2022年06月28日 22:40
マンチェスター・Uは28日、同クラブ所属のイラク代表MFジダン・イクバルとの契約を延長したことをクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2025年6月までの3年間で、1年間の延長オプションが付いているという。 現在19歳のジダン・イクバルは、パキスタン人の父親とイラク人の母親のもと、マンチェスターで生まれ育った。9歳でマンチェスター・Uの下部組織に入団して以来、現在に至るまで同クラブのアンダーカテゴリーのチームでプレーしている。 2021−22シーズンはマンチェスター・Uの23歳以下のチームの一員として、プレミアリーグ2(各クラブのU−23チームが集うリーグ)でプレー。セントラルMFや攻撃的なMFのポジションを主戦場にプレミアリーグ2で17試合に出場し2ゴールを記録した。また、昨年12月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節のヤング・ボーイズ戦(1−1)では89分から途中出場を果たし、トップチームデビューを飾っていた。 19歳ながらすでにイラク代表にも招集されており、FIFAワールドカップカタール2022のアジア最終予選では、イラン戦(0−1)とレバノン戦(1−1)の2試合に出場した。
2024年05月03日 10:40
2020年からチェルシーの最終ラインを支えてきたDFチアゴ・シウバが今季限りで退団することが決まった。
39歳を迎え、パフォーマンスレベルは全盛期に比べて落ちたところもあるだろう。しかし、チームに貴重な経験値をプラスしてくれる絶対的リーダーだった。
英『Evening Standard』はその経験値の部分を心配している。昨夏も超積極補強に動いてきたチェルシーだが、獲得してきた選手の大半が若手だ。今季の戦いを振り返っても、30代の選手で出番を得ているのはチアゴ・シウバのみ。
最終ラインの選手では27歳のベン・チルウェル、26歳のアクセル・ディサシ、25歳のマルク・ククレジャ、24歳のトレヴォ・チャロバー、23歳のブノワ・バディアシルなど中堅から若手が目立つ。チアゴ・シウバに代わるリーダーは見当たらない。
同メディアは今夏にベテラン選手の獲得に動くべきかと取り上げていて、リーダーのいないチームはあまりに不安が大きすぎる。
「チェルシーは決断を迫られている。若手への依存を続けるのか、チアゴ・シウバのような才能と影響力を持ち、困難な状況を乗り越えて若い選手たちを導いてくれるベテランに目を向けるのか。これは難しい問題だ。シーズンを通してマウリシオ・ポチェッティーノのチームは時折信じられないほどの才能を発揮したが、それを一貫して両立させることができなかった」
今のチェルシーは浮き沈みの激しいチームだ。そういうチームにこそ経験豊富なリーダーが必要なはずで、チアゴ・シウバ退団の影響はメンタル部分でも大きなものとなりそうだ。
2024年05月03日 10:29
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準決勝でイラクに2−0で勝利し、上位3か国に与えられるパリへの切符を掴み取った。
残すはウズベキスタンとの決勝のみ。優勝した場合は本大会でグループDに入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと同組になる。準優勝なら、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国が待つグループCに組み込まれ、初戦は優勝候補の一角であるスペインと戦う。
チームとしては8大会連続の五輪出場を決めたが、選手たちの争いはここからが本番だ。U-23アジア杯は23名の選手を登録できたが、パリ五輪本大会は18人+バックアップメンバーの4人(怪我人が出た場合に初戦が始まるまでに選手の入れ替えができる枠)で戦わなければいけない。
狭き門であるのは間違いなく、さらに24歳以上の選手が出場できるオーバーエイジ枠が設けられている。日本は3枠を最大限に使う構想を持っており、そうなるとパリ世代の選手は15名しか登録できない。
こうした条件と、所属クラブとの交渉がスムーズにいくことを前提に考えた場合の最強布陣を考察していくと、チームがガラリと変わっても不思議ではない。
