2022年08月12日 04:59
元日本代表DF内田篤人氏がDAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、古巣である鹿島アントラーズの監督交代について意見を述べた。 鹿島は8月7日に、今季就任したレネ・ヴァイラー監督の双方合意のもとでの退任を発表。翌日に、クラブOBでもある岩政大樹コーチが新監督に就任することをリリースした。これまで、日本人とブラジル人の監督しか招聘してこなかったクラブが、初めて欧州の指揮官を迎え入れたことで注目を集めたが、結果的にわずか半年の短命政権に終わっている。 「呼んでみてJリーグに合う、合わないもある。ヨーロッパのスタイルが日本人に合うのかとか、鹿島はブラジルで来たのもあるし…難しいんですよ」 そう切り出した内田氏は、「(元監督の)ザーゴがやっていたサッカーもよかったし、今度はヨーロッパだなと思ったけど、それが結果に繋がるかといったら分からない」と続けている。 現在、首位の横浜F・マリノスと8ポイント差の5位ということもあり、「もう少し時間を与えてもよかったのではないか」との指摘もあるなか、内田氏は「半年だけど、海外なんて(監督交代が)もっと早い。何試合かで首になるとかもある」とコメント。「早いとか遅いとかよりも次」と、切り替えることの大切さを説いている。 そして、「鹿島OBとしては『がんばって』としか言えない。『俺にいろいろ聞いて!』とは思ったけど」と本音をのぞかせつつ、こう期待を込めた。「岩政親分が立て直してくれると思う」 同番組にも何度も出演し、現役時代は内田氏と最終ラインも組んだ岩政新監督が、チームを浮上させられるか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ”美女チアリーダー”を一挙紹介!
2024年05月02日 09:03
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は1日、準決勝第1戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund、ドイツ)はニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)が決勝ゴールを決め、1‐0でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG、フランス)に先勝した。
2012‐13シーズン以来の決勝を目指すドルトムントは、粘り強く断固たるプレーを披露し、有利とみられていたPSGを抑え込んだ。
31歳にしてチャンピオンズリーグ初シーズンを迎えたフュルクルクは36分、DFニコ・シュロッターベック(Nico Schlotterbeck)のフィードを受けると、低い弾道のシュートをゴール左隅に蹴り込んだ。
キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を擁するPSGは、後半開始早々立て続けにシュートがポストに阻まれるなど、得点を奪いきれなかった。
グループステージでドルトムントはPSGと1分け1敗としていたものの、11年ぶりとなる大会決勝への夢を見続けることができる。一方でPSGは昨年9月のホーム戦ではドルトムントに快勝を収めており、劣勢をひっくり返す自信は手にしたままだ。
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2024年05月02日 08:30
先月29日に行なわれたU23アジアカップの準決勝でイラクに2-0と勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。
グループステージでは西尾隆矢が退場したり、第3節ではいいところなく韓国に敗れるという苦難を経験したものの、それを乗り越えて決勝にまで駒を進めてきた。
今回、日本代表の裏側を撮影した動画を配信している『Team Cam』では、そのイラク戦での選手の模様を公開した。
開幕戦の前半で退場処分を受けて3試合出場停止となった西尾隆矢は、このイラク戦でついに復帰。途中からピッチに立ち、2-0の勝利に貢献。
試合後のロッカールームで大岩剛監督から「隆矢、一言あるか」と促されると、以下のように話していた。
「ここにいる一人ひとりとスタッフの皆さん、全員のおかげでこうしてピッチに戻ることができたと思います。伝えたいことといえば…感謝と、そしてここにいる全員が最高のメンバーだということです。本当にありがとうございました。
