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2026年05月07日 05:00
「ファーム・西地区、阪神6−0広島」(6日、日鉄鋼板SGLスタジアム) ピンチを背負いながらも粘りの投球で切り抜けた。阪神・今朝丸は7回5安打無失点の好投。投球を振り返り「どんどん自分のペースでいけたので良かった」と総括した。 最大のピンチは六回だった。安打と四球から2死一、二塁を招く。打席には強打のファビアン。3球で追い込むもその後粘られたが、7球目に勝負は決した。縦に落ちるスライダーをワンバウンドさせ、空振り三振。これにはファビアンも膝をつき、苦笑いだった。今朝丸は「自分の球が投げられたので良かった」と、淡々と対戦を振り返った。 平田2軍監督は「六回の勝負は見応えあった。今朝丸らしいピッチング。よく腕が振れていたよ」と賛辞を贈った。本人は「たまたまのピッチングなので」とさらり。「(1軍は)チャンスがあれば。自分のピッチングができるように」と静かに闘志を燃やした。
2026年05月07日 07:40
ジャイロ系のスライダーとシンカーを新たに加え、スイーパーも改良
■西武 10ー2 ソフトバンク(6日・ベルーナドーム)
西武・高橋光成投手が6日、ベルーナドームで行われたソフトバンク戦に先発し、6回2安打無失点の快投で今季リーグ最多タイの4勝目(2敗)を挙げた。防御率も0.84とし、リーグ単独トップに躍り出た。2021年から3年連続2桁勝利を挙げた後、2年間不振だったが、見事に“第2次進化”を遂げている。
試合終了後、帰途に就こうとする高橋光を駐車場内で、3年前までチームメートだったソフトバンク・山川穂高内野手が呼び止めた。「光成! スライダー、ばり曲がるやないか。やばいだろうが、あれ。何投げてんの。勘弁してくれよ」。これに高橋は「ギュンギュンでした」と余裕の笑みで返した。
今季の高橋光は、新たにジャイロ系で縦に落ちるスライダーと右打者の内角に食い込むシンカーを球種に加え、さらに横に大きく曲がるスイーパーにも改良を施し、投球の幅を広げてイメージチェンジに成功している。山川が驚いたのは、スイーパーの方だ。
この日は、昨季8打数4安打(対戦打率.500)1本塁打とカモにされ、今季も過去2試合で6打数2安打(同.333)と打たれていた栗原陵矢内野手を“スイーパー攻め”で翻弄した。初回の第1打席は5球中4球がスイーパーで、空振り三振。4回の第2打席も、初球の内角高めのスイーパーを打たせて右飛に仕留めた。
2回には先頭の柳田悠岐外野手、続く山川をいずれもスイーパーで連続空振り三振させ、さらに続く川瀬晃内野手に対しては、スイーパーを意識せざるを得ない状況で、カウント1-2から内角低めに151キロのストレートを投げ込みバットを出させず、3者連続三振に斬って取った。
味方打線は2回に、2年目の渡部聖弥外野手の4号満塁弾などで一挙8得点と強力援護。3回の守備でソフトバンク・笹川吉康外野手が放った打球がワンバウンドで高橋光の右膝付近に当たったこともあって、6回73球で降板したが、相手打線を全く寄せ付けなかった。「(右膝は)大丈夫です!」と笑顔が弾けた。3年連続2桁勝利も一昨年0勝11敗、昨季も黒星が先行していた
チームは昨季覇者で年間8勝17敗と苦汁をなめたソフトバンクに、今季開幕から3カード連続勝ち越し(6勝3敗)。とりわけ、ソフトバンクに1完投を含め3戦3勝、対戦防御率0.39(計23イニング1失点)をマークしている高橋光の貢献度は高い。
大石達也投手コーチは「ジャイロ系のスライダーとシンカーが加わったこともそうですが、昨季まで高めにこだわりがちだった配球で、高めと低めの両方をうまく使うようになったことも好調の要因かなと思います」と指摘する。
バッテリーを組んだ古賀悠斗捕手は「新しい球種をしっかり自分で操れているところが凄いと思います。高めと低め、さらにスイーパーによって横にも投球の幅が広がっている。光成さん自身、試合で投げて成功体験を積み重ねることによって、どんどん自信をつけているところだと思います」と称賛した。
高橋光は2021年から3年連続2桁勝利を挙げ、リーグを代表する存在にのし上がったが、一昨年まさかの0勝11敗(防御率3.87)。昨季も8勝9敗(防御率3.04)と黒星が上回り、オフにはポスティングシステムを申請しながら、念願のメジャー移籍を断念したが、今季はまさに別人のような投球を続けている。
