2023年02月08日 20:30
関東大学サッカー連盟は2月8日、関東大学リーグ1部に所属する駒澤大の2023年度新入部予定選手を発表した。 関東の強豪大に新たに加わるのは13人。2022年度の選手権で日本一に輝いた岡山学芸館高(岡山)から、大会得点王の今井拓人と日本高校選抜候補の木村匡吾が入部する。 そのほか、昨年のインターハイでチームのベスト8入りに貢献した湘南工科大附高(神奈川)のキャプテン三浦翔遼人や、持ち前のボールスキルで瀬戸内高(広島)を牽引したボランチ江川楓ら逸材たちが駒澤大に進学する。 駒澤大の2023年度新入部予定選手は以下の通り。 GK 北山壮太(神戸弘陵) 亀井一起(長崎総科大附)DF 川口太誠(西武台) 三浦翔遼人(湘南工科大附) 亀井大和(滝川二) 鳥屋凛太郎(近大附)MF 江川 楓(瀬戸内) 木村匡吾(岡山学芸館) 櫻井敬太(武南) 積 歩門(神村学園) 渡邉幸汰(東北学院)FW 今井拓人(岡山学芸館) 加茂 隼(駒澤大高)構成●サッカーダイジェストWeb編集部【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新18代目の凛美まで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
2024年04月30日 19:13
サッカー界の“嫌われ者”は誰なのか?
先日、マンチェスター・ユナイテッドのFWアントニー(24歳)の試合後の振る舞いが物議を醸した。ブラジル代表経験を持つウインガーは、4月21日に行われたFAカップ準決勝の試合後に相手選手への敬意を欠くジェスチャーをしてメディアやSNSで叩かれることになった。
「俺だってこんなことはしない!」
イングランド2部のコベントリーと対戦したユナイテッドは、格下を相手に3点のリードを奪いながら追いつかれてしまい、あわや番狂わせの餌食に。何とかPK戦を制してファイナル進出を決めたのだが、試合後に批判を浴びた。PK戦の決着がついた瞬間、FWアントニーが相手チームの方を振り返りながら耳に手を当てて「聞こえない」といったジェスチャーをして、120分の死闘を演じたコベントリーの選手たちを馬鹿にしたのだ。
FA杯準決勝のPK戦終了後、コベントリーの選手たちを揶揄したアントニー(左から4人目)
チームメイトのDFハリー・マグワイアが相手チームの健闘を称えて握手を求めに行くなかで、敬意を欠いたアントニーの行動は大いにバッシングを浴びた。無論、アントニーにも言い分はある。試合後にエリック・テン・ハフ監督が「彼は挑発されたんだ」と説明したように、後日アントニー本人も「僕らのファンに対する相手選手の態度が良くなかったので、僕はクラブを守ろうと挑発に乗ってしまった」とSNSで明かした。どんな事情があったにしろ、準決勝まで勝ち上がってきた2部のチームに対して取るべき行動ではなかった。なぜなら、あんなことは“一番の嫌われ者”でさえしないからだ。
試合後、アントニーの態度について『BBC』がSNSでファンに意見を求めると、ある選手がファンに混ざって自分の意見をポストした。「念のために言っておくが、俺だってこんなことはしない!」と。これを書き込んだ選手というのが、プレミアリーグ随一の“嫌われ者”として知られるブレントフォードのFWニール・モペイ(27歳)なのだ。
今季エバートンから古巣ブレントフォードにローン中のモペイは、これまで幾度となく相手選手と揉めてきた。今年1月のトッテナム戦では、先制点を決めた後に相手MFジェイムズ・マディソンのトレードマークとなっている“ダーツを投げる”ゴールセレブレーションを真似してスパーズの選手から反感を買った。2月のマンチェスター・シティ戦では、試合中にDFカイル・ウォーカーと一触即発の事態に陥った。家族を馬鹿にされたと激怒したウォーカーに対し、モペイは挑発を認めつつも、家族については一切触れていないと否定した。
境界線を守りつつ挑発を続ける
これまで何度もいざこざを起こしてきたモペイは、英紙『The Sun』が選ぶ「うざい奴ランキング」でウルグアイ代表FWルイス・スアレスなど抑えて2位に選ばれたことがある。だから彼は“嫌われ者”なのだが、超えてはいけない境界線はちゃんと心得ている。「個人的な攻撃はしないし、一度も限度を超えたことはないはず」と、モペイは英紙『The Times』のインタビューで説明している。「ギリギリまでいくけど、相手選手のプライベートや家族について触れたことはない。皆さんは試合中の姿だけで選手の人間性を判断するが、それが真の姿とは限らないんだ。僕はどう思われようが気にしないがね」