また全員で笑って終わりたいから。勝って、笑顔で日本に帰りましょう」
また、その後のインタビューでも西尾隆矢は以下のように語っていた。
「自分はこの数日間いろいろあって、こうやってピッチに立てることは当たり前じゃない。チーム一人ひとりの仲間とスタッフの皆さんのおかげだと思って、感謝の気持ちを持って、今日はピッチに立ちました。
より一層みんなには感謝しないといけないと思いましたし、本当に恵まれているメンバーの中でサッカーができていたと改めて感じました。
このメンバーでパリ五輪出場権を獲得できたのもすごく嬉しかったですね。優勝して、全員で笑って日本に帰りたいなと思います」
なんとまだ無敗!日本代表の「アジアカップでレッドカードを受けた5名の選手」
軽率な行為によって大会初戦を難しいものにしてしまった西尾隆矢。にもかかわらず準決勝まで繋いでくれたチームメイトに大きな感謝を抱いているようだ。
「笑って終わりたい」という決勝のウズベキスタン戦は5月3日に行なわれる予定となっている。
2024年05月02日 08:25
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、イラクは日本に0−2で完敗。オリンピック出場権を懸けて、現地5月2日にインドネシアとの3位決定戦に挑む。
イラクメディア『IRAQIFOOTBALLGALLERY』によれば、そのインドネシア戦の前日会見に出席したラディ・シェナイシル監督は、大岩ジャパンに敗戦後、チームや自身に誹謗中傷を受けている件に言及。こうコメントした。
「誰がどのように批判しているのか、その批判が建設的かどうかがわからないため、我々は選手をソーシャルメディアから遠ざけている。私はすべての人を尊重し、建設的に批判する人たちに感謝する」
【動画】大岩ジャパンの挨拶に敗れたイラクサポが拍手
ただ、このニュースを伝えたXの投稿にも、「失敗した監督と実績のない選手」「お前が何のアイデアも持っていないと確信した」「史上最悪の監督」「恐れているのは、君たちが真のオリンピックチームを結成できていないということだ」「お前はイラクサッカー史上最悪の監督だ、インドネシアにも負けるだろう!」といった厳しい声が寄せられている。
インドネシアを破り、汚名返上なるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 08:00
先月30日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーの試合は、2-2の引き分けという結果になった。
2024年05月02日 07:40
公式戦30ゴール10アシストの昨季の大活躍と打って変わって今季は物足りない活躍のマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード。チームへの低い貢献度やピッチ外での行動を問題視され、今季終了後の移籍の噂が度々報道されている。さらに29日の報道によるとユナイテッドは今夏、イングランド代表MFコビー・メイヌー、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの3人以外の全選手のオファーを検討する方針で、過去に例をみない改革を実行しようとしている。
そんななか、英メディア『90 MIN』はラッシュフォードが移籍する可能性がある9つのクラブをランキング形式で伝えている。
このランキングで1位になったクラブは前々から噂のあったパリ・サンジェルマンだ。今季終了後、同クラブのエース、フランス代表FWキリアン・ムバッペがレアル・マドリードに移籍することが濃厚で、その後釜としてラッシュフォードの獲得に挑戦する構えだ。また、ラッシュフォードの獲得には、高額な報酬や移籍金を支払う資金力は不可欠だが、同クラブは潤沢な資金力があり、同選手の獲得も問題ないだろう。
移籍の噂を伝えるニュースが増えてきたラッシュフォードは本当に移籍するのだろうか。続報を待ちたい。
なお、2位以下に名を連ねたクラブは以下の通りだ。
2位アーセナル
3位チェルシー
4位バイエルン・ミュンヘン
5位ニューカッスル
6位トッテナム
7位ACミラン
8位レアル・マドリード
9位バルセロナ
2024年05月02日 07:30
先月29日に行なわれたU23アジアカップの準決勝でイラクに2-0と勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。
