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2026年07月04日 05:00
阪神の藤川球児監督(45)が3日、2軍で昇格を待つ若手選手に奮起を求めた。この日、3月の福島に続いて神宮を支配下選手登録。変則右腕を「欲しかった人材」と評した上で「ある意味で言うと、支配下の選手に足りない部分を十分に持ってくれています」と強烈なメッセージを添えた。 セ・リーグは上位3チームの混戦が続く。球団史上初のリーグ連覇を狙う中、若手による新たな化学反応を待っている。期待する分、言葉は熱を帯びる。「自分に物足りなさを感じてほしい」とし「故障以外で1軍で戦えていない、2軍にいるというのは実力不足と言うか努力不足」とした。 「やはり優勝しにいくためには、一日でも早く状態を上げてこいということですね。それがチーム力につながりますから」と藤川監督。現状、69人になった支配下選手の力を結集してつかむペナントレース。新たなヒーローの出現を待っている。
2026年07月06日 06:40
DeNAがヤクルトに勝利し、3連勝を飾った。5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、勝利に貢献した新加入の助っ人・エンカーナシオンの打撃に注目が集まった。
来日4試合目のエンカーナシオンは、この日4安打3打点と打線をけん引。ここまで打率.474をマークするなど、期待された打棒をいかんなく発揮している。
解説の谷沢健一氏は、「まずは体が大きいという印象。そして特徴的なのは小指をグリップエンドから出してバットのヘッドを操る。引っ張っても、おっつけても打てる。そういう意味では器用な印象を受けた」と打撃フォームを解説。さらに、「打率を残せるバッター」と太鼓判を押し、独特のグリップを生かしたバットコントロールと広角に打ち分ける技術の高さを評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月06日 06:30
◆ 「故障がちなのは上半身に頼っちゃうから」「下からいくと間もできる」
オリックスは5日、西武と対戦し3−1で勝利した。4番・森友哉が6回に適時打を放ち、2試合連続で打点を挙げた。
2戦連続の4番起用に応えた森に対し、5日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・岩本勉氏は「このカードで4番にしっかり座ってくれて、今日は適時打で前の試合は本塁打。森のバットはオリックスにおいて重要ですね」と語ると、解説の谷沢健一氏は「ここの所の森のスイングを見ていると、非常に下半身をよく使ってますよね。上半身でちょっとオーバースイングが多かったが、下半身で腰をひねって、そして上体に繋げていく。下半身の安定感が今の森の打撃じゃないですかね」と分析した。
さらに岩本氏が「フルスイングの打者だからちょっと故障がちな所もあるが、今は調子いいみたいですね」と指摘すると、谷沢氏は「故障がちというのは、上半身に頼っちゃうから。下からいって上半身に繋げると、間もできてくるしね」と解説。岩本氏は「いい連動が行われているということですね」と総括した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月06日 06:23
アルフォンゾJr.の妹と義母がベネズエラで起きた大規模震災で死去
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は5日(日本時間6日)、本拠地のパドレス戦前に記者会見に臨み、ベネズエラを襲った大震災により家族を亡くしたエリエセル・アルフォンゾJr.捕手に深い哀悼の意を表した。指揮官は悲痛な面持ちで「何と言っていいのか本当に言葉が見つからない。胸が締め付けられる思いだ」と語り、途中で言葉を詰まらせた。
大規模な震災に襲われたベネズエラで、アルフォンゾJr.の妹と義母が倒壊したホテルの瓦礫の下から遺体で発見されるという悲報が届いた。父親で元メジャーリーガーのエリエセル・アルフォンゾ氏も現地で救助活動に加わっていたという。
