳しい目があるから、サボれない。もちろん優しく接してくれる時もありますが、基本的にはそういう環境。J1に昇格してトップチャレンジと言い続けていて、今何位にいようがチャレンジャーの気持ちを持つ。これが徹底されているのは凄いです」 だから、昌子は1位に返り咲いても満足することはない。「この4節、勝ち負けを繰り返している。やっぱり連勝ですよね。監督もおっしゃっていましたが、連勝するチームにしていきたい。連敗しないチームって凄いけど、結局1回負けているので、連勝のほうが嬉しいです」 確かにその通り。真理をつくコメントだ。 5月6日の京都サンガF.C.で連勝なるか。勝負にこだわりたい。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)【記事】日本が2016年以来4大会ぶりのアジア王者に! 後半ATの山田弾&GK小久保のPKストップでウズベキスタンを1−0撃破、パリ五輪GSの対戦国も決定【U-23アジア杯/決勝】
2024年05月05日 08:38
23-24フランス・リーグ1は4日、第32節の試合が行われ、2位ASモナコ(AS Monaco)は南野拓実(Takumi Minamino)の今季9点目などでクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)を4-1で下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場に前進した。
モナコは16分、相手のクリアミスを拾った南野がカーブのかかったシュートで先制点を奪うと、その後1点を返されたが、直後にウィサム・ベン・イェデル(Wissam Ben Yedder)のアシストからブリール・エンボロ(Breel Embolo)の今季初ゴールで勝ち越し。後半にはベン・イェデルが2点を奪い、ホームで快勝を収めた。
来季のチャンピオンズリーグの出場権は4チームの争いとなっており、残り2試合となる中でモナコが勝ち点61、3位スタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が同57、4位リール(Lille OSC)が同55、5位ニース(OGC Nice)が同51となっている。ブレストは同日、ナント(FC Nantes)と0-0でドロー。リールとニースは今節の試合を残している。
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2024年05月05日 08:06
苦しんだ末の栄冠だ。
5月3日にカタールで行なわれたU-23アジアカップ決勝で、日本代表はウズベキスタン代表に1−0で勝利し、4大会ぶり2回目の優勝を飾った。
日本は後半アディショナルタイム、高井幸大がセンターサークルでボールを奪うと、藤田譲瑠チマ、荒木遼太郎とつなぎ、山田楓喜がペナルティエリアの外から左足のミドルシュートで先制点を奪う。
終了間際には、ビデオアシスタントレフェリーの介入で、関根大輝のハンドによるPKを献上。だが、このピンチを小久保玲央ブライアンのファインセーブでしのぎ、パリ五輪出場権獲得に続く快挙を成し遂げた。
米スポーツチャンネル『ESPN』は、この一戦を「約30年にわたってアジアサッカーのスタンダードとなってきた伝統的強豪の日本と、14得点無失点の5連勝で決勝に進んだ今大会好調のウズベキスタンの間には、確かに違いがあった」と評している。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
同メディアは「ウズベキスタン陣営は絶望していたが、彼らは胸を張ってカタールを去るべきだ」と、日本を苦しめたウズベキスタンを称賛。そのうえで、「2回目の優勝を祝ったのは、落ち着いて品格のある日本だった」と、日本の“格”をたたえている。
ESPNは日本の得点シーンを「トランジションのスピードからアシスト、そしてフィニッシュまで、ほぼすべてが日本らしさとされる品格を表していた」と評価。「間違いなくこの2週間はベストからほど遠かったが、それでも優勝する道を見つけた」と報じた。
「初の2回目の優勝を飾った日本は、一時的な調子とは別に永続的な格を示した」
日本はパリ五輪のグループDでパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 08:05
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは4日の第32節ポルティモネンセ戦に3-0で勝利、リーグ優勝まであと一勝に迫った。
2024年05月05日 07:43
アーセナルは4日のプレミアリーグ第36節ボーンマス戦に3-0で勝利し、暫定ながら首位をキープした。
日本代表DF冨安健洋は左サイドバックとしてフル出場している。
