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2026年08月04日 07:25
現地時間3日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがセントルイス・カージナルスとのトレードを成立させたと『ESPN』のホルヘ・カスティーヨ記者が報道。ラーズ・ヌートバー外野手(28)を獲得した。 ヌートバーは2018年のドラフトでカージナルスに入団し、2021年にMLBデビュー。翌2022年から4年連続でシーズン2桁本塁打を放ち、2023年には侍ジャパンの一員としてWBC制覇に貢献した。昨年10月に両足かかとの手術を受けた影響で、今季は負傷者リストで開幕。6月の復帰から48試合で打率.234、3本塁打、OPS.687を記録している。 現在ダイヤモンドバックスはナショナル・リーグ西地区2位、ワイルドカード圏内の2番手タイにつけている。同地区首位のドジャースには大谷翔平と山本由伸、佐々木朗希が所属。同3位のパドレスでダルビッシュ有と松井裕樹、最下位のロッキーズでは菅野智之がプレーしている。
2026年08月05日 12:24
ハリス記者らが報じた
負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのダルトン・ラッシング捕手について、4日(日本時間5日)のカブス戦後、番記者らがMRIの結果を報道した。右肘の軽度の損傷が判明し、数週間はスローイングができないという。
ドジャースは6月から正捕手のウィル・スミスが首痛のため離脱。以降はラッシングが奮闘していたが、2日(同3日)のレッドソックス戦を右腕の違和感のため急遽スタメンから外れた。その後、検査の結果、肘の筋損傷が判明し、IL入りとなった。
カブス戦後、地元紙「カリフォルニア・ポスト」のドジャース番を務めるジャック・ハリス記者らが一斉にX(旧ツイッター)を更新。ラッシングの近況について伝えた。ロバーツ監督が、カリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」のデビッド・バッセー氏に明かしたものとして、ラッシングは「肘の内側側副靭帯に軽度の損傷があると語った」という。
また、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のケイティ・ウー記者によれば「手術を回避できることが望まれているが、少なくとも今後数週間は(練習を)ストップし、スローイング禁止となる。仮に今シーズン中に復帰できたとしても、打撃のみに制限されるかどうかは現時点で不透明」とした。(Full-Count編集部)
2026年08月05日 12:08
ボストン・レッドソックスが中地区首位シカゴ・ホワイトソックスとの本拠地カード初戦に大勝。吉田正尚外野手(32)は「5番・指名打者」でフル出場し、2安打1打点で貢献した。
レッドソックスは初回、4番ウィルソン・コントレラスの中前適時打で幸先良く先制すると、吉田も左前安打で繋いで一死満塁。6番ケイレブ・ダービンが11号グランドスラム、7番ジャレン・デュランが15号ソロと2者連発し、いきなり6得点のビッグイニングを作った。
6回裏、二死二塁の好機で第4打席を迎えた吉田は左中間フェンス直撃の適時二塁打。2番手右腕フェディの代わり端に4本の適時打を浴びせ、この試合2度目の1イニング6得点を記録した。
8回裏には3番ウィルヤー・アブレイユが2打席連発の19号ソロでトドメを刺し、15安打14得点で大勝。左肘手術から今季復帰した先発左腕パブロ・サンドバルが2024年5月7日以来、2年ぶりの白星を掴んだ。
吉田は4打数2安打、1打点の活躍で2試合連続、直近4試合で3度目のマルチ安打を記録。今季成績を打率.268、5本塁打、23打点、OPS.738にアップさせた。
ホワイトソックスの村上宗隆は5回表の第3打席で中前安打を放って4打数1安打、3三振。11試合連続安打、20試合連続出塁と記録を伸ばした。
