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2024年04月29日 19:30
マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第35節のバーンリー戦で1-1の引き分けに終わった。今季のマンUはこの試合の87分にPK献上での失点で追いつかれたように試合のクロージングに課題を抱えている。クリスティアン・エリクセンは『MUTV』のインタビューで「明らかに、勝点3を手にしていた」とチームの悪癖を嘆き、ゲームマネジメントの改善を口にした。 「残り数分のアディショナルタイムに入れば、クリーンシートを維持し、勝点3を手にすることができるはずだった」 「もちろん、今日はまだ、もっといいプレイができたと思うし、もっといい判断ができたはずだし、チームメイトや自分がピッチの中でもっといいポジションを取れたはずだ」 また、今季出場時間が限られているエリクセンは「ベストを尽くそうとしている。試合出場時間はそれほど多くないけど、出場した以上はベストを尽くさないといけないと思う。それが僕がやろうとしていることなんだ」と語った。 プレミアリーグで現在6位と低迷のシーズンを送っているマンUはジム・ラトクリフ共同オーナー主導で今夏に大規模なクラブ改革が起きることが予想されている。残されたリーグ戦、そしてマンチェスター・シティとのFAカップ決勝でどれだけの問題改善を見せられるかによって、来季のチームに残れるメンバーが大きく変わってくるだろう。
2024年05月16日 18:46
[J1第14節]鳥栖 5−2 川崎/5月15日/駅前不動産スタジアム
厳しい現実を突きつけられたゲームと言えた。
川崎にとって2節の磐田戦(ホーム/●4−5)に続いて今季2度目の5失点での敗戦だ。ただ、多くの選手が入れ替わっていた開幕当初の磐田戦とは状況が異なる。
アウェーでの14節の鳥栖戦は、黒星が続いたシーズン初めからコツコツと積み上げ、5試合負けなし(2勝3分)で、今季のリーグ戦で初の連勝を狙った一戦であった。
「勝たなくてはいけない試合で勝てなかった。そこに尽きると思います」
鬼木達監督の言葉にも悔しさがこもっていた。
指揮官は5月を巻き返しの機会と捉え、チームに強く求めてきた。そのなかでの完敗である。連戦中でのアウェー戦とあってコンディション調整は難しかったのかもしれない。13分にCKからCB高井幸大が先制点を挙げるなど、試合の入りは順調だった。それは指揮官も認めている。
しかし、良い入りが逆に気付かぬうちに慢心に変わってしまったのかもしれない。
追加点を狙ったうえで、ミスが少しずつ増えると、警戒していたはずの相手のサイドからの展開と、裏を狙ったボールを対処しきれずに次々と被弾。後半は相手の勢いに飲み込まれるように、そして焦りをコントロールし切れずに、時間を経るごとにチグハグさを増して、完敗を喫した。
「すべて自分の力不足だと思っています。当然いろんな形でのミスがありましたので、そこも含めてトレーニングのところから突き詰めていかないと、本番でこうなると思います。そこを含めて自分がもっとマメジメントすべきだと感じます」
そう敗戦の責任を引き受けたのは指揮官である。
【動画】鳥栖×川崎のハイライト
一方で「現実として良い試合もあるし、悪い試合もあるのが今のチームの現状だと思いますし、負けている試合と勝っている試合がこれだけあって、試合中の安定感がなく、良い時は良いけど悪い時は悪い。これが力だと思うし、簡単にはいかない」と語る家長昭博は、自らを含め選手たち個々の力不足も指摘する。
「何を持ってチーム全体のせいにするのか、そこは僕はよく分からなくて。僕のミスは僕個人のミスだし、僕ができないことは、僕の個人的な力のなさだと思う。やれることをみんなが増やしていかないと、これだけ失点しているのは、守備だけの責任ではなく、個々の力が足りないということに尽きると思います」
そして愛のあるメッセージを送る。
「僕はもう38ですが、20代の選手らは、日本代表になりたいだとか、Jリーグで優勝したいだとか、海外に行きたいだか、そう思っている選手が何人いるかが重要だと思いますし、そのへんの各々の目標の高さは強くなっていくうえで絶対的に必要だと思います。
強かった時に比べてその辺りが少し足りないのかなという想いもありますし、自分はまだ優勝したいし、その気持ちを持っている。足りないのはチームなのか個なのかと言われたら、僕は個のほうの気がします」