『Football London』では「左SBとしてまたも非常にソリッドなプレーを見せた。残りシーズンにポジションを確保できるフィットネスがあるようだ」、『90min』でも「ソリッドで規律正しい。相手のビルドアップを壊した」として、それぞれ7点の評価を与えていた。
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残り2試合の首位アーセナルと残り3試合の2位マンチェスター・シティとの勝点差はわずか1ポイント。
シティはこの日のウルヴス戦に5-1で勝利しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「得失点差はありえないし、引き分けも許されない。アーセナルの戦い方は非常にいいし、安定している。3試合だ。2試合に勝って、自分たちの運命を自ら掴んで3試合目に到達したい」と話していた。
2024年05月05日 07:23
レアル・ソシエダは4日のラ・リーガ第34節ラス・パルマス戦に2-0で勝利した。
久保建英はベンチスタートになり、後半44分から出場。代わりに右サイドで先発起用されたスリナム代表シェラルド・ベッカーは2点目のゴールを決めるなど活躍した。
『AS』や『Marca』によれば、ソシエダのイマノル監督は久保とベッカーの起用についてこう説明していたそう。
「その理由は目にしたはずだ。今日は、ダメージを与えられるのは誰か、相手を安心させないプレッシャーを与えられるのは誰かがを明確に考えていた。ただ、彼がこれまでよりも輝いていたのなら、周りもよかったからだ。
すでに言ってきたことだが、全員が好調だ。先発を保証された選手はひとりもいない。技術的判断だった」
久保は2月以降得点から遠ざかっており、コンディションではなく技術的判断で控えになったようだ。
「レアル・マドリー、もっとチャンスを与えてよかった12人」
ソシエダは残り4試合でシーズンを終えるが、13日の次節はバルセロナとの対戦になる。
2024年05月05日 07:19
現地時間5月4日に開催されたセリエAの第35節で、鎌田大地が所属するラツィオはモンツァと対戦。2−2のドローに終わった。
3−4−2−1のダブルボランチの一角で先発した鎌田はこの試合でも躍動。開始11分に強烈なミドルシュートを放ち、GKが弾いてクロスバーに当たったボールをチーロ・インモービレが押し込んだ先制ゴールを演出した。
【動画】鎌田大地の弾丸ミドルが先制点を演出
その後も攻守に奮闘していたが、1−0でリードしていた65分に交代。試合はそこから激しく動き、勝点3を逃している。
ただ、日本人MFに対しては、現地メディアから称賛が相次いでいる。『OA calcio』はチームトップタイの「6.5点」で、「トゥドール監督の治療で元気を取り戻した日本人は、数週間で別の選手になった」と称えた。
ラツィオの専門メディア『CITTACELESTE』も1位タイの「7点」で、こう激賞している。
「彼のパフォーマンスはまたしても最高レベルの連続したものだった。彼のインテンシティとパスの正確さ、そしてゲームのビジョンが好きで、印象に残っている。自陣の端で行われた何度か非常に難しい場面で、彼はトップレベルの選手だけにある特有の個性で秩序をもたらした。ラツィオにアドバンテージを与えたのは彼のショットだ」
同じく専門メディアの『SOLO LA LAZIO』も1位タイの「7点」で、「先制ゴールは彼のシュートから生まれた。彼はピッチのあらゆるエリアで存在感を示した。前半途中のイエローカードだけは避けられた」と評している。
イゴール・トゥドール監督就任後は、毎試合のように高い評価を得ている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 07:05
セルティックの古橋亨梧が、日本人対決にもなった4日のハーツ戦で2ゴールの活躍を見せた。
2024年05月05日 06:45
モナコの南野拓実が4日のリーグアン第32節クレルモン戦で圧巻のゴールを決めた。
前半16分に決めた先制ゴールがこちら(動画45秒から)。
ゴールまでこぼれを拾うとトップコーナーに完璧なシュートを叩き込んでみせた。GKも動けない文句なしの一発だ。
南野の今季9得点目などでモナコが最下位相手に4-1の勝利を飾っている。
クラブ公式によれば、南野は「ボールが足元に来て、周りにスペースがあったから時間をかけた。そして、ボールをコントロールし、シュートはトップコーナーに決まった。本当に嬉しい。素晴らしいゴールだった」と試合後に話していたそう。
「背番号10をやめた」10人のスター
『Maxifoot』でも「左サイドで並外れた試合をした。20メートルからシュートを叩き込み、最高のスタートを切った。アシストを含めて他の3点にも絡んだ」として8.5点の高評価を与えていた。
なお、2位モナコは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を確定させている。
2024年05月05日 06:32
