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ウルフアロン、デビュー半年「G1参戦」直前に「プロレス」を激白「社会の縮図…本当に強いって証明できる勝負」…7・11シカゴで開幕

2026年07月10日 07:05

 新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」が11日(日本時間・12日)に米シカゴのNOW Arenaで開幕する。  今年はAブロック10名、Bブロック10名。合計20名が出場。各ブロック上位2名が8月15日の両国国技館での決勝トーナメントに進出し8月16日の両国国技館での決勝戦で最強戦士が決まる。  今年1・4東京ドームでデビューした柔道金メダルのNEVER無差別級王者・ウルフアロンは初出場でのG1制覇への偉業に挑む。大会目前にウルフはスポーツ報知の取材に応じ、G1へかける思いを明かした。(取材・構成 福留 崇広)  ―1・4東京ドームでのデビュー戦から半年。今、プロレスをどう感じていますか?  「プロレスは面白いですね。自分が今までやってきた柔道とは、違った思考回路を持たないとやっていけないので。僕は、自分のやりたい事に対しての探究心は高い方だと思っているので、そういう意味で面白いです」  ―違った思考回路とは、どういう意味ですか?  「今までだったら勝つことだけにフォーカスしてやってきましたけど、プロレスって勝つのはもちろん、大事ですけど、それ以上に見ているみなさんが見て感動したり、見ている人が自分の人生に落とし込める試合をするジャンルだと思います。人って何事も自分ごとに落とし込めないと僕は、応援できないと思うんです。この人の試合があるから自分も頑張れる…そういう気持ちを与えているのがプロレスだと思うんです。だからこそ1年間に100試合以上もやっていると思っています」  ―見ている人が共感するジャンルということですか?  「僕の考えですが、トップアスリートはどちらかというと神格化されてて、共感というところは少し低いんじゃないかなって思っています。見た人が『すげぇな』っていう見られ方はするけど思いますが…例えば、メジャーで活躍するような野球選手は、一般の方々からすれば別次元の選手ですよね?でも、そういった選手に共感する人間ってあんまりいないと思うんです。試合を見るのが好きとかすげぇなって思ったり、そういう憧れはあると思います。それは柔道選手もしかりで。僭越(せんえつ)ですが、僕自身で言えば、見ている方々に『ウルフアロン、柔道、強いな』って思ってもらえました。だけど、共感って意外と少なかったんですね。すげぇなって思ってもらえるという意味では、それでも見方としてはうれしいんですけど、プロレスは人間的な弱い部分も全部さらけ出して、それでいてこの人が頑張っているから私も頑張る、俺も頑張るってなるものだと思うんです。だから、プロレスって人生を表現するジャンルなんです」  ―デビューから半年でNEVER無差別級王座も奪取しました。見ている人に「共感」を与える戦いはできている手応えはありますか?  「そこには、まだ達していません。そこにたどり着くには、まずは自分の思い描く試合をやれるようになってからかなと思ってます。もっともっと、やりたいこと、やれることを学ばないといけません。デビューから無我夢中で突っ走ってきて今は、そこに向かう次の段階に入ってきたのかな…とは思っています」  ―そのために必要なものは何でしょうか?  「すべてですね。キャリアもまだ半年ですし、それでも、デビューして半年でやれることは自分なりに精いっぱいやってきたと思っています。ただ、共感という意味では、やっぱり、人は、人間の喜怒哀楽が見えた時に自分ごとに落とし込めると思います。自分は、そこは試合の中で見せきれていません。特に弱い部分、哀しみだったりがそうですね。ただ、楽しくプロレスをやっています」  ―デビュー前とデビューしてから「プロレス」についての考え方、とらえ方は変わりましたか?  「武道は、試合の中で感情をあまり出してはいけない側面があるんですね。それは良さでもあるし価値のあるものです。だけど、(東海)大学の時に見たプロレスでこっちの価値もいいなと思ったんですね。だからこそ柔道で結果を出してプロレスをやりたい、その道に進みたいと思いました。その時に、プロレスってすごいなと思いました。会場であれだけの観客が手拍子して、応援して、コールして、それでも立ち上がって、対戦相手を倒すことだけに集中するレスラー像って…社会の縮図でもありますよねプロレスって」  ―はい。  「みんな会社とかで上司に嫌なこと言われたり、下からはいろんな意見を言われたり、プレッシャーもあるけど、でも自分のやるべきことをやらなきゃいけない。そこに対しての感情はあるけど、それでも俺はやっていくんだっていう…生きていく上で必要な力をプロレスっていうのは試合を通して見ている側に伝えていけるものなんじゃないかって思います。相手の技を受けて受けて受けて…それでも俺は勝つんだ、と。だから、よけるのは違うんです。