2021年05月06日 21:30
NY州知事が発表「ワクチンを接種して、無料でチケットをゲットしよう!」 米ニューヨーク州に本拠を置くヤンキースとメッツは、球場に設置した会場で新型コロナウイルスのワクチンを接種した観客に対し、無料の観戦チケットを提供する。同州のアンドリュー・クオモ州知事が5日(日本時間6日)の会見で発表した。CBSニュースなどが伝えている。 発表によると、両球団の試合では、ワクチン接種を済ませた観客用の指定セクションを設置。その区域では定員100%の入場を認めるという。未接種者向けの観客席は、ソーシャルディスタンスを確保するため定員の33%にとどめる。マスクの着用は引き続き求められる。 今回の発表は19日(同20日)から適用。クオモ知事は、ツイッターを通じて「もしあなたが野球を(そしてコミュニティを守ることを)愛しているなら、試合に行って、ワクチンを接種して、無料でチケットをゲットしよう!」と呼び掛けた。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 10:48
開幕から無傷の5連勝は石井一久、田中将大以来
■カブス 1ー0 メッツ(日本時間2日・ニューヨーク)
カブスの今永昇太投手が1日(日本時間2日)、敵地で行われたメッツ戦に先発した。7回87球を投げて散発3安打無失点、7奪三振の快投で無傷の5勝目を手にした。防御率は驚異の0.78となった。
初の中4日となったが、初回からテンポよく12球で3者凡退。2回1死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いたが、遊ゴロ併殺打で脱した。その後も危なげない投球で三塁を踏ませなかった。
救援陣も1点のリードを守り抜いた。9回にはネリスが1死二、三塁の大ピンチを招いたが、マクニールを左飛。さらにタッチアップした三塁走者を刺した。チャレンジでもアウト判定は変わらず、しびれる試合を制した。
メジャー1年目ながら左腕の快進撃は続く。開幕から無傷の5連勝は、日本人では6連勝した石井一久(ドジャース)、田中将大(ヤンキース)に続く3人目の快挙となった。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 10:39
元プロ野球・近鉄の佐野慈紀氏が2日、自身のブログを更新。前日に5月1日に手術で右腕を切断すると告白していたが、「無事に」というタイトルで「終わりました リハビリ 頑張る」と、報告した。
佐野氏は56歳の誕生日を迎えた4月30日。「今日まで右手の機能を残す為に治療を続けるも2024/05/01 感染症が進み明日右腕を切断する事に」「一緒に戦ってくれた右腕 感動を分かち合った右腕 明日、お別れする」と、綴っていた。
病との闘いは23年4月。「右足中指の感染が発覚。重症下肢虚血 緊急の為、右足中指を切断。治療の為、強制入院生活始まる。遅ければ右足を失うとこだった」というのを皮切りに、23年12月には「感染症が足から指先に転移」したため、結果的に「指先を2本切断」することに。24年1月には「心臓弁膜症」も発覚し、「糖尿病による影響は恐ろしい」とも記された。
2024年05月02日 10:30
「一軍に行きたい気持ちも強いですけど、まず一軍で活躍できるようにならないといけないので、そういうふうにできるようにファームで自分の感覚を作り直して、一軍で戦える状態に持っていきたい」。
ロッテ・郄部瑛斗は現在、一軍を目指しファームで技術を磨いている。
郄部は22年に盗塁王、外野手部門最多得票でゴールデングラブ賞を受賞したが、昨季は開幕前の3月9日に『右肩甲下筋肉離れ』と診断され、開幕直後の4月29日に『右肩甲下筋損傷』で離脱し、9月1日に『第一肋骨切除術』と故障に泣いた1年だった。
完全復活を目指す今季に向け、「実戦をやってみないと新しい感覚が出てこないと思う。新しい感覚を常に求めて、2024年だけじゃなく続けてやっていきたい」と意気込みバットを振ってきたが、練習試合の打率は.156(32−5)、オープン戦も打率.000(8−0)で、開幕は二軍スタート。
「バッティングは本当にまだまだ良くない。基本に戻ってイチからやらなきゃいけないなと思います」。ファームでもここまで27試合に出場して、打率.223(112−25)。コンスタントに安打を放っているが、3安打以上は1試合もなく、複数安打も5試合と、“固め打ち”が少ない。郄部本人も「固めたいです、そこだけです」とポツリ。