グループステージでは西尾隆矢が退場したり、第3節ではいいところなく韓国に敗れるという苦難を経験したものの、それを乗り越えて決勝にまで駒を進めてきた。
今回、日本代表の裏側を撮影した動画を配信している『Team Cam』では、そのイラク戦での選手の模様を公開した。
その動画の中で、試合前日に準備を進めている小久保玲央ブライアンがインタビューで以下のように語っていた。
「親や友達が試合を夜遅くまで見てくれたりするんですけど、ちょっとでも『次の日の仕事を頑張りたい』とか、オレのプレーを見て『明日も頑張ろう』と思ってもらえることがすごくプラスになる。
日本国民の皆さんにもそう感じてもらえたら嬉しいと思ってプレーしています。だから勝ちたいんですよ、いつも。
最高のことですよ。こんなにいい仕事はないですよ。
この23人の選手とスタッフが、まるで自分一人である感じにも捉えられている。誰かのミスでも、誰かの得点でも、自分のことのように感じる。そんなチームになってきている。
みんなも同じことを言っていて、だからどんどんレベルアップしているなと感じますね」
「大岩監督は2年前のドバイカップからずっとパリ五輪という言葉を伝えてくれていた。それが明日の試合で決まるというのは『あっという間だったな』というところはあります。
その中で色々な遠征があって、色々な試合があって、そこに自分の悔しさや嬉しさが詰まっている。
チームにはまだ試合に出てないヤマ(山田大樹)もいる。自分が彼の立場だったら、絶対にキツいと思う。
でもそのヤマが自分の背中を押し出して、練習が終わったりすれ違ったときにはハイタッチをしてくれたりする。そういう一つ一つのアクションが自分にとってプラスのことになっている。
大志(野澤大志ブランドン)もすごくいい奴だし、練習の雰囲気も本当にいい。このキーパーチームでどんどん上がっていきたいし、すごくプレーしやすい。
影で支えてくれる人がいるからこそ今の自分たちが成り立っていると思いますし、恩返しと言うよりはその人達も巻き込んで全員で勝ちに行く。
全員が違う役割ですけど、スタッフを含めた全員を巻き込んでパリ五輪への切符をつかみ取りたい」
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
試合には一人しか出られないゴールキーパーチームの雰囲気も非常によく、選手だけでなく全員を巻き込んで勝利したいと語っていた小久保玲央ブライアン。
イラク戦ではその通り2-0の勝利に大きく貢献。日本に『明日も頑張ろう』という元気を与えてくれた。
2024年05月02日 07:30
横浜F・マリノスは5月1日、公式Xでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグを告知。ホームでUAEのアル・アインを迎え撃つ。
クラブ史上初めてファイナルに進出した横浜は、準決勝までのハイライトが収められた動画を公開。決戦への想いが込められたメッセージも。
「横浜F・マリノスに関わる、すべての人々で挑む――アジアの頂点をかけた闘い。数多の激戦を超えて――ついに、ファイナルへ。獲るぞ。アジアの頂点を」
【動画】「獲るぞ。アジアの頂点を」マリノスがACLファイナル第1レグを告知!
この投稿には、以下のような声が上がった。
「全力で応援行かせてもらう」
「マリサポじゃない方も来ましょ!」
「『マリノスに関わる全ての人々で挑む』という表現に心震えたカッコいいティザームービーでした」
「あと一つ!」
「普通に泣いた。絶対てっぺん獲ろう」
「獲るぞ。まじで」
「悲願達成まであと少し。マリノスファミリーの力で最後も乗り越えよう」
「この前の準決勝の分も映像が追加されててじーんとくる...」
「現地でもたくさん泣いたのに映像観ても泣ける」
「何度見てもカッコいい」
悲願のACL初制覇へ。まずは横浜国際総合競技場で先勝したい。試合は11日の19時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 07:01
U-23アジアカップの決勝、ウズベキスタン戦に向けてU-23日本代表の佐藤恵允が意気込みを語った。
2024年05月02日 07:00
3日に行なわれるU23アジアカップの決勝戦で、日本代表と対戦するウズベキスタン。
しかしそれを前にして、なんと3名の主力選手がクラブ事情によってチームを離脱することになったという。
