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2026年05月10日 07:00
9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した大矢明彦氏と池田親興氏が、同日の中日−巨人戦で走塁妨害で巨人が失点した場面について言及した。 0−1の5回一死三塁でカリステが放った三塁ゴロで、飛び出した三塁走者・田中幹也をアウトにしようとランダウンプレーとなったが、追っかけていた投手・田中将大が送球した後、三塁走者の田中幹也とぶつかり転倒。走塁妨害となり、2点目を失った。 この一連のプレーに大矢氏は「あそこでピッチャーにやらしちゃいけないんですよね。もっと早い時点で岸田が追っかけている時に、もう少し泉口がランナーの背中のところに寄ってきてくれれば、一発でアウトになっている」と指摘し、「自分の方に見ている時は追っかけられないんだけど、背中の時は追っかけられる。もう少し野手同士でスムーズにやらないといけないプレー」と苦言を呈した。 池田氏は「ピッチャーは、これをやってる回数が少ない。ランナーはピッチャーが来た時点で、あそこを狙っています。ですから、難しいプレーではあるんですけど、ピッチャーからしたら、もらったら早くボールに渡してあげて、どいてあげたほうがいいですよね。」と投手目線で解説した。 すると、大矢氏が「もう1ついいですか」と切り出し、「三本間に挟んだ時に、(キャッチャーが)自分でボールを持って主導権を持っていたら、ランナーを自分で動かせるように持っていくと一発でアウトにできるんですよ。自分がボールを早く離しちゃうと、それができないので、キャッチャーはできるだけボールを持ちながらランナーを追っていくと一発でアウトにできる」と説明していた。
2026年05月11日 07:00
巨人が中日に勝利し、連敗ストップ。今季最多を更新する9得点を挙げるなど打線が奮起した。活発だった打線の中でも、ひときわ存在感を放ったのが「8番・遊撃手」で先発出場した2年目の浦田俊輔だった。
3−4と1点を追う6回二死二、三塁。勝負どころで打席に入った浦田は、中日先発・メヒアの直球を鋭く弾き返すと、打球は前進守備を敷いていた外野手の頭上を越え、走者2人が生還。逆転の2点適時三塁打となり、これが決勝点となった。さらに9回にはダメ押しの2点適時打も放つなど、この日は3安打4打点の活躍で打線をけん引した。
10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、谷沢健一氏が浦田の働きを高く評価。「足が速く、ミート力もある。今日の内容ならしばらく起用される」と語り、遊撃のレギュラー争いへ期待を寄せた。
泉口友汰の復帰後もスタメンを任されている浦田。この日は主に打撃面でアピールし、首脳陣への信頼をさらに高める一戦となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026
2026年05月11日 06:50
阪神がDeNAを3−0で下し、完封勝利を飾った。10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、プロ初打点を記録した嶋村麟士朗の打撃に注目が集まった。
嶋村は2点リードの場面で代打として出場。DeNA・宮城滝太と対戦すると、ファウルで粘りながらタイミングを合わせ、センター前へ運ぶ適時打を放った。解説の谷沢健一氏は「甲子園で初打点というのは持っている。打撃がいいので、4人目の捕手として台頭してくる」と高く評価した。さらに、「ファウルで粘っているうちにタイミングが合ってきた」と打席内容を分析し、「特徴的なのはタイミングの取り方。大きく動かず、小さなステップで対応していた。それが活きてセンター方向に打ち返すことができた」と対応力の高さを称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月11日 06:40