石垣島の春季キャンプの時に、新しい感覚を作っていきたいと話していたが現在はどのような状況なのだろうかーー。
「1個良いものが出ても、1個、2個悪いのが出てくるので、そこは調子が良くない時の特徴。調子とかを考えず、技術をもう1回作り直さなきゃいけないという段階です」。
自身の映像を見たり、打撃コーチと相談しながら取り組んでいるのだろうかーー。
「そうですね、相談とかもしていますけど、自分の感覚が一番しっくりきていないので、そこをちょっと擦り合わせないといけないなと」。
日々良い形を求めてバッティングでは試行錯誤しているが、武器である走塁ではイースタン・リーグトップの10盗塁、“1つ先を狙った走塁”を披露している。
4月23日の楽天二軍戦では1−0の5回に四球を選ぶと、続く茶谷健太の初球、捕逸で二塁へ進み、1ボール2ストライクからの4球目には投球モーションを完全に盗み三塁盗塁成功。茶谷の二塁ゴロで、楽天内野陣は前進守備を敷いていたが、俊足を飛ばしてホームイン。郄部の“足”で1点を奪った。
「うちのチームがそういうチームなので求められているところもあるので、そういうのをやってみようかなというところでやった感じです」。
守備でも2月の練習試合から指名打者での出場が続いていたが、3月22日のヤクルト二軍戦で初めて外野の守備につくと、現在は二軍戦で主にセンターを守る。
外野の守備について「1年間できなかったので、狂いとかは多少ありますけど、試合数も重ねて感覚も良くなっている」とし、右肩も「ほぼ痛みなくできているので、あとは少しずつ強度を上がっていってくれればなという感じです」と語った。
4月7日の西武二軍戦では、3−3の10回一死二、三塁で滝澤夏央が左中間後方に放った打球を前進守備していた郄部が背走し最後はダイビングキャッチ。抜けていれば2点のところを犠飛の1点に防ぐスーパープレーだった。
走塁、守備ではらしさを発揮している。あとはバッティングの状態をあげていくだけ。自分の形を見つけ、郄部の調子のバロメーターのひとつである“固め打ち”する試合を増やしていきたい。
取材・文=岩下雄太
2024年05月02日 10:29
今季からウエスタンリーグに参戦しているくふうハヤテは2日、元ロッテの谷川唯人捕手が退団したことを発表した。
2024年05月02日 10:21
注目されたロッテ・佐々木朗希、オリックス・宮城大弥両投手による先発対決(4月30日・ほっともっとフィールド神戸)は1点勝負の末、佐々木に軍配が上がった。予想どおりの投手戦となったが、デイリースポーツウェブ評論家の野田浩司氏は、球界を代表する2人の投球に“変化と進化”を感じたという。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(試合は佐々木が7回を被安打4、奪三振10、無失点で勝ち投手。宮城は8回を被安打5、奪三振13、失点1で負け投手。両者の直接対決は通算5試合目で佐々木の3勝1敗となった)
今年の佐々木を見ていて思うのは、できるだけ多くの球数を投げようとしているところ。その意識はイニングの多さにも表れている。今季は最初の登板以外はすべて7回まで投げているが、そこがまず昨年までとは違うところですね。
だからなのか、昨年までは初回から160キロ級の速球を投げていたのが、今年は序盤なら150キロ台前半程度に抑えている。ペース配分を覚えようとしているような印象を受ける。
さらに球種で言うと、スライダーが多い。もちろんストレートは変わらずに速いし、宮城との投げ合いではフォークもよく落ちていたが、今年はこのスライダーが目につく。
2022年の4月にパーフェクトを達成した試合は同じく宮城との投げ合いだったが、そのころはストレートとフォーク以外はカーブをチョロっと投げていたぐらいでしたからね。
本人には1年間通して働けていないことで、ローテーションをしっかり守るという目標があるんでしょう。そういう思いもあって大人のピッチングに変わってきているのかな。
佐々木が“脱・朗希”なら、宮城は同じ投球スタイルを保ちながらさらに進化し、凄みを増しているというイメージ。山本由伸が抜けたことでエースの自覚が生まれ、背中でチームを引っ張っているように感じる。
今年の宮城はメチャクチャいいんですよ。球速も制球もワンランク、スケールアップし、特に右打者へのクロスファイヤーは一段と精度が上がっている。
