©sports-topics.net 2026
2026年08月08日 06:00
[J1第1節]横浜FM 3−4 鹿島/8月7日/国立競技場 衝撃デビュー。その表現は全く大袈裟ではない。むしろ弱いかもしれない。 横浜F・マリノスの黄金ルーキー、三井寺眞は16歳4か月5日で先発。J1開幕戦における最年少記録を樹立すると、開始7分でグラウンダーのクロスをねじ込み、先制点をマーク。森本貴幸氏の15歳11か月に次ぐ、 歴代2位の若さでゴールも奪ってみせた。 超新星の勢いは止まらない。18分に左足アウトサイドでの超絶トラップで、名DF植田直通を手玉に取り、チーム2点目を呼び込めば、58分に3点目の起点にもなった。マリノスは最終盤に鹿島アントラーズの猛反撃に遭い、手痛い逆転負けを喫したものの、三井寺は自身の得点を含め、なんと全3ゴールに絡む驚異の活躍を見せた。 試合後の取材エリア。報道陣にぐるっと囲まれた高校1年生は、初々しい笑みを浮かべながら「昨日前泊でずっと緊張してたんですけど、色んな先輩が話しかけてくれて、今日は伸び伸びプレーできたかな」「試合前に色んな人から『なんかお前決めそうだな』みたいに言われてて、良いとこにボールが転がってきたのですごい嬉しかったです」と語った。 国立がどよめいた神トラップについては、「たまたまです」と謙遜しつつ、「(植田選手が)来てたので、後ろのスペース空いてるかなと思ってトラップしたら、なんか良い感じになりました」と振り返った。 ただ一方で、足をつって61分に交代した。向上心の強い三井寺は「今までつったことがなかったので、まさか60分でつるとは思ってなかったんですけど、やっぱ自分が思ってる以上に緊張が大きかったのか...60分でつってたら、90分の試合なので使われる回数は少なくなってくる。そこは今後の課題にしたいです」と反省も口にした。 さらに「活躍し続ける選手が上に行ける。自分はまだ1試合しか出てないので、『チャンスを掴み続ける』というのは自分のモットーにしていきたいかなと思っています。やっぱり球際やフィジカルの面は劣ってた部分が多かったので、そういうとこは磨かないとこれから活躍できないと思うので、そこは頑張っていきたいです」とも伝えた。 開幕戦を視察した日本代表の森保一監督も「得点も決める、演出もする本当に素晴らしい活躍をしていた。ハツラツとしたプレー、すごく良かった」と大絶賛だ。Jリーグ変革元年の2026/27シーズンに現れた神童から目が離せない。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部) 【動画】とんでもない16歳が現れた!鮮烈デビュー弾&神トラップで追加点演出
2026年08月09日 10:53
昨シーズン限りでアヤックスを退団した日本代表DF冨安健洋は8月7日、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスへの加入が決定した。
怪我に苦しんできた27歳は、昨夏に退団したアーセナル時代以来、1年ぶりのイングランド復帰。これで、今季のプレミアリーグでプレーする選手は、現時点で9人となった。
日本サッカー界に届いた朗報に韓国メディアも反応。『スポーツ朝鮮』は、「日本代表DFがプレミアリーグ入り。信じられない!」と報じた。
また、『SPOTV NEWS』も「日本人の快進撃が続く。度重なる負傷を乗り越えプレミアリーグ復帰へ。日本代表の主力DFである冨安がクリスタル・パレスへ移籍」と見出しを打ち、次のように伝えた。
「アヤックスと短期契約が終わった後、再びFAになったトミヤスにはいくつかの欧州クラブが関心を示した。その中でも選手本人はプレミアリーグ復帰を強く望んだことが分かった。結局、日本代表のチームメイトである鎌田大地がプレーするパレスのプレシーズンに合流し、自分の身体の状態と競争力を直接証明し、希望した舞台に戻ることになった」
