2022年05月26日 11:40
FC今治は26日、水戸ホーリーホックに期限付き移籍で加入していたセレッソ大阪のGK茂木秀を期限付き移籍で獲得したことを発表した。 今治は同日、柏レイソルから期限付き移籍で加入しているGK滝本晴彦が右膝前十字じん帯損傷と診断され、近日中に手術を予定し、全治は術後6カ月以上となることを発表。これに伴い、登録ウィンドー期間外であるものの、登録ウインドーの適用例外に関する申請で茂木を期限付き移籍で獲得した。なお、期限付き移籍期間は2022年5月26日から2023年1月31日までで、背番号は「21」に決定した。 現在23歳の茂木は、桐光学園高校卒業後の2017年にC大阪へと加入。C大阪U−23で経験を積み、明治安田生命J3リーグでは通算63試合に出場した。2021シーズンはFC町田ゼルビアへと期限付き移籍し、今シーズンは水戸へ期限付き移籍で加入。ここまで明治安田生命J2リーグで5試合に出場していた。 移籍が決定した茂木は各クラブの公式サイトを通じ、以下のようにコメントを発表している。■水戸ホーリーホック 「シーズン途中ではありますが、FC今治に移籍することになりました。僕自身もっと成長するために今回の決断に至りました。水戸ホーリーホックにはたくさんのいい経験をさせてもらい、本当に好きなクラブになりました。またいつかプレーできる日を楽しみにしています。チームは今波にのっていてJ1昇格が見えてきていると思うので、是非J1へいけるように応援しています!水戸ホーリーホックのファン・サポーターの皆さん、短い間でしたが温かい声援、サポートありがとうございました」■セレッソ大阪 「水戸ホーリーホックからFC今治へ移籍することになりました。成長する姿を見せたいと思うのでこれからも応援よろしくお願いします」■FC今治 「FC今治のみなさん、はじめまして。水戸ホーリーホックから加入することになりました茂木秀です。僕自身強い覚悟を持ってきたのでそれをチームに還元できれば嬉しく思います。J2昇格へ向けて共に戦いましょう!」
2024年05月06日 06:00
古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、岩田智輝、小林友希を擁するセルティックは5月4日、スコットランドリーグ第35節で、小田裕太郎と田川亨介が所属するハーツとホームで対戦。ベンチ外の小林を除き、両チームの日本人計6選手が出場したなか、3−0で危なげなく快勝し、3連覇に前進した。
勝利に大きく貢献したのが、古橋亨梧だ。開始4分で旗手のクロスをヘッドで押し込めば、21分にはマット・オライリーのロングボールから巧みなボレー。洗練されたフィニッシュで2発を叩き込み、今季の得点数を18点(リーグ戦では13点)に伸ばした。
殊勲の古橋は試合後、かつてイングランド代表の正GKを務め、今季限りで引退するジョー・ハートと共にクラブ公式のインタビューに対応。「本当に楽しかったです。ゴールを決めるのは嬉しいですし、これからもチームの役に立っていきたいです」と喜びを伝えた。
【動画】古橋の英語力は?ジョー・ハートが横で見守った試合後インタビュー
すると、横のハートは「彼のゴールは僕らにとって大きな瞬間だった。彼はちょっとしたコツを持っている。それはとても重要なことだ。そして電光石火のごとく試合の流れを作った」と頼れるエースを称えた。
このインタビューで古橋は英語で受け答えしており、ファンの間では語学力も話題に。「めちゃくちゃ英語やん」「亨梧くんが英語話してるところ初めて見た気がする」「英語でインタビュー受けられるようになって嬉しい」「いい感じで英語力が上がってる。もっと飛躍してほしい」といったコメントが寄せられている。
スコットランド屈指の名門に加入して3年。今季は得点力の低下を指摘されているなか、語学力は確実に向上しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 05:57
現地時間5月5日に開催されたプレミアリーグ第36節で、遠藤航が所属する3位のリバプールは5位のトッテナムと本拠地アンフィールドで対戦。4−2で3試合ぶりの白星を挙げ、逆転優勝へのわずかな望みを繋いだ。
遠藤航はいつも通りアンカーで先発。相手エースのソン・フンミン潰しや果敢なインターセプトを披露したのに加え、絶妙なサイドチェンジでモハメド・サラーの先制点をプレアシストした。
