2023年02月08日 23:23
2月8日、ブライトンで躍動する日本代表MF三笘薫をフィーチャーした新番組「MITOMA〜頂点を目指す者〜」のエピソード1が、『テレビ朝日』系列の「報道ステーション」(ハイライト版)と『ABEMA NEWSチャンネル』で放送された。 元日本代表DFの内田篤人氏と三笘の対談となったこの初回は、三笘が全4試合に途中出場したカタール・ワールドカップ後初のテレビ取材だったこともあり、内田氏は「ワールドカップの後、選手はみんなメディアに出でましたけど、なんで三笘選手は出なかったんですか」と質問した。 すると25歳のドリブラーは「すぐプレミアリーグの試合があったのと、心身ともにリカバリーしたかったので、休みを重視しようかと」と回答。こう続けた。 「出ても良かったかなと思ってるんですけど、結果的には良かったのかなと今は思っています」 その言葉通り、三笘はW杯後の9試合で5ゴールと躍動。ドリブルやクロスも冴え渡り、手が付けられない状態となっている。 カタールの地では、敗れたラウンド16のクロアチア戦でPKを失敗して号泣する場面もあっただけに、一度心も体も休めてリフレッシュしたのが、現在の好調につながっているようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】「日本人では見ない」「ちょっと、すごい」内田篤人が絶賛!三笘が決めた衝撃のゴラッソ
2024年05月08日 06:00
サンフレッチェ広島で在任3年目を迎えたミヒャエル・スキッベ監督。このドイツ人指揮官の何が凄いのか。スキッベ監督の下で主力を担う満田誠は以下のように回答した。
「一番はポジティブ。それが全てのところに影響していると思います。ミスに対して強く言うのではなく、次にトライしやすい言葉をかけてくれます。オウンゴールをしても『相手にとってラッキーだったな』みたいな感じで責めないので、選手は自信を持ってやれています」
満田の同期である川村拓夢も「選手を信頼してくれている」とスキッベ監督のスタンスに好感を持っていた。
選手のやる気を引き出している点で、スキッベ監督は優秀なモチベーターだ。実際、この指揮官を中心に広島はチームとしてまとまっており、それこそポジティブな雰囲気を醸し出している。
今季、広島を優勝候補に挙げる声は多いと聞く。監督と選手が強く結び付いている現状の一体感を考えれば、そういう声があって当然である。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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2024年05月08日 05:50
かつてマンチェスター・シティや名古屋グランパスでもプレーした元ブラジル代表FWジョー。
37歳になった彼は、現在、ブラジル2部のアマゾナスでプレーしているが、『Globo』によれば、現地の警察当局から逮捕されたという。
7日のポンチ・プレッタ戦に向かう直前に身柄を拘束されたとのこと。
10代で父になった7人のスター
逮捕理由は、支払い期限が4月19日までだった養育費の未払い。ジョーには8人の子供がいるが、6人が婚外子だそう。弁護士はジョーが養育費を支払ったとして、保釈を求めている。
2024年05月08日 05:37
ついに決断を下したようだ。
現地5月7日、ラツィオの専門サイト『LAZIO NEWS24』がイタリアの大手紙『Corriere dello Sport』の情報として、去就が注目されていたラツィオの鎌田大地が残留の意思をクラブに伝えたと報じた。
「日本人選手の契約は6月30日で満了となるが、イゴール・トゥドール監督がベンチに座ったおかげで、(前監督のマウリツィオ・)サッリ時代とは考えが変わり、ここ数時間で(会長のクラウディオ・)ロティートに契約を延長したい旨を伝えた」
同メディアは、「元フランクフルトの選手が契約の3年条項を利用するのか、それとも2025年までのみで更新するのかはまだ分からない」と続けている。