柔道では、どっちかっていうと僕は、相手にいい組み手をさせずに自分の間合いでずっと勝負するっていう…それが柔道の戦い方でした。でもプロレスは何なら相手の技を受けきって、受けきってやるよ、と。受けきった上で俺はお前より強いんだ、と。プロレスの勝負…丸め込みとかもありますけど、勝負っていうのは本当に強いって証明できる勝負なんです。そこが面白いと実感しています」  ―肉体だけでなく心も含めて本当の強さのリングで証明するということですね。  「例えば、チョップも互いに一発ずつやり合っていきますよね。よけようと思ったらいつでもよけられる。だけど、何でよけないのかというと、お前のチョップ食らったところで俺は倒れねぇぞ、と。そういう折れない心を見せていけることがプロレスの価値なんじゃないかなと思っています。それはデビューする前よりもデビューしてから今の方が余計に思っています」  ―そして、「G1」が始まります。  「昨年、練習生として見させていただいて、シングルマッチをあれだけの短いスパンでやっていくっていうのは、強さも必要だけど、体の頑丈さ、プラス気持ちの部分でも強くないと、心・技・体、全部兼ね備えていないと戦い抜くことはできないと思いました」  ―過酷なリーグ戦です。  「だけど、今の僕は、このG1に出ないと成長はないなと思っていたので、1年目でG1に出るのは価値があることだと思っていますし、これから成長するための大会です」  ―対戦が楽しみな相手はいますか?  「成田(蓮)以外は全部楽しみですよ。成田は何回もやっているし真っ向勝負してこないじゃないですか。この前(6・23後楽園ホール)、YOSHI―HASHIさんと(G1出場者決定戦で)試合して1対1の力をぶつけあってかなりキツイ試合になりましたけど楽しかった。そういう試合ができる相手との戦いが楽しみです」  ―終盤にカラム・ニューマン(8・11津)、ザック・セイバーJr.(8・13後楽園)とIWGP王座を獲得した歴代王者と連戦が待っています。  「カラムは汚いことはしてくるけど、H.O.Tほどめちゃくちゃしてはこない。ただ、あれはやめてほしいですね。唾かけるの。あれは汚い」  ―ザックはリーグ戦最終戦です。  「ザックは(7・2所沢での8人タッグマッチ)で初めて対戦したんですが、僕の知らない引き出しを出してくるレスラーでした。戦っていて僕も忘れていた引き出しをザックが引き出してくれそうな気がしましたね。それは、柔道時代にあった技術で今、プロレスには持ち込んでいないようなものを、あの人の動きを受ける中で、あっ…こっからイケるなって勝手に僕の奥底にあった引き出しを開けてくれる…それを感じたんです。それがうれしかったです。なので、このG1で、いろんな選手と戦ってみんな戦い方違うから僕に対しての気づきを与えてくれる気がします」  ―一方でIWGP王者の辻陽太選手は「ウルフアロンが決勝トーナメントまで勝ち上がることは想定していない」と断じていました。  「そのコメントには、勝負の世界に絶対はない。自分の物差しだけで測るななって言いたいですね」  ―最後に初出場の「G1」での目標を聞かせてください。  「まずは、リーグ戦を戦い抜くことです。レスラーとしてステップアップするためにG1の戦いは必要だと思うので、全員のレスラーの力を肌で実感して自分の糧にしたい。そうすれば自ずと結果はついてくる。真っ向勝負のプロレスでギャフンと言わせたいですね」    ◆「G1」大会規定  ・20選手がA・B、2つのブロックにわかれてリーグ戦を行う。    ・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。    ・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。    ・リーグ戦で1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。    ・1位と2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。  ◆出場選手  ▼Aブロック ・KONOSUKE TAKESHITA ・ボルチン・オレッグ ・辻陽太 ・鷹木信悟 ・ジェイク・リー ・SANADA ・後藤洋央紀 ・グレート‐O‐カーン ・Yuto―Ice ・大岩陵平  ▼Bブロック ・海野翔太 ・上村優也 ・ドリラ・モロニー ・ザック・セイバーJr. ・カラム・ニューマン ・成田蓮 ・ゲイブ・キッド ・HENARE ・ウルフアロン ・OSKAR  ◆ウルフアロンの公式戦  ▼11日(シカゴ)HENARE  ▼19日(北海きたえーる)海野翔太  ▼22日(新潟・アオーレ長岡)ゲイブ・キッド  ▼26日(EBARA WAVE アリーナおおた)OSKAR  ▼29日(大阪・大和大学 大和アリーナ)Yuto―Ice  ▼31日(香川・高松市総合体育館・第1競技場)上村優也  ▼8月2日(福岡国際センター)ドリラ・モロニー  ▼8日(横浜武道館)成田蓮  ▼11日(三重・日硝ハイウエーアリーナ)カラム・ニューマン  ▼13日(後楽園ホール)ザック・セイバーJr.