タレントがひしめくGKは甲乙つけ難いが、鈴木艶彩(シント=トロイデン)と小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)のふたりが有力だ。鈴木は1月のアジアカップでA代表のゴールマウスを預かっており、パリ世代で最も実績があるのは言うまでもない。
昨年9月のU-23アジア杯予選以降は大岩ジャパンの活動に参加していないが、最もレギュラーに近い存在だろう。今回のU-23アジア杯で守護神として活躍した小久保も能力が高く、ベンチに置いておくにはもったいない。スキルが高く、ビルドアップも正確。また、ムードーメーカーとしても欠かせない人材で、チームに一体感をもたらすうえで重要な役割を担う。
CBはオーバーエイジを2枠使うべきだと考える。チーム発足後から西尾隆矢(C大阪)、鈴木海音(磐田)、木村誠二(鳥栖)の3人がポジションを争ってきたが、絶対的な柱にはなり切れなかった。
そうした状況を考えると、オーバーエイジの1人目はA代表でリーダーシップを発揮している板倉滉(ボルシアMG)を選出したい。高さと強さを兼ね備え、ビルドアップも得意としており、絶対的な守備の軸としてチームを支えてくれるだろう。有事の際にはボランチにも対応可能。18人での戦いを想定した場合、複数ポジションができるのは大きい。
2人目は町田浩樹(ユニオンSG)と考える。CBが本職で左利きという点も魅力。左SBでもプレーできるため、板倉同様に2つのポジションをハイレベルにこなせるのは心強い。
パリ世代では高井幸大(川崎)を推したい。昨季までは安定感に欠け、集中力を切らすプレーも目についた。しかし、今大会では身体を張った守備とコーチングで最終ラインを統率。自らチームを引っ張っていく気概も見えた。そうした成長を踏まえ、高井に3人目のCBを託す価値はあるだろう。
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SBも人材は多いが、右は今大会で一気に株を上げた関根大輝(柏)に期待したい。187センチのサイズに恵まれ、高い戦術眼でインナーラップを用いながら攻撃でも貢献できる。アクシデントがあればCBもこなせるだけに、重宝されるのではないか。
左は、アジアの戦いで攻撃力を示した大畑歩夢(浦和)も実力的に申し分ないが、A代表歴を持つバングーナガンデ佳史扶(FC東京)か。フィジカルが強く、推進力も武器の一つだ。
もう1人は内野貴史(デュッセルドルフ)を選びたい。両サイドバックに対応可能で、クローザーとして1つ前のポジションもできる。そして、何よりピッチ外でも汗をかけるタイプで、腐らずにやり続けられるメンタリティは、チームにポジティブな空気をもたらす。そうした献身性を考えれば、必要な人材ではないだろうか。
ウイングは、U-23アジア杯組の平河悠(町田)、佐藤恵允(ブレーメン)、山田楓喜(東京V)も捨て難いが、対世界を見据えた時には、海外組の力に懸けたい。
左サイドは、斉藤光毅(スパルタ)が一番手と見る。オランダリーグ1部で個の高い力に磨きをかけており、大柄なDFを相手にしても単騎で突破できる力を持つ。
右サイドは、満を持して久保建英(ソシエダ)を招集したい。言うまでもなくチームの顔になるべきタレントであり、A代表の実績を考えても不動のエースになり得る。大岩ジャパンでは一度もプレーしていないが、知っている顔も多く、連係面に不安はない。絶対軸になるべき存在だ。
サイドでは三戸舜介(スパルタ)も推したい。大岩ジャパンで評価を徐々に高め、U-23アジア杯予選では目覚ましいプレーを披露。オランダリーグでも実績を積んでおり、機動力を活かした仕掛けと両サイドハーフに対応できる汎用性はチームの力になる。
最前線は、長らくこのチームの顔として活躍してきた細谷真大(柏)が軸。今季は苦しんでいたが、U-23アジア杯では準々決勝で初ゴールを奪い、準決勝でも先制点を決めた。最もプレッシャーが懸かる局面で見せた勝負強さも含め、パリの地でもエースストライカーとして活躍が期待される。
2番手は藤尾翔太(町田)。センターフォワードを主戦場とし、右のウイングでもプレーできる。身体を張って泥臭く戦えるタイプで、肉弾戦も得意。守備も献身的でハードワークを厭わないスタイルで、大岩監督からの信頼も厚い。
さらに福田師王(ボルシアMG)も入れたい。高卒で単身渡独し、1年足らずでトップチームまで辿り着いた。その能力はピカイチで、ゴールを奪うスキルはこの年代でも屈指のレベルにある。昨年11月の活動でしか大岩ジャパンに参加していないが、決定力の高さを武器にジョーカー役を任せたい。
