©sports-topics.net 2024
2024年05月03日 08:15
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準決勝ファーストレグが現地時間2日に行われた。 欧州コンペティションにおけるプレミアリーグ勢唯一の勝ち残りとなったアストン・ヴィラ(イングランド)は、本拠地『ヴィラ・パーク』にオリンピアコス(ギリシャ)を迎えた。16分、アユーブ・エル・カービにDFラインの背後を突かれ先制点を献上すると、29分にもカウンターからエル・カービにネットを揺らされる。それでも、45+1分にオリー・ワトキンスが追撃の1点を奪い、1−2で前半を終えた。 その後、52分にムサ・ディアビのゴールで追い付いたホームチームだったが、56分にエル・カービにハットトリックとなるPKを沈められ、再び勝ち越しを許す。67分にサンティアゴ・ヘッツェに4点目を決められると、ドウグラス・ルイスのPK失敗もあり点差を詰めることができず。試合はこのまま2−4で終了し、オリンピアコスが敵地で先勝に成功した。 昨シーズンのファイナリストであるフィオレンティーナ(イタリア)は本拠地『アルテミオ・フランキ』でMF本間至恩が所属するクラブ・ブルッヘ(ベルギー)と対戦。開始早々の5分にリッカルド・ソッティルのゴールで先制したホームチームは、17分にハンス・ヴァナケンのPKで追い付かれるも、37分にアンドレア・ベロッティがネットを揺らし勝ち越しに成功。前半を1点リードで折り返した。 後半に入り61分、クラブ・ブルッヘのラファエル・オニェディカ・ンワディケにこの日2枚目のイエローカードが提示され退場に。しかし、数的不利となったアウェイチームは63分にイゴーリ・チアゴが値千金の同点ゴールをマーク。そのままタイスコアで迎えた90+1分、フィオレンティーナは途中出場のムバラ・エンゾラがネットを揺らし、土壇場で勝ち越しに成功した。試合は3−2で終了し、フィオレンティーナが2シーズン連続の決勝進出へ王手をかけた。なお、本間はベンチ外となっている。 ECL準決勝ファーストレグの試合結果は以下の通り。なお、セカンドレグは現地時間8日と9日に、ホームとアウェイを入れ替えて行われる。 ◼︎ECL準決勝1stレグ フィオレンティーナ 3−2 クラブ・ブルッヘ アストン・ヴィラ 2−4 オリンピアコス
2024年05月17日 17:59
リヴァプールは17日、同クラブに所属する元カメルーン代表DFジョエル・マティプと、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの今シーズン限りでの退団を発表した。
現在32歳のマティプはシャルケの下部組織出身で、2009年11月にトップチームデビュー。2010年からは元日本代表DF内田篤人氏ともプレーし、2016年夏にフリー移籍でリヴァプールへと加入した。今シーズンはここまで公式戦14試合の出場にとどまっているが、加入してからの8年間では公式戦201試合出場11ゴールを記録しており、チャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグなど、合計7つのタイトル獲得に貢献してきた。
また、現在33歳のチアゴは、5歳でブラジルの名門フラメンゴの下部組織に入団。家族の移住に合わせて、複数のクラブを転々としながら、2004年にバルセロナのアカデミーに入団した。2011−2012シーズンよりトップチームへと正式に昇格すると、2013年7月にバイエルンに加入。数多くのタイトル獲得に貢献したのち、2020年9月にリヴァプールへと活躍の場を移した。4年目となる今シーズンは、負傷により公式戦1試合のみの出場となっているが、リヴァプールではこれまで公式戦98試合出場6ゴールをマークしており、FAカップやカラバオカップ制覇に貢献した。
クラブとの契約が今シーズンで満了を迎えるマティプとチアゴだったが、両者ともにリヴァプール最終年は負傷に苦しめられた1年となった。マティプは、昨年12月に行われたプレミアリーグ第14節のフルアム戦で前十字じん帯(ACL)を損傷。今シーズン絶望の大ケガを負っていた。一方、2月4日に行われたプレミアリーグ第23節のアーセナル戦で負傷から10カ月ぶりの復帰を果たしたチアゴは、途中投入からの約12間で再び負傷。3カ月が経過した現在もいまだにピッチに立つことができていない。
今シーズンでクラブを率いるユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。マティプとチアゴの功労者2名も、本拠地『アンフィールド』でのプレミアリーグ最終節を経て、“レッズ”のユニフォームに別れを告げる。
2024年05月17日 17:30
ラ・リーガのバルセロナは、今季限りでチャビ・エルナンデス監督を解任することを検討しているそう。
