2024年05月06日 00:00
アジア最終予選も兼ねたU23アジアカップ準決勝のイラク戦で勝利を収めたことにより、7月に行われるパリ五輪への出場を決めた日本代表。これで1996年のシドニー五輪以来、8大会連続の参加となる。 五輪の男子サッカーは原則的に23歳以下の選手によって行なわれるが、1チーム3人のみ「オーバーエイジプレーヤー」として年齢制限のない選手を登録できるルールがある。 今回は日本代表チームでオリンピックに「オーバーエイジ」として参加した12名の選手を紹介していこう。 楢崎正剛 出場した大会:2000年シドニー五輪 その大会での成績:4試合0ゴール U-23のフォーマットになってから初の五輪グループステージ突破を成し遂げたシドニー五輪。トルシエ監督はフル代表を兼任していたこともあり、年代の近い選手がオーバーエイジに選ばれた。 ゴールキーパーに選出されたのは2002年のワールドカップで守護神を担うこととなる楢崎正剛。この大会では南アフリカ戦、スロヴァキア戦、ブラジル戦、そしてベスト8のアメリカ戦と全試合に先発出場している。森岡隆三 出場した大会:2000年シドニー五輪 その大会での成績:3試合0ゴール フィリップ・トルシエ監督が作り出した「フラット3」の司令塔を任された森岡隆三。当時は24歳と若かったが、オーバーエイジとしてシドニー五輪に招集された。 開幕戦の南アフリカ戦と第2節のスロヴァキア戦で先発出場したものの、中田英寿と同じように1枚ずつの警告を受けたため、グループステージ最終節のブラジル戦は出場停止になっていた。三浦淳寛 出場した大会:2000年シドニー五輪 その大会での成績:3試合0ゴール シドニー五輪ではフィリップ・トルシエ監督が3人のオーバーエイジプレーヤーを選んだが、その中で最も年上だったのが三浦淳宏(※当時の登録名)だった。 グループステージ第1節の南アフリカ戦では出場なしであったが、その後のスロヴァキア戦とブラジル戦で先発。ベスト8のアメリカ戦では65分から柳沢敦との交代で途中出場している。曽ヶ端準 出場した大会:2004年アテネ五輪 その大会での成績:3試合0ゴール トルシエ監督の下でコーチを務めていた山本昌邦氏によって率いられたアテネ五輪。オーバーエイジもトルシエ時代の影響が大きいものになった。ただ、高原直泰がエコノミークラス症候群を発症したため招集できず、2名のみの登録に。 その1人が鹿島アントラーズの守護神であった曽ヶ端準。ベテランとしての役割が期待されたもののあまり安定したプレーが見せられず、3試合にフル出場したものの7失点という結果に。小野伸二 出場した大会:2004年アテネ五輪 その大会での成績:3試合2ゴール フィリップ・トルシエ監督の下ではサイドを務めた小野伸二であったが、オーバーエイジで招集されたこのアテネ五輪ではトップ下。本来のポジションでの活躍が期待された。 開幕のパラグアイ戦では2ゴールを決める活躍を見せたもののチームは敗れ、その後のイタリア戦でも2-3と敗北。小野伸二は3試合全てに先発フル出場したが、決勝トーナメント進出はならなかった。徳永洋平 出場した大会:2012年ロンドン五輪 その大会での成績:5試合0ゴール 関塚隆監督が率いた2012年のロンドン五輪。日本代表はU-23のフォーマットになってから最高のものとなるベスト4という成績を収めた。そこにはオーバーエイジ2名の貢献も大きかった。 「戦術永井」と呼ばれた高速カウンターを後ろで支えたのが徳永洋平。酒井宏樹と両サイドバックを組み、フィジカルと守備力を生かした堅固な4バックを形成した。吉田麻也 出場した大会:2012年ロンドン五輪、2021年東京五輪 その大会での成績:6試合1ゴール(2012年)、6試合0ゴール(2021年) 当時VVVフェンローに所属していた吉田麻也。このロンドン五輪でのオーバーエイジ参加とその活躍もあり、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへと移籍することになる。 キャプテンとして6試合全てに出場し、決勝トーナメント1回戦のエジプト戦では清武弘嗣のフリーキックからヘディングでゴールも決めている。 そして、吉田麻也のオリンピックでの物語はこれで終わることなく、2021年夏に行われた東京五輪でもオーバーエイジ招集。全試合に出場し、再びベスト4進出に大きく貢献した。塩谷司 出場した大会:2016年リオ五輪 その大会での成績:3試合0ゴール 当時サンフレッチェ広島でプレーしていた27歳の塩谷司。このリオ五輪ではセンターバックとして招集され、植田直通とコンビを組むことになった。 ただグループステージ第1節のナイジェリア戦でいきなり5失点するなど守備が崩壊してしまい、最悪のスタートに。