2022年06月29日 00:16
フランス1部のモナコが現地時間6月28日、南野拓実の加入を発表した。クラブの公式サイトによれば、2026年6月まで4年間の契約にサインしたとのことだ。 同サイトでは南野のキャリアを紹介。「デビュー以来、391回の公式出場(114ゴール、41アシスト)を達成し、欧州コンペティションでは48試合に出場。国際的なウインガーは、プレミアリーグとチャンピオンズ・リーグで才能を発揮してきた」と評する。 また前所属リバプールでの昨季の活躍にも言及。「FAカップとリーグカップでレッズの成功に大きく貢献。11ゴールを記録し、2アシストを提供した」。さらに「カタールでのワールドカップに出場する日本代表の主要メンバーでもある。予選では5得点を挙げた」と森保ジャパンでの貢献度についても触れた。 フランスで新たなキャリアを刻むことになる南野は加入に際し、「エキサイティングなプロジェクトに参加できることを嬉しく思っている。チームのために、できる限りのことをしたい」と意気込みを伝える。 スポーツディレクターのポール・ミッチェルは、「タクミをASモナコに迎えることができてとても嬉しい」と喜び、「彼はヨーロッパの大会で最高レベルの経験を積み、数々のタイトルを獲得してきている。複数のポジションでプレーできる能力があり、代表チームのキープレーヤーとしての地位により、私たちの若いチームの成長に貢献し、目標達成を助けてくれると確信している」と期待を寄せた。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【関連画像】クラブ公式が発表した南野拓実の和風イラストをチェック!
2024年04月29日 21:33
U-23日本代表は現地4月29日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準決勝でU-23イラク代表戦と対戦。この試合からDF西尾隆矢の出場停止処分が解かれる。
初戦の中国戦で一発退場となった西尾は、3試合の出場停止処分が明け、イラク戦から出場可能に。これまでも、年代別代表でセンターバックとしてコンビを組んできた木村誠二も仲間の復帰を喜ぶ。
「やっと戻ってきてくれる。本当にセンターバックとしての能力はやっぱり高いですし、今までずっと一緒に代表で組んだりしてきた。センターバックの中でも同い年で、ずっと今まで一緒にやってきた特別な思いもありますし、やっと一緒に戦えるようになったのは嬉しいですね」
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
また西尾の能力はチームにとって心強いと強調。プレーをこう分析した。
「ディフェンスラインの統率能力が高いですし、結構、マメなタイプなので、ラインの上げ下げもたぶん一番細かいんじゃないかなってぐらい、結構細かくやります。センターバックとして必要なマメさはかなりある。あとシンプルに、身体を見ればわかると思うんですけど強いので、当たり負けもしない。ゴール前の守備の強さもやっぱり日本人としては抜けている部分があると思う。そういう部分で頼りになる選手です」
復帰を歓迎したが、ピッチ上ではプロの選手同士。「ただ、試合に出るってなったらそんなの関係ない。隆矢が出るにしろ、自分にしろ、(高井)幸大でも、(鈴木)海音でも。それぞれがちゃんとやれることをやるだけ」と闘志を燃やした。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月29日 20:46
2月に横浜F・マリノスからスイスリーグのセルベッテへ買取オプション付きのレンタル移籍をしている西村拓真。スイスにわたり2か月余りがたった。どんな時間を送っているのだろう?
セルベッテは首位ヤングボーイズと優勝争いをしているが、レギュラーシーズンの終盤に4試合連続勝ち星に見放され、流れを取り戻すのに苦労していた。今季は残留争いをしているバーゼルとの32節は、きっかけを掴むために勝利が是が非でも欲しいところだったが、相手の堅守を崩しきれず、1−2で敗れている。
31節のチューリッヒ戦に続きべンチスタートとなった西村は、この試合は8分から途中出場。負傷したFWエンゾ・クリベリに代わってFWの位置に入る。ピッチに入った瞬間から、ダッシュで相手に向かってプレスをかけていく。直後の9分には左サイドからのクロスにファーポスト際で打点の高いヘディングシュートを見せた。ゴール右へと惜しくも外れたが、数分後には左サイドのスペースに飛び出して味方からのパスを引き出すなど、《らしい》ダイナミックな動きを見せていた。
「しばらくは最初から出てましたけど、今日と前回とは(ベンチスタート)。結果という部分では監督に求められてると思います。けどその中でも僕にしかできないところは多くあると思うんで、自分の長所をずっと出し続けて、より良い選択肢になれるようにしていきたいです」
【動画】セルベッテ西村拓真がルツェルン戦で2ゴール!