  • 格闘技
  • 新日本プロレス「G1クライマックス」あす開幕…「前年覇者」TAKESHITA「2連覇」宣言「今年のほうが強い。それは間違いない」…8・16両国「決勝戦」

    2026年07月11日 11:06
     新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」が12日(現地時間・11日)に米シカゴのNOW Arenaで開幕する。  1991年の第1回大会から今年で36年連続で開催される大会は、歴史と伝統、興行の規模…あらゆる側面から見て世界のプロレス団体で随一のリーグ戦になる。  今年はAブロック10名、Bブロック10名。合計20名が出場。各ブロック上位2名が8月15日の両国国技館での決勝トーナメントに進出し8月16日の両国国技館での決勝戦で最強戦士が決まる。  8日に都内で記者会見が行われ、AEWと契約する前年覇者のKONOSUKE TAKESHITAは米国からビデオ通話で出席した。    TAKESHITAは「すいません、今回は記者会見に出られなくて。ちょうど明日、AEW『DYNAMITE』でタイトルマッチがあるんで、フライトが間に合わないということで今回はオンラインのほうで参加させてもらいます」と明かし、今大会へ「今年3年目で、1年目『G1』出た時に、『こんなに過酷なプロレスがまだ存在したのか』と。で、もう一回出られるなら絶対に優勝したいなという気持ちで臨んだ2年目、昨年優勝しまして。じゃあ今年はそれに満足しているかというと、そんなことはぜんぜんなくて。唯一、今年をここまで振り返って自分がやりたくてもできなかったことというのが、1・4東京ドームメインイベントの舞台にチャンピオンとして花道を歩くことです」と掲げた。  そのためにも「今年の『G1』も2連覇して、IWGPをもう一度TAKESHITAの腰に巻いて。そして次の1・4はメインイベントにチャンピオンとして立ちたいなと、そう思っています。一つだけ言えることは、去年『G1』を優勝したTAKESHITAより、今年のTAKESHITAのほうが強い。それは間違いないんで。よろしくお願いします」と宣言した。  エントリーしたAブロックで警戒する相手を聞かれ「まず2連覇に向けて警戒してるというよりか、いまやっぱり、それこそワールドもあるし、開幕戦シカゴやし、TAKESHITAの試合って、TAKESHITAの試合として見られるんで、その期待値っていうのは絶対裏切りたくないし。自分のブランドを守らないといけないんで、どの試合も気が抜ける試合っていうのはないですし」と明かした上で「Aブロックのメンバー見て、楽しみなのはYuto‐Ice選手ですかね」と7・21仙台大会での対戦するYuto―Iceを指名した。  続けて「たぶんボクのことをDDT上がりで、いまはアメリカにいて、アスリートレスラーぐらいにしか思ってないと思うんですけど、ボクはね、Yuto‐Ice選手の試合を見てるとね、なんか自分の中の血が騒ぐというか、言うても西成生まれ西成育ちなんで、まあ、ケンカしたいなら俺は買うし、プロレスでケンカするっていうのはどういうことかっていうのを、いまのボクならYuto‐Iceに教えられるかなとそう思ってます。楽しみにしてます」と通告していた。  ◆G1大会規定  ・20選手がA・B、2つのブロックにわかれてリーグ戦を行う。    ・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。    ・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。    ・リーグ戦で1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。    ・1位と2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。  ◆出場選手  ▼Aブロック ・KONOSUKE TAKESHITA ・ボルチン・オレッグ ・辻陽太 ・鷹木信悟 ・ジェイク・リー ・SANADA ・後藤洋央紀 ・グレート‐O‐カーン ・Yuto―Ice ・大岩陵平  ▼Bブロック ・海野翔太 ・上村優也 ・ドリラ・モロニー ・ザック・セイバーJr. ・カラム・ニューマン ・成田蓮 ・ゲイブ・キッド ・HENARE ・ウルフアロン ・OSKAR

