2022年06月28日 04:50
マンチェスター・Cが同クラブに所属しているアルジェリア代表FWリヤド・マフレズとの契約延長に向けて動き出している模様だ。フランスメディア『Foot Mercato』が27日に報じている。 マフレズとマンチェスター・Cの現行契約は2023年夏で満了を迎える。契約の最終年に突入する中で、クラブはマフレズに短期間での契約延長オファーを提示した模様だ。マフレズもオファーの内容を好意的に受け止めており、契約延長に向けた交渉は順調に進んでいるという。 今オフ、マンチェスター・Cはドルトムントからノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを獲得した。1月に加入を発表したリーベル・プレートのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスも今夏からクラブに合流する見込みだ。一方、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスはアーセナルへの移籍が決定的な状況に。ポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァやイングランド代表FWラヒーム・スターリングの去就も不透明で、新シーズンは攻撃陣の面々に変化が見られると予想されている。 このような状況の中で、ジョゼップ・グアルディオラ監督はマフレズの契約延長交渉を早急に完了させるようにクラブに伝えていたという。アルジェリア代表ウインガーは2021−22シーズンの公式戦47試合に出場し24ゴールをマーク。特にチャンピオンズリーグでは7ゴールを挙げており、指揮官は悲願の“ビッグイヤー”獲得に向けてマフレズを欠かせない存在とみなしているようだ。 果たして、マンチェスター・Cとマフレズの物語は新シーズン終了後も継続しているのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。
2024年05月07日 12:12
サッカーマレーシア代表の選手(26)が週末にショッピングモールで酸をかけられ2度のやけどを負ったと、同国の首都クアラルンプール近郊スランゴール(Selangor)州のスポーツ担当議員が明らかにした。
負傷したのはマレーシア1部リーグのスランゴールFC(Selangor FC)でプレーするFWファイサル・ハリム(Faisal Halim)選手で、5日にプタリンジャヤ(Petaling Jaya)市で襲撃され、首や肩、手、そして胸などをやけどしたという。
同州議員でスポーツ担当責任者のナジュワン・ハリミ(Najwan Halimi)氏は、「この暴力を強く非難するとともに、加害者への処罰を警察に求める」と述べた。
スランゴール警察の責任者は6日、地元の民間テレビ局アストロ・アワニで、容疑者の男1人を逮捕したが動機については不明と述べていると報じられた。
ネット上で拡散された画像では、茶色のズボンを履いているファイサル選手の体中にやけどの痕があり、明らかにショックを受けた様子でベンチに座っている姿が確認された。
この3日前には、同国代表のアヒヤール・ラシド(Akhyar Rashid)選手が、北東部トレンガヌ(Terengganu)州郊外で強盗に襲われて負傷していた。
マレーシアサッカー協会(FAM)の会長は5日に声明を出し、この二つの事件について「怒りと悲しみ」を覚えているとし、「マレーシアの人々は、アヒヤールとファイサルの早期回復と復帰を願っている」と述べた。
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2024年05月07日 12:04
現地時間5月5日に開催されたエールディビジ第32節で、日本代表のFW上田綺世が所属するフェイエノールトはズウォーレと対戦。5−0で快勝した。
この一戦で、上田は2試合連続の先発出場。33分には、ボックス内で素早いターンから先制点を奪った。さらに2−0で迎えた48分には、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。自らキッカーを務めたが、相手GKに阻まれた。
PKは失敗したものの、2戦連発となる今季4点目をマークした上田。しかし、オランダメディア『SoccerNews.nl』によると、かつてフローニンヘンなどでプレーした解説者のケース・クワクマン氏は、日本人FWのパフォーマンスについて厳しい見方をしている。
【動画】素早いターンから先制弾! 上田綺世の今季4点目
「彼は序盤が悪かった。何度か選択を間違え、デュエルで勝てなかったり、技術的なミスもした。身体は使えるが、テクニックはまだ傑出したものではない」
それでも、PKを獲得したプレーには「PKはミスしたが、そういうこともある。ただ、ファウルをもらった場面では力強かった。身体を上手く使っていたし、当然の判定だ」と評価した。