【動画】鎌田大地の弾丸ミドルが先制点を演出
フランクフルトを契約満了となった鎌田は、昨夏にラツィオと1年契約を結んだ。選手に行使可能な延長オプションがついており、元々は3年だったが、最近になって、それを1年に限定とするように鎌田側が提案したとも報じられた。
それすれば、2025年夏に再び去就を選べるようになる。ただ、その点についてはまだ分かっていないようだ。
サッリ前監督の下では出場機会に恵まれず、延長オプションを行使せずに退団が既定路線となっていた27歳は、イゴール・トゥドール監督の就任後は立場が激変。主軸として起用され、パフォーマンスも本来の姿に戻りつつある。
『LAZIO NEWS24』は「日本人が選んだ!」と興奮気味に、このニュースを伝えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月08日 05:30
元日本代表FWの大津祐樹氏がDAZNの『やべっちスタジアム』に出演。
2024年05月08日 05:28
現地5月5日、マレーシアでショッキングな事件が起きた。同国代表チームの人気選手がショッピングモールでのイベント参加中に何者かによって酸を浴びせられ、重傷を負ったのだ。香港紙『South China Morning Post』などが報じている。
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犯行が起きたのはクアラルンプール近郊のスランゴール。マレーシア1部リーグのスランゴールFC所属でマレーシア代表のFWファイサル・ハリムがショッピングモールを訪れた際に、突然酸をかけられたという。
ハリムは首や肩、手、そして胸の4箇所に火傷を負い、すぐさま病院に搬送された。スランゴール州サッカー協会のシャフリル・モスタール会長によると、26歳のウインガーは「さらなる手術が必要だ。重傷ではあるが容体は安定している」と話し、「動きと言葉に影響が出ている」と説明した。
さらにモスタール会長は「マレーシアでこのような襲撃事件が起こったことに衝撃を受け、失望している。金曜日に新シーズンが始まるので、他の選手たちの精神面への影響も心配だ」と心情を吐露。スランゴールは選手やコーチングスタッフへの警備を強化すると明かしている。一方地元警察によるとこれまでにふたりが逮捕されているが、犯行グループの実態や動機などはいまだ捜査中だという。
事件の3日前には、同じくマレーシア代表のFWアヒヤール・ラシドが自宅で武装した強盗グループに襲われて金品を奪われ、頭や足などに暴行を受けた。警察は現時点でハリムの事件とは無関係としているが、マレーシア・サッカー界に暗い影を落としている。
酸を浴びて呆然自失となったハリムが、ベンチに腰掛ける画像がネット上で拡散すると、ハリムやクラブのSNSにはファンから励ましの声やエールが殺到した。1月のアジアカップでハリムはグループステージの3試合に出場。惜しくもマレーシアは決勝トーナメント進出を果たせなかったが、最終戦の韓国戦でハリムは見事な個人技から同点ゴールを奪ってみせ、大会最優秀ゴールにノミネートされた。いまや国民的な人気を誇るスター選手である。一日も早い回復と戦列復帰を祈るばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月08日 05:02
“不在”が話題となっている。
英衛星放送『Sky Sports』は5月7日、同日に行なわれたアーセナルのトレーニングに冨安健洋が参加していないと伝えた。
「アーセナルは日曜のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて準備を進めているが、トミヤスは現在トレーニングに参加していない」
これを受け、アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』は「アーセナルのスター選手の一人がこの日の練習を欠席した。ガナーズにとって大きな打撃となる可能性がある」と報じるなど、現地は騒然となっている。