精力的な前線からの連続プレス、一瞬のスキをついてスペースに飛び出すタイミングとそのスピード、ゴール前で相手を外す動き出しの巧みさなどらしい動きを随所で披露している。空中戦でも負けていない。ただ決定的なシュートチャンスはほとんど訪れないまま試合が終わってしまった。
一度、前半途中にセンターからサイドに流れてプレーしようとしていた西村に対して、レネ・ヴァイラー監督がコーチングゾーンから「もっとセンターに入ってプレーして」といったジェスチャーを送っていた。
「点を取れる位置にいてほしいってことだと思いますけど、ただ全然ボールが来ないんで。まあしようがない」
FWは時にジレンマを抱えながらプレーしている。相手守備をひきつけ、ゴールの可能性が高くなるペナルティエリア付近に陣取ることの大切さはわかる。でもあまりにもボールに触る機会が少ないままだと、リズムも勢いも出にくくなる。西村はそのあたりで試合の流れに絡みつつ、ゴール前にもしっかりと残るためのやり取りを探っているようだ。
「我慢といったらあれですけど、やっぱり相手との駆け引きがあるので、例えば僕がサイドに流れたら誰かがセンターに入ったりとか、いろいろ考えてやっていきたいです」
レギュラーシーズン最後のグラスホッパー戦を1−0で勝利したセルベッテ。ここからは1位から6位までのチーム同士が総当たりで当たるプレーオフに突入する。残りのシーズンに向けて、西村はどのように自分を高めていきたいと思っているのだろう?
「もう1試合1試合、目の前の試合に対して、全力で臨みたいです。やっぱり優勝がチームの目標でもあるんで。そこに自分が強く貢献していきたいなと思います」
1点で流れは変わる。西村ゴールの連続で現在3位のチームを2位、さらには首位にまで導いてほしい。
取材・文●中野吉之伴
2024年04月29日 20:25
待望のゴールはチームを救う一発だった。サンフレッチェ広島は28日、明治安田J1リーグ第10節で川崎フロンターレをホームに迎えて2−2で引き分けた。FW加藤陸次樹はフル出場で同点ゴールをマーク。今シーズン初得点を決めてチームの無敗に貢献した。
1点を追う75分、MF満田誠がペナルティエリア前に持ち上がってクロスを入れる。ふわりとしたボールに目の前のFWピエロス・ソティリウも反応していたが、加藤は「ピエロス選手が触るかなと思ったけど、触らないことに賭けて走り込んだ」と自分の直感を信じた。
ボールはソティリウを超え、待ち構えていた加藤が左足で押し込んでゴールネットを揺らした。その瞬間、待ちに待った背番号51の今季初ゴールにホームサポーターの歓喜が爆発した。だが、本人は喜びもほどほどにすぐ自陣へ戻り、主審のゴール確認を待っている間も、「勝ちに行こう」と視線はすでに逆転を目指していた。
今季はJ1開幕から9試合連続でスタメン出場し、どの試合も80分以上プレーしてきたが、不発続きで苦しんでいた。それでも、「マジで吹っ切れていた」と加藤はチームの勝利のために戦う決心だった。
「点が取れないなら、もうチームのためにできることをやるしかないし、その中で点はそのうち取れるだろうと思っていた。ホームだったし、勝利がみんなのためになるなと思ったので、チームのためにできることを意識していた」
試合を通じて前線で体を張り、走り続け、攻撃をつなぎ、サイドでチャンスメイクし、攻守にわたってチームのために戦った。すると、逆転を許して苦しい展開となった直後に同点弾。劇的なタイミングでの今季初ゴールでチームを救った。試合後の加藤は、「ホッとした」と初得点に安堵した様子だった。
「ゴールの瞬間は落ち着いていたので、自分らしくない得点だった。いつもなら初ゴールは思い切って振り抜いて決める感じだけど、今日は落ち着いてゴールを決められた」と得点シーンを振り返り、「広島のサッカーは失点しても一人ひとりがビビらずに前にどんどんボールを運ぶし、その(失点後の)瞬間にチャンスが来たので、決めきれて良かった」と胸を張った。
ミヒャエル・スキッベ監督も試合後の会見で「ここまで非常に苦労した部分があったので、これで少し肩の荷が下りたと思う。ゴールを量産する選手なので、これからはどんどんやってくれると思う」と話し、ストライカーのさらなる活躍に期待を寄せている。