今季のリーグ戦は残り2試合となったが、上田はどこまでゴール数を伸ばせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 11:55
[J1第12節]福岡 1−1 川崎/5月6日/ベスト電器スタジアム
J1の12節、アウェーで福岡と対戦した川崎は1−1のドローで勝点1を掴んだ。もっとも75分に先制しながら85分に同点に追いつかれた展開を考えれば、悔しさが残ったと言えるだろう。
特に後半はミスから相手のカウンターを受けるシーンが多く、75分にはFW山田新がハーフウェーライン付近から持ち運んで決めたスーパーゴールでリードを手にしたが、苦しい時間が続いた。
そして85分には右からのクロスをGK上福元直人が弾くも、ファーサイドにいた紺野和也にダイレクトで打たれて失点を喫したのだ。
さらに最終盤には前がかりになった裏を、福岡FWシャハブ・ザヘディに突かれ、絶体絶命のピンチ。この1対1を抑えたのが3試合連続で先発したGK上福元だった。
2節前の広島戦の試合直前に守護神チョン・ソンリョンが腰を痛めたことで巡ってきた出番。2−2のドローだった広島戦、3−1で6試合ぶりの勝利を掴んだ浦和戦はともに失点したものの、何度も見せていた彼の代名詞である“神セーブ”は、福岡戦でも健在だった。
ただ、常に自らにベクトルを向ける男は、この3試合を通じての課題も口にする。
「自分らしさみたいなものをしっかり表現していかなくてはいけない時間帯があると思っています。そういった準備の部分では、自分の良さみたいなところが、もっと結果につながってくれば良いと考えながら、今日のようにそれがまだ足りない部分もあります。
90分終わってどうだったか、本当にそこに尽きると思うので、自分の良さが出ても勝てないと、どうしても悔しい部分が自分のなかには残ります。そういった突き詰めなくてはいけない部分、どの時間帯でもゴール前で隙を作らないなど、そういったところがすべてなのかなと思います。そこにしっかりつながるような90分にするというテーマが自分には必要なのかなと感じます」
【動画】福岡×川崎のハイライト
福岡戦の失点シーンもより良い対応ができたのではないかと、自問自答する。
「(右からのクロスを)上げられる前のポジショニングはそこまで悪くなかったのかなと。ただ、軽く映像を見ましたが、ファーから相手が突っ込んできているなかで、自分がトライした部分、触る部分はクリアできたかもしれませんが、どこに弾くのか、本当に細かい部分ですが、最後につながらないといけないと感じました。
(周囲と)協力しながら守らなくてはいけない部分では、もちろんクロスを良い形で上げさせないだとか、そういった部分がチームとしてのテーマかもしれませんが、自分のところで解決できるなら、そこで完結させられるように、こだわり続けてやっていかなくてはいけないのかなと思います。
それが結果につながる部分なので、より自分に厳しくやっていかなくてはいけないとのメッセージだと感じ、細かい足の運びや、予測の部分はやはり自分に足りないところだと考えてやっていくのみだと思います」
この試合でも、もうひとつの持ち味である、足技や正確なフィードも示した上福元。チョン・ソンリョンが復帰したあとの競争も楽しみなところだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月07日 11:50
8大会連続となるオリンピック出場を決めた日本代表。
2024年05月07日 11:38
浦和レッズは7日、同クラブサポーターによる試合運営管理規定違反行為の発生とその処分について発表した。
発表によると、3日に『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で開催された2024明治安田J1リーグ第11節の川崎フロンターレ戦で物品の投げ込みが発生。試合終了後に浦和の選手たちが同クラブの応援エリアへ挨拶に向かった際、応援に用いていた大旗を投げる行為があったという。
この行為を受け、処分対象行為に及んだ者1名、および所属グループのリーダーに対し、競技運営本部スタッフが対面での事情聴取を実施。その後、国内外を問わず、5月6日(月・休)以降に行われる浦和レッズ、浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーが出場する全ての試合を対象に対象行為に及んだ者1名に無期限入場禁止処分を下したことを明らかにした。
サポーターによる違反行為が発覚したことを報告した浦和はクラブ公式サイトで「浦和レッズは昨年、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会4回戦において大変多くの方々に多大なるご迷惑をお掛けした当事者であり、是が非でも試合運営管理規定違反行為の再発を防止しなければならない立場にありながら、本事案の発生を未然に防ぐことができず、誠に申し訳ございませんでした」と声明を発表しながら、再発防止に取り組んでいくことを強調した。