その後コロンビア戦でも2失点するなどチームは振るわず、早期敗退を余儀なくされた。藤春廣輝 出場した大会:2016年リオ五輪 その大会での成績:2試合0ゴール ガンバ大阪でプレーしていた当時27歳の快速左サイドバック。この年代の中心選手である中島翔哉の後方からサポートする役割を任されることになった。 開幕となったナイジェリア戦から先発したがいきなり5失点を喫し、さらに次のコロンビア戦ではオウンゴールを決めてしまう。そしてスウェーデン戦ではベンチに下げられることになり、彼にとっては散々な経験となった。興梠慎三 出場した大会:2016年リオ五輪 その大会での成績:3試合1ゴール このチームに足りないセンターフォワードとして招集された当時30歳の興梠慎三。開幕のナイジェリア戦から先発起用されて9分に同点ゴールを決めたものの、チームがそのまま失点を重ねたため4-5で敗北した。 さらにコロンビア戦、スウェーデン戦とどちらも先発出場しているがゴールは決められず、チームに馴染んでいたという印象もなかった。酒井宏樹 出場した大会:2021年東京五輪 その大会での成績:5試合1ゴール 2大会目の出場となった酒井宏樹。東京五輪の右サイドバックとして堅い守備の形成に大きく貢献した。左サイドの中山雄太とともに高さとフィジカルを備えた守備ラインを形成。 グループステージの第3節フランス戦では34分にゴールを決める活躍もあり、4-0の大勝に貢献している。スペイン戦で2枚目の警告をもらったため、3位決定戦のメキシコ戦は出場停止となった。遠藤航 出場した大会:2021年東京五輪 その大会での成績:6試合0ゴール 衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名 オーバーエイジで東京五輪に参加し、ボランチのポジションでフル稼働した遠藤航。6試合のうちで途中交代したのも2試合のみであった。 全試合で田中碧とのコンビを組み、前の久保建英や堂安律をサポート。最終ラインの安定に寄与し、大きな活躍を見せた。
2024年05月19日 02:16
ブンデスリーガ第34節(最終節)が18日に行われ、2023−24シーズンの全日程が終了した。
今シーズンの得点王には、今季からバイエルンに加入したイングランド代表FWハリー・ケインが輝いた。得点数は「36」で、得点ランキング2位となったシュトゥットガルトのギニア代表FWセール・ギラシに8点差をつけた。
ケインはシーズン序盤からゴールを量産し、昨シーズンの得点王が記録したゴール数「16」を大幅に上回る36ゴールを記録。リーグ戦のゴール数としては、2017−18シーズンと2022−23シーズンに挙げた30得点を上回るキャリアハイの数字となっている。
なお、ブンデスリーガでは2020−21シーズンに当時バイエルンに所属していたロベルト・レヴァンドフスキが歴代最多の41得点を記録している。
日本人選手の最多は、最終節にもゴールを記録したMF堂安律(フライブルク)の7得点だった。
■得点ランキング
▼1位:36ゴール
ハリー・ケイン(バイエルン/イングランド代表)
▼2位:28ゴール
セール・ギラシ(シュトゥットガルト/ギニア代表)
▼3位:24ゴール
ロイス・オペンダ(ライプツィヒ/ベルギー代表)
▼4位:24ゴール
デニス・ウンダヴ(シュトゥットガルト/ドイツ)
▼5位:16ゴール
マクシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム/ドイツ代表)
2024年05月19日 02:13
ブンデスリーガ第34節(最終節)の9試合が現地時間18日に一斉開催された。
すでに優勝を決め、無敗で最終節を迎えたレヴァークーゼンはホームでアウクスブルクに2−1で勝利し、ブンデスリーガ史上初となる無敗優勝(26勝6分け)を達成した。
一方、最終節を2位で迎えたバイエルンはアウェイでホッフェンハイムに逆転負け。勝ち点1差で3位につけていた伊藤洋輝所属のシュトゥットガルトがボルシアMGに4−0で快勝し、バイエルンと入れ替わる形で2位に浮上。バイエルンは3位転落となった。
また、バイエルンに逆転勝ちしたホッフェンハイムは7位フィニッシュとなり、6位となったフランクフルトと共に来季の欧州カップ戦出場権を獲得。残されているCL決勝とDFBカップ決勝の結果次第では、8位で今季を終えたハイデンハイムにもECL出場の可能性が出てくる。
残留争いに目を向けると、すでに降格が決まっていた最下位ダルムシュタットに続いて17位に位置していたケルンの降格も決定。しかし、前節まで入れ替え戦圏内にいた16位ウニオン・ベルリンと15位マインツが勝利を収めた一方で、14位につけていた浅野拓磨所属のボーフムが1−4で敗戦。ウニオン・ベルリンとボーフムが勝ち点33で並び、得失点差でボーフムが16位まで順位を下げる結果となった。