これまでタイトルに縁がなかったが、今季は開幕から1か月以上を経過し、勝利数と防御率で先頭を走っている。高橋光成の才能がフルに開花するのは、29歳で迎えたプロ12年目の今季なのかもしれない。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2026年05月07日 07:32
アストロズ戦で3本塁打
【MLB】ドジャース 12ー2 アストロズ(日本時間7日・ヒューストン)
ドジャースのアンディ・パヘス外野手は6日(日本時間7日)、敵地でのアストロズ戦で3本塁打5打点の活躍を見せた。大勝に貢献する活躍に、デーブ・ロバーツ監督は「彼は本当に成長した」と絶賛した。
パヘスは試合前の時点で6試合連続安打を放つなど打率はリーグ5位の.326。一方で本塁打は20試合出ていなかった。
この日は3回にダイキンパークの左翼スタンド看板に当たる豪快な6号3ランを放つと、5回にも左翼席へ7号2ラン、9回には野手登板のサラサールからまた左翼席へ8号ソロを叩き込んだ。
この結果にはロバーツ監督もニンマリ。「結果が出たことは間違いなく良いこと。アンディのプランやプロセスはずっと良かったが、今日は『慎重になりすぎない』という次のステップに進めたと思う。これまでは良いシンカーに対しても、弱い打球になったり、逆方向へゴロになっていたが、今日は球をしっかり見極め、確信を持ってスイングし、ホームランにした」と称えた。
パヘス自身も「ボールはよく見えていましたし、強く叩けていました。ただ、打球が野手の正面を突くことが多かっただけです」と直近の試合を振り返った。
デビュー2年目の昨年は156試合で27本塁打、中堅守備も安定しており、不動のレギュラーに成長。見守ってきたロバーツ監督は「彼は努力家だ。毎日プランを持ち、投手の傾向を研究し、自分のスイングの状態も把握している」と目を細めた。(上野明洸 / Akihiro Ueno)
2026年05月07日 07:20
MLB公式がホワイトソックスーカブス戦の紹介映像を公開
村上宗隆内野手が所属するホワイトソックスと、鈴木誠也外野手と今永昇太投手が所属するカブスは15日(日本時間16日)から、ホワイトソックスの本拠地での3連戦で激突する。シカゴに拠点を構えるライバル球団同士、日本人スラッガーの対決にMLB公式が早くも“煽り動画”を公開した。
MLBの公式X(旧ツイッター)が5日(同6日)に配信。「友人から敵へ セイヤ・スズキとムネタカ・ムラカミが来週末、敵味方に分かれて対戦する」とコメントをつけて投稿した。
映像では日本代表「侍ジャパン」での両者の打撃シーンから始まり、両選手がそれぞれの球団のユニホーム姿で躍動する姿を対照的に編集している。試合はまだ10日先ながら、異例の扱い。それだけ鈴木、村上の和製大砲がチームの中心に君臨していることを示している。
完成度の高い“煽り映像”にファンも大喜び。SNS上には「待ちきれない」「NPB強打者同士の対決」「ライバル対決」「日本人を取り上げていただきありがとう」「まるでWBCの再会」「最高の対戦」「凝ってる」「主人公が2人の日本人」「公式が盛り上げてくれる」「かっこよすぎ」「広報すごい」「なにこのかっこいい動画」といったコメントが並んだ。(Full-Count編集部)
2026年05月07日 07:13
打球速度166キロ、安打確率.460を粉砕した衝撃の横っ飛び
【MLB】レイズ 3ー0 Bジェイズ(日本時間7日・セントピーターズバーグ)
ブルージェイズの岡本和真内野手がまた守備で魅せた。
2026年05月07日 07:00
◆ プロ7年目の捕手が目覚ましい活躍
広島の持丸泰輝が2試合連続の本塁打を含む猛打賞の活躍を見せた。6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、その打撃に注目が集まった。
番組ではまず、谷沢健一氏が「良いキャッチャーが出てきましたね」と笑みを浮かべてコメントした。今江敏晃氏は「フレッシュな選手が活躍すると刺激になる。打てるキャッチャーというのは大きい」と語り、攻守での貢献に期待を寄せた。また、高木豊氏は捕手から一塁手へ回った坂倉将吾に着目。捕手時は.196だった打率が、一塁時は.386と大きく向上し、ポジションの変化が打撃面に好影響を与えている可能性を指摘した。
さらに谷沢氏は、持丸の打撃がソフトバンクの近藤健介を思わせると評価。打てる捕手としてレギュラーに定着できるか、今後の活躍から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月07日 06:40
◆ 3試合連続の完封は球団60年ぶり