そしてモペイは、ちゃんと計算して踏み込んでいる。「みんなサッカー選手のことを『つまらない』と言うよね。それなのに僕が何かすると『アイツは最も嫌われている選手』と言われてしまうんだ。僕にとってフットボールは遊びであり、エンターテインメントなんだ。僕は楽しんでいるだけさ。そしてピッチ上では、勝つために何でもする。自分の発言で相手が苛立ってミスをしてくれるかもしれない。この戦法はなかなか効き目があるんだ。相手の感情を揺さぶることができれば最高さ」
当然、リスクはある。スパーズ戦でゴールセレブレーションを真似た時は、結局2-3の逆転負けを喫してしまい、試合後にマディソンから「彼(モペイ)は全然ゴールを決めてこなかったから自分のゴールセレブレーションがないのさ!」と揶揄された。それでもモペイは、しっぺ返しを承知で相手に食って掛かる。その性格は親譲りだという。フランス生まれのモペイだが、母親はアルゼンチン出身で「母は良い意味で感情豊かで、何か発言することを臆さない」そうだ。
だからモペイは、これからも「超えてはならない一線」だけは超えることなく、チームを勝利に導くために相手選手を挑発し続けることだろう。
Photos: Getty Images
2024年04月30日 19:12
ミランに所属するDFシモン・ケアーのシーズン終了後の退団は決定的なようだ。29日、デンマークメディア『Bold.dk』が報じている。
「シモンはロッソネロを去ることになるだろう。両者が選択を共有している。議論の余地はない」と、シモン・ケアーの代理人を務めるミケル・ベック氏が語った。現在35歳の“おとぎの国の守り人”は、母国のミッティランでプロキャリアを始めた後、ヴォルフスブルクやリール、セビージャやミランなど6カ国9クラブに在籍。また、2009年にデビューを果たしたデンマーク代表では主将として牽引するとともに、同国代表歴代最多出場数の保持者でもある。
2020年1月に加入したミランでは、ここまでクラブ公式戦通算120試合に出場。また、2020−21シーズンには8年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献し、翌2021−22シーズンには11年ぶりのスクデット戴冠をも経験した。ここ2シーズンは負傷に悩まされ続けた中、現行契約が満了を迎える今夏にミランでの冒険を終えることを決断したことを明かした同選手の代理人は「彼が4年以上もプレーすることを愛してやまなかったクラブとの別れとしては、自然なタイミング」とし、以下のように述べている。
「シモンは何年も前から、いつかミランでプレーしたいと言っていたよ。実際に、キャリアで最も多くの試合に出場したクラブはここだ」
「彼はミランをイタリアサッカー界のトップに戻すことを望み、それを実現させた。2022年にスクデットを獲得し、昨年にはチャンピオンズリーグ準決勝に進出したようにね」
なお、新天地については「彼はキャプテンとしてEUROを戦い、それから来年のことを決めることになる」と、まずはデンマーク代表として出場するEURO2024に集中するようだ。
2024年04月30日 19:00
日本対イラク戦の前半28分、藤田譲瑠チマのパスから相手のマークを振り切り、先制点を決めた細谷真大(写真・長田洋平/アフロスポーツ)
4月30日(日本時間)におこなわれた、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジア杯準決勝で、日本はイラクを2-0で破り、決勝に進むとともに8大会連続の五輪出場を決めた。
試合開始から有利に試合を運ぶ日本は、キャプテン藤田譲瑠(じょえる)チマが、長短織りまぜたみごとなパスで試合をコントロール。その藤田が、前半28分と同42分にアシストを記録し、折り返す。後半はやや大味な試合となったため、お互いにチャンスがあったが、日本が要所を締めて、そのまま逃げ切った。