なお、ボーフムは田中碧の所属するデュッセルドルフと入れ替え戦を戦うことに。入れ替え戦の初戦は23日、リターンレグは27日に行われる。その他、ブンデスリーガ最終節の試合結果と最終順位は以下の通り。
◼︎試合結果
ウニオン・ベルリン 2−1 フライブルク
ホッフェンハイム 4−2 バイエルン
ヴォルフスブルク 1−3 マインツ
レヴァークーゼン 2−1 アウクスブルク
フランクフルト 2−2 ライプツィヒ
ドルトムント 4−0 ダルムシュタット
シュトゥットガルト 4−0 ボルシアMG
ブレーメン 4−1 ボーフム
ハイデンハイム 4−1 ケルン
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 レヴァークーゼン(90/+65)
2位 シュトゥットガルト(73/+39)
3位 バイエルン(72/+49)
4位 ライプツィヒ(65/+38)
5位 ドルトムント(63/+25)
───────CL出場圏───────
6位 フランクフルト(47/+1)
───────EL出場圏───────
7位 ホッフェンハイム(46/0)
───────ECL出場圏───────
8位 ハイデンハイム(42/−5)
9位 ブレーメン(42/−6)
10位 フライブルク(42/−13)
11位 アウフスブルク(39/−10)
12位 ヴォルフスブルク(37/−15)
13位 マインツ(35/−12)
14位 ボルシアMG(34/−11)
15位 ウニオン・ベルリン(33/−25)
───────入れ替え戦───────
16位 ボーフム(33/−32)
───────自動降格圏───────
17位 ケルン(27/−32)
18位 ダルムシュタット(17/−56)
◼︎入れ替え戦日程
▼5月23日
ボーフム vs デュッセルドルフ
▼5月27日
デュッセルドルフ vs ボーフム
2024年05月19日 01:35
ブンデスリーガ1部最終節が18日に行われ、ボーフムが16位となることが決定し、昇降格プレーオフに回ることになった。
ブンデスリーガは17位と18位が自動降格、16位はブンデスリーガ2部で3位に入ったチームと昇降格プレーオフを戦うことになっている。試合前の時点で14位だったボーフムだが、ブレーメンに1−4で完敗。他会場では15位のマインツがヴォルフスブルクに3−1で勝利、16位のウニオン・ベルリンがフライブルクに2−1で勝利したため、最後の最後で16位に転落し、昇降格プレーオフに回ることになった。
ブンデスリーガ2部の3位は、すでに田中碧、内野貴史、アペルカンプ真大らが所属するデュッセルドルフに決定している。この結果、昇降格プレーオフはボーフム対デュッセルドルフという対戦カードになった。
なお、昇降格プレーオフはホーム&アウェイで開催される。第1戦はボーフムのホームで23日に行われ、第2戦はデュッセルドルフのホームで27日に開催される予定となっている。
2024年05月19日 01:15
現地時間5月18日、シュツットガルトが原口元気の今季限りでの退団をクラブの公式サイトで発表した。
2024年05月19日 01:14
今季限りでの現役引退を発表しているフランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠が、現役ラストマッチとなったブンデスリーガ最終節ライプツィヒ戦で途中出場した。
18日に行われたライプツィヒ戦で、長谷部は2−2で迎えた後半アディショナルタイムから途中出場。交代時にはフランクフルトの本拠地『ヴァルトシュタディオン』に駆け付けたファン・サポーターから大きな歓声と惜しみない拍手が送られた。チームはこのまま2−2で引き分け、最終順位が6位で確定。来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
1984年1月18日生まれの長谷部は、40歳4か月でのブンデスリーガ1部出場となった。これで自身の持つ、フィールドプレイヤーとしてのブンデスリーガ歴代5位の年長出場記録を更新した。なお、GKを合わせても、40代でのブンデスリーガ出場は史上わずか10人のみの偉大な記録となっている。
【ブンデスリーガのフィールドプレイヤー歴代年長出場記録】
1位:クラウス・フィヒテル(43歳184日)
2位:クラウディオ・ピサーロ(41歳268日)
3位:ミロスラフ・ボタバ(40歳225日)
4位:マンフレート・ブルクスミュラー(40歳141日)
5位:長谷部誠(40歳121日)
【動画】後半ATから出場した長谷部誠へスタジアムから大きな歓声
❤️ Was für ein Moment.