2026年08月05日 11:48
○ カブス 5−1 ドジャース ●
<現地時間8月4日 リグリー・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(32)が現地時間4日、敵地でのカブス戦に「1番・指名打者」でフル出場。8試合連続安打をマークした。
先発右腕アサドに対し、初回の第1打席はフルカウントからの低めシンカーで二ゴロ。3回表の第2打席はカウント0-2から内角低めボールゾーンへ曲がるスライダーを捉えたが、右飛に倒れた。
同点の6回表、先頭での第3打席はカウント0-1から内角高めのカットボールを弾き返して左前安打。しかし、2番アンディ・パヘスが三ゴロ併殺に打ち取られ、勝ち越し点を挙げることはできなかった。
3点を追う8回表、4番手右腕ゼファジャンに対する第4打席はカウント1-1からのスイーパーで左飛に打ち取られ、4打数1安打の内容。今季打率.293、OPS.936に低下した。
ドジャースは2回裏に昨季カブス所属のカイル・タッカーが10号先制ソロを放つも、その後は打線が沈黙して5試合連続の逆転負け。現地1日に加入の左腕タリク・スクバルは初登板で6回2失点と試合を作ったが、今季6敗目を記録。救援陣も終盤に3失点と精彩を欠いた。
2026年08月05日 11:37
○ カブス 5−1 ドジャース ●
<現地時間8月4日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが2連勝で西地区首位のロサンゼルス・ドジャースにカード勝ち越し。
2026年08月05日 10:57
タッカーは2回に先制10号ソロを放つも…
【MLB】カブス ー ドジャース(日本時間5日・シカゴ)
ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地のカブス戦に臨んだ。タリク・スクーバル投手が移籍後初先発するも、試合中盤の6回、カイル・タッカー外野手の“拙守”から失点を喫し、地元メディアからは失意の声が漏れた。
1-1で迎えた6回だった。スクーバルは1死から鈴木にストレートの四球を与えて出塁を許すと、続くブレグマンには初球のフォーシームを捉えれた。打球はタッカーの守る右翼後方へ。捕球地点に入ったかと思われたが、打球はグラブの少し上を通過してフェンス直撃の二塁打となった。その後、2死としたものの、不運な形の内野安打で勝ち越しを許した。
批判の目はタッカーの守備に向かった。「シーズンを通して抱える守備の課題が、この6回の守備でさらに悪化した。フェンス際でのフライをキャッチできず(グラブに触れさせることすらできず)、カブスは1死二、三塁のチャンスを迎えた」(地元紙「カリフォルニア・ポスト」のドジャース番を務めるジャック・ハリス記者)、「タッカーは外野フェンス際へのブレグマンの打球を追っているように見えたが、彼がフェンスに到達したまさにその瞬間、ボールはグラブの上を越えていった」(地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者)。
6回までにチーム唯一の得点をもたらしたのは、他でもないタッカーの10号ソロだった。しかし、4年2億4000万ドル(約378億円)の超高額契約を結びながら、走攻守にわたってやや精彩を欠いているだけに、ちょっとした“ミス”にも厳しい指摘をされている。(Full-Count編集部)
2026年08月05日 10:56
ロサンゼルス・ドジャースのタリク・スクバル投手(29)が現地時間4日、敵地でのカブス戦に先発登板。新天地での初登板は6回2失点という投球だった。
スクバルは初回、先頭打者クローアームストロングを99.1マイル(約159.5キロ)のフォーシームで見逃し三振に仕留めると、鈴木誠也のセンター前への当たりは中堅手アンディ・パヘスが滑り込みながら好捕。3番ブレグマンも遊ゴロとし、三者凡退の好スタートを切った。
