2022年10月03日 13:00
今週末の欧州リーグも盛り上がりを見せた。とくに日本人選手が各クラブで躍動しており、5大リーグに出場した選手の結果を振り返る。※評点はデータサイト『Whoscored.com』より『プレミアリーグ』 冨安健洋(アーセナル)途中出場89分IN (アーセナル 3-1 トッテナム) 評点6.0リーグ戦での先発が未だない冨安はトッテナムとのノースロンドンダービーに終盤から交代でピッチに立った。7日にはELボデ・グリムト戦が予定されており、チューリッヒ戦に続いておそらく先発だろう。日本代表ではフル代表の出場をこなしており、まずはELで信頼を取り戻すことが必要になる。 三笘薫(ブライトン)途中出場75分IN (リヴァプール 3-3 ブライトン) 評点6.6グレアム・ポッターからロベルト・デ・ゼルビに監督が代わったブライトンの初陣はリヴァプールとなった。それでも3-3と打ち合いを演じており、三笘は追い付きたい場面での投入と、最初の評価は高いように思える。短い時間で2回のドリブルを成功させており、スタメン奪取を目指したい。『リーガ・エスパニョーラ』 久保建英(レアル・ソシエダ)先発88分OUT (ジローナ 3-5 レアル・ソシエダ) 評点8.2代表帰りの久保だが、スプリントを繰り返したジローナ戦で1ゴール1アシストの大活躍だった。キャンプ地がドイツということも影響したのか体が軽く、攻守両面で存在感を放っている。現在3試合連続でのアシストを記録しており、ELシェリフ戦でもこの数字を継続したい。『ブンデスリーガ』 原口元気(ウニオン・ベルリン)出場なし (フランクフルト 2-0 ウニオン・ベルリン) 評定なし吉田麻也(シャルケ)先発フル出場 (シャルケ 2-3 アウクスブルク) 評点6.53失点と改善が必要な数字だが、吉田は先発フル出場を続けている。地上戦、空中戦合わせて7勝とデュエルで高い数字を残しており、このまま調子を崩さずリーグ戦を戦いたい。伊藤洋輝・遠藤航(シュツットガルト)伊藤先発フル出場 遠藤は68分OUT(ヴォルフスブルク 3-2 シュツットガルト) 評点7.1、6.2伊藤がアシストを記録も、シュツットガルトはまた敗れてしまった。まだ白星がなく、次節ウニオン・ベルリン戦に期待だ。堂安律(フライブルク)先発69分OUT (フライブルク 2-1 マインツ) 評点6.8得点に絡むことができなかった堂安だが、今季は全試合に出場している。指揮官から信頼されているポイントでいえば守備強度の高さであり、タックル成功数3回はチーム最多の数字であった。鎌田大地・長谷部誠(フランクフルト)鎌田、長谷部ともに先発フル出場 (フランクフルト2-0 ウニオン・ベルリン) 評点7.4、7.7CLマルセイユ戦から鎌田、長谷部の併用が見られるようになった。そこから公式戦3連勝であり、彼らの実力が本物であることが分かる。ミッドウィークにはホームでトッテナムとのゲームが予定されており、鎌田、長谷部両名の先発フル出場に期待したい。板倉滉(ボルシアMG)出場なし (ブレーメン 5-1 ボルシアMG) 評点なし浅野拓磨(ボーフム)出場なし (ライプツィヒ 4-0 ボーフム) 評点なし『リーグ・アン』 伊東純也(スタッド・ランス)先発56分レッドカード退場 (トロワ 2-2 スタッド・ランス) 評点7.2後半にレッドカードでの退場となった伊東だが、攻撃面での存在感は抜群だった。1ゴール1アシストと素晴らしい働きぶりであり、復帰を待ちたい。川島永嗣(ストラスブール)出場なし (ストラスブール 1-3 レンヌ) 評点なしオナイウ阿道(トゥールーズ)途中出場79分IN (トゥールーズ 4-2 モンペリエ) 評点6.2途中出場からの出番が続くオナイウだが、モンペリエ戦では前線で存在感を発揮した。ゴールにつながることはなかったが、短いプレイタイムで3度の空中戦勝利を記録しており、エアバトルでチームに貢献している。南野拓実(モナコ)途中出場66分IN (モナコ 4-1 ナント) 評点6.0前節スタッド・ランス戦では短いプレイタイムで1ゴール1アシストと実力を示したが、ナント戦では得点に絡めず。移籍後からすでに時間も経過しており、毎試合数字を残すほどの活躍でなければスタメン奪取は難しいだろう。