また、4−0となり、遠藤と同じく主力のアンドリュー・ロバートソンをお役御免とした後に猛反撃に遭い、2失点したことからも、その存在感の大きさが改めて証明される結果となった。
【動画】遠藤航がソン・フンミン潰し!さらにその後も…日本代表のキャプテンがトッテナム戦で躍動
地元メディアはまずまずの評価を下しており、『Liverpool ECHO』は採点記事で6点を与え、「序盤は試合のペースに苦しんだが、先制点で重要な役割を果たし、自信を深めた」と尻上がりのパフォーマンスを称賛。さらに『Squawka』は7点を付けたうえで、背番号3とアンカーの前任者であるファビーニョ(現アル・イテハド)と比較し、こう綴った。
「レッズの練習場で初めて顔を合わせた時、ユルゲン・クロップ監督はエンドウに『君が必要だ』と言った。今日の結果を見れば、この日本代表がファビーニョの後を難なく継いだ理由が分かるだろう」
今季の残りはアストン・ビラ、ウォルバーハンプトンとの2試合。日本代表のキャプテンは好パフォーマンスを継続してプレミアリーグ1年目を締め括れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 05:50
フェイエノールトの上田綺世が5日のエールディビジ第32節ズウォレ戦で2試合連続ゴールを決めた。
この日も先発起用されると前半33分に先制点を奪取。当初はオフサイドかと思われたが、得点は認められている。
今季4点目となった上田にとってホームでの初ゴール。フェイエノールトの本拠地デ・カイプでゴールした日本人は2011年4月17日のヴィレムII戦の宮市亮以来だそう。
ただ、上田は後半22分に訪れたPKは決められず…。それでも試合はフェイエノールトが5-0で快勝している。
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上田は4月25日のゴーアヘッドイーグルス戦に続いての先発起用。アルネ・スロット監督はメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスではなく上田をスタメンに抜擢した理由をこう説明している。
「ゴーアヘッドイーグルス戦後、選手たちに6日の休みを与えた。特に休みが少なく、すぐに別の大会に出場する代表選手たちに重点を置いて。だから、ヒメネスは2〜3日しか練習できなかった。ズウォレ戦でプレーさせるには少なすぎると思った。上田は先週よかった。だから、彼はスタメンに残った」
メキシコ代表はこの夏にコパ・アメリカに出場し、6月22日に初戦を迎える。なお、ヒメネスはズウォレ戦で後半20分に上田との交代で投入されると、PKを含めて2ゴールを決めた。
2024年05月06日 05:45
指揮官が采配ミスを示唆した。
2024年05月06日 05:03
遠藤航が所属するリバプールは、現地5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムとホームで対戦。4点リードから2点差に詰め寄られる展開となったものの、4−2で難敵を下した。
4−3−3のアンカーで先発した遠藤航は、攻撃の起点となるパスや自慢のボール奪取で攻守に奮闘。とりわけらしいプレーを見せたのが40分だ。
ボックス内で韓国代表ソン・フンミンに激しいチャージを仕掛けてボールを奪取。リバプールはそこからカウンターを発動し、一気に敵ゴール前まで攻め込んだものの、ボールロストする。そこで再び奪い返したのも日本代表のキャプテンだった。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
この“ソン・フンミン潰し”に、ファンからは「遠藤神」「実質日韓戦」「ないすううううう!!!」「ナイス詰め」「遠藤のつぶし」「普通に神」「すげーなあの強度」「えぐすぎる」「やばすぎん?」「番犬すぎる」といった声が上がった。
日韓の主将対決を見事に制してみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 04:33
韓国プロチアリーダー界で“新三大クイーン”の一角を担い、Kリーグの水原FCでもパフォーマンスを披露するアン・ジヒョンさんが公式インスタグラムを更新。可憐なプリンセスになり切った画像を公開して、ファンの溜め息を誘っている。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