世界最高峰のプレミアリーグでプレーする選手が続々と増え、驚きを隠しきれないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】再び同僚に!冨安健洋の加入を紹介する鎌田大地
2026年08月09日 10:49
トルコの名門フェネルバフチェが、日本代表FW上田綺世の獲得に向けて大型オファーを準備するかもしれない。カタールのスポーツ専門局『beIN Sports』が報じている。
フェネルバフチェは攻撃陣の補強に着手しており、その視線がフェイエノールトに所属する上田に向けられているようだ。
「TRTとFeyenoord Transfermarktの報道によると、イスタンブールのクラブは、このフォワードを手放すようにオランダのクラブを説得するため、2000万ユーロ(約36億円)以上を提示する用意ができているという」
現時点ではクラブ間の合意はなく、フェイエノールトが放出を承認するために要求する正確な金額も明らかにされていない。上田とフェイエノールトとの契約は2028年夏まで残っているとされ、クラブはすぐに売却する必要がなく、交渉において強い立場にある。
一方で、フェネルバフチェは上田だけでなく、ナポリのロメル・ルカクにも興味を示していると言われている。記事は「この2つの動きは別々のもので、ベルギー人ストライカーの加入が実現したとしても、日本人フォワードの獲得を目ざす動きが必ずしも終わるわけではない」と記す。
上田に関してはこれまでプレミアリーグのエバートンやブライトン、イプスウィッチの関心が取り沙汰されている。昨季のオランダリーグ得点王は、間違いなく今夏のマーケットで注目銘柄に。今後の動向から目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
2026年08月09日 10:20
FC東京は9日、FW尾谷ディヴァインチネドゥの負傷について発表した。
発表によると、尾谷はキャンプ期間中に負傷し、チームドクターの診察を受けた結果、左第2中足骨疲労骨折と診断されたという。なお、離脱期間は明らかになっていない。
現在19歳の尾谷はFC東京U−15むさし、同U−18を経て、2026年にトップチームに昇格。明治安田J1百年構想リーグでは5試合に出場していた。
2026年08月09日 10:04
日本代表MF佐藤龍之介を擁するバレンシアは8日、『トロフェオ・ナランハ』でニューカッスルと対戦した。
2026年08月09日 09:49
シント・トロイデンに所属するMF石渡ネルソンが、初アシストを記録した。
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第1節が8日に行われ、シント・トロイデンはホームでロンメルと対戦。GK小久保玲央ブライアン、DF畑大雅、石渡が先発に名を連ねたほか、DF谷口彰悟、MF松澤海斗、MF荒木遼太郎、MF新川志音がベンチ入りした。
試合は24分にPKからラルフ・セウントイェンスに先制点を許したが、64分に石渡の持ち運びからパスを受けたイリアス・セヴァウイが左足で強烈なミドルシュートを突き刺し、同点に追いついた。なお、先月17日にセレッソ大阪から加入した石渡にとっては移籍後初アシストとなった。
試合はこのまま1−1で終了し、シント・トロイデンはドロー発進となった。先発出場した小久保と畑、石渡はフル出場したほか、松澤は68分から、新川は89分からそれぞれ途中出場。谷口と荒木に出場機会はなかった。
次節、シント・トロイデンは14日にサークル・ブルッヘとのアウェイゲームに臨む。
【ハイライト動画】石渡ネルソンが開幕節で加入後初アシスト記録!
