2024年05月07日 11:50
8大会連続となるオリンピック出場を決めた日本代表。 決勝戦ではアジアで世代最強との呼び声もあるウズベキスタンを1-0で下し、見事に優勝を遂げた。 終了間際には関根大輝がハンドをとられてPKの大ピンチを迎えるも守護神小久保玲央ブライアンが神がかり的セーブで救っている。 そうしたなか、JFAは恒例のTeam Camを公開。 決勝戦後、日本選手たちは花道を作ってウズベキスタン選手たちを労っていたが、小久保と相手GKとのいいシーンもあった(動画16分25秒から)。 2人の守護神はハグでお互いの健闘を讃えあっていたのだ。 PKをとられた関根は柏レイソル所属で、小久保も柏ユース出身(現在はベンフィカ所属)。 試合後、関根が「(PKを与えて)死にそうな顔で頼むって言った」「止めてくれて、すぐに控えめなハイタッチをしに行った」と話すと、小久保は「レイソルの後輩だから、ちょっと緊張…こいつの尻拭いじゃないですけど」と答えていた。関根は「その後のコーナーにも注目してほしい。止めてるからね」と先輩である小久保のセービングに感謝仕切りの様子だった。 日本代表の中心を育成!柏レイソルの「歴代最強日本人」5名 小久保によれば、PKの場面ではGKコーチからの指示・助言もあったようだ。
2024年05月19日 20:06
[J1第15節]FC東京 1−1 横浜/5月19日/味の素スタジアム
横浜F・マリノスは5月19日、J1第15節でFC東京と対戦し、1−1で引き分けた。
横浜は序盤から、強みのサイド攻撃で相手ゴールに迫る。10分には右ウイングのヤン・マテウスのクロスに反応した渡辺皓太がシュートを放つが、相手守備陣にブロックされる。
その後もボールを保持した横浜は25分、先制に成功する。左ウイングのエウベルからパスを受けたナム・テヒが、ペナルティエリア手前から右足を振り抜く。美しい軌道を描いたシュートがゴールに吸い込まれた。
しかし後半、横浜はマンツーマン気味に守備のやり方を変えてきたFC東京にペースを握られると、55分に長友佑都に同点弾を叩き込まれる。
横浜は62分、宮市亮、植中朝日、井上健太を投入し、攻勢に出る。そして終盤には相手を押し込む場面もあったが、最後まで勝ち越し点を奪えなかった。
【動画】ナム・テヒの先制弾
試合後、会見に出席したハリー・キューウェル監督は、次のように振り返った。
「この試合には二面性があった。前半は自分たちが良いスタートを切り、ボールをコントロールし、チャンスをたくさん作った。そのなかで自分たちがデザインしたゴールも生まれたが、そこで2点目を取れなかったのは悔やまれる。
途中でセンターバックのアクシデントがあって、後半は自分たちのできていた部分が急に止まってしまった。FC東京が後半にチャンスをたくさん作って、自分たちは最後のほうでしかチャンスを作れなかった。最終的に引き分けになってしまったが、フェアな結果だったと思う」
前節のアルビレックス新潟戦(1−3)も、横浜が前半に先制したが、後半は相手にペースを握られ、逆転負けを喫した。今節はドローに終わったが、同じような展開になってしまった試合内容について、指揮官は「もちろん振り返りをしている」としつつ、こう続けた。
「理解できないのは、前半にあれだけできていて、後半に急にできなくなる。その“なぜ”を探し、改善しないといけない。彼らがどうこうではなく、自分たちから相手にやらせてしまった部分があったし、つまらないミスだったり、相手のカウンターを食らって人につけないところもあった。
