2023年02月08日 02:00
「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座) 順調な仕上がりを見せた。阪神・西勇輝投手(32)が今季初の実戦形式となったシート打撃に登板。糸原、高山、近本を仕留め、最後は新外国人のノイジーも投ゴロに。スライダーなどの変化球も織り交ぜながら、全て直球で打ち取り、打者4人をピシャリと抑えた。 「感覚はよかった。最大筋力を上げてから、実戦に近い投げ方でどれくらいスピードとか腕の振りとか回転数とか変わったか確かめたかった」 1年半ほど最大筋力を上げるトレーニングに着手。「31、32歳のプロアスリートの並以下」だったという筋肉量は16%ほど増えた。「投げ込みで疲れなくなった」というその“ビッグ”な体の感覚を確かめながら、手応えを得た形だ。 「年齢を重ねたら、けがしたら終わりなんで。だから、細かく丁寧にやっていく大事さがある。1年間投げる体力も必要だし」と年々意識も高まっている。プロ15年目。さらにパワーアップした姿を見せる。
2024年05月05日 15:46
ロッテ4―1楽天(パ・リーグ=5日)――前日に3安打を放ったロッテの角中が、この日も打線を引っ張った。
一回一死三塁、楽天・岸のカーブをうまく拾い、左翼への犠飛。五回には中前に適時打を放った。「いいボディーターンができた」と独特の表現で、体をうまく回転させて球を捉えた一打を振り返った。
2024年05月05日 15:29
ロバーツ監督の記録を抜く直前におもちゃのポルシェをプレゼント
■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦で今季8号を放ち、デーブ・ロバーツ監督の持つ球団の日本出身選手の最多本塁打記録を抜いた。試合後、おもちゃのポルシェをプレゼントした監督に対し「車が欲しいと言っていたので」とイジる場面もあった。
大谷らしいプレゼントだった。試合前、ロバーツ監督が取材で「私のドジャースでの記録を破る寸前の選手が、ポルシェのギフトを買ってくれた」と明かした。報道陣が一斉に驚くとその後、「素敵なちっちゃなポルシェをオフィスに持ってきてくれた」とミニカーであること後出しで伝え、笑いを誘った。
そしてこの日、大谷が3回2死の第2打席で豪快な一発。5月初アーチとなり、ベースを回りながら笑顔を見せた。記録を抜かれたロバーツ監督もベンチで笑顔を見せており、生還した大谷の両手を握って喜んだ。
エンゼルス時代の昨季からファンを公言していたロバーツ監督。試合後、「彼がこのチームに溶け込む様子だったり、ファンからの受け入れられ方だったり。彼はそれを感じている」と日々、まるで父親のような目線で大谷の活躍を喜んでいる。
大谷自身も「基本的に選手に寄り添うタイプの監督と思いますが、よくないプレーに対して改善点もそうですが、アプローチを含めて話し合える関係性もあると思う」と信頼を置く。「本人にも喜んでもらって、良かったと思います」。取材で度々監督イジリ。良好な関係は築けているように見える。
天性のいたずら好きはドジャース移籍後も健在。かつて記者も100万円札と書かれたメモ帳を手渡されるドッキリをされたこともあった。「また何かあればやりたいと思います」。そうニヤリと笑った。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月05日 15:28
「巨人−阪神」(5日、東京ドーム)
先制2ランを放った阪神・近本光司外野手が守備でも超絶ダイビングキャッチを見せた。
四回、2死三塁から巨人・坂本の打球がセンター前に飛んだ。近本は完全と落下点にダッシュし、最後は飛び込んでグラブに収めた。地上スレスレのところで懸命にキャッチ。東京ドームは巨人ファンから大きなタメ息が漏れ、対照的に阪神ファンからは大歓声がわき起こった。