2024年05月06日 16:03
川崎フロンターレは5月6日、J1第12節でアビスパ福岡と敵地で対戦。0−0で迎えた75分に均衡を破る。
スコアを動かしたのはFW山田新。センターサークル付近でマイボールにすると、そのままドリブルを開始。寄せてきた相手を振り切り、ボックス内に侵入。敵に囲まれたなかで巧みに切り返し、左足で渾身のシュートを叩き込んだ。
【動画】独力で決め切った! 山田新の圧巻ゴール
『DAZN』の公式Xが得点シーンを公開。SNS上では「えげつなw」「とんでもねぇゴール決めた!」「年間ベストに選ばれそう」「ナイスゴール過ぎる!」「ブルドーザーだったなぁ」「ゴリゴリゴール」「いつぞやのテセみたい」「お前は日向小次郎かよー!」といった声があがった。
ゴールへ一直線。まさにストライカーらしい得点だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 15:59
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われ、京都サンガF.C.とFC町田ゼルビアが対戦した。
17位京都が首位町田を『サンガスタジアム by KYOCERA』に迎えての一戦。先に決定機を作ったのはホームの京都だった。4分、ペナルティエリア右で相手をはがした一美和成が右足を振り抜いたものの、強烈なシュートはクロスバーに嫌われた。
試合の均衡が破れたのは22分、町田が先制に成功する。相手のパスを中盤でカットしてカウンターを展開。ペナルティエリア左から荒木駿太が折り返し、ゴール前で反応したオ・セフンがヘディングシュートを叩き込んだ。
1点リードで折り返した町田は、63分に追加点のチャンスが訪れる。コーナーキックのこぼれ球に反応した仙頭啓矢がペナルティエリア中央から弾丸シュートを繰り出したものの、相手GKク・ソンユンに触られたボールはクロスバーを叩いて得点には至らなかった。
町田は64分にリードを広げる。ロングボールに抜け出したナ・サンホが右から中央へと切れ込み、さらにゴール前での鋭い切り返しから右足一閃。ゴール左下へ突き刺した。
75分、町田がダメ押しの3点目を獲得する。フリーキックのこぼれ球をゴール前で回収したミッチェル・デュークが、落ち着いてゴール右下へと流し込んだ。デュークは清水エスパルス時代の2017年以来、J1リーグで7年ぶりに得点を記録した。
試合はこのまま終了し、最後まで京都を寄せ付けなかった町田が3−0で快勝した。京都は2連敗、町田は2連勝となった。次節は11日に行われ、京都はホームでアビスパ福岡と、町田は敵地で湘南ベルマーレと対戦する。
【スコア】
京都サンガF.C. 0−3 FC町田ゼルビア
【得点者】
0−1 22分 オ・セフン(町田)
0−2 64分 ナ・サンホ(町田)
0−3 75分 ミッチェル・デューク(町田)
【ゴール動画】町田FWオ・セフンが今季5点目! デュークは初得点
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ウルトラセフン🚀
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荒木が難しい体勢からクロス
オ セフンが中でヘディングシュート🔥
アウェイ町田が先制!
🏆明治安田J1第12節
🆚京都×町田
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Welcome Back デューク🙌
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ミッチェル デュークが
FKのこぼれ球に反応しゴール!
デュークの今シーズン初ゴール
そしてJ1で7年ぶりとなる
ゴールで京都をさらに突き放す!