27歳のフロントランナーは5月5日のこどもの日に、水原FCのホームゲームで大胆なコスプレにチャレンジ。黄金に輝くゴージャスなドレスを身に纏い、頭にはティアラを装着した、まさにディズニープリンセスを彷彿させる姿を披露したのだ。他のチア仲間たちと楽しげに撮影に臨む様子が伝えられ、元韓国代表MFで水原FCのエースであるイ・スンウとの記念ショットも紹介されている。
投稿をチェックしたフォロワーからはさっそく称賛する声が殺到。「マジで惚れた!」「黄色がめちゃくちゃいいね」「満開に咲いた花のようだ」「なんだこの可愛さは!」「顔ちっちゃすぎ」「いったい何頭身だよ!」「ちょぴりセクシー」などなど、枚挙に暇がないほどだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 02:37
ブンデスリーガ第32節が5日に行われ、フランクフルトとレヴァークーゼンが対戦した。
5試合を残してブンデスリーガ初制覇を決めたレヴァークーゼンはその後も好調を維持。現時点で無敗優勝の可能性を残しているほか、全公式戦での無敗記録を「47」まで伸ばしている。今節は6位フランクフルトの本拠地に乗り込んでの一戦。リーグ戦3試合ぶりの白星を飾り、無敗優勝へさらに近づくことはできるだろうか。なお、今シーズン限りでの現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠はメンバー外となっている。
試合の均衡が破れたのは12分、ロベルト・アンドリッヒが敵陣左サイド深くへロングボールを送ると、これを収めたアルトゥールがゴール前へ折り返す。DFに当たったボールがボックス手前にこぼれると、これに反応したグラニト・ジャカが左足のミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。“ジャカ砲”で先制したレヴァークーゼンは21分にも決定機。ジャカがボックス内へのスルーパスを狙い、こぼれ球を拾ったヨナス・ホフマンのパスからエセキエル・パラシオスがフィニッシュに持ち込んだが、相手DFのブロックに阻まれた。
先制後も優位に試合を進めていたレヴァークーゼンだが、32分に一瞬の隙を突かれて同点ゴールを献上。左のショートコーナーからファレス・シャイビにボールが渡り、右足の精度の高いクロスがDFラインの背後へ送られる。これに反応したウーゴ・エキティケがヘディングシュートを突き刺し、試合は振り出しに戻った。レヴァークーゼンは失点後からミスが目立つようになり、いくつかフランクフルトにチャンスを作られる。
44分、レヴァークーゼンはネイサン・テラの果敢な飛び出しでチャンスを作ると、ボックス内左でこぼれ球を拾ったアダム・フロジェクが中央へ折り返し、パトリック・シックが頭で合わせる。このシュートがGKの手を弾きつつもネットを揺らし、勝ち越しに成功した。前半はこのまま1−2で終了する。
後半開始早々の46分、フランクフルトは敵陣内でジャカからボールを奪ってショートカウンターを発動。最後はボックス内左のシャイビがシュートを放つも、精度を欠いて同点ゴールとはならず。対するレヴァークーゼンは56分、アルトゥールが左からグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに詰めたテラが相手DFに倒されPKを獲得。これをパラシオスが冷静に沈め、リードを2本に広げた。
その後は2点ビハインドのフランクフルトがボールを握る展開が続く。しかし、77分にスコアを動かしたのはまたもレヴァークーゼンだった。ヴィクター・ボニフェイスのポストプレーを受けたホフマンがダイレクトで左サイドのスペースへ展開し、駆け上がったフロジェクがグラウンダーで折り返す。これにジェレミー・フリンポンが合わせ、ダメ押しの4点目を決めた。
86分、左サイド深くへ抜け出したボニフェイスが対峙したDFの股を抜いて交わし、ゴール前へグラウンダーのクロスを供給。走り込んだフリンポンが倒され、レヴァークーゼンがこの試合2つ目のPKを獲得する。これをボニフェイスが沈め、リードを4点に広げた。試合はこのまま終了し、レヴァークーゼンは無敗優勝へまた一歩前進している。次節、フランクフルトは11日にアウェイでボルシアMGと、レヴァークーゼンは翌12日にホームでボーフムと対戦する。
