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2021年12月05日 14:36
阪神は5日、アーロン・ウィルカーソン投手(32)=米大リーグ、ドジャース3AからFA=と来季の選手契約を締結したと発表した。背番号は「52」。年俸は65万ドル(約7300万円)とみられる。メジャーでは通算14試合に登板して1勝1敗、防御率6・88。今季は3Aで、おもに先発で23試合に登板して8勝5敗、防御率3・86。先発タイプで、スライダー、フォークなど多彩な変化球と制球力がセールスポイントの右腕だ。 ウィルカーソンは「阪神タイガースで新たな野球人生を始めることができて、非常に興奮しています。私にプレーする機会を与えてくれたタイガースには心から感謝しています。新しいチームメート、監督、コーチに会えることを今からとても楽しみにしていますし、タイガースを日本一にするために勝利に貢献したい。私とタイガースを応援してくれるファンのみなさまに、来季、日本でお会いできることを心待ちにしています」と球団を通じてコメントした。
2024年05月07日 06:00
中日2―0巨人(セ・リーグ=6日)――中日は一回、細川の適時二塁打で先行。
三回にも細川の適時打で1点を加えた。梅津は六回途中無失点で今季初白星。巨人は散発5安打で今季5度目の零封負け。
◇
大型連休初日のミーティングで、巨人の阿部監督は選手たちに語りかけた。「簡単にポコポコ打てるものじゃない。そこをみんなで我慢してやるしかない」。しかし、打線の状態は、なかなか上向いてこない。中日との3連戦初戦で喫した敗戦は、連休期間に限っても3度目の零封負けだ。
2点を追う終盤の八回に好機が訪れた。マウンドには快速右腕の松山。先頭の小林に代わり、長野が代打で送られた。外寄りの速球を捉えると、打球は右翼線への二塁打となり、ベンチが沸き立った。
しかし、ここからが続かない。代打の大城卓が初球の直球を狙ったが左飛に打ち取られ、増田大は2球目のフォークボールを引っかけて三ゴロ。続く丸も4球連続のフォークの前に、空振り三振に倒れた。
チームの総得点は82で、リーグ5位にとどまっている。1試合平均では2・48点で、投手陣が2失点に抑えないと勝利には届かない計算だ。打線は「水物」。ならばと、監督は得点機をいかに数多く作るかに腐心し、犠打やチーム打撃の重要性を説く。しかし、この日は好機らしい好機も、思うように作れなかった。
昨季に打撃3部門でキャリアハイを記録した大城卓は打率1割台と低迷し、出番も減らしている。「チーム全体として粘り強くやっていくしかない」と大城卓。本来は打てる捕手であるはずの選手会長が乗ってこないのも、得点力不足を招いている。
阿部監督は試合後、痛めていた膝を悪化させた梶谷と中山に代わり、秋広と新人の泉口友汰(NTT西日本)を昇格させると明かした。昨季は中軸も担った秋広は今季初の一軍だ。重苦しい雰囲気を一掃する起爆剤がほしい。(平山一有)
2024年05月07日 05:44
打率.524、3本塁打、7打点、長打率.952、OPS1.536の好成績
メジャーリーグ機構は6日(日本時間7日)、4月29日(同30日)から5月5日(同6日)の週の週間MVPを発表し、ナ・リーグではドジャース・大谷翔平投手が受賞した。通算8度目の受賞で、ドジャース移籍後は初となる。
大谷は同期間で5試合に出場。21打数11安打で打率.524、3本塁打、7打点、出塁率.583、長打率.952、OPS1.536をマークしていた。週間MVPの受賞はエンゼルス時代の昨年7月30日(同31日)以来自身8度目。ナ・リーグでは初受賞だ。
エンゼルス、ドジャースの両球団で受賞した選手は通算324勝を誇る殿堂入り投手、ドン・サットン以来史上2人目。また、ア・リーグではアスレチックスのブレント・ルッカー外野手が受賞した。(Full-Count編集部)
2024年05月07日 05:01
「阪神(降雨中止)広島」(6日、甲子園球場)
首位の阪神は6日、広島戦(甲子園)が天候不良のため中止となった。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は「打撃を立て直す時間」と中止を好感したが、「打撃強化を焦る必要のない投手層の厚さ」と投手陣の厚さも強調した。