26歳のアルフォンゾは昨年11月にドジャースとマイナー契約を結び、今季は傘下3Aで49試合に出場して打率.313、1本塁打、17打点、OPS.814の好成績。前日4日(同5日)にメジャー昇格し、この日「9番・捕手」でメジャーデビューする。
若き捕手を襲ったあまりにも残酷な現実に、ロバーツ監督は沈痛な表情を浮かべた。「まだ今日、彼には直接会えていない」とした上で、「我々の思いは彼と、そして彼の家族と共にある。彼は今、ロッカールームの中で、彼なりにこの過酷な現実と向き合い、闘っているところだ」と、寄り添う姿勢を強調した。
続けて指揮官は「言うまでもなく、あまりにも重い出来事だ。これ以上の言葉で正当化することなど到底できない」と語気を強め、「これ以上深くは語りたくない。私自身が感情を抑えきれなくなってしまう。本当に、本当に辛い状況だ」と、涙をこらえるようにして記者席を見つめ、会見場は一時深い静寂に包まれた。(Full-Count編集部)
2026年07月06日 06:20
◆ 齊藤氏も苦言「表情に出す、首を傾げるという仕草がよく目立つ」
ロッテ・小島和哉が5日、ソフトバンク戦に先発登板。
2026年07月06日 06:10
◆ 4回には二者連続で被弾…谷沢氏「もったいない、直球で押した方がいい」
楽天・コントレラスが5日、日本ハム戦で来日初登板。4回73球、6安打1奪三振2四死球4失点で黒星デビューとなった。
5日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』の解説・齊藤明雄氏は「メジャーの情報とかいろいろ聞くと、もう少し真っ直ぐね、パワーピッチャーだと思っていたが、意外とチェンジアップ・スライダー・カーブを織り交ぜて、緩急をうまく使いながら抑えてくる投手なのかなという印象はあった」と分析。「ただ、イメージ的にもう少し直球が速くなってくるのではないかという印象はありますけどね。直球が速くなってくると、スライダーやチェンジアップも生きてきて、好投するのではないかという期待感はあります」と評価した。
もう1人の解説・谷沢健一氏が「もったいないよね(4回の二者連続の)あの本塁打。(野村佑希には)ツーシームが高めにいって、清宮幸太郎のはチェンジアップがちょっと甘いコースに入っているから、直球で押した方がもっといいよね」と2被弾の投球に指摘をすると、MCの岩本勉氏も「いろんなことをしすぎましたよね。もっとシンプルでよかった」と同調。谷沢氏は「本来持っているものはいいものがあるから」と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月06日 06:00
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場)
目を覆いたくなるようなミスが続いた。広島は同点の五回、野間の拙守で一気に3点を勝ち越された。新井貴浩監督(49)は「語るに値しないプレー。使っている私が全て悪い」と一刀両断。2点差に迫った九回には大盛の左飛を小野寺が落球したが、一塁を大きく回っていた大盛がタッチアウトとなって試合終了となった。引き分けを挟んだ連勝は2でストップ。開幕カード以来となる3連勝が遠い。
つかみかけていた流れは、ワンプレーで吹き飛んだ。相手ファンの地鳴りのような歓声に包まれ、ボールはフェンス手前まで転々。打者走者も含めた3人の生還を許す悪夢が起きてしまった。
新井監督は「語るに値しないプレー。使っている私が全て悪い」と怒りを隠さなかった。いつもの前向きな姿勢とは対照的に、起きた現実と厳しく向き合った。
1−1の五回。先発の床田が1死からの連打で一、二塁のピンチを背負った。4番・佐藤輝の痛烈な当たりは右前へ。この打球を右翼手の野間がまさかの後逸。走者2人が生還し、さらに悪送球による中継プレーの乱れで、佐藤輝にも本塁を踏まれる事態となった。
雨が断続的に降っていた。グラウンド状態も良くない中でのプレーだったが「それは相手も同じ条件」と新井監督。野間自身は「(チームが)良い流れで来ていたので、ああいう形になって申し訳ない」と謝罪し、責任を一身に背負った。
