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2026年07月20日 22:40
ドラゴンゲート20日のオープン・ザ・ドリームゲート選手権はKzy(40)が菊田円(26)に勝利し、第43代王者に輝いた。 キャリア20年目にして初の悲願達成だ。Kzyはエル・シエロとの挑戦者決定戦(2日、後楽園)を制し、最高峰王座への切符を獲得。今回が実にキャリア8度目の挑戦となった。 試合は互いに一歩も譲らぬ意地の張り合いとなった。一進一退の攻防が動いたのは20分過ぎ。変型ドライバー、ラリアート、尻爆弾を連続でくらったKzyは、ついにはローリングエルボーを決められるもキックアウト。丸め込みで粘るが再びローリングラリアートを決められ、勝負あったかに思われた。 しかし、Kzyは執念で肩を上げ、3カウントは許さない。変型ドライバーを狙う菊田に、担がれながらの三角絞めで逆転に成功する。グロッギー状態となったところを背後からエルボーを叩き込み、最後はランニングエルボースマッシュ2連発をさく裂させて3カウント。栄冠を手にした。 試合後、マイクを握ったKzyは喜びを爆発。その上で「こいつを目指して歩んできました。いろいろありました。心打ち砕かれるようなことも、クソみたいなこともありました。(横須賀)ススムさん、堀口(元気)さん、あんたたちが担いでくれたみこしの男は今ドリームゲートを取ったぞ。ここからはじまったナチュラルバイブスは、今もこうやって生き続けてるぞ」と、ユニットをともに立ち上げた先輩に感謝。「こんな俺でも主役になることができるんだ。次はお前らかもしれないぞ」とリング上に集った、ナチュラルバイブスの後輩たちを見やった。 さらにKzyは「俺はチャレンジャーなチャンピオンでいようと思います」と、初防衛戦の相手に同王座6度の戴冠歴があるYAMATOを指名。リングに上がったYAMATOも「防衛回数0回で終わっちゃっていいのか。楽しみだね。20年の答え合わせは終わってるけど再テストだよ。やってやろうじゃないの」と受けて立っていた。
2026年07月22日 21:37
全日本プロレス22日の新木場大会で、安齊勇馬(27)が青柳亮生(26)から勝利を収めた。
この日、安齊は本田竜輝と組んで、亮生、青柳優馬組とタッグマッチで激突。試合は両軍入り乱れる激しい展開となった。亮生と激しくエルボーを打ち合った安齊は、優馬に足を引かれて場外へ転落。場外では優馬から、観客の持っていた「安齊タオル」で首を絞められるなど痛めつけられた。リングに戻っても、ロープに捕らえられて挑発を受けた。
しかし、反撃に転じた安齊は、青柳兄弟をそれぞれジャーマンでぶん投げて会場を沸かせた。亮生からエルボーを食らってもドロップキックで応じる。その後は亮生のアクロバティックな動きに翻ろうされつつも、コーナーからの飛び技を狙う亮生をブレーンバスターで叩きつけてみせた。
粘る亮生からはコンビネーションのキック、3連発のフィッシャーマンズ・スープレックスの猛攻を受けたが、安齊も負けじとジャンピング・ニーバッドを2連発でお見舞い。最後はギムレットで亮生を叩きつけ、3カウントを奪った。
試合後にマイクを握った安齊は「ここ新木場で、安齊勇馬、本田竜輝組対青柳優馬、青柳亮生。思い出す試合がありますよね?」と観客に問いかけた。この組み合わせと会場は、安齊が出演した恋愛リアリティーショー「バチェロレッテ」のエピソード8で放送されたシーンと同じだったのだ。「あの時は俺が全部持っていったから」とマイクを手渡された本田は「ドキドキ、ワクワクしながら(バチェロレッテを)見ていて、出演をもらったときはすごくうれしかったんだ」と明かしていた。