監督としても、選手としても自分はこういう状況を味わってきた。ここで大事になるのは、メンタルを強く持つこと。ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)だけを考えるのは違うし、特にリーグ戦を落とすのは絶対にしてはいけない。どの試合も大事で、リーグだろうが、大会だろうがすべてを出し切る。そこだと思う」
そして、日本時間で26日の1時から行なわれるACL決勝の第2レグに向けて、指揮官は「クラブにとっても、ファン・サポーターやクラブに関わるすべての人たちにとっても大きな舞台。簡単に獲れる大会ではないが、何かにビビッて(試合に)向かわないことはないし、(タイトルを)自分たちからしっかり奪うことが大事。自分はこれまで大きな舞台に立って、ビビったことはない。楽しむことが大事だし、いろんな人の想いを乗せて戦いたい」と意気込んだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月19日 20:00
5月19日、湘南ベルマーレはJ1第15節でアルビレックス新潟と対戦し、2−1で勝利した。
この日のMOMは、FWルキアンだ。0−1で迎えた35分、GKソン・ボムグンからのロングボールに反応すると、相手のDFとGKの連係ミスを突き、無人のゴールに流し込んだ。
さらに60分、MF平岡大陽のシュートのこぼれ球に詰め、逆転弾を奪取。自身のJ1でのキャリアハイに並ぶ今季5ゴール目が、チームを勝利に導く決勝点となった。
試合後、ルキアンはふたつの得点について次のように語る。
「信じることが大事。1点目は、信じて追った結果、相手のミスもあり、ラッキーな形でこぼれてきました。チームとして難しい流れだったので、本当に大きなゴールでした。2点目も、大陽が打つのを予測できていましたし、こぼれ球が来ると信じていたから、良いポジショニングができた。決められて良かったです」
【動画】ルキアンのJ1自己最多に並ぶ今季5点目!
ルキアンは、今季の開幕から10試合連続でスタメンに名を連ね、すべてのゲームでフル出場。その後、第11節の鹿島アントラーズ戦(1−3)で70分にピッチを退くと、翌節のサガン鳥栖戦(2−1)でメンバー外となり、状態が心配されていた。
13節のFC町田ゼルビア戦(0−0)、14節の柏レイソル戦(1−2)に途中出場し、3試合ぶりに先発復帰を果たした今節、2ゴールを記録。新潟戦での自身の出来と、コンディション不良に泣いた5月の前半をルキアンはこう振り返る。
「個人的に体調の良くない時期があって、100%の力が出せないということで監督とも相談して、お休みをいただいていました。その間、(福田)翔生や阿部(浩之)らライバルが結果を残していたなかで、自分の状態が戻って、今日、また点を取れて嬉しかったです」
次節・敵地でのジュビロ磐田戦では、今季ここまで5ゴールと好調の福田が出場停止(14節・柏戦で退場)から戻ってくる。今節に結果を残したルキアンや、阿部、鈴木章斗、石井久継、ディサロ燦シルヴァーノら、激戦区の2トップの人選は果たしてどうなるのか。山口智監督の判断に注目したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月19日 19:50
FC町田ゼルビアは5月19日、J1第15節で東京ヴェルディとホームで対戦。5−0で大勝した。
この試合で圧巻のボレーシュートを叩き込んだのがMF柴戸海だ。3−0で迎えた80分、林幸多郎のロングスローを相手が弾いたボールに、柴戸が反応。ペナルティアーク内で左足をダイレクトで振り抜き、ゴール右隅に叩き込んでみせた。
【動画】ゼルビア柴戸海の圧巻逆足ボレー弾!