最後に、最も選考が難航しそうな中盤を考察したい。今大会でキャプテンを務めた藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)はアンカーのポジションで重責を担っており、外せないだろう。U-23アジア杯に未招集の鈴木唯人(ブレンビー)は、クラブでは直近6試合で6ゴール・4アシストの大活躍を見せており、大岩ジャパンの立ち上げ当初から主力を担ってきた点を考えれば、頼りになりそうだ。
そして、五輪という大舞台を考えれば、経験豊富な選手も欲しいところ。となれば、オーバーエイジとして守田英正(ベンフィカ)が最適か。アンカーとインサイドハーフに対応でき、A代表での実績も頭ひとつ抜けている。欧州で長年戦ってきた経験値も含め、チームにもたらす影響力は大きいはずだ。
3選手を挙げたが、このセクションはサイドで選出した三戸と久保もプレーできる。残された枠はあとひとつとして、パリ五輪の出場権獲得に大きく貢献した荒木遼太郎、松木玖生(ともにFC東京)もいるが、山本理仁(シント=トロイデン)を加えたい。
中盤にゲームメーカータイプの人材がいないため、ボールを持つ展開になった時の懐刀として違いを生み出せるはず。また、球際で泥臭く戦えるようになっており、守備面での不安も解消されつつある。ラストピースとして山本をチームに組み込めれば、戦い方の幅も広がるはずだ。
現状では6月に海外遠征を予定しており、最終選考の場になる見込み。そのタイミングでオーバーエイジの招集も想定されている。18人しか招集できない点を考えれば、メンバー争いは熾烈を極める。最後までパリ行きを巡る争いに注目だ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年05月03日 10:23
サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)は2日、準決勝第1戦が行われ、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen、ドイツ)は2-0でASローマ(AS Roma、イタリア)に敵地で先勝し、決勝進出に片足をかけた。無敗記録も驚異の47試合に伸ばした。
レバークーゼンは前後半にフロリアン・ビルツ(Florian Wirtz)とロベルト・アンドリッヒ(Robert Andrich)がそれぞれ得点した。
次週ホームで行われる第2戦で引き分け以上で決勝進出が決まる状況となり、この日のアウェーでの内容からも、1988年のUEFAカップ(UEFA Cup、ヨーロッパリーグの前身)以来となる欧州タイトル獲得が有力視される。
もう一つのカードでは、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille、フランス)とアタランタ(Atalanta、イタリア)が1-1で引き分けた。
試合はアウェーのアタランタが序盤にジャンルカ・スカマッカ(Gianluca Scamacca)のゴールで先制したが、マルセイユも直後にシャンセル・エンベンバ(Chancel Mbemba)の得点で追いついた。
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2024年05月03日 10:07
パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、フランス代表DFリュカ・エルナンデスの負傷について発表した。
2024年05月03日 10:00
今季オランダ・エールディビジのスパルタ・ロッテルダムでプレーしているMF斉藤光毅は、この夏に退団する予定になっているようだ。
スパルタ・ロッテルダムでテクニカルディレクターを務めているヘラルト・ナイカンプは『RTV』に対して以下のように話していたそう。
「我々は斉藤光毅を今後何年もの間スパルタ・ロッテルダムに残したいと思っている。
しかしながら、彼もある時点で次のステップを踏むためにこのスパルタ・ロッテルダムを選んでくれたんだ。
その瞬間が、今来るのだ。彼に対する関心の目は非常に大きな物があるからね。国内外を問わず、彼を引き止めておくことは不可能なのだ」
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斉藤光毅は今シーズンの18試合で3ゴール5アシストを記録しており、怪我のために出場機会は限られたものの、そのなかでなかなかの成績を残している。
彼はシティ・グループが保有しているロンメルSKからローンの形でスパルタ・ロッテルダムへと加入していることもあり、この夏に残留を要請することは難しいようだ。