8大会連続で五輪出場を決めた日本は、パリ五輪では1968年メキシコ五輪以来のメダル獲得を目指す(同五輪では銅メダルを獲得)。“最強ジャパン”を作るため、日本サッカー協会は、2023年から24歳以上の特別枠オーバーエイジ(OA)の人選を進めてきた。
1996年のアトランタ大会から始まったOAを、日本は有効に使ってきたが、出場する代表は23歳以下と若いため、守備でリーダーシップを取れる選手を中心に選ぶ傾向にあった。実際、2021年に延期された東京大会では、OA3枠すべてを吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航(わたる)と、守備的な選手でそろえた。
その傾向は、今回も同じかもしれない。まずあげられるのが、冨安健洋と板倉滉のA代表レギュラーコンビだ。W杯などで世界の名だたるFWらと互角な勝負を演じてきたし、長くコンビを組んでいることも五輪代表には好影響を与えるだろう。また、DFは町田浩樹も絡んでくることが予想される。五輪は、W杯の23人と比べ登録が18人と少ないため、ユーティリティさが求められる。町田は身長190cmながらサイドバックもできるため、18人枠には打ってつけの選手となる。
もうひとりは、A代表のキャプテンを務める遠藤航が有力。今季、リバプールで見せた圧巻のプレーは説明不要のことで、必ずや五輪代表に好影響を与える。彼ら3人が入ることで、サッカーではたいへん重要なセンターラインの強化が可能になる。
また、本来であれば攻撃的な選手、たとえば三笘薫らの名前があがってもおかしくなさそうだが、今回、協会ではほとんど議論にあがっていないそうだ。なぜなら、今回の五輪代表は攻撃陣がタレントぞろいなのである。しかも、そのほとんどを今予選に呼べなかったのだ。
真っ先に名があがるのが久保建英だろう。「えっ?」と思う方もいるかもしれないが、彼はまだ22歳で、OAではない。彼は東京五輪の3位決定戦で、メキシコに破れた際に号泣。「次こそメダルを」の思いも強く、その点は、大岩剛監督も久保の意思を確認しているという。
また「10番を背負える選手が多いことも特長」と、ベテランのサッカーライターは語る。
「オランダのスパルタでともにプレーする斉藤光毅と三戸舜介、デンマークのブレンビーに所属し、直近の6戦で6発の鈴木唯人と、攻撃センスが光る人材が多い。彼らが同時に出場となれば、どんな相乗効果が得られるのか、大きな期待となります。またアタッカーではドイツ・ボルシアの福田師王、ドイツ・バイエルンからポルトガルのポルティモネンセにレンタル中で、ボランチとして活躍する福井太智(たいち)も、ぜひメンバーに加えたい選手です。
今予選ではメンバーがそろわず、8大会連続出場が危ぶまれました。でも、選ばれた23人はたくましく戦い、出場権を獲得しました。彼らにも『自分たちが予選を勝ち抜いた』という自負がありますから、みすみすポジションを明け渡す気持ちはないはず。そうしたチーム内の戦いが続けば、1968年以来のメダル、さらに金への期待は高まってきます」
出場危機から一転、メダル候補に。逸材たちがそろった日本五輪代表が、パリの地で輝くことを期待したい。
2024年04月30日 19:00
J1第10節浦和レッズ対名古屋グランパス戦が28日に埼玉県さいたま市内で行われ、名古屋は1-2で7試合ぶりに黒星を喫した。
2024年04月30日 18:30
28日に行われたボーンマス戦を0-3で落としてしまったブライトン。昨季はプレミアリーグで6位に入り、今季はヨーロッパリーグ決勝トーナメントを戦うなど指揮官ロベルト・デ・ゼルビの下で充実の日々を過ごしていたのだが、ここ最近は結果が出ない。
昨夏にMFモイセス・カイセド、アレクシス・マクアリスターがそれぞれチェルシーとリヴァプールに引き抜かれ、最終ラインの重要戦力だったDFリーヴァイ・コルウィルも所属元のチェルシーへ戻るなど、主力が抜けてしまった影響があるのは確かだ。
そこに加えて崩しのキーマンであるFW三笘薫も怪我で離脱していて、デ・ゼルビもチーム構築が難しくなっているのだろう。
何よりの問題は、とにかくアウェイゲームに弱い。今回0-3で敗れたボーンマス戦もアウェイゲームで、リーグ戦では直近12試合のアウェイゲームで白星が1つしかないのだ。それも降格が決まったシェフィールド・ユナイテッド相手に奪った白星1つだけで、他は4分7敗とかなり苦しい状況だ。
