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【OB評論】広島・益田はやりたい投球できていた 大瀬良ら実績組との差が出てしまった投手も

2026年02月08日 08:00

 「広島春季キャンプ」(7日、日南)  4年目の広島・益田武尚投手(27)がシート打撃に登板し、打者6人を無安打に封じた。昨季まで広島2軍投手コーチを務めたデイリースポーツ評論家の横山竜士氏は「光っていた」と高評価だ。   ◇  ◇  シート打撃では益田の投球が光っていた。「打たせて取る」スタイルの自分がやりたい投球ができていた。ツーシームも何球か投げていたけど打者に対してすごくプラスに働いていたと思う。首脳陣は「打たせて取るスタイルでいい」って言っているのだから、そこに徹して今後も思い切って投球してほしい。  今回のシート打撃では大瀬良、森下、床田の主力3人の登板が一つ大きなところだったと思う。右肘手術明けの大瀬良のことは心配していたが、開幕からいけるかなと感じさせるボールの強さだった。逆に辻と高は結果を出していかないといけない立場の中でボール球が先行したり、守備のミスがあった。実績組との差が出てしまったように感じる。とにかく一つ一つの投げるボールは全部見られていると思って、アピールしてほしい。  攻撃面では進塁打を狙ったり、エンドランなどの作戦を多く企図していた。ベンチの動きで点を取っていく意思を感じた。「選手任せで打つまで待って」というよりは、少ないチャンスを作戦でしぶとくもぎ取っていく。そういう方針が垣間見えた。

  • 野球
  • ロッテ・黒木知宏コーチ「クイック、牽制など守備力を高めていく」課題に向き合う投手陣

    2026年02月09日 09:00
     ロッテの投手陣はチームで、課題に向き合っている。  昨年ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習で牽制練習を行なっていたが、都城春季キャンプでも牽制、クイックといった部分の時間を多く作っている。  黒木知宏投手コーチは「昨年の秋にチーム方針として、クイック、牽制など守備力を高めていく。細かい野球をしていかないといけないということを課題においてやっていましたので、秋の時点で与えたことが春も継続されているということです」とその意図を説明。  ブルペンでの投球練習では、建山義紀コーディネーターが「クイックも入れてみて」と新人選手に声をかけたり、チーム全体で浸透させようとしていることがわかる。  7日に今年初めて行われたライブBPでも、登板した河村説人、菊地吏玖、廣池康志郎、木村優人の4人に対し、決められた20球のうち最後の5球クイックでの投球を求め、20球を投げ終えた後、一塁牽制を2球入れた。 ◆ ブルペンでの球数  変わったことで言えば、ブルペンでの球数もそうだ。吉井理人前監督時代は春季キャンプからブルペンでの球数を管理し、1日に100球以上投げる投手はほとんどいなかった。  そんな中で、6日のブルペンではエース・小島和哉が115球の投げ込み。小島の球を受けた植田将太が、小島の球数が100球前後に近づくと、「次が90球です!」と報せるも、コーチ陣が特に小島の近くへ行って投球を終わらせるような声がけはなかった。  この春は例年に比べて、そこまで球数を管理していないのだろうかーー。  黒木コーチは「一応ボールの球数は気にしています」と前置きした上で、「選手のフォームのバランスが崩れたり、クエスチョンがつくような状況であれば、当然声掛けしてというのはありますが、状態が良ければ精度を高めていくこと、反復練習で球数を投げている選手もいます。そこは選手を尊重しながら、管理は気をつけています」と説明した。 ◆ ドラ1・石垣元気は2度ブルペン入り  ドラフト1位・石垣元気(健大高崎高)は3日に初めてブルペン入りすると、ここまで2度ブルペン入りをしている。  ロッテの高卒新人といえば、新人合同自主トレ期間中は基本的にブルペンに入らず、春季キャンプが始まってからも2月10日以降に初めてブルペン入りすることが多かった。現在ドジャースでプレーする佐々木朗希も、プロ入り後初ブルペンは2月13日で、ストレートのみ25球だった。  近年の高卒投手に比べて、石垣元気は体が出来上がっているのだろうかーー。  黒木コーチは「選手の状況を見ながら、コーディネーターを含めて、“これくらいのボリュームで、これくらいの球数だったらいける”という判断のもとにブルペンに入れている状況です」と明かした。 ◆ 歓喜の秋へ  コーディネーター、コーチ、選手、スタッフがチームの勝利のため、“一枚岩”になって秋から取り組んでいる。  黒木コーチは今季の投手陣に期待することについて「しっかりと精度の高い投球ができる。そしてそれが、健康体で、1年間自分のポジションを守るということ。守ることができなくなった時のバックアップに入った選手たちの状態がキープできるような体制を1年間作っていくことができれば、戦えるんじゃないかなと思います」と力を込めた。  ZOZOマリンスタジアムを本拠地にしており、打ち勝つ試合よりも守り勝つ野球が必然と増えていくだろう。課題と向き合った成果を、シーズンで発揮するため、準備を進めていく。 取材・文=岩下雄太