この日は1点リードされて迎えた六回と八回はともに三者三振。とくに八回は前の打席で打たれている荻野に対して外、内、内と捕手のミットどおりに直球を配して見逃し三振に打ち取った。意地を見せましたね。
自己最多の13三振を奪ったように、佐々木以上の出来で勝てなかったのは残念だろうが、リーグを代表する投手同士の対決は非常に見応えがあった。
(今季、佐々木は3勝1敗。防御率1・64。宮城は2勝3敗。防御率1・41)
昨年WBCに選ばれ活躍した2人。平日のナイターで試合前は雨も降っていたのに観衆が32582人。凄い人気でしたね。ほっともっとフィールドでは今季初戦ということも手伝い、周辺道路はかなり渋滞が起きてましたよ。
2人とも高校を卒業して5年目でこの実力。できることならこれから先も両投手の投げ合いを見続けていきたいんですけどね。本当に魅力的なんだけどなあ。
2024年05月02日 10:17
西武は2日、6月15日のDeNA戦で鈴木健氏と横浜OBの野村弘樹氏が来場し、1打席勝負を開催すると発表した。
1998年にチームトップの13勝を挙げ38年ぶりのリーグ優勝、日本一に貢献した野村弘樹氏が登場し、対するは、勝負強いバッティングに加え、卓越した選球眼で1997年に最高出塁率者賞を獲得しチームをけん引した鈴木健氏が迎え撃つ。
2013シーズンの交流戦のイベントで行った1打席対決では、鈴木氏が右中間を破るヒットを放っている。
▼ 西武OB・鈴木健氏
「3月のOB戦以来またベルーナドームのグラウンドで打者としてプレーできるのがまず非常に楽しみです。野村さんとは、2013年にイベントで対戦してヒットを打てたので、今回も打ちたいですね!ライオンズ、そしてベイスターズファンの皆さまに楽しんでいただけるよう真剣勝負に徹します」
▼ 横浜OB・野村弘樹氏
「鈴木さんは同い年でかつ入団年も同じなので、当時は結構意識していましたね。1998年の日本シリーズでは6打数2安打でしたが、三振が取れなかった記憶が強いですね。2013年のイベントでは右中間にヒットを打たれてしまったので、今回こそは抑えられるようにがんばります」
2024年05月02日 10:12
西武は2日、6月1日の巨人戦に辻󠄀発彦氏と巨人OBの斎藤雅樹氏が来場すると発表した。
斎藤雅樹氏は現役時代、「ミスター完投」と呼ばれ、11試合連続完投勝利のプロ野球記録を打ち立て、エースとして君臨。バッターボックスにはライオンズの前監督で、1993年には首位打者にも輝いた辻󠄀発彦氏が立ち、レジェンドOBによる1打席対決を開催する。
▼ 西武OB・辻󠄀発彦氏
「斎藤さんとは日本シリーズで何度か対戦しましたが、今回約20年ぶりに対戦できるという事で、打てないでしょうが真剣勝負を楽しみにしています。
▼ 巨人OB・斎藤雅樹氏
「辻󠄀さんは当時1番バッターとして出塁率も高く、日本シリーズでは打たれた記憶の方が強かったので、今回お話をいただいたときは少しどきっとしました(笑)。一打席のみですが対戦させていただけるので、しっかり抑えられるように、当日お越しになられたファンの皆さまを楽しませることができように、そして久しぶりの投球を楽しみたいなと思います」
2024年05月02日 10:00
1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた若松勉氏が、ヤクルト・長岡秀樹について言及した。
2024年05月02日 10:00
ナックがオプションで3A降格…番記者「ビューラー復帰の良い前兆」
ドジャースは1日(日本時間2日)、26歳の右腕ランドン・ナック投手をオプションでマイナー降格させたと発表した。前日4月30日(同5月1日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では5回1失点の好投を見せていた。代わってJP・ファイアライゼン投手がメジャー昇格した。
ナックは4月17日(同18日)の本拠地・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。ここまで3試合に登板し、1勝1敗、防御率2.81の成績をマークしていた。4月30日には蜂の大量発生で試合開始が1時間55分遅れる珍事もあったが、5回1失点と試合を作っていた。
31歳のフェイエレイセンは2022年オフにトレードで加入。今季は2試合に登板し、0勝1敗、防御率40.50となっている。チームはブルスダー・グラテロル投手やライアン・ブレイシア投手らが故障者リスト入り。救援陣が不足し、苦渋の決断となった。