『RAC1』や『Sport』などによれば、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はアルメリア戦の前日会見でのチャビ・エルナンデス監督による発言に失望させられていたという。
ジョアン・ラポルタ会長が問題視しているというチャビ・エルナンデス監督の発言は以下のようなものだそう。
「バルセロナのファンやメンバーは、レアル・マドリーや欧州トップクラスのクラブと競争することがとても難しい状況にあることを理解する必要があると思う。特に経済の面では。
25年前にバルセロナにやってきた監督が『あの選手が欲しい、この選手が必要だ』と言っていた状況とは異なっているんだ。
バルセロナのファンはそれを理解する必要があり、私はそれについてSDのデコや会長と話し合っている。
それは我々は競争を捨てているというわけではないし、そうはしたくない。タイトルを目指して戦い続ける。しかしながら、『これがバルセロナの状況だ。我々はまず安定が必要であり、時間がかかるものだ』ということは理解すべきことだ。
我々はその中で競争するために常に良いことをしていくつもりだし、会長もデコも前向きに取り組んでいる。ただ、経済状態は我々も悩まされている。
目的というものは変化する。それを受け入れて改善していく。そうでなければ我々はずっとこのままだ。うまくやれていないものは変えなければいけない。
経済状態はどうか、ファイナンシャル・フェアプレーの状況はどうか。そこから判断しなければならないのだ」
来シーズンの計画についての現実的な土台を踏まえての説明であったが、これをジョアン・ラポルタ会長や取締役会の一部が問題視しているという。
彼らは「クラブは重要な選手と契約するために多大な努力を行ってきたものの、チャビ・エルナンデス監督はその恩恵を感じていないのではないか」と疑念を持っているとのこと。
そこで現在ジョアン・ラポルタ会長はチャビ・エルナンデス監督を改めて今シーズン限りで解任することを検討しており、現在ポルトガルに滞在中のデコSDが帰国し次第それらの人事を決定するとのこと。
チャビ・エルナンデス監督は2025年まで契約を残しているものの、今年1月28日に行なわれたビジャレアル戦で3-5と敗れた後に「今季限りで退任する」と発表していた。
しかしながら4月25日に行なわれたバルセロナとチャビ・エルナンデス監督の会談の結果、退任宣言を撤回して2024-25シーズンも指揮を執ることになったと公式発表した。
チャビ監督退任のバルセロナ「新指揮官候補の8名」
ところがそれから1ヶ月も経たないうちにチャビ・エルナンデス監督の足元は再び脆い状況となっており、再び解任される可能性が高まっているようだ。
ただこの段階でクラブの事情でチャビ・エルナンデス監督を解任した場合は1000万ユーロほどの違約金が必要になると考えられており、経営的に厳しいバルセロナの状況を更に悪化させる可能性もあるという。
2024年05月17日 17:14
今後の上位争いに弾みをつけるには、格好の相手だ。
5月18日に開催されるJ2第16節で、4位の横浜FCは首位を快走する清水エスパルスをホームに迎える。
勝点12差で追う相手は目下7連勝中。手強い相手であるのは間違いない。井上潮音は「個人個人、能力が高い選手が多いですし、去年よりもさらにチームとしてまとまっている」と、その印象を語る。
横浜FCは直近2試合で1分1敗。首位チームから勝点3を奪い、流れを変えたいところだ。井上も気合を入れる。
「自分たちはここ2試合、勝っていない状況ですけど、次に勝ったらチームの調子は上向く、そういう相手ですし、自分たちの力を考えたら、勝てる相手というか、絶対に勝てない相手ではないですし、絶対に勝って、チームの調子を上向かせたい。そういうきっかけになる、良い試合にできればいいかなと思います」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
勢いのある清水を、ここで止めておきたい。
「勝点とか、今はそんなに見ていないですけど、ここで負けてしまえば、優勝だったり、自動昇格は厳しい状況になるとは、たぶんみんな分かっていると思います。そういった意味でも、すごく大事な試合」
38分の1に変わりはないが、勝点以上のプラスアルファをもたらすかもしれないホーム清水戦。井上も「燃えますね」と意気込む一方で、「でも、一番大事なのは平常心。みんながいつもどおり、自分の100%のプレーを出すことに集中できればいい」と語った。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月17日 17:12
2011年、10歳の時にバルサのカンテラ(下部組織)に入団した久保は、15年3月まで在籍。
2024年05月17日 17:10
レヴァークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンは多くのビッグクラブが獲得を狙っている選手の1人だ。