  • 【TAJIRI連載#26】プロレスラーなのに最弱を恐れないばってん×ぶらぶらの魅力

    2026年07月11日 10:00
    「非常にプロレスがよく分かってる。プロレスがうまいレスラーですね」。TAJIRIが、九州プロレス所属選手の中でも高く評価する一人が、ばってん×ぶらぶらだ。その理由は、技術だけでは測れないプロレスへの理解にある。  何より買っているのは、ばってん×ぶらぶらがプロレスの「仕組み」を理解している点だ。「弱い方が頑張って強い相手に勝とうとすると、自然と応援したくなると思うんですよ、プロレスって。ばってんは、その仕組みをよく分かってるんですよ」。勝敗だけではなく、観客がどこで感情移入し、どこで「頑張れ!」と声を送りたくなるのか。その流れまで考えながら試合を組み立てているところに、レスラーとしてのうまさがあるという。  だから、ばってん×ぶらぶらは「最弱」という立場を恐れない。「人気を博すために最弱っていうのをやってるんです」。普通なら少しでも強く見せようとする世界で、自ら弱さを前面に押し出す。それは自分を小さく見せるためではない。観客が感情を重ね、試合の世界へ入り込める物語を生み出そうとしているからだ。  プロレスは、強ければ支持される世界ではない。弱い方が強い相手に食らいつき、何とか勝とうとするから応援が生まれる。ばってん×ぶらぶらは、その流れを自らのキャラクターとして表現している。そこにも、プロレスという競技への深い理解が表れている。  技術があるレスラーは数多くいる。しかし、技術だけでは「プロレスがうまい」とは言えない。試合全体を組み立て、自分が担う役割を理解し、観客の感情まで動かすことができるかどうか。「プロレスがよく分かってる」と「プロレスがうまい」は、その違いを表す言葉ではなく、つながっている言葉なのだという。  国内外で数え切れないほどのレスラーを見てきたからこそ、「非常にプロレスがよく分かってる。プロレスがうまいレスラーですね」という言葉には重みがある。強さだけではなく、プロレスという競技を深く理解し、それをリングの上で表現できる。それこそが、ばってん×ぶらぶらの魅力のようだ。

  • 破壊王没後21年…盟友・蝶野正洋が語る「橋本真也がいたプロレスの未来」

    2026年07月11日 06:00
    破壊王故橋本真也さん(享年40)の没後21年を11日に迎えた。闘魂三銃士として、ともにプロレス界に偉大な足跡を残した盟友・蝶野正洋(62)が取材に応じ橋本真也がいたプロレスの未来に思いをはせた。  蝶野、武藤敬司との「闘魂三銃士」として1990年代の新日本プロレスを黄金時代に導いた橋本さんは、2005年7月11日に脳幹出血のため急逝。蝶野は「坂口(征二)さんから(午前)11時ぐらいに電話がかかってきて『連絡来てないのか、橋本が亡くなったみたいなんだ』って言われて『まじかよ』って」と当時を回想。死去の約1か月前に食事の席を共にしたことを明かし「顔色は悪かったし、そんなに良い状態じゃないって本人もわかってる感じだった。カテーテルを何個かやるって言うので『大丈夫だよ』って話はしていた」と振り返った。  もし橋本さんが存命だったとしたら、現在のプロレス界はどのような景色だったのだろうか。蝶野は「潰れてるでしょ」と笑いつつも「橋本さんは年は俺よりも2つ下なんだけど、人の見方とか戦略とか、俺より先輩じゃないかと思うぐらいすごいものがあった」とその慧眼ぶりを称賛。その上で「武藤さんを俺と橋本さんで支えるなり、橋本さんを俺と武藤さんで支えるという形が取れてれば、全く違う時代になってた気はします。もっとデカいことができていた気がする」と3人が同じ団体で結束していた未来図を空想した。  00年11月に橋本さんは新団体であるゼロワンを設立。武藤は02年1月にケンドー・カシン、フロントスタッフ5人とともに団体を去り、全日本プロレスへ移籍した。蝶野は04年には三銃士興行を、05年5月の新日本東京ドーム大会ではリング上での集結を計画していたが、いずれも幻となった。もし実現していたら、リング上で蝶野は引退を宣言するつもりだったという。 「60歳を超えたらもう昔話だよね。ついこの間までそんな感覚はなかったけど…」と蝶野はサングラス越しに遠くを見つめる。三銃士最後の現役選手となったカリスマの胸の中で、絆は今も生き続けている。