  • 広島・栗林 5日ぶりブルペン入り 腰の張りは「元々ひどくないと思っていた」 開幕ローテへ「アピールしていかなきゃ」

    2026年02月09日 08:00
     「広島春季キャンプ」(8日・日南)  広島・栗林良吏投手(29)が8日、5日ぶりにブルペン入りした。6日の練習前に腰の張りを訴え、7日のシート打撃の登板を回避。この日、球団から発表された練習メニューにはブルペン入りの予定が記載されていなかったが「キャッチボールした感じがよかったので、そのまま(ブルペンに)入らせてもらいました」と経緯を説明した。  気温4度と冷え込んだブルペンでテンポよく18球を投じた。「元々ひどくないと思っていた」と分析するように、腰をかばうようなしぐさは一切なし。10日にもブルペン入りし、状態を仕上げていく計画を立てている。  開幕ローテを争う立場として、危機感をにじませる。「(開幕ローテまでの)距離は一番遠いと思っている。結果を出してアピールしていかなきゃいけない」と栗林。遅れを取り戻し、激しい争いに身を投じていく。

  • 広島・ドラ6西川 1軍大抜てき!唯一の高卒新人内野手が異例昇格 新井監督絶賛「スイングに癖はないし、守備も柔らかい」

    2026年02月09日 08:00
     「広島春季キャンプ」(8日・日南)  広島のドラフト6位・西川篤夢内野手(18)=神村学園伊賀=が8日、日南市の天福球場で行われている1軍キャンプに合流した。高卒ルーキーが異例の大抜てき。先輩とフルメニューを消化し「この早い段階で1軍を経験させてもらって、全ての面で勉強になりました」と、充実の表情で初日を締めくくった。  走攻守の三拍子そろった右投げ左打ちの大型内野手。高いポテンシャルが評価され、昨秋のドラフトでは育成も含めて球団唯一の高校生で指名された。気温3度の中で開始された全体アップでは、先頭で声を張り上げ若さをアピール。「すごく良い雰囲気でやらせてもらった」とすぐさまチームに溶け込んだ。  フリー打撃では新井監督から15分間にわたり、熱視線を送られる場面もあった。その後ノック、ロングティーなどをこなしたルーキーに対し、指揮官は「守備にしても打撃にしてもいいものを持っている。スイングに癖はないし、守備も柔らかい。高校生には見えないぐらい、いいものを見せてくれた」と絶賛。18歳が秘める無限の可能性に期待を寄せた。  10、11日の紅白戦にも出場予定。この絶好のアピール機をただの“思い出作り”で終わらせるつもりはない。「チャンスだと思う。本当に(13日からの)沖縄(1軍キャンプ)に行けるように頑張りたいです」と西川。金の卵が新井カープに新風を吹かせる。  ◆西川篤夢(にしかわ・あつむ)2007年12月28日生まれ、18歳。三重県出身。184センチ、77キロ。右投げ左打ち。内野手。神村学園伊賀から25年度ドラフト6位で広島入団。ポテンシャルが高く走攻守の三拍子がそろった素材。