『upl.uz』によれば、それはDFアブドゥコディル・クサノフ、FWホジマト・エルキノフ、そしてMFアボスベク・ファイズラエフの3名であるとのこと。
クサノフとエルキノフについては当初からクラブとの間で「五輪出場権を獲得するまで」という約束で派遣を認められていたとのことで、それを達成したためにチームを離脱した。
そのためクサノフはフランス・リーグアンのRCランスへ、そしてエルキノフはUAEのアル・ワフダへと戻っていったとのこと。
またアボスベク・ファイズラエフについても今回ウズベキスタン代表を離脱して所属クラブのCSKAモスクワに復帰したことが発表されたそうだ。
クサノフはセンターバック、エルキノフは左ウイング、そしてファイズラエフはトップ下でインドネシア戦に先発出場しており、ウズベキスタンにとっては主力と言える3名が同時に離脱することになったよう。
パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」
U23アジアカップはFIFAのインターナショナルマッチウィークではないスケジュールで行なわれているため、各クラブには選手を派遣する義務がない。
そのためウズベキスタンはクラブとの交渉の中で「五輪出場が決まるまで」と条件をつけて派遣を認めてもらっていたよう。報道では「延長を要請していた」とも伝えられているが、それは流石に受け入れられなかったようだ。
2024年05月02日 07:00
J1初挑戦ながら旋風を巻き起こしているのが、FC町田ゼルビアだ。開幕5試合で4勝1分とスタートダッシュに成功。10節終了時点で、首位のセレッソ大阪と勝点19で並び、得失点差で2位につけている。
躍進するチームを攻守で支えているのが、左サイドバックの林幸多郎だ。明治大を卒業後の2023年に横浜FCでプロキャリアをスタートさせた林は、ルーキーイヤーから29試合・2得点の活躍。今季、町田に完全移籍した。
新天地では開幕からスタメンに定着。持ち前のハードワークを武器に、対人の強さを活かしたタイトな守備、左右両足で繰り出す正確なパスなどで存在感を発揮。ここまでフルタイム出場を果たしている。
そんな23歳に今回、インタビューを実施。新チームへの順応、今シーズンの自身のパフォーマンス、プレーで意識している点について訊いた。
――◆――◆――
――町田への加入直後に、まず心がけた点を教えてください。
黒田剛監督やチームから求められていることを理解して表現するのを、キャンプの時からすごく意識してやりました。このチームでは球際やハードワーク、そういう“際”の部分をすごく大事にしています。そこは、僕は明治大でしっかりやってきましたし、去年在籍した横浜FCでも、そういう部分を強みにしてやってきたので、スムーズに入ることができたと思います。
【PHOTO】最後まで逆転を信じ、全力で応援したFC町田ゼルビアサポーター
――チームには早く馴染めたようですね。
まずは、チームのことやここの常識を理解するのが大事だと思っていたので、既存の選手たちにいろいろと聞きました。また、スタッフの方たちが言っていることにしっかりと耳を傾けて理解するのを、強く意識しましたね。人の話に入っていくのは、あまり好きではないんですけど、人が言っていることを理解したり、何を求めているのかを考えながら動くのはすごく得意なので。そういったところは、上手くできたのではないかと思います。
――チームの雰囲気はどう感じられましたか?
選手もスタッフも多くて、一人ひとりがモチベーションが高く、雰囲気良くやれている印象でした。
――新加入で即スタメンに定着。ここまでフルタイム出場ですね。
求められていることを、ちゃんとできているというか、やろうとしているところは評価されたのではないかと思います。
――ご自身のパフォーマンスについてはどうですか?
ここまで試合に出させてもらってはいますけど、何一つ満足しているところはなくて、もっともっとできると思います。アシストやゴールという結果も、まだ出せていません。そういう部分にもこだわって、プラスアルファをどんどん出していきたいです。もちろん、やれることを精一杯やっていますけど、何か物足りないなと、常々感じていますね。
――サイドバックとして守備で一番重視されている点を教えてください。
1対1で負けないことですかね。僕のところで抜かれれば、局面がガラッと変わりますし、サッカーにならないと思うので。また、このチームのカラー的に、守備がすごく重視されています。そこに対する責任やプレッシャーは、すごくあります。
――攻撃の際に意識されていることは?