三回の打席では右翼へ先制2ランを放っていた近本。攻守にわたる大活躍にXでは「最高の近本光司」「近本光司ってほんまなんでこんな何しても素晴らしいんや」といった書き込みが相次ぎ、トレンド入りした。
2024年05月05日 15:25
「広島−DeNA」(5日、マツダスタジアム)
広島の先発・九里亜蓮投手が6回9安打4失点で降板した。
2024年05月05日 15:07
楽天は5日、ロッテ戦の試合前に始球式を行った株式会社夢グループ石田重廣社長と共に来場した歌手の保科有里さんのコメントを発表した。
▼石田重廣社長コメント
「マウンドが滑ることをすっかり忘れていました!スパイクシューズを履いておけばよかった。悔しいです!ボールが逸れる結果となりましたが、人生なんてこんなものかなと、今はとてもすっきりしています!高校以来40数年ぶりにキャッチボールをしましたが、やっぱり野球は面白いですね。まさかこの年齢で始球式をさせていただけるとは思ってもいなかったので、このような機会をいただき本当にありがたいです」
▼保科有里さんコメント
「私の応援が足らなかったのか、邪魔だったのか…。練習ではとてもいいボールを投げていたので、私も悔しいです。社長、スパイクシューズ買お〜!」
2024年05月05日 15:02
西武―ソフトバンク(パ・リーグ=5日)――ソフトバンクの柳田が四回、豪快に4号ソロを放った。
西武の先発隅田の厳しい内角の速球を振り抜き、「完璧です」と手応え十分。右翼ポール方向に高く上がった打球は切れずにスタンドインした。前の試合まで3試合連続で無安打だったが、この日は快音が戻った。一回には内野安打で出塁後、山川の左中間への二塁打の間に一塁から激走してヘッドスライディングで生還。35歳のベテランがはつらつとした姿を見せている。
2024年05月05日 14:58
「巨人−阪神」(5日、東京ドーム)
阪神の木浪聖也内野手、中野拓夢内野手が三回に鮮やかな併殺プレーを見せた。
1死一塁で丸が放った打球は二遊間へ高いバウンドのゴロとなった。これを中野がバックハンドで捕球すると、そのまま二塁ベースカバーに入った木浪へポンとトス。二塁をアウトにすると、ボールを受けた木浪が一塁へ鋭いボールを送り、打者走者の丸もアウトにして見せた。
東京ドームは大きな拍手に包まれ、才木も手をたたいて2人のプレーをたたえた。昨季、ゴールデングラブ賞を獲得したコンビ。今春のキャンプでもコンビネーションに磨きをかけていた。
岡田監督が就任後、ポジションの固定をかかげてセンターラインを強化してきた。昨季、38年ぶりの日本一への立役者にもなった中野&木浪。こどもの日に野球少年少女の心が躍るようなプレーを見せた。
2024年05月05日 14:50
ロバーツ監督を抜き球団の日本出身選手の単独最多本塁打記録
■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦で8号ソロを放ち、デーブ・ロバーツ監督を抜いて球団の日本出身選手の最多本塁打記録を更新。
2024年05月05日 14:48
巨人は5日、プロ野球90周年の節目を記念し「伝統の一戦〜レジェンズOB対決〜」を7月15日14時開始予定の巨人−阪神戦(東京ド)終了後に開催すると発表した。
往年の名選手たちによる交流試合を中心に、インタビュートークなどで伝統の一戦の歴史を振り返る。能登半島地震被災地支援を目的としたチャリティー企画も実施予定。
巨人OB会長の中畑清氏は「雰囲気を継続しながらね。公式戦の雰囲気を。それをいっぺんに笑いに変えるっていうのかな。緊張感ってのを笑いに変えて楽しんでもらいたい」と話し、阪神OB会長の川藤幸三氏も「昼の間に勝負にこだわったらいい。わしらのやるのは、ファンが喜ぶことや」とうなずいた。
メンバー発表は後日の予定だが、「皆さんがイメージしている方々はだいたい入ってくれると思う。この選手たちが入ってくれたらうれしいなっていうのは。ジャイアンツで言えば、V年度の選手はメインとしては絶対外せないな。どこまでメンバーを組めるか」と中畑氏。