【スコア】
フランクフルト 1−5 レヴァークーゼン
【得点者】
0−1 12分 グラニト・ジャカ(レヴァークーゼン)
1−1 32分 ウーゴ・エキティケ(フランクフルト)
1−2 44分 パトリック・シック(レヴァークーゼン)
1−3 58分 エセキエル・パラシオス(PK/レヴァークーゼン)
1−4 77分 ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)
1−5 89分 ヴィクター・ボニフェイス(PK/レヴァークーゼン)
2024年05月06日 02:25
プレミアリーグ第36節が5日に行われ、リヴァプールとトッテナムが対戦した。
2024年05月06日 02:25
現地時間5月5日に開催されたプレミアリーグ第36節で、3位のリバプールは5位のトッテナムと本拠地アンフィールドで対戦。遠藤航がいつも通りアンカーで先発した。また、前節のウェストハム戦(2−2)で、途中出場の際にクロップ監督と口論となったサラーがスタメンに復帰した。
2戦未勝利のリバプールは鋭い出足を見せ、開始16分で先制点を奪う。遠藤からゴール前の左サイドでパスを受けたガクポが、カットインから斜めのクロスを送り込むと、ファーで反応したサラーがヘッドで流し込んだ。
頼れるエースはこの“禊弾”で、今季の得点数を25点(リーグ戦では18点)とした。
サラーはさらに34分、カウンターから再びビッグチャンスを迎えるが、トラップが上手くいかず、フィニッシュには持ち込めない。
なおも押し込むなか、44分にサラーのシュートのこぼれ球をロバートソンが詰め、前半のうちに追加点をゲット。2−0で折り返すと、後半開始直後の50分にエリオットのクロスから、ガクポがヘッドで叩き込み、さらにリードを広げる。
【動画】遠藤航がソン・フンミン潰し!さらにその後も…日本代表のキャプテンがトッテナム戦で躍動
ホームチームの勢いは止まらない。60分にはエリオットが左足でゴール左隅に突き刺す、スーパーゴール。直近の決定力不足が嘘のように得点を重ねる。
余裕の展開となり、64分に2枚替え。遠藤とロバートソンを下げ、今季プレミアリーグで出番のなかった19歳のバイチェティッチとゴメスを送り込む。
ただその後、思わぬ展開に。73分に途中出場のリシャルリソンに1点を返されると、その5分後にソン・フンミンにもネットを揺らされ、2点差に迫られる。
以降も危ない場面を作られたが、守護神アリソンやゴメスの好守もあり、それ以上の得点は許さず。4−2で3試合ぶりに勝点3を積み上げ、非常に厳しい状況ではあるものの、逆転優勝の可能性を残した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 00:02
プレミアリーグ第36節が5日に行われ、ブライトンとアストン・ヴィラが対戦した。
日本代表FW三苫薫の負傷離脱以降は不安定な戦いが続き、なかなか勝ち点を伸ばせずにいるブライトン。直近のリーグ戦では6試合勝利から遠ざかっており、13位まで順位を下げている。一方のアストン・ヴィラはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位をキープ。直近は4試合無敗を維持しており、アーセナルやチェルシーといったビッグ6相手からも勝ち星を拾っている。昨年9月に行われた前回対戦では、アストン・ヴィラが6−1で快勝。果たして今シーズン2度目の対戦はどちらに軍配が上がるだろうか。
序盤はブライトンがやや押し気味に試合を進める。8分にシモン・アディングラがボックス手前中央から右足を振り抜き、GKロビン・オルセンを強襲すると、11分にはパスカル・グロスから左CKからダニー・ウェルベックが際どいヘディングシュートを放つ。一方のアストン・ヴィラはトランジションの局面で優位性を保てず、決定的なチャンスを作ることができない。25分にはモーガン・ロジャーズがプレー続行が不可能となり、途中交代を余儀なくされた。
ボール保持率で上回るブライトンは後方からのビルドアップで前進を試みるも、アストン・ヴィラのコンパクトな守備ブロックに阻まれ、なかなかフィニッシュに持ち込むことができない。42分、敵陣内でのボール奪取からショートカウンターを発動し、ウェルベックのスルーパスにアディングラが抜け出すも、判断良く飛び出したGKオルセンの対応に阻まれ、シュートを打つことはできなかった。