◇ ◇
今季2度目の雨天中止となった。阪神の現状を考えれば、やはり打線がまだ十分な力を発揮していないように見える分、そこを立て直す時間と考えても、この雨はプラスではないか。
とはいえ、その打線にしても早急に立て直すべき課題、とまでは言えないだろう。それほど、投手陣が充実している。
開幕投手の青柳が、一度ローテーションを飛ばされる形となったが、これが他球団であれば「エースが離脱!」という捉え方をされて、チームもざわつくだろう。
ところが阪神の場合は、少し調整に充てただけだろうという見方になる。それほど先発陣も充実しており、この層の厚みがある限り、今後も大きく崩れることはない。
2位に巨人がいて、リーグ戦に妙味は増してきたな、とは感じられるが、阪神とすれば投手陣が辛抱しながら今の形で試合をつくっていればいい。疲労の出てくる夏場あたりに佐藤輝、森下あたりがガンガン打ち始めれば、勝負の秋口にチームが充実期を迎える。そんな“Vプラン”が見え始めているように感じる。
2024年05月07日 05:01
阪神の佐藤輝明内野手(25)が6日、ヘッド部分をくりぬいた複数のバットを使い分けて試行錯誤していることを明かした。
2024年05月07日 05:01
「楽天2−4オリックス」(6日、楽天モバイルパーク)
楽天は天敵・セデーニョに浴びた手痛い一発が響いて3連敗。荘司が四回2死二、三塁から痛恨の3ランを被弾した。今季はこれでセデーニョに打率.384、4本塁打、12打点と打ち込まれている。
今江監督は「同じプロとして、チームとして、対策を立てないといけない」と厳しい表情だった。
2024年05月07日 05:01
「阪神(降雨中止)広島」(6日、甲子園球場)
首位の阪神は6日、広島戦(甲子園)が天候不良のため中止となった。打順の組み替えが多いことに対し岡田監督は「打てへんからや」と説明した。岡田監督との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−雨天中止で連投だった桐敷、岩崎が休める。
「そうや、うん。また、次(カードのDeNA戦は前後が試合のない)3試合やしな。あのへんは何にも疲れてない。ちょうどええくらいちゃうか」
−ブルペン全体は良い感じで回せている。
「全然無理させてないよ」
−昨年と違って打順の組み替えが多い。
「打てへんからや」
−理想は固定したい。
「そら固定する方が。いい流れやったらそんな変えへん。今年は全体的にピッチャーええよな、どこの球団もな。そんな大味な試合なれへんやん」
−昨年5月は快進撃(19勝5敗)があった。
「そんないけへんわ、そんなん(笑)。点取れへんのに」
−佐藤輝の状態は。
「だから普通の状態って、どれが普通の状態か俺あんまり分からへんわ。俺が言うのは、まだこれがマックスじゃないって、だから伸びしろがあるって言うてるけど。どのくらいが普通の状態かいうのは、俺はまだまだ分からへんもん。これが普通で、去年が出来過ぎかも分からへんやんか」
−佐藤輝は『不思議な選手』と言っていたが。
「そら、不思議なままやろ」
2024年05月07日 05:01
阪神は6日、広島戦(甲子園)が雨天中止となり、先発ローテーションを再編した。岡田監督は同日に登板予定だった大竹について「スライドはせえへん」と話し、「3戦目、行く予定やけどな。伊藤(将)もこないだ、ちょっとぎょうさん投げてるから」と明言。7日・広島戦は予定通り村上が先発し、大竹は8日の3戦目に回ることになった。
8日に登板予定だった伊藤将は、1日の広島戦(マツダ)で107球を投げたこともあって一度、登板を飛ばす形となった。
「大雨降太郎さん」シリーズのグッズが出るほどの雨男で知られる大竹だが、今季登板試合の雨天中止は初めて。仕切り直して昨季は7試合で6勝0敗、防御率0・57と好相性の広島と中10日で今季初対戦する。
2024年05月07日 05:01
お得意様相手に、またイニングイーターとなる。
2024年05月07日 05:01
首位の阪神は6日、広島戦(甲子園)が天候不良のため中止となった。岡田彰布監督(66)はここまでの戦いを「つぶし合い」と表現。混戦を抜け出すために「どんだけ点を取れるかやろうな」と打線の奮起に期待した。