阪神の郄橋遥人が先発し、3試合連続となる完封勝利を達成した。6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、その圧巻のピッチングに大きな注目が集まった。
まず、谷沢健一氏は「ストレートの威力が素晴らしい」と評価。「上背は高くないが、ボールにしっかり角度がある。基本は低めを丁寧に攻めつつ、時折インハイを突いてくるといった配球で、コントロールの良さが際立っていた」と制球力と投球術の高さを称えた。さらに打者目線で「どの球を狙うか」と問われると、「狙うならストレートしかない。ただ、スライダーが特徴的で滑るように曲がるため非常に捉えづらい」と、その攻略の難しさにも言及した。
一方、今江敏晃氏は「自分ならあえて球種は絞らない」とし、「制球が良くゾーン内に球が集まるので浅いカウントから打ちにいく」と打者側の対応を語った。さらに、「郄橋投手のストレートは回転数が少ないのにホップする。そのためフォーク、ツーシームのような低回転のボールと一瞬見間違える。だから手が出ない。かといって振りにいけば落ち球で空振りするので手がつけられない」とストレートの特異性から活躍の要因を指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月07日 06:30
敵地・アストロズ戦に先発
【MLB】ドジャース 12ー2 アストロズ(日本時間7日・ヒューストン)
ドジャースのタイラー・グラスノー投手は6日(日本時間7日)、敵地のアストロズ戦で「腰痛」のため緊急降板となった。1回1安打1失点だった。試合後、「ただの痙攣(けいれん)だ。そんなに深刻なことではない」と軽症を強調した。
2回の投球練習中にベンチへ自ら異変を伝えた。2番手として左腕ドレイヤーがマウンドへ。敵地は騒然となった。「高校生の時からよくあることで、おそらく長身が原因。年に何回か起きるんだ。投球練習中に力が抜けるような感覚になって、もう1球投げようとしたけど、腰を曲げるのも辛かった」と明かした。
初回はマシューズに左越えへ先頭打者弾を被弾した。しかし、続くアルバレスから見逃し三振を奪い、通算1000奪三振を達成。最速98.3マイル(約158.2キロ)と状態は悪くなかった。今後については「これまでも経験しているし、良くなればすぐに戻れるはず。全く心配していない。できるだけ早く戻りたいと思っているが、深刻な感じではないので、あまり不安はない」と前を向いていた。
32歳のグラスノーは今季7試合登板で3勝0敗、防御率2.72。昨季は18試合登板で4勝3敗、防御率3.19だった。先発となったレイズ時代の2019年以降、ドジャース1年目の2024年の22登板が最多登板で、シーズンを通して先発ローテーションを回ったシーズンはない。(Full-Count編集部)
2026年05月07日 06:30
◆ 球団OBの今江氏も苦言「今日もミスが多い」
ロッテは6日、オリックスと対戦し0−3で敗れた。
2026年05月07日 06:20
◆ 大関が12安打8失点と大炎上 今江氏「ソフトバンクの投手陣がこんなに大量点を一気に取られるとは…」
ソフトバンク・大関友久が6日、西武戦に先発登板。2回に満塁弾を含む9打数連続安打を浴び、5回92球・12安打8失点で降板した。
スチュワート・ジュニア、徐若熙に続きファーム再調整となった大関。6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・高木豊氏が「ローテーションに6人投手がいて、3人が二軍調整になっている。ちょっと予想できなかったですよね」と語り「先発が試合を作れないんですよ。序盤に7、8点取られてもう戦意喪失みたいな試合が、西武戦でも2試合あった」と指摘すると、解説の今江敏晃氏は「ソフトバンクの投手陣がこんなに大量点を一気に取られるというのは、想像がなかなかつきづらい」と驚きの声を上げた。
高木氏は「だからちょっと踏ん張りどころに来てるかなというふうには思いますね」と総括した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月07日 06:16
● アストロズ 2−12 ドジャース ○
<現地時間5月6日 ダイキン・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースが14安打12得点で大勝。アンディ・パヘス外野手(25)がキャリア初の1試合3本塁打を記録した。