2024年05月03日 09:27
イングランドサッカー協会(FA)は2日、ニューカッスル所属のイタリア代表MFサンドロ・トナーリに対し2カ月間の出場停止処分を科すことを発表した。
現在23歳のトナーリは昨年夏に推定総額7000万ユーロ(約115億円)の移籍金でニューカッスルに加入し、シーズン序盤の公式戦12試合に出場。しかし、ミラン在籍時に賭博規則に違反していたことが判明し、昨年10月にイタリアサッカー連盟(FIGC)から10カ月間の出場停止処分を言い渡された。さらに、今年3月にはニューカッスル加入後の約2カ月間で50回に渡りFAの賭博規則に違反した疑いが浮上。調査の結果次第で追加処分の可能性があると報じられていた。
今回の発表によると、トナーリが2023年8月12日から10月12日までの期間にサッカーの試合に賭けていたことが判明したとのこと。50回に渡りFAの賭博規則に違反したことを選手本人も認めたようだ。これを受け、FAの独立規制委員会は同選手にサッカーおよびサッカー関連活動への2カ月間の出場停止と2万ポンド(約383万円)の罰金処分を科すことを決定したという。
2カ月間の出場停止処分には執行猶予が付いており、2024−25シーズン期間中には適用されない模様。このため、トナーリはFIGCから科された既存の出場停止処分が終了する今年8月27日以降の公式戦には出場可能なようだ。また、出場停止期間中にFAの賭博規則に違反しなかったが場合、今回科された処分はなくなるとのこと。しかし、再び賭博規則違反が確認された場合には追加処分を受けることになるという。
なお、今回の調査結果により、トナーリがニューカッスルの試合を賭けの対象としていたことも明らかに。対象となったのはブライトン戦やバーンリー戦、ブレントフォード戦、マンチェスター・シティ戦、ウェストハム戦などで、いずれもニューカッスルの勝利にベットしていたという。同選手はこの5試合のうち4試合に出場している。
所属クラブのニューカッスルはトナーリが追加処分を受けた事実関係を明かしたうえで、「サンドロはクラブの全面的なサポートを受けて治療計画と教育プログラムを継続しており、今後もチームメイトとトレーニングを続ける予定だ」と発表している。
2024年05月03日 08:54
昨季マンチェスター・シティで3冠を達成するなど、指揮官としてタイトルを量産するジョゼップ・グアルディオラ。バルセロナに続いてマンCでもCLを制したことで、また一つ評価を上げた印象だ。
しかし、2013年から3年間指揮したバイエルンではCL決勝に辿り着けなかった。レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードと準決勝でスペイン勢に敗れてしまい、悲願達成とはならなかったのだ。
英『FourFourTwo』にて、当時のチームでプレイしていた元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーはグアルディオラにとって難しい時間だったのではと振り返る。グアルディオラ就任直前のシーズンで、バイエルンがユップ・ハインケスの下で圧倒的なフットボールを展開していたからだ。グアルディオラは常にそのチームと比較されることになった。
「ペップはバイエルンで何かを変えようとしていたが、それは簡単ではなかった。なぜなら彼は我々がトレブルを達成した直後に来たからだ。当時の我々はヨーロッパ最高のチームだった。そこにグアルディオラがヨーロッパ最高の監督としてやって来て、我々に新しい哲学をプラスしたいと考えた。その中で多くのことを学んだし、彼は試合中に解決策を見つけるのが素晴らしい」
「しかし、我々は前のシーズンにに大きな成功を収めていたからね。ミュンヘンでの仕事は彼にとっては簡単ではなかった。私たちは4年間で3回もチャンピオンズリーグ決勝に進出していて、2013年には優勝した。グアルディオラの下では常に国内リーグは圧倒的な力で優勝できたけど、チャンピオンズリーグではなかなか優勝できなかった」
「サポーターと話すと、ハインケスが監督だった頃のチームの方がバイエルンのDNAを感じると言うんだ。人々は『グアルディオラは偉大な監督だが、彼の試合にはバイエルンのDNAを感じられなかった』と。とても奇妙な話だけど、もしかしたらそれも少し問題だったのかもしれない」