どんよりとした空を、岡田監督は心配そうに見上げた。試合前、室内練習場へ向かう途中にドアの隙間から顔をのぞかせた時には曇り空だったが、ほどなく雨が落ちてきた。指揮官の不安は現実のものとなり、午後3時50分に中止が発表された。ちょうど1週間前の4月29日・広島戦(マツダ)以来、今季2度目の雨天中止となった。「予報悪いからな、今日な。しょうがないよ」。あきらめたようにつぶやいた。
広島、巨人との敵地5連戦を2勝2敗1分けで乗り切って本拠地の甲子園に戻った。2位・巨人、DeNAに2・5差をつけて首位に立つが、最下位・ヤクルトまで4差にひしめく大混戦となっている。
「混戦て言うよりも『つぶし合い』やろ。どこも3連勝できひんからな、やっぱり。『つぶし合い』やんなあ。みんな2勝1敗、1勝2敗やから、なかなか差が縮まらん言うか、そら貯金も増えへんし、その分あんまり借金もいけへんみたいな、そういう感覚やで」
指揮官の言葉通り、カード3連勝を挙げたのは阪神、巨人、中日、ヤクルトが一度ずつ。DeNA、広島は一度もない。
「つぶし合い」を抜け出すためには「どんだけ点を取れるかやろうな」と打線の奮起に期待した。チーム総得点102はヤクルトに次いでリーグ2位だが、4月に10試合連続2得点以下を記録するなど投手陣を援護できなかった試合も多い。
「そら(打率)1割台がおったらあかんわな。(先発)9人のうち3人1割台やもん、ピッチャー入れたら。やっぱりなかなか(打線が)つながらんよ、数字的にもな」と嘆きは止まらない。
得点を重ねることで「先発(投手)もなあ、今までよりは1イニング、2イニング投げられるし、そら楽に投げられるわけやから」と先発陣への波及効果も期待する。
好調を維持する投手陣に打線がかみ合えば、実力伯仲のペナントで一気に優位に立てる。仕切り直しとなる一戦。聖地で打ち勝ち、首位の足固めとする。
2024年05月07日 05:01
「春季高校野球大阪大会・準々決勝、大院大高2−1大阪桐蔭」(6日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
準々決勝が行われ、大院大高が大阪桐蔭を撃破した。3日の4回戦でも履正社に9−8で勝利。昨年3月に就任した辻盛英一監督(48)が掲げるノーサイン野球で“大阪2強”の強敵から大金星を挙げた。11年以来13年ぶりの春4強入り。大阪の同一大会で履正社と大阪桐蔭を下したのは2009年夏に甲子園に出場したPL学園以来、15年ぶりとなった。
社長兼任の二刀流監督率いる大院大高が、西の横綱をなぎ倒した。小細工なしの真っ向勝負でつかんだ大金星。雨粒が落ちる中、ナインは喜びの雄たけびを上げた。
履正社、大阪桐蔭の『大阪2強』を撃破。辻盛監督は「2強時代を終わらせるぞと監督になった。うれしいです」と頬を緩めた。
1点を追う九回無死一塁。プロ注目で、この日も阪神を含む9球団が視察した今坂幸暉内野手(3年)が右前打を放った。右翼手が三塁に悪送球する間に一走が同点のホームに生還。その後、相手投手の暴投間に三走・今坂が勝ち越し&決勝のホームを踏んだ。
プレーの連係は選手間のアイコンタクト。「うちはサインないんですよ」。決まり事はあるものの、選手の自主性を尊重して基本はノーサインの超攻撃野球を貫く。実際、履正社、大阪桐蔭戦で犠打は一つもなく、力勝負で勝ちきった。
元阪神・江夏豊氏の母校でもある同校は、2022年に室内練習場や外野人工芝のグラウンドを新設。経営者の一面も持つ指揮官は、自費でラプソード、最速170キロで2000回転数以上に設定できる打撃マシンを購入し、「真っすぐは打ち負けない」と自負する。自腹を切ったのも打倒・大阪2強への覚悟の表れ。特注マシンでナインは打撃に磨きをかけ、大阪桐蔭、履正社の両エースを攻略した。
「今日勝って満足している人は1人もいない」と主将の今坂。目標は日本一。大阪に起こした革命は通過点に過ぎない。