カード勝ち越しを懸けた3戦目。先発タイラー・グラスノーは初回の先頭打者マシューズにいきなり4号先制ソロを浴びるも、続く2番アルバレスを見逃し三振に仕留め、通算1000奪三振を達成。打線が同点に追い付いて2回表のマウンドに向かったが、投球練習中に腰の不調を訴え、わずか19球で緊急降板となった。
先制を許したドジャースは2回表、二死一、三塁から暴投で同点に追い付くと、3回表にも大谷翔平の26打席ぶりとなる安打から無死二、三塁とチャンスを作り、先発マカラーズJr.による2球連続の暴投で2点を勝ち越し。さらに、アンディ・パヘスの6号3ランで5点リードとし、試合の主導権を握った。
5回表にもパヘスに2打席連発の7号2ランが飛び出すと、大谷も左前適時打を運んで早くも2桁得点に到達。パヘスは9回表にもトドメの8号ソロを放って3本塁打、6打点の活躍を収めた。ブルペン陣も6投手の継投で2回以降を1失点に抑えるなど投打噛み合い、3カードぶりの勝ち越しを果たした。
2026年05月07日 06:10
◆ 谷沢氏も「幅広さというのはないよね、つい高めに浮いてしまう」と指摘
楽天・前田健太が6日、日本ハム戦に先発登板。5回82球・3安打2奪三振2四球1失点で降板した。
3回に味方が先制するも、5回に追いつかれNPB復帰後初勝利を逃した前田。6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・高木豊氏が「それまでは5回まで行けなかった前田が、今日は5回を通過できた。これは今後に繋がるのか、限界なのか」と問いかけると、解説の今江敏晃氏は「もちろん繋がることは繋がると思うが、そんなことで満足してほしくないし、こちらも満足したくない。やはり勝ちがついていないんですよ。開幕から見ても、変化球をかなり多投している。いい球を持っているので、もうちょっとストレートを使って球数を減らしながらイニングを進んでいけば、勝ちに繋がるのではないかと思う」と苦言を呈した。
もう1人の解説・谷沢健一氏は「やはりコントロールだと思うんですよ。ストレートの力もさることながら、やはりこれだけのベテランになってくるとアウトローのコントロール、それからインサイド。そういう意味での幅広さというのはないよね、つい高めに浮いてしまう。まだ究めつくしてないですよ」と指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月07日 06:01
● アストロズ 2−12 ドジャース ○
<現地時間5月6日 ダイキン・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間6日、敵地でのアストロズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。
2026年05月07日 06:00
「DeNA0−10広島」(6日、横浜スタジアム)
ゴールデンウイークを大勝締めじゃ〜!!広島が11安打10得点で完封勝利し、昨年9月からのDeNA戦の連敗を「9」で止めた。三回に菊池涼介内野手(36)が打線を活気づける先制の1号3ランを放ち、入団から15年連続本塁打となった。チームは勝負の9連戦を4勝3敗1分け(中止1)で終え、勝ち越しに成功。攻撃陣にエンジンがかかってきた。
“ハテナブロック”を3回踏みしめ、流れを呼ぶ3点をもたらした。菊池の持ち味であるパンチ力が序盤にさく裂。自身の今季1号となる3ランは先制アーチとなった。この日はスーパーマリオブラザーズとのコラボ試合で各塁ベースが「ハテナブロック」仕様に。鯉党も「マンマミーア!」と驚く大勝劇は背番号33のバットから始まった。
「チャンスで僕が(走者を)かえしたら、みんなが楽になると思う。カウントも2ボールだったので思い切りいくしかない。それがいい結果になったと思います」
積極性が実った形だ。0−0で迎えた三回2死一、二塁。2ボールから相手先発・深沢が投じた内角直球を振り抜くと、舞い上がった飛球は左翼席へ飛び込んだ。「たまたま入っただけ」と謙遜したが、チームとしても、初対戦だった若手右腕からの貴重な先取点。新井監督も自ら切り出す形で「キクの先制3ランが本当に大きかった」と褒めちぎった。
今季はすでに2、3、5、6番の四つの打順に入っている。日々めまぐるしく変わる役割をこなしつつ、この日はチーム最年長の秋山と1、2番コンビを形成。「初球からいく打者も多い中、自分たちには何ができるか。先発(投手)から点が取れていないところで、どのように崩すか、いろんなことを考えてやってはいる」と語る。
菊池自身も本来は積極的にスイングを仕掛けていくタイプ。その中で積極的な若手打者が多い攻撃陣を見渡し、時には打席内で我慢して粘りを貫くこともある。打線を機能させるため、結果以外の見えない部分での献身性も忘れない。この日の一発は数少ない「思い切りいくしかない」状況で生まれたものだった。