  • 広島投手陣で際立った益田と先発挑戦の岡本 チームとして「何をしないといけないのか」が明確になってる 評論家が評価

    2026年02月09日 08:00
     「広島春季キャンプ」(8日・日南)  昨季まで広島2軍投手コーチを務めたデイリースポーツ評論家の横山竜士氏が、キャンプ第2クールでシート打撃に登板して打者6人を無安打に封じた広島・益田武尚投手(27)を評価。

  • 広島・新井監督 1軍抜てきのドラ6西川「一度、生で見たかった」「守備にしても打撃にしても、いいものを持っている」【一問一答】

    2026年02月09日 08:00
     「広島春季キャンプ」(8日・日南)  広島のドラフト6位・西川篤夢内野手(18)=神村学園伊賀=が8日、日南市の天福球場で行われている1軍キャンプに合流した。高卒ルーキーが異例の大抜てき。フリー打撃では新井監督から15分間にわたり、熱視線を送られる場面もあった。新井監督の主な一問一答は以下の通り。   ◇  ◇  −ドラフト6位・西川と育成・名原が1軍キャンプ合流。  「一度、生で見てみたかった。名原は体がすごく大きくなっているし、『よくトレーニングしていますよ』っていう報告を受けていたので」  −西川は。  「西川は守備にしても打撃にしても、いいものを持っているように見えるよね。(体の)線がまだ細いので、体作りも並行してやっていかせるけど、いい動きをしているし」  −このタイミングで、一度は1軍の雰囲気を経験させたいという思いもあったのか?  「それもあるし、映像でしか見てなかったから生で見たかったので」  −練習メニューが変更されて実戦形式の練習がなくなった。  「気温が低いということで。第2クールで、多分今、1回目の疲労のピークが来ていると思うんだよね。なので今日はすごく寒いって聞いていたので、メニューを変えさせた。リスクが大きいので」

  • 阪神・高寺はレギュラー獲得近い しっかり四球選んで完璧な本塁打含む2安打 前川らとの競争一歩リード 評論家が評価

    2026年02月09日 08:00
     「練習試合、日本ハム8−4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)  今春初の対外試合となる練習試合で阪神・高寺望夢内野手(23)がソロ弾を含む2安打で左翼レギュラー争いへアピールした。デイリースポーツ評論家の西山秀二氏は「レギュラーの座に『近いな』と思わせたのが高寺」と評価した。   ◇  ◇  多くの若手が出場したこの練習試合、誰もがレギュラー獲りを狙っているだろうが、その座も「近いな」と思わせたのが高寺だ。  第1打席、1−2と追い込まれながらしっかりとボールについていって四球を選んだ。これはトップができていて、打つ形、バットを出す形がしっかりしているからこそ、逆に待つこともできる。3打席目のヒットも、追い込まれてからのものだ。  他の選手が簡単な見逃しや、むちゃな大振りをする中で、高寺は打つべき球を打つ、そうでない球は待つことができていた。いい形と、きちっとタイミングを取れていることで四球も取れるしヒットも出る。  第2打席は、逆風を突いての完璧な本塁打。ピッチャーが代わったところでの初球をしっかり打てるということは、確かな準備ができている証しだ。  昨年、ある程度1軍での出場を経験できた。そこで得た課題にオフの間取り組んできたことがうかがえる。前川あたりとの競争になるだろうが、打席での対応できそうな形を言うなら、高寺が一歩リードしているように見える。

  • 解説陣「両方チャンスをもらえる」両打ちの広島ドラ1のメリット

    2026年02月09日 08:00
     2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した坂口智隆氏と斎藤雅樹氏が、広島のドラフト1位ルーキー・平川蓮外野手(仙台大)について言及した。  平川は走攻守三拍子揃ったスイッチヒッターで、背番号も鈴木誠也、小園海斗らが若手時代につけていた『51』を背負う。坂口氏は「スイッチヒッターがすごい大きいと思っていて、若い時はチャンスをもらう時って右対左、左対右というのが多いんですけど、両方チャンスをもらえる。スタートラインが右投げ右打、右投げ左打ちの人とは違うところにいる」と指摘する。  「どんどんアピール。ミスを恐れずにやってくれれば、カープっぽい選手なと思うので、どんどん行って欲しいなと思いますね」と期待を込めた。  斎藤氏は「楽しみですよね。広島はスイッチヒッターに良い選手が僕らの時も、正田さんとかいっぱいいましたから。そういう人たちのように、うまくやってくれるといいですね」と話した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 「最後は日本でとずっと思っていた」 11年ぶりNPB復帰…マエケンが明かす“引き際”の思い

