2021年05月06日 02:53
プレミアリーグは5日、第36節と第37節の新日程と、延期となっていたマンチェスター・U対リヴァプールの代替日を発表した。 マンチェスター・Uは2日にプレミアリーグ第34節でリヴァプールをホームに迎える予定だったが、サポーター数千人が本拠地『オールド・トラフォード』や選手のいるホテル周辺でクラブオーナーのグレイザー家への抗議を実施。また、数百名がスタジアム内に乱入するなど暴動を起こしたため、キックオフが遅れる事態となり、最終的に試合は延期となっていた。 リーグの発表によると、延期となっていたマンチェスター・U対リヴァプールは5月13日の開催が決まった。マンチェスター・Uは6日にヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグでローマとのアウェイゲームに臨み、中2日の9日にはアウェイで第35節のアストン・ヴィラ戦を行う。さらに中1日の11日には第36節でレスターとホームで対戦し、再び中1日の13日に延期分のリヴァプール戦に臨むため、8日間で4試合を行う過酷日程となった。 その他、第37節は18日〜19日にかけての開催に変更。最終節の第38節は予定どおり23日の現地16時(日本時間24時)に一斉開催される。 発表された新日程は以下のとおり。▼5月11日 マンチェスター・U vs レスター(18:00/日本時間26:00) サウサンプトン vs クリスタル・パレス(20:15/日本時間28:15)▼5月13日 アストン・ヴィラ vs エヴァートン(18:00/日本時間26:00) マンチェスター・U vs リヴァプール(20:15/日本時間28:15)▼5月18日 マンチェスター・U vs フルアム(18:00/日本時間26:00) サウサンプトン vs リーズ(18:00/日本時間26:00) ブライトン vs マンチェスター・C(19:00/日本時間27:00) チェルシー vs レスター(20:15/日本時間28:15)▼5月19日 エヴァートン vs ウォルヴァーハンプトン(18:00/日本時間26:00) ニューカッスル vs シェフィールド・U(18:00/日本時間26:00) トッテナム vs アストン・ヴィラ(18:00/日本時間26:00) クリスタル・パレス vs アーセナル(19:00/日本時間27:00) バーンリー vs リヴァプール(20:15/日本時間28:15) ウェスト・ブロムウィッチ vs ウェストハム(20:15/日本時間28:15)
2024年05月05日 06:45
モナコの南野拓実が4日のリーグアン第32節クレルモン戦で圧巻のゴールを決めた。
前半16分に決めた先制ゴールがこちら(動画45秒から)。
ゴールまでこぼれを拾うとトップコーナーに完璧なシュートを叩き込んでみせた。GKも動けない文句なしの一発だ。
南野の今季9得点目などでモナコが最下位相手に4-1の勝利を飾っている。
クラブ公式によれば、南野は「ボールが足元に来て、周りにスペースがあったから時間をかけた。そして、ボールをコントロールし、シュートはトップコーナーに決まった。本当に嬉しい。素晴らしいゴールだった」と試合後に話していたそう。
「背番号10をやめた」10人のスター
『Maxifoot』でも「左サイドで並外れた試合をした。20メートルからシュートを叩き込み、最高のスタートを切った。アシストを含めて他の3点にも絡んだ」として8.5点の高評価を与えていた。
なお、2位モナコは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を確定させている。
2024年05月05日 06:32
ここにきてリバプール退団の可能性が取り沙汰されているのが遠藤航だ。
だが、イングランドではほぼ無名の存在だったにもかかわらず、シーズン途中からアンカーのポジションを掴み、プレミアリーグ屈指の名門で奮闘をしてきた事実に疑いはなく、高く評価する声も少なくない。
このほど、フットボール・リーグ2(イングランド4部)からフットボール・リーグ1(同3部)へ昇格したレクサムのエグゼクティブ・ディレクターを務めるハンフリー・カー氏もそのひとりだ。現地メディア『SPORTbible』で、「クラブにとっての夢の契約選手は誰か」と尋ねられると、こう回答している。
「私のお気に入りの選手の一人で、レクサムのユニホームを着てプレーする姿を見たいのは誰か? 今のところ、エンドウに本当にハマってるんだ。リバプールがカイセドとラビアを取り逃がし、すべてが絶望的で憂鬱な惨事となった夏の怒りを完璧に体現しているような選手だ」