45+9分、左からカットインしたアディングラがボックス内へ柔らかいボールを送り、抜け出したグロスが至近距離からシュートを放つ。決定的な形を作ったブライトンだったが、シュートはGKオルセンの好セーブに阻まれ先制ならず。前半はスコアレスで終了した。
後半の立ち上がりも前半と同様の展開が続く。なかなかプレーのテンポが上がらないアストン・ヴィラは56分、マティ・キャッシュがボックス外から強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくも枠の右へ外れた。対するブライトンは60分、左から仕掛けたアディングラが鋭いクロスを送り、ファーサイドにウェルベックが飛び込む。しかし、アストン・ヴィラのDFパウ・トーレスの懸命のクリアに阻まれ、シュートに繋げることができなかった。
63分、敵陣左サイドでウェルベックからアディングラへと繋ぎ、スルーパスに抜け出したジョアン・ペドロがフィニッシュに持ち込むも、GKオルセンが好セーブ。68分にはボックス左角付近でタメを作ったアディングラが、オーバーラップしてきたイゴールを使い、グラウンダーの折り返しにグロスが合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。
一方のアストン・ヴィラも79分、レオン・ベイリーの右CKの流れからジョン・マッギンがネットを揺らしたが、こちらもオフサイドの判定。冷や汗をかいたブライトンは85分、ボックス内へ侵入したアディングラがエズリ・コンサに倒されPKを獲得。J・ペドロのキックはGKオルセンにセーブされるも、こぼれ球を自ら頭で押し込み、ついに先制に成功した。
試合はこのまま1−0で終了し、ブライトンがリーグ戦7試合ぶりの白星を手にした。次節、ブライトンは11日にアウェイでニューカッスルと、アストン・ヴィラは13日にホームでリヴァプールと対戦する。
【スコア】
ブライトン 1−0 アストン・ヴィラ
【得点者】
1−0 87分 ジョアン・ペドロ(ブライトン)
2024年05月06日 00:00
アジア最終予選も兼ねたU23アジアカップ準決勝のイラク戦で勝利を収めたことにより、7月に行われるパリ五輪への出場を決めた日本代表。これで1996年のシドニー五輪以来、8大会連続の参加となる。
五輪の男子サッカーは原則的に23歳以下の選手によって行なわれるが、1チーム3人のみ「オーバーエイジプレーヤー」として年齢制限のない選手を登録できるルールがある。
今回は日本代表チームでオリンピックに「オーバーエイジ」として参加した12名の選手を紹介していこう。 楢崎正剛
出場した大会:2000年シドニー五輪
その大会での成績:4試合0ゴール
U-23のフォーマットになってから初の五輪グループステージ突破を成し遂げたシドニー五輪。トルシエ監督はフル代表を兼任していたこともあり、年代の近い選手がオーバーエイジに選ばれた。
ゴールキーパーに選出されたのは2002年のワールドカップで守護神を担うこととなる楢崎正剛。この大会では南アフリカ戦、スロヴァキア戦、ブラジル戦、そしてベスト8のアメリカ戦と全試合に先発出場している。森岡隆三
出場した大会:2000年シドニー五輪
その大会での成績:3試合0ゴール
フィリップ・トルシエ監督が作り出した「フラット3」の司令塔を任された森岡隆三。当時は24歳と若かったが、オーバーエイジとしてシドニー五輪に招集された。
開幕戦の南アフリカ戦と第2節のスロヴァキア戦で先発出場したものの、中田英寿と同じように1枚ずつの警告を受けたため、グループステージ最終節のブラジル戦は出場停止になっていた。三浦淳寛
出場した大会:2000年シドニー五輪
その大会での成績:3試合0ゴール
シドニー五輪ではフィリップ・トルシエ監督が3人のオーバーエイジプレーヤーを選んだが、その中で最も年上だったのが三浦淳宏(※当時の登録名)だった。
グループステージ第1節の南アフリカ戦では出場なしであったが、その後のスロヴァキア戦とブラジル戦で先発。ベスト8のアメリカ戦では65分から柳沢敦との交代で途中出場している。曽ヶ端準
出場した大会:2004年アテネ五輪
その大会での成績:3試合0ゴール
トルシエ監督の下でコーチを務めていた山本昌邦氏によって率いられたアテネ五輪。オーバーエイジもトルシエ時代の影響が大きいものになった。ただ、高原直泰がエコノミークラス症候群を発症したため招集できず、2名のみの登録に。