豪快な一撃に、柴戸が昨季まで在籍していた浦和レッズでチームメイトだった元日本代表の槙野智章氏が、自身のXで言及。以下のように綴った。
「浦和時代、カイはずっと一緒にシュート練習してた。特にミドルからのシュートを。練習は嘘つかないね」
柴戸はこれが移籍後初ゴール。目に見える結果で大勝に貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 19:00
イタリア1部フォレンティーナとキットサプライヤーのKappaは16日、2024-25新ホームユニフォームを発表した。
2024年05月19日 18:56
2024年5月19日、東京ヴェルディがFC町田ゼルビアに0-5と大敗。しかし、試合を振り返れば、良い入りをしたのは東京Vのほうだった。城福浩監督も次のように証言している。
「これは私の問題と最初に断っておきます。試合の入りはすごく良かったです。ところが、我々が用意したFKを本来蹴るはずじゃない選手が蹴ったんですよ。我々の準備した状況とは違うものを引き出してしまったのは自分の責任。コントロールがきいてなかった」
ある種のアクシデントがチームの歯車を狂わせ、11分のオウンゴールに繋がったと城福監督はきっとそう主張したいのだろう。もちろん失点のきっかけはそれだけではない。
「ボールが出たのかと思ったら出ていなかったり、ちょっとした油断ですよね。そこでプレーを切ってしまう。スローインのところもボールホルダーのマークを外してしまったり…」
町田に押し込まれた状況でゴールを許したシーンを振り返り、城福監督はこう言っていた。0-5と敗戦を喫した背景に、知られざるアクシデントがあったことは見逃せない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月19日 18:32
2024明治安田J1リーグ第15節の10試合が18日と19日に各地で行われた。
前節終了時点で3位の鹿島アントラーズと首位のヴィッセル神戸が対決した。激しい球際の攻防が繰り広げられる白熱した試合となったが、互いに譲らず、なかなか得点が生まれない。しかし、81分に均衡が破れた。鈴木優磨の絶妙なスルーパスで名古新太郎が最終ラインの背後へ抜けると、ペナルティエリア内の角度のない位置からシュート。GK前川が弾いたボールを、後ろから駆け上がってきた濃野公人が冷静にシュートし、ゴールネットを揺らした。大卒ルーキーSB濃野の今季4得点目が決勝点となり、鹿島が1−0で勝利。勝ち点「29」で鹿島が神戸と並んだ。
FC町田ゼルビアと東京ヴェルディのJ1初となる“東京クラシック”は大差がつく結果となった。11分にオウンゴールで町田が先制すると、29分には藤尾翔太が追加点を奪い、前半を2−0で折り返す。そして、後半に入っても町田の勢いは止まらず、60分にはPKで藤尾が2点目をマークすると、80分には柴戸海のボレーシュートでリードを広げ、さらに後半アディショナルタイムには途中出場のエリキがダメ押し点を奪った。5−0で東京Vを下した町田が、神戸を上回り、首位に浮上した。
ガンバ大阪はホームで川崎フロンターレと対戦。立ち上がりから川崎Fに押し込まれ、先制点も許す苦しい展開となったが、失点後すぐにセットプレーから中谷進之介の得点で同点に追いつくと、後半に再びセットプレーから福岡将太が決めて逆転に成功。さらにカウンターから倉田秋が追加点を決めて、3−1で逆転勝利。これで勝ち点を「25」に伸ばし、名古屋を得失点差で上回って、4位となった。
6試合未勝利と苦しんでいるサンフレッチェ広島は、アウェイで京都サンガF.C.と対戦すると、攻撃が大爆発。9分にカウンターから川村拓夢が決めて先制すると、12分、25分に新井直人が2点を決めて、前半のうちに3点差とする。さらに後半に入り、松本泰志が追加点を奪い、69分には新井直人がハットトリックを達成。広島が5−0で京都を下し、7試合ぶりの勝利を飾った。敗れた京都は5連敗となり、最下位を脱出することはできなかった。