  • 【スターダム】なつぽい IWGP女子王座獲りへ…夫・鷹木信悟からの伝授技にも磨き「まだまだ甘い」

    2026年07月11日 06:00
     想像を現実に。

  • 大の里にいきなり試練 休場明けも苦手と戦う序盤戦に 久々に両横綱がそろい浅香山審判部長「いい相撲を期待したい」

    2026年07月11日 05:00
     日本相撲協会は10日、名古屋場所(12日初日、IGアリーナ)の初日、2日目の取組を発表した。左肩痛で2場所連続休場中の横綱大の里(26)=二所ノ関=は初日が対戦成績3敗の小結義ノ富士(伊勢ケ浜)、2日目は同1敗の藤ノ川(伊勢ノ海)と組まれた。苦手との序盤が復活へ鍵となりそうだ。  夏場所は右太もも裏損傷のため2日目から途中休場した横綱豊昇龍(27)=立浪=は初日が小結王鵬(大嶽)、2日目は隆の勝(湊川)と対戦する。久々に両横綱がそろい、浅香山審判部長(元大関魁皇)は「横綱がいるのといないのとでは違う。しっかり調整ができた上での出場だと思うので、いい相撲を期待したい」と語った。  綱とりへ高いレベルでの優勝が求められる大関霧島(音羽山)、かど番の大関琴桜(佐渡ケ嶽)、10勝で大関に復帰する関脇安青錦(安治川)も注目される。

  • 岩田翔吉 鬼門・初防衛戦で雪辱宣言「クリアしてこそ真の王者」 統一戦へ展望「戦いたい相手がいる。勝ったら発言したい」

    2026年07月11日 05:00
     「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(20日、両国国技館)  WBC世界ライトフライ級王者の岩田翔吉(30)=帝拳=が10日、東京都新宿区の所属ジムで公開練習を行った。初防衛戦で同級1位エリク・バディジョ(30)=メキシコ=を迎え撃つ。WBO同級王者だった昨年3月、レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に判定負けして初防衛に失敗しているだけに「(今年3月に返り咲き)防衛戦に向けて動き続けていた。前編・後編じゃないが、(初防衛戦を)クリアしてこそ真の王者。気合が入っている」と“雪辱”に決意を込めた。  19戦全勝(8KO)を誇る挑戦者は技巧派サウスポー。この日も2ラウンドのスパーリングで左構えのメキシコ選手を相手に、足を使って出入りを意識した。“鬼門”をクリアすれば統一戦などの展望も開けるが、「2人戦いたい相手がいる。勝ったら発言したい」と予告した。

  • 【マリーゴールド】グラドル・ちとせよしの 合同練習に緊急参加!デビューに及び腰も…青野未来は本気「みんなで育てます」

    2026年07月11日 04:00
     アイドルグループ「あまいものつめあわせ」のメンバーであり、グラビアアイドルとしても活動するちとせよしの(26)が10日、都内で女子プロレス「マリーゴールド」の練習に参加し、驚愕のポテンシャルを見せつけた。  事の発端は6月9日の新宿フェイス大会。観戦に訪れたちとせが場内アナウンスで紹介されると、会場からは歓声が上がった。この熱気が引き金となり、今回の合同練習が実現した。  この日、ちとせはマリーゴールド・ワールド王者の青野未来がかつて着用していたコスチュームを身にまとってリングイン。「光栄すぎるというか私なんかがという気持ち」と謙遜しつつも「すごいかっこよくて、気分が乗ってきた」と早くも闘志を漂わせた。  約3年前からキックボクシングに通っていることもあり、ミット打ちでは強烈なキックを連発。「リングの上でやるのは初めてで、すごい跳ね返りを感じた」と慣れない感覚に戸惑っていたが、蹴りを受けた青野からは「(両脚)どっちもちゃんと蹴れているのがすごい。正直、何もできないと思っていたのですごいです、ビックリしました」と褒められた。 「ちょこちょこプロレスに転向してほしいというコメントをいただくし、ずっと興味はあった」と語るちとせ。しかし「実際に試合を見て『ちょっとやってみたいな』と簡単に言える世界ではないと思った」と入団明言は避けた。  それを見た青野から「私も始める時は『ちょっとやってみようかな』くらいでやっているので、それは大事。みんなで育てます。デビューするなら、衣装もちゃんとリメイクして差し上げます」と熱烈オファーを受けると「やるしかない感じになってきた。またここに来るかもしれない。もしデビューすることになったら、しっかりさせていただきたい」とタジタジになりつつ回答した。  果たしてマリーゴールドに「アイドル兼グラビア兼プロレスラー」のニュースターが誕生するのか。注目だ。