ここにきてリバプール退団の可能性が取り沙汰されているのが遠藤航だ。
だが、イングランドではほぼ無名の存在だったにもかかわらず、シーズン途中からアンカーのポジションを掴み、プレミアリーグ屈指の名門で奮闘をしてきた事実に疑いはなく、高く評価する声も少なくない。
このほど、フットボール・リーグ2(イングランド4部)からフットボール・リーグ1(同3部)へ昇格したレクサムのエグゼクティブ・ディレクターを務めるハンフリー・カー氏もそのひとりだ。現地メディア『SPORTbible』で、「クラブにとっての夢の契約選手は誰か」と尋ねられると、こう回答している。
「私のお気に入りの選手の一人で、レクサムのユニホームを着てプレーする姿を見たいのは誰か? 今のところ、エンドウに本当にハマってるんだ。リバプールがカイセドとラビアを取り逃がし、すべてが絶望的で憂鬱な惨事となった夏の怒りを完璧に体現しているような選手だ」
【動画】リバプールで内紛!サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
カー氏は「彼らは遠藤と契約したんだけど、『えー、この男は誰だ?』って感じだった。彼のことは聞いたことがなかった。彼はわずか1600万ポンドで、なんてプレーをしているんだ? 今シーズン最高の補強選手の一人となった」と続けている。
「そこには、華やかさ、見栄え、そして高額な値札という点で、我々全員にとって良い教訓があると思う。リバプールはセントラルMFに1億ポンドも使わずに何をした? 1億ドルを費やす必要はない、お金を賢く使う必要がある、最高の選手を見つけて特定する必要がある、といった感じだ」
そして、「エンドウを知らないが、素晴らしいキャラクターを持っているのは分かる。彼は素晴らしい仕事の倫理を持っていて、やり取りや光景、他の選手たちを見ても分かるように、明らかに全員が彼のことを本当に気に入っており、彼はそこで信じられないほどの仕事をしてきた」と絶賛。こう締め括っている。
「そう、お金が問題ではなく、選手が北ウェールズに移動するのを特に気にしないのであれば(獲得したい)ね。私は彼の大ファンなんだ」
日本代表のキャプテンにぞっこん惚れているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 06:30
セルティックに所属している古橋亨梧が、4日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第35節ハーツ戦で2ゴールを決めた。
現在、スコティッシュ・プレミアシップは上位6チームが総当たりで対戦する最終章に突入。前節終了時点で勝ち点「81」を積み上げたセルティックは、2位のレンジャーズに勝ち点差「6」をつけて首位を走っている。3連覇へ向けて負けられない試合が続くなか、今節は3位のハーツをホームに迎えた。
試合は立ち上がりの4分、セルティックが右コーナーキックを獲得。マット・オライリーが左足で放り込むと、このボールはボックス内で跳ね返されたものの、セカンドボールに旗手怜央が反応。左足でボックス内へ浮き球のボールを送ると、待っていた古橋がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
続く21分にも古橋が魅せる。敵陣左サイド低い位置で顔を上げたオライリーが左足で浮き球のボールを送ると、最終ラインの背後へ飛び出した古橋がダイレクトボレーを沈める。“エース”のこの日2点目で、セルティックがリードを広げた。
このまま後半へ折り返すと、セルティックは終盤の87分にPKを獲得。オライリーがゴール右へ叩き込み、決定的な3点目を奪った。
試合はこのままタイムアップ。古橋の2ゴールもあって3−0と快勝したセルティックが、今節を未だ消化していない2位のレンジャーズとの勝ち点差を「6」に広げ、ライバルにプレッシャーをかけた。
なお、この試合で2得点を決めた古橋は、今季のスコティッシュ・プレミアシップでの得点数が13に到達。チーム内ではオライリーの14点に次ぐ数字で、リーグ全体の得点ランキングでも7位に浮上した。公式戦通算ではこれで18ゴール目となっている。
古橋は72分までプレーした。セルティックに所属する旗手も先発でプレーし、岩田智輝との交代で71分にピッチを後に。ハムストリングの負傷により今季中の復帰が絶望的と見られていた前田大然も、驚異的なスピードで回復を果たし、72分から途中出場。ハーツに所属している小田裕太郎は72分から、田川亨介は82分からピッチに送り出された。
セルティックは11日、次節のスコティッシュ・プレミアシップで、ホームで優勝を懸けてレンジャーズとの“オールドファーム”に臨む。一方、ハーツは同じく11日、ダンディーFCをホームに迎える。
【スコア】
セルティック 3−0 ハーツ
【得点者】
1−0 4分 古橋亨梧(セルティック)
2−0 21分 古橋亨梧(セルティック)
3−0 87分 マット・オライリー(PK/セルティック)