🏆明治安田J1第12節
🆚京都×町田
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2024年05月06日 15:38
ガンバ大阪は5月6日、J1第12節でセレッソ大阪とホームで対戦。1−0で競り勝った。
伝統の大阪ダービーでの白星は、2019年以来、実に5年ぶり。勝利の立役者は、この日が32回目の誕生日&J1通算250試合出場の宇佐美貴史だ。
28分、敵陣で相手のパスミスを拾うと、軽やかなタッチでシュート体勢に入り、右足を一閃。鋭い一撃をニアにぶち込んだ。
【動画】宇佐美貴史のスーパーショット
得点後にはカメラに向かって胸のエンブレムを叩き、右手の指をすべて立てて「5」のポーズ。試合後のフラッシュインタビューで「三浦(弦太)選手へのメッセージでしょうか?」と問われると、ガンバのキャプテンは「そうですね」と応じ、先日に右膝の負傷が発表され、戦列を離れているチームメイトへの想いを語った。
「本当は、このあいだの福岡戦で勝って、弦太を安心させることができれば良かったんですけど、それが達成できなかったので、なんとしても今日、全員で勝って、弦太のためにも勝利を届けるっていうのは、全員で約束をしていたので。本当に、彼に勝利を届けられて良かったです」
そう語る宇佐美のもとに三浦が駆け寄り、「貴史、ありがとう!」と感謝を伝え、2人は熱い抱擁を交わす。5番を背負うDFはマイクを掴んで「おめでとう! 貴史、おめでとう!」とも。
また1つ歳を重ねたアタッカーは、「16(歳)の終わりからプロをやっていて、だいたい半分ぐらいに来て、いろんな姿をみなさんに見せてきたと思っています」と殊勝に語る。そして「後ほど、ゴール裏でバースデーソング、歌ってください!」と叫ぶと、会場から大きな歓声があがった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 15:35
ファンからも疑問の声が上がった。
2024年05月06日 15:08
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われ、東京ヴェルディとジュビロ磐田が対戦した。
今季ホーム初白星を目指す東京Vが、3戦負けなしの磐田を『味の素スタジアム』に迎えての昇格組対決。お互いに決定機があったなか、試合の均衡が破れたのは35分、東京Vが先制に成功する。相手のハンドでPKを獲得し、キッカーを務めた染野唯月が相手GKの逆を突いてゴール左下へ流し込んだ。
東京Vは43分、木村勇大がコーナーキックのこぼれ球を押し込んでリードを広げ、2−0で折り返す。
55分、磐田が1点を返す。敵陣でのボール奪取からショートカウンターを展開。左サイドから古川陽介が折り返したボールは相手にクリアされるが、ゴール前でルーズボールを回収したマテウス・ペイショットが押し込んだ。
磐田は66分、右からブルーノ・ジョゼが送ったクロスにジャーメイン良が頭で合わせて試合を振り出しに戻す。ジャーメインは今季得点数を「11」に伸ばした。
そして81分、今度は東京Vのハンドで磐田がPKを獲得。キッカーを務めたジャーメインはゴール左下を狙ったものの、枠を捉えることができず、逆転とはならなかった。
すると86分、ハーフウェーライン付近で木村に入れ替わられるのを阻止した磐田のリカルド・グラッサがDOGSO(決定的な得点機会の阻止)で一発退場。アウェイチームは残り時間を数的不利で戦うことになった。
すると後半アディショナルタイム9分、東京Vが勝ち越しに成功する。森田晃樹のスルーパスに抜け出した木村がペナルティエリア左、角度のないところから相手GKのニアを撃ち抜いてゴールネットを揺らした。
試合はこのまま終了。東京Vは今季ホーム初白星、磐田は4試合ぶりの黒星となった。なお、東京VがJ1リーグで2連勝を飾ったのは、2008年5月6日以来、ちょうど16年ぶりとなる。次節、東京Vは12日に敵地で鹿島アントラーズと、磐田は11日にホームでサガン鳥栖と対戦する。
【スコア】
東京ヴェルディ 3−2 ジュビロ磐田
【得点者】
1−0 35分 染野唯月(東京V)
2−0 43分 木村勇大(東京V)
2−1 55分 マテウス・ペイショット(磐田)
2−2 66分 ジャーメイン良(磐田)
3−2 90+9分 木村勇大(東京V)
【ゴール動画】東京V・木村勇大、後半ATの劇的決勝弾!