打線は終盤の七〜九回に相手の勝ちパターン投手から計3点を奪った。新井監督も「攻撃陣は、ここ最近ずっといい形で振れている」と手応えを語る。得点能力は上向いているだけに、五回に起きた拙守の重さが増した。
守備面では、1点リードの二回無死一、三塁から前川が放った一塁手前のゴロを捕球した佐藤啓が本塁に送球せず、三走の生還を許す場面もあった。「間に合わないと思って、投げない選択肢をした」と勝負どころで消極的になってしまった若手に対し、指揮官は「あそこも良いところに投げていたら、アウトかなというふうに見えた。失敗を恐れず思い切ってやってもらいたい」と注文を付けた。
最後も後味の悪さが残った。九回2死から大盛は飛球を打ち上げたが、左翼手が落球。しかし、一塁を大きくオーバーランしていた大盛はベースに戻り切れずにタッチアウトとなった。新井監督はこのプレーについても言及し、「せっかく良いアピールをしてチャンスをつかみかけているのに、自らそのチャンスを手放すようなプレーはしてもらいたくない」と目を向けた。
重なったミスについて「選手だけじゃなく、自分も含めたコーチ陣の緩みもあると思う。来週しっかり引き締めていきたい」と受け止めた。自らにもベクトルを向けた厳しい言葉がベンチ裏に響いた。
2026年07月06日 05:01
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場)
「いけいけドンドン」の雰囲気が漂う右翼スタンドに阪神・前川の打球が吸い込まれていった。冷めやらぬ興奮を“追い炊き”する3号ソロは、プロ初の出場2試合連続弾。熾烈(しれつ)な左翼争いで存在感を示した。
3点を勝ち越した五回だった。試合前まで16打数7安打、打率・438と好相性を誇る床田の初球。内角への138キロ直球を振り抜いた。「フェンス直撃くらいかと思ったんで、入ってくれて良かった」。着弾を確認した前川は少し驚きの表情を携えながら、一塁ベースを回った。
この打席の少し前。右前打を放った佐藤輝が相手の失策の間に一気に本塁に生還する“実質ランニング本塁打”が生まれていた。その興奮が収まりきる前に飛び出した、正真正銘の本塁打が甲子園をさらに熱くさせた。
1点を追う二回には佐藤輝、大山が演出した無死一、三塁の好機で打席へ。外角を引っかけ一塁方向へのボテボテのゴロとなるが、これが幸い。一塁・佐藤啓がどこにも投げられず、記録は同点の適時内野安打。「最低限、同点にと思っていた。きれいなヒットじゃなかったけど、得点できて良かった」と安堵(あんど)した。
昨季まで2年連続で開幕スタメンを勝ち取った男は今季、開幕を2軍で迎えた。チームが東京ドームで開幕戦を戦った3月27日。北川2軍打撃チーフコーチから助言をもらった。「チャンスの時、もうちょっと落ち着いた方がいいんじゃないか」。冷静に最低限を心がけた気持ちがこの打席、ラッキーな内野安打につながった。
育成からはい上がってきた福島、現役ドラフトで加入した浜田、2軍には同学年のドラフト1位・立石(創価大)もいる。群雄割拠のスタメン争いのさなか。藤川監督が「離さないようにするのは自分自身ですからね」と話せば、前川も「油断できることは一切ない」と気を引き締めたまま球場を後にした。
スタメンに帰ってきた「左翼・前川」の響き。今度こそつかんで離さない。
2026年07月06日 05:01
「ファーム・西地区、ソフトバンク(降雨中止)阪神」(5日、タマホームスタジアム筑後)
阪神の桐敷拓馬投手(27)が5日、現在取り組んでいる先発に前向きな思いを明かした。
2026年07月06日 05:01
阪神の新外国人、アンダーソン・セベリーノ投手(31)=前メッツ3A=が5日、兵庫県西宮市の球団施設で入団会見を行った。懸念材料である救援陣の救世主として期待がかかる中、「優勝に向けて100%の準備をして投げ続けることが大事」とフル回転宣言。日本語を覚えて来日するなど勤勉さもうかがわせる助っ人が連覇の使者となる。セベリーノの主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−日本野球や日本の打者のイメージは。