聖地凱旋試合を終えた安齊は「この試合を見て、プロレスに興味を持って、見に来ることを決めた人もきっとたくさんいると思う」と振り返り「俺のことを好きになってくれた人達と一緒に、この夏は最高の思い出を作ります」と誓った。
2026年07月22日 21:26
全日本プロレス22日の新木場大会で3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)が綾部蓮に前哨戦で勝利しベルト死守へ弾みをつけた。
25日神戸大会で綾部とのV8戦を控える宮原はこの日潮崎豪、ライジングHAYATOと組んで綾部蓮、鈴木秀樹、MUSASHI組と激突。リング内外で激しい技の応酬を繰り広げた。両軍リングに入り乱れる中、綾部はデスルーレットを、宮原はシャットダウンスープレックス・ホールドを互いに狙うが、どちらも決めさせなかった。
それでもリング上で綾部との一騎打ちになった宮原はコーナーからラリーアートに来たところを三角絞めに捕獲。そのままスネーク・リミットに移行しギブアップ勝ちを収めた。
最後の前哨戦に勝利した宮原は試合後マイクを握ると「おい綾部、いよいよだ。なんか言ってたな、俺に絶望を与えるって? 俺を誰だと思ってるんだお前、日本全国に希望を照らす男だぞ」と胸を張る。「そんな男に絶望を味わわせることができるのか。7月25日、関西、神戸で見せてみろ」と投げかけた。
一方の綾部は引き上げる宮原を急襲し大乱闘を巻き起こした。バックステージでは「そそくさ逃げやがってこの野郎。神戸では潰してやるよ、覚えておけ」と制裁を予告した。決戦まで待ったなしだ。
2026年07月22日 21:25
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」22日長岡大会のBブロック公式戦で、NEVER無差別級王者のウルフアロン(30)がIWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29)に初黒星を喫した。
ここまで2勝(不戦勝1)と両ブロック通じて唯一の無敗のウルフに土がついた。ゲイブが持参した柔道着をともに着用して試合開始。にもかかわらず挑発的なしぐさで道着を投げ捨てたゲイブに対し、柔道仕込みの投げを連発して試合の主導権を握った。
場外乱闘でも豪快な裏投げを決めたウルフは、リング上でも一進一退の攻防を展開。雪崩式のハリケーンドライバーもさく裂させ、逆三角締めを狙っていく。これを急所攻撃で脱出されると、切り返しの応酬からラリアートで吹き飛ばした。
ところが必殺のアングルスラムを回避されると、強烈なニーリフトを浴びてしまう。そこから一気にドリル・ア・ホールパイルドライバーでマットに突き刺され、3カウントを奪われた。
試合後のリング上でマイクを握ったゲイブからは「イッポン!」と屈辱的なアピールもされた。ダメージの大きいウルフはノーコメントで控室へ。これで今年のG1は、前半戦で早くも全勝がいなくなり大混戦の様相を呈してきた。
2026年07月22日 20:18
人気格闘家の芦澤竜誠がABEMAの番組「芦澤竜誠と行く ぶらり喧嘩旅」に出演。
2026年07月22日 14:44
米国・WWEの第3ブランド・NXTが21日(日本時間22日)に放送され、元新日本プロレスEVILのNARAKUが、再びNXT王座取りに失敗した。
1月末に新日本を退団し、4月からNXTに登場。NXT王座を保持するトニー・ディアンジェロを標的にし、リング内外で揺さぶってきた。6・28「グレート・アメリカン・バッシュ」の初挑戦ではチョークスラムに沈んだが、王者を卑劣な手段で追い詰め、反則OKのストリートファイトマッチでの再挑戦に持ち込んでいた。