3連勝中の浦和レッズはセットプレーからマリウス・ホイブラーテンが決めて先制に成功するも、直後に同点ゴールを許し、ジュビロ磐田と1−1のドロー決着。AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦を控える横浜F・マリノスは、ナム・テヒのゴールで先制したが、後半にFC東京の長友佑都に同点ゴールを許し、1−1の引き分けに終わった。北海道コンサドーレ札幌と対戦した柏レイソルは、1−1で迎えた後半アディショナルタイムにジエゴが値千金の決勝ゴールをマークし、2−1で劇的な勝利を飾った。湘南ベルマーレは、アルビレックス新潟の長倉幹樹に先制点を許すも、ルキアンの2ゴールで逆転勝利を収めた。なお、18日に行われた2試合では、セレッソ大阪がアビスパ福岡に3−0で勝利し、名古屋グランパスがサガン鳥栖を2−0で下している。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J1第15節
▼5月18日(土)
福岡 0−3 C大阪
鳥栖 0−2 名古屋
▼5月19日(日)
町田 5−0 東京V
磐田 1−1 浦和
京都 0−5 広島
鹿島 1−0 神戸
FC東京 1−1 神戸
G大阪 3−1 川崎F
柏 2−1 札幌
湘南 2−1 新潟
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 町田(32/+14)
2位 神戸(29/+13)
3位 鹿島(29/+7)
4位 G大阪(25/+3)
5位 名古屋(25/+2)
6位 浦和(24/+5)
7位 C大阪(23/+4)
8位 FC東京(23/+2)
9位 広島(22/+11)※1試合未消化
10位 柏(21/0)※1試合未消化
11位 福岡(19/−3)
12位 東京V(18/−3)
13位 横浜FM(17/0)
14位 川崎F(16/−1)※2試合未消化
15位 新潟(16/−5)
16位 磐田(15/−3)
17位 鳥栖(14/−6)
18位 湘南(14/−7)
19位 札幌(11/−15)
20位 京都(9/−18)
■第16節の日程・対戦カード
▼5月25日(土)
14:00 札幌 vs 鹿島
14:00 磐田 vs 湘南
16:00 川崎F vs 柏
16:00 新潟 vs 福岡
▼5月26日(日)
14:00 神戸 vs 東京V
15:00 FC東京 vs G大阪
15:00 名古屋 vs 京都
15:00 C大阪 vs 広島
16:00 浦和 vs 町田
▼7月3日(水)
19:00 横浜FM vs 鳥栖
※横浜F・マリノスのAFCチャンピオンズリーグ2023−24決勝進出に伴う日程変更のため
【ハイライト】18日開催の福岡vsC大阪、鳥栖vs名古屋
2024年05月19日 18:22
現地5月18日に開催されたブンデスリーガ最終節で、すでに優勝を決めているレバークーゼンはアウクスブルクとホームで対戦した。
12分にヴィクター・ボニフェイスのゴールで先制し、27分にロベルト・アンドリヒが追加点をゲット。62分に1点を返されたが、2−1で逃げ切った。
この結果によって今季のリーグ戦を28勝6分で終えたレバークーゼンが、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝の快挙を成し遂げた。
【動画】シャーレを掲げるシャビ・アロンソ監督
試合後に行なわれた優勝セレモニーを、クラブの公式Xが公開。一目散にファンのもとへ駆け寄ったシャビ・アロンソ監督が、スタンドでサポーターとともに歓喜を分かち合う様子が収められている。
就任2年目で偉業達成。指揮官の喜びも、ひとしおだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 18:12
2024年5月19日、東京ヴェルディがFC町田ゼルビアとのアウェーゲームで0-5と完敗。
2024年05月19日 18:03
Jリーグは5月19日、J1第15節の8試合を各地で開催した。
首位の神戸は鹿島に0−1で敗戦。2位の町田は東京Vに5−0で完勝。この結果、町田が首位の座を奪還し、鹿島は神戸と同勝点で3位をキープした。
広島は京都に5−0で大勝し、7試合ぶりの白星。G大阪は川崎に3−1の逆転勝利を収めて4位に浮上。湘南はルキアンの2発で新潟に2−1で勝利、柏対札幌は2−1で柏が競り勝ち、磐田対浦和、FC東京対横浜はそれぞれ1−1のドロー決着となった。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J1第15節の結果は以下のとおり。