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⏰ 90. | #SGERBL 2:2 | #SGE pic.twitter.com/TmsjKeZis6— Eintracht Frankfurt (@Eintracht) May 18, 2024
Ihr werdet so fehlen! ❤️
Legenden. #SGE | #SGERBL pic.twitter.com/JQ6uV64j4n— Eintracht Frankfurt (@Eintracht) May 18, 2024
2024年05月19日 01:08
日本代表MF三笘薫の所属するブライントンは18日、同クラブを指揮するロベルト・デ・ゼルビ監督が今季終了後に退任することを発表。19日にホームで行われるプレミアリーグ最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦がデ・ゼルビ監督にとっての最終戦になる。
前任のグレアム・ポッター監督がチェルシーの指揮官に就任したことを受け、2022年9月からブライトンを率いたデ・ゼルビ監督は、最終ラインからボールをビルドアップする攻撃的なスタイルで2022−23シーズンをクラブ史上の最高順位(6位)で終えると、今季はヨーロッパリーグ(EL)にも参戦し、ベスト16に導いた。
今季は三笘ら主力選手の相次ぐ負傷離脱などもあり、現在は10位に位置しているものの、ブライトンのトニー・ブルーム会長は「ロベルトは、クラブを新たな高みへと導き、素晴らしい2シーズンを私たちに与えてくれた」と感謝。このタイミングでの発表に至った経緯については、「両者にとって都合の良いタイミングで契約を終えることに合意した。私たちは来シーズンの計画をいち早く立てることができるし、ロベルトは次の移籍先や将来を考えるための時間を得ることができる」と説明した。
また、デ・ゼルビ監督は、「ブライトンを去るのはとても悲しいが、この歴史的な2シーズンを、クラブの皆と素晴らしいファンのサポートによって、選手とスタッフが成し遂げたことを誇りに思う」とコメント。さらに、「今シーズンは4つの主要なコンペティションに出場できただけでなく、プレミアリーグで働いた2年間は本当に濃密でやりがいのあるものだった。いま退団することで、将来の計画を決める前に一息つく時間を得ることができる」との思いを口にした。
イギリスメディアの『タイムズ』は、トーマス・トゥヘル監督が退任するバイエルンがデ・ゼルビ監督と交渉中であると報じ、『BBCスポーツ』はブライトンの後任監督の候補に、チャンピオンシップ昇格1年目でイプスウィッチ・タウンをプレミア昇格に導いたキーラン・マッケンナ監督の名前を挙げている。
2024年05月19日 00:57
現地5月18日に開催されたブンデスリーガ第34節で、堂安律が所属するフライブルクは、ウニオン・ベルリンと敵地で対戦。堂安は4−4−1ー1の右サイドハーフで先発した。
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場の可能性を残すフライブルクは開始3分、フェルテセンにボックス内でシュートを打たれるも、GKアトゥボルがキャッチする。
14分には堂安の縦パスに抜け出したヘーラーがシュートを放つが、敵GKに阻まれる。
37分にはPKを与えるも、守護神が好セーブで凌ぎ、0−0で前半を終える。
【動画】堂安律がヘディングで2戦連続ゴール!