不敵な表情のNARAKUは、ゴングと同時に突っ込んできたディアンジェロにいきなり毒霧を噴射する。王者の顔を真っ赤に染め上げると、場外戦で圧倒し、リング内に放り込んだ鉄階段にぶち当てる。さらにリング下にあったトラッシュ缶、竹刀、パイプイスをリングに投げ入れ、4脚並べたイスの上にブレーンバスターで叩きつけた。
一方的な挑戦者ペースだったが、王者にパイルドライバーを切り返され逆襲を許す。続けて王者は、ペットボトルの水で顔の毒霧を洗い流して復活。場外バリケードにNARAKUを打ちつけ、バックステージを引きずりまわした。だが挑戦者もコードを王者の目に巻きつけて反撃。照明器具で殴りつけるも、ブレーンバスターで場外のフロアで投げつけられた。
元EVILは竹刀を手にするが、王者はバールを持って対抗。ならばとラダーを取り出すも、これもディアンジェロに奪われ投げつられた。王者の勝負手だったテーブル葬は避けたものの、コーナーに設置していたトラッシュ缶に顔面を直撃させられた。すさまじい激闘に、観衆からは「これぞ名勝負!」チャントも飛び出した。
NARAKUは王者の股間をトップロープに打ちつけてからラリア―トで反撃し、場外では決め技の変型大外刈り。続けて実況席に放り投げ、一気にテーブルクラッシュで沈める。今度は「ホーリー・シット!(超スゲー!)」チャントが沸き上がるが、リング内ではカウント2で返され、勝負をかけた2度目のレッドミストもディアンジェロにディフェンスされる。さらに竹刀でめった打ちをくらうと、股間にも竹刀攻撃…。最後は鉄階段の上から高角度チョークスラムでテーブル葬。強烈な一発に動けず3カウントを聞いた。ベルトまであと一歩まで迫ったが、またも王座奪取はならなかった。
試合後は元TNA世界王者のマイク・サンタナが現れ、次期挑戦者に名乗りを上げた。果たしてNARAKUは。ここからどう巻き返すのか。
NXTは「ABEMAプレミアム」にて視聴可能。
2026年07月22日 12:27
ボクシングの中谷潤人が、女子プロゴルファーの田村亜矢との結婚を発表した。
中谷の所属マネジメントが「弊社所属の中谷潤人が、プロゴルファーの田村亜矢さんと結婚致しましたことをご報告させていただきます!」としてX(旧ツイッター)に2人連名の文書を投稿。「このたび、中谷潤人と田村亜矢は、結婚いたしましたことをご報告させていただきます。これからは家族として、喜びも困難も共に分かち合い、さまざまな出来事を楽しみながら歩んでいきたいと思っております」「感謝!感謝!」などと記し、最後に2人のサインを添えた。
2026年07月22日 06:30
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・朱里が東京ドームのメインイベンターを目標に据えた。
朱里は18日の大田区大会で、なつぽいを破ってV5に成功。長期政権樹立に向け、その地位を確固たるものとした。しかし、試合後のリングでは、IWGP女子王者としてメインイベントで戦うのは初めてのことだったと明かし、涙を流した。
試合後の取材には「やっぱりキャリアも18年になるし、何試合目でも最高の試合をすればいいって思ってたんですけど、やっぱりどこかメインで(試合が)できないっていうのが心にあったんだなって気づいて(涙が)あふれてきちゃいました」と明かす。「本当に最高の景色でした。お客さんが最後の締めを見てくれるっていうのは、プロレスラーとしてすごくうれしいですね」と笑顔で振り返った。
メインイベンターとして返り咲いたモノが違う女が目指すは、東京ドームのひのき舞台だ。朱里は新日本プロレス1月4日のドーム大会でもリングに立ったが「2試合目だし、新日本のリングだったので…。やっぱりスターダムでドーム大会をやって、メインでこのベルトをかけれたら本当に最高だなと思います」と目を輝かせる。