広島はリーグ戦開幕10試合無敗を維持したものの、3試合連続ドロー。チャンスを多く作れている中で勝ち切れない試合が多く、加藤は「広島のサッカーはチャンスがめちゃくちゃ多いので、その分決められなかった時に気持ち的にも体力的にも代償が大きい。今日も(守備に)戻りきれない部分が多くて、危ないシーンがたくさんあった。でも、決めきれれば、勝てると思うので、そこにこだわらないといけない」と得点への意欲を燃やす。
次節は5月3日、アウェイでのアルビレックス新潟戦。ゴール連発と4試合ぶりの勝利を誓う加藤は、「(初ゴールを決めて)かなり安心しているけど、勝てなかったので。チームとしていい状況ではないけど、次勝てば一気にいい状況に持っていけると思う」と話し、次はチームを勝利に導く得点を狙う。
取材・文=湊昂大
2024年04月29日 20:16
4月28日に開催されたプレミアリーグの第35節で、5位のトッテナムが暫定首位のアーセナルがとホームで対戦。
2024年04月29日 20:05
かつてJリーグの神戸や柏でプレーし、現在はサウジアラビアのアル・シャバブに所属する韓国代表GKキム・スンギュが結婚するようだ。同国メディアが続々と報じている。
『連合ニュース』によると、お相手はモデル兼俳優のキム・ジンギョンさん。所属事務所サーブライムが4月29日に明らかにしたという。
【画像】スタジアムで可憐な笑顔を浮かべるキム・ジンギョンさん
現在27歳のキム・ジンギョンさんは、モデルオーディション番組『Korea's Next Top Model』のシーズン3(2012年)で2位となり、モデルデビュー。その後は数々のドラマに出演し、現在は女性タレントたちが室内サッカーをプレーするSBSのバラエティ番組『Shooting Stars』などでも活躍中だ。
2人は6月に挙式を挙げる予定だという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 20:02
ドリバウ・ジュニオールが監督に就任した新生ブラジル代表で、注目を集めている存在がいる。3月のFIFA国際マッチデーからスタッフの一員となった、心理学者のマリーザ・サンチアゴだ。というのも、2014年のFIFAワールドカップを最後に、ブラジル代表ではこの分野の専門家がチームに同行していなかったのだ。スポーツ心理学の修士号を持つマリーザは、大学教授を務めると同時にクラブでも仕事をし、現在はECバイーアに属している。今後はそれらとの兼任で、代表が集合するたびに帯同することになる。
自国開催のW杯では精神面が議論に
選手のメンタル面のケアについては、近年の歴代代表監督たちもそれぞれの方法で取り組んできた。ルイス・フェリペ・スコラーリ(2001〜2002年、2012〜2014年)は、優勝した2002年W杯の期間中、ブラジルにいたスポーツ心理学者と常に連絡を取り、その時、その状況ごとに、選手たちに対して話すべきこと、行うべきことについてのアドバイスをもらっていた。
2014年W杯の際は、同じ心理学者がスタッフとしてチームの中に入っていた。ただ、この大会から、ブラジルではさらにメンタル面に関する議論が盛んに行われるようになった。
自国開催のW杯で、スタンドを埋め尽くす観客とともに国歌を斉唱し、涙する選手たちがいた時には、キックオフ直前の感情のたかぶり方に賛否が分かれた。また、ラウンド16のチリ戦では、GKジュリオ・セーザルがPK戦の前に涙したことが不安視された(実際は相手に5本中2本しか成功を許さず、勝利を収めた)。
そして、ネイマールが負傷離脱した次の試合、準決勝でドイツにまさかの1-7の敗戦。その敗れ方には、技術や戦術以上に、精神的な問題が大きく影響したと言われている。
心理学者を採用しなかった指揮官も
それ以降の監督が、心理学者の存在に否定的だったわけではない。ただ、ドゥンガは1度目(2006〜2010年)と同じく、2度目(2014〜2016年)の監督就任の際も採用しなかった。ドゥンガはこう話していた。
「心理学者が然るべきコンディションで仕事をするには、代表では時間が少な過ぎる。一緒にいられるのはわずか数日間なのに、選手は会ってすぐに心を開くことができるだろうか」