2026年08月09日 09:48
芸能界屈指のサッカー好きとして知られる女優の影山優佳さんが、スタンドで見せたノリノリのダンスが話題を集めている。
アイドルグループ「日向坂46」の元メンバーでもある影山さんは、8月7日に国立競技場で開催されたJ1リーグ開幕節、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズを現地観戦。同日にはピッチをバックにした写真などを公開し、Jリーグの開幕を満喫したことを報告していた。
そんな影山さんが翌日の8日、新たにスタンドで撮影された動画を公開。「腕輪での応援に慣れていない人」と題した映像で、可愛らしい一面を披露している。
動画では、光る腕輪を装着した左手を大きく振りながら、身体を揺らしてノリノリでダンス。周囲の観客が比較的落ち着いた様子を見せるなか、気持ちを込めた表情で一心不乱に踊る姿が収められている。
このユーモラスな姿に、SNS上ではファンが反応。「ノリノリだな笑」「周りの人もノーリアクションw」「表情だけで笑っちゃう」「何だこの可愛い人」「こっちが笑顔になるやつ」「AIじゃなくてマジなのか」「危険なテンション」「これだから愛せる」などの声が上がった。
大好きなサッカーをスタンドから楽しんだ、その弾けっぷりが多くのファンを笑顔にしたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「これだから愛せる」影山優佳が国立で豹変!? ノリノリの“応援姿”
2026年08月09日 09:29
プレミアリーグの古豪ノッティンガム・フォレストは現地8月8日、2026-27シーズンのアウェーユニホームを発表した。
クラブの公式サイトによれば、このキットは「フォレストの豊かな伝統を反映した」という。深みのある緑がベース。襟元と袖口、そして肩に配されたスリーストライプスは赤色で彩られている。
クラブの公式インスタグラムでも新ユニが公開されると、コメント欄には以下のような声が寄せられた。
「美しすぎる」
「ファンではないけど気に入ったよ」
「私服で着れそう」
「とんでもなくかっこいい」
「レトロだなぁ」
「名作だ」
「惚れ惚れする」
「完璧な色合い」
周囲の反応は上々だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】「美しすぎる」英古豪フォレストの新アウェーユニ!
2026年08月09日 09:20
8日(現地時間)、アーセナルはニューカッスルからブルーノ・ギマランイスを完全移籍で獲得したと発表した。
2026年08月09日 09:06
ベルギーリーグが現地8月8日に開幕。日本人選手7人が所属するシント・トロイデン(STVV)はホームでロンメルSKと対戦し、1−1で引き分けた。
小久保玲央ブライアン、畑大雅、石渡ネルソンが先発。松澤海斗と新川志音が途中出場し、谷口彰悟と荒木遼太郎はベンチ入りも出番はなかった。
この一戦で目に見える結果を残したのが、石渡だ。今夏にSTVVに加入した21歳のMFは、新天地のデビュー戦でスタメン入りを果たすと、0−1で迎えた64分に同点弾を演出する。
敵陣右サイドでパスを受けると、そのまま前進し、相手を引きつけながら中央へパス。これを収めたイリアス・セバウィが左足シュートを沈めた。
「あそこのポケットのところは、けっこう意識していた。最後はセバウィが決めてくれたので良かった」
自身のアシストについてそう語る石渡は、「やっぱり強度は高かった」と試合を振り返る。
「1対1のデュエルのところだったりは強いので、すごくやっていて楽しかった。もっともっとやれるなって感じです」
ロス五輪世代の逸材は、確かな手応えを得たようだ。今後のさらなる活躍にも期待がかかる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】相手を引きつけてラストパス。STVVの石渡ネルソンがデビュー戦でさっそくアシスト!
2026年08月09日 09:01
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英がプレシーズンマッチで初出場を果たした。
今夏のFIFAワールドカップ2026に出場した久保だったが、初戦のオランダ代表戦でひざを負傷した影響で、その後は復帰することができずに大会を終えていた。そして、休暇を経て、すでにレアル・ソシエダに合流していたものの、リハビリを行っていたこともあり、これまでプレシーズンマッチには出場していなかった。