「このベルトと言ったら朱里という存在になりたい。そのためにも最多防衛記録樹立はマストかなと思います。ミスターIWGP女子ですか? ぜひなりたいです」と岩谷麻優の持つV9の記録超えとともに、ベルトの象徴的存在となることを狙っていた。
夢実現のためにも、ベルトの価値を押し上げていくことが急務だ。朱里は個人としての資質を高めるために祭典「5★STAR GP」出場を見送り、海外遠征を決断。「IWGP自体がグローバルスタンダードなベルトなので、自分自身まだまだ海外で進化していきたい。いろんな未知の選手とやって、レベルを上げたい」と今夏の飛躍を誓う。
飽くなき研さんを続ける朱里の今後に注目だ。
2026年07月22日 05:01
ボクシングのWBA世界バンタム級王者に輝いた増田陸(28)=帝拳=が試合から一夜明けた21日、東京都新宿区の所属ジムで会見した。
2026年07月22日 05:00
「大相撲名古屋場所・10日目」(21日、IGアリーナ)
綱とりの大関霧島は伯乃富士との2敗対決を寄り切り、勝ち越しを決めた。昇進条件の「高いレベルの優勝」に向け、1差からの逆転を狙う。関脇安青錦は豊昇龍に上手投げを決め、大の里に続く横綱連破で9勝目。賜杯争いトップを守り、10勝での大関特例復帰に王手をかけた。豊昇龍は4敗。大の里は大栄翔を浴びせ倒し6勝目。平幕の琴栄峰を加え、1敗は2人となった。
安青錦が圧倒した。もろ差しを狙う豊昇龍の左差しを封じ、左上手で出し投げを打った。慌てて右すくい投げを仕掛ける相手に上手投げを返し、危なげなく転がした。
突進をかわすように白星を拾った前日の大の里戦から一転、相手を完全に制した勝利に「まわしを取れたのが良かった。体が動いてくれた。いい感じ」とうなずいた。大関復帰の10勝に王手をかけ「特に。気にしないで残り5日頑張っていく」と表情を変えず語った。
中日の隆の勝戦で痛めた左足親指は変色し腫れていた。当日は東京から医師を呼び、明け方まで治療。春場所で左足小指を骨折して負け越し、かど番の夏場所は左足首の負傷で全休。左足のダメージは大きいはずだが「だいぶ戻って来ている。体も動いている。内容としても自分の相撲を取れている」とキッパリ。大関復帰とともに、目標に掲げている優勝にも近づきつつある。
2026年07月22日 05:00
「大相撲名古屋場所・10日目」(21日、IGアリーナ)
綱とりの大関霧島は伯乃富士との2敗対決を寄り切り、勝ち越しを決めた。昇進条件の「高いレベルの優勝」に向け、1差からの逆転を狙う。関脇安青錦は豊昇龍に上手投げを決め、大の里に続く横綱連破で9勝目。賜杯争いトップを守り、10勝での大関特例復帰に王手をかけた。豊昇龍は4敗。大の里は大栄翔を浴びせ倒し6勝目。平幕の琴栄峰を加え、1敗は2人となった。
前日に2敗目を喫した霧島が連敗を阻止し、綱とりに望みをつないだ。頭で低く当たって左を差し、右上手をつかんで力強く寄り切った。過去3勝3敗の伯乃富士を問題にせず「あまり覚えてないけど、しっかりやることをやって良かった」と勝ち越しを決めた。
小1の長女、アヤゴーちゃんら家族と毎日連絡を取る。前夜は「今日負けたから明日勝って。頑張って」と励まされた。以前は「どうして負けたの」など不満を伝えられただけに成長を感じるが「今は泣かなくなったから。ただ機嫌は悪いですけどね、負けたら」と苦笑いを浮かべた。
「ハイレベルな優勝」が求められる綱とり。土俵下の審判だった師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は「全部勝つつもりで」と期待。最初の大関時代に綱とりを失敗し、陥落から大関に復帰した霧島の経験を「生きている。(前回は)『緊張して寝られなかった』と聞いた」と明かした。
8勝2敗を「頑張っているし、いいんじゃないか」と語った霧島。終盤5日間に向けて「最初から最後まで大事。自分の相撲を取るしかない。あまり考えずに」と応じた。