▼5月18日開催分
福岡 0−3 C大阪
鳥栖 0−2 名古屋
▼5月19日開催分
町田 5−0 東京V
磐田 1−1 浦和
京都 0−5 広島
鹿島 1−0 神戸
FC東京 1−1 横浜
G大阪 3−1 川崎
柏 2−1 札幌
湘南 2−1 新潟
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 17:32
2024年5月19日、FC町田ゼルビアが東京ヴェルディに5-0と圧勝。黒田剛監督が「我々の意図するサッカーを実践できた」と試合後に話したように、パーフェクトと言っても過言ではない内容で東京クラシックを制した。
指揮官はこの日の勝因について以下のように答えた。
「同じ東京のチーム、今季ともにJ1昇格したということで、お互いにプライドを持っての戦い。魂と魂がぶつかり合う部分が大枠で勝負どころでしたが、選手たちの気迫が前半から出ていました。球際の争い、インターセプトを含めボールを中央のエリアで奪い、そして攻撃に転じることができました」
「実際、点差ほどの差はない」と相手をリスペクトしつつ、黒田監督は言葉を継ぐ。
「(後半の)PKを含め我々からすれば良いように試合が回ってくれて、いろんな意味で選手たちは素早い切り替えで対応してくれました。運よく入ったシュートもあれば、しっかりと崩して決めたものもあります。これこそが町田のゲームスタイルでありますし、チームのやるべきことが浸透してきました」
そんな黒田監督が強調したのは「日常」である。
「日常を変えるのが春先からのテーマでした。日常の強度、24時間、365日をしっかりとマネジメントすること。自分のサッカーに向き合いながら生活すること。これをしっかりとやっていくと、1か月、2か月、3か月というタイミングで必ず上昇気流に乗る時が来ると。そう選手たちに言ってきましたが、まさに上昇気流に乗った感じで、ブレなく、無駄なく、我々のサッカーを実践できたところに手応えを感じます。(今季J1での)15節の中で一番しっくりしたゲームでしたし、見ている人たちにも感動を与えられたと思います」
日々の積み重ねでチーム力を高めてきた成果が出たゲームと言えた。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月19日 17:30
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは今季終了直前に大きな決断を下した。
プレミアリーグで現在10位と苦しむブライトンは18日、ロベルト・デ・ゼルビ監督が今季限りでクラブを去ることを正式に発表した。
現在44歳のイタリア人指揮官はパレルモやベネヴェント、サッスオーロ、シャフタールなどを指揮した後に、2022年9月にブライトンの監督に就任。就任後は、現在はリヴァプールで活躍するアレクシス・マクアリスターやチェルシーで活躍しているモイセス・カイセド、そして三笘薫らと共にプレミアリーグで大躍進を果たし、クラブ史上最高位となる6位フィニッシュでクラブを初のヨーロッパリーグ出場に導いた名将である。
しかし、今季はマクアリスターやカイセドといった主力選手がビッグクラブに移籍し、さらにリーグ戦と欧州大会の両立によって怪我人が続出した影響もあり、苦戦。最終節を前に勝ち点48での10位と欧州大会出場権を逃し、昨季よりも下の順位でフィニッシュすることが決まっていた。
退任が決まったデ・ゼルビ監督はブライトンの公式ホームページにて「将来を決める前に少し休む時間を作りたかったから、この時期に退任を決断した。クラブを離れることは非常に残念だが、このクラブでは歴史的な2シーズンを過ごせたし、素晴らしいファンのサポートを受けながら、選手とスタッフが成し遂げたことを誇りに思う」と感謝を伝えた。
ブライトンは19日のプレミアリーグ最終節でホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎える。クラブの価値を高めた名将のラストゲームを勝利で飾ることはできるのだろうか。