後半はアウェーチームがボールを支配し、58分にはグリフォが左からのカットインでシュートも、敵DFにブロックされる。
しかし68分、ペナルティエリア中央からホラーバッハに強烈なミドルを決められて先制を許す。
その後は互いに一進一退の攻防を見せ、迎えた84分、左からのクロスに堂安が合わせてネットを揺らし、同点に追いつく。
しかし、後半アディショナルタイムにハベラーに被弾し、1−2で敗戦。ハイデンハイムとブレーメンがそれぞれ勝利したため、フライブルクは10位でシーズン終了し、ECL出場権を逃した。一方のU・ベルリンは、この勝利で15位に浮上し、1部残留を確定させた。
なお、今季7ゴール目を奪った堂安は、フル出場を果たしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:43
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝に勝ち進んでいるドルトムントはホームで最下位のダルムシュタットと対戦した。
2024年05月19日 00:40
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガ最終節で、浅野拓磨が所属する14位のボーフムは、11位のブレーメンと敵地で対戦した。
残留争いに巻き込まれているボーフムは、開始6分で先制を許す。その後、必死に反撃に出てベンチスタートとなった浅野らを投入するが、なかなかゴールを奪えず。逆に78分、80分と立て続けに追加点を奪われる。
84分にクリストファー・アントウィ=アジェイがようやく1点を返したものの、87分に再び3点差に広げられ、結局1−4で完敗した。
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同時キックオフの他会場では、15位のマインツが3−1でヴォルフスブルクを撃破。16位のウニオン・ベルリンは、堂安律のゴールで一度は追いつかれるも、90+2分の決勝弾でフライブルクに2−1で勝利した。
この結果、ボーフムはウニオンに得失点差でかわされ、16位に転落。田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史を擁し、2部で3位に入ったデュッセルドルフとの入れ替え戦に回ることとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:33
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、長谷部誠が所属する6位のフランクフルトが4位のRBライプツィヒとホームで対戦した。
今シーズン限りで現役を引退するため、これがラストマッチとなる長谷部はベンチスタートとなった。
42分にゲッツェが献上したPKをシャビ・シモンズを決められて先制を許したフランクフルトは、後半開始早々の1分のシェシュコにミドルシュートで被弾。リードを広げられる。
【PHOTO】今季限りでの現役引退。40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003〜2024)
ファンが持ち込んだ発煙筒に反応したのか、スタジアム上に備えつけられているビデオキューブの散水機能が誤作動して10分近く試合が中断する珍事があった直後の60分、フランクフルトはエキティケのヘッド弾で1点を返す。
さらに78分、マルムシュのPKで同点に追いつく。
後半アディショナルタイム、長谷部は同じく引退するキャプテンのローデとともに投入され、大歓声を受ける。
試合はこのまま2−2で終了。フランクフルトは6位となり、まずはヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。
現在40歳の長谷部は、2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタート。08年1月にヴォルフスブルクに移籍し、ニュルンベルク、フランクフルトとドイツで活躍を続けた。
また日本代表では、キャプテンとしてワールドカップに3度出場。長らく中心的選手としてチームを支えた。
日本とフランクフルトのレジェンドが、22年に現役キャリアを終えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:28
シュトゥットガルトは18日、原口元気が今季限りで退団することを公式サイトで発表した。
原口は2014年7月に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへ移籍すると、そこから今季まで10シーズンに渡ってドイツでのプレーを続けてきた。デュッセルドルフ、ハノーファー、ウニオン・ベルリンを経て、2023年1月にシュトゥットガルトへ完全移籍。ただ、シュトゥットガルトでは出場機会に恵まれず、今季はブンデスリーガとDFBポカールで1試合ずつの途中出場にとどまっていた。
原口は今季限りでシュトゥットガルトからフリーで退団することになり、新天地を探すことになった。なお、シュトゥットガルトは原口とともに、リリアン・エグロフ、ロベルト・マッシモ、フロリアン・ショック、マフムド・ダフード(期限付き移籍期間満了)、テクニカルコーチのネイト・ヴァイス氏が今季限りでクラブを離れると発表している。