試合後にはサポーターから背中を押してもらうチャントとともに叱咤激励の言葉も受けた。その点でも家長は奮起を誓った。
「今の順位と今の内容は、ブーイングされても仕方のない状況だと思います。その現実は受け止めていますし、お金を払って観に来てもらえるだけの試合をしていないとも感じます。それを受け止めなくてはいけないと思います」
14試合を終えて4勝4分6敗、首位と勝点13差の13位。
チーム誰もが逆転優勝への希望を捨てていないが、実現するには、鳥栖戦のような不甲斐ない試合をもうすることは許されない。
そのためにも指揮官や家長らの言葉を受けて、個々がどう自らにベクトルを向け、高い意識を持って臨んでいくのか。
真面目な選手が多く、真摯に練習に取り組み、意見を出し合う機会も増えている。例年通り今オフも主力が抜け、新陳代謝を図っているだけに粗さが出てしまうのは仕方ない部分でもある。
それでも指揮官は「失点に対する受け入れ方というような部分は、“仕方ない”で済ませてはいけないもの。ただ、それが通ってしまっているようなところは、自分の指導の問題だと思いますし、失点に対しても厳しさを持たなくてはいけません」とも語る。
本来は取られても取り返すチームである。そのコンセプトにブレはなく、日々、質の向上に取り組んでいる。その流れは継続しつつ、誰もが1点の重みをよりシビアに考え、責任感を増すことができるのか。理想を追い求めつつも、覇権奪回を目指すうえで、覚悟がより必要になりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 18:36
日本サッカー協会(JFA)は、パリ五輪出場を決めたU-23日本代表が、7月17日にフランスのトゥーロンで、U-23フランス代表と対戦すると発表した。同国もパリ五輪への出場が決定している。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪のグループステージで、パラグアイ、マリ、イスラエルと同組。一方の開催国フランスはA組で、アメリカ、ニュージーランド、インドネシア(AFC)とギニア(CAF)のプレーオフ勝利チームと相まみえる。
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
U-23日本代表は7月24日に初戦でパラグアイと対戦。現地入りした後の本番直前の強化試合となるフランス戦は、日本時間で18日の4時5分キックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 18:00
U-17日本女子代表は16日、U17女子アジアカップ準決勝で韓国と対戦し、3-0で勝利。2大会連続決勝進出を決めると同時に、U-17女子ワールドカップへの出場も決めた。
グループステージで無傷の3連勝を飾った日本。スタメンはGKが守護神の福田真央。DFは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子という並び。
中盤の底はキャプテンの眞城美春と榊愛花が務め、サイドは右に木下日菜子、左に根津里莉日。前線はFW登録の辻あみるがトップ下気味、MF登録の古田麻子が最前線に入った。
球際の激しさが持ち味の韓国に対し、日本も序盤から高い位置でプレッシング。気温31度の中での試合となったため10分以降はペースを落としたが、日本がゲームの流れを握ることに成功する。
スコアが動いたのは40分、左からのクロスをエリア内で辻が落とし、根津がダイレクトシュート。これがゴール右隅を的確にとらえ、日本が先制点を奪った。
後半も日本がボールを握る展開。韓国はアメリカ人の父を持つアスリート能力が高いFWケイシー・フェアを中心にゴールへ迫ったものの、決定機を決められず。
日本はピンチをしのいだ直後の68分、右サイドのクロスから眞城がゴールネットを揺らし、待望の追加点。終了間際の88分にも眞城が今大会4点目を決めて突き放した。
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試合はそのまま3-0で終了。2大会連続の決勝進出を決めた日本が、今年10月からドミニカ共和国で開催されるU-17女子ワールドカップへの出場権も手にしている。
日本は19日の決勝戦、このあと行われる北朝鮮vs中国の勝者と対戦する。
2024年05月16日 17:45
5月15日、湘南ベルマーレはJ1第14節で柏レイソルと敵地で対戦。
2024年05月16日 17:40