「改めまして、この度は試合運営管理規定違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした」
「私どもがそうした努力を行うことは当然の務めであり、美辞麗句で飾り立てるべきものでないことを承知しておりますが、多くのファン・サポーターのみなさまや社外関係者のみなさまがクラブと共に、再発防止のために意識を高め、互いに声を掛け合うなどして安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現を浦和レッズ全員で目指そうと行動してくださっている最中にこうした事案が発生してしまったことに対し、悔しさと憤りを感じずにはいられません」
「しかしながら、今回の事案によって安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に向けた覚悟が揺らぐことは絶対にありません。引き続き矢印を自らに向け、再発防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」
2024年05月07日 11:35
23-24イングランド・プレミアリーグは6日、第36節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-4でクリスタルパレス(Crystal Palace)に惨敗。チームは8位に後退し、来季の欧州大会出場を逃す危機にさらされている。
オリバー・グラスナー(Oliver Glasner)監督が就任してから復調が続くパレスは、ミカエル・オリーズ(Michael Olise)が2得点、さらにジャン・フィリップ・マテタ(Jean-Philippe Mateta)とタイリック・ミッチェル(Tyrick Mitchell)がゴールを決めた。
就任2年目のエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督はチームの衰退に歯止めがかけられておらず、指揮官交代が近づいている可能性もある。
テン・ハーフ監督は試合後「私は戦い続けるし、自分にできる最善の方法でチームを準備した。はるかに十分ではなかったが。だからこそ、その責任は私が負わなければならない」と述べた。
ユナイテッドが1989-90シーズン以降に欧州大会出場を逃したのは一度のみで、その13-14シーズンはデビッド・モイーズ(David Moyes)氏の下で7位に終わった。モイーズ氏は当時、シーズン4試合を残して解任されている。
プレミアリーグ創設以降、一度も7位以下になったことのないユナイテッドだが、12日にはタイトルを追いかけているアーセナル(Arsenal)と本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)での対戦を控えており、その記録を更新する危機にひんしている。
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2024年05月07日 11:30
筋肉系の怪我によって離脱中のアトレティコ・マドリーFWメンフィス・デパイ。
30歳の彼は契約が残り1年があるものの、『AS』によれば、アトレティコは今夏の売却を検討しているとか。そうしたなか、デパイの行動が物議を醸している。
先日、テニスのマドリード・オープンを観戦した際、ボールガールに目を奪われたとして、彼女のInstagramアカウントを送って欲しいとSNSに投稿していたのだ。デパイは問題となったこの投稿を削除している。
その後、ジャーナリストのジャック・ローウィ氏が「デパイにとってあまりいい日ではない。まず、『AS』がアトレティコの放出説を報じ、その後、彼はマドリード・オープンのボールガールについての投稿を削除した。この30歳の契約は2025年6月末に切れる見込み」とXに投稿。
するとデパイは「最高の日だったね。マドリード・オープン決勝を観戦し、彼女の電話番号も手に入れた。あのボールガールは本物のモデルで20代だ。こういう話を拡散する前に己の戯言のファクトチェックをしろよ。他の話題を探せ。俺はサッカー的将来について心配してない」などと返信していた。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
ボールガールは20代の女性だとして、自分の行動を擁護していたとも報じられている。
2024年05月07日 11:28
バイエルンがレヴァークーゼン所属のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに関心を寄せているようだ。
2024年05月07日 11:25
