2024年05月05日 06:00
サンフレッチェ広島の満田誠にインタビューする前、練習後の囲み取材で同期の大迫敬介に「満田選手の小ネタはないですか」と訊くと、次の答が返ってきた。 「彼はお腹が緩いのか、試合3時間前くらいにみんながおにぎりとかうどんとか食べている中、ゼリーだけで済ませるんですよ」 それを満田本人にぶつけると、彼は「お腹が弱い」と告白。 「試合前とか後に食べるとお腹が痛くなっちゃう。絶対にそうなるわけではないですが、その可能性を減らすために試合前は食べないです」 それなのに試合になると走りまくる。大迫も「食べてないのにあんなに走れるのが不思議」と言っていた。 満田自身は苦笑いを浮かべながら「関係あるんですかね」と回答。いずれにしても、満田の意外な一面を知れるエピソードである。 構成●サッカーダイジェストTV編集部 【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?
2024年05月18日 20:32
果たして無敗記録はいつまで続くのか。ドイツの新王者となったレバークーゼンは、浅野拓磨が所属するボーフムとのブンデスリーガ33節でも最終的に危なげなく5−0で快勝している。15分にボーフムが一人退場者を出した影響も大きいとはいえ、相手の足が止まるまで辛抱強くボールを回し続け、動きが鈍ってきたところを逃さず次々にゴールを決めていく姿はまさに圧倒的だ。
今シーズンは様々な記録がどんどん更新されているが、ボーフム戦後には次の記録が取り上げられていた。
・公式戦50試合連続無敗は5大リーグでの史上最高記録
・アウェー全17試合無敗は過去1986-87、12-13シーズンにバイエルンだけが達成
・16試合目の無失点。14-15シーズンに次ぐクラブ最高記録
・アレハンドロ・グリマルドはブンデスリーガデビュー以来自身が出場した32試合連続無敗で2位。1位は元バイエルンのハビ・マルティネスで39試合連続無敗
・アレハンドロ・グリマルドが10ゴール・13アシスト、フロリアン・ヴィルツが11ゴール・11アシストと1チームで2人が二桁得点&二桁アシストを記録。05-06シーズンにブレーメンでミロスラフ・クローゼとティム・ボロフスキ、12-13、13-14シーズンにフランク・リベリとトーマス・ミュラーが達成して以来4組目
【動画】残り1分で初黒星を阻止! レバークーゼンの劇的同点弾
ボーフムのCBケビン・シュロッターベックは試合後の取材エリアで、「相手はドイツ王者。レバークーゼン相手に大量失点で負けたチームはうちが初めてじゃない。僕らは全力で戦った。今日何とかしようと思ったけどうまくいかなかった。だから切り替えてやっていくだけ」と語り、その強さに脱帽するしかない様子だった。
そのすぐ近くでは、レバークーゼンのドイツ代表MFロベルト・アンドリヒが記者の質問に答えている。囲む報道陣は見出しになりそうな大きなコメントを引き出そうとするが、それをのらりくらりといなす。
開始15分まではボーフムが積極的に前線からマンツーマンで激しいプレスを仕掛けてきたことで、なかなかいい形でボールを運べないでいたことを受けて、「開始15分は問題もありましたが?」と尋ねられる。
「問題ってなに?ボーフムでの試合となれば、開始直後からファンの声援をバックにロングボールからの空中戦、セカンドボールの競り合いはわかっていたこと。だから僕らは慌てることはなかったし、自分たちの時間がくることはわかっていた。レッドカードはもちろんいいタイミングで来たというのはあるけど、いずれにしても僕らは落ち着いてプレーができていたし、最後まで追加点を狙ってサッカーができた」
開始から全力プレーでいけば強豪相手でも持ちこたえたり、局面的に相手を凌駕することはできるかもしれない。だが、サッカーは90分のスポーツだ。90分の中で最適な解決策を見出していくことが求められるスポーツだ。
前からプレスに来るということは同時に後ろにスペースができるリスクを抱えることになる。開始5分の段階でシャビ・アロンソ監督はFWへのロビングパス、逆サイドの深い位置へのサイドチェンジを盛んにコーチングゾーンから指示していた。結果として15分のレッドカードで試合の大勢は決まったといえるが、レッドカードがなくてもレバークーゼンは周到にボーフムを押しこんでいったことだろう。