    2026年02月09日 06:50
    「若い頃から『引退試合をしてもらえる選手になりたい』と思っていた」  楽天の金武キャンプで一際注目を集めているのが、11年ぶりに日本球界に復帰した前田健太投手だ。

  • 広島 熱烈カープファンの谷原章介がプライベートで1軍&2軍を電撃訪問 「新井さんの目の色が今年は違う」「愛感じた」

    2026年02月09日 06:00
     「広島春季キャンプ」(8日・日南)  俳優でフジテレビ系の朝の情報番組「サン!シャイン」で司会を務める谷原章介(53)が8日、1軍キャンプが行われている宮崎県日南市の天福球場を訪問し、新井貴浩監督(49)を激励した。2軍が練習を行う東光寺球場にも赴くなど、熱狂的な鯉党ぶりを発揮。2年連続Bクラスからの浮上を目指すチームの変化を察知し、大きな期待を寄せた。  寒さ厳しい日南に爽やかな風が吹いた。グラウンドやブルペンで鯉戦士の動きに目をこらした谷原。新井監督とも会話を重ねた中で感じ取ったのは指揮官の「選手たちに対しての大きな意味での愛」だった。横一線の競争が強調される今キャンプ。一定の距離感を保ちながら、鋭い視線を選手に注ぐ鯉将の機微を敏感に捉えた。  カープキャンプを堪能した谷原は「新井さんの目の色が今年は違うんじゃないかなと思いました」と力を込めた。昨季は5位に終わり「苦しいシーズンが続いている」と一ファンとして悔しい思いを抱える。そんな中、午前の打撃練習が行われているケージ裏で新井監督と2人きりで話し込む姿があった。  そこで語ったのは「愛の話」だという。「愛にもいろんな種類がある。優しさもあれば、あえての厳しさもあったりとか…。今までのファミリーというものより、さらに深まった強い思いをすごく新井さんから感じています」。勝つために選手たちへの接し方を変えた指揮官の覚悟に触れた。  選手たちの姿を生で見れば、期待は高まるばかり。「今年のドラフトの選手たちが結構1軍に帯同しているので頼もしかったですし、去年、結果を残した中村奨成選手もすごく躍動している感じがうれしかったです」と目を輝かせた。さらに「高太一さんと高橋昂也さんの投球を見ることができたのがすごく良かった。昂也さんはすごく良い回転の球を投げていたので、今シーズンのさらなる飛躍に期待したいなと思います」と賛辞が止まらない。  さらに2軍が練習する東光寺球場にも足を運んだ。「2軍で野間さんや末包さんとかも頑張っていたので、とても頼もしく思いつつ、早く1軍に戻ってきてほしいなと。あと秋山さん、やっぱり2000安打いってほしいので、今シーズン(キャンプ)最初から1軍で頑張っているのがうれしかったです」とカープ熱のボルテージは増すばかりだった。  今回の日南訪問はプライベートだという谷原。普段はフジテレビ系の「朝の顔」として、お茶の間に向けて硬軟自在に話題を届けているが、この日ばかりは童心に返った。芸能界屈指の鯉党として、今後もカープに思いを乗せ、応援し続ける。  ◆谷原章介(たにはら・しょうすけ)1972年7月8日、神奈川県出身、A型。183センチの長身と抜群のルックスで、92年から「メンズノンノ」の専属モデルとして活躍した。95年、映画「花より男子」で俳優デビュー。同年のTBS・MBS系「未成年」でドラマに進出。司会やナビゲーターとしても人気。広島ファンで知られ、18年に巨人とのCSファイナルS第1戦で始球式を務めた。