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歓喜の味スタ‼️
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木村勇大が狭いニアを破った
後半アディショナルタイムに劇的決勝ゴール🙌🙌
🏆明治安田J1リーグ第12節
🆚東京V×磐田
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2024年05月06日 15:02
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われ、ガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦した。
連敗中のG大阪が、3位C大阪を『パナソニックスタジアム吹田』に迎えた。G大阪をリーグ戦では2019年以来となる宿敵撃破をかけて、C大阪はリーグ戦でのダービー6連勝をかけて、公式戦通算63度目の“大阪ダービー”に臨んだ。
序盤はC大阪がボールを握って押し込んだが、決定的な場面には至らず。逆に苦しい時間帯を耐えたG大阪は徐々に敵陣でボールを奪う場面を増やしてチャンスを作るようになる。そして28分、相手DF毎熊晟矢のパスミスを拾った宇佐美貴史が、ペナルティエリア手前で右足一閃。鋭いシュートをゴール右下へ突き刺し、自身32歳の誕生日に花を添えた。
35分、C大阪にアクシデントが発生。ゲームキャプテンの舞熊が筋肉系トラブルでプレー続行不可能となり、元G大阪ユースの奥田勇斗との交代でピッチを後にした。1点ビハインドで折り返した後も攻めあぐねるC大阪は、58分にも登里享平の負傷交代に見舞われ、3枚替えで流れを変えようと試みる。さらに小菊昭雄監督は66分に最後のカードを使い、負傷から復帰した清武弘嗣が今季初出場を果たした。
一方でC大阪の攻撃を受け流しながら追加点を狙うG大阪は、73分に絶好機が到来。ペナルティエリア内でボールを奪い返した坂本一彩がゴール前で強烈なシュートを放ったものの、相手GKキム・ジンヒョンのセーブに阻まれた。
試合はこのまま終了し、最後までC大阪を封じ込めたG大阪が1点を守り切って勝利した。G大阪は3試合ぶり白星、C大阪は3試合ぶり黒星となった。G大阪がリーグ戦での“大阪ダービー”を制したのは、2019年5月以来となった。
次節は11日に行われ、G大阪は敵地で名古屋グランパスと、C大阪はホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【スコア】
ガンバ大阪 1−0 セレッソ大阪
【得点者】
1−0 28分 宇佐美貴史(G大阪)
【ゴール動画】G大阪・宇佐美貴史、ダービーでバースデー弾!
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ハッピーバースデー、キャプテン💙🖤
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宇佐美がセレッソのパスミスを逃さず
PA手前からスーパーショット🔥
絶対に負けられない大阪ダービーは
キャプテン宇佐美のゴールで
ホームのガンバ大阪が先制🙌
🏆明治安田J1第12節
🆚G大阪×C大阪
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2024年05月06日 14:59
1978年のサッカーW杯(1978 World Cup)でアルゼンチン代表を初優勝に導き、「最大級の喜び」と表される偉業を達成した指導者のセサール・ルイス・メノッティ(Cesar Luis Menotti)氏が、85歳で死去した。アルゼンチンサッカー協会(AFA)が5日に発表した。
メノッティ氏は37年に及ぶ指導者キャリアで11クラブの監督を務め、中には2回以上率いたクラブもある。代表ではアルゼンチンとメキシコを指揮した。
人々の記憶に最も残っているのは、母国開催となった1978年のW杯アルゼンチン大会優勝で、当時は抑圧的な軍事政権に支配されていた同国にトロフィーをもたらした。
決勝では延長戦の末に3-1でオランダを撃破。W杯出場を拒否したヨハン・クライフ(Johan Cruyff)を欠くオランダに対し、大会最優秀選手(MVP)に輝いたマリオ・ケンペス(Mario Kempes)が2ゴールを挙げた。一方でメノッティ氏は、前年に代表デビューを果たしていた当時17歳のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)をメンバーに選出しなかった。