34節ではホームにアウグスブルクを迎える。優勝を果たしてもモチベーションや緊張感がなくなることもなく、どの試合にも真剣に立ち向かっている。いよいよブンデスリーガクラブ史上初となる無敗でのシーズン制覇が現実味を帯びえてきた。
アンドリヒはチームの雰囲気についてこんな風に話している。
「試合に向けての準備はこれまでと同じように進んでいくと思うよ。ワクワクとか喜びは優勝を決定づけたブレーメン戦と似たような感じかな。僕らにとって大事なのは、何か特別なことをしようとかそういうことじゃなくて、自分たちのサッカーをやり続けること。今シーズンずっとやっているようにね」
手を抜くことなど一切ない。どの練習にも、どの試合にも集中して取り組んでいく。シャビ・アロンソ監督が常日頃から強調していることだ。そしてこれだけの偉業を前にしても指揮官は謙虚な姿勢を崩しはしない。
ホームで行なわれる最終節では、オリジナルのマイスターシャーレ(優勝皿)がついに手渡される。地元記者から「あなたは選手時代にマイスターシャーレを手にしたことがあると思うが、今度の優勝はどんな意味を持つのか?」という質問をされると、ゆっくりとしたトーンでこう答えた。
「選手としてはね。でも(これまで優勝歴がない)レバークーゼンというクラブで、そして指導者としての優勝は特別だと思う。ただ優勝できたのはチームのパフォーマンスがあってのことなんだ。私がなしえたんじゃない。若い選手たちはチャンスを生かしていいプレーをし続けた」
スタッフとのコミュニケーションも友好的に取るし、それはアウェーのスタジアムでも同様だ。取材を終えて会見場を出ようとすると、ボーフムのケイタリングスタッフがざわざわしていた。
「シャビ・アロンソはうちらのカレーソーセージを食べてくれた?」
「おススメはしたんだよ。でもクラブで準備しているのがあるからと丁重に断られた」
「そうか、食べてもらいたかったなぁ」
「でもすごく丁寧だったよ。素敵な人だった」
カリスマがありながら、親しみがある。誰もが彼と話をしたいと思わせる雰囲気がある。嫌味なところが全くない。
そんなシャビ・アロンソともにレバークーゼンはリーグ、DFBカップ、そしてヨーロッパリーグの3冠獲得を狙う。
「チームにとって大きな挑戦になるね。どうやってメンタルコントロールをしていくかが重要になる。リーグ優勝は決めることができたけど、楽しみにしているし、すべてのタイトルにハングリーだ。全部のタイトルを手にしたいよ」
アンドリヒはそう力強く語った。その言葉は信じるに値するだけの確かな響きがある。僕らはいま、歴史的な瞬間に居合わせているのかもしれない。
取材・文●中野吉之伴
2024年05月18日 20:00
17日、FIFA総会がタイのバンコクで開催され、2027年の女子ワールドカップ開催地を決める投票が行われた。
前回、スペインが優勝した2023年大会は、オーストラリアとニュージーランドによる共同開催だった女子ワールドカップ。
2027年大会は、ブラジルでの単独開催と、ベルギー、オランダ、ドイツ(BNG)による3カ国共催の2案が最終的な候補に(※2023年11月に南アフリカ、今年4月にメキシコ&アメリカが辞退)。
候補地の4カ国を除く207協会・連盟による投票の結果、119票を手にしたブラジルでの開催が決まった。
BNGの得票数は78票。コスタリカやナイジェリアなど7カ国が棄権したほか、ノルウェーやフィリピンなど3カ国が技術的な問題で投票ができなかったという。
今、「最も稼いでいる女子サッカー選手」TOP10
総会後に投票の内訳が公開されており、日本はブラジル、韓国や中国はBNGに投票したことが判明している。
2024年05月18日 19:32
京都サンガF.C.は5月18日、「サンガを応援くださる全ての皆様へ」と題し、飯野晃社長名義の声明を発表した。
まずはファン・サポーターらへの感謝を示し、チームの現状をこう説明する。
「今シーズンは『共創』と『強く超える』をスローガンとし、J1昇格の3年目として2022シーズンの16位、2023シーズンの13位という成績から更なる飛躍を目指しスタート致しました。しかしながら、第14節を終えた段階で、戦績は2勝3分9敗で最下位の20位と低迷しており、ホームでは未勝利の状況となっております」