  • 阪神・浜田が“チーム1号”初対外試合で左翼へ豪弾 高寺も弾、左翼争い激化も「謙虚にいきます」

    2026年02月09日 05:01
     「練習試合、日本ハム8−4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)  キラキラと輝く南国の海に、白球が届くのではないか−。それほどすさまじい打球が、左翼芝生席後方のネットに突きささった。阪神の浜田太貴外野手(25)が、今季初の対外試合となった日本ハム戦で豪快な一発。1月29日の先乗り合同自主トレでのフリー打撃、4日のシート打撃に続いてまたも“虎1号”を放った。  打った瞬間だった。四回2死、追い込まれながらも直球を完璧に捉えた。打球は左翼へ先制のソロ。特徴の長打力を存分に発揮したが「(投手に)クイックピッチされて、思ったよりコンパクトに打てたところ」と笑顔はなし。そのコンパクトこそが、現在最大のテーマになっている。  この一振りが出るまで、第1打席から計5回の空振りをしていた。「力んで大振りになった。そこを修正しないと」。1月にソフトバンクなどで活躍した、内川聖一氏からも指摘された「スイングをする際に力んで、上を向いてしまう」という悪い癖が出ていた。シート打撃で一発を放った際も、追い込まれてから、しっかりミートした結果だった。  安定した打撃を継続するため、自らを厳しく分析している。「我慢できていない。自己満足ですね。まだガキというか、大人な野球ができていないです」。コンパクトに振っても捉えることができれば、持ち前のパワーでスタンドに運ぶことができる。  新戦力が打撃でアピールを続ける中、藤川監督は別の視点からレベルアップを求めた。「練習で最後の球際の強さとか、目に見えないようなところをタイガースで学びが出れば、すごく粘り強い選手になっていく」。試合前のシートノック、一塁の守備でミスをする姿をじっと見つめていた。  練習では一塁をメインで守るが、左翼争いにも確実に名乗りを上げている浜田。「レギュラーを取りたい気持ちはあります。(ホームランは)忘れないとですね。すぐ調子に乗っちゃうんで、謙虚にいきます」。新たな虎の大砲は、自身の課題と向き合いながら、新天地で輝きを放つ。

  • 阪神 ドラ1立石は1年目から20発イケる!糸井SAが太鼓判 佐藤輝、森下に「匹敵するバッティング能力」

    2026年02月09日 05:01
     「阪神2軍春季キャンプ」(8日、具志川)  超人とゴールデンルーキーがついに“共演”だ。阪神の糸井嘉男SA(44)=デイリースポーツ評論家=が臨時コーチとして具志川を視察し、ドラフト1位の立石正広内野手(22)=創価大学=と初めて対面した。ルーキーの打撃を間近で見た糸井SAは「1年目から20発は期待できる」と、太鼓判を押した。  メイングラウンドでティー打撃を終えた立石に糸井SAが歩み寄った。約3分間にわたる2人だけの会話。糸井SAは「いやいや、指導なんてしてないです」と首を振ったが、お互いにバットを持ってスイングする場面も見られ、立石の表情には自然と笑みが浮かんでいた。  糸井SAもルーキーの打撃をべた褒めだ。「1年目から2桁本塁打、20発は期待できるようなスイング軌道をしている」と大絶賛。主砲の森下、佐藤輝と比較しても「匹敵するバッティング能力を持ってる。これはお世辞でもなんでもなく」と、賛辞は尽きなかった。平田2軍監督も「期待は感じていると思うよ、立石自身がね」と、超人からの太鼓判がプラスに働くことを願った。  右脚の肉離れで別メニュー調整中の立石はこの日、屋内練習場で負傷後初めてマシン打撃を行った。ノーステップ打法で振り抜いた力強い打球を見ると、本格復帰した姿が待ち遠しい。糸井SAは「肉離れだから、そこはちょっと慎重に」としつつ「本当に楽しみですね」と目を細めていた。

  • 阪神・ディベイニー 初対外試合で収穫と課題 初打席初安打も初失策「慣れていかなければ」

    2026年02月09日 05:01
     「練習試合、日本ハム8−4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)  阪神・新外国人のキャム・ディベイニー内野手(28)=前パイレーツ=が初の対外試合で収穫と課題を得た。