ウェストハムは現地5月6日、デイビッド・モイーズ監督の今季限りでの退任を発表した。
現在61歳のモイーズ監督は、2017年11月にウェストハムの指揮官に就任。シーズン終了後に退任するも、19年12月に再任し、そこから3シーズン連続で欧州カップ戦出場を果たす。昨季はカンファレンスリーグ(ECL)優勝に導き、クラブに43年ぶりのタイトルをもたらした。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
ウェストハムを離れることとなったモイーズ監督は、クラブの公式サイトで次のようにメッセージを発信した。
「2019年に私が復帰した時よりも、今のクラブは強くなっている。当時のこのクラブは、降格圏の1つ上の順位にいたが、そこから3シーズン連続でヨーロッパの大会に出場することができたことを考えると、素晴らしい旅だったよ。クラブを残留に導いた後、プレミアリーグで6位と7位という結果を残し、昨年にはカンファレンスリーグのタイトルを獲得できた。とても嬉しかったね」
充実した日々を振り返り、謝意を伝える。
「過去4年半に渡る選手たちのサポートと、彼らが成し遂げた全ての成功に感謝したい。ウェストハムのみんなと共に仕事ができて非常に楽しかった。この素晴らしい機会を与えてくれた理事会にも感謝したい。後任の監督、選手、スタッフ、ファン、そしてウェストハムに関わる全員の幸運を祈っているよ」
なお、後任には昨季にウォルバーハンプトンを率いたフレン・ロペテギ氏が有力視されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 11:00
今夏行われるパリオリンピック。男子サッカーは本大会に出場する16か国中15か国が決定した。
最後の一枠は、アジア予選4位インドネシアとアフリカ予選4位ギニアとの大陸間プレーオフで決定される。
その運命の一戦は、9日にフランスの「クレールフォンテーヌ」で行われるが、無観客での開催となる見込み。
ギニアサッカー連盟は「FIFAのガイドラインに従い、安全上の理由から、試合は無観客で行われる」と発表している。また、試合開始時刻も当初の12時から13時に変更されたという。
パリ五輪に出られないことが決定している最強の5人
インドネシアでは2022年にサッカーの試合で100人以上が亡くなる大惨事が起きたが、サッカー熱は非常に高い。U23アジアカップのパブリックビューイングも大変な盛り上がりを見せた。無観客開催の影響は果たして。
2024年05月07日 10:59
かつてリヴァプール一筋でプレーした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・ユナイテッドの問題点を指摘した。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第36節が6日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でクリスタル・パレスと対戦。前半に2失点を喫すると、後半にも2失点を喫し、0−4で敗れた。この結果、マンチェスター・ユナイテッドは8位に転落したほか、全公式戦「81」失点は1976−77シーズンと並ぶ単一シーズンでの最多失点記録となり、リーグ戦「13」敗もプレミアリーグではクラブ史上最多となってしまった。
守備陣に負傷者が続出していることもあるが、『スカイスポーツ』によると、2024年に入ってからのプレミアリーグでの彼シュート本数は「317」本と20クラブで最多を記録するなど、守備面で大きな問題を抱えていることも明らかになっている。
そんななか、試合後にキャラガー氏は「これはプレミアリーグで最も監督が不十分なチームの一つだ」と就任2シーズン目を迎えているエリック・テン・ハフ監督の手腕を批判しながら、次のように続けた。
「これは意見ではなく、事実だ。彼らが守備面でリーグ最下位で、(降格決定の)シェフィールド・ユナイテッドよりも低いのを見ればそれがわかる。数字がそれを物語っている。今夜ユナイテッドがどのように勝つか検討もつかなかった。パレスが1−0か2−0で勝つだろうと思っていた。だが、マンチェスター・ユナイテッド以外のどのチームもクリスタル・パレスに0−4で負けるはずがない」
「もしマンチェスター・ユナイテッドのU−23チームが、アカデミーを出てマンチェスター・ユナイテッドにいて、プレーするように言われたとしても、それでも私は0−4で負けるとは思わないだろう」
「私は監督やコーチにはなったことはないけど、選手であり、トップコーチから指導を受けてきたが、私が見ているもののいくつかは完全に間違っている」
2024年05月07日 10:57
[J1第12節]東京V 3−2 磐田/5月6日/味の素スタジアム
5月6日、J1第12節でジュビロ磐田とホームで対戦した東京ヴェルディは、3−2の勝利を収めた。