メノッティ氏死去の知らせを受け、アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領はX(旧ツイッター)に「わが国最大級の喜びをもたらしたチームリーダーの旅立ちは痛恨だ」と書き込んだ。
メノッティ氏は、メキシコでも好意的に記憶されている。代表は1991年から1992年、クラブチームは2006年から2007年にかけてECプエブラ(El Club Puebla)とテコス(El Tecos FC)を率い、これが監督としての最後の仕事になった。
スペイン1部リーグの強豪FCバルセロナ(FC Barcelona)も1983年から1984年に指揮し、国王杯(Copa del Rey)とスーパーカップ(Spanish Super Cup)のタイトルを獲得した。
バルセロナもメノッティ氏の死を悼み、「当クラブの元監督であるセサール・ルイス・メノッティの死を受け、哀悼の意を示したい。安らかに」と記した。
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2024年05月06日 14:59
FC東京に所属するU-23日本代表MF荒木遼太郎が5月6日、自身のインスタグラムで帰国を報告した。
2024年05月06日 14:57
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われ、ヴィッセル神戸とアルビレックス新潟が対戦した。
前節2位に浮上した神戸が、『ノエビアスタジアム神戸』に15位新潟を迎えての一戦。試合の均衡が破れたのは15分、神戸が先制に成功する。右サイドの深い位置から飯野七聖がクロスを送り、ゴール前の佐々木大樹が頭で合わせて押し込んだ。
25分、神戸が追加点を獲得する。初瀬亮の右コーナーキックにダイビングヘッドで合わせた菊池流帆のシュートは、ジェアン・パトリッキに当たってディフレクト。宮代大聖がこぼれ球にいち早く反応してゴールネットを揺らした。
2点ビハインドで折り返した新潟は、51分に1点を返す。左サイドの深い位置でパスを受けた長谷川元希が相手を引きつけてからグラウンダーで折り返し、ボックス中央に飛び込んだ藤原奏哉が合わせて押し込んだ。それでも55分、新潟DF遠藤凌のクリアミスがゴールに吸い込まれ、神戸が再びリードを広げる。
76分、新潟がコーナーキックの流れから再び1点差に詰め寄る。ペナルティエリア右でルーズボールに反応した舞行龍ジェームズが頭で折り返し、ゴール前の遠藤がヘディングシュートを叩き込んだ。
4点目が欲しい神戸は86分、ゴール前のこぼれ球に反応した井手口陽介が強烈なシュートを放ったものの、相手GK小島亨介のファインセーブに阻まれた。一方の新潟は90分、浮き球に抜け出した鈴木孝司が頭で折り返し、ボックス中央に飛び込んだ長倉幹樹が合わせてゴールネットを揺らす。しかし、鈴木のオフサイドで得点は認められなかった。
試合はこのまま終了し、神戸は2連勝、新潟は2試合ぶりの黒星となった。次節は11日に行われ、神戸は敵地でセレッソ大阪と、新潟はホームで浦和レッズと対戦する。
【スコア】
ヴィッセル神戸 3−2 アルビレックス新潟
【得点者】
1−0 15分 佐々木大樹(神戸)
2−0 25分 宮代大聖(神戸)
2−1 51分 藤原奏哉(新潟)
3−1 55分 オウンゴール(神戸)
3−2 76分 遠藤凌(新潟)
【ゴール動画】神戸・宮代大聖が抜群の嗅覚で追加点!
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抜群の嗅覚👏👏
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CKからゴール前の混戦で
こぼれ球を最後は宮代が蹴り込んだ!
チーム内最多得点となる
今シーズン5ゴール目✨
これにはベンチの武藤もにっこり😊
🏆明治安田J1第12節
🆚神戸×新潟
📺 #DAZN ライブ配信中#神戸新潟 pic.twitter.com/xSJvQPBBQ0— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 6, 2024
2024年05月06日 14:12
東京ヴェルディは5月6日、J1第12節でジュビロ磐田と対戦。前半を2−0で終えた。
35分に染野唯月のPKで先制すると、41分には左CKに染野がヘッドで合わせ、これは相手GK川島永嗣に止められたが、こぼれ球を木村勇大が素早く押し込んだ。
【動画】染野のPK&木村のプッシュ!