2021年冬にセルティックからレヴァークーゼンに加入したフリンポンは今シーズン、無敗でリーグ優勝を飾ったチームの中で、重要な役割を果たした選手の1人だ。未だ無敗を続け、無敗の3冠の可能性も残すレヴァークーゼンで、今季14ゴール12アシストを記録。超攻撃的WBとしてその名を世界に知らしめた。
そんなフリンポンだが、独『Bild』によると、今夏にレヴァークーゼンを離れる方向に傾いているという。同選手の現行契約には4000万ユーロ(約68億円)の契約解除条項が設定されており、バイエルン、レアル・マドリード、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティなど、多くのビッグクラブが目を光らせているようだ。
選手自身は新しい挑戦をすることに前向きのようだが、契約解除条項を活用するにはEURO前に決断をする必要があるようで、期限を過ぎた後はレヴァークーゼンが高額な移籍金を設定する可能性が高く、同選手の去就はクラブに委ねられる可能性もあるという。
今シーズン、多くの注目を集めるレヴァークーゼンの主力選手として、ビッグクラブに狙われる存在となったフリンポンの今夏の去就はここ1カ月が大きな山場となるかもしれない。
2024年05月17日 16:50
遠藤航が所属するリバプールは、今季いっぱいでユルゲン・クロップ監督が退任する。黄金期を築いたカリスマ監督の下で、多くのスター選手が躍動してきた。
それは、モハメド・サラーらワールドクラスのビッグネームばかりではない。決して高額ではない移籍金で加入し、確かな足跡を残した選手たちもいる。現在はモナコに所属する南野拓実もそのひとりだろう。
南野は2019-20シーズンのチャンピオンズリーグでリバプールと対戦した際にインパクトを残し、シーズン半ばにレッドブル・ザルツブルクから移籍。サウサンプトンへの半年間のレンタル移籍もあったが、ラストシーズンには2つの国内カップ戦でチーム得点王になり、2冠達成に貢献した。
英メディア『sportskeeda』は5月16日、クロップ政権下で「お買い得価格」だった補強5選手をピックアップ。ラグナル・クラバン、ハービー・エリオット、ジョエル・マティプ、アンドリュー・ロバートソンとともに南野を取り上げている。
【動画】南野がリーグ杯準々決勝で決めた劇的ボレー弾
同メディアは南野の移籍経緯を紹介しつつ、「紛れもない才能にもかかわらず、3トップに割って入るのに困難に出くわした」と回想。サラーやロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの強力トリオを相手に厳しいポジション争いを強いられたと振り返った。
「それにもかかわらず、カップ戦で重要なゴールを決めることで、彼は存在感を感じさせた。通算14得点のうち9ゴールがFAカップとリーグカップで決めたものだ」
だが周知のとおり、南野は出場機会を求め、2022年夏にモナコへ完全移籍した。1年目は苦しんだが、アディ・ヒュッター監督が就任した今季は復調を遂げ、評価を高めている。
sportskeedaは「モナコ移籍後、チームで最も重要な選手のひとりとして台頭。フランスでのキャリア当初はスロースタートだったが、その才能を示している」と、南野の現状を伝えた。
プレミアリーグやチャンピオンズ・リーグで大きなインパクトを残すには至らなかったかもしれない。だが、クロップ・リバプールの歴史に南野が名を残したのも確かだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 16:41
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)に向けたドイツ代表の予備登録メンバー27人が16日に発表され、ベテランのトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)やトニ・クロース(Toni Kroos)らが選ばれた。
自国開催となるドイツは6月3日のウクライナ戦と同7日のギリシャ戦の親善試合の後にメンバーを26人まで絞る。
2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)優勝メンバーからはミュラーとクロースの他にGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)も選ばれたが、DFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)は選外となった。
フンメルスとドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でチームメートのユリアン・ブラント(Julian Brandt)も選ばれなかった。二人はドルトムントの主力としてチームの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝進出に貢献したが、ユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、3月にフランスとオランダを倒したチームを継続する形を取った。
バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)も招集を見送られ、同じくバイエルンのサージ・ナブリー(Serge Gnabry)はけがのためメンバー外となった。
ドイツはW杯で2大会連続のグループステージ敗退に終わり、前回の2021年の欧州選手権では決勝トーナメント1回戦で敗退した。昨年もチームは11戦3勝に終わるなど不振だったが、新たに就任したナーゲルスマン監督は今年3月の親善試合から国内王者のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)や好調VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)から選手を招集するなど大幅にチームを入れ替え、W杯準優勝のフランスとオランダから勝利を挙げた。
ノイアーがチームに復帰したが、キャプテンは引き続きスペイン1部リーグ・FCバルセロナ(FC Barcelona)のイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)が務める。
ドイツは6月14日の開幕戦でスコットランドと対戦する。
欧州選手権に向けたドイツ代表の予備登録メンバーは以下の通り。
■ゴールキーパー(GK)
オリバー・バウマン(Oliver Baumann)、アレクサンダー・ニューベル(Alexander Nubel)、マヌエル・ノイアー、マルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)
■ディフェンダー(DF)
バルデマール・アントン(Waldemar Anton)、ベンヤミン・ヘンリヒス(Benjamin Henrichs)、ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)、ロビン・コッホ(Robin Koch)、マクシミリアン・ミッテルシュテット(Maximilian Mittelstaedt)、ダビド・ラウム(David Raum)、アントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)、ニコ・シュロッターベック(Nico Schlotterbeck)、ヨナタン・ター(Jonathan Tah)
■ミッドフィールダー(MF)
ロベルト・アンドリッヒ(Robert Andrich)、クリス・ヒューリッヒ(Chris Fuehrich)、パスカル・グロス(Pascal Gross)、イルカイ・ギュンドアン、トニ・クロース、ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)、アレクサンダル・パブロビッチ(Aleksandar Pavlovic)、リロイ・ザネ(Leroy Sane)、フロリアン・ビルツ(Florian Wirtz)
■フォワード(FW)
マクシミリアン・バイアー(Maximilian Beier)、ニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)、カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)、トーマス・ミュラー、デニス・ウンダフ(Deniz Undav)
■関連記事
・仏代表がEUROメンバー発表 MFカンテが電撃復帰
・クロース、ドイツ代表復帰を発表 「救世主ではない」と強調
・【写真特集】サッカー欧州選手権歴代優勝国、1984年大会以降
2024年05月17日 16:37
清水エスパルスの市川大祐コーチが、クラブの公式YouTubeチャンネルに登場。
2024年05月17日 16:15
アビスパ福岡は5月17日、9月以降のホームゲーム3試合で着用する『2024スペシャルユニホーム』を発表した。
特別仕様のキットは、「みんなで創り上げる」をコンセプトに、斬新かつ今までにない新しいデザインに。ペイントは実際に選手が蹴ったボールの跡をそのまま使用。選手、スポンサー、サポーター、そしてチームに関わるすべての人の思いがひとつに重ね合わさり、これまでの歴史に新たな歴史が積み重なり、塗り替えられていく様が表現されている。
また、星の位置は、「エンブレムに星を」を一番に表現するため、エンブレムの真上に配置。レガシーへのリスペクトとして「藤枝ブルックス」を表わす「藤色」も継続している。
福岡の公式YouTubeチャンネルでは、デザインのもととなった選手がボールを蹴る様子も公開。独創的なユニに、SNS上でファンからも様々な声が上がった。
【動画】福岡の斬新なスペシャルユニ!選手協力の制作過程!