今シーズン、パリ・サンジェルマン(PSG)からライプツィヒにレンタル移籍をしているシャビ・シモンズは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。
ここまで公式戦42試合で9ゴール15アシストを記録しているシモンズは、ここ数年素晴らしい活躍を見せており、ビッグクラブが注目するアタッカーへと成長を遂げた。
そんな同選手にはスペイン『SPORT』によると、アーセナルやバイエルン、そして少年時代過ごしていたバルセロナが興味を持っているようだ。しかし同メディアによると、PSGは売却を望んでいるようであり、レンタルでの獲得を目指すバルセロナへの扉を閉ざす可能性もあるという。同選手の市場価値8000万ユーロ(約134億円)と考えられているが、PSGはこの金額のオファーは来ないかもしれないとも考えており、6000万ユーロ(約100億円)+インセンティブという交渉を用意しているとのこと。
選手に問題がない限りEURO開幕前に交渉をまとめることを目指しているようだが、現段階で最も交渉が進んでいるのは現在のレンタル先であるライプツィヒとなっているようだ。バイエルンやアーセナルからは関心を抱かれているものの、正式なオファーは届いていない様子だ。
PSGとしては大エースであるキリアン・ムバッペ退団がする今夏には新たなチーム作りに一刻も早く取り掛かりたいと考えているようで、シモンズの売却資金を投資に充てたいとのこと。
バルセロナもまだ諦めたわけではないようだが、今のところはライプツィヒが同選手の獲得レースを一歩リードしているようだ。まだ21歳という若さにも関わらず、ヨーロッパでも指折りのアタッカーとなったシモンズの今夏の去就は引き続き注目だ。
2024年05月16日 17:36
[J1第14節]東京V 0−0 G大阪/5月15日/味の素スタジアム
東京ヴェルディは5月15日、J1第14節でガンバ大阪と対戦し、0−0で引き分けた。
立ち上がりからハードワークとハイプレスで試合を優位に進めた東京Vは、走行距離、スプリント数、シュート数で相手を上回ったが、最後まで1点が遠かった。それでも4節のアルビレックス新潟から続く無敗記録を11に伸ばした。
開幕からリーグ戦の全試合に出場している見木友哉は、負けていないチームの戦いに「やっていて、そんなに簡単に負ける感じがしない」と手応えを示す。
【PHOTO】雨の味の素スタジアムに集結し、選手を後押しし続けた東京ヴェルディサポーター!(Part1)
一方で、11試合の内訳を見ると、3勝8分。引き分けが多い状況に、背番号10も「引き分けを勝ちに繋げていければ、もっともっと上を狙えるチームになる。固いサッカーをしているからこその負けないチームだと思いますけど、引き分けを勝ちにするためには、固いだけじゃなくて、もう少し攻撃的にできれば」と話す。
その“攻撃的”とは、具体的には何なのか。
「ロングボールはあるけど、ライン間の選手に差す縦パスが少ないので、そこを狙っていく。ロングボールでのリスク回避はもちろんありますけど、それだけじゃ簡単に点は取れない。
縦パスで相手の最終ラインを越えられたらもっと攻められるし、危険なエリアでボールを受ける回数が多くなる分、チャンスも増える。実際、(前節の)鹿島の時はそれで3点を返せました。選手のキャラクターもあるし、縦パスを差すのが上手な選手と、得意じゃない選手がいますけど、チームとしてもっとうまくパスが入るような構造でやれたら」
見木が指摘した攻撃面の改善も、チームのさらなる上位進出の鍵になるだろう。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 17:30
5月15日、湘南ベルマーレはJ1第14節で柏レイソルと敵地で対戦し、1−2で敗れた。
湘南は73分に福田翔生のゴールで先制するも、77分に同点弾を献上。互いに譲らない状況が続くなか、89分に福田がレッドカードで一発退場。直後の90+1分にクロスから決勝点を奪われた。
68分から途中出場したMF山田直輝は、試合をこう振り返る。
「ここまで、前後半で別のチームになってしまう試合が複数あったなかで、今日は前半だけでなく、後半の立ち上がりから点を取るまでは上手く試合を運べたと思います。ただ、点を取ったあとに受け身になってしまうと勝ちきれない、というのを改めて感じたゲームになりました。ひとり減ったあと、意思統一して守り切らなければいけなかった」
【PHOTO】アウェーの柏で最後まで力強い声援を送り続けた湘南ベルマーレサポーター!