2024年05月07日 10:47
アトレティコ・マドリードがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの契約延長を画策しているようだ。6日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在33歳のグリーズマンは2005年にレアル・ソシエダの下部組織に加入し、2009−10シーズン開幕前にトップチーム昇格を果たした。約5年間に渡って攻撃の主軸として活躍すると、2014年夏にはアトレティコ・マドリードへ完全移籍で加入。途中バルセロナへ移籍しつつも2021年夏に復帰し、ここまで公式戦通算385試合の出場でクラブ史上最多の178ゴールを記録している。
今シーズンも公式戦41試合の出場で21ゴール8アシストをマークするなど、攻撃の中心選手として存在感を放っているグリーズマン。この度『アス』が報じたところによると、クラブは2026年6月末までとなっている同選手との契約を更新するべく、代理人と最初の交渉を行ったようだ。クラブ側は年齢等を考慮せず選手本人の希望に沿う意向を明らかにしており、具体的な契約期間を提示していないという。
また、契約延長交渉に際しては待遇面の改善も検討されているとのこと。グリーズマンの現在の年俸は700万ユーロ(約12億円)程度と見られているが、仮に契約更新となれば増額となる可能性が高いようだ。交渉は今後も継続される見通しだが、アトレティコ・マドリードは同選手と良好な関係性を築いていることから、合意の成立に自信をのぞかせているという。
アトレティコ・マドリードではヨーロッパリーグ(EL)やUEFAスーパーカップ制覇を経験しながらも、ラ・リーガやコパ・デル・レイといった国内タイトルやチャンピオンズリーグ(CL)で優勝したことはないグリーズマン。クラブとの契約をさらに延長し、これらのタイトルに臨むことになるのだろうか。
2024年05月07日 10:32
5月6日、湘南ベルマーレはJ1第12節でサガン鳥栖とホームで対戦し、2−1で勝利した。
相手に先制を許し、0−1で迎えた25分、同点ゴールを挙げたのは福田翔生だ。ボックスの左角でボールを収めた阿部浩之からのクロスに、絶妙なポジショニングから頭で合わせた。
福田は得点シーンをこう振り返る。
「身体のコンディションも上がってきて、クロスもしっかり見えていました。やっぱり阿部君はめちゃくちゃ上手いですし、彼に合わせられれば自分の武器も生きると思ってプレーした結果です。試合前から、お互いに意識し合おうという話をしていたので、形になって良かったです」
【動画】福田翔生がヘッドで同点弾!
福田は現在、4月24日のルヴァンカップ1stラウンド2回戦のブラウブリッツ秋田戦から今節まで、公式戦4試合連続でゴール中だ。2トップの一角で輝きを増す23歳の好調の要因とは。本人はこう分析する。
「やっぱり気持ちですね。(9節の横浜F・)マリノス戦でJ1初ゴールを取れたのが大きかった。そこまで、すごく重圧を感じていましたが、1点取ってから、力を抜いてプレーできている感覚です。
“気持ちの問題”って、よく言われるけど、自分でメンタルを良い方向に持って行くのは簡単じゃないし、誰にでもできるわけじゃない。でも、それができるのが自分です。大げさに聞こえるかもしれないけど、毎試合、命がけで戦っているので、それが結果に表われているのかなと」
福田の魅力は、類稀なスピードと、ゴール前での鋭い嗅覚だ。「どこに行けば点を取れるか、という感覚が研ぎすまされてきた」というストライカーがさらなる飛躍を果たせば、現在17位のチームの巻き返しにもつながるはずだ。
また、湘南で結果を残し続けていれば――今夏のパリ五輪に出場する大岩ジャパンで、その名が浮上してくるかもしれない。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月07日 10:30
6日に行われたプレミアリーグ第36節クリスタル・パレス対マンチェスター・ユナイテッド戦。
この試合ではプレミアリーグで初めて主審がカメラをつけてピッチに立った。ジャレッド・ジレット主審は「RefCam」と呼ばれるカメラを装着。
カメラはこれまでのような胸部分につけるものではなく、ヘッドマウント型に。
『Sky Sports』によれば、プレミアリーグの審判組織であるPGMOLと両クラブ、国際サッカー評議会によって使用が承認されたという。ただ、プレミアリーグは「審判団について宣伝する1回限りのショートプログラム」の撮影の一環に過ぎないとしている。
実際、審判カメラの映像はこの日の試合中継には使われなかった。ただ、「プレミアリーグの審判に求められるものの洞察と教育を目的とした」番組の一環として、今年後半に映像が公開される予定だそう。
プレミアリーグで「あまりに給料が低すぎる」驚きの選手たち
なお、試合は4-0でホームのパレスが勝利している。