打線が1点を先制した直後の2回裏も2三振を奪って三者凡退。3回裏には7番スワンソンに17号同点ソロを浴び、二死一、二塁のピンチも背負ったが、3番ブレグマンを中飛に打ち取って最少失点で凌いだ。4回裏はわずか6球で終え、5回裏は同点弾の7番スワンソンを空振り三振とするなど2イニング連続の三者凡退に抑えた。
しかし同点の6回裏、一死から鈴木を四球で歩かせると、3番ブレグマンには右翼への大飛球。右翼手カイル・タッカーが落下点に入ったかに見えたが、フェンス直撃の二塁打で一死二、三塁のピンチを迎えた。4番ブッシュを二ゴロに打ち取るも、5番ホーナーの叩きつけた打球が二塁への適時内野安打となり、勝ち越し点を献上した。
スクバルは6回85球を投げて4被安打、2四球、6奪三振、2失点という内容。チームの4連敗を止めるべく初登板に臨んだが、1点リードを許した状態でマウンドを降りた。
スクバルは2024年に自己最多の18勝を挙げるなどア・リーグ3冠。昨季もア・リーグトップの防御率を記録し、2年連続のサイ・ヤング賞に輝いた。今季は左肘手術による一時離脱がありながら、16先発で7勝5敗、防御率2.79を記録。現地1日にタイガースからトレード加入した。
2026年08月05日 10:09
○ フィリーズ 5−0 ナショナルズ ●
<現地時間8月4日 シチズンズ・バンク・パーク>
フィラデルフィア・フィリーズが2連勝で同地区4連戦を折り返し。前日のトレード期限で新加入したルイス・アラエス内野手(29)が先制打含む2打点の活躍を収めた。
「4番・二塁」で先発出場したアラエスは初回、一死一、二塁の好機で第1打席を迎えると、オープナー左腕パルムクイストから先制の中前適時打。移籍後の初打席でいきなり結果を出し、本拠地ファンを沸かせた。
無死一、二塁と再び好機だった3回裏の第2打席は、2番手右腕リテルから右翼線への適時二塁打を放ってリードを拡大。4打数2安打、2打点の活躍でフィラデルフィアでの初陣を飾った。
アラエスは2022年から3年連続首位打者に輝き、今年3月にはベネズエラ代表として同国初のWBC制覇に貢献した。今季はジャイアンツで105試合に出場してナ・リーグトップの打率.324、4本塁打、OPS.801の好成績をマーク。自身4度目のオールスターゲーム出場も果たした。
フィリーズはこれまで正一塁手を務めていたブライス・ハーパーが2022年4月16日以来、4年ぶりに右翼手として出場。初回先頭打者の右直など4度のフライアウトを無難に処理した。投げては、先発左腕ヘスス・ルザルドが8回無失点と好投し、2年連続の2桁勝利を達成。アラエスとともにジャイアンツから加入した右腕ケイレブ・キリアンが9回表を無失点に抑え、4連勝を収めた。
2026年08月05日 09:30
「南海ホークス復刻ナイター」
■ソフトバンク 1ー0 日本ハム(4日・京セラドーム)
オールドファン感動の瞬間だった。
2026年08月05日 09:00
「広島4−3巨人」(4日、マツダスタジアム)
延長十二回、広島がファビアンのソロ本塁打でサヨナラ勝ちを収めた。七回にもファビアンの左前打で1点差に詰め寄り、八回は小園の内野安打で追いついた。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「投手陣の粘りが野手陣の執念を引き出した」と語り、チーム一丸の勝利を強調した。
◇ ◇
ファビアンの集中力は素晴らしかった。七回は二死満塁から代わったばかりの船迫の初球をたたいたものだ。サヨナラホームランもマルティネスの初球だった。
7月に入って調子が上がりホームランを量産していたが、8月に入っても好調が続いているね。外国人は夏場に強いものだが、やっと期待に応えられるようになってきましたよ。
この試合は投手陣と野手陣がひとつになって勝った。新井監督がよく言葉にする“チーム一丸”野球だ。