【動画】リバプールで内紛!サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
カー氏は「彼らは遠藤と契約したんだけど、『えー、この男は誰だ?』って感じだった。彼のことは聞いたことがなかった。彼はわずか1600万ポンドで、なんてプレーをしているんだ? 今シーズン最高の補強選手の一人となった」と続けている。
「そこには、華やかさ、見栄え、そして高額な値札という点で、我々全員にとって良い教訓があると思う。リバプールはセントラルMFに1億ポンドも使わずに何をした? 1億ドルを費やす必要はない、お金を賢く使う必要がある、最高の選手を見つけて特定する必要がある、といった感じだ」
そして、「エンドウを知らないが、素晴らしいキャラクターを持っているのは分かる。彼は素晴らしい仕事の倫理を持っていて、やり取りや光景、他の選手たちを見ても分かるように、明らかに全員が彼のことを本当に気に入っており、彼はそこで信じられないほどの仕事をしてきた」と絶賛。こう締め括っている。
「そう、お金が問題ではなく、選手が北ウェールズに移動するのを特に気にしないのであれば(獲得したい)ね。私は彼の大ファンなんだ」
日本代表のキャプテンにぞっこん惚れているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 06:30
日本人選手もプレーするイングランド2部リーグのレギュラーシーズン最終節が4日に一斉開催された。
三好康児が所属するバーミンガムは22位、中山雄太が所属するハダーズフィールドは23位で3部降格が決まってしまった(最下位24位はロザラム)。
バーミンガムは最終節に勝利したものの、残留圏まで勝点1届かず…。1995年以来、ほぼ30年ぶりの3部降格となった。
今季のバーミンガムはウェイン・ルーニーを監督に招聘したが、15試合で2勝4分9敗と大失速したため、80日ほどで解任。結局、残留は果たせなかった。
「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」
『Birmingham Mail』によれば、「(会長)トム・ワグナーの考えが知りたい。選手とオーナーは謝罪声明を出すべき。完全な恥辱」というファンからの声もあるという。
2024年05月05日 06:15
欧州主要リーグは佳境を迎えており、ラ・リーガではレアル・マドリーが優勝を決めた。
2024年05月05日 06:02
現地5月4日に開催されたリーグ・アンの第32節で、南野拓実が所属するモナコがホームでクレルモンと対戦。4−1で圧勝を飾った。
このゴ―ルラッシュの口火を切ったのが南野だった。
16分、ペナルティエリアの外でボールを収めると、右足を一振り。見事なコントロールショットをゴール右上に突き刺してみせた。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
日本代表アタッカーの今シーズンの9点目となるゴラッソに、ファンからは次のような声が上がった。
「うますぎ」
「落ち着き凄い」
「神コース」
「落ち着いて打った!素晴らしい、スーパーゴールです。綺麗なシュートです」
「時間止まったぐらい綺麗なコントロールシュートやった」
「これぞモナ王」
「やばすぎる」
「スーパーゴール」
このゴール後も、1アシストを含む全4得点に絡んだ南野。文字通り圧巻のパフォーマンスだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 06:00
サンフレッチェ広島の満田誠にインタビューする前、練習後の囲み取材で同期の大迫敬介に「満田選手の小ネタはないですか」と訊くと、次の答が返ってきた。
「彼はお腹が緩いのか、試合3時間前くらいにみんながおにぎりとかうどんとか食べている中、ゼリーだけで済ませるんですよ」
それを満田本人にぶつけると、彼は「お腹が弱い」と告白。
「試合前とか後に食べるとお腹が痛くなっちゃう。絶対にそうなるわけではないですが、その可能性を減らすために試合前は食べないです」
それなのに試合になると走りまくる。大迫も「食べてないのにあんなに走れるのが不思議」と言っていた。
満田自身は苦笑いを浮かべながら「関係あるんですかね」と回答。いずれにしても、満田の意外な一面を知れるエピソードである。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?