「このデザインおもしろい」
「スプラトゥーンみたい」
「かなり派手な模様」
「買わな後悔するパターンだ!」
「エンブレムの上に星が!」
「制作過程が斬新すぎてすごい」
「素敵すぎんか」
「ストーリー性のあるデザインですね!」
「世界中の各クラブがパクる...いやモチーフにする前に特許取ってしまいましょう」
「コンセプトも作り方も非常に良き」
なお、スペシャルユニは9月14日か15日に行なわれる30節・FC町田ゼルビア戦、10月4日の33節・名古屋グランパス戦、11月3日の35節・柏レイソル戦のホーム3試合で着用予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月17日 16:14
チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズは来シーズンの開幕3試合を出場停止となるようだ。16日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
現在24歳のR・ジェームズは6歳からチェルシーに所属する下部組織出身選手で、今シーズンからはキャプテンを務めている。しかし、今季開幕戦で負傷すると、昨年10月下旬に復帰したものの、再びハムストリングの問題で離脱。昨シーズンからケガを繰り返している状況から手術を実施していた。
約5カ月の離脱を余儀なくされていたR・ジェームズは、11日に行われたプレミアリーグ第37節のノッティンガム・フォレスト戦に79分から途中出場して待望の復帰を果たすと、直後には早速アシストも記録した。
15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のブライトン戦でも69分から途中出場を果たしたが、終盤にジョアン・ペドロに倒されるとそのままの勢いでJ・ペドロの足を足裏で蹴り飛ばしてしまい、オンフィールド・レビューの結果、R・ジェームズにはレッドカードが提示され、一発退場となった。
これにより、すでに昨年11月にも一度退場処分を受けていたR・ジェームズは、今季2度目の退場処分となったことで4試合の出場停止処分が下されることに。このため、19日に行われる最終節のボーンマス戦を始め、来季の開幕3試合も出場できないことになった。
【ハイライト動画】ブライトンvsチェルシー
2024年05月17日 16:02
ウクライナサッカー連盟(UAF)は16日、EURO2024本大会直前のトレーニングキャンプに臨むウクライナ代表メンバー26名と予備メンバー6名を発表した。
ウクライナはEURO2024予選の開催期間中、ロシアによる軍事侵攻を受けており、心理面でも複雑ななかでの戦いを強いられたものの、ピッチの上では見事な戦いを披露。イングランド代表、イタリア代表と同居したグループCに入ると、イタリア代表と勝ち点で並びながらも、直接対決の成績で3位に。それでも、プレーオフでボスニア・ヘルツェゴビナ代表、アイスランド代表を破り、4大会連続4度目の本大会出場を決めた。なお、本大会ではベルギー代表、スロバキア代表、ルーマニア代表と同居するグループEに入る。
前回大会ではベスト8入りを果たしており、今大会では当時を上回る成績を目指すなか、大会直前にトレーニングキャンプを開催する。今回はそこに参加するメンバーの発表で、レアル・マドリードに所属するGKアンドリー・ルニン、アーセナルに所属するMFオレクサンドル・ジンチェンコ、チェルシーに所属するMFミハイロ・ムドリク、ジェノアに所属するMFルスラン・マリノフスキー、ジローナに所属するFWアルテム・ドフビクなど、ヨーロッパの5大リーグで活躍する主力選手たちが順当に選出されている。
この合宿を経て、ウクライナ代表の正式なメンバーが決定する。EURO2024を戦う26名の選手たちは、6月7日に発表される予定だ。
今回発表されたウクライナ代表メンバー26名と予備メンバー6名は以下の通り。
■ウクライナ代表
▼GK
ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キーウ)
アナトリー・トルビン(ベンフィカ/ポルトガル)
アンドリー・ルニン(レアル・マドリード/スペイン)
▼DF
ボグダン・ミハイリチェンコ(ポリッシャ・ジトーミル)
オレクサンドル・スヴァトク(ドニプロ−1)
ヴァレリー・ボンダル(シャフタール・ドネツク)
エフィム・コノプリア(シャフタール・ドネツク)
ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク)
オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キーウ)
マクシム・タロフイエロフ(LASKリンツ/オーストリア)
イリア・ザバルニー(ボーンマス/イングランド)
ヴィタリー・ミコレンコ(エヴァートン/イングランド)