2024年05月19日 17:23
FC町田ゼルビアは、5月19日に行なわれたJ1第15節で東京ヴェルディとホームで対戦。
2024年05月19日 16:58
2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦した。
5試合負けなしで3位の鹿島がホームで、4連勝中で首位の神戸と激闘した。先に決定機を作ったのは神戸だった。6分、左サイドから武藤嘉紀がクロスを入れると、ペナルティエリア内でGK早川友基がキャッチしきれずこぼれる。これを酒井高徳が体勢を崩しながらシュートしたが、ゴールカバーに入った関川郁万がクリアに成功した。
その後、両チームともになかなか決定機を作ることができない。11分に鹿島の仲間隼斗が左サイドからカットインして枠内シュートを放つが、GK前川黛也の正面に飛ぶ。33分には、神戸が前線のパスカットから最後は武藤がシュートするが、鹿島も佐野海舟のブロックでゴールを許さなかった。
前半アディショナルタイムに鹿島がコーナーキックから関川がニアでヘディングシュート。しかし、これも枠を捉えることはできず、前半はこのままスコアレスで終了。互いにチャンスの少ない展開となった。
後半もなかなか得点が生まれない展開となったが、81分に均衡が破れる。鈴木優磨からの絶妙なスルーパスで名古新太郎が最終ラインの背後へ抜けると、ペナルティエリア内の角度のない位置からシュートを放つ。GK前川が弾いてゴール前へボールがこぼれると、後ろから駆け上がってきた濃野公人が冷静にシュートし、ゴールネットを揺らした。濃野の今季4得点目で、鹿島が先制に成功する。
終盤は神戸も猛攻を仕掛けたが得点を奪うまでには至らず、このまま1−0で試合終了。鹿島はこれで2連勝、6試合負けなしとなった。一方、敗れた神戸は連勝が4でストップした。
【スコア】
鹿島アントラーズ 1−0 ヴィッセル神戸
【得点者】
0−1 81分 濃野公人(鹿島アントラーズ)
【ゴール動画】濃野公人の決勝点で鹿島が勝利!
/
ようやく均衡が破られた!
\
鈴木優磨からの素晴らしいスルーパスに
名古が抜け出しそのシュートのこぼれ球を
最後は濃野が押し込んだ!
ホームの鹿島が先制!
🏆明治安田J1第15節
🆚鹿島×神戸
📺 #DAZN ライブ配信中 pic.twitter.com/ZgQ6KQFp01— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 19, 2024
2024年05月19日 16:57
京都サンガF.C.は5月19日、J1の第15節でサンフレッチェ広島とホームで対戦した。
開始9分に先制を許すと、12分、25分にも被弾し、前半だけで3点差をつけられる。後半にも2失点し、0−5と大敗した。
試合後のフラッシュインタビューで者貴裁監督は、この一戦を「いろんな形をトライした試合だったが、前半に3失点してしまって、後半にもセットプレーから失点を重ねてしまった」と振り返る。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
最下位に沈むチームは、泥沼の5連敗。指揮官は「この敗戦と、これまでも含めて全て私の責任」として、選手たちを擁護した。
「よくやってくれたと思う。ゲームプランを含めて、私が用意したものが最初の失点でうまくいかなくなったのが全て。ただ、後半に勇気を持って相手のフィールドに入っていった姿勢については、あれが彼らの姿だと思う」
京都は次節、26日に名古屋と相まみえる。トンネルから抜け出せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 16:48
FC東京は5月19日、J1第15節で横浜F・マリノスとホームで対戦。25分に先制を許すも、55分に同点とする。
スコアラーは長友佑都。ボックス内で相手のクリアを拾った松木玖生が丁寧なラストパス。背番号5がコンパクトに右足を振り抜き、狙いすましたシュートを叩き込んだ。
【動画】松木のお膳立てから長友が決める!
長友は今季2点目。3試合ぶりの先発出場で健在ぶりを見せつけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部