  • 「ここまで見せてくれるとは…!」「もう顔出てますやん」すっぴん!?人気女子レスラー覆面下の素顔に反響 トレーニングウエア姿に「引き締まってる」

    2026年07月10日 23:53
     女子プロレス「スターダム」所属の人気レスラー、スターライト・キッドが10日までにXに新規投稿。

  • 【ゼロワン】工藤めぐみGM コンバット豊田さんと伝説の女子電流爆破マッチを語らう

    2026年07月10日 19:45
     FMWで邪道姫として活躍したゼロワンの工藤めぐみGM(56)が、自身のYouTubeチャンネル「くどめチャンネル」を更新。全日本女子プロレス時代の同期で、ライバルで盟友のコンバット豊田さん(58)と、FMWマットでの「本音」を振り返った。  工藤GMは今回、豊田さんが兵庫・尼崎市で経営する焼肉ホルモン店「いこら」を訪れ、「全女・FMW『あの頃』と、今だから言える衝撃の本音!」と題して対談。1986年に全女に入団した2人は、90年3月に天田麗文を加え大仁田厚率いるFMWに乱入して復帰した。その後はライバルとして激闘を繰り広げ、時には共闘してFMWを背負い他団体との対抗戦に出撃した。96年5月の豊田さんの引退試合は工藤GMが相手を務め、史上初の女子電流爆破戦マッチを戦い、伝説となっている。  豊田さんは工藤GMからFMW時代の「一番の思い出」について問われ、「プロレスは本当に自由にできたよね。でも…」と話した上で「どんどんどんどん、縛られていったよね」と切り出した。工藤GMが「誰に!? 何を!?」と詰めると、豊田さんは「今やから言えるけどさ、思わない? 何であんなにがんじがらめに。もっと自由にできるからっていうから(FMW)女子で入って暴れてやろうって」と言い、当時のFMWマットでは会社側から女子選手への制約が多かったという。  特に感じたのが「あれしたらダメ、これしたらダメとかさ。技にしたってさ、これするな、男子より目立つな」などという技に関する縛りで、豊田さんは「ざけんなよ、って思ってました」と思わず本音も口をついた。国内史上初の男女混合団体らしい苦悩だったが、豊田さんは「何であんなに気を使ってたんだろうって、今からしたら思う」とし「あの頃、もっとこういう自分の我が出せるようになってたら、もうちょっと変わってたかなって」と、現在の胸中を述べた。  工藤GMもそうした状況を感じ、「FMWのメインを女子で」を目標にして、巡業中は毎日のように豊田さんと話し合いを持った。そうしてFMW女子は男子に迫る人気を得ていき、伝説の爆破マッチへとつながった。豊田さんは「あなた(工藤GM)の力と大仁田さんの力で、付いていって生かされて。それでもコンバット豊田っていう形的なものは残せたかなとは思ってる」と、語っていた。  豊田さんは工藤GMの40周年記念大会「邪道姫伝説」(10月17日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に特別来賓ゲストとして来場が予定されている。