このクラブにはすごく良いアタッカーがいるので、その選手たちをいかに上手く使うかが僕の仕事になってきます。同じサイドのサイドハーフと組む時は、一人ひとりのキャラクター、足が速いとか、ドリブルが上手いといった特性がある。それぞれに合わせたコンビネーションは意識しています。
――ポジショニングの良さも目を引きます。
僕のプレースタイル的に、良くも悪くもあまり目立ったプレーはしないので。周りの選手を上手く活かすような、潤滑油になるようなプレーをいつも意識しているのですけど。味方をよく見て、「どこにポジションを取ったら助かるだろう」というポジションを、常に取り続けるのは意識しています。ポジショニングは強みだと思っています。
――さて、次戦は3日の柏戦です。相手の印象は?
今年は特に守備の規律がすごくしっかりしていて、4−4−2でコンパクトに全員で守っている。そして、しっかりみんなでカウンターを仕掛けるサッカーのイメージがあります。そこをいかに崩すかが、肝になるのではないかと思います。
――入念な対策もされているかと思います。
単独よりもコンビネーションによる攻撃の方が多いイメージがあります。周りとの連係は、しっかり意識したいです。
――最後に、ファン・サポーターへのメッセージをお願いします。
ホームの試合で連敗中ですし、やっぱりホームで勝ちたいと思っているので、そこに対するみんなの熱量を、全員で表現したいです。個人的には最後まで「一人だけ走っているなあ」というのを見せられたらと思います。
毎回、たくさんのサポーターの方に来ていただいているので、選手みんなが感謝していますし、今回はホームゲームイベントとして「まちだ感謝祭」も行なわれます。勝利で恩返しして、サポーターの皆さんと喜びを分かち合いたいので、今回も皆さんに応援しに来てもらいたいです。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 06:50
月曜日に行なわれたU23アジアカップの準決勝で、インドネシアを撃破して勝利を収めたウズベキスタン代表。
この大会に入ってからグループステージで三連勝し、さらにサウジアラビアとインドネシアを撃破。無傷の全勝に加えて無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せている。
🏆AFC U23 #アジアカップ カタール2024
✨準決勝
📋試合結果
🇮🇩#インドネシア 0-2 #ウズベキスタン🇺🇿
🎥試合ハイライト#AFCU23 #IDNvUZBpic.twitter.com/xjdC2trs6u— #アジアカップ 公式 (@afcasiancup_jp) April 29, 2024
『thepeninsulaqatar』によれば、ウズベキスタンを率いているティムル・カパーゼ監督は試合について以下のように語っていたとのこと。
「この勝利をウズベキスタンの大統領、ウズベキスタンの国民、ウズベキスタンのサポーターに捧げるよ。
試合はとても厳しいものだったが、勝利することができた。ただあと1試合残っているので、それに向けてしっかり準備をしなければならない。
パリ五輪への出場権を獲得するという第一目標は達成できたが、次はカップを持ち帰るという第二の目標を目指さなければいけないからね。それによって本当に満足できる大会になるだろう」
ウズベキスタン戦で日本代表での運命が決まるかもしれない4名
そのウズベキスタンと決勝で対戦するのは、イラクを相手に勝利を収めた日本代表。2年前の大会では準決勝で同じカードが行なわれ、その際にはウズベキスタンが2-0で勝利を収めている。
ウズベキスタンも日本もその際はU-21のチームで大会に臨んでおり、今大会の多くのメンバーがそれを経験している。日本にとってはまさに「借りを返すリベンジマッチ」となる。
2024年05月02日 06:30
4月29日に行なわれたラツィオの練習を欠席したため、その状態が心配されていた日本代表MF鎌田大地。
2024年05月02日 06:27
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。練習後、平河悠が決勝で戦うウズベキスタンの印象を語った。
平河は今大会、グループステージから無失点のウズベキスタンの組織力、個の能力の高さを警戒した。
「失点もしていませんし、かなりタイトにくるチーム。得点力もかなりある選手も多いし、A代表に関わっている選手も多いので、個の能力も高いですし、チームとしての完成度も高いという印象を持っています」
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
準決勝でイラクを2−0で下し、パリ五輪への出場権を獲得した大岩ジャパン。平河は「最低限、出場権を獲得できたという意味では、一安心したところもありました」としつつも、「パリ・オリンピックの出場は決まりましたけど、やっぱりアジアの頂点になってから行くのと、最後負けて日本に帰るのでは全然違うと思う。最後、良い形で勝って日本に帰れるように、頑張っていきたい」とアジア制覇に向けて闘志を燃やした。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 06:09