「コンタクトがやっぱり良いですし、バントが多いかなという印象があります。早いカウントで追い込んでいくのがベストだと思うので、そういう投球を続けたい」
−3年間メキシカンリーグでプレーした経験もあるが、得たものは。
「去年良いコーチと出会うことができて、小さいところですけど、調整もかなり良くなった。リリースの位置とかが、かなり良い方向にいったので、キャリアはかなり変わった。コントロール面に生きているかなと思います」
−日本食の経験は。
「飛行機で食べました。名前が分からないものもありましたけど、おすしを食べた記憶はあります。良かったです」
−今後の予定。
「いつも準備しなければいけない立場だと思うので、言われたところで投げられるように引き続き準備をしたいなと思います」
−ファンへメッセージ。
「まだファンの方にお会いしたことはないですけど、SNSでかなり応援をしていただいてたので、引き続き応援をお願いしたいですし、自分たちは優勝に向けて頑張るので、それをみんなで達成できるように、ファンの方とともに喜びを分かち合えるように、やりたいなと思ってます」
2026年07月06日 05:01
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場)
時折、視界が白くかすむほどの雨が打ち付ける。2週連続のスライド登板に加え、厳しいグラウンドコンディション。それでも、勝利につなぐための1球を重ねるだけだった。どんな状況でも役目を果たすのがエース。意地を見せた阪神・村上頌樹投手の102球だ。
「雨が降ってるので、テンポ良く、なるべく守る時間を短くと思いながら投げてました」
初回に坂倉に適時打を浴び先制点を献上したが、以降はスコアボードにゼロを並べた。ヤマ場は1−1の四回。ちょうど雨の勢いが激しくなった時だった。1死から安打とストレートの四球でピンチを背負う。ここで安藤投手コーチがタオルを持ってマウンドへ向かい、阪神園芸が土を足して整備を実施。だが、佐藤啓の投ゴロを処理した二塁送球がすっぽ抜け、満塁の危機に陥った。
ただ、「そこは準備不足だと思う」と一切の言い訳はせず。続く床田を二ゴロ併殺に仕留めて何とかゼロを刻んだ。「粘り強く投げられたのが良かった」と6回5安打1失点で、高橋に次いでリーグ2位タイの7勝目。今季15登板で14度目となるクオリティースタート(先発で6回以上、自責3以下)をクリアした。
「やっぱり先発としての役割っていうところを果たしたいと思っていますし。もっとテンポ良くいければ良かったかな」と反省の言葉で締めた右腕。次戦こそ心が晴れる快投を見せるべく、再び自身と向き合う。
2026年07月06日 05:01
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場)
さすがの守備力でチームを救う。断続的に雨が降る悪条件のグラウンドコンディション。「ピッチャーが、なんとか投げてくれてるんで」。胸中にあるのは投手を助けたい思い。阪神・中野が二塁守備で見せた“攻めの守り”で勝利に貢献だ。
1−1の同点で迎えた四回1死満塁。打席の床田のゴロを逆シングルで好捕すると、すぐに本塁送球。さらに捕手・坂本が一塁へ転送して併殺完成だ。さらに3点リードの八回には先頭・菊池の頭上を越えそうなライナーをドンピシャのタイミングでジャンピング好捕。堅い守備で相手に流れを渡さなかった。
積極果敢な姿勢が頼もしい。藤川監督も中野のプレーに「(他の選手にも)自分から主体的に守りで攻めるという姿がほしいね。中野は本当にその姿がありますから」と称賛を惜しまなかった。
打っては五回の右前打でリーグ3位の打率.297。3日・広島戦で連続試合安打が「14」で止まったものの、再び上昇気配。「今日の勝ちは(次カードへ)いい流れで入っていける」。7日からは首位争いを演じる巨人との3連戦。流れに乗り宿敵を討つ。
2026年07月06日 05:01
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場)
虎の4番が目覚めた。
2026年07月06日 05:01
「ヤクルト4−6DeNA」(5日、神宮球場)