2024年05月05日 05:55
5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、首位のレアル・マドリーはホームでカディスと対戦。3−0で快勝を収めた。 この後に行なわれた試合で、2位のバルセロナが3位のジローナに2−4で敗北。この結果により、勝点87(27勝6分け1敗)を積み上げ、残り4試合で、2位浮上のジローナに13ポイント差をつけたマドリーが、2シーズンぶり36回目の優勝を決めた。 昨季王者の宿敵バルサに勝点13差をつけての独走優勝に、ファンからは次のような声が上がっている。【動画】優勝決定に歓喜するマドリーの選手たち
「開幕どうなるかと思ったけど、一致団結しての優勝さすが」「優勝おめでとう!あとはCL!」「マドリー優勝で最高のGWになったわ」「今季のマドリーはスーパー過ぎた笑。強すぎ。確かに落ちたシーズンはあったけど、全部忘れるくらい強かったわ」「怪我人出るなか独走優勝は素晴らしい」「本当にすごいクラブ」「マドリー優勝よりバルサ負けの方が衝撃的なんだけど」「マドリーのMVPはベリンガムと見せかけてルニンやろ」「CLも優勝して文句なしのシーズンにしよう!」 2冠を目ざすマドリーは現地8日、バイエルンとのチャンピオンズリーグ準々決勝に挑む。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:43
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、5月4日に開催されたラ・リーガの第34節でラス・パルマスとホームで対戦。
2024年05月05日 05:30
5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節で、1試合消化が少ないマンチェスター・シティと勝点1差で首位に立つアーセナルは、10位のボーンマスとホームで対戦。3−0で快勝し、4連勝を果たした。
確実に序列を高めている冨安健洋はこの日も左SBで先発し、前節のトッテナム戦(3−2)に続いてフル出場。前への推進力を見せ、攻守で存在感を放った。
そんな日本代表DFに対し、現地メディアは採点記事で揃って高水準の7点を付与。それぞれ次のように綴っている。
『90min』
「日本代表が疲れ知らずのプレー。左サイドを縦横無尽に駆け回った」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
『Evening Standard』
「3試合連続の先発出場。彼はシーズン終了までポジションをキープするはず。信頼できる堅実な選手だ」
『football.london』
「トミヤスが左サイドバックでまたしても実に堅実なプレーを見せた。フィットネスは良く、このポジションは残りのシーズン、彼のものだろう」
残るはマンチェスター・ユナイテッド、エバートンとの2試合。上り調子の冨安はさらなる活躍を見せ、リーグ制覇に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:25
ラ・リーガ第34節が4日に行われ、ジローナとバルセロナが対戦した。
今季開幕から“台風の目”となったジローナ。ここまで22勝5分6敗の成績で勝ち点「71」を積み上げた。一時期はレアル・マドリードと首位争いを繰り広げながら、徐々に勝ち点を落とし、現在は3位につけている。
そんなジローナと勝ち点差「2」で2位につけているのがバルセロナだ。ここまでの成績は22勝7分4敗の勝ち点「73」。前々節、逆転優勝への“ラストチャンス”として首位を走るレアル・マドリードとのエル・クラシコに臨んだが、結果は2−3の敗北。両者の勝ち点差は「11」まで広がり、残る5試合での逆転は絶望的な状況になっている。
レアル・マドリードに次ぐ2位の座を懸けた直接対決。勝利すれば2位に浮上できるジローナはアレイクス・ガルシア、サヴィオ・モレイラ、アルテム・ドフビクらをスタメンとして送り出した。一方、バルセロナはパウ・クバルシ、イルカイ・ギュンドアン、ラミン・ヤマルらが先発に名を連ねている。