▼MF
ヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク)
オレクサンドル・ズブコフ(シャフタール・ドネツク)
タラス・ステパネンコ(シャフタール・ドネツク)
ヴォロディミル・ブラジコ(ディナモ・キーウ)
ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ)
アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キーウ)
セルギー・シドルチュク(ウェステルロー/ベルギー)
ビクトル・ツィガンコフ(ジローナ/スペイン)
ルスラン・マリノフスキー(ジェノア/イタリア)
ミハイロ・ムドリク(チェルシー/イングランド)
オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/イングランド)
▼FW
アルテム・ドフビク(ジローナ/スペイン)
ロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン)
ヴラディスラフ・ヴァナト(ディナモ・キーウ)
■予備メンバー
▼GK
ドミトロ・リズニク(シャフタール・ドネツク)
▼DF
デニス・ポポフ(ディナモ・キーウ)
▼MF
ヴィタリー・ブヤルスキー(ディナモ・キーウ)
イェホル・ヤルモリュク(ブレントフォード/イングランド)
▼FW
ダニロ・シカン(シャフタール・ドネツク)
ヴラジスラフ・カヴァエフ(ディナモ・キーウ)
2024年05月17日 15:41
国際サッカー連盟(FIFA)は17日、タイ・バンコクで総会を開き、2027年女子W杯(FIFA Women's World Cup 2027)の開催地をブラジルに決定した。
2024年05月17日 15:32
マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、元フランス代表DFラファエル・ヴァランに最終戦出場の可能性があることを明かした。16日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在31歳のヴァランは、ランスの下部組織出身で2010年にトップチームデビューを飾った。2011年夏にレアル・マドリードに移籍し、在籍10シーズンで公式戦360試合に出場。ラ・リーガでは3度の制覇、チャンピオンズリーグ(CL)では3連覇を含む4度の優勝など、18のタイトルをもたらした。
2021年8月にマンチェスター・ユナイテッドに加入すると、負傷離脱をする期間もありながら、主力として活躍。今季はここまで公式戦30試合に出場しているものの、4月4日に行われたプレミアリーグ第31節のチェルシー戦以降は、負傷離脱を余儀なくされている。
そんなヴァランは現行契約が2024年6月30日までとなっており、契約には1年の延長条項が付随していることが明らかになっていたが、今シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団することが今月14日に発表されている。
負傷から復帰できないままクラブを離れる可能性も浮上していたなか、19日に行われる最終節のブライトン戦にヴァランが戦列復帰できる可能性があるという。
ブライトン戦に向けてテン・ハフ監督は「現時点ではわからないけど、選手が復帰できるように努力している。昨日はリサンドロ・マルティネスが戻ってきた。他にもヴァランやヴィクトル・リンデロフといった選手たちがピッチに戻ってきた。日曜日に向けて彼らがどれだけ近づいているかは見ていかなければならない」とヴァランらの状態について言及している。
なお、マンチェスター・ユナイテッドはブライトン戦後の25日にはFAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦を控えているが、果たしてヴァランは残り2試合に出場することができるのだろうか。
2024年05月17日 15:28
スペイン代表への復帰が期待されているMFイスコが、16日に行われたラ・リーガ第36節ラス・パルマス戦で負傷交代した。
かつてのイスコは“マヒア”(魔術師)としてマラガやレアル・マドリード魔法をかけたが、レアル・マドリード在籍時の終盤から安定した出場機会を確保できなくなり、徐々にその輝きが失われていった。レアル・マドリード退団後に加入したセビージャも約半年間の在籍で退団し、昨季後半戦は無所属のまま終える。このままイスコは“過去の人”となると思われたが、昨年夏にベティスへ完全移籍加入すると、マラガ時代の“恩師”でもあるマヌエル・ペジェグリーニ監督の下で復活を果たした。