初回に失った3点は重かったと思う。だが、栗林を継いだ菊地ハルンや黒原、益田、森浦、高、辻、遠藤のリリーフ投手全員がいい投球内容を見せた。それが二回以降の無失点リレーとなり、終盤の同点、延長戦へとつながっていった。
八回は先頭の秋山が右中間へ三塁打を放った。二塁で止まらず三塁まで到達したのは大きかったと思うね。
先発した栗林は立ち上がりから制球が乱れていた。どうも手探り状態という感じだった。
浦田に対しては初球から3球連続ボール球で、結局粘られた末の四球。泉口も歩かしてダルベックに3ラン。直球が不安定だったからか、2球続けたカーブを見透かされたように仕留められた。一番悪い点の失い方だった。
中9日での登板。空きすぎているのが少し心配だったが、嫌な予感が当たってしまった。
投手にとって立ち上がりというのは難しいものだ。選手によって打席に立つ位置が違うから、感覚としてのストライクゾーンを毎回、確かめないといけない。投手寄りに立つ打者もいれば、捕手側に立つ打者もいる。
ホームベースに近づいたり離れたり。こういう見た目の“感覚”が試合間隔が延びるとずれることがある。
だが、その後は調子を取り戻していった。このあたりはさすがだった。五回で降板したが、後続投手がいい流れを引き継いだ形になったね。
2026年08月05日 08:33
大谷は3年連続4度のMVP、スクーバルは2年連続でCY賞
【MLB】カブス ー ドジャース(日本時間5日・シカゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地カブス戦に「1番・指名打者」で出場する。この試合では、トレードで移籍したばかりの現役最強左腕、タリク・スクーバル投手が先発。メジャーリーグ史上初となる“デュオ”が誕生することになった。
メジャーリーグのユニホームは背ネームの上にMLBロゴパッチが刺繍されている。99%以上の選手は通常のロゴだが、一部選手だけが「ゴールドロゴマン」を着用している。2025年から導入された特別仕様で、前年のMVP&サイ・ヤング賞投手&新人王だけが付けられる。
大谷は3年連続4度目のMVPに輝いており、2シーズン連続で着用している。そしてスクーバルも、2024年から2年連続でサイ・ヤング賞を受賞。米データ会社「オプタスタッツ」によると、「MLB史上初めて、直近2シーズンでMVPを受賞した選手と、直近2シーズンでサイ・ヤング賞を受賞した選手が同じチームでプレーする」ことになった。
さらに、“金ロゴ”の選手が同じチームでプレーすることも史上初。試合前の段階で、大谷はまた歴史に名を刻むことになった。(Full-Count編集部)
2026年08月05日 08:01
「広島4−3巨人」(4日、マツダスタジアム)
必死に、強気にバトンをつないでいった。救援陣が見せた7投手による7イニングの無失点リレーが劇的なサヨナラ勝利を呼び込んだ。広島・新井貴浩監督も「ブルペン陣も、みんながゼロで帰ってきてくれたので、最後に最高の形になったと思います」と賛辞を惜しまなかった。
最大の見せ場をつくったのは7番手・辻だった。3−3の延長十一回から登板。2死一、二塁で対峙(たいじ)したのは代打・坂本だった。「(失点した)前回登板は全部外角で勝負したので。今回は内角で勝負してやろうと。気持ちで押せた」。レジェンド級打者に3球連続で内角直球を投げ込み、最後は空振り三振に斬って、雄たけびを上げた。
前回登板の2日・中日戦では同点の七回に登板し、石伊に外角球を捉えられて左越えの一時勝ち越し適時二塁打を許していた。「すごい悔しい思いをした。二度とそういう思いはしたくないと思った」。後悔を糧として力を出し切った。
先発・栗林が5回3失点で降板して以降、菊地、黒原、益田、森浦、高、辻、遠藤が無失点でリレーした。4番手・益田は2−3の八回に登板し三者凡退。新井監督は「シビれる1点ビハインドのところでよく抑えてくれた」とたたえた。
4時間超えの激闘。ド派手に決めたヒーローと同じくらい必死に腕を振った7投手の奮闘が光り輝いた。
2026年08月05日 08:01