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)で決勝に進出。8大会連続のオリンピック出場を決めた。
本大会に向けて、オーバーエイジの話題が活発になるなか、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『FOOTBALLIST』は、「羨ましい日本! オリンピックに久保+冨安+板倉など超豪華ヨーロッパ組招集の意志が固い」と見出しを打った記事を掲載している。
同メディアは、日本の報道として、パリ五輪のオーバーエイジ3枠の候補として冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、遠藤航(リバプール)などが挙がっていると紹介。こう綴っている。
「このように守備にオーバーエイジを集中させるのは、23歳以下のアタッカー陣の競争力は十分だという自信のためだと見られる。日本最高のスターの一人であるレアル・ソシエダの久保建英が招集対象だ。久保は大会参加意思が強いことが分かった」
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
同メディアは「さらに今シーズン、デンマークのブレンビーに移籍し、ヨーロッパ進出を成し遂げた23歳のアタッカー鈴木唯人にも期待が大きい。今シーズン8ゴール・5アシストを記録。ゴールの中で華やかなドリブルからのシーンが多く、ほとんどが最近に集中しており、上昇傾向が際立つ選手だ」と、U-23アジアカップでは不参加となった選手にも言及。こう続けている。
「このように豪華なメンバーがいるだけに、日本特有の大きな期待も受ける。目標はメダルだ。日本は1968年のメキシコシティ五輪で銅メダルを獲得し、アジア諸国の中で最初のメダルを獲得したが、その後56年間、偉業を再現できなかった。最近では2012年と2020年でベスト4に勝ち上がったが、銅メダル決定戦で敗北して4位に留まっている」
戦力の充実ぶりを羨望の眼差しで見ているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 05:46
リバプールの遠藤航に退団の可能性があるという報は、英国でも小さくない反響を呼んでいる。
現在はフェイエノールトを率いるアルネ・スロットがユルゲン・クロップの後任としてレッズの新指揮官に就任するのが濃厚になったのを受け、グレアム・ベイリー記者がリバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』の取材に対し、こう発言したのだ。
「もしエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きなショックではない。彼は加入して仕事を終えた。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている。彼は大金をもらっているわけではないし、彼らも彼に大金を払ったわけではない」
この報道を受けて、リバプールの専門サイト『ANFIELD WATCH』は「ファンのお気に入りが、衝撃的にリバプールをわずか1シーズンで退団する可能性」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じた。
「クロップ監督がシーズン終了後にリバプールを去り、フェイエノールトのスロット監督が彼の後任となる可能性が高いため、夏には選手たちの再編が行われるのは間違いない。しかし、エンドウの退団はほとんどの人が予想していなかったであろう」
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
同メディアは、今季の遠藤の活躍について、「シュツットガルトから1600万ポンドで加入した日本代表キャプテンは主力選手となり、全公式戦で41試合に出場し、1ゴールを決めた」と紹介。こう続けている。
「レッズがトップターゲットだったモイセス・カイセドとロメオ・ラビアをチェルシーに取られた後、彼の加入は失望の要素を持っていたにもかかわらず、彼はファンのお気に入りのような存在になった。今シーズンの遠藤はクロップにとって非常に貴重な存在だ。それでもベイリー記者は、31歳の遠藤の退団がカードにあるかもしれないと信じている」
記事は「同じベテランのチアゴ・アルカンタラとジョエル・マティプは契約満了に伴って退団がほぼ確実となっている一方、エンドウ移籍の根拠はそれほど有力ではない」とし、こう主張している。
「スロットの加入はほぼ確実であり、明らかにエンドウが中盤のホールディングの役割に対する長期的な解決策ではない。とはいえ、特に経験の重要性が無視できない過渡期においては、年齢だけを理由に選手を排除するのはおそらくほとんど意味がないだろう」
遠藤は必要な存在――。そう訴えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部