2024年05月22日 11:00
今季のセリエAを圧倒的な強さで優勝したインテル。 ポルトとの契約が満了になるイラン代表FWメフディ・タレミとの契約が決定的と報じられている。 インテルのエースFWであるラウタロ・マルティネスは彼を高く評価しているようだ。『La Gazzetta dello Sport』でこう話していたそう。 「彼と対戦したことがあるし、試合もたくさん見た。素晴らしいストライカーだし、とてもテクニカルで、様々なプレースタイルを持つ。 チームを前進させる能力があるので、NEWアルナウトヴィッチになれると思う」 タレミはチャンピオンズリーグでインテルと対戦しているが、ラウタロはストライカーとして好印