  • 阪神・高寺 浜田に負けじとソロ弾含む2安打 激化左翼争い「続けていければ」

    2026年02月09日 05:01
     「練習試合、日本ハム8−4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)  強い逆風をものともせず名護湾を臨む敵地で白球を放り込んだ。「7番・中堅」で先発出場の阪神・高寺望夢内野手(23)が、ソロ弾を含む2安打で左翼レギュラー争いへアピールした。  同点の五回無死。代わった山本拓の初球直球を捉えた。力強く引っ張ると、右翼芝生席に着弾。「初球からって意識は全打席あります」と積極性が奏功。高めに浮いた甘い球を逃さなかった。六回には2死二塁から左翼へ力強い適時打を放った。  練習の成果だった。前日に行われたシート打撃では2打席に立ち無安打と沈黙。「打てなかったのでいろいろ考えながら踏まえた上で打てたので良かったです」と即修正。反省を怠らないスタイルが結実した。フリー打撃などでも常に頭をフル回転させている。「練習でもホームランを打ちたいですけど、求めすぎないように。我慢して練習していきます」。欲張らないやり方が高寺流だ。  オフは体重も3キロ増量。現在は82キロとパワーを身につけた。「無理なく頑張って増やします」とまだ伸びる余地はある。  左翼を巡る争いは白熱している。四回には現役ドラフトで加入した浜田が本塁打を放っていた。ここで食らいつかないといけない。「継続するのが難しいので。今日だけじゃなく続けていければ良いと思います」。長打も売り込み、レギュラーの座を手中に収めたい。

  • 阪神・木下 150キロ超連発 直球手応えも「カウントが厳しくなったら真っすぐしかないのが課題」

    2026年02月09日 05:01
     「練習試合、日本ハム8−4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)  木下里都投手(25)が自慢の速球で存在感を示した。九回からマウンドに上がり、先頭・今川に対して2球で追い込むと、3球目の直球で空振り三振を奪った。今川は「おー」と驚いた表情を見せていた。  水野には中前打を許したが、吉田、西川を抑えて無失点に。球場表示では最速で155キロを記録するなど、今年初の対外試合で150キロ超えを連発。「この時期に150以上出てたらいいんじゃないですかね」としながらも、「ちょっと力入りすぎてる感じが」とも話した。  直球は抜群だったが、まだ取り組むべきことはある。「カウントが厳しくなったら真っすぐしかないっていうのが今の課題。真っすぐはいいとして、他ですね。そこで投げ切れる球ですね」。藤川監督が求める右のリリーフを争う立場。さらなる進化でつかみにいく。

  • 阪神 WBC組無音も順調 森下「初実戦にしては良かった」佐藤輝は達と対戦「良い機会でした」

    2026年02月09日 05:01
     「練習試合、日本ハム8−4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)  快音とはいかなかったが、WBC日本代表メンバーの阪神・森下と佐藤輝も虎の主軸らしい打撃で敵将をうならせた。  まずは森下だ。三回2死で畔柳の直球を捉えた。ライナー性の打球は右中間を抜けるかと思われたが、万波が好捕。惜しい当たりに「まずまずの内容のアウトになれた。初実戦にしては良かった」と冷静に振り返った。同い年の万波のプレーには「守備がすごく上手だなって思う部分がたくさんある。見習ってやれたら」と苦笑いだった。  佐藤輝は初回2死に達の初球直球を強振。打球は詰まらされ、右飛に倒れたが深くまで運んだ。「いい球を見るのは良いことだと思うので、良い機会でした」と達を絶賛。WBCでも生かすことを誓った。スタメンマスクをかぶった坂本も無安打ながら、久々の実戦出場となった。  新庄監督は「佐藤輝くんに関してはタイミングが遅いかなと思った。慌てた分、差し込まれたかな。森下くんはいいバッティングをしていた。今日の風は難しかったから」と称賛。佐藤輝は「良い準備して宮崎に行きたい」と力を込め、森下も「手応えを感じながらやっていきたい」と気合十分だった。