今季はここまで公式戦通算で36試合出場9ゴール7アシストを記録。日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダと来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を争うベティスで、攻撃の中心に君臨している。傑出したテクニックと豊富なアイデアを武器に、ベティスの攻撃陣を彩る存在だ。4月にはラ・リーガ月間MVP(最優秀選手)にも輝いた。
そんなイスコは2019年6月を最後にスペイン代表から遠ざかっており、“ラ・ロハ”の一員として参加したメジャーな大会はFIFAワールドカップロシア2018のみ。EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022などの大会では、スペイン代表のユニフォームを身に纏うイスコの姿は見られていない。
本大会まで残り1カ月ほどとなったが、ラ・リーガ最終盤に差し掛かってもイスコの輝きは落ちるどころか、むしろ増している。12日に行われたラ・リーガ第35節アルメリア戦(○3−2)ではベティスの全3得点を演出し、自身のプロ通算600試合目の出場に華を添えた。
しかし、16日に行われたラ・リーガ第36節ラス・パルマス戦は2−2のドローで終了し、来季のEL出場に向けて手痛い結果となっただけでなく、前半途中にイスコが負傷交代するアクシデントにも見舞われた。
ペジェグリーニ監督はラス・パルマス戦の試合前会見にて、「彼が現時点で最高のスペイン人選手なのかどうかは判断しかねる」と明かしつつも、「だが、彼が個人としてこれ以上ないほどに素晴らしいシーズンを過ごしていることは事実だ。彼自身キャリアの中で最も良い時を過ごしていると言っても過言ではない。それは数字が証明しているし、フィジカル面でも驚くようなレベルだ」と“マヒア”を称賛。「彼がベティスに多大な貢献をしていることに疑いの余地はない」との言葉で、そのパフォーマンスを褒め称えていた。
また、記者からEURO2024に出場する可能性について問われると、ペジェグリーニ監督は「私は常に監督の仕事を尊敬している。彼の立場になって考えると、非常に難しい仕事だよ。常にレベルの高い選手たちがメンバーの枠を争う。彼自身も多くの候補となる選手たちのなかから、自らのチームに適した選手たちを探さなければならない」と、デ・ラ・フエンテ監督に共感。一方で、「ただし、おそらく今季のイスコを見ている人ならば、おそらく99%以上の人は彼がEUROに行くことになると確信しているはずだ」と話し、イスコのパフォーマンス自体は代表レベルに値していると主張したなかで、タイミング悪く負傷に見舞われる形となった。
かねてよりイスコ自身はスペイン代表への復帰願望を公言していたが、ベテランの復帰に消極的だったルイス・デ・ラ・フエンテ監督から声はかからず。3月のインターナショナルマッチウィークでは、今夏に控えるEURO2024に向けた“ラストチャンス”として招集に踏み切る可能性も報じられたものの、当時も負傷によりチャンスを棒に振っていた。
なお、スペインメディア『マルカ』によると、今回ふくらはぎを痛めたイスコは、歩いてドレッシングルームに戻ることはできたものの、試合終了後には松葉杖をついてバス乗り込む姿が確認されたという。現時点で負傷の程度は確認されておらず、現地時間17日のうちには検査が行われる見込みだ。
ここまで好調をキープし、スペイン代表への復帰が期待されていたイスコ。注目のメンバー発表は今月27日の予定だが、今回のケガは選考に影響を与えるのだろうか。
【ハイライト動画】イスコは無念の負傷交代、ベティスもラス・パルマスと手痛いドロー
2024年05月17日 15:10
日本代表MF鎌田大地についてラツィオのスポーツ・ディレクター(SD)であるアンジェロ・マリアーノ・ファビアーニ氏がラジオ『Radiosei』のインタビューで語ったようだ。伊『La Gazzetta dello Sport』が伝えている。
昨夏にフランクフルトを退団後、ラツィオに加入した鎌田。契約は1年となっており、今シーズン終了後の去就は大きな注目を集めていた。なかなか期待されていたパフォーマンスを残せないシーズンを送っていたが、最近は再び評価を上げ始めている。
現在は7戦連続でスタメン出場を果たしており、パフォーマンスの出来も上々だ。少しずつ信頼を回復し、本来の姿を見せている鎌田についてファビアーニSDは「現在のところ、鎌田は100%ラツィオに残るだろう。運命は彼の手の中にある。側近と最後に話したところでは、鎌田はここにいることをとても喜んでいるようだ」と語り、現段階では残留の可能性が高いことを示唆した。
一方で、同氏は「状況はいつでも変わる可能性がある」ともインタビューの中で話しており、鎌田の去就が決まっているわけではないことも語っている。
今シーズンは苦戦する時期が長かった鎌田だが、再びスタメンの座を勝ち取り、ここまで公式戦36試合に出場し1ゴール2アシストをマークしている。輝きを取り戻しつつある鎌田は来シーズンもラツィオでプレイすることはできるのか。