具体的にチームの改善点にも言及した。
「チーム状況と致しましては、前半立ち上がりには、相手を押し込みチャンスも演出するものの、そこで先制点が奪えず、徐々に相手のペースとなり、先に失点をしてしまう試合展開が続いています。特に直近4試合の平均得点は0.75点、失点は2.75点となっており、この差が勝点に繋がっていないことは明白であり、現在、チーム一丸となって改善に向けて取り組んでいるところです」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
そのうえで、今後に向けた決意を示した。
「今季はまだこれから24試合を残しております。クラブとしては、ここから反転攻勢に出ることで早期に現在の降格圏から抜け出し、少しでも上位へと順位を上げるべく、クラブ一丸となって粉骨砕身、努力して参る所存です。また、今般、大熊清氏をゼネラルマネージャーに招聘し、新たな視点も加えながら改めて現状についての評価を行い、適切な対策を講じて参ります。
私たちは、このような苦境の時にこそ、真価が問われるものと考えています。選手・指導者も含めたクラブの一人ひとりが、今の状況を真摯に受け止め、チームの為に何が出来るかを自問し、謙虚さと献身さ、そして、何よりも前を向く強い闘志を抱き、勇気を出して立ちはだかる壁に挑み続けてまいります」
最後に、「皆様からの熱いご声援とご支援が今後の戦いにおきまして、何よりも選手たちの力になると考えております。一人でも多くの方々にスタジアムへ足をお運び頂き、これまでにも増して、熱いご声援とご支援を頂ければ幸いです。そして、未来に向かうサンガを共に創り上げてまいりましょう」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 19:32
名古屋グランパスは5月18日、J1第15節でサガン鳥栖と敵地で対戦。
2024年05月18日 19:30
プレミアリーグは18日、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFフィル・フォーデンが『EAスポーツ プレイヤー・オブ・ザ・シーズン』に選ばれたことを発表した。
プレミアリーグ公式の年間最優秀選手は、一般投票とフットボール専門家委員会の合算によって決められる。アーセナルのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアやチェルシーのイングランド代表MFコール・パルマーら8名がノミネートされていたが、フォーデンが自身初となる受賞を果たした。
2000年5月28日生まれのフォーデンは、マンチェスター・シティの下部組織出身。2017年11月に17歳でトップチームデビューを果たすと、すぐに頭角を表し、不動のレギュラーとして5度のプレミアリーグ優勝や昨季のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきた。
今季はプレミアリーグで34試合に出場し、17ゴール8アシストを記録。イングランドのトップリーグ史上初となる4連覇に向けて、チームの攻撃をけん引している。その活躍ぶりが評価され、先日にはイングランドサッカー記者協会の年間最優秀選手にも選出されていた。
フォーデンは受賞に際し、マンチェスター・シティのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「この賞を勝ち取ったことは、本当に光栄なことだ。プレミアリーグは世界最高のリーグとして認められており、各クラブで特別なシーズンを過ごした他の多くの素晴らしい選手たちとともにノミネートされたことを嬉しく思う」
「全体的に、今シーズンのプレーにはとても満足しているし、シーズンを通してゴールやアシストで貢献できたことを本当に嬉しく思っている。シティのスタッフ、コーチ、そして特にチームメイトに感謝したい。彼らなしにこの賞を勝ち取ることはできなかった。そしてこの場を借りて、僕に投票してくれたみんなにもお礼を言いたい」
【動画】フォーデン、プレミア年間最優秀選手賞を受賞!