そうしたなか、レアル・ソシエダは8日に行われたケルンとのプレシーズンマッチにベンチ入りすると、61分から左ひざにテーピングを巻きながら途中出場を果たし、約30分間プレーをした。なお、試合は1−2で敗れている。
それでも、スペイン紙『マルカ』では久保が約2カ月ぶりに戦列復帰をしたことをポジティブなことと綴っており、「この日本人スター選手は、間違いなくラ・リーガにおけるチュリ・ウルディン(レアル・ソシエダの愛称)のパフォーマンス向上に貢献する選手の一人となるだろう」と復帰戦で好パフォーマンスを披露したことを次のように伝えている。
「約30分間のプレー中、ドイツのチーム特有のフィジカルの強さを体感した一方で、右サイドから試合の流れを変える彼らしいプレーをいくつか披露した。特に際立っていたのは右足でのクロス気味のシュートで、GKが処理に苦労する場面もあった」
「彼がピッチに立った際、左ひざには小さなテーピングが巻かれていた。これは約2カ月前の6月15日にタックルを受けて負傷した箇所だ。しかし、プレー中の感触は良好だったようで、深刻なものではなく、あくまで予防的な措置であると見られている」
「レアル・ソシエダでの4シーズンの中で最も苦しいシーズンを終えた久保だが、昨季はチーム全体が前半戦に苦戦したことや、後半戦に調子を上げてきた矢先に筋肉系のケガで3カ月間戦列を離れたことなどが影響した。そんな彼が、再びチュリ・ウルディンの主力選手としての地位を確立しようとしている。現在の移籍市場では話題に挙がっていないが、再び移籍の候補として名前が挙がるような活躍を目指している」
2026年08月09日 08:31
[J2・第1節]藤枝 2−0 仙台/8月8日/藤枝総合運動公園サッカー場
俺もいるぞ――。そう言わんばかりの活躍ぶりだった。
8月7日の開幕戦(対鹿島/3−4)で、横浜FMの16歳MF三井寺眞が先制点を含む全3得点に絡んだ翌日。MF北原槙が新天地で目覚ましいパフォーマンスを見せた。
高校入学前だった昨年3月1日に中学3年生でプロデビュー(J1第4節・鹿島戦/0−2)を果たすなど、将来を嘱望されてきた現在17歳の北原は、今季から慣れ親しんだFC東京を離れ、藤枝に期限付き移籍で加入。さっそく開幕スタメンを勝ち取ると、3−4−2−1の左シャドーで先発し、キレのあるドリブルとパンチの効いたシュートに加え、正確なキックでチームの勝利に貢献した。
J2・J3百年構想リーグで優勝した仙台に対し、序盤からエンジン全開で持ち味を発揮する。ショートカウンター主体の攻撃において、馬力のある突破で相手守備網を破壊。17歳とは思えない強靭なフィジカルで相手DFを抑えながら、積極的にボールを前に運んでいく。
ボックス内でも強みを示し、左右の足から強烈なシュートを打ち込んだ。11分にはゴール前でラストパスをもらうと、左足を振り抜く。惜しくも決めきれなかったが、その直後の12分に左CKからCB鈴木翔太の先制点をお膳立て。正確な右足のキックでプロ初アシストをマークした。
その後は攻撃面で特徴を発揮しつつ、守備でも強度の高い守りを披露。2月に行なわれたU-17日本代表のアルゼンチン遠征で突きつけられた課題でもあった、出足の鋭いプレスで何度でもボールを追い続けてタスクを遂行。後半も勢いは衰えず、60分と61分に決定的なシュートを左足で放つ。これも枠を捉えきれず、その直後に交代となってピッチを退いた。
親交がある三井寺の活躍から刺激をもらい、試合前にもやり取りをしていたという北原。「色んな若い選手たちがJ1で戦って、得点を取ったり、絡むプレーをしているぞ」。こんな言葉をかけられて槙野智章監督に送り出されたが、物怖じしないメンタリティで結果を残した。開幕戦で期待に応えた北原に対し、指揮官はスタメンに抜擢した理由と今日の出来についてこう語る。
「若干17歳ではありますけど、僕は(ほかの17歳の選手と)同じ目線で考えていないです。しっかりと高い要求を彼にしていますし、よりA代表や海外に目を向けてやらなきゃいけない。そのタスクというところは厳しくしています。試合で出た課題も含めて、彼は真剣に取り組んでいますし、このスターティングメンバーも彼自身で掴んだもの。(仙台戦は)しっかり表現してくれたと思います」
「コレマジ!?」「クソ笑った」CK時の指示がまさかの絵! 藤枝の斬新すぎる趣向が話題「想像よりデカくて吹いた」「選手は覚えてんのかwww」
賛辞送った一方で、より高いレベルを求めているのも事実。槙野監督はこう続けた。