DeNAは阪神に0−3で敗れ、打線も沈黙して完封負けを喫した。10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、阪神・才木浩人にセーフティスクイズを決められた5回の場面が取り上げられた。
0−0で迎えた5回、一死一、三塁で打席には投手の才木。DeNAバッテリーは警戒を強める中、才木は1球目、2球目と続けてセーフティスクイズを敢行したが失敗。それでも3球目に再びスクイズを仕掛けると、打球を一塁線へ絶妙に転がし、三塁走者が生還。阪神が均衡を破った。
このプレーについて解説を務めた池田親興氏は、「追い込んでいたので、一球外すという選択もあった」と指摘。その一方で、「相手が投手だったことでバットに当てられてもフェアゾーンには転がせないだろうという考えがあったのではないか」とDeNAバッテリーの意図を推察した。
さらに「投げたスライダーがあまり曲がらず、少し球速も遅くなった。その分だけスクイズを決めやすくなってしまった」と振り返り、勝敗を左右した場面を分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月11日 06:30
◆ 池田氏も「みんなが躍動し始めた、1人の選手で変わったという感じがする」と評価
西武は10日、楽天と対戦し6−1で同一カード3連勝を飾った。
2026年05月11日 06:11
3回2死三塁から柳田の初球で本塁へスタートを切った
■ソフトバンク 8ー3 ロッテ(10日・PayPayドーム)
ソフトバンクの周東佑京外野手が驚愕の走塁を見せた。10日に本拠地のみずほPayPayドームで行われたロッテ戦で、単独でのホームスチールを見事に成功させた。相手の隙を突いた規格外のプレーに対し、SNS上では驚きと称賛の声が殺到している。
1点を追う3回2死三塁の場面だった。ロッテの寺地隆成捕手がベースを離れている隙を見逃さなかった。三塁走者の周東は、柳田悠岐外野手の初球前に、三本間の中間近くまで大きなリードを取る。毛利海大投手が投球すると同時にスタート。捕手が球をこぼしてセーフとなり、同点のホームを踏んだ。敵将のサブロー監督は、ただ呆然とグラウンドを見つめるしかなかった。
卓越した野球脳と技術が、緊迫した試合の中で結実した。規格外の走塁センスに驚愕の声が殺到。「30年近く野球見てるけどいわゆるダブルスチールではない純正のホームスチールは初めて見た」これが育成ドラフトなの頭おかしくなる」「シフトの穴をしっかり突く周東ってやっぱり野球脳高いよね」「これは5年20億の神の足」「二盗三盗では満足できなくなった男」と絶賛のコメントが相次いだ。
さらには「令和の時代にガチの単独ホームスチールが見れるなんて」「一人で追い上げ、同点にする男」「周東オリジナルは本当に規格外」「もはや存在が得点圏の男」「走る変態(褒め言葉)」「これ以上ない神業」といった声が上がった。球界屈指の韋駄天が見せた離れ業に酔いしれた。
周東は直前の打席で反撃の適時三塁打を放つと、5回にも適時打を放ち、4打数2安打2打点2盗塁の大活躍だった。試合後にはヒーローインタビューに呼ばれ、亡き母への思いを語り、涙を浮かべる場面もあった。(Full-Count編集部)
2026年05月11日 06:00
「広島4−0ヤクルト」(10日、マツダスタジアム)
広島が救援投手で1試合をつなぐ「ブルペンデー」で「母の日」に完封勝利を飾った。ドラフト5位・赤木晴哉投手(22)=仏教大=がプロ初先発で2回無失点。母の恵美さんが始球式を務め“母子リレー”で勝利を引き寄せた。7投手の継投による完封勝利は球団初。チームの連敗も2で止まり、1日で最下位から脱出。投打のかみ合った好ゲームから上昇していく。
1人のお母さんと投手7人が勝利のバトンをつないだ。お立ち台に上がった塹江は「赤木と赤木のお母さんからの良い流れを自分もつなげられて良かった」と振り返り、二俣も「赤木のお母さんが良い投球をして、良い流れでいけた。先に点を取れて良かった」と笑顔。隣にいた赤木は、はにかみながらスタンドからの歓声を浴びた。
この日は「母の日」にちなんで球場内でさまざまな企画が催され、その一環として8人の子どもを育て上げた赤木の母、恵美さんが始球式を務めた。偶然にも先発はブルペンデーのショートスターターとして赤木が起用され、異例の“母子リレー”が実現した。