順位は12位まで後退していて、早々に上位争いから漏れてしまった。三笘にもバルセロナなどビッグクラブ移籍の噂もあり、指揮官デ・ゼルビの引き抜き話も継続中だ。昨季の奮闘は見事だったが、今夏にもブライトンは1つの正念場を迎えることになりそうだ。
2024年04月30日 18:20
今夏の移籍市場で中盤の強化を図るリヴァプールは、昨夏に続き再びブライトンからMFを獲得する可能性があるようだ。
『Caught Offside』によると、リヴァプールは今夏の移籍市場でブライトンに所属する20歳のMFカルロス・バレバの獲得を目指している。リヴァプールの他にも、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといった英ビッグクラブも熱視線を送っているという。
現在20歳のバレバは、昨夏退団したモイセス・カイセドやアレクシス・マクアリスターの穴を埋めるため、ロベルト・デ・ゼルビ監督によってフランスのリールから引き抜かれたカメルーンの逸材である。豊富な運動量と高いボール奪取能力、そしてドリブルで持ち運ぶ能力とキープ力の高さを活かして、プレミアリーグ初挑戦ながらブライトンで好印象を残し続けている。
そんなバレバだが、今季は公式戦33試合に出場しており、その活躍にプレミアリーグビッグクラブも注視しているとのこと。同メディアによると、ブライトンは今夏の移籍市場でバレバに対しては5500万ポンド以上のオファーを要求しており、金額次第では移籍を受け入れる可能性があるという。
弱冠20歳のカメルーン生まれのスター選手には多くの選択肢があると思われるが、リヴァプールに移籍するかどうかはユルゲン・クロップ監督の後継者として噂されているアルネ・スロット氏に左右される可能性が高い。
2024年04月30日 18:10
プレミアリーグに新たな財務規定が導入される可能性があるようだ。
英『BBC』によると、プレミアリーグに所属するクラブの最新会合にて、各クラブに一律の支出上限を設けるという新たな財務規定の導入が議題になったという。リーグ側が提案した新規計画の策定について、既に16クラブが賛成票を投じたとのこと。反対した主なクラブはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アストン・ヴィラとなっており、チェルシーは投票を棄権した模様。6月の年次総会にて具体的な案が各クラブに提示され、承認が得られた場合に限り、25-26シーズンから適用される見通しだという。
同メディアが報じた新たな財務規定の内容とは、賃金や移籍金、代理人手数料といった各クラブの支出に上限を設けるというもの。上限額を設定する上で重要となるのが、プレミアリーグが管理する放映権料と商業的契約を合わせた収入の最低金額であり、この収入が最少であるクラブの金額を基準として、支出上限はその約5倍に設定される見込み。なお、22-23シーズンのプレミアリーグにおいて、テレビ収入が最も少なかったのは1億360万ポンド(約204億円)で現在2部のサウサンプトンだったという。
プレミアリーグでは現在、過去3シーズンの損失額の上限を1億500万ポンドに制限する「収益と持続可能性に関する規則(PSR)」が採用されている。今期はエヴァートンとノッティンガム・フォレストがこの財務規定に違反し、勝ち点を剥奪されている。しかし、PSRに対して現地では「PSRが収益の多いクラブを優遇している」という批判の声も挙がっており、同メディアによると、これを受けたプロサッカー選手協会(PFA)は、支出上限を設ける財務規制について「選手の給与に『厳しい』上限を設け、いかなる措置にも反対することを常に明確にしている」との見解を示しているようだ。
2024年04月30日 18:00
35歳のベテランDFが今季限りでイタリアの名門クラブを離れるようだ。
2024年04月30日 18:00
イタリア1部カリアリ・カルチョとキットサプライヤーのEye Sportは28日、サルデーニャ島の歴史で重要な日となる祝日に合わせて限定ユニフォームを発表した。5月5日のリーグ戦で着用する。Cagriali 2023-24 EYE Sport Special Edition