彼自身、1990年W杯の敗退で強く批判され、1994年で優勝した代表選手としての経歴を持つだけに「ブラジル代表に招集されるほどの選手は、プレッシャーにも準備ができている」とも言っていた。
チッチ(2016〜2022年)は人心掌握に長けているのが大きな特徴でもある監督だ。「W杯では感情的な要素が非常に大きい」と語ってもいた。
ただ、選手たちにはそれぞれ個人的に信頼できる専門家を抱えていることもあり、やはり「代表では、選手が心理学者との繋がりや信頼関係を築くには時間が足りない」と言っていた。
その代わり、主要スタッフとともに、事前に何度も心理学者と勉強会を開き、実際に対話や印象的なフレーズ、写真、ビデオ、家族との面会など、様々な方法で選手たちのメンタル面をケアしていた。
フェルナンド・ジニス(2023年)は彼自身、大学で心理学の学位を取得した異色の経歴を持つ。監督人生において心理学者の仕事に触れ、多くを学んだとも語っていた。10年前、起用法をめぐって激昂した若い選手を、問答無用で心理学者の元に連れて行ったという逸話があるほどだ。現在指揮を執るフルミネンセにも専属の心理学者がいるが、代表監督を務めた半年間には、その存在をブラジルサッカー連盟に要請することはなかったと聞く。
選手たちも専門家の導入を歓迎
フル代表スタッフの新体制発表会見で、マリーザは語った。
「スポーツ心理学には主に 2 つのラインがあります。1つはプレーと結果、パフォーマンスに関するもので、チームの結束力、リーダーシップ、不安やプレッシャーへの対処、思考のコントロール、そして選手たちが抱えているかもしれない様々な問題に取り組み、彼らが最高の技術的および戦術的パフォーマンスを発揮できるように手助けするものです」
「もう 1つはメンタルヘルスに関するもので、選手たちを受け入れ、私たちが仕事に取り組む上で非常に重要なことです。これは世界的な問題であり、私たちは可能な限り最善の方法で手助けするためにここにいます」
新体制発表会見では心理学者のマリーザが自身の役割について語った
選手たちからも歓迎の言葉を聞いた。FWリシャーリソン(トッテナム)は先日、『ESPNブラジル』へのインタビューで、イングランドで家族と同居するほど信頼していた代理人に、金銭面で裏切られていたことを知り、サッカーをやめたくなるほど落ち込んだことを泣きながら明かして話題となった。代表遠征中の会見でも、昨年9月以降、心理学者の治療を受けていると語った。
「ピッチの内外で受けるプレッシャーを知っているのは僕らだけだから、代表チームでも、心理学者が身近にいてくれるのは大事なことだ。一部には、心理学者の手助けを求めることへの偏見があるかもしれない。僕自身、偏見があった。でも、今はブラジル代表選手としての発言力を生かして、本当に助けを求めるようにと、人々に言いたい。僕の場合はそれが命を救ってくれたんだから」
心理学者のスタッフ入りを歓迎したリシャーリソン(中央)
以前から言葉によるセラピーの組織を立ち上げるほど、心理学を重要視している右SBダニーロ(ユベントス)もこう語る。
「ブラジル代表に心理学の専門家がいることに賛成だ。サッカーにはフィジカル面、技術面などがあるから、それが勝つための主要なポイントではないと思うけど、メンタル面は基盤を作り、ブラジルが勝つ可能性を高めるために、とても大事なことだ」
「無理強いすることでもない。必要な時に助けを求めることができる、という理解が必要なんだ。まずは動機があって助けを求め、結果が出れば、その後は選手たちのポテンシャルを発揮させるためのアイデアとして、みんなが理解するようになる」
W杯カタール大会前、サンパウロスポーツ心理学協会会長が「心理学者の存在は勝利を保証するものではないが、心理学者の不在が敗北を決定的にする可能性がある」と、語っていた。
求め続けているW杯6度目の優勝に向けた多くの取り組みの1つとは言え、「やれることをやってみる」というブラジルサッカー連盟の思いが表れる人事となった。
Photos: Rafael Ribeiro/CBF
2024年04月29日 20:00
ボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスの去就に注目が集まっている。ドルトムントの下部組織出身で2012年1月から同クラブに在籍しているロイスはサポーターから最も愛されている人気選手でありレジェンドだが、直近のブンデスリーガでは5試合連続で先発落ちとなるなど出場機会に恵まれていない。
ロイスとドルトムントとの契約は今年6月末で満了となる。しかし、いまだに契約延長についての発表はなく、ドイツメディアはロイスが今季限りでドルトムントを退団する可能性が濃厚であるとさかんに報じている。
ロイスをめぐっては、これまで数多くのビッグクラブが獲得に動いてきた。ドイツ紙『Sport Bild』によると、同選手がボルシアMGからドルトムントに加入する直前、当時のバイエルン・ミュンヘンの指揮官ユップ・ハインケスはロイスを自宅に招いて自らバイエルン行きを説得したという。
また、2015年にはバルセロナがロイスと接触し、給料についての具体的な金額が提示されるなど移籍間近と見られていた。しかし、ロイスはこのバルセロナからのオファーを断ってドルトムントとの契約延長にサイン。リオネル・メッシやネイマール、アンドレス・イニエスタがいたバルセロナではなく、当時ブンデスリーガで降格圏に沈むほど不振を極めていたドルトムントに残ることをロイスは決断した。
さらに、2018年にはマンチェスター・シティもロイスに対して年俸総額2300万ユーロ(当時のレートで約30億円)の巨額オファーを提示したが、これもロイスは断ってドルトムントに残留している。
キレのあるドリブル突破と多彩で正確無比なキックでドルトムントの攻撃をリードしてきたロイスだが、彼のドルトムントでの雄姿は今季で見納めとなってしまうのだろうか。
2024年04月29日 20:00
サッカーでは、シーズンを通して着用するものとは別に、着用試合を限定する「特別ユニフォーム」を作るチームも多い。
2024年04月29日 19:52
チェルシーは29日、チアゴ・シウヴァが2023-24シーズン限りでクラブを離れることになったと、クラブ公式サイトで発表した。
1984年9月22日生まれでT・シウヴァは、ミランやパリ・サンジェルマンなどで活躍した後、2020年夏にフリー移籍でチェルシーに加入した。2020−21シーズンには念願だった自身初のチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げ、FIFAクラブワールドカップ、UEFAスーパーカップの優勝にも貢献。ここまで同クラブで公式戦151試合に出場してきた。
チェルシーはT・シウヴァの退団に際し、サポーターに向けたメッセージ動画を投稿。そのなかでT・シウヴァは、「私にとってチェルシーは大切な存在になった。ここには1年プレーするだけのつもりで来たが、結局4年も過ごした。私だけでなく、家族にとっても大切な存在だ」と語りかけ、「4年間ここでやってきたすべてのことにおいて、常に全力を尽くしてきたと思う。しかし、残念なことにすべてのものには始まり、中間、そして終わりがある。これが最終的な終わりであるという意味ではない。 近い将来、たとえ別の役割でここに戻ってこられるよう、ドアを開けたままにしておきたいと思う。でも…。言葉では言い表せない愛がある。ありがとうとしか言うことができない」と感謝のメッセージを送った。
そして、「クラブのサポートを受けて、新人としてではなく、リーダーとしてクラブに加わった。溶け込むのはいつも難しいけど、少しずつ私はグループの一員になっていった。そのなかで(フランク)ランパード監督は、その中で大きな役割を果たしてくれた。そのことについて私は彼に感謝している」と、かつてチェルシーで指揮を執ったランパード氏への感謝を語り、最後にサポーターへ次のようにメッセージを送った。
「それは夢だった。間違いなく夢。世界最大のクラブの一つで、これほど素晴らしいことを成し遂げ、最高のタイトルの一つであるチャンピオンズリーグを勝ち得ることができるとは、夢にも思っていなかった。『さようなら』は去って戻ってこない人たちに言うもの。私はいつかまた戻ってくるつもりだ」
【動画】チアゴ・シウヴァの退団メッセージ
Four years, countless memories.