2026年07月22日 05:00
新日本プロレスで活躍する人気レスラーの本間朋晃(49)が、8月2日に福岡国際センターで行われる“真夏の最強戦士決定戦”「G1クライマックス36」を前に、現役引退を決意した胸中を明かした。古傷の首の悪化により来年夏の引退試合を最後にリングを去ることを表明。奇跡の復活を遂げた大けが、盟友・真壁刀義との絆、G1への思い、そして最後に披露する「最高のこけし」への覚悟を語った。
――7月4日の故郷・山形大会で引退を発表した際、リングから見えた景色は
本間 景色は本当にびっくりした。あんなに皆が驚くとは思っていなかったし、「マジか!」とか「えーっ!」という声が会場中から聞こえてきた。皆さんを驚かせてしまったという意味では申し訳なかったけど、生まれ故郷の山形で発表できたのは良かった。
――引退を決断した最大の理由は
本間 今の首の状態は、プロレスができるかもしれないし、できないかもしれないという中途半端な状態。昔の脊髄損傷の影響に加えて「脊椎靱帯骨化症」で首の柔軟性がなくなってしまった。高角度の投げ技をまともに受けると、衝撃がダイレクトに脊髄へ伝わってしまう。そんな状態でリングに上がるのはプロレスに対して失礼だし「もう潮時かな」と思った。
――引退の背中を押した存在は
本間 やっぱり妻(千恵さん)の言葉が大きかった。「もういいんじゃない? いっぱい頑張ったんだから。これからの人生も長いんだから、自分の足でリングを降りられるうちに辞めた方がいいよ」と言ってくれた。
――プロレスは自身にとってどんな世界だった
本間 楽しさしかない世界だった。リングの上で歓声をもらえる、こんな幸せな場所はない。プロレスは一生の中で出会えて良かった存在。仕事だと思ったことは一度もない。
――高校時代に入門したアニマル浜口ジムでの日々を振り返ると
本間 浜口さんは本当に優しい人だった。まだ何者でもなかった僕にも「頑張れよ」と声を掛け続けてくれた。当時はまだ普通の声だったので「もっと声を出せ!」とよく怒られていた(笑い)。
――浜口ジム時代に一番苦しかったことは
本間 朝から夕方までガソリンスタンドでアルバイトをして、そのまま夜遅くまでジムで練習する毎日だった。本当にお金がなくて、朝は吉野家の朝定食、昼は安売り弁当、夜は売れ残りのおかず一品とご飯3合で腹を満たしていた。
――長年タッグを組み、ともにIWGPタッグ王座も獲得した真壁刀義とはどんな存在か
本間 本当のお兄ちゃんみたいな存在。G・B・H時代、ヒールなのに僕がベビーのような「いい人」でいようとしていた時に「そんな中途半端な気持ちならプロレス辞めちまえ」と本気で怒られた。「嫌われるなら徹底的に嫌われろ!」と言われて目が覚めた。あの言葉がなかったら今の僕はいない。
――2015年のG1で石井智宏から挙げた初勝利はどんな意味を持つ
本間 17連敗というワースト記録を作ってしまった中で「絶対に勝つ」という覚悟で臨んだ試合だった。石井さんはインディーからはい上がった憧れの先輩。その石井さんから3カウントを奪った瞬間は、天にも昇るような気持ちだった。
――本間朋晃にとってG1とは
本間 僕は第1回大会から見ているけど、全てのプロレスラーにとって憧れの舞台。前座のタッグマッチに出るだけでも独特の緊張感がある。
――今年のG1クライマックス36をどう見ている
本間 若い選手が増えたけど、世界最高峰のリーグ戦という価値は全く変わらない。誰が新日本で一番強いのかを決める熱い戦いになると思う。本当に誰が優勝してもおかしくない。
――辻陽太を頂点とする現在の新日本プロレスをどう見ている
本間 今はまさに戦国時代。辻がチャンピオンだけど、きっかけ一つで勢力図がどう変わるか分からない。