【動画】英メディアが冨安不在を伝えたアーセナルのトレーニング
日本代表DFは、5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節のボーンマス戦で3試合連続のスタメン出場。左SBでフル出場して攻守に奮闘し、3−0の快勝に貢献していた。
現在、2位のマンチェスター・シティより消化が1試合多いとはいえ、1ポイント差で暫定首位に立っているアーセナル。今季も故障に苦しみながら、ようやくコンディションが整って安定したプレーを見せていた25歳がここで離脱となれば、小さくない痛手だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月08日 05:00
サンフレッチェ広島のFW満田誠は昨季から「11番」でプレーしている。この背番号を背負う覚悟を訊くと、彼は真剣な表情で答えた。
「複数のポジションをやっているのでゴールに特化するのは難しいですが、チームの勝利の象徴というか、どこを任されてもMVPを獲れるぐらいの活躍をしないといけないなと。そういう覚悟があります」
ボランチなどを担当するようになってからも、ゴールへの意識は相変わらず高い。
「毎試合ゴールは狙っていて、そこが自分の評価されるポイントだと考えています。ルーキーイヤーの9ゴール(J1リーグ)を超えたいです。となると、やっぱり二桁ですかね」
チームが負けない雰囲気を作るうえで「3年前の川崎フロンターレが理想」という満田が当時の三笘薫のような存在になれれば、広島をグッと引き上げるキーマンになるだろう。そんな満田がこだわりたいひとつがセットプレーだ。
「蹴る機会が多いので大事にしたいです。正直、セットプレーは止めようがないじゃないですか。相手に邪魔されないし。だから、コーナーキックやフリーキックからゴールを奪いたいです。それは三笘選手もできないと思うので、シュートには自信があるから、ゴールとアシストで自分が突き抜けられれば広島は優勝に近づけると思います」
満田の覚醒が待たれる。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月08日 05:00
現地時間5月7日、インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップ(U-17女子ワールドカップの予選を兼ねる)のグループステージ第1節で、U-17日本女子代表はタイと対戦した。
2024年05月08日 00:10
2人ともすでに欧州を離れたが、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの熱意はまだ落ちていないように思える。メッシはアメリカのインテル・マイアミ、ロナウドはサウジアラビアのアル・ナスルで大暴れ中だ。
30代後半に入ってもパフォーマンスレベルが落ちていないのはもちろん、高いモチベーションを維持しているのも凄いところだ。この部分についてリヴァプールで活躍した解説のジェイミー・キャラガー氏は、互いを意識する強烈なライバル関係が2人をモンスターに変えたとの持論を展開する。
「彼らは間違いなくお互いを向上させた。 どちらかが結果を出せば、もう一方も同様だ。だから彼らは決して休むことができなかった。もしハットトリックを達成しても、次の日にはもう一人がハットトリックを達成しに行くだろうといつも感じていたのではないかな。彼らは常にお互いを完全に上回らないといけなかった」
「通常、バロンドールを2、3回受賞する選手は絶対的な神と見なされる。しかし、この2人はどちらもそれ以上の数を受賞した。ロナウドがここにいなかったら、メッシはおそらくバロンドールを12回受賞していただろうと思う」
「この二人ほど長くトップを走る選手を見たことがない。もしかしたら、2、3 年彼らのレベルに到達できる選手もいるかもしれないが、彼らと同じくらい長く続けるような選手が再び見られるかどうかは分からないね」(『Football365』より)。