カリアリ 2023-24 Eye Sport スペシャル・エディション
カリアリのホームタウンが属するサルデーニャは、地中海で2番目に大きな島。“Sa Die de sa Sardigna”(サルデーニャの日)と名付けられたこのユニフォームは、この島の歴史に関するデザインを施している。
このユニフォームは1794年4月28日に起きた“革命”を祝うためのもので、その日に合わせて発表されている。
後にイタリア王国の王家となるサヴォイア家の支配下にあった当時のサルデーニャは、半ば植民地的な扱いを受けていた。そんな抑圧に島民の不満が爆発したのが1794年4月28日で、傲慢な副王(君主の代理人)や官僚に対して革命ともいえる反乱を起こし、島から追い出すことに成功した。
農民から貴族まで島民が立場を超えて反乱に参加し、サルデーニャの自由を勝ち取った日。その4月28日は「サルデーニャの日」として、島の祝日に定められている。
このデザインは、民衆が勝利した日の様子を描いたフレスコ画(絵画)「Entrata di Giovanni Maria Angioy a Sassari」に触発されたもの。絵画を直接的にデザインするのではなく、モザイク的なピクセルアートで表現している。
ただ、絵画がモチーフと言われなければ単なるモザイク。その絵画がどのようなものかを知っているか否かで、このデザインに対する感想も異なるかもしれない。
今季「特別ユニフォームを着て、ホームで負けた」欧州の6チーム
「サルデーニャの日」を祝したこの特別ユニフォームは、5月5日にホームで行われるセリエA第35節レッチェ戦で、選手たちが着用する。
なお、一般販売については今のところ発表されてない。
2024年04月30日 17:50
リヴァプールのエースは来季も残留するようだ。
イギリス『Sky Sports』によると、リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは現段階でクラブに対して退団の意思を伝えてはおらず、リヴァプールは同選手を今夏に売却することを計画していないという。
サラーは2017年夏にローマからリヴァプールに加入。1年目からゴールを量産し、ユルゲン・クロップ監督率いるクラブのエースストライカーとなった同選手は、2019年のチャンピオンズリーグ優勝や19/20シーズンのプレミアリーグ制覇などに大きく貢献してきた。
今期も公式戦41試合で24ゴール13アシストとクラブにとって欠かせない選手としてプレイするサラーだが、近年は退団の可能性が浮上。特に、間もなく現行契約最終年に突入することから、その去就には注目が集まっており、サウジアラビアが新天地の有力候補にも挙がっているとのこと。
同メディアによると、エジプト代表FWでもあるサラーの将来は新たに就任するスポーティングディレクターのリチャード・ヒューズ氏がこのポストでの仕事を正式に開始し、クロップ監督の後任が正式に決定し次第、解決される見込みだという。
今期限りで長年クラブを率いてきたクロップ監督の解任も正式に決まっているリヴァプール。転換期に入りつつある同クラブだが、エースであるサラーの退団は防ぎたいところだ。
2024年04月30日 17:45
主砲の美弾に海外からも注目が集まっている。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。2−0で快勝し、8大会連続のオリンピック出場を決めた。
この大一番で、貴重な先制ゴールを決めたのがエースの細谷真大だ。28分、MF藤田譲瑠チマが供給した浮き球のパスを見事なトラップで収め、ボックス内に侵入すると、巧みにターンをして冷静にフィニッシュ。華麗にゴールに流し込んでみせた。
【動画】海外ファンも絶賛! 細谷真大の華麗な反転弾
この鮮烈弾に、中国メディアの記事やウェイボー(中国版X)の投稿には、「チームがうまく連係していて秀逸だ」「中国のFWの95%は決められない」「東アジアの選手の器用さと協調性を極限まで高めたようだ」「とにかく美しい」といった称賛の声が上がった。
ビッグマッチでチームを勝利に導く、まさにエースの一撃だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 17:30