――トレードマークでもあるしゃがれ声は、どのようにして生まれた
本間 2005年ごろ、試合中に喉へもろにラリアットを一発もらって、一瞬でこの声になった。それまでは普通の高い声だった。最初は全く声が出なくなっていて「一晩寝れば治るだろう」と思ったけど、翌朝起きたらこのガラガラ声になっていた。それから20年以上ずっとこのままだよ。
――この声で困ったことは
本間 いっぱいある(笑い)。親に電話しても「何言ってるか分からないから帰ってきた時に話して」と切られるし、飲食店では注文がなかなか伝わらない。塩ラーメンを頼んだのにしょうゆラーメンが出てきたり、カツ丼を頼んだのに天丼が出てきたり(笑い)。でも、僕はせっかちだから「もうこれでいいよ」ってそのまま食べちゃう。
――それでも今はこの声をどう感じている
本間 もし普通の声のままだったら僕は30年もプロレスを続けられていなかったと思う。でも、この声があったから覚えてもらえたし、応援してもらえた。今ではこの声が大好きだし、僕にとって最高の武器だった。
――来年の引退試合に懸ける思いは
本間 2018年の復帰戦は少し涙ぐむくらいで終わった。でも今回は最初から泣かないではいられない自信がない。キャリア30周年の集大成なので、ファンの皆さんに心配されないコンディションをしっかり作って笑顔でリングを降りたい。
――最後にファンへ
本間 ファンの皆さんの応援があったからこそ、30年間プロレスを続けることができた。来年の山形での引退試合がレスラーとして本当に最後の1試合になる。九州からは少し遠いけど、ぜひ最後の生きざまを見届けてほしい。最後は最高の「こけし」を決めて終わりたい。「こけし・イズ・ハッピー!」で、みんなで幸せになりましょう。30年間、本当にありがとう!
2026年07月22日 05:00
米国・WWEのジーニアス・オブ・ザ・スカイことイヨ・スカイが呪いの怪人ダンハウゼンと再びまか不思議な合体を果たした。
2026年07月22日 05:00
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」21日仙台大会のAブロック公式戦で、SANADA(38)がIWGPヘビー級王者の辻陽太(32)から初勝利を挙げた。今年1月から6月まで負傷欠場。決して完調とは言えない状況で、あえて最高峰リーグ戦に臨むSANADAが抱く、今大会のテーマとは――。
ジーンブラスターを捕らえてデッドフォールを決めるなど怒とうの猛攻を見せたSANADAは、王者必殺のファイヤーブラスターも決めさせない。一瞬のスキを突いた急所攻撃でもん絶させると、この日2発目のデッドフォールで完勝。バックステージでは左腕と比べて明らかに細い右腕を見せつけ「全然違うだろ? 人間、1回どん底に落ちてからが本当の勝負なんだ」と胸を張った。
開幕から2連敗と厳しい戦いが続いていた。長期欠場の影響は明らかだ。2024年から胸と鎖骨近辺が圧迫され血流が悪化する「斜角筋症候群」に悩まされ、1月に第一肋骨を切除する手術に踏み切った。
6月に復帰したものの、神経の回復には時間がかかるため右腕の筋力はまだ完全に戻っていない。SANADAは「マックス220(キロ)上げてたベンチプレスが、今は半分も上がらないですからね。場外によくプランチャで飛んでたと思うんですけど(右腕で)支えづらくて高さが出せなかったり。今やっと、デッドフォールをできるくらいに回復はしたんですけど」と今も続く苦悩を明かす。
G1開幕前には、4枠を争う出場者決定戦が行われた。最高峰王座戴冠の実績があるとはいえ、上半期をほぼ棒に振ったSANADAがストレートで出場することに懐疑的な声があったのも事実だ。当の本人は「まあ…俺が選んだわけじゃないから、どうこう言われたってしょうがないですよね」と苦笑しつつ、あえて現在のコンディションで出場を決めた理由を「今のはやりのプロレスとはちょっと違うのかもしれないですけど、最終的に生き残るのは引き算のプロレスなんじゃないかなと思いますね。それを探すためにG1にあえて出ようと」と説明し、新境地の開拓に意欲を見せた。