試合は立ち上がりの3分に動く。バルセロナは敵陣へ押し込んだ状態で攻撃を組み立てると、右サイドでボールを受けたヤマルが左足で浮き球のボールを送る。背後への動き出しでフリーでボールを引き出したアンドレアス・クリステンセンは、胸トラップからダイレクトで右足一閃。狙い澄ましたボレーシュートを沈め、バルセロナが先手を取った。
幸先良くバルセロナが先手を取ったものの、リードは1分間も続かなかった。ジローナはキックオフからボールを下げて、左サイドへ繋ぐと、ミゲル・グティエレスがタッチライン際からボールを持ち運ぶ。内側のスペースで背後を狙っていたイバン・マルティンを使うと、切り返しで寄せてきたロナルド・アラウホをかわし、左足でクロスボールを送る。最後はドフビクがヘディングシュートを叩き込み、ジローナが試合を振り出しに戻した。
その後は一進一退の攻防が繰り広げられたものの、より多くのシュートを放ったのはバルセロナ。フェルミン・ロペスやクリステンセンがフィニッシュまで持ち込むシーンを作ると、33分には左サイドを縦へ破ったジョアン・カンセロのクロスボールから、ギュンドアンがヘディングシュート。ここはクロスバーに嫌われた。
このまま前半も終盤に差し掛かると、バルセロナは“若きエース”が躍動。43分、敵陣右サイド低い位置でボールを受けたヤマルがドリブルを開始。対峙したM・グティエレスを振り切り、カットインから中央へ持ち込むと、ペナルティエリア内で倒される。当初は流されたものの、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。バルセロナにPKが与えられた。このPKをロベルト・レヴァンドフスキがゴール左下に流し込み、バルセロナが1点をリードしてハーフタイムに突入した。
後半へ折り返してからも試合の様相は大きく変わらなかったが、バルセロナが次々とシュート本数を増やしていくのに対し、ジローナも“らしさ”溢れる流れるような攻撃を繰り出していく。このような状況で迎えた65分、バルセロナにミスが発生。バランスを崩して出したセルジ・ロベルトのバックパスが自陣ゴール前へ流れると、狙っていたドフビクが先にボールに到達。寄せてきたアラウホを切り返しでかわし、右へ渡すと、並走していたポルトゥが押し込んだ。直前に投入されたばかりのポルトゥがこの試合のファーストタッチで得点を挙げ、ジローナが再び試合を振り出しに戻した。
勢いに乗ったジローナは続く67分、ピッチ中央付近でルーズボールを拾ったA・ガルシアが右サイドのスペースへスルーパスを送ると、抜け出したポルトゥが一気にボールを持ち運ぶ。ドフビクが最終ラインを押し下げ、マイナスにスペースが生まれると、ポルトゥからの折り返しに反応したのは左サイドバックのM・グティエレス。右足から放たれたシュートはジュール・クンデに当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれる。ホームの大声援を背に、ジローナが自分たちの時間帯で逆転に成功した。
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2024年05月05日 05:02
5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダは、11位のラス・パルマスとホームで対戦。33分にオウンゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにシェラルド・ベッカーが追加点を挙げ、2−0で快勝を飾った。 そのベッカーに右ウイングのスタメンの座を奪われ、まさかのベンチスタートとなった久保は、なかなかお呼びが掛からず、5枚目の交代カードでようやく投入。83分あたりから準備をしていたが、プレーが中断せず、結局ピッチに立ったのは89分だった。 絶妙のトラップやPK奪取かとも思われた仕掛けを披露したが、あまりに出場時間が短かった。【動画】たった5分で久保が魅せる!ラス・パルマス戦で絶妙トラップ