緊張感マックスのプロ初先発。「緊張が上回って心にあまり余裕がなかった」という赤木だが、母の投球を見届け、去り際には「頑張って」と声をかけられた。きょうだいも全員集結。家族からのエールも力に変えて、初回を三者凡退で立ち上がると、二回も2死から安打を許しながら無失点に抑えた。191センチの大型右腕は「お母さんから始まって、最後までゼロでいけたので良かった」と息をついた。
恵美さんも「良いバトンが渡せて良かった」とにっこり。息子の登板は「自分の事よりも緊張した」というが、2回無失点の力投に「ホッとしました。いろんな方にお世話になりながら、大好きな野球を頑張っていってもらえれば。私はまた、追っかけをやります」と親心をにじませた。
赤木親子の後は塹江、遠藤、森浦、高、ハーン、中崎がつないでの完封リレー。新井監督も「ヤクルト打線に振れている打者が多い中、みんなよく抑えた」と評価した。7投手のリレーによる完封勝利は球団史上初の快挙にもなった。
開幕直後は救援陣の誤算で逆転負けを喫する試合もあったが、ここにきて安定感が光る。塹江と高はともに今季初登板から10試合連続無失点。遠藤も8戦連続無失点となり、開幕2軍だった面々が奮闘している。
少ない得点を守り切る戦いが今のカープの勝ちパターン。2点リードの七回を任された高は「どんな状況でもゼロで帰ってくるのが中継ぎの仕事。僕の立場で点を取られると2軍(降格)が見える」と力を込めた。最下位を抜け出し、浮上を果たすにはブルペンの力も欠かせない。
◆最多は8人 完封勝ちしたチームの、2リーグ分立後の投手起用人数最多は8人。近年では楽天が2025年8月31日の日本ハム戦で、内−鈴木翔−加治屋−西口−藤平−西垣−則本−宋家豪と継投し1−0で勝った例がある。
◆赤木晴哉(あかぎ・せいや)2003年10月5日生まれ、大阪府出身。22歳。191センチ、86キロ。右投げ右打ち。天理では現日本ハム・達の控え投手。仏教大を経て、25年度ドラフト5位で広島入り。
2026年05月11日 06:00
巨人9−4中日(セ・リーグ=10日)――巨人が今季最多9得点で連敗を3で止めた。
六回に浦田の2点三塁打で逆転し、終盤にも浦田の2点二塁打などでリードを広げた。中日は救援陣が崩れた。
◇
巨人の浦田には信条がある。「良い時も、悪い時も、自分がやるべきことをしっかりやる」。出番が減っても欠かすことのなかった周到な準備が、苦境のチームを久しぶりの快勝へと導いた。
8番遊撃で6試合ぶりに先発。1点を追う六回二死二、三塁で、右中間へ逆転の2点三塁打を放ち、感情を爆発させた。八回は吉川の右前打で二塁から本塁を狙って滑り込み、捕手のタッチをかわしながら右手でホームを触れて追加点を奪うと、九回にもダメ押しの2点二塁打を放った。
8日の試合前から、打撃練習中の意識を変えた。ライナー性の打球を打つことに加え、阿部監督の助言で実戦を想定しながら打球方向などを意識したスイングを徹底するようになった。心掛け通りにこの試合では右へ左へと安打を重ね、「その成果が出た」とうなずいた。
調子が今ひとつ上がらない泉口に代わっての先発起用は、連敗中の雰囲気を変えようとした監督の発案だった。吉川、泉口の一軍復帰で出場機会が減りながらも備えを怠らなかった浦田の躍動に、指揮官は「あれくらいできるんだから、チャンスだと思ってやってほしい」と一層の奮起を期待する。
母・智子さんへの感謝の思いを強くした「母の日」に自己最多の1試合4打点を挙げ、「出るからには絶対勝ちたい。いつも以上にそういう気持ちは強かった」と浦田。試合の勝負所で見せたはつらつとしたプレーは、苦しんでいたチームにとっても、大きなプレゼントとなった。(緒方裕明)
2026年05月11日 05:48
○ ホワイトソックス 2−1 マリナーズ ●
<現地時間5月10日 レート・フィールド>
シカゴ・ホワイトソックスが西地区2位マリナーズとの本拠地3連戦を勝ち越し。
2026年05月11日 05:41
3打数1安打で打率.232、OPS.920