グアルディオラはバイエルンでもポゼッション率を高めた独自のフットボールを目指していたが、その前のハインケス体制のチームは攻守の切り替えを極限まで高めたスタイルだった。テンポが速かったのはハインケス体制の方で、バイエルンのサポーターにはそちらの方が合っていたのかもしれない。
2024年05月03日 08:41
J2の清水エスパルスは5月2日、公式YouTubeチャンネルで「【STORY】北川航也『キャプテン、23番の重圧。
2024年05月03日 08:35
日本は大型連休「ゴールデンウィーク」を迎えており、政府首脳陣はこの期間を利用して世界各国への外遊を行っている。
自民党所属の松本剛明総務大臣は先月29日から5月4日にかけてヨーロッパを訪れており、ベルギー、デンマーク、そしてフランスで行なわれる経済協力開発機構の閣僚理事会に出席することになっている。
そして5月1日にはデンマークでモアテン・ダーリン議員との会合に臨んでいたようで、SNSではこのような投稿が行なわれていた。
Jeg havde i dag besøg af den japanske indenrigsminister Takeaki Matsumoto. Det var et godt og konstruktivt møde som sluttede med en udveksling af gaver. Jeg gav selvføgelig ministeren en Brøndby-trøje med Yuito Suzukis navn og nummer 🇯🇵🇩🇰⚽️ #bif #sldk #dkpol #brøndby pic.twitter.com/Sv83lx0rfL— Morten Dahlin (@MortenDahlin) May 1, 2024
モアテン・ダーリン氏は現在35歳の政治家で、デンマーク自由党に所属している人物。
メッテ・フレデリクセン大統領の下で構成されている政府では教会担当大臣、農村地区担当大臣、北欧協力担当大臣を務めているとのこと。
彼は日本からやってきた松本剛明大臣との会合のあとのプレゼント交換において、鈴木唯人の名前と背番号が入ったユニフォームを贈呈することにしたという。
「鈴木唯人は超いい子だけど謎でもある」 ブレンビーの同僚が指摘した“改善点”とは
今季清水エスパルスからブレンビーに移籍した鈴木唯人は、デンマークでの公式戦27試合で10ゴール8アシストと活躍を見せており、特に上位ラウンドのプレーオフでは5試合で3ゴール4アシストと傑出した結果を残している。
それもあってか、モアテン・ダーリン大臣は日本からやってきた客人に対して鈴木唯人のユニフォームを贈ったようである。
2024年05月03日 08:30
リーグ戦33試合を消化して6位につけているレアル・ソシエダだが、物足りない点があるとすれば得点力だ。ここまで46ゴールに留まっていて、上位を目指すにはもう少し得点力が欲しいところ。
悩ましいのがセンターフォワードの現状だ。2022年の夏には2000万ユーロの資金を投じてナイジェリア代表FWウマル・サディクの獲得を実現したのだが、サディクは移籍早々に前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまって長期離脱することに。
結局昨季は370分間しか出場できず、復帰した今季も全コンペティション36試合に出場して3ゴールしか決められていない。スペイン『Estadio Deportivo』はソシエダ側がサディクの売却を検討していると伝えており、ここまでの結果は到底納得できないものだろう。
また昨夏にはライプツィヒからFWアンドレ・シウバをレンタルで加えたが、シウバもリーグ戦で2ゴールのみと期待に応えられていない。
来季へ向けて攻撃陣の再編は絶対の課題で、2000万ユーロを投じたサディクがヒットしなかったのは痛手だった。
2024年05月03日 08:15
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準決勝ファーストレグが現地時間2日に行われた。
欧州コンペティションにおけるプレミアリーグ勢唯一の勝ち残りとなったアストン・ヴィラ(イングランド)は、本拠地『ヴィラ・パーク』にオリンピアコス(ギリシャ)を迎えた。16分、アユーブ・エル・カービにDFラインの背後を突かれ先制点を献上すると、29分にもカウンターからエル・カービにネットを揺らされる。それでも、45+1分にオリー・ワトキンスが追撃の1点を奪い、1−2で前半を終えた。