また、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は「ウォーカー・ビューラー投手が来週ローテーションに復帰する良い前兆となるだろう」と自身のX(旧ツイッター)に投稿した。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 10:00
広島・宇草孔基外野手(27)が打撃で存在感を高めている。開幕は2軍スタートだったものの4月9日に1軍昇格。同20日・巨人戦から27日・中日戦にかけ1週間で3本塁打を放つ躍動ぶりを見せつけた。昨季は一度も1軍出場がなかった若鯉の復活。その裏にあった、新井良太2軍打撃コーチ(40)の助言に迫った。
◇ ◇
進化を遂げた打撃がカープの4月戦線を熱くさせた。宇草は4月20日から27日までの1週間、計5試合で3本のアーチをかけ“旬”の活躍を見せた。「2月、2軍キャンプでの期間がなければ(今の自分は)絶対ないと思う」と実感を込めた。
その2月からは、新井良太2軍打撃コーチと二人三脚で歩みを進めてきた。同コーチは「一貫して二つのことしか言ってなかった」と明かし、「メカニック的な部分ではタイミングを取る時、しっかり頭を(捕手方向に)引いて、そこから振りに行く時に『一切、顔を出すな』と。それでスイングワークも変わってきた」と語った。
元々、打ちに行く際に頭の位置が投手側へ移動する悪癖があった。その修正を最優先に口酸っぱく伝えてきた。「今のはどうですか?」「ダメ」「今のは?」「いい」という具合に結果が安打、凡打に関係なく確認を繰り返した。
同コーチが話す「スイングワーク」とはバットを振れるスペースのことを指す。頭が突っ込むとバットを出せる場所は限られるが、頭を残して始動すればスイングの可動域が広くなり、思った箇所にバットを出せる。これには宇草自身も変化を実感。「頭が動かさないことでヒットの種類が増えた。詰まっても(外野手の前に)落とせるイメージも湧くし、前で拾ってバットに乗ってくれるイメージも出てきた」と成長を体感している。
そしてもう一つ、同コーチは宇草に伝えた。「精神的に、ブレるな」。技術的な方向性に確固たるものが見つかっていない段階。一流選手の打撃動画や考え方に手軽に触れられる時代になった。それをヒントに多方面から自身の技術向上を図ることを、あえて禁じた。
「自分で『これ、どうかな?アレ、どうかな?』ってやるのはダメって(言った)。いい意味でも悪い意味でも考えて、いろんなところから情報収集しようとするから。日によってフォームが違ったこともあった。顔だけは絶対、前に寄らないことを軸に考えてやりなさいと」
枝葉にこだわって打撃の根幹がおろそかになることは一番避けるべき。真面目な宇草の性格を踏まえての助言だった。「アイツは元来、打つ能力はあるから」と新井コーチ。明確な方向性を示したことで本人の迷いを打ち消し、本人も「すごく考えやすくなった」と感謝。シンプルな教えが今を支えている。
昨年、一度も1軍出場がなかった27歳は「自分は明日がない立場」と何度も繰り返してきた。危機感と確固たる指針を胸に、1軍舞台に戻ってきた。「(2軍の)スタッフの方々には本当、お世話になった。自分自身、まだまだですが結果でいい姿を見せられれば。やり抜こうと思っている」。心も体もブレることなく、5月戦線も存在感を示す。(デイリースポーツ・向 亮祐)
2024年05月02日 09:55
タイガースの前田健太投手(36)は1日(日本時間2日)に本拠地デトロイトでのカージナルス戦に先発登板し、6回を投げ1本塁打を含む4安打1失点、5三振無四球で移籍後初勝利(1敗)を挙げた。最速は91・6マイル(約147・4キロ)で、打者20人に79球。防御率5・02。チームは4―1で勝った。
ボールを低めに集める丁寧な投球で今季初白星を引き寄せた。初回、2回は連続で3者凡退。3回二死後に初安打を許すも1番ドノバンを外角低めのスプリットで二ゴロに打ち取った。
3点をリードする4回は先頭コントレラスに中越え本塁打を許すも、続く3番ヌートバーを真ん中低めのスプリットで空振り三振、アレナドを外角高めの直球で二直、ゴールドシュミットに真ん中低めのスプリットで二ゴロ。
5回は先頭バールソンに右前打されるも一死後、8番ゴーマンを外角低めのスプリットで一直併殺に仕留めた。