その1人が鹿島アントラーズの守護神であった曽ヶ端準。ベテランとしての役割が期待されたもののあまり安定したプレーが見せられず、3試合にフル出場したものの7失点という結果に。小野伸二
出場した大会:2004年アテネ五輪
その大会での成績:3試合2ゴール
フィリップ・トルシエ監督の下ではサイドを務めた小野伸二であったが、オーバーエイジで招集されたこのアテネ五輪ではトップ下。本来のポジションでの活躍が期待された。
開幕のパラグアイ戦では2ゴールを決める活躍を見せたもののチームは敗れ、その後のイタリア戦でも2-3と敗北。小野伸二は3試合全てに先発フル出場したが、決勝トーナメント進出はならなかった。徳永洋平
出場した大会:2012年ロンドン五輪
その大会での成績:5試合0ゴール
関塚隆監督が率いた2012年のロンドン五輪。日本代表はU-23のフォーマットになってから最高のものとなるベスト4という成績を収めた。そこにはオーバーエイジ2名の貢献も大きかった。
「戦術永井」と呼ばれた高速カウンターを後ろで支えたのが徳永洋平。酒井宏樹と両サイドバックを組み、フィジカルと守備力を生かした堅固な4バックを形成した。吉田麻也
出場した大会:2012年ロンドン五輪、2021年東京五輪
その大会での成績:6試合1ゴール(2012年)、6試合0ゴール(2021年)
当時VVVフェンローに所属していた吉田麻也。このロンドン五輪でのオーバーエイジ参加とその活躍もあり、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへと移籍することになる。
キャプテンとして6試合全てに出場し、決勝トーナメント1回戦のエジプト戦では清武弘嗣のフリーキックからヘディングでゴールも決めている。
そして、吉田麻也のオリンピックでの物語はこれで終わることなく、2021年夏に行われた東京五輪でもオーバーエイジ招集。全試合に出場し、再びベスト4進出に大きく貢献した。塩谷司
出場した大会:2016年リオ五輪
その大会での成績:3試合0ゴール
当時サンフレッチェ広島でプレーしていた27歳の塩谷司。このリオ五輪ではセンターバックとして招集され、植田直通とコンビを組むことになった。
ただグループステージ第1節のナイジェリア戦でいきなり5失点するなど守備が崩壊してしまい、最悪のスタートに。その後コロンビア戦でも2失点するなどチームは振るわず、早期敗退を余儀なくされた。藤春廣輝
出場した大会:2016年リオ五輪
その大会での成績:2試合0ゴール
ガンバ大阪でプレーしていた当時27歳の快速左サイドバック。この年代の中心選手である中島翔哉の後方からサポートする役割を任されることになった。
開幕となったナイジェリア戦から先発したがいきなり5失点を喫し、さらに次のコロンビア戦ではオウンゴールを決めてしまう。そしてスウェーデン戦ではベンチに下げられることになり、彼にとっては散々な経験となった。興梠慎三
出場した大会:2016年リオ五輪
その大会での成績:3試合1ゴール
このチームに足りないセンターフォワードとして招集された当時30歳の興梠慎三。開幕のナイジェリア戦から先発起用されて9分に同点ゴールを決めたものの、チームがそのまま失点を重ねたため4-5で敗北した。
さらにコロンビア戦、スウェーデン戦とどちらも先発出場しているがゴールは決められず、チームに馴染んでいたという印象もなかった。酒井宏樹
出場した大会:2021年東京五輪
その大会での成績:5試合1ゴール
2大会目の出場となった酒井宏樹。東京五輪の右サイドバックとして堅い守備の形成に大きく貢献した。左サイドの中山雄太とともに高さとフィジカルを備えた守備ラインを形成。
グループステージの第3節フランス戦では34分にゴールを決める活躍もあり、4-0の大勝に貢献している。スペイン戦で2枚目の警告をもらったため、3位決定戦のメキシコ戦は出場停止となった。遠藤航
出場した大会:2021年東京五輪
その大会での成績:6試合0ゴール
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
オーバーエイジで東京五輪に参加し、ボランチのポジションでフル稼働した遠藤航。6試合のうちで途中交代したのも2試合のみであった。
全試合で田中碧とのコンビを組み、前の久保建英や堂安律をサポート。最終ラインの安定に寄与し、大きな活躍を見せた。