バルセロナは17歳の逸材の流出を防ぐために全力を尽くすようだ。
2024年04月30日 17:27
湘南ベルマーレは30日、湘南ベルマーレU−18に所属するDF本多康太が2025シーズンよりトップチームに昇格することが内定したことを発表した。
2006年5月20日生まれの本多は現在17歳。湘南ベルマーレU−15からU−18に昇格するとともに、世代別の日本代表にも選出されてきた同選手は、来シーズンのトップチーム昇格内定に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「小学6年生からお世話になった湘南ベルマーレでプロ選手のキャリアをスタートできることを大変うれしく思うと同時に、この挑戦にとてもワクワクしています。これまで私の成長に関わってくださったコーチ、トレーナー、先生方、スタッフの皆様に心から感謝いたします。湘南のために、全力で進み続けます。皆さま応援よろしくお願いします」
2024年04月30日 16:49
セビージャは29日、FWイサーク・ロメロのメディカルレポートを報告した。
混迷を続けたセビージャの“希望”となったカンテラーノが、センセーショナルなシーズンに少しだけ先に別れを告げることになった。今回の発表によると、28日に行われたベティスとの“エル・グラン・デルビ”に先発出場したものの、15分に負傷交代を余儀なくされたイサーク・ロメロは、右ハムストリングの腱の損傷(グレード2〜3)と診断されたとのことだ。全治は約6〜8週間が見込まれており、「今シーズンの残りの期間に、競技に復帰することはできない」と明らかにしている。
現在23歳のイサーク・ロメロは今冬1月にトップチーム昇格を果たすと、デビュー後2試合目となったコパ・デル・レイのヘタフェ戦でトップチーム初ゴールを含むドブレーテを達成。それ以降も、ラ・リーガで4得点4アシストを記録するクラブ最大のサプライズに。16位に低迷していたセビージャは、同選手の到来を境にラ・リーガ13試合で6勝3分4敗と勝ち越して13位に浮上するなど、まさに“救世主”となっていたのだ。
そんなイサーク・ロメロに関しては、まもなくセビージャとの契約延長に向けた交渉が開始されるという。スペイン紙『マルカ』によると、当初はシーズン終了後に延長交渉が始まる予定だったものの、同選手の負傷と残留争いから抜け出した状況を踏まえ、前倒しする模様。新契約は2027年夏までで、年俸はパフォーマンスに見合った金額にまで引き上げられるとのこと。また、契約解除条項も盛り込まれることを併せて伝えている。
ケガから復帰する来シーズン、イサーク・ロメロがクラブを欧州に連れ戻すのだろうか。セビージャのニュースターの活躍に期待しよう。
2024年04月30日 16:45
アヤックスやバルセロナで長く活躍し、オランダ代表でも通算40ゴールを決めてきた偉大なる父と比較されるのは苦しいかもしれない。
元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏の息子であるFWジャスティン・クライファートは、これまで欧州各地を転々とするキャリアを歩んできた。
10代からアヤックスでインパクトを残したのは見事だったが、その後のステップアップが思うように進まなかった。ジャスティンは24歳にしてローマ、ライプツィヒ、OGCニース、バレンシア、そして現在所属するボーンマスと、欧州5大リーグ全てを経験している。
思い描いたキャリアとは異なるかもしれないが、ジャスティンは今季ボーンマスでリーグ戦7ゴールを記録。プレミアリーグでの通算得点数では、父のパトリックを超えた。父のパトリックはニューカッスルでプレイしていた時期があり、プレミアリーグでは6ゴールしか奪っていない。
小さな記録かもしれないが、ジャスティンは胸を張る。
「それは僕にとって大きな意味がある。クラブにとっても僕自身にとっても特別だよ。父を超えることができた。それはとても嬉しいよ」(オランダ『Voetbal Primeur』より)。
ここまでのプレミア7得点という数字は悪くない。オランダ代表では2018年以降プレイ出来ていないが、まずは1つのクラブで継続的に結果を出す必要がある。今季ボーンマスではその一歩を踏み出せていると言えるはずで、年齢的にもまだまだオランダ代表入りを狙える若さだ。