試合後、湘南の選手たちは柏の選手たちに比べて、ミックスゾーンに姿を現わすのが遅れた印象だった。ロッカールームでどんなやり取りがあったのか。山田が、その一端を明かしてくれた。
「仲良しこよしの集団じゃなくなってきている、良い段階に来ていると感じています。良い意味で、試合後に感情をぶつける選手がいたり、次に向けての話し合いをしたりと、毎試合みんなでそういったことができています」
輪の中心には、ふたりのリーダー的存在がいるという。
「(キム・)ミンテと(鈴木)雄斗を中心に、毎試合、改善していこうとしている。彼らはキャプテンと副キャプテンですし、上手くチームをまとめ上げてくれています。彼らを中心にコミュニケーションを取れているのが、最近、チームとして大事な部分を表現できている要因だと思います」
柏戦は敗れたものの、今季ホーム初勝利を挙げた第12節のサガン鳥栖戦(2−1)、今季初のクリーンシートを達成した13節のFC町田ゼルビア戦(0−0)に続き、内容面の向上が見られるゲームでもあった。チームの成長の要因は、主将や副将を中心に、チーム内に良い意味での厳しさや熱さが芽生え始めているからなのかもしれない。
柏戦の反省を、次節のアルビレックス新潟戦で表現できるか。なんとしてでも今季3勝目を掴みたいところだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月16日 16:42
米メジャーリーグサッカー(MLS)は15日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミ(Inter Miami)は膝を負傷したリオネル・メッシ(Lionel Messi)を欠く中で、オーランド・シティSC(Orlando City Soccer Club)と0-0で引き分けた。
2024年05月16日 16:40
監督交代で状況が好転し、鎌田大地がラツィオとの契約を延長する可能性は高まったと見られている。だが、クラブのトップと話すには至っていないという。
現行契約は今季いっぱいまでの1年だが、鎌田が行使できる延長オプションがついている。行使の場合は3年延長と言われているが、一部では鎌田がクラブに延長期間を1年だけにとどめるよう要望したとも報じられている。
マウリツィオ・サッリ前監督の下で出場機会に恵まれず、退団確実とも言われていた鎌田だが、イゴール・トゥドール監督が就任して立場が一変。チームの中心として存在感を高め、指揮官から絶賛されるほどとなった。そのため、去就に関する決断が注目されているところだ。
そんななか、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が5月15日、鎌田の今後に言及した。地元紙『Il Messaggero』によると、「残留するか? 話していないんだ」と述べている。
「それについて話す時間がなかった。今はシーズンを終えることを考えよう。それから延長や新たな補強を考えていく。あと2試合に集中だ」
【動画】「マジックかと思った」と驚嘆の声! 鎌田の鮮烈タックル
一部ではラツィオが15日までの回答を求めたとも報じられていた。だが、鎌田はまだ決断していないようだ。同紙のアルベルト・アッバーテ記者は、『Radiosei』で「カマダはまだ決めていない」と報じている。
「彼はさらに数日の時間をかけることにした。5月31日までには選ぶだろう。まだ明確な考えがなく、ほかに行くアイデアをまだ検討している」
鎌田には複数のオファーが届いているとも噂されている。そのひとつとして名前があがっているのは、フランクフルト時代に薫陶を受けたオリバー・グラスナー率いるクリスタル・パレスだ。
イングランドに挑戦して恩師と再会するのか、良好な関係を築き始めたトゥードルとラツィオで続けるのか、それとも別の選択肢をとるのか。鎌田の次のステップから目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月16日 16:30
2018年のワールドカップ・ロシア大会はベスト4、EURO2020は準優勝、2022年のワールドカップ・カタール大会でもファイナリストのフランス相手に激闘を演じるなど、イングランド代表は近年の国際大会で着実に結果を出してきた。
これらの結果は偶然ではなく、選手のクオリティも経験値も申し分ない。そろそろメジャータイトルを獲得したいところで、今夏に迫るEURO2024でもイングランドは優勝候補の一角だ。
英『FourFourTwo』によると、元イングランド代表のジャーメイン・デフォー氏もタイトル獲得の時は近いと語る。
「ギャレス(サウスゲイト)が抱えている選手リストは信じられないものだよ。中盤から前線にかけてライス、ベリンガム、フォーデン、マディソン、サカ、グリーリッシュ、ラッシュフォード、ケイン。非常に多くの才能あるアタッカーがいる」