だんだん冗舌になってきたSANADAは、言動が賛否を呼んでいる辻に対しても「王者になって何か行動したいというのは伝わりますね。まだ若いなあ、と。感謝の気持ちが足りないということかもなあ…。俺はもう、常に感謝の気持ちを持ってリングに上がってますから」とまさかの助言。極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー」の一員とは思えない言葉は本心なのか、それとも…。どこまでもミステリアスな男が、今年のG1にも混沌をもたらす。
2026年07月21日 22:22
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」21日仙台大会のAブロック公式戦で、STRONG無差別級王者のボルチン・オレッグ(33)が鷹木信悟(43)から2勝目をあげた。
試合は真正面から互いの力をぶつけ合う肉弾戦となった。一進一退の攻防からバーディクトをDDTで切り返されたボルチンは、ラリアートをかわされ、強烈なパンピングボンバーでなぎ倒される。さらにはバーニングドラゴンまで浴びてしまい、万事休すかと思われた。
それでもカウント2で返すと、鷹木にヘッドバットを叩き込まれながらもパワーボムを発射。驚異の怪力で餅つきパワーボムへと移行する。最後は粘る鷹木を強引にカミカゼでマットに叩きつけ、激闘に終止符を打った。
試合後のリング上でマイクを握ったボルチンは「鷹木さん、あなたは本当にプロレス最強の選手、プロレスのモンスター!」と対戦相手へのリスペクトを表明。「最初は仕事でプロレスが始まった。でも、先輩のおかげで、みんなのおかげで、俺めっちゃプロレス好きになった。プロレスの愛で、俺がこのG1で優勝して、プロレスの強さを世界に見せていきたいと思う」と豪語し、カザフスタンで「頑張れ」「いけ」を意味する「アウガ!」を3度叫ぶ決めゼリフで大会を締めくくった。
2026年07月21日 22:11
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」21日仙台大会のAブロック公式戦で、IWGPヘビー級王者の辻陽太(32)がSANADA(38)に2敗目を喫した。
SANADAの怒とうの猛攻に苦しめられた。Skull Endからのラウンディングボディプレスをカウント2で返した辻は、デッドフォールを側転で回避。オコーナーブリッジにも行かせずに、何とか耐える展開が続く。
逆転を狙ったジーンブラスターを捕らえられてデッドフォールを浴びると、後頭部へのシャイニングウィザードまで決められまたも劣勢に。正面らの閃光魔術弾を間一髪でかわして逆エビ固めに捉え、何とか反撃に転じていく。抱え込んでの変型ドライバーでマットに突き刺し、技の読み合いからついにジーンブラスターをさく裂させた。
ところがこれはカウント2で返されてしまう。ならばとファイヤーブラスターを狙った辻は、これを防がれドラゴンスリーパーで捕獲される。切り返し合戦からのシルバーライニングを防がれると、ここまで正攻法を貫いてきたSANADAの意表を突く急所攻撃でもん絶。そのままデッドフォールで沈められてしまった。
後藤洋央紀との前戦(18日、札幌)に続き歴代IWGP世界王者に連敗となった辻は「大切なものを捨ててまでも勝つ…大事なものを守るためなら。それが今日のSANADAだった」とつぶやき控室へ。1勝2敗と黒星先行となった王者は、ここから逆襲に転じることができるのか――。