川藤氏は「戦闘員、非戦闘員。これをはっきりしないといけない。だから名前だけはな、戦闘員にしといて、いざ始まる時は非戦闘員」と話し、笑いを誘った。
同日の巨人−阪神戦チケットで観戦可能。チケットの先行発売は5月14日、一般発売は5月25日を予定している。
2024年05月05日 14:38
「巨人−阪神」(5日、東京ドーム)
阪神の近本光司外野手が三回に4号先制2ランを放った。
先頭の木浪が安打で出塁すると、続く才木が送りバントを決めた。得点圏に走者を置いて第2打席を迎えた近本。追い込まれながらもゆるい変化球をきれいに捉えると、打球は右翼席へ飛び込んでいった。
近本の本塁打は4月27日・ヤクルト戦(甲子園)以来。第1打席にも左前打を放っており、同日以来の複数安打とした。「ヒット、送りバントで形を作ってもらった打席で浮いてきた球をしっかりスイングすることができました。試合の主導権を取ることができてよかったです」と語った。
阪神はこの日、打線を組み替えた。佐藤輝が岡田政権下では初となる、「3番・三塁」で先発出場。22年5月6日の中日戦(バンテリン)以来、約2年ぶりとなった。
ここまでは打率・187と低迷し、4日には今季2度目のスタメン落ち。5番には前川、6番には森下が入った。そんな中、近本の一発後に中野が安打で続く。バッテリーエラーで二塁へ進むと、佐藤輝がきれいに左前に落として貴重な3点目をたたき出した。
同一カード3連敗阻止を目指す阪神。序盤で大きな3点がスコアボードに刻まれた。
2024年05月05日 14:29
● カージナルス 5−6 ホワイトソックス ○
<現地時間5月4日 ブッシュ・スタジアム>
セントルイス・カージナルスが延長戦の末に敗戦。ラーズ・ヌートバー外野手(26)は「6番・右翼手」で先発出場したが、無安打に終わった。
カージナルスは3点ビハインドの5回裏、ノーラン・アレナドの2号3ランなど一挙5得点で逆転に成功。しかし直後の6回裏、無死一、二塁から登板した2番手アンドリュー・キトレッジが2失点を喫し、今季初の救援失敗。その後は両チーム得点無く、試合は延長タイブレークへ突入した。
1点の勝ち越しを許し迎えた10回裏、カージナルスは無死満塁の絶好機を作るも、6番ヌートバー、7番メイシン・ウィンが連続三振。二死に追い込まれると、雨が急激に強まり、8番ノーラン・ゴーマンへの初球ストライクの後、3時間3分に及ぶ雨天中断となった。
試合再開後、ホワイトソックスは7番手左腕バンクスが登板。カージナルスは左打ちのゴーマンに代わって、右打ちのイバン・ヘレラを代打起用するも、カウント1-2から際どい判定を受け、見逃し三振。3時間を超える反撃は実らず、再開から僅か1分ほどで惜敗を喫した。
この試合のヌートバーは5打数無安打、1三振という内容。直近10打席で安打が無く、今季成績は最低水準の打率.162、OPS.532まで下がっている。
2024年05月05日 14:12
5日、ベルーナドームで行われている西武−ソフトバンク戦の試合前にタレントの細川愛倫さんと、キャッチャーを務めた愛倫さんの父で現役時代に西武、ソフトバンクなどでプレーした細川亨さんが始球式を行った。
2024年05月05日 14:02
「西武−ソフトバンク」(5日、ベルーナドーム)
捕手として活躍した西武OBの細川亨氏の長女で、タレントの細川愛倫が、父の現役時代の背番号「27」のユニホーム姿で始球式を行った。
父・亨氏は当初、娘の勇姿を見守るつもりだったが、急きょ捕手役を務め、親子バッテリーが実現した。西武のユニホームにミニスカート姿の愛倫はノーワインドアップで父の構えるキャッチャーミット目がけて投じたが、ノーバウンドだったものの投球は三塁側へ逸れてしまい、父のミットに届かなかった。