今後のサッカー界でこれほどハイレベルなライバル関係を見ることはもう無いかもしれない。2人が同じ時代に揃ったことがとてつもない奇跡なのだろう。
2024年05月08日 00:00
ジローナを率いるミチェル監督が、改めてクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場を成し遂げた胸中を明かした。7日付で、スペイン紙『アス』が伝えている。
カタルーニャの覇権を手中に収めたことを印象付ける、バルセロナへのシーズンダブルを以て、欧州最高峰の扉を開いた。クラブ創設からの94年の歴史の中で、4度目のラ・リーガとなった今シーズンは、第7節で首位に立った後も勢いは衰えることなく、1年を通して最大のサプライズであり続けた。そして、就任3年目のミチェル監督が率いるジローナは4試合を残して、初のチャンピオンズリーグ(CL)出場を確定させたのだ。
この大躍進を語る上で欠かせないのが、シティ・フットボール・グループ(CFG)という存在だろう。2017年にCFG傘下に加わったジローナは、マンチェスター・シティを彷彿とさせるスタイルや有望な若手選手の発掘・獲得など、同グループの利点を活かしてメキメキと台頭。スペインのラジオ局『カデナ・セル』の番組に出演したミチェル監督は「ジローナは3年前までセグンダにいた…。プリメーラで過ごした期間は4年だ。これらの偉業は歴史に残るに違いない。サポーターは皆、セグンダB(3部)、セグンダとチームを見てきた」としつつ、「多くのフットボール関係者から、より多くの祝福を受けている。我々のモデルは魅力的で、成功したこと以上に、その取り組みについての称賛もね」と語っている。
4日のラ・リーガ第34節バルセロナ戦は、まさにジローナを象徴するようなゲームに。同試合では1−2ビハインドから3ゴールを決めたわけだが、とにかく今シーズンは逆転勝利や撃ち合いが多く、実際に3点以上を挙げた試合は『13』にまで上り、2〜3試合に1回のペースである。先のバルセロナ戦について「前半を終えた時点では、勝てるとは思っていなかった」と率直に告白したミチェル監督は「試合は変わるもの。マドリーは何度、シャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンは何度、カムバックしてきたか? (このスコアは)我々のチームが最後まで頑張ったことをよく物語っている」と称賛。ただ「ベルナベウの時だけは、いつだってチャンスがなかったよ。彼らには4点リードを許した。でもそれ以外の試合では、このチームは前進する。総得点はマドリーと1点差だ」と振り返った。
自身にとっても初のCLとなることから、「アンフィールドの雰囲気を体感してみたい」と高揚感を口にしていたミチェル監督。だが、来シーズンを迎える前にやってくるのが、夏の移籍市場だ。10位で終えた昨シーズン終了後は主力選手を数名引き抜かれたが、比べ物にならないほどの注目を集めた今シーズンは大幅な入れ替えが起こり得る可能性も。特にDFミケル・グティエレス、FWサヴィオ・モレイラ、FWアルテム・ドフビクらは引く手数多だろう。同指揮官は「それはとても心配なこと。3年間積み上げきたものが、新しいメンバーでスタートするとなれば、当然リスクがある」と吐露。続けて「彼らがチャンピオンズリーグとラ・リーガのために残ってくれることを願っているよ。特にリーグ戦のことを忘れると、とても苦しむことになるんだ。チームに対する帰属意識を持った選手、そしてケーキの飾りとなるような選手の到着も必要としている」と述べている。
今シーズンのラ・リーガに旋風を起こしたジローナ。果たして、欧州へと進出する来シーズンは、どこまで躍進を遂げるのだろうか。
2024年05月08日 00:00
11日からスタートするAFCチャンピオンズリーグの決勝。ここまで勝ち上がってきた横浜F・マリノスは、UAEの名門であるアル・アインとホーム&アウェイで対戦する。