これでプロ1年目から15年連続本塁打。カープではミスター赤ヘル・山本浩二氏も到達した数字だ(山本氏は18年)。「浩二さんと比べられるのは申し訳ないです」。そう言って苦笑いを浮かべながらも、「成績も戦力だと思ってもらえないとこの場にいられない。やることは一緒だけど体は元気です」と力を込めた。
チームは9連戦を4勝3敗1分けで勝ち越した。その連戦中には2度、2桁得点を記録し、打線には明るい兆しがある。「打てるに越したことはないけど、どういうことが役割かも考えながらやっている」と菊池。若手の多い野手陣の中で、ベテランの存在感は際立ち続ける。
2026年05月07日 06:00
ヤクルト5―0巨人(セ・リーグ=6日)――ヤクルトは一回に並木の初球先頭打者本塁打、増田の適時打でリードを奪い、継投で零封した。
山野は両リーグトップの5勝目。巨人は3カード連続の負け越し。
ルーキーを後押しする歓声が、ため息に変わるのにそう時間はかからなかった。巨人のドラフト1位・竹丸和幸(鷺宮製作所)にとっては、立ち上がりのつまずきが痛恨だった。
一回、先頭打者の並木への初球の直球が浮き、左翼席へ運ばれた。これがプロ初の被弾。ヤクルトベンチが「チェンジアップに一番、結果が出ていない。それが来る前に仕留める」(松元ヘッドコーチ)と思い描いた通りの先制攻撃。普段は冷静な左腕も「あれで、ちょっとばたついた」。さらに2四球を与え、増田の左前適時打でこの回2点を先行された。
持ち直して二〜五回は無安打に抑えたが、六回に内山のソロで追加点を許した。七回もピンチを招くと、勝負を急いで甘くなった直球を鈴木叶に2点三塁打とされ、自己ワーストの5失点で降板した。
ヤクルト戦の登板は2度目。当然、研究は進み、対策を講じられる。竹丸が試合前時点で被打率3割2分1厘と苦戦する右打ちの野手をスタメンに7人並べられ、打ち崩された。
杉内投手チーフコーチは「相手は球質も球筋も分かっている。そこを乗り越えて、相手の上をいけるかがプロの投手の宿命」と言う。
プロ最長となる七回のマウンドに送り出した阿部監督は、「代えるのは簡単だけど、今後の彼に期待を込めていかせた」と明かした。経験を成長につなげてほしいとの願いは、本人にも伝わっている。「また試合が作れるように準備したい」と下を向くことはなかった。休養を兼ね、登録を抹消される予定。開幕から走り続けてきた心身の疲労をほぐしつつ、宿題と向き合うことになる。(井上敬雄)
巨人・阿部監督「(9連戦は)負け越してしまったけど、収穫もあった。個々でしっかり反省して、チームでもしっかり反省して、また頑張りたい」
2026年05月07日 05:30
元ヤクルトの館山昌平氏が「Full-Count LAB」に出演
ホワイトソックスの村上宗隆内野手がメジャー1年目から本塁打を量産している。ヤクルトで17年間プレーし、通算85勝をマークした館山昌平氏(社会人野球、MARUHAN GIVERS監督)がポッドキャスト番組「Full-Count LABー探求のカケラー」に出演。村上は「まだ活躍する」と明言し、その根拠は“左手”にあると語った。
「今、ホームランが非常に出ていますけど、もっと出るんじゃないかなと思っています。センター方向に強く打つ時のバッティングがメジャーでもできているので、すごくいい状態なのかなと思います」
空振りの多さを指摘する声はあるが、従来のストレートへの対応力に加え、低めへの“誘い球”の変化球をうまく拾うことができている。開幕前まで「抑えて当たり前」と思っていた相手チームは、今は「この日本選手すごいぞと、気づいていると思います」と推測する。
村上の調子のバロメーターはバットを構えたときの左手にあるという。調子が悪いときは強い球を引っ張って打ちたくなる心理が働き、グリップを持つ左手が無意識に時計回り方向へ“絞り気味”になっているという。館山氏は「左手が被っている」と表現する。
逆に好調時は左手の“被り”が解消。「左手のひらでボールを捉えるような感覚で、バットに乗せるように反対方向やセンター方向に強く打てる。今はすごくうまくできていますね」。ヤクルト時代に3冠王を獲ったシーズンと同じ状態だと明言した。
オープン戦の段階では左手が被っていたため、他の解説者陣とも心配していたという。「メジャーに行くと、そういう打ち方になっちゃうのかな、と話していたんですけど、いい状態に戻ってよかったと思います」。元同僚として、嬉しそうに語った。(Full-Count編集部)