A message from Thiago Silva… pic.twitter.com/f2YbB4GMXY— Chelsea FC (@ChelseaFC) April 29, 2024
2024年04月29日 19:30
マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第35節のバーンリー戦で1-1の引き分けに終わった。今季のマンUはこの試合の87分にPK献上での失点で追いつかれたように試合のクロージングに課題を抱えている。クリスティアン・エリクセンは『MUTV』のインタビューで「明らかに、勝点3を手にしていた」とチームの悪癖を嘆き、ゲームマネジメントの改善を口にした。
「残り数分のアディショナルタイムに入れば、クリーンシートを維持し、勝点3を手にすることができるはずだった」
「もちろん、今日はまだ、もっといいプレイができたと思うし、もっといい判断ができたはずだし、チームメイトや自分がピッチの中でもっといいポジションを取れたはずだ」
また、今季出場時間が限られているエリクセンは「ベストを尽くそうとしている。試合出場時間はそれほど多くないけど、出場した以上はベストを尽くさないといけないと思う。それが僕がやろうとしていることなんだ」と語った。
プレミアリーグで現在6位と低迷のシーズンを送っているマンUはジム・ラトクリフ共同オーナー主導で今夏に大規模なクラブ改革が起きることが予想されている。残されたリーグ戦、そしてマンチェスター・シティとのFAカップ決勝でどれだけの問題改善を見せられるかによって、来季のチームに残れるメンバーが大きく変わってくるだろう。
2024年04月29日 19:17
元日本代表の10番が、魅せた。
浦和は4月28日、J1第10節で名古屋とホームで対戦。2−1で勝利した。
3試合ぶりの白星を挙げた一戦で、リーグ戦では加入後初のフル出場を果たした中島翔哉。4日前のルヴァンカップ2回戦・鳥取戦(5−2)では2得点をマークし、この試合でも最後までピッチに立っていた浦和のナンバーテンは、中3日で迎えた名古屋戦でも溌剌とピッチを駆け回った。
終了間際には敵陣左サイドで相手に囲まれながらも、2回連続で股抜きを狙うなど、自慢のテクニックで懸命にキープ。クラブの公式Xが、中島の“らしさ”満載のプレーを公開すると、以下のような声があがった。
【動画】中島翔哉が試合終了間際のボールキープで魅せる!
「やっぱり中島翔哉は上手い」
「ほんとサッカー小僧」
「凄い以外に表現出来ないです」
「時代は鹿島るから中島るへ」
「中島翔哉がイキイキしすぎてる」
「楽しそうにサッカーしてる姿が本当に似合う」
「目の前で見てて翔哉楽しそうって思った」
「Crazyなほどボールを愛してるw」
「いくらなんでもボールは友達すぎる」
「時間稼ぎをエンタメにできる選手はなかなかいないw」
「どんなに狭いスペースでもボールと敵がいたらファンタジスタになれる男」
「改めて、ようこそ浦和へ」
「復活の予感!(日本代表復帰しないかなぁ〜)
かつて森保ジャパンでも主軸を担ったファンタジスタが、スペシャルな技巧でファン・サポーターを魅了した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 19:02
移籍マーケットにおける今夏最大の注目プレーヤーは、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペだ。
2024年04月29日 19:00
三つ巴のプレミアリーグのタイトル争いの様相が変わってきた。リヴァプールが直近5試合の結果が1勝2分2敗と、勝ち点を落としたことでタイトル争いから脱落。タイトル獲得レースは首位アーセナルと2位マンチェスター・シティに絞られたといってもいいだろう。今節アーセナルは宿敵トッテナムと対戦し3-2で勝利を収め、一方のシティもノッティンガム・フォレストに2-0で勝利している。今節終了時点でアーセナルの勝ち点が80、1試合未消化のシティの勝ち点が79で、タイトルを獲得するには残り試合で勝ち点を両チームとも落とせない。
そんななか、マンチェスター・ユナイテッドのOBで元イングランド代表のガリー・ネビル氏がアーセナルの現在の状態について、英『sky sport』のポッドキャストでコメントした。
「アーセナルは昨シーズンよりもはるかに良いチームであり、強いメンタリティだ。多くの人はウィリアム・サリバ(の復帰)を指摘するだろうし、それだけではない。彼らの守備には集中力と規律があり、ピッチ上の細部にまで注意が払われている。彼らは残り全試合で勝利すると思う」