「ロッテ5−3西武」(4日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・益田直也投手(36)が九回を3者凡退で今季2セーブ目を挙げ、史上5人目の通算250セーブを達成した。
2026年08月05日 08:01
「DeNA1−0阪神」(4日、横浜スタジアム)
阪神はDeNAに競り負けて連勝が「4」でストップして後半戦初黒星を喫した。先発・村上頌樹投手は四回2死三塁から宮崎に先制の左前適時打を許した。6回4安打1失点8奪三振と好投も6敗目。打線は相手先発・尾形の力強い直球に苦戦。今季6度目の完封負けとなった。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏はDeNA・尾形について「好調の阪神打線が手も足も出なかった」とした上で「やはり基本はストレートを狙って、打ち負けないように攻略していくこと」と指摘した。
◇ ◇
すごいピッチングでした!DeNAの尾形投手です。阪神とは6月21日以来2度目の対戦で、前回は2点を奪って黒星を付けることができましたが、今回は尾形投手が勝りました。好調の阪神打線が手も足も出なかったと言ってもいい、完璧にやられてしまいました。
とにかく素晴らしいボールを投げていました。ストレートは最速156キロで、平均球速は7イニング全てで150キロを超えていました。この力強いストレートを軸に、時折まぜるカーブも効果的でした。真っすぐが強いだけに、バッターとしてはどうしてもストレートを意識せざるを得ない。六回にテルからスプリットで空振り三振を奪いましたが、2球目と3球目に使った緩いカーブが効いていたように感じました。
今後も対戦があるので対策をしていかなければいけませんが、やはり基本はストレートを狙って、打ち負けないように攻略していくことだと思います。
尾形投手はソフトバンクでは中継ぎでしたが、トレードで移籍してきて、先発としても力を十分に発揮しています。ソフトバンクには磨けば光る「原石」のような選手がたくさんいるということを改めて示したようなピッチングでした。
村上投手も素晴らしく、見応えのある投手戦でした。唯一の失点となった宮崎選手への一球は見逃せばボールでしたが、打った宮崎選手がうまかった。対戦打率は・382となり、まさに相性としか言いようがありませんでした。
2026年08月05日 08:01
高校野球シーズン限定で、カープ選手に高校時代を振り返ってもらう新企画「コイ戦士 高校野球の思い出」。今回は佐々木泰内野手(23)が県岐阜商名将・鍛治舎巧前監督(75)の下で汗を流した3年間を振り返った。
佐々木は中学時代、2番手投手だった。「打たれすぎて試行錯誤していた」。上手投げから横手投げへと変更し、直球の最速は128キロ。一方で打撃が良かったため、三塁手としてもグラウンドに立っていた。
転機は中学3年秋の県大会だった。「ゾーンに入っていて、めちゃくちゃ打った」。大器の片りんを感じさせる打撃が県岐阜商関係者の目に留まった。野球人生の分岐点だった。
入学の決め手は、鍛治舎監督の存在だった。自身が入学するタイミングで、名将が母校の監督に就任することが伝えられた。中学時代、鍛治舎監督が率いる秀岳館(熊本)の野球が「めちゃくちゃ好きだった。トレーニング動画とか、ご飯を食べる動画とかを見ていた。それで甲子園で圧倒して勝っていたから」。憧れの監督の下でプレーできることは願ってもない環境だった。
入学後、待っていたのは想像を絶する練習量だった。ストレッチ前の指立て伏せや補強運動に始まり、「一番、キツかった」と振り返るのが革手袋をして行うペアでの手押し車。それが終わるとポール間走。午後4時から10時近くまで肉体と精神を鍛え上げた。
勇気を持って挙げた手が、1年生ながらレギュラーをつかむ一歩となった。1年生は室内での基礎トレが日課。地獄のトレーニングに耐えていたある日、「打撃をしたい選手は手、挙げろ」の声に迷わず挙手した。