◆辻盛英一(つじもり・えいいち)1976年5月7日生まれの48歳。奈良県奈良市出身。奈良高、大阪市立大(現大阪公立大)では外野手を務めた。卒業後はビジネスマンとして働き、2010年から22年までは大阪公立大の監督を務め、17年秋には24年ぶりのリーグ優勝に導いた。2023年3月から大院大高の監督に就任し、株式会社ライフメトリクスの代表取締役も兼任。「営業は自分の『特別』を売りなさい」が著書として出版されている。
2024年05月07日 05:01
「ソフトバンク9−4日本ハム」(6日、みずほペイペイドーム)
日本ハムはシーソーゲームの展開から、四、五回に相手の破壊力に圧倒された。首位攻防初戦。最後はワンサイドゲームで敗れた。新庄監督は、悔しさでよろけるしぐさを見せながら現れた。
「取られて、取り返して、取り返されて、追いついて、めっちゃ楽しかったんですけどね。もうちょっと踏ん張ってくれたら。ゴールデンウイーク最後の試合。最後まで交互に繰り返して面白い試合を見せたかったんですけどね」。好ゲームを期待する満員のファンへの思いが口を突いた。
10試合ぶりにカード初戦を落とした。3度目の挑戦となった政権最多の貯金6もお預け。「今までは初戦に勝って、負け、負けっていうところもあったし。今日負けて、勝ち、勝ちもある。それを期待してやっていきます」。残り2試合、連勝で首位に食らい付く。
2024年05月07日 05:01
「ロッテ8−1西武」(6日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・種市が7回3安打無失点と好投し、約1カ月ぶりの白星となる2勝目を挙げた。
2024年05月07日 05:01
「DeNA6−5ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)
おのずと雄たけびを上げていた。「打った瞬間、入るという気がした」。2点を追う八回2死一、二塁。DeNA・筒香は初球を迷いなくとらえると、打球は右翼席で弾んだ。2019年10月7日のCSファーストS・阪神戦(横浜)以来、1673日ぶりに帰還した本拠地ハマスタで、いきなり逆転3ラン。人さし指を掲げゆっくりと駆け出す背番号25に、超満員のスタンドはスタンディングオベーションで喝采を送った。以下、筒香との一問一答。
◇ ◇
−八回に逆転3ラン。歓声は届いていたか。
「本当にたくさんのファンの皆さんに声援をしていただき、力を貸していただき、本当にありがとうございました」
−本塁打の感触は。
「感触はホームランになるかなと思いました」
−七回1死もあと少しで本塁打となる左中間フェンス直撃の二塁打。
「ベンチに帰るとご飯をもっと食べろといじっていただきました」
−誰から言われたか。
「いろんな方に言われました」
−本塁打でダイヤモンド一周した気持ちは。
「これだけのファンの皆さまの前でプレーできることを本当に幸せだなと思っていますし、ダイヤモンドを一周している時は特別な時間でした」
−プロ1号、100号、150号、200号、今回と全て横浜スタジアムで打ってきた。
「高校時代から横浜スタジアムでプレーをさせていただき、プロに入ってもプレーできるというのは本当に幸せです」
−チームの雰囲気は。
「本当に誰も諦めている選手はいなかったですし、雰囲気に乗せていただいて打席に入ることができました」
2024年05月07日 05:01
「DeNA6−5ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)
ヤクルト・石川が5回3安打2失点と粘投を見せたが、中継ぎ陣がリードを守り切れずに23年連続勝利がスルリ。
試合後は「やっぱ5回ではね…」と唇をかんだ。「もう少しイニングを投げられるようにしないとっていうのが一番。3人でポンポンいけたらチャンスはあると思うので」と反省の弁ばかりが言葉となり、悔しさをにじませた。
2024年05月07日 05:01
「中日2−0巨人」(6日、バンテリンドーム)
巨人が今季5度目の完封負けで連敗。勝率5割に逆戻りした。散発の5安打と打線が苦しみ、阿部監督は「世の中と一緒でゴールデンウイークも今日で終わり」と、前向きに7日以降の復調を期待した。
スタメン予定だった梶谷が、試合前練習で左膝痛を再発。先発の横川、中山とともに抹消し、秋広、ドラフト4位・泉口(NTT西日本)、平内を昇格させる予定。一気に6人の入れ替えで流れを変える。