予想外に短いプレータイムに、ファンからは次のような声が上がった。「移籍濃厚なんかなー」「移籍絡みで出場時間が少ない気がする」「こういう出場の仕方は明らかに移籍交渉が始まってると見た」「短い時間で、最後見せ場を作った久保はさすが」「ソシエダ久保使わんのならパリ五輪よろしくな」「久保は移籍しないなら五輪でれるな、ソシエダ使う気ないんだから」「takeは次節バルサ戦のための温存だろう」「ソシエダはベッカーとバレネで来季頑張ってくれ」「バチバチにキレてましたね。やはりコンディションの問題でベンチだったとは考え難い...」「頼む、、本当にこんなチーム移籍してくれ、、ソシエダはもう見たくないよ」 取り沙汰される移籍の影響を疑ったり、納得ができないファンが少なくなかったようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:00
サンフレッチェ広島で在任3年目のミヒャエル・スキッベ監督の下、満田誠はどんな成長を実感したのか。
2024年05月05日 04:23
プレミアリーグ第36節が4日に行われ、マンチェスター・シティとウルヴァーハンプトン(ウルブス)が対戦した。
マンチェスター・シティは前人未到のプレミアリーグ4連覇を掲げ、シーズンの最終盤を過ごしている。ここまでの成績は24勝7分3敗の勝ち点「79」。暫定2位につけているものの、首位のアーセナルよりも消化試合数が1つ少ないため、自力で優勝を成し遂げる権利を有している。
プレミアリーグ6連勝を目指す今節は、ここまで13勝7分15敗の勝ち点「46」で暫定11位につけるウルブスをホームに迎える。ウルブスは順位こそボトムハーフに甘んじているが、昨年9月にウルブスの本拠地で行われた第7節では、2−1でホームチームが勝利していた。
マンチェスター・シティは当時のリベンジを掲げ、ロドリ、ケヴィン・デ・ブライネ、アーリング・ハーランドらをスターティングメンバーとして送り出している。一方ウルブスはネルソン・セメド、ファン・ヒチャン、マテウス・クーニャらが先発に名を連ねた。
試合はマンチェスター・シティが立ち上がりから攻勢を強めると、序盤の10分にビッグチャンスを獲得。ペナルティエリア手前右寄りの位置で顔を上げたフィル・フォーデンがスルーパスを送ると、ボックス右へ抜け出したベルナルド・シルヴァがマイナスへ折り返し、最後はヨシュコ・グヴァルディオールが飛び込む。シュートを放つ際にラヤン・アイト・ヌーリのと接触し、主審はペナルティスポットを指差した。キッカーを務めたハーランドは、GKジョゼ・サの逆を突いてゴール左下にシュートを沈め、マンチェスター・シティが早々と試合を動かした。
幸先良く先手を取ったマンチェスター・シティは、その後もハーランドやデ・ブライネがゴールに迫る場面を作る。35分には敵陣でボールを奪ったロドリが、デ・ブライネとのパス交換からボックス右へ侵入。フワりとしたボールを折り返すと、ファーサイドで待っていたハーランドが信じられないほど高い打点からヘディングシュートを沈めた。
マンチェスター・シティの2点リードで前半も終盤へ差し掛かると、アディショナルタイムには再び試合が動く。自陣へ降りてネイサン・アケからの斜めのパスを引き出したハーランドが、ポストプレーでビルドアップにかかわると、落としを受けたマテオ・コヴァチッチが背後のスペースへスルーパスを供給。抜け出したハーランドが一気にスピードを上げると、ペナルティエリア内でN・セメドに倒される。OFR(オンフィールドレビュー)を経てPKが与えられると、ハーランドがこの日2度目のPKをまたも左へ蹴り、GKジョゼ・サにコースを読まれながらもゴールへねじ込んだ。“エース”が前半だけでハットトリックを達成し、マンチェスター・シティがパーフェクトな形で45分間を終えた。
前半のウルブスはシュートまで持ち込むことができなかったものの、後半に入ると反撃へ。53分、ハイプレスでGKエデルソンに長いボールを蹴らせると、アイト・ヌーリがこのボールを回収。N・セメドが右サイドへ散らし、ジャン・リクネル・ベルガルドがダイレクトでクロスボールを送ると、ボールはGKエデルソンの頭上を超えてファーサイドへ。待っていたファン・ヒチャンがダイレクトでボレーシュートを沈め、ウルブスが1点を返した。