注目されていることの一つが、横浜のハリー・キューウェル監督とアル・アインのエルナン・クレスポ監督の対戦であるという事実。彼らは2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で戦ったリヴァプールとミランのメンバーだったのだ。
20年前の「イスタンブールの奇跡」を成し遂げた選手の1人であるキューウェル氏。今回はその際に0-3から追いついてPK戦で勝利したリヴァプールのメンバーを振り返ってみよう。イェルジー・デュデク
国籍:ポーランド
現在:解説者、タレント、レーシングドライバー
ヒゲがトレードマークだったポーランドの名ゴールキーパー。フェイエノールトから2001年にリヴァプールへと加入し、4シーズンに渡ってレギュラーを務めた。
このチャンピオンズリーグ決勝ではPK戦で不可思議なダンスをしてキッカーを翻弄し、3つのシュートを防ぐことに成功。勝利に大きく貢献している。
この次のシーズンはペペ・レイナが加入したためにバックアップの立場となり、2007年にレアル・マドリーへと移籍した。
現在はポーランドで解説者を務めているほか、タレントとしてのテレビ出演やレーシングドライバーとしての活動も。スティーヴ・フィナン
国籍:アイルランド
現在:不動産業
2003年にフラムから加入したアイルランド代表の名サイドバック。地味ながらも右サイドで職人肌のプレーをする選手として知られ、ラファエル・ベニテス監督からは絶大な信頼を受けた。
このチャンピオンズリーグ決勝ではスタメン出場するも、太腿の負傷によってハーフタイムで交代となり、逆転劇に参加することはできなかった。
2008年に退団後はエスパニョールとポーツマスでプレーして現役を引退。その後は表舞台から離れ、弟のショーンとともに不動産会社でのビジネスを行っていたという。
ただその関係は後に崩壊し、2019年に会社は破産。600万ポンドものお金を奪われたとして弟を訴えたものの、その裁判は敗訴している。ジェイミー・キャラガー
国籍:イングランド
現在:解説者
キャリアの序盤はサイドバックとしてプレーしていたが、このラファエル・ベニテス監督政権下でセンターバックとしてブレイクしたジェイミー・キャラガー。
絶大な信頼を受けてプレーし、このミラン戦では素晴らしいディフェンスやインターセプトを見せた。このシーズンのクラブ年間最優秀選手賞も受賞している。
リヴァプール一筋でプレーし、2013年に現役引退。その後はメディアでコメンテーターとして売れっ子になり、ユーモア溢れる解説やレポートでサッカー界を盛り上げている。
ギャリー・ネヴィルやティエリ・アンリ、マイカー・リチャーズなど様々なコメンテーターとうまくコンビを組める連携力に定評がある。サミ・ヒーピア
国籍:フィンランド
現在:指導者
フィンランド代表で長く活躍した長身センターバック。1999年にウィレムIIからリヴァプールに加入し、10年にわたって最終ラインの重要なキーパーソンとなった。
スピード不足が批判されることもあったが、ジェイミー・キャラガーを相棒にしたことでパフォーマンスが高まり、このシーズンは非常に堅実な守備を見せた。
2009年にリヴァプールを離れてからはレヴァークーゼンへと移籍し、2年後に現役引退。その後は指導者へと転身している。
フィンランド代表とレヴァークーゼンで指導を行ったあと、ブライトンやFCチューリッヒで監督を務めたもののあまり成功しておらず、2020年にFCハカでアシスタントを務めたあとは現場から離れている。ジミー・トラオレ
国籍:マリ
現在:指導者
フランスで生まれたマリ代表ディフェンダー。190cmを超える身長ながら高いテクニックを備え、身体能力と攻撃力と不安定さを兼ね備えた魅力あふれる選手であった。
1999年にラヴァルから加入し、数年後に主力として定着。リヴァプールで活躍できた期間は短かったが、この2004-05シーズンはリーグ26試合に出場している。