2024年05月19日 00:26
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、ブンデスリーガ優勝を決めているレヴァークーゼンはホームでアウグスブルクと対戦した。
2024年05月19日 00:22
現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、すでにリーグ制覇を決めているレバークーゼンはホームでアウクスブルクと対戦した。
レバークーゼンはブンデス史上初の無敗優勝が懸かる一戦で、立ち上がりからボールを握って試合を優位に進める。10分、右サイドを抜け出したフリンポンの折り返しにボニフェイスが反応したが、わずかに合わない。
それでもその2分後、敵陣ゴール前で相手GKコウベクのボールを奪ったアドリの横パスをボニフェイスが押し込んで先制点を奪った。
さらに27分には、ターの右足のシュートが相手に当たってこぼれたボールをアンドリヒがヒールで流し込んで追加点を挙げた。このまま2点リードで前半を終える。
【動画】優勝決定でピッチになだれ込むレバークーゼンのサポーター
後半に入り、レバークーゼンは48分にカウンターを発動。ホフマンがミドルを放つも、GKコウベクにキャッチされた。
62分には、自陣中央でボールを奪われると、最後はケミュルにコントロールショットを決められて1点差に詰め寄られる。
73分、左からのクロスを途中出場のジャカが収めて、右足のボレーで狙うも、アウクスブルク守護神にセーブされる。5分後にはヴィルツが相手GKと1対1になる決定機を迎えるも、決め切れなかった。
その後、両チームに得点は生まれず、レバークーゼンは2−1で勝利。リーグ戦全34試合で28勝6分とし、無敗優勝の快挙を達成した。
22日にはヨーロッパリーグの決勝でアタランタと激突。今季2つ目のタイトルを狙う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 00:00
近年のサッカー界では選手の価値がうなぎのぼりとなっており、チームを作るための補強についても多額の投資が必要になっている。
今回は『GMS』から「直近の5シーズンで最も多くの支出を記録した20のクラブ」をご紹介する。20位:バルセロナ
主な高額獲得選手:ロベルト・レヴァンドフスキ、ラフィーニャなど
国籍:スペイン
5年間での支出額:1億1360万ポンド(およそ267.46億円)
年俸換算:1億234万ポンド(およそ201.26億円)19位:レアル・マドリー
主な高額獲得選手:ジュード・ベリンガム、オレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガなど
国籍:スペイン
5年間での支出額:1億1490万ポンド(およそ293.02億円)18位:アル・アハリ
主な高額獲得選手:リヤド・マフレズ、アラン・サン=マクシマン、エドゥアール・メンディなど
国籍:サウジアラビア
5年間での支出額:1億1650万ポンド(およそ324.49億円)17位:ユヴェントス
主な高額獲得選手:フェデリコ・キエーザ、モイーズ・キーンなど
国籍:イタリア
5年間での支出額:1億1720万ポンド(およそ338.26億円)16位:リーズ・ユナイテッド
主な高額獲得選手:ジョルジニオ・ルッテル、ロドリゴ、ブレンダン・アーロンソン、ダニエル・ジェームズなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:1億1730万ポンド(およそ340.22億円)15位:アル・ナスル
主な高額獲得選手:サディオ・マネ、エメリク・ラポルトなど
国籍:サウジアラビア
5年間での支出額:1億1830万ポンド(およそ359.89億円)14位:ノッティンガム・フォレスト
主な高額獲得選手:イブライム・サンガレ、モーガン・ギブス=ホワイト、タイウォ・アウォニイー、ネコ・ウィリアムズなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:2億2010万ポンド(およそ395.29億円)13位:バイエルン・ミュンヘン
主な高額獲得選手:マタイス・デ・リフト、ハリー・ケインなど
国籍:ドイツ
5年間での支出額:2億2080万ポンド(およそ409.05億円)12位:ACミラン
主な高額獲得選手:フィカヨ・トモリ、サンドロ・トナーリ、シャルル・デ・ケーテラーレなど
国籍:イタリア
5年間での支出額:2億2200万ポンド(およそ432.65億円)11位:リヴァプール
主な高額獲得選手:ダルウィン・ヌニェス、アレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボスライ、ルイス・ディアスなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:2億2230万ポンド(およそ438.55億円)