【MLB】Wソックス 2-1 マリナーズ(日本時間10日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は10日(日本時間11日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・一塁」で先発出場し、7回に中前打を放って3打数1安打だった。打率.232、OPS.920に。チームは逆転勝ちで2連勝を飾った。
存在感で勝利を呼び込んだ。同点に追いついた8回1死三塁では申告敬遠で勝負を避けられた。それでも、続くバルガスが勝ち越しの左犠飛。1点差ゲームを競り勝った。
本塁打王争いではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が敵地・ブルワーズ戦の初回に16号ソロを放ち、リーグ単独トップに浮上。2試合ノーアーチとなった村上はリーグ2位となった。(Full-Count編集部)
2026年05月11日 05:16
○ フィリーズ 6−0 ロッキーズ ●
<現地時間5月10日 シチズンズ・バンク・パーク>
コロラド・ロッキーズが完封負けを喫し、フィラデルフィアでの敵地3連戦を負け越し。先発登板した菅野智之投手(36)は5回5失点という投球で今季3敗目を喫した。
フィリーズ打線と現地4月5日の本拠地戦以来、約1ヶ月ぶりの再戦となった菅野。初回の先頭打者ターナーを空振り三振に斬るも、2番シュワーバーへの2球目フォーシームが甘く入り、中越えの15号先制ソロを被弾。3番ハーパーにもカウント2-2と追い込んでからの低めスイーパーを振り抜かれ、中越えで2者連発の10号ソロを浴びた。
2回裏には無死一、二塁と走者を溜めると、重盗に捕手ハンター・グッドマンの悪送球が絡んで失点。1番ターナーの中犠飛で4点目を失った。二死走者無しとなった直後、2番シュワーバーに初球スプリットを右翼スタンドに運ばれ、2打席連発でMLB全体トップに立つ16号ソロ。今季ワーストに並ぶ5失点を喫した。
3回以降は立ち直りを見せ、4回裏はこの試合唯一の三者凡退。5回裏には先頭の2番シュワーバーに3安打目を許したものの、続く3番ハーパーを二ゴロ併殺、4番ガルシアは空振り三振に仕留めたが、序盤の失点が響いて5月は2戦2敗となった。5回81球を投げて7被安打、1四球、2奪三振、5失点。今季成績は3勝3敗、防御率4.07に悪化した。
ロッキーズ打線はフィリーズのエース左腕サンチェスに対して7回無失点と抑え込まれ、三塁を踏むことすらできず完封負け。現地4月24日からのメッツ3連戦でスイープを収めたものの、その後は4カード連続の負け越しとなった。
2026年05月11日 05:01
阪神は10日、イーストン・ルーカス投手(29)が9日にチームドクターの最終診断を受け、腰部の疲労骨折と診断されたと発表した。藤川監督は「球速も低下していたので懸念はあったけど、本人が一番ショックだろうしね。しばらくかかるということですね」と長期離脱を示唆した。チームの故障者は石井、近本らに続き7人目となった。
新助っ人はここまで3試合で0勝2敗、防御率5・52。4月16日・巨人戦(甲子園)で2敗目を喫し、翌17日に出場選手登録を抹消された。2軍では2回3失点だった同25日のオリックス戦(安芸)以降、実戦登板から遠ざかっていた。
今後はSGLでリハビリを行う。ルーカスの勤勉な性格を知る指揮官は「(今季)終盤に本人が戻って来たい、合わせたいと言っていますから。期待して待ってあげようと思います」とシーズン後半での復帰を望んだ。
2026年05月11日 05:01
阪神の藤川球児監督(45)が10日、DeNA戦前に取材に応じ下村海翔投手(24)、ドラフト1位の立石正広外野手(22)=創価大=について、早期1軍昇格の可能性について言及した。
2026年05月11日 05:01
「阪神3−0DeNA」(10日、甲子園球場)
試合後に阪神・才木浩人投手、佐藤輝明内野手、嶋村麟士朗捕手がお立ち台に上がった。ヒーローインタビュー後には、子供によるインタビューも行われた。
◇ ◇
(「こどもまつり」で当選者によるインタビュー。まずは青木智咲さん・小学6年)
−活躍した日の次の日によく食べるものはありますか?