このチャンピオンズリーグ決勝ではパオロ・マルディーニのゴールに繋がるフリーキックを与えてしまったが、120分をフル出場して逆転に貢献した。
2014年にMLSのシアトル・サウンダーズで現役引退し、そのままアメリカで指導者に。現在はガーナに本拠地を置く育成機関「ライト・トゥ・ドリーム・アカデミー」のマネージャー。シャビ・アロンソ
国籍:スペイン
現在:指導者(レヴァークーゼン監督)
伝説的なリーガ2位を成し遂げたレアル・ソシエダの一員として大ブレイクし、2004年にリヴァプールへとステップアップしたプレーメーカー。
ラファエル・ベニテス監督の高い信頼を受けてボランチから攻撃を司り、スティーヴン・ジェラードとともに素晴らしいコンビネーションを見せた。
このチャンピオンズリーグ決勝では61分にペナルティキックを任され、一度GKジーダに弾かれたものの自ら押し込んでゴール。リヴァプールに同点ゴールをもたらした。
現在はレヴァークーゼンの監督を務めており、今シーズンはなんと無敗でブンデスリーガを制覇することに成功した。ルイス・ガルシア
国籍:スペイン
現在:解説者
バルセロナからやってきた万能アタッカー。左利きながらも両足を使え、サイドから様々な形で攻撃に絡む選手だった。リヴァプールでのプレーでスペイン代表にも選出されている。
この2004-05シーズンにシャビ・アロンソとともに獲得され、攻撃の中心選手として活躍。チャンピオンズリーグでもいくつも素晴らしいプレーを見せ、優勝の立役者の一人になった。
怪我もあって2006-07シーズンに出場機会を減らし、その後はアトレティコ・マドリーへ移籍。さらにギリシャやメキシコ、インド、オーストラリアでのプレーを経て現役を引退している。スティーヴン・ジェラード
国籍:イングランド
現在:指導者(アル・イティファク監督)
リヴァプール伝説のキャプテンであるスティーヴン・ジェラード。サミ・ヒーピアからアームバンドを受け継ぎ、チェルシーからの巨額オファーを断って愛するクラブに残った。
この2004-05シーズンは怪我に苦しんだものの、中盤戦で復活。このチャンピオンズリーグ決勝では後半にヘディングシュートを決め、逆転の足がかりを作った。そしてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
2015年までリヴァプールを長く支えたあと、アメリカにわたってLAギャラクシーで引退。そして指導者としてリヴァプールの下部組織でデビューし、それからグラスゴー・レンジャース、アストン・ヴィラ、アル・イティファクと指揮している。ヨン・アルネ・リーセ
国籍:ノルウェー
現在:指導者
モナコから2001年に加入したノルウェー代表選手。強烈な左足のキックを武器に、サイドバックとサイドハーフの両方をこなすことができた貴重なプレーヤーであった。
ラファエル・ベニテス監督の下では特に重用され、このチャンピオンズリーグ決勝では中盤でスタメン起用。後半にジェラードのヘディングをアシストしている。
2008年にリヴァプールを離れてからはローマやフラムなど様々なクラブでプレーして2017年に現役引退。
それからはノルウェーで指導者や解説者を務めており、昨年まではアヴァルドスネスというクラブの女子チームの監督をしていた。さらにその男子チームで短期間現役復帰して試合にも出場している。ハリー・キューウェル
国籍:オーストラリア
現在:指導者(横浜F・マリノス監督)
そしてこの試合でシャドーストライカーとして先発出場していたのが横浜F・マリノス監督のハリー・キューウェル。
チームに攻撃的な意思を伝えるための起用だったが、彼自身は筋断裂のために前半24分で交代を余儀なくされてしまい、リヴァプールファンからブーイングを受ける羽目になってしまった。
そして彼と交代でピッチに入ったウラジミール・シュミチェルはこの試合でリヴァプールの2点目を決めたほか、PK戦でも勝利を決めた4人目のキッカーを務めている。ミラン・バロシュ
国籍:チェコ
現在:現役(FKヴィガンティチェ)
横浜F・マリノス、「歴史上最強の外国人選手」はこの5名!