「まだまだできると思いますし、もっとやる、もっとやってもらわないといけない。勝利した後でも、本人の口から『僕が点をとっていればもっと楽なゲーム展開に持っていけた』という反省の弁を述べていた。若干17歳でスターティングメンバーに入って勝ったら満足すると思いますけど、すぐに反省の言葉が出るという意味で、すごく面白い選手がこのチームに加入した。化けさせるうえで、僕の手腕も鍵を握ると思います」
本人の言葉からも向上心が見て取れる。
「自分の特徴を活かしてアシストできたことは良かったけど、でももっともっとできたと思うし、決められたと思う」
決定機を活かせなかった事実は変わらない。その現実に直視できる17歳はそういない。並の高校生なら開幕戦でアシストをして満足してしまうだろう。守備に関しての自己評価も、周囲とは異なる。
「守備の部分はこのクラブで一番求められること。そういった意味で求められるところに来ているからこそ、(信頼を)勝ち取りたいって思っている。だけど、このプレーを続けていても、いつスタメンを外されてもおかしくないと正直思っている。そういった意味でももっと守備をやって、攻撃で違いを出せれば良いなと思います」
この自分と向き合う姿勢は、若き日のMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF佐藤龍之介(バレンシア)を彷彿させる。彼らもまた自分に厳しくあり、どんな時も矢印を自分に向けてきたからこそ、早くして海を渡った。FC東京で育った先輩の背中を見てきた北原にとって、その振る舞いは当たり前。もっと上手くなりたいという純粋な気持ちがそうさせているのだろう。
第2節は15日のアウェー・いわき戦。北原の物語はまだ始まったばかり。17歳の新たな冒険から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2026年08月09日 07:46
あまりにも斬新なメッセージだ。
2026年08月09日 07:02
2026年8月8日、FC町田ゼルビアはJ1リーグ第1節でFC東京に5−1で快勝した。
5分に先制されたものの、27分にミッチェル・デュークのヘッド弾で同点。38分にFC東京の橋本健人が退場となり数的優位に立つと、45+2分に明本考浩が逆転ゴールを決めて前半のうちに試合をひっくり返した。
後半は52分に相馬勇紀が直接FKを沈め、65分にはテテ・イェンギが技ありシュートで追加点。さらに80分には岡村大八がセットプレーからネットを揺らし、大勝を飾った。
試合後、穏やかな表情で会見に臨んだ黒田剛監督は、「5−1という勝利を(ファン・サポーターに)お届けできたこと、笑顔を届けられたことをすごく嬉しく思います」と喜びを口にし、勝因として「前半のうちに逆転できたこと」を挙げた。
この開幕戦を迎えるまでには、「不安、緊張。最悪、大敗したらどうなるのかとか、いろんなものを張り巡らせながら迎えた」と胸中を明かす。それでも、キャンプで積み上げてきた成果を選手たちがピッチで表現し、「冷静にしっかりとボールを運び、相手ゴールに迫る形を多く作れたこと」を大きな収穫として評価した。
立ち上がりはマルセロ・ヒアンや佐藤恵允のスピードを生かしたFC東京の攻撃に苦しみ、押し込まれる場面も少なくなかった。黒田監督も相手の攻撃は「予想以上」だったと振り返る。それでも、カバーリングや警戒、セカンドボールの回収を徹底させることで徐々に守備を立て直し、試合の流れを引き寄せた。
数的優位となった後も冷静にゲームをコントロールし、隙を逃さず追加点を重ねて5ゴール。試合中の的確な修正力と勝負どころを見極める采配が光り、町田は最高の形で新シーズンのスタートを切った。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】乃木坂46や日向坂46の人気メンバーらJのスタジアムに華添えるゲストを特集
2026年08月09日 07:00
チェルシーのジェイミー・ギッテンスに、セリエAのローマ移籍の話が持ち上がっているようだ。
『romapress』によると、攻撃陣の強化はジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の最優先事項であり、すでにチェルシーにギッテンス獲得について問い合わせたという。ローマはRBライプツィヒのアントニオ・ヌサの獲得も検討しているが、こちらは交渉が難航しているようだ。
ギッテンスは昨季ドルトムントから5200万ポンドの移籍金で獲得されたが、定位置を掴むには至らなかった。プレミアリーグでは5試合の先発にとどまり、ゴールはなし。プレイタイムは491分と寂しいものになっている。