愛倫は「ストライクを入れたかったんですけど、変なとこへ逸れちゃって悔いが残っています。でも楽しく投げられました!お父さんの姿はあまり見てなくて、だから逸れちゃったんですけど(笑)今日急きょお父さんがキャッチャーになることが決まって、びっくりと同時にうれしかったです」と笑顔で振り返った。
10年前にも長男の始球式で女房役を務めた亨氏は「直前練習のキャッチボールでは良かったんですけど、あそこまで逸れるとはびっくりでしたね(笑)取ってあげたかったです。息子も娘も、自分がキャッチャーで始球式をするのってあまり例がないと思うので、うれしかったです」と目を細めていた。
2024年05月05日 13:46
ロバーツ監督に「喜んでもらってよかった」
■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦で8号ソロを放った。デーブ・ロバーツ監督を抜いて、球団の日本出身選手の最多本塁打記録で単独トップになった。監督が“乱入”した囲み取材では、おもちゃのプレゼントに言及。「また何かあればやりたい」などと語った。
――ロバーツ監督の本塁打数を抜いて
「すっきりしました」
――ミニカーをプレゼント
「車を欲しいと言っていたので、本人にも喜んでもらって、良かったと思います」
――こういうジョークは好きですか
「そうですね。また何かあればやりたいと思います」
――(ここでロバーツ監督が“乱入”)本物の車を買いますか?
「ワールドシリーズで勝てたら考えます」
――ここ12試合で10勝。チームが上向いた要因は
「連敗がありましたけど、何かあれば選手だけでミーティングしたりだったり、全員で意見を出し合いながらやる雰囲気は、僕は今年1年目ですけど素晴らしいなと思います」
――連敗を脱した要因は
「前がどうのはないです、みんなプロ意識を持って、1人1人が試合だけではなく、毎日やるべきことをしっかりやっている結果じゃないかなと見ていて思います。そういう選手が多いと思います」8号弾は「ちょっと詰まってましたけど、入って良かった」
――ホームランを振り返って
「インサイド寄りでしたけど、反応できていい角度で上がって、ちょっと詰まってましたけど、入って良かったと思います」
――監督の記録を超えて次の目標は
「また新しいのを探したいと思います」
――ダイヤモンドを回る時に笑顔が見えた
「入らないかなというのが第一印象で、入って良かったというの。ブルペンもダッグアウトも喜んでくれて良かった」
――マンシーが3発。打線の迫力をどう感じているか
「追加点を取っていくのは試合を重ねる中で大事なこと。明日に繋がる追加点だったと思いますし、全体的に振れていていいつながりだったと思います」
――ロバーツ監督はどういう存在か
「基本的に選手に寄り添うタイプの監督と思いますが、よくないプレーに対して改善点もそうですが、アプローチを含めて話し合える関係性もあると思う。メリハリのある監督だと思います」(Full-Count編集部)
2024年05月05日 13:45
○ アスレチックス 20−4 マーリンズ ●
<現地時間5月4日 オークランド・コロシアム>
オークランド・アスレチックスが6本塁打、20得点の大勝で6連勝。勝率5割に復帰した。
アスレチックスは2回裏、2本の適時打で先制すると、続く3回裏には、ブレント・ルーカーが1イニング2本塁打を放つなど一挙10得点。さらに、デビュー2試合目のブレット・ハリスが2打席連続本塁打を記録。中盤以降も打線止まらず、最終的に21安打、6本塁打、20得点の大勝。6連勝を果たし、3カード連続の勝ち越しを決めた。
この勝利でアスレチックスは借金返済。昨季の開幕戦で勝利し、2戦目で敗れて以来の勝率5割となった。2022年から2年連続でシーズン100敗を喫しているが、今季は好調な滑り出し。現在アメリカン・リーグ西地区の3位につけ、首位マリナーズを1.5ゲーム差。同率4位のアストロズ、エンゼルスに対しては4.5ゲーム差としている。