「オストラヴァのマラドーナ」と呼ばれたチェコの名ストライカー。2002年にバニク・オストラヴァからリヴァプールへと加入した。
マイケル・オーウェンやエミール・ヘスキーが退団した2004-05シーズンは彼が非常に重要な存在となり、このチャンピオンズリーグ決勝でも先発出場。3-3の同点となったあと、85分までプレーしてピッチを去っている。
ちなみにチャンピオンズリーグのトロフィーをセレモニー中に落として凹ませたのは彼だと言われている。
母国で39歳までプレーを続けたあと、2020年に現役を引退。しかしそのあとFKヴィガンティチェに加入して再びピッチに戻っており、プレーを続けているようだ。
2024年05月07日 23:10
シーズン途中よりOBのダニエレ・デ・ロッシを指揮官へ招聘し、印象的な戦いを見せるローマ。
2024年05月07日 23:00
新たなブラジルのスター候補生がスペインにやってくる。今夏、レアル・マドリードへの移籍が決まっている現在17歳のエンドリックが、ブラジルの放送局『TV Globo』の番組である『Conversa com Bial』のインタビューに応じた。
インタビューの中で世界最高峰の名門レアル・マドリードでプレイすることについて「ピッチにプレッシャーを持ち込むのは恐ろしいことだ。とても重苦しく感じる」とし、だからこそ「軽くて、幸せで、本当の子供のように(プレッシャーを)感じないようにプレイする必要がある。弟のノア(4歳)のように、何もプレッシャーを感じないよ」と語った。
「遊園地にいる子供のようにね。(パルメイラスの指揮官である)アベルが僕に言ったように、ディズニーに行かなければならない、子供だから楽しまなければならないと。僕はそのアドバイスを人生の糧とした。ピッチに立てば、そこは僕の遊び場なんだ」
また、3月に未来の本拠地となるサンティアゴ・ベルナベウで行われたスペイン対ブラジルで挙げたゴールは「素晴らしいゴールだった」と振り返った。
「ゴールを決めてスライディングしているとき、目の前にスペイン代表のシャツを着たファンがいて、スペイン語が少しわかるんだけど、そこで僕を待っていてくれたんだ。僕はエンドリックなんだ。ゴールを決めたときから、このイメージが頭の中にあったんだ」
レアル・マドリードに所属するヴィニシウス・ジュニオールのようにこれまで多くのブラジル人選手達がトップスターとしてスペインの地で活躍しファンを楽しませてきた。来季から多くの期待の中でレアル・マドリードでデビューするエンドリックはどのようなプレイを見せてくれるのだろうか。
2024年05月07日 21:56
U-17女子ワールドカップの予選を兼ねたU-17女子アジアカップのグループステージ第1節で、日本はタイとインドネシアのバリ島を舞台に対戦した。
かつてモンテディオ山形でプレーした白井貞義監督が率いる日本は、立ち上がりから押し込み、次々にビッグチャンスを作るも、なかなかゴールを奪えない。
36分にはゴール前でFKを獲得。木下日菜子が左足でファーにクロスを送り込むが、そのままラインを割ってしまう。43分に辻あみるがペナルティエリア内から放ったシュートもインパクトを欠き、GKにキャッチされる。
【PHOTO】U-17女子W杯をかけた大会!U-17アジアカップに出場する選手&監督を一挙公開!
スコアレスで折り返すと、51分にようやくスコアを動かす。唯一前回大会を経験している眞城美春が、ゴール右隅への絶妙なコントロールショットで突き刺した。
頼れるキャプテンのゴラッソで勢いに乗ると、65分に榊愛花、69分に津田愛乃音と立て続けに追加点を奪取。一気にリードを3点に広げる。
その後も果敢に次の点を狙い、87分に津田が打点の高いヘッドでダメ押しのゴール。白井ジャパンは4−0でタイに大勝し、白星発進した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 20:39
FC岐阜は7日、GK茂木秀の負傷を報告した。
今回の発表によると、今月3日の明治安田J3リーグ第12節AC長野パルセイロ戦で負傷した茂木の診断結果は、左アキレス腱断裂とのことだ。翌4日に手術を実施したことを併せて伝えている。なお、全治は明かされていない。
1999年1月15日生まれの茂木は現在25歳。2017年にC大阪でプロキャリアをスタートさせると、FC町田ゼルビアや水戸ホーリーホックなどを経て、2023年にFC岐阜に加入。今シーズンは開幕から正守護神として君臨し、ここまでのJ3リーグで12試合に出場していた。