その後、52分にムサ・ディアビのゴールで追い付いたホームチームだったが、56分にエル・カービにハットトリックとなるPKを沈められ、再び勝ち越しを許す。67分にサンティアゴ・ヘッツェに4点目を決められると、ドウグラス・ルイスのPK失敗もあり点差を詰めることができず。試合はこのまま2−4で終了し、オリンピアコスが敵地で先勝に成功した。
昨シーズンのファイナリストであるフィオレンティーナ(イタリア)は本拠地『アルテミオ・フランキ』でMF本間至恩が所属するクラブ・ブルッヘ(ベルギー)と対戦。開始早々の5分にリッカルド・ソッティルのゴールで先制したホームチームは、17分にハンス・ヴァナケンのPKで追い付かれるも、37分にアンドレア・ベロッティがネットを揺らし勝ち越しに成功。前半を1点リードで折り返した。
後半に入り61分、クラブ・ブルッヘのラファエル・オニェディカ・ンワディケにこの日2枚目のイエローカードが提示され退場に。しかし、数的不利となったアウェイチームは63分にイゴーリ・チアゴが値千金の同点ゴールをマーク。そのままタイスコアで迎えた90+1分、フィオレンティーナは途中出場のムバラ・エンゾラがネットを揺らし、土壇場で勝ち越しに成功した。試合は3−2で終了し、フィオレンティーナが2シーズン連続の決勝進出へ王手をかけた。なお、本間はベンチ外となっている。
ECL準決勝ファーストレグの試合結果は以下の通り。なお、セカンドレグは現地時間8日と9日に、ホームとアウェイを入れ替えて行われる。
◼︎ECL準決勝1stレグ
フィオレンティーナ 3−2 クラブ・ブルッヘ
アストン・ヴィラ 2−4 オリンピアコス
2024年05月03日 08:15
Jリーグの公式YouTubeチャンネルは5月2日、川崎フロンターレに所属するMF橘田健人のプレー集を公開した。
2024年05月03日 08:04
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、カタールで開催されているU-23アジアカップの準決勝でイラクに2−0で勝利。パリ五輪の出場権を獲得した。
元日本代表DFの内田篤人氏は、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、この試合にCBとして先発した19歳のDF高井幸大を「良かった。成長しまくりですよ」と絶賛した。
「一番びっくりしたのが、(ロールモデルコーチとして)高井はアンダー20からずっと見てて、ボールが行くと不安だなって最初は思ってたけど、すごいカバーリングもするし、ヘディングは全部勝つし」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
鹿島アントラーズでは大岩監督と共闘した名SBは、「(出場停止明けで)西尾(隆矢)が戻ってきたんで、センターバックをどういじるのかと思ってたけど、剛さん、この2人(高井と木村誠二)が頑張ってたから、高井を外さなかった」と続けた。
ゲスト出演した、Jリーグの野々村芳和チェアマンも「下がられて、後ろの方でどう優位性を出すかという時に持ち出しとか、配給とかがいい。センスあるね」と称えた。
川崎フロンターレに所属する19歳は、大会を通して最も成長した選手と言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月03日 07:45
オーストリア代表監督を務めているラルフ・ラングニック氏は、バイエルン・ミュンヘンからの次期監督就任のオファーを断ったという。
今季限りでトーマス・トゥヘル監督が退任することが決定しているバイエルン・ミュンヘンは、来季に向けて新しい指揮官を探している状態にある。
当初はシャビ・アロンソ(レヴァークーゼン)、ウナイ・エメリ(アストン・ヴィラ)の招聘に動いていたとされるが、両者ともに現在のクラブに残ることを決めたという。
その後ドイツ代表を指揮しているユリアン・ナーゲルスマンにオファーを送ったものの、彼も契約を延長したためバイエルン就任の可能性はなくなった。
それを受けてバイエルンは2022年からオーストリア代表監督を務めてきたラルフ・ラングニック氏にアプローチし、会談を行っていることを公にも認めていた。
ところが『Reuters』によれば、ラングニック氏は最終的に現在のオーストリア代表監督を続けることを決断し、バイエルンに断りの意向を示したとのこと。
ラングニック氏は「私は心からオーストリア代表監督だ。この仕事は私に大きな喜びをもたらし、我々がスタートした道を歩み続ける決意を持っている。これはバイエルンを拒否したというわけではなく、むしろ私のチームと共通の目標を達成するための決定であることを強調したい。EURO2024に完全に集中しているんだ」と語ったそうだ。