実戦形式の打撃練習で打撃投手の球を鋭いスイングで打ち返した。Bチームに合流し、練習試合で3本塁打を記録してAチームに即昇格。Aチーム初試合でも本塁打を放ち、次の試合でも打った。2戦連発で指揮官の心を一気につかみ、夏から4番で起用された。
主将として迎えた3年時は、コロナ禍で春の選抜や夏の選手権など公式戦が全て中止となったが、選抜に出場予定だったチームが招待された8月の「甲子園高校野球交流試合」で聖地の土を踏んだ。明豊戦の九回にソロ本塁打を放ち、高校通算本塁打を41本とした。
24年8月に県岐阜商の監督を退いた鍛治舎氏との交流は現在も続いており、「いい打ち方だったとか、頑張れよと声をかけてもらっています」。7月のフレッシュ球宴出場後も連絡をくれた。「本当にありがたい。監督がいなければ、絶対に今の自分はいないので」。恩師から届くメッセージが、佐々木を原点に立ち返らせ、プロの世界で戦う原動力にもなっている。
◆佐々木泰(ささき・たい)2002年12月24日生まれ。岐阜県大垣市出身。内野手。178センチ、86キロ。右投げ右打ち。小学1年で野球を始め、中学時代は岐阜ボーイズでプレーする。県岐阜商では1年夏から4番を務める。青学大を経て、24年度ドラフト1位で広島に入団。2年目の今季は開幕戦で4番を任される。
2026年08月05日 07:40
元ロッテ・里崎智也氏は自身のYouTubeの無断記事化に苦言
ロッテの捕手として活躍し、引退後は野球解説者だけではなく、ユーチューバーとしても存在感を放つ里崎智也氏が、ポッドキャスト番組「Full-Count LABー探求のカケラー」に出演。自身の公式YouTube「Satozaki Channel」の内容がメディアに無断で記事化される現状について、率直な思いを語った。
里崎氏はこれまでYouTubeを転用しないよう求める投稿を、度々発信している。使用許可の連絡の有無を尋ねられると、即座に「1ミリも来てないです(笑)。まあ来ても拒否しますけどね」と言い切った。
YouTubeが現在ほどの“主流”でなかった時代は取材依頼を受け、取材料を受けたことで記事化されていたと回顧。「なんでYouTubeになった瞬間にその手順が省かれるんですか」「タダ飯食ってんじゃねーよって感じです」などと、手順を飛ばして無断で使われている現状に苦言を呈した。
記事になることで知名度アップや情報の拡散に繋がるため、歓迎する人がいることには理解を示す。その一方で里崎氏は「僕はしてくれなくても大丈夫」と笑い、自身の考えを述べた。
里崎氏が特に憤るのは、切り抜きによる誇張だ。「大体キャッチーに切り抜いて言ってもいないことがタイトルになって」と指摘。「こちらが100キロでしか走ってないのに、ネット記事になると140キロぐらい出てるんですよ」と例える。2020年から「全試合総チェック」を継続している
里崎氏は地道な“努力”によって発信の土台を築いている。「全試合総チェック」と称し、毎朝6時に起床。子どもを送り出したあとの隙間時間を使って12球団すべての試合を確認する作業を、2020年から6年間続けてきた。「こんな面倒くさいこと、やりたくないんですよ」と苦笑しつつも、「逆にもうやらないと怖いんですよ」と継続理由を明かす。
だからこそ、12球団分満遍なく届けている情報のうち、特定の1球団だけを切り取られたケースには「12球団分やっているんですよ。でも巨人だけ取り上げているんですよ。悪意しか感じないでしょ」と語気を強めた。「やるんだったら全部出してほしい」「URLも載せてほしい」との思いを伝えた。
一方で、テレビやラジオでの発言が記事になることは容認している。「それは僕が主体じゃないから。僕は(自身の)YouTubeについてだけを言っているんです。これは僕が主だから」。
自らが発信の主体である場だからこそ、内容にも扱われ方にも一切の妥協をしない。登録者数93万人という規模の発信力を持つからこそ、自分の言葉がどう伝わるかに最後まで責任を持つ。忖度なき発信を貫く里崎氏の姿勢の根底には強い責任感があった。(Full-Count編集部)