Just how good has Phil Foden been in 2023/24? 🤌 pic.twitter.com/oG02RXwevc— Premier League (@premierleague) May 18, 2024
2024年05月18日 19:20
久保建英が所属レアル・ソシエダは、現地5月16日に開催されたラ・リーガの第36節でバレンシアとホームで対戦。1−0で白星を挙げた。
この一戦で3試合ぶりに先発で起用された久保は3分、左サイドからのクロスをスライディングしながら、左足で折り返し、アンドレ・シウバがヘッドで決めた先制ゴールを見事にアシストする。
【動画】久保の超絶アシスト!スライディングしながら巧みに折り返す
その後も果敢にドリブルで仕掛けるなど、相手守備陣の脅威となった。
ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は最高評価の「7点」を与えて、MVPに選定。こう賛辞を贈っている。
「彼のアシストはチケット代を払う価値がある。(右SBの)オドリオソラを理解するのは難しかったが、前の週よりもずっと活発で積極的だった。彼は消してトライをやめない。彼ら(バレンシア)は彼を蹴った」
相変わらずの厳しいマークを受けながらも、小さくない存在感を発揮した久保。現地19日に開催される、ヨーロッパリーグ出場権を懸けたベティスとの大一番での活躍も期待される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 19:00
プレミアリーグのタイトル争いは最終節の結果に委ねられた。前人未到の4連覇を目指すマンチェスター・シティと20年ぶりのリーグタイトルを狙うアーセナル。優勝がかかる両チームの戦いは大きな注目を集めている。
現在首位に立つのは勝ち点88のシティだ。アーセナルは勝ち点差2で2位となっており、逆転優勝にはシティがウェストハム戦で勝ち点を落とす必要がある。
アーセナルがエヴァートンに勝つことが大前提ではあるが、シティが引き分け以下に終わればアーセナルがタイトル獲得となるため、まだ十分に可能性はある。ウェストハムの力も必要なアーセナルだが、指揮官のミケル・アルテタは英『BBC』にて逆転優勝への意気込みを語った。
「私は信じている。私たちはこのポジションにいたかったんだ。試合終了後にトロフィーを掲げることができるという希望と大きなチャンスを胸に、日曜日にサポーターの前で美しい一日を過ごす権利を得た。私たちは日曜日に美しい一日を過ごす可能性があり、夢はまだ生きている。まだ可能だ。それがフットボールなのだから、その瞬間を生きなければならない」
昨シーズンは終盤に怪我人が出たこともあって、シティとのタイトルレースに敗れたアーセナル。しかし昨年の悔しさを糧にアーセナルは再びタイトルまであと一歩のところに来ている。20年ぶり悲願のリーグタイトルに向け、アルテタ・アーセナルはエヴァートンに挑む。
2024年05月18日 19:00
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントとキットサプライヤーのPumaは17日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
2024年05月18日 18:58
今夏の移籍マーケットにおける最大の注目選手は、フランス代表のFWキリアン・エムバペだ。すでに今シーズン限りでのパリ・サンジェルマン退団を発表していて、かねてより噂されてきたレアル・マドリーへの移籍が現実味を帯びている。一方で、移籍市場の裏側で影響力、存在感を強めているスカウトやスポーツディレクター(SD)、クラブ幹部も存在する。
今回紹介するのはR・マドリーの「窓口」ともいわれるブラジル人チーフスカウト。そして、もうひとりは名門復活の鍵を握るバルセロナのデコSD(スポーツディレクター)だ。【ワールドサッカーダイジェスト4月4日号より転載】
■フニ・カラファト(R・マドリー・チーフスカウト)
生年月日/1972年12月19日(51歳)
国籍/ブラジル プロ選手経験/なし
世界最大級のクラブ(R・マドリー)において、チーフスカウトという役職を超えた権限を持つ51歳だ。
その背景にあるのは、自身が育った南米の出身者であるフェデリコ・バルベルデ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴの獲得を成功させた実績があり、いまやR・マドリーに売り込みをかける代理人たちの“窓口”にもなっている。
つまりカラファトが首を縦に振らないかぎり、交渉そのものが始まらないわけだ。その素顔はベールに包まれているが、選手を口説き落とす会話術には定評がある。ドルトムントを何度も訪ね、ジュード・ベリンガムの獲得にも一役買った敏腕だ。
【動画】「シュート技術高すぎだろ」など反響! バルベルデがニアハイをぶち抜く!