ここから一気にウルブスが追い上げるかとも思われたが、マンチェスター・シティは即座にそんな希望をへし折る。失点直後のキックオフでボール繋ぐと、自陣左のスペースでGKエデルソンからのパスを引き出したフォーデンがロングフィードを送る。うまく収めたハーランドはボックス右のスペースから左足へ持ち替え、迷いなく左足を振り抜き、強烈な一撃を突き刺した。“エース”のこの日4点目で、マンチェスター・シティが再びリードを3点に広げた。
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2024年05月05日 03:31
レアル・マドリードが2023−24シーズンのラ・リーガ優勝を決めた。
レアル・マドリードは4日、ラ・リーガ第34節で降格圏の18位に沈むカディスをホームに迎えた。翌週に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのバイエルン戦を見据えて、ジュード・ベリンガム、トニ・クロース、ヴィニシウス・ジュニオールらをベンチスタートとした影響もあってか、前半は主導権を握りながらもスコアレスで折り返す。だが、後半に入るとブラヒム・ディアスが右足で圧巻の“ゴラッソ”を叩き込んで先制に成功。68分には登場したばかりのベリンガムが、B・ディアスの折り返しから追加点を決めると、後半アディショナルタイムには見事なカウンターアタックでホセルがダメ押し弾。終わってみれば3−0で勝利し、ラ・リーガ7連勝を飾っていた。
この勝利により、首位を走るレアル・マドリードは2位につけるバルセロナとの勝ち点差を「14」まで広げた。残り試合数が「4」、かつ勝ち点が並んだ場合は直接対決の成績が最優先されることから、今季ラ・リーガのエル・クラシコで2連勝で飾っていたレアル・マドリードは、カディス戦のキックオフから2時間15分後に行われるジローナとバルセロナの一戦が、バルセロナから見て引き分け以下の成績で終われば、4試合を残して優勝を決められる状況だった。
このような状況でキックオフを迎えたジローナvsバルセロナは、前半終了時点でバルセロナが2−1でリードしていたものの、後半に入るとポルトゥのゴールで試合を振り出しに戻し、さらにその後ジローナが2点を追加。最終的には4−2のスコアでジローナが勝利したため、この時点でレアル・マドリードの優勝が決まった。
今シーズンのレアル・マドリードは、ドルトムントからベリンガムを加えたことで、ヴィニシウス、ロドリゴとともに破壊力抜群の強烈な攻撃陣を形成。開幕5連勝と好スタートを切ると、第6節ではアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”に1−3で敗れたものの、以降は無敗を継続してきた。前記のとおり、エル・クラシコでも2連勝。終盤戦に入ると首位を独走していたが、4試合を残してトロフィーを掲げることが決まった。
【ゴール動画】カディス戦ではブラヒム・ディアスが1ゴール1アシスト!
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ブライム ディアスのゴラッソ!
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相手に囲まれながらもターンからの
右足を振り完璧なコースへ撃ち抜き
マドリーが先制点を獲得!
🏆ラ・リーガ第34節
🆚レアル・マドリード×カディス
📺 #DAZN 見逃し配信 pic.twitter.com/7sL7kgiYSp— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 4, 2024
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途中出場でもすぐに結果を出す男!💪
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途中出場のベリンガムが自ら起点となり
ブライム ディアスの折り返しから最後は
自分で押し込み決めた!