  • 【スターダム】なつぽい Sareee&彩羽匠と猛特訓「すごい学べた」

    2026年07月10日 18:06
     女子プロレス「スターダム」のなつぽい(30)が10日、都内でスパーク・ラッシュ(Sareee&彩羽匠)と王座奪取へ向けた猛特訓を行った。  なつぽいは18日の大田区大会で、チャンピオン・朱里とのIWGP女子王座戦に挑む。  この日は同タイトル元王者のSareeeと、朱里との対戦経験がある彩羽の指導のもと、徹底的な朱里対策を敢行。強烈な打撃技への対応や自身のコンビネーション技を磨いたほか、ぽいロックからぽいクラッチ(変型羽根折り固めでのフォール技)へつなぐ必殺の新ムーブを完成させた。  合同練習はなつぽいからの直訴だった。「IWGP挑戦となったら、先輩であるSareeeから言葉をもらいたかったし、匠さんにも蹴りのスペシャリストとして練習を見ていただきたいと思った」。2人とのトレーニングを終え「相手をどう動かしてるのか、どう追い込んでいるのかっていうところをすごい学べた」と確かな手ごたえを口にした。  親友でもあるSareeeからは「めっちゃ気持ちが強いし、本気になったら怖い。IWGPに挑戦と聞いたときはびっくりしたが、うれしかった。IWGPは強さの象徴のベルト。絶対取ってほしい」と熱いエールが。彩羽からも「結構良い対策はしたので、あとは気持ち。(なつぽいは)プロレスとちゃんと向き合っているんだなと強く思ったし、勝てる想像ができた」と太鼓判を押された。  大一番を控える本人も「自分の強みを持ちながらも相手の土俵でも戦えるんだというところで、心身ともに揺るがしていきたい」とひるむ気配はない。「2025年が自分の中で落ちた年だった。今はエンジンがかかっていて、もやもやを全部吐き出せる最高の場所がやってきた。もう今やるしかない」。団体トップタイトル獲得へ、闘志は最高潮に達している。

  • 格闘家に呼び出され響く怒声「まだ決まってないんじゃ!!」…恐怖に震えた40分と裏を取る大切さ

    2026年07月10日 16:00
    ◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」  先月、サッカーの代表ユニホームを見たくなり、スポーツ店を訪れた。店舗前には体長2メートルの巨大なクマの人形が展示されていた。その瞬間、16年前の記憶がよみがえった。  当時、某格闘家が参院選に出馬する意向を固めた、という記事を書いた。党要職の複数人から目玉候補として擁立するとの情報を得て記事にした。掲載された朝、関係者から電話があった。「今すぐ西新宿のカレー屋に来てくれ。本人もいるから」と言って電話は切れた。椅子が6席ほどの狭い店内で、インド人の店員がナンを焼いていた。目の前には椅子を2席占領するクマのような体格の某格闘家が鎮座していた。  「お前か? あの記事は」。静かに問われ、無言でうなずいた。格闘家の顔はみるみる紅潮した。「まだ決まってないんじゃ!!」。怒声が響いた。尋常ではないけんまくに店員も手を止め、マネジャーは彼の両腕を押さえ込んだ。身の危険を覚悟しつつ「すいません」を30回、繰り返した。恐怖に震える時間は約40分ほど続いた。最終的に某格闘家は、私のネタ元だろうと勝手に想像したベテラン議員への制裁や報復を予告して、その場を立ち去った。  かつて「書かれる立場 書く立場」という本を読み、微妙な話は本人にきちんと裏を取るべきだと学んだはずだった。詰めの甘さが招いた自業自得だが、この経験以降、取材で過度な恐怖を感じなくなった。現場を踏むことで得られるかけがえのない経験がある。それこそが、この仕事の面白さなのだろう。(社会担当・久保 阿礼)  ◆久保 阿礼(くぼ・あれい) 2003年入社。運動部を経て07年文化社会部。好きな格闘家は前田日明氏。

  • 全日本プロレス、7・25神戸大会「全席完売」…「スーパーパワーシリーズ2026」全5戦「前売り指定券完売」

    2026年07月10日 12:59
     全日本プロレスは10日、公式WEBなどで「サマーアクションシリーズ2026」7・25神戸サンボーホール大会の前売り券が全席完売となったことを発表した。

  • 「反転動画?」「容姿も打ち方もソックリだよ」 井上尚弥の後輩サウスポーが投稿の動画反響「右構えと左構えの違いしかない・・・怖いです 笑」

    2026年07月10日 12:55
     ボクシングのWBOアジアパシフィックバンタム級11位の田中湧也(大橋)が8日に自身のSNSを更新。「試合前控え室アップ 次戦に向けて突っ走ってくぞ〜!」と記し、トレーナーを相手にミット打ちする動画を投稿した。  以前から4団体統一世界スーパーバンタム級王者でジムの先輩でもある井上尚弥に顔が似ていると話題になる田中。この日の投稿もオーソドックスの井上と、サウスポーの田中に左右の違いこそあれ、身のこなしやパンチを打つ角度、体格や髪形もそっくり。フォロワーからは「顔や動きが井上尚弥選手に似て反転動画?と思いました」「左利きサウスポー井上尚弥みたいっすね笑笑」「見た目めっちゃ井上さんで笑う」「井上尚弥選手に似てます」「尚弥そっくり」「右構えと左構えの違いしかない・・・怖いです 笑」「容姿も打ち方もソックリだよ」などとコメントが寄せられた。