才木「お寿司です」
佐藤輝「白いご飯をいっぱい食べてます」
嶋村「特に決まってないですけど、いっぱい食べます」
(続けて田村優弦くん・小学4年)
−どうしたら緊張せずに試合に出られますか?
才木「緊張はするものなので、緊張しないようにと考えずに緊張を受け入れてあげるのが大事かなと思うので、今日緊張してるな、ぐらいで試合に挑むといいと思います」
佐藤輝「僕たちでも緊張するので、それだけしっかり準備してきたから緊張するんだなと考えてやってもらえれば」
嶋村「それこそきょうの打席、足がプルプル震えてたので。緊張はするものだと思うので、逆に楽しんでプレーすればいい結果につながるかなと思います」
2026年05月11日 05:01
「阪神3−0DeNA」(10日、甲子園球場)
3点目の走者が生還するのを見届けると、塁上で力強くほえた。阪神・嶋村が初適時打、初打点をマーク。勝利へ貢献し「結果的にタイムリーになってくれた。良かったなと思います」と率直に喜びの言葉を口にした。
2点リードの七回1死二塁で、代打で登場。救援右腕の宮城に対し、7球粘り、8球目の直球をはじき返した。打球が遊撃手の頭を越えて転がる間に二走・梅野を生還させ、自身も送球間に二塁を陥れた。
この日は母の日。母・純子さんに活躍を届けた。「野球を始めてから今日もそうですけど、お世話になっている。見に来てくれた時にいい姿を見せられるように」と恩返しを続けていく。
プロ6打席目、2安打目での一撃。数少ないチャンスをモノにした。「結果が出るのが次に使ってもらえる要因になる。チャンスをもらった時に良い結果を出せるように」。貪欲に結果を求め、出場機会をつかみ取る。
初めてのお立ち台にも立った。「またこの景色を見たい。また立てるように頑張ります」。闘志あふれるプレーで虎党を沸かせていく。
2026年05月11日 05:01
「阪神3−0DeNA」(10日、甲子園球場)
ゲームセットの瞬間、阪神・梅野はそっと空を見上げた。「母の日」の一戦でフル出場。それは何かの巡り合わせにも感じられた。今季初安打が得点につながり、リードでは完封リレーに貢献。「投手陣を助ける意味では自分の仕事はできた。本当に最高の形で勝つことができて良かったと思う」と心地よい疲労感を漂わせた。
まずはバットで好機を広げた。五回無死一塁。石田裕の内角直球に詰まるも、白球は左翼線にポトリと落ちた。打った瞬間は三塁方向への凡打かと思われたが“神風”にも押された。今季10打席目で飛び出した、待望の快音に「やっと2026年、打つ方で開幕もできました」と白い歯をこぼした。七回先頭では詰まりながら右前打。嶋村の適時打で二塁から一気に本塁へ生還し、後輩の打点をアシストした。
特別な思いを込めてグラウンドに立った。梅野は小学4年生の時に母・啓子さん(享年34)を卵巣がんで亡くしている。「自分にとっても非常に特別な日。いい『ありがとう』を伝えられた。縁や運もあってこういう日を迎えられたので、良かった」。天国で見守ってくれている最愛の人へ、感謝の気持ちをプレーで表現した。
打席の登場曲も1打席目に限り、笹山太陽の「手紙〜お母さんへ〜」に変更。「全国のお母さん、母親への『ありがとう』を伝えるという部分で、変えさせてもらった。自分でスイッチを入れられるモノだったので、こういう結果になって良かったですね」と少し感慨深げに喜びながら、勝利の余韻をかみしめた。
守備では才木、ドリスのワンバウンドを何度もブロッキング。体で止める、を体現した姿に梅野らしさが詰まっていた。「目立たない仕事だけど、一生懸命やっている。それを最後の最後まで貫き通せた」と自己評価も上々。そして「今日勝てて本当に良かった」と笑った。母のため、チームのため、勝利を目指して梅野は戦い続けていく。