ネビル氏はトッテナム戦勝利後のメンタリティとアーセナルの守備陣を賞賛し、同クラブが残り試合を全勝することを予想した。昨季は、DFの要であるフランス代表DFウィリアム・サリバと日本代表DF冨安健洋が怪我で離脱したことが、シーズン終盤でのアーセナルの失速の一因であることは間違いない。しかし、今節では両者共にフル出場で、昨季とは状況が異なる。
優勝するには勝ち点を落とせないアーセナル。ネビル氏の予想通り残り試合で全勝できるだろうか。残り3試合、アーセナルのパフォーマンスに注目だ。
2024年04月29日 19:00
KONAMIは25日、家庭用・PC・モバイルで配信中の基本プレー無料ゲーム『eFootball™ 2024』において、世界累計7.5億ダウンロード突破を記念したキャンペーンを開始したことを発表した。
このキャンペーンでは、スペシャルログインプレゼントとして、ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)が獲得できるほか、ポジショントレーニングプログラムやeFootball™コインなどがもらえるキャンペーンも開催。 "メッシならではの感覚"
数々の伝説を生んできたメッシが自身のプレースタイルに関して語る。
「どんなプレーも瞬時の判断だから全部即興になってしまう。
考えるな、感じろ、ってね。」#eFootball にメッシ登場中。#イーフト pic.twitter.com/hMq8FMvnuG
— eFootball™公式 (@we_konami) April 26, 2024
また、8度目となる“世界最高の選手の証”である個人タイトル獲得を記念して昨年11月に登場した、それぞれ異なる選手特性を持つ3タイプのリオネル・メッシが再登場!
X上では、eFootball™のアンバサダーであるリオネル・メッシの3種類のゴールセレブレーションの中からお気に入りを1つ選んでポストすると、抽選でメッシの直筆サイン入りアルゼンチン代表ユニフォームが3名に当たるキャンペーンも実施されている。╋━━━
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メッシ選手直筆サイン入りユニフォームが"3名様"に当たる!
ゲーム内で登場中のリオネル メッシ選手の3つのセレブレーションの中からお気に入りを1つ選んでポストしよう!
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#イーフト
— eFootball™公式 (@we_konami) April 25, 2024
投票に参加して、メッシが名実ともにKINGとなった伝説のユニフォームをゲットしよう。開催期間は5月1日(水)まで。
メッシとロナウドも!グアルディオラ監督がマンチェスター・シティで獲り逃がしたスター11人
他にもインテル優勝キャンペーンが開催中のほか、2・3月の明治安田JリーグKONAMI月間MVPを受賞した平河悠(FC町田ゼルビア)とグレイソン(ファジアーノ岡山)が登場している。
2024年04月29日 18:30
アーセナルはプレミアリーグ第35節でトッテナムと対戦し、ライバルを3-2と破った。これにより、アーセナルは暫定首位を継続。いちはやく勝点を「80」の大台に乗せた。
先制点は15分にコーナーキックから生まれたピエール・エミール・ホイビュルクのオウンゴールだが、その直前のDFベン・ホワイトの行動が話題になっている。サカがコーナーを蹴る前、トッテナムGKグリエルモ・ヴィカーリオの背後に立っていたホワイトは、ヴィカーリオのキーパーグローブのストラップを外そうとちょっかいを出していた。
これがヴィカーリオの集中力をかき乱し、オウンゴールにつながったのではないかと見るメディアもある。英『football.london』は、「ヴィカーリオはグローブをいじってくるホワイトに気を取られていた。ストラップを緩めようという試みは失敗に終わったが、このシュートストッパーの精神がコーナーにしっかりとかかっていなかったことを考えると、これはトッテナムにとって高くついた可能性がある」と、ホワイトのちょっかいが気を散らすのに有効だったと報じた。
アーセナルのコーナーキック時におけるホワイトの役割は注目されており、彼が相手GKを塞ぐように立つことで自由を与えず、その結果ゴールにつながったシーンが今季はいくつかある。以前はキーパーチャージはファウルという明確なルールがあったためこのようなプレイはできなかったが、キーパーチャージのルールは撤廃されたため、GKを囲むようにブロックすることもルールの範疇となったのだ。このように狡猾な動きをするセットプレイは、セットプレイコーチであるニコラ・ジョバーの指示であると思われ、意図的にデザインされたものだ。
今回のちょっかいによる心理戦がどこまでルールの範疇なのかは難しいが、グレーなプレイもいとわないホワイトがコーナーキック時の要注意人物であることは間違いなく、トッテナムはもう少し注意して対応すべきだったか。