「過去数回のメジャートーナメントで、イングランドにはタイトルを獲るチャンスがあると言ってきたけど、選手たちも素晴らしいパフォーマンスを見せてきた。一つもタイトルを獲れなかったのは少し不運だったよ。タイトルはもうすぐそこまで来ている。このチームには仕事をやり遂げるために必要なものが揃っている」
タレント的には、EUROを制する力は十分だ。あとはサウスゲイトの采配次第なところもあるが、今回のEURO2024こそは頂点に届くか。
2024年05月16日 16:20
アビスパ福岡は16日、DF前嶋洋太の負傷および手術実施を報告した。
今回の発表によると、前嶋は今月3日の2024明治安田J1リーグ第11節ガンバ大阪戦にて負傷。診断結果は右肩甲骨関節窩骨折および右外傷性肩関節脱臼で、手術を実施し、全治は4カ月が見込まれていることを明らかにしている。
1997年8月12日生まれの前嶋は現在26歳。2016年に横浜FCの育成組織からトップチームに昇格すると、その後はカターレ富山と水戸ホーリーホックを経て、2022年にアビスパ福岡に加入。今シーズンはここまで公式戦11試合に出場していた。
2024年05月16日 16:11
チェルシーのトッド・ベーリー会長が、調子が上向いて来たチームについて言及した。
2024年05月16日 16:05
プレミアリーグのマンチェスター・シティとキットサプライヤーのPumaは16日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
現時点で着用予定試合についての情報は無いが、発表のタイミングから19日に行われる今季最終戦でデビューの可能性も考えられる。Manchester City 2024-25 Puma Home
マンチェスター・シティ 2024-25 Puma ホーム ユニフォーム
24-25新ホームユニフォームは明るめのスカイブルーを基調に、襟と袖口のグラフィックが目を引きデザイン。23-24モデルほどの淡いスカイブルーではないが、今回もシティらしい色味を採用となった。
胸スポンサーはアラブ首長国連邦の航空会社「Etihad Airways」が16年目に突入。左袖のスポンサーは仮想通貨取引所の「OKX」で、23-24シーズンからの継続となる。
今回のデザインで一際目をひくのが、襟内側の数字“0161”。ユニフォームデザインのモチーフとなる数字といえば、郵便番号、電話番号、街区番号、本拠地の緯度・経度などが多い。今回の“0161”はマンチェスター(グレーターマンチェスター)の電話市外局番だ。
電話番号、それも市外局番はホームタウンを象徴する数字と言える。
クラブの規模が以前とは比較にならないほど大きく成長した現在のシティは、ときに金満クラブなどとも揶揄されるようになった。そして同時に“おらが町のチーム”感も薄れてきたように見える。今回は市外局番をテーマに選んだことで、地元への愛や重要性を改めて強調したのかもしれない。
14日に行われたトッテナム戦の結果、最終節を前にして首位に立ったシティ。19日にホームで行われるウェストハムとの今季最終戦はリーグ4連覇をかけた一戦となる。また、前日の18日には長谷川唯が所属する女子チームが、同じく優勝をかけた大一番を戦う。
男女チームともに、このタイミングで新ユニフォームの着用となるか。試合同様にそちらにも注目だ。
優勝は2度目!68回のCL決勝で「7つしかないPUMAのユニ」をご存知か
ホームタウンのマンチェスターを強調した新ホームユニフォームは、Pumaオンラインストア他で16日から販売を開始する。
2024年05月16日 16:01
2024年5月15日、FC町田ゼルビアとセレッソ大阪の試合前、配布されたメンバーリストを見て、ふと思う。C大阪の清武弘嗣はベンチスタートか、と。サッカーセンスの塊で難しいプレーもいとも簡単にやってのける彼が日本代表や海外のクラブで活躍していた頃を覚えているからこそ、控えにいることが寂しく感じてしまう。
昨季は左太ももの負傷で長期離脱を強いられるなどして、フラストレーションを溜めているのは他ならぬ清武本人だろう。実際、77分から途中出場した町田戦での自身の出来について「ここ数試合、あの時間帯に入る時が多いのできついですね。ただ、(町田に1-2で)負けたので何も言えないです」と、低いトーンの声でそう話していた。
「基本的にメンバーに入ってもこの時間帯に使われるので、なかなか難しい時期が続いています。矢印を自分に向けながら日々やりたいなと思います」
チーム内での序列について、清武は「一番低い」感覚でいる。
「今日もブエノが先に出ましたし、僕は終盤に出場するので、自分は厳しい立ち位置にいる。今はここにいるので、精いっぱいやるだけです。それからのことは自分の人生なのでゆっくり考えたいと思いますが、今はここにいるのでチームのために頑張りたいです」