2024年05月05日 23:54
プレミアリーグ第36節が5日に行われ、チェルシーとウェストハムが対戦した。
2024年05月05日 23:30
プレミアリーグ制覇へ1試合も落とせないアーセナルは4日にボーンマスと対戦し、ブカヨ・サカらのゴールで3-0の快勝を収めた。
理想的な勝利だが、このゲームで高い評価を得たのが左サイドバックとしてフル出場したDF冨安健洋だ。
アーセナル専門メディア『Pain In The Arsenal』はボーンマス戦で傑出していた3選手をリストアップしているが、そこにMFデクラン・ライス、カイ・ハフェルツとともに冨安を選出している。今季も冨安は負傷離脱していた時期があってフル稼働とはなっていないが、やはりポテンシャルは抜群だ。
「冨安は今季も怪我に悩まされていて、その結果今季もチームにそこまで大きな影響を与えていない。しかし、ボーンマス戦ではついにベストパフォーマンスを発揮した。オーバーラップでレアンドロ・トロサールをサポートし、ガブリエウ・マルティネッリにもチャンスボールを与えた。チームメイトがもっと決定的であれば、冨安は少なくとも1アシスト記録できただろう。ゲーム全体で冨安は4回のクリア、デュエル勝利数10回、ボールタッチは60回のタッチを記録し、28本のパスを成功させた」
左サイドバックはオレクサンドル・ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオルも選択肢だが、攻守のバランスを考えれば冨安がベストな選択か。ボーンマス戦では冨安も指揮官ミケル・アルテタの期待に応えており、最終ラインの安定感を考えれば右からベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、冨安の並びがベストと言える。
2024年05月05日 23:30
現地時間5月5日に開催されるプレミアリーグ第36節で、5位のトッテナムを本拠地アンフィールドに迎える3位のリバプールが、スターティングメンバーを発表。日本代表のキャプテン、遠藤航がいつも通り名を連ねた。
また、前節のウェストハム戦(2−2)でベンチスタートに苛立ってか、途中出場の際にユルゲン・クロップ監督と口論を起こしたモハメド・サラーが先発に復帰。クロップ監督はトッテナム戦を前に「解決した。問題ない」と強調したが、絶対エースはしばらく遠ざかっているゴールを奪い、モヤモヤを完全に吹き飛ばせるか。
【動画】リバプールで内紛!サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
リバプールは現在2戦未勝利。リーグ制覇は絶望的となったものの、気を引き締め直し、クロップ体制9シーズンの有終の美を飾れるか。残るはトッテナム戦を含め、3試合だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 23:10
今季よりブライトンでプレイするMFジェイムズ・ミルナーは、ここまでプレミアリーグで通算634試合出場を記録している。38歳を迎えた今季もプレミアでの戦いを続けており、鉄人と呼ぶにふさわしい選手だ。
しかし、長きにわたって活躍している選手は2部にもいる。自身のことを『チャンピオンシップのミルナー』と表現するのは、QPRに所属する36歳のMFアルバート・アドマーだ。
QPRはイングランド2部に在籍しているチームだが、アドマーはこれまでQPR、ミドルズブラ、ブリストル・シティ、アストン・ヴィラと合わせてイングランド2部で通算525試合をこなしてきた。英『The Sun』によれば、これはイングランド2部における最多記録だという。
今季限りでQPRとの契約は満了となるが、アドマーはまだまだ続けられるはずと語る。舞台はイングランド2部だが、アドマーもまた鉄人なのだ。
「僕はいつもチャンピオンシップのジェイムズ・ミルナーだと自分に言い聞かせているけど、それが一番いい言い方だと思う。体力的に走れなくなるか、あるいは大きな怪我をした場合はやめることになる。でも、今はチャンピオンシップでもう1シーズン、あるいはもっと下のレベルであと2、3シーズンやれると思う」
2部ではスポットが当たる機会が少ないかもしれないが、通算525試合出場も見事な記録だ。アドマーは来季以降も自身の記録を伸ばしていけるだろうか。