意外にもバルセロナとレアル・マドリーの両クラブは20位と19位で、この5年間ではそれほどお金を使っているわけではない。バイエルン・ミュンヘンやミランなどの他、サウジアラビアやノッティンガム・フォレストよりも支出が少ないようだ。10位:ウェストハム・ユナイテッド
主な高額獲得選手:セバスティアン・アレル、モハメド・クドゥス、ルーカス・パケタ、エドソン・アルバレスなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:2億2410万ポンド(およそ473.95億円)9位:マンチェスター・シティ
主な高額獲得選手:アーリング・ハーランド、ジャック・グリリッシュなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:3億3260万ポンド(およそ641.11億円)8位:アストン・ヴィラ
主な高額獲得選手:ムサ・ディアビ、パウ・トーレス、レオン・ベイリーなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:3億3290万ポンド(およそ647.01億円)7位:アル・ヒラル
主な高額獲得選手:ネイマール、マウコン、ルーベン・ネヴェス、アレクサンダル・ミトロヴィッチなど
国籍:サウジアラビア
5年間での支出額:3億3750万ポンド(およそ737.48億円)6位:パリ・サンジェルマン
主な高額獲得選手:ウスマヌ・デンベレ、ゴンサロ・ラモス、ブラッドリー・バルコラなど
国籍:フランス
5年間での支出額:3億3930万ポンド(およそ772.87億円)
ネイマールなどを獲得するなど大きな存在感を見せたアル・ヒラルが7位でサウジアラビア最高位。その上には2017年にバルセロナからネイマールをとんでもない額で獲得したパリ・サンジェルマンがいるというのがなかなかおもしろい。5位:ニューカッスル・ユナイテッド
主な高額獲得選手:アレクサンデル・イサク、ブルーノ・ギマランイス、サンドロ・トナーリ、アンソニー・ゴードンなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:4億4180万ポンド(およそ822.04億円)4位:トッテナム・ホットスパー
主な高額獲得選手:ジェームズ・マディソン、リシャルリソン、ミッキー・ファン・デ・フェンなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:4億4600万ポンド(およそ904.64億円)3位:アーセナル
主な高額獲得選手:レアンドロ・トロサール、カイ・ハヴァーツ、ガブリエウ・ジェズスなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:5億5500万ポンド(およそ1081.63億円)2位:マンチェスター・ユナイテッド
主な高額獲得選手:アントニー、カゼミロ、ブルーノ・フェルナンデスなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:5億5970万ポンド(およそ1174.06億円)1位:チェルシー
主な高額獲得選手:エンソ・フェルナンデス、ミハイロ・ムドリク、モイセス・カイセドなど
国籍:イングランド
5年間での支出額:6億6740万ポンド(およそ1325.49億円)
プレミアリーグでプレーした「最高のポルトガル人選手」TOP10
昨年トッド・ボーリー氏がオーナーになって以来、チェルシーほどお金を使ってきたクラブはないようだ。エンソ・フェルナンデスとモイセス・カイセドを獲得するためだけに2億ポンド(およそ393.3億円)を費やすなど大きな存在感を示したが…。
2024年05月18日 23:30
チームの強化戦略など賛否両論なところもあったかもしれないが、パリ・サンジェルマンが近年の仏リーグ・アンを盛り上げてきたのは間違いない。
一時はリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・ムバッペの3枚が前線に揃っており、ネームバリューは抜群だった。悲願のチャンピオンズリーグ制覇には届かなかったが、このトリオを見たくてリーグ・アンのゲームをチェックしていたというサッカーファンも少なくないだろう。
しかし昨夏にメッシとネイマールが退団し、今夏にはムバッペもチームを離れることになる。ここ数年のPSGを引っ張ってきたスーパーエースのムバッペが退団する影響は大きく、代わりとなるスター選手を獲得するのは難しいだろう。
仏『L’Equipe』によると、かつてフランス代表監督も務めたレイモン・ドメネク氏はリーグ・アンの人気がどうなっていくのか懸念している。スターに依存しないやり方でPSGが強くなる可能性も考えられるが、ムバッペ退団後のPSGに世界のサッカーファンが関心を示してくれるかは未知数だ。
「リーグにどんな価値をもたらしていくのか。欧州で輝くための手段が必要となる。(ムバッペの退団から)立ち直れないと言っているわけではないが、これはブレーキだよ」
ムバッペ退団でリーグの優勝争いが熾烈になり、それが面白さに繋がる可能性はある。同国最高のスター選手であるムバッペ退団がどう影響していくのか読みづらいところもあるが、来季のリーグ・アンは観衆を魅了できるか。