このまま終わる選手では決してないと、そう信じている。これほど才能に恵まれたプレーヤーは滅多にいないのだから。
清武は自身のキャリアが終盤に差し掛かっていることを十分に理解している。
「自分を必要としてくれるようにまずは頑張らないと。自分も先は長くはないので。ぼちぼちと色々と考えながらやりたいです」
現在の真情を吐露してくれた清武。34歳となり、色々と考えることもあるだろう。
ただ、本人の耳に届くかは分からないが、忘れないでほしい。
ここからの復活劇を願っているのは、何もC大阪のファン・サポーターだけではないということを。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月16日 15:56
ラ・リーガは15日、『ラ・リーガ・アワード』の各賞にノミネートされた選手ならびに監督を発表した。
今回の発表によると、ラ・リーガが主催する2023−24シーズンの『ラ・リーガ・アワード』における各賞のノミネート選手と監督が決定したとのことだ。表彰されるのは、『年間最優秀選手賞』、『U23最優秀選手賞』、『年間最優秀ゴール賞』、『最優秀監督賞』の4部門に加えて、チーム・オブ・ザ・シーズンとラ・リーガ2023−24シーズン・チャンピオン賞(レアル・マドリードに決定)という。各クラブのキャプテン、有識者、ファンの投票によって受賞者が選出され、今月28日にイタリア・サルデーニャ島で開催される式典にてその結果が明らかになる。
そんな『ラ・リーガ・アワード』において、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、『年間最優秀選手賞』と『U23最優秀選手賞』にノミネートされた。両部門に名を連ねたのは同選手の他にはおらず、前者でジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)やイスコ(ベティス)、アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)らと、後者ではニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)やラミン・ヤマル(バルセロナ)、サヴィオ・モレイラ(ジローナ)らと争うことになる。
また『最優秀監督賞』には、5名の候補者がいる。クラブ史上36度目のラ・リーガ優勝を達成したカルロ・アンチェロッティ氏(レアル・マドリード)の他、功成り名を遂げたミチェル氏(ジローナ)や、40年ぶりとなるガバラ(はしけ船)の夢をもたらしたエルネスト・バルベルデ(アスレティック・ビルバオ)氏らが順当に選出。マルセリーノ・ガルシア・トラル氏(ビジャレアル)に関しては、シーズン途中就任でのノミネートとなった。
各賞にノミネートされた選手・監督は、以下の通り。
■年間最優秀選手賞
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
久保建英(レアル・ソシエダ)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
アルテム・ドフビク(ジローナ)
キリアン・ロドリゲス(ラス・パルマス)
ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
イスコ(ベティス)
アレイクス・ガルシア(ジローナ)
アレクサンダー・セルロート(ビジャレアル)
■U23最優秀選手賞
ラミン・ヤマル(バルセロナ)
ハビ・ゲラ(バレンシア)
ロドリゴ(レアル・マドリード)
ヤン・コウト(ジローナ)
サヴィオ・モレイラ(ジローナ)
ジョニー・カルドーゾ(ベティス)
パウ・クバルシ(バルセロナ)
ミゲル・グティエレス(ジローナ)
ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
久保建英(レアル・ソシエダ)
■年間最優秀ゴール賞
メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリード)、
ジョアン・カンセロ(バルセロナ)
サウール・ココ(ラス・パルマス)
アイトール・ルイバル(ベティス)
ヘスス・アレソ(オサスナ)
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
ラミン・ヤマル(バルセロナ)
ジョアン・フェリックス(バルセロナ)
■最優秀監督賞
カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリード)
ミチェル(ジローナ)
ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)
エルネスト・バルベルデ(アスレティック・ビルバオ)
マルセリーノ・ガルシア・トラル(ビジャレアル)