パリ世代の若き2トップが、歴戦の名手が守るゴールをこじ開けてみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 13:53
ガンバ大阪は5月6日、J1第12節でセレッソ大阪とホームで対戦。28分に先制に成功する。
伝統のダービーで均衡を破ったのは宇佐美貴史。敵陣で相手のパスミスを拾うと、ペナルティアーク手前から迷わず右足を振り抜く。完璧にコントロールされたシュートをゴール右下に突き刺した。
【動画】宇佐美貴史のスーパーショット
『DAZN』で解説を務める元日本代表FWでクラブOBの播戸竜二氏も、思わず「いや、凄い。凄い!」「役者ですよね」などと称賛した。
この日は宇佐美の32回目の誕生日。見事なバースデーゴールを決めてみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 13:44
チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが快挙を達成した。
2024年05月06日 13:15
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPのポルトガルリーグ優勝が決まった。
スポルティングが第32節に勝利した翌日に2位ベンフィカが敗戦。残り2試合で勝点差8ポイントとなったことで、スポルティングの2020-21シーズン以来20度目の優勝が決定した。
優勝が決まった後、市中心部には熱狂的スポルティングファンが集結。優勝パレードは大きな盛り上がりを見せていた。
守田は愛妻である藤阪れいなさんと一緒にパレードを満喫する映像をInstagramのストーリーに投稿!仲睦まじい様子が伝わってくる2ショットだった。
かわいい!Jリーガーと結婚した美しすぎる奥さん5人
『Record』によれば、雨のために優勝セレモニーが中止になる恐れもあったというが、数千人が集結するなど熱狂的なお祝いになったとのこと。
2024年05月06日 13:02
オランダリーグで4位のAZは現地5月5日、3位のトゥベンテに2−1で競り勝ち、その差を勝点2に詰めた。AZは残り2節に来季のCL(予備戦)出場権を懸ける。
立ち上がり5分に早くもトゥベンテに先制点を許したこともあり、AZの右SB菅原由勢は攻撃志向のポジション取りでプレー。43分にはチームメイトが左サイドで幾重ものショートコンビネーションから作ったビッグチャンスを、菅原が仕留めようとしたがシュートはゴールの枠を捉えきれなかった。
そんな菅原が本領を発揮したのが、CFパブリディスのシュートで2−1と逆転した66分から。前掛かりになって反撃しようとしたトゥベンテの戦意を削ぐように、菅原は右サイドに広がるスペースに味方を走らせたり、相手SBが処理しづらそうなロングボールをシンプルに蹴ったりすることを徹底した。
57分から対峙したトゥベンテのウインガー、ミッチェル・ファン・ベルヘンとの1対1に菅原が全勝したことも大きかった。菅原は「交代選手(ファン・ベルヘン)の特徴を見たら、前半、ウイングバックみたいに高い位置を取った僕の背後のスペースを使いたかったんだと思う」と敵の采配意図を汲み取っていた。
「『僕が(サイドの攻防で)負けたらチームが負ける』という責任感を持ちながらやりました。AZがボールを持っても、僕はちょっと上がりづらくなった。そこは相手も考えていたのかもしれない。だけど、相手の戦術を個人戦術で機能させないことができると思っていた。相手のツボにハマらず対策できて、そこで優位に立てたのは大きかった」
ファン・ベルヘンがピッチに入るまでプレーしていたナシ・ウヌバルは、選択肢の一つにドリブルがあるタイプ。一方、ファン・ベルヘンは第一の選択肢がドリブルで仕掛けるというタイプ。菅原はファン・ベルヘンのようなドリブラーに対して滅法強い。
「相手は僕に対して1対1で勝負を仕掛けようと思っていたようなので、『負けるわけねえ』という感じでした(笑)。
相手に自由を与えず選択肢を削っていって、クロスを上げるしかない状況にすることを意識していた。今まで素晴らしい対戦相手の選手とやり合ってきたし、今日の選手(ファン・ベルヘン)も寄せないとやられてしまうスピードがあった。僕のレベルを上げてくれたのは、そういう素晴らしい選手たちとの1対1。そのことは間違いないから、本当に楽しめてます」
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