一発出れば同点の6回一死一塁は4回に一発を浴びているコントレラスと対戦。フルカウントからファウルで3球粘られた9球目、内角高めにこの日最速の91・6マイルの直球を投げ込み、空振り三振。スタートを切っていた一塁走者を二塁でアウトにして併殺で切り抜けると客席から大歓声が上がった。
ここまで2度勝利投手の権利を持って降板するも白星を逃がしてきたベテラン右腕。今季6度目の登板でようやく初勝利を手にした。
2024年05月02日 09:51
安達は9回に守備固めで出場も1イニング3失策、パ二塁手のワースト記録
■ロッテ 6ー3 オリックス(1日・ほっともっと神戸)
オリックスは1日に行われたロッテ戦(ほっと神戸)に3-6で敗れ、3連敗を喫した。
2024年05月02日 09:27
2日のダイヤモンドバックス戦は休養のため今季初めてスタメンを外れた
■Dバックス ー ドジャース(日本時間2日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地で行われるダイヤモンドバックス戦で休養のため今季初めてスタメンを外れたが、ここまで打率.336、OPS1.017をマークしている。デーブ・ロバーツ監督は改めて、高い打撃技術を称賛した。
前日4月30日(同5月1日)の同戦は、バックネット裏にハチが大量発生して開始が1時間55分遅延する珍事があった。大谷は5打数1安打で今季初の3三振を喫したが、指揮官の信頼は揺るがない。得点圏で勝負をしてもらえないことについて「打者なら打ちたいと思う。ショウヘイは昨日の蜂のようにアグレッシブだ。彼らは、大事な場面で打ちたいんだ」と爆笑を誘った。
さらに「打点を挙げるなら、彼の右に出る者はいない。先日も話したけれど、彼はストライクゾーンをコントロールできている。でも、彼には長打を打つという遺伝子がある。それはいいことだ」。“天性”ともいえる打撃に賛辞が止まらなかった。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 09:11
「ラプソード」社がテクノロジーアンバサダーを務める大谷を“再登場”させファンも注目
ドジャースの大谷翔平は、4月22日(日本時間23日)に野球などの弾道測定分析デバイスを展開する「ラプソード」社のテクノロジーアンバサダーに就任した。就任発表から9日後の30日(同5月1日)に「ラプソード・ベースボール」が“改めて”映像を公開し、広告塔としての存在感を発揮し続けている。大谷の粋な映像には「かっこいい」の声が殺到している。
X(旧ツイッター)には「打つことだけ、投げることだけにに限定されない人へ」と太字で強調して“念押し”。「ショウヘイ・オオタニの卓越性への揺るぎない追求において、ラプソードが与えた試合の流れを変えるような影響を体験してください!」との言葉とともに映像を公開している。暗闇の中から現れた大谷が打席に立ち、そこには「野球少年」という言葉もある。
大谷は過去数年に渡り、ラプソードの「デバイスPRO3.0」を使用しているという。PRO3.0は3つのカメラと2つのレーダーが搭載されており、投球と打球の両方で高精度なデータをリアルタイムに計測することが可能。日本公式サイトによれば、定価126万5000円となっている。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 09:00
● 巨人 0 − 4 ヤクルト ○
<5回戦・東京ドーム>
1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた若松勉氏が、巨人の坂本勇人について言及した。
今季の坂本は開幕から状態が今ひとつ上がらず4月終了時点の打率は.219。坂本が1日のヤクルト戦の第1打席、3ボール2ストライクから吉村貢司郎が投じた外角のストレートを見逃すと、若松氏は「スライダー狙いですよね。普通でしたら真っ直ぐで振っていくんですけどね」とし、続く6球目の外角ストレートで空振り三振。若松氏は「アウトコースですね、やっぱりちょっとタイミングがあっていないですよね」と振り返った。
坂本は続く0−4の5回無死走者なしの第2打席、吉村が投げた初球のストレートをライト前に弾き返す安打。この安打に若松氏は「詰まったような音がしましたけど、今のボールだと調子の良い時は左中間に行くんですけど、(調子は)もうひとつですね。ちょっと詰まりましたからね」と指摘していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)