チェルシーはアストン・ヴィラからMFモーガン・ロジャーズを獲得するなどすでに大きな動きを見せており、放出と整理のフェーズに入っていると思われる。CL出場権を逃したチェルシーは今季、基本的に週1回しか試合がなく、大量の選手を売却あるいはローンに出すと思われる。
ローマの財政状況を考えると完全移籍は難しいという。ということはローン移籍が濃厚ということになるが、ギッテンスにとっても出場機会を得ることはプラスになるかもしれない。
2026年08月09日 07:00
攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く指導者・選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第67回は、2026/27シーズンよりRB大宮アルディージャの指揮を執るナルシス・ペラッチ・ナダル監督だ。
前編ではバイタルエリアの定義や戦術的な影響を受けた指導者、大宮の指揮官に就任した経緯を語ってもらった。後編では、指導者キャリアの出発点となったジローナ時代や約5年に及ぶイングランドでのキャリアで培った経験、そしてそれらを大宮でどう活かしていくかに迫る。
――◆――◆――
現役を退いた後、26歳でスペイン4部リーグのチームで指導者を始めた。当時は国内で最も若い監督だったと思う。そこで1年半ほど経験を積んだ後、ジローナからオファーを受け、3部に相当するジローナBの指導をスタートした。
当初はボール保持を重視したポジショナルプレーをベースに、攻撃的で前向きなフットボールを展開していた。29歳の時にはジローナのトップチーム入りの打診を受け、アシスタントコーチに就任した。
その後イングランドへ渡り、5年間でプレミアリーグへの昇格プレーオフを二度経験した。一度はウェンブリーでの決勝で、もう一度は準決勝で敗れ惜しくも昇格は逃したんだ。だけど、非常に濃密なキャリアを築くことができた。そこからウェストハムへの道につながっていった。
世界最高峰の舞台であるプレミアリーグのウェストハムでは、トップクラスのスター選手たちや著名な指揮官とともに同じ時間を過ごした。その濃密な現場で得た学びとは――。
――◆――◆――
プレミアリーグでの時間は信じられないほど貴重だった。イングランド代表のジャロッド・ボーウェン、ブラジル代表のルーカス・パケタ(現:フラメンゴ)、ガーナ代表のモハメド・クドゥス(現:トッテナム)に加え、過去にワールドカップ優勝を経験したフランス代表のアルフォンソ・アレオラやアルゼンチン代表のギド・ロドリゲス(現:バレンシア)など、一流の選手たちとともに仕事ができたことは素晴らしい経験だったと言える。
多くを学び、『私がこんなにレベルの高い選手たちを相手に指導できるんだ』という自信も芽生えた。
ロンドン・スタジアムの雰囲気も圧倒的で、世界最高峰の環境で指導できたことは私にとって大きかった。ウェストハムでアシスタントコーチを務めていた時に監督をしていたグラハム・ポッター(現:スウェーデン代表監督)から学んだ知識も多く、それらすべてを今、大宮の選手たちに共有しているところだ。
スペインとイングランド。異なる二つのサッカー文化で積み上げてきた現場経験を、ナダル監督はこれからRB大宮アルディージャへどのように還元していくのだろうか。
――◆――◆――
母国スペインでは、スペースとタイミングの概念、そして一つひとつの判断が試合にどう影響を与えるかというフットボールのロジックを学んだ。そういった構造的な面や攻守における判断力を高める方法を大宮の選手たちには伝えていきたい。
また、イングランドではフットボールへの情熱や、戦うメンタリティの重要性を学んだ。イングランドの人々にとってフットボールは宗教のようなものであり、その情熱や粘り強さは今も私の一部になっている。
だから大宮では、一つひとつの試合が、選手だけでなく、ファン・サポーターにとってどれだけ大きな意味を持つかということを教えていきたい。
私はフットボールを心から愛している。単なる仕事ではなく、人生であり夢そのものだ。だからこそ、毎日笑顔で練習場に顔を出し、情熱を持って取り組むことができる。
失敗や敗戦から学び、成長してよりよくなっていくための原動力は全てフットボールへの愛から生まれるものだ。イングランドでの経験によって指導者、そして人として成熟できた面は多くある。だけど、フットボールへの情熱は少年時代にスペインで出会った頃と変わっていない。
※このシリーズ了
取材・構成●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「すごい額だったんで」日本代表主力が衝撃告白!3月にまさかの“サウジ移籍”を決断→反対された人物を明かす「絶対にやめて」