AZはアヤックス(現在5位)に連勝していることもあり意外だったが、今季のAZはトゥベンテに勝利するまで上位3チーム(PSV、フェイエノールト、トゥベンテ)に対して5戦全敗だった。
「AZが今の順位(4位)にいる理由はそこ。トゥベンテが安定した良いシーズンを送っているのは間違いない。僕らはそれ以上に不安定なシーズンを送っている。勝点をしっかり取っておけば、自ずともっと高い順位にいたはずです。AZには安定性が足りなかったと思います」
これまで何度も菅原が魅せてきた『試合終盤の炎のプレー』が今日も出た。今回は、自身の背後に蹴り込まれたロングボールを、身体を崩しながら懸命にヘッドに当てたバックパスが正確にGKに届いたシーンだった。
この瞬間、サイドライン際に座っていたAZファンが一斉に席を立って喝采を送った。そしてAZの勝利を告げるタイムアップの笛。3位トゥベンテにプレッシャーをかける大きな勝点3だ。
「正直、トゥベンテのことは気にしてない。AZは一つ一つ勝つだけでしか(3位への)可能性を広げられないので、自分たちに集中するだけだと思います」
過酷な戦いを強いられることで有名なゴー・アヘッド・イーグルスとのアウェーゲーム、名将ロン・ヤンス率いる好調ユトレヒトとの試合に、AZと菅原は人事を尽くして天命を待つ。
取材・文●中田 徹
2024年05月06日 13:01
23-24イングランド・プレミアリーグは5日、第36節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)が4-2でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に勝利。これにより、トッテナムのトップ4入りは絶望的となり、4位アストン・ビラ(Aston Villa)は敗れたものの、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場が目前となった。
リバプールは前節に先発落ちし、交代出場の際にユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督と口論していたモハメド・サラー(Mohamed Salah)がレギュラーに復帰。試合後に話せば「火が付く」として不穏な空気を助長していたサラーだが、この日は16分に今季公式戦25ゴール目を頭で決め、9年率いたチームを間もなく離れるクロップ監督もゴールを喜んだ。
ハーフタイム直前にはアンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)が追加点を挙げると、50分にコーディ・ガクポ(Cody Gakpo)がヘディングで3点目、54分にハーヴェイ・エリオット(Harvey Elliott)がカーブをかけた見事なシュートで4点目を決めて突き放した。
トッテナムも72分にリシャルリソン(Richarlison)、77分に孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)が得点して点差を詰めたが、敵地で勝利が必要だったチームにとってはほとんど慰めにならなかった。
2004年以来のリーグ4連敗を喫したトッテナムは、ビラとの勝ち点7差を縮められず、1試合消化が少ない状況ながら、ビラが残り2試合で1勝すればトップ4入りを逃すことになる。
対する3位リバプールはリーグ戦3試合ぶりの勝利。数字上では優勝の可能性は残っているが、残り2試合で首位アーセナル(Arsenal)とは勝ち点5の開きがあり、実質的にはほとんどチャンスはない。
ビラはこの日のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦に勝利すれば、トッテナムの敗戦と合わせて来季のチャンピオンズリーグ出場を確定させられたが、87分に相手のジョアン・ペドロ(Joao Pedro)に決勝点を許し、ミッドウイークのヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2023-24)に続く痛い連敗を喫した。
この後はホームでのリバプール戦、敵地でのクリスタルパレス(Crystal Palace)戦の残り2試合で、1982-83シーズン以来の欧州最高峰大会の出場を目指す。
7位チェルシー(Chelsea)は5-0でウェストハム(West Ham)に大勝し、欧州カップ戦出場の望みをつないだ。
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