『SPORTS ZONE』は、多くの候補に断られてしまったバイエルンは現在シュトゥットガルトを率いているセバスティアン・ヘーネス監督を次期指揮官の候補にリストアップしているとのこと。
シュトゥットガルトは現在ブンデスリーガで3位と好成績を残しており、すでにチャンピオンズリーグ出場権を獲得している。
福井太智も続け!10代でバイエルン下部に引き抜かれ「大成」した5名
セバスティアン・ヘーネス監督は昨年4月からシュトゥットガルトを率いているが、かつてはバイエルン・ミュンヘンのU-19やリザーブチームで監督を務めていたこともある。
また、バイエルン・ミュンヘンの元会長であるウリ・ヘーネスの甥にあたる人物でもあり、クラブと縁がある人物である。
2024年05月03日 07:24
10年ひと昔と言われるが、移り変わりが激しいサッカー界では2年間でも十分に同じ感覚に陥る。それはタケ・クボ(久保建英)のケースを見れば明らかだ。2022年夏の加入直後に手にした評価を高水準で維持しながらも、批判に常に向き合わなければならない今日のサッカー選手の掟に晒されてきた。 中でも古巣のレアル・マドリーとの試合は、タケのバロメーターを図るのに格好の機会だ。1年目の昨シーズンは、まず適地のサンティアゴ・ベルナベウで、鮮烈なパフォーマンスを披露しながら、当時、本人も自覚していた決定力不足を露呈。ノーゴールに終わった。 翻ってアノエタでの第2ラウンドでは、先制ゴールを挙げるなど、2−0の勝利に貢献。この白星で勢いに乗ったチームは10年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。 2年目の今シーズンは、前半戦の初戦は当時、ラ・リーガ全体でジュード・ベリンガムに次ぐ評価を得ていたその実力をまざまざと発揮。しかしオフサイドで取り消された幻のゴールと後半開始早々の失点が分岐点となり、タケもチームも手ぶらでサン・セバスティアンに帰った。
そして4回目の顔合わせとなった今回は、自身はコンディションを落とし、チームは3戦連続白星なし。バロメーターを図るには過去最も難しい試合だった。しかしそうした不安を吹き飛ばすようにタケは立ち上がりから攻撃を牽引。シーズン序盤の絶好調時のプレーにはまだまだ遠く及ばないが、復調ぶりをアピールした。 ポジションは、バレネチェア、オジャルサバルとともにトリデンテを形成する形で、右サイドでプレー。マドリーももちろん十分な警戒を払っていたが、対峙する左SBフラン・ガルシアを常に脅威に晒した。 15分、バレネチェアが華麗なスラロームを描いて中央を突破すると、右サイドでフリーになっていたタケにパス。タケは左足ダイレクトでニアを狙ったが、ケパの好セーブに阻まれた。 今回も試合のターニングポイントとなったのはタケの幻のゴールだった。マドリーに先制を許した3分後の32分。バレネチェアがチュアメニからボールを奪うと、オジャルサバルがゴール前でシュートし、そのこぼれ球だった。これを拾ったタケが鋭い切り返しでミリトンを振り切ると、右足でゴールネットを突き刺した。 待望の同点ゴールにアノエタの観客は沸いたが、その喜びも束の間、VARチェックを経てバレネチェアのファウルを取られ、得点は認められなかった。【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
試合後、タケは、「バレネがボールを奪った。僕が言えるのは、ボールを失った選手が眠っていたということだ。それは明らかだ。チャンピオンズリーグではこうしたことは起こらない」とまくしたてた。 ソシエダに不利な判定を下すムヌエラ・モンテーロを見慣れている我々にとっては何も珍しいことではない。
エンドが変わった後半も攻撃を活性化。開始早々のトゥリエンテスの惜しいシュート、73分のオジャルサバルのオフサイドで取り消しとなったゴールのいずれの起点となったのもタケだった。80分にも前線のオジャルサバルへ鋭い縦パスを供給。しかしリュディガーに当たった“10番”のシュートはわずかに枠の左へ外れた。 バロメーターの話を続ければ、タケは上向きに転じていることを示したが、得点もアシストも決めることができなかった。そしてそれはわずかなディテールの差だった。取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)翻訳●下村正幸