🏆ラ・リーガ第34節
🆚レアル・マドリード×カディス
📺 #DAZN 見逃し配信 pic.twitter.com/GLfK2LtBCi— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 4, 2024
2024年05月05日 03:03
セリエA第35節が4日に行われ、ラツィオは敵地でモンツァと対戦した。
現在はセリエAで3連勝を飾り、上昇気流の中にいるラツィオ。ここまで17勝4分13敗の成績で勝ち点「55」を積み上げている。5位のローマとは勝ち点が「4」離れているが、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場枠が5チームに広がったことで、この調子を維持すれば2シーズン連続でのCL出場も狙える状況だ。
今節は11勝11分12敗の成績で勝ち点「44」を獲得し、現在11位につけるモンツァをホームに迎える。ラツィオに所属する鎌田大地は、リーグ戦に限定すると6試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は序盤の11分に動く。ラツィオはマテオ・ゲンドゥージ、パトリックと繋いで、敵陣右サイド高い位置を取ったアダム・マルシッチへボールを届ける。マルシッチがダイレクトでグラウンダーのボールを送ると、ニアサイドへ飛び込んだルイス・アルベルトはスルーしたものの、味方とは合わずクリアされる。だが、こぼれ球に反応していた鎌田が右足一閃。強烈なミドルシュートは相手に当たって若干コースが変わりながらも、GKミケーレ・ディ・グレゴーリオの横っ飛びセーブに阻まれる。それでも、GK、さらにはクロスバーに当たって跳ね返ったセカンドボールをチーロ・インモービレが押し込み、ラツィオが先手を取った。
1点ビハインドとなったモンツァは22分、右サイドから仕掛けたアンドレア・コルパニが縦へ突破し、クロスボールを送ると、これが中央へ飛び込んだマッテオ・ペッシーナの頭にドンピシャリ。フリーでヘディングシュートを放ったが、ここは枠を捉えきれない。35分にもペッシーナがボックス手前中央から左足でミドルシュートを狙うも、GKクリストス・マンダスに阻まれ、前半はこのままラツィオの1点リードで終了した。
後半に入るとモンツァの時間が続き、73分には試合を振り出しに戻す。直前に途中出場していたジュリオ・ドナーティが、自陣でボールを奪ったところから右サイドを駆け上がり、コルパニからのパスを受けてクロスボールを送る。ボックス中央でフリーになったペッシーナがヘディングシュートを放つと、GKマンダスに弾き出されたものの、こぼれ球をミラン・ジュリッチが押し込む。1度はオフサイドと判定されたものの、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て判定が覆り、モンツァが同点に追いついた。
ラツィオは後半に入って難しい時間が続いていたものの、83分にモンツァが見せた一瞬の隙を見逃さない。モンツァは自陣でボールを繋いで反撃の隙を探ると、右からドナーティが下げたバックパスが中途半端な位置へ向かう。狙っていたマティアス・ベシーノが、飛び出してきたGKディ・グレゴーリオの位置を見て冷静に流し込み、終盤でラツィオが再び前へ出た。
だが、モンツァもホームの大声援を背に、後半アディショナルタイムに入っても攻撃をやめない。そんな姿勢が結実したのは90+2分、モンツァは左サイドから仕掛けたダニー・モタが時間を作ってマイナスへ落とすと、ペッシーナが得意の左足でクロスボールを送り、中央で競り勝ったジュリッチがヘディングシュートを叩き込んだ。
試合はこのままタイムアップ。ラツィオの連勝は「3」でストップし、今後のCL出場権獲得へ向けて手痛いドローとなった。鎌田は65分に交代している。一方、モンツァは前節のレッチェ戦(1−1)に続いて後半アディショナルタイムに同点ゴールを記録し、劇的な形で敗北を逃れた。
次節、ラツィオは12日にホームでエンポリと、モンツァは13日に敵地でフィオレンティーナと、それぞれ対戦する。
【スコア】
モンツァ 2−2 ラツィオ
【得点者】
0−1 11分 チーロ・インモービレ(ラツィオ)
1−1 73分 ミラン・ジュリッチ(モンツァ)
1−2 84分 マティアス・ベシーノ(ラツィオ)
2−2 90+2分 ミラン・ジュリッチ(モンツァ)