  • 【東京女子】山下実優 プリンセスカップ初戦は高見汐珠と激突「ぶっ潰しにいきたい」

    2026年07月10日 11:08
     東京女子プロレスシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」(20日、静岡・アクトシティ浜松で開幕)の組み合わせ抽選会が9日に都内で行われた。  2023年の覇者・山下実優(31)は、初戦で若手注目株の高見汐珠と激突することが決まった。「ずっと山下さんに立ち向かっていきたいと思っていたので、怖すぎるけど大当たりを引いたんじゃないかなと思っています。絶対に限界を自分で決めません」と覚悟して向かってくる高見に対し、山下は迎撃態勢だ。「結構空気を飲み込む系な子だと思っている。正直、ちょっと苦手なファイトスタイルなので油断せずにぶっ潰しにいきたい」と手加減なしの粉砕を予告した。  さらに、早くも2回戦(25日、大阪・アゼリア大正ホール)を見据え「シードに辰巳リカがいるんです」と鼻息を荒くする。25年の抽選会では「個人的に一番戦いたい人は辰巳リカ。辰巳との試合は私の中でいつでも特別。どっちがクレイジーかを決めましょうよ」と熱望したが、対戦はかなわなかった。  それが今回、実現間近となり「去年はかすりもせずにすれ違っちゃって寂しかった。21年以来私たちは戦っていない」と積年の思いを吐露。当の辰巳には「伏線回収みたいなことはさせたくない。いきなりボス戦はNGなので。本当に汐珠に頑張ってほしい」とラブコールをスカされてしまったものの「まずは高見汐珠をぶっ倒して、辰巳リカと戦いたい。そしてその先にあるのはもちろん優勝です」と力強く野望を語った。  また、山下はトーナメント開幕直前に王者・荒井優希との大一番、プリンセス・オブ・プリンセス王座戦(18日、東京・後楽園ホール)に挑む。まずは団体最高峰のベルトをひっさげて真夏のサバイバルに乗り込めるのか。そして今年こそ辰巳とぶつかることができるのか。この夏の桃色ストライカーから目が離せない。

  • 「新日本プロレス」上村優也、「G1」初優勝へ宣言「ニュースタンダードなストロングスタイルを日本中、そして世界中に見せつけていきたい」…7・11シカゴで開幕

    2026年07月10日 08:24
     新日本プロレスは8日、都内で真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」への記者会見を開催した。  11日(日本時間・12日)に米シカゴのNOW Arenaで開幕。今年はAブロック10名、Bブロック10名。合計20名が出場。各ブロック上位2名が8月15日の両国国技館での決勝トーナメントに進出し8月16日の両国国技館での優勝決定戦で最強戦士が決まる。  3年連続3度目の出場となる上村優也は「今回、優勝はもちろんですが、ニュースタンダードなストロングスタイルを日本中、そして世界中に見せつけていきたいと思います。今回、僕が優勝することで、新日本プロレスのど真ん中に、今度こそ立ちたいと思います! 僕が勝って最後マイクで『スリー、ツー、ワン、オッシャー!』で締めたいと思います!」と決意を表した。  さらに「ニュースタンダードなストロングスタイル」について「ボクが言うニュースタンダードなストロングスタイルっていうのは、新日本の軸となる闘いです。 新日本のベーシックな闘い、新日本プロレスには、色んな闘いがあって、無いとむしろダメだと思ってます。でも、そのためには絶対的な軸が無いとボクはダメだと思っているので、ボクはそれをリング上で体現していきたいと思います」と宣言した。  ◆G1大会規定  ・20選手がA・B、2つのブロックにわかれてリーグ戦を行う。    ・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。    ・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。    ・リーグ戦で1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。    ・1位と2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。  ◆出場選手  ▼Aブロック ・KONOSUKE TAKESHITA ・ボルチン・オレッグ ・辻陽太 ・鷹木信悟 ・ジェイク・リー ・SANADA ・後藤洋央紀 ・グレート‐O‐カーン ・Yuto―Ice ・大岩陵平  ▼Bブロック ・海野翔太 ・上村優也 ・ドリラ・モロニー ・ザック・セイバーJr. ・カラム・ニューマン ・成田蓮 ・ゲイブ・キッド ・HENARE ・ウルフアロン ・OSKAR