■デコ(バルセロナSD)
生年月日/1977年8月27日(46歳)
国籍/ポルトガル プロ選手経験/あり
2023年夏のマテウ・アレマニー(バルセロナの前SD)に続き、シャビ監督の退任も決定。これに伴い、デコはバルセロナSD就任から1年も経たないうちに、強化部門の全権を手に入れることになった。ただし、前職である代理人としての実績はともかく、SDとしてのそれは皆無に等しい。
その後、一転してシャビの留任が決まったことで新監督探しのストレスからは解放されたものの、バルサは深刻な財政難に陥っていて、スカッド強化におけるミスの許容範囲が極めて限られている。その中で、デコは選手の売却&獲得における主導的な役割を果たしていかなければならない。
新米SDにとっては重すぎる責任が課されている。
文●セルヒオ・サントス(ワカイ・グループ)
翻訳●下村正幸
※ワールドサッカーダイジェスト4月4日号より一部加筆・修正。
2024年05月18日 18:53
現地5月17日に行なわれたベルギーリーグの第39節(プレーオフ2の9節)で、日本人6選手が所属するシント=トロイデン(STVV)は、三竿健斗と明本考浩を擁するルーベンとホームで対戦。1−1で引き分けた。
今シーズン限りで引退を表明している岡崎慎司が、現役ラストマッチに3−4−2−1の1トップで先発。53分の交代時には、両チームの選手たちが花道を作って送り出した。
【動画】両チームが作った花道を通ってピッチを去る岡崎
このシーンをクラブの公式Xがアップすると、SNS上では「本当にお疲れ様でした」「涙が溢れました」「本当に愛されてたんだなぁ」「最高だな」「ほんとに素晴らしい選手でした」「日本のレジェンド」「泥臭く戦ってくれてありがとう」「人間性がよくわかる」などの声が上がった。
敵味方関係なく、全員が岡崎の功績にリスペクトを示した瞬間だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 18:36
セレッソ大阪は5月18日、J1第15節でアビスパ福岡とベスト電器スタジアムで対戦。3−0で、7試合ぶりの勝利を収めた。
C大阪は、9分にレオ・セアラの3試合連続弾で幸先よく先制。29分には、右CKに田中駿汰がヘディングで合わせて追加点を挙げる。
61分には福岡のシャハブ・ザヘディが2枚目のイエローで退場。数的優位となりさらに勢いに乗ると、終了間際の90+7分に為田大貴がダメ押しの3点目を挙げ、連敗を3でストップさせた。
【動画】レオ・セアラの今季12ゴール目!
久々の勝点3にSNS上でファンも反応。「今できるほぼ完璧なゲームだった!」「アウェイでクリーンシートは最高すぎます」「良く連敗や無勝を止めた!ホンマに良かった!!」「次勝ったらまだまだ優勝争いいけるよ」といった喜びの声が上がった。
C大阪の次節は26日に行なわれ、サンフレッチェ広島とホームで激突。ここから勝点を積み上げ、巻き返しとはなるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 18:30
フェイエノールトのアルネ・スロット監督が、今夏にリバプールの新指揮官に就任する事実を認めた。
2024年05月18日 18:16
ブラウブリッツ秋田は5月18日、J2の第16節で、モンテディオ山形と敵地で対戦した。
開始16分に小松蓮のゴールで先制すると、30分には青木翔大のシュートで追加点。先発の2トップが揃って結果を残し、2−0で白星を挙げた。
試合後のフラッシュインタビューで秋田の吉田謙監督は、快勝を収めた選手たちを次のように称えた。
「苦しい時に走る、歯を食いしばって切り替える。球際に勝っていく。全員で秋田らしく戦ってくれた」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
無失点での勝利は9試合ぶり。指揮官は完封できた理由をこう語った
「勝負強さを表現するには日常から。1つ1つの勝負が執念に変わって守り抜けたと思う」
ピッチで“らしさ”を表現した秋田が、奥羽本戦で初勝利を挙げた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 18:08
鎌田大地はラツィオに加入後、シーズンの大半にわたって周囲との連係が芳しくなかった。
マウリツィオ・サッリ前監督の下で4−3−3のインサイドハーフに起用された鎌田は、攻守両面にわたってチームメイトの波長が今ひとつ合わず。メディアからも「馴染んでいない」と評価されていた。
だが、イゴール・トゥドール監督が就任し、3−4−2−1のダブルボランチとしてスタメンに抜擢されてから、鎌田を巡る状況は一変した。ビルドアップ時にボールを託される場面が増え、もはや「カマダ抜きではいられない」との声が寄せられるまでになっている。