負の連鎖を止められなかった。ヤクルトは投打の歯車がかみ合わず痛恨の4連敗。またしても悪い流れを断ち切ることはできず、阪神、巨人とは1・5差となった。
5点を追う六回に強烈な一発が飛び出したが、“空砲”に終わった。無死満塁の絶好機。4番・サンタナが「みんながいい形でつないでくれて、しっかりとしたスイングができました」と意気に感じ、左翼席に1点差に迫る14号グランドスラムをたたき込む。だが、その後は追加点を奪えず。先発した吉村が先制点を献上し、6回を5失点でKOされたことも大きく響いた。
「移動してビジターで戦うことになる。もう一度、心機一転というところです」と池山監督。7日から敵地で広島、阪神との6連戦。場所も相手も変わるだけに仕切り直すだけだ。
2026年07月06日 05:01
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場)
阪神が逆転勝ちで連敗を2で止めた。先発・村上が6回5安打1失点と雨中の粘投でリーグ2位タイの7勝目。打線は1−1の五回1死一、二塁で佐藤輝が右前に痛烈な安打を放つと、右翼・野間が打球をはじいて後逸。悪送球も絡む間に中野、森下、さらには佐藤輝も一気に生還。記録上は右前打だが、“ランニング本塁打”で3点を勝ち越した。さらに2死後、前川が右翼へ3号ソロを放った。藤川球児監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−雨中の勝利。
「内容は、もうさておき…ファンの方々に勝利を届けられたということに、一安心ですね」
−中野の守備を含めて野手の堅守が光った。
「やはり中野、佐藤、大山しかりね。この辺りキチッとやってきますね。他の選手もどんどんついて行かないといけないし、自分から主体的に守りで攻めるという姿がほしいね。中野は本当にその姿がありますから。みんなも、もっと前に出なきゃと強く思いました。素晴らしい姿です」
−佐藤輝が猛打賞。野手の姿をどう見たか。
「少なからず悔しい思いが、みんなあるでしょうけどね。今日は1本と言わず、続けてくれた。前川も悔しい思いとか、うまくいかない日々を過ごしていますけど、少しずつ、気持ちが据わってきた。いい姿に、これからもなってほしいですね。本当に、まだまだコメントを残すっていうことは、よくないのかなと。グッとこらえたいです」
−雨の中、4万人を超えるファンが集まった。
「本当に、この応援に応えなければと強く思います。東京ドームに行って帰ってきた時には、強い姿で帰ってこなければなとゲーム中から考えていたところですね」
2026年07月06日 05:01
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は2リーグ分立後、規定投球回を満たして 勝率10割を達成した初の投手を取り上げる。
◇ ◇
間柴茂有は大洋(現DeNA)から78年に日本ハムにトレードで移籍した。80年に初の2桁勝利となる10勝をマーク。自信を深めて翌年81年のシーズンを迎えた。
初先発は開幕4試合目の4月8日・西武戦。勝敗には無関係で、救援に立った江夏が負け投手となった。2試合目の先発となった同14日・近鉄戦で初勝利を挙げた。
序盤戦は必ずしも好調ではなかったが、打線の援護を受け、黒星だけは免れる試合が続く。当時のパ・リーグは前期後期の2シーズン制を採用。後期に入ると間柴は、投げれば勝つを繰り返す。後期初先発の7月10日・近鉄戦で江夏のリリーフに助けられ6勝目を挙げると、この試合を含め11試合で10勝という荒稼ぎをやってのける。
終わってみれば27試合に登板し15勝0敗。間柴の大活躍でチームは後期優勝を果たした。余勢を駆って臨んだ、前期優勝ロッテとのプレーオフでも第3戦で1失点完投勝利を収めた。東映時代の62年以来19年ぶり、日本ハム球団としては初優勝の立役者となった。
なおシーズン勝率10割投手はこの後、13年・田中将大(楽天)24勝0敗しかいない。目下、開幕10連勝中の阪神・高橋は、3人目となれるか。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…81年の間柴茂有(日本ハム)