2021年09月22日 07:00
「全米オープン」で大注目を浴びたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)やレイラ・フェルナンデス(カナダ)と同じ2002年生まれのクララ・トーザン(デンマーク)が、先週「WTA250 ルクセンブルク」でツアー2度目の優勝を飾った。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトが報じた。ノーシードだったトーザンは、決勝で第3シードの前回覇者エレナ・オスタベンコ(ラトビア)を、6-3、4-6、6-4、2時間超えの激闘の末に撃破。トーザンは今回の優勝により、世界ランキング70位から52位にジャンプアップした。現在トップ100に入っている2002年生まれの選手は彼女ら3人の他にあと一人、世界56位のマルタ・コスチュク(ウクライナ)がいる。 トーザンとラドゥカヌには年齢以外にも共通点がある。ラドゥカヌは予選勝者として「全米オープン」に出場、1セットも落とさずに初優勝を飾った。トーザンも今年3月に「WTA250 リヨン」に予選勝者として出場し、1セットも落とさずに初優勝を遂げている。 そして二人は「全米オープン」直前に下部大会である「WTA125 シカゴ」に出場。共に決勝まで勝ち進み、そこで勝ったのはトーザンだった。つまりラドゥカヌがプレーした過去15試合で、負けた相手はトーザンただ一人ということだ。 シカゴ大会の後、世界78位だったトーザンは「全米オープン」本戦にストレートイン。1回戦で世界92位のクララ・ブレル(フランス)を7-5、6-0のストレートで破ったが、2回戦で世界女王アシュリー・バーティ(オーストラリア)に1-6、5-7で敗退した。 デンマークのコペンハーゲンで生まれたトーザンは、6歳でテニスを始めた。13歳でITFジュニアサーキットに参戦し、ジュニア世界1位として出場した2019年の「全豪オープン」ジュニア女子シングルス決勝で、第4シードだったフェルナンデスを破って優勝した。 華々しい活躍を見せる2002年生まれの選手たちの今後が楽しみだ。 (テニスデイリー編集部) ※写真は「全仏オープン」でのクララ・トーザン (Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)
2024年04月28日 10:37
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に快勝した。
前回準優勝のシフィオンテクは、今大会で今季3度目のWTA 1000制覇を目指す。4回戦では地元期待のサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)と対戦する。
2022年大会覇者で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は7-5、2-6、6-4のフルセットで第32シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を退け、16強入りした。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も6-4、6-1で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、4回戦へ駒を進めた。
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2024年04月28日 09:17
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6(8-6)、6-3で大会第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を下し、3回戦に進出した。
今季限りで引退する意向を表明しているナダルは、最後の出場になるとみられるマドリード・オープンで勝ち残りを果たしたが、最高の状態に戻るまでにはまだ「時間が必要」だと語った。
デミノーとは2週連続の対戦で、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)では敗れていたが、見事な内容でその借りを返した。3回戦ではペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)と対戦する。
しかし、試合後のインタビューでは、本調子には「まだ遠い。時間が必要だ。2時間以上プレーしたことには大きな意味がある」と話し、「とにかく一歩ずつ。後はここから体がどう回復するかだ」と続けた。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は世界ランク118位のチアゴ・モンテイロ(Thiago Monteiro、ブラジル)に4-6、4-6で敗れた。チチパスはモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)で優勝すると、前週のバルセロナ・オープンでも準優勝し、クレーコートでは直近11戦でわずか1敗だったが、まさかの初戦敗退となった。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-0、6-3でロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に完勝し、同じイタリア人選手に対する無敗記録を13に伸ばしている。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は2-6、6-4、6-4でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)に逆転勝ちし、3回戦へ駒を進めた。
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2024年04月27日 12:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-4、3-6、6-3でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との接戦を制し、連覇に向けて3回戦に進出した。
世界ランキング2位のサバレンカは、今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で優勝して以降は調子が上がらず、相手の善戦もあって2時間9分で激闘を制した。
第1セットは強打を誇るサバレンカが先取したものの、第2セットは逆に主導権を握られ、結局世界48位のリネッテに勝負を最終第3セットまで持ち込まれた。それでも四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇る実力者のサバレンカは、相手のブレークポイントを3度しのいでサービスゲームをキープすると、ネットをかすめるウイナーを決めてブレークに成功し、ゲームカウント5-3でリード。最後はエースをたたき込んで勝利を締めくくり、ロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)との3回戦に駒を進めた。
前週のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)で今季ツアートップの3勝目を挙げるなど絶好調を維持している第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、ルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti、イタリア)に6-4、6-3で快勝。次戦の相手は、同大会で準優勝を収めた第25シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を6-2、7-5で撃破したマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)に決まった。
第6シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)は、ユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に5-7、0-2とリードされたところで、太ももの負傷を理由に途中棄権した。
昨年大会では4回戦進出の快進撃を見せたロシア出身の16歳ミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は、第29シードのリンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)との10代対決に臨み、4-6、6-3、6-3で逆転勝ちを収めた。
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2024年04月27日 12:09
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、6-1でアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)を下し、自身大会初戦を突破した。
2024年04月26日 17:09
国際テニス連盟(ITF)は25日、女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)の決勝ラウンドについて、これまでのグループステージを廃止して、史上初のノックアウト方式で行うことを明らかにした。
11月12日から20日までスペイン・セビリア(Seville)のエスタディオ・ラ・カルトゥーハ(Estadio La Cartuja)で行われる今年の決勝ラウンドでは計12か国が出場。上位4シードが1回戦が免除され準々決勝から出場し、他の8チームが1回戦からプレーする。
今月に行われた予選ラウンドの結果、前回覇者のカナダに加え、オーストラリア、チェコ、英国、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、米国、そして開催国スペインが決勝ラウンドに臨むことが決まっている。
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2024年04月26日 16:38
男子テニス、ドイツ出身の元名選手ボリス・ベッカー(Boris Becker)氏(56)が債務者との取引で破産の免責が認められたと、同氏の弁護士が25日に明らかにした。
独ベルリンに拠点を置く弁護士はAFPに送った発表文で、「破産管財人と合意した結果、2017年に開始されたボリス・ベッカー氏の破産は、昨日英ロンドンの高等法院が下した決定により法的に終了した」と述べた。
その一方で、合意内容の詳細については、「現時点では」引き続き機密事項であるとしている。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で3度の優勝を誇ったベッカー氏は、250万ポンド(約4億8600万円)の資産およびローンを隠して借金返済を免れた破産法違反で、2022年4月に禁錮2年6月の実刑判決を受けた。
英国の外国人受刑者に関する法律に基づいて同12月に釈放された後は、ドイツへ強制送還されていた。
ベッカー氏はスペイン・マヨルカ(Majorca)島に所有していた300万ポンド(約5億8000万円)以上の不動産の未払いをめぐって債権者に5000万ポンド(約97億円)の返済義務があり、2017年に破産宣告を受けた。
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2024年04月26日 10:14
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算22勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-0のストレートで16歳のダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch、米国)に快勝し、大会に別れを告げる中で2回戦に駒を進めた。
2024年を競技生活最後のシーズンと位置付け、これがマドリード・オープン最後の出場になるとみられている37歳のナダルは、けがからの回復を続けている中で本来の調子ではないものの、わずか約1時間で相手を一蹴した。
それでも、通算14度の優勝を誇る全仏オープン(French Open 2024)については出場できるとは限らないと慎重な姿勢を示しており、「自分は結果重視の人間ではない。何が起こるかについては現実主義者だ。きょうの相手は良いポテンシャルを持っていたけれど、あまりにも多くのミスを犯した」とコメントした。
「パリ(全仏オープン)に関する予測は変わっていないし、ここで変えるつもりはない。ローマ(イタリア国際<Internazionali BNL d'Italia 2024>)の後に決断する」
ナダルは前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)で1月以来のツアー復帰を果たし、2回戦でアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)に敗れた。来月のイタリア国際とローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)を前に本来の調子と体調を取り戻そうとしている中で、次戦は再びデミノーと激突する。
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2024年04月26日 09:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は2-6、6-4、5-7で大会第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に敗れた。
2024年04月25日 10:48
男子テニス、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は24日、「しっかりと戦える状態」にないと感じた場合は、最多14回の優勝を誇る今年の全仏オープン(French Open)には出場しないと述べた。
今週出場するマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)の会見で、「これからの3週間で何が起こるかは分からない。戦い続けるし、パリ(全仏オープン)でプレーするために自分がやらなくてはならないと思うことをやる」としつつ、「今の状態なら出場しない。もしパリがきょうだったらコートには上がらない。それが現実。しっかりと戦えるという手応えがある場合にのみパリでプレーする」と発言した。
ナダルは股関節のけがで昨季の大半を棒に振り、今年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で復帰したが、筋肉系の問題ですぐさま再離脱し、今シーズンはここまで5試合のみの出場となっている。今季のクレー初戦となった前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は2回戦敗退。マドリード・オープンでは25日の1回戦で16歳のダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch、米国)と対戦する。
マドリード・オープンに向けては「100パーセントでプレーできる状態ではないが、あす試合をする準備はできている。マドリードで最後にもう一度プレーすることが自分にとっては大切」と語った。
その一方で、現役最後になる可能性があるとして迎えている今シーズンは、これまで思い描いたようにはいっていないとも話し、「数週間前はツアーでもう一度プレーできるかも分からなかった」「完璧ではない。でも少なくともプレーはできているし、自分にとってとても大切ないくつかの大会で楽しむことができている。コートの上でおそらく別れを告げられるという事実は喜べる」と述べた。
状態については、技術ではなく「体の制限」に問題があると説明。「この1年半から2年はいろいろなことがあった。体の感覚が自分の望む形での戦いを許してくれていない」とコメントした。
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2024年04月25日 10:05
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は24日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)はラッキールーザーのグリート・ミネン(Greet Minnen、ベルギー)を6-4、6-1で下し、クレーコートで2022年以来となる白星を挙げた。
大坂は米国のハードコートで育ち、これまで赤土では苦戦することが多かったが、この日は2年ぶりとなるマドリード・オープンの試合で快勝し、第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)との2回戦に駒を進めた。
試合後に大坂は「今は以前よりずっとクレーを受け入れられている」と話し、「(クレーには)美しさがあると思う。今はクレーが得意な選手からひらめきを得ている。イガ(・シフィオンテク<Iga Swiatek、ポーランド>)のようになりたいとかいうわけではなく、自分の持っているものでベストを目指したい」と語った。
この日の試合については「フォアハンドで何度かいい感じでスライディングができたと思う。そこについては自分でもうれしかった」「相手がいいドロップショットを打ってきていたが、自分も結構うまく拾えたと思う」と振り返り、「動きの面ではどんどん感覚が良くなってきている。ショットも何本か重いボールを打てた。この感じを続けていければと思う」と述べた。
また、今夏にパリ五輪が全仏オープン(French Open)の会場で開催されることも、クレーコートでいいプレーをしたいというモチベーションになっていると明かし、「五輪は本当に大きな目標。心から出場したいと思っている」と付け加えた。
その他の試合では、大坂と同じく元全米オープン(US Open Tennis Championships)覇者のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が予選勝者のマリア・ルルデス・カルレ(Maria Lourdes Carle、アルゼンチン)に2-6、2-6でストレート負けを喫した。
前週のオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(Open Capfinances Rouen Métropole 2024)を制した2017年の全米オープン女王スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)は6-3、5-7、6-4でマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)に競り勝ち、クレーでの連勝を6に伸ばした。
元世界ランキング2位で、昨年疲労骨折した腰の痛みに今も苦しんでいるパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)は6-2、3-6、3-6で予選勝者の同胞ジェシカ・ボウサス・マネイロ(Jessica Bouzas Maneiro)に敗れた。
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2024年04月23日 11:56
男子テニス元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、9月に独ベルリンで行われる欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup)に出場することが決まった。主催者が22日に発表した。
6月で38歳になるナダルは今シーズン限りでの引退を示唆しており、同大会が現役最後の舞台になる可能性がある。
ナダルは2022年のレーバー・カップで引退したロジャー・フェデラー(Roger Federer)とダブルスを組んだ経緯もある。
ナダルは股関節のけがで昨シーズンの大半を棒に振ると、1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で復帰したが、股関節の問題が再発して全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を欠場。3か月の離脱を経て12回の優勝を誇る前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)から戻ってきたが、2回戦で敗退している。
9月20〜22日に行われるレーバー・カップでは、ナダルの他にカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が欧州チームとして出場する。
対するワールドチームは、これまでアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と米国のテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)、トミー・ポール(Tommy Paul)の参加が決まっている。
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2024年04月23日 09:47
男子テニス、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が22日、今週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を欠場すると表明した。
2024年04月22日 12:45
男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を7-5、6-3で下し、キャリア最大のタイトルを獲得した。
前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)決勝ではチチパスに敗れており、そのリベンジにもなった。
ルードはこれが通算11勝目だが、過去の10勝はいずれもATP 250でのものだったため、ATP 500の今大会のタイトルはキャリア最大となった。
試合後にはスペインのスポーツチャンネル「テレデポルテ」に対し「大きな意味のある優勝だ。キャリアで獲得した中で最も大きなタイトルであり、ずっと追い求めてきたものだ」と喜んだ。
今季進出した過去3回の決勝ではいずれも敗れていたが、ついに初優勝を果たし、マッチ勝利数もツアー最多の29勝としている。
一方のチチパスは精彩を欠き、連勝が10で止まった。
試合後には「バルセロナではベストのテニスができなかった。1週間を通して自分のショットがモンテカルロのときのような効果を発揮できている感じがしなかった」「きょうはメンタル的な余裕もなかった。キャスパーが良すぎた」と振り返り、大会のコートが自分のショットに合っていなかったとも話した。
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2024年04月22日 11:03
女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が6-2、6-2でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、優勝を果たした。
準決勝で3連覇を狙った世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を破ったルバキナは、両セットとも2回のブレークに成功し、コスチュークをわずか1時間9分で退けた。
ルバキナはこれがブリスベン国際(Brisbane International 2024)とムバダラ・アブダビ・オープン(Mubadala Abu Dhabi Open 2024)に続く今季3勝目で、通算8勝目。クレーコートでは通算3勝目となった。
世界ランク27位のコスチュークも、今大会はトップ10の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)、ココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)、マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を破って厳しいドローを勝ち上がってきたが、最後はストレートで快進撃を阻まれた。
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2024年04月21日 11:18
男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は20日、シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は5-7、6-4、6-2の逆転でドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)を退け、決勝進出を決めた。
決勝では前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)決勝で対戦したキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と再戦する。
モンテカルロ大会ではチチパスが勝利し、ルードは今季決勝で3戦全敗となった。
第3シードのルードは第13シードのトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)を7-6(8-6)、6-4で下し、決勝へ駒を進めた。
今季はモンテカルロ大会の前にロスカボス・オープン(Mifel Tennis Open by Telcel Oppo 2024)とメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2024)でも準優勝に終わっているが、これでマッチ勝利数はツアー最多の28勝と好調を維持している。
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