一気に存在感が高まったことで、鎌田が契約延長オプションを行使し、来季もトゥドール率いるラツィオに残るかどうかが注目されているのは周知のとおりだ。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』は5月17日、「監督とチームメイトたちから信頼されている。数か月前と比べ、チームメイトたちとのフィーリングも開花したようだ。トゥドール就任以降の1試合平均タッチ数(70.7)が裏づけている」と報じた。
「前節エンポリ戦でパトリックが得点した際の満面の笑みと抱擁は、特に感情をあまりもらさない選手だけに、純粋な気持ちの表れだ」
【画像】鎌田とラツィオDFが熱い抱擁
同メディアは「彼は決断しなければいけない。3年延長オプションを行使することができる。だが、1年だけの延長にし、来季終了後にすべてを再検討する可能性も除外はできない」と続けている。
「確かなのは、今のカマダはプラスアルファの価値であり、残留することになれば、ラツィオの新たなサイクルに役立つほかないということだ」
クラブのアンジェロ・マリアーニSDは先日、代理人と話し合う中で鎌田がラツィオに満足しているとの感触を得たとし、「現時点では100%残る」と話した。
少し前まで1年で終わると思われていたローマでの生活がさらに続くのか。鎌田の決断に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 18:04
2024明治安田J1リーグ第15節が18日に行われ、アビスパ福岡とセレッソ大阪が対戦した。
9試合ぶりの敗戦から立ち直りたい福岡が、3連敗で6戦未勝利と急失速したC大阪を『ベスト電器スタジアム』に迎えての一戦。立ち上がりは福岡が積極的だったが、先手を取ったのはアウェイのC大阪だった。9分、フリーキックの流れで押し込むなか、ヴィトール・ブエノが左足でシュートを放つ。これをゴール前のレオ・セアラが収め、反転から右足を振り抜いてゴールに突き刺した。レオ・セアラは今季12ゴール目となった。
球際での激しい攻防が繰り広げられるなか、29分にC大阪がリードを広げる。左コーナーキックからルーカス・フェルナンデスがアウトスイングのボールを供給。ボックス中央の田中駿汰が頭で合わせて押し込んだ。
連戦の疲れもあってかプレーに精彩を欠く福岡は、フラストレーションを溜める展開となり、前半だけで4人がイエローカードを受け取ってしまう。2点ビハインドで折り返すと、後半に入っても攻めあぐねるなか、62分に退場者を出してしまう。シャハブ・ザヘディが相手DF西尾隆矢との競り合いでファウルを取られると、2枚目のイエローカードを提示された。
数的有利を得たC大阪は終盤、ジョルディ・クルークスとレオ・セアラが違和感を訴えて交代するアクシデントが発生。87分には福岡にパワープレーで中央を割られてピンチを迎えたが、小田逸稀のシュートは枠の上に外れて事なきを得る。
すでに5人の交代枠を使い切っていた福岡も、90分に恐れていた事態が訪れる。湯澤聖人が太もも裏を痛めてプレー続行不可能となり、残り時間を9人で戦うことになった。諦めずにまずは1点を目指す試合終盤には、右からのクロスに合わせたウェリントンがC大阪のゴールを脅かしたものの、相手GKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれた。
すると後半アディショナルタイム8分、C大阪がダメ押しの3点目を獲得する。敵陣でのボール奪取からカウンターを展開し、右から清武弘嗣がクロスを供給。飛び込んだ為田大貴のシュートは相手GKに一度止められたが、こぼれ球を為田が自ら押し込み、J1通算100試合出場達成を自ら祝った。
試合はこのまま終了し、福岡は今季2度目の連敗、C大阪は7試合ぶり白星となった。次節、福岡は25日に敵地でアルビレックス新潟と、C大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。
【スコア】
アビスパ福岡 0−3 セレッソ大阪
【得点者】
0−1 9分 レオ・セアラ(C大阪)
0−2 29分 田中駿汰(C大阪)
0−3 90+8分 為田大貴(C大阪)
【ゴール動画】C大阪レオ・セアラ、今季12点目で得点ランクトップに浮上!
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決定的な仕事をするのがエース‼️
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セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール
今季12得点目でセレッソが先制🙌
🏆明治安田J1リーグ第15節
🆚福岡×C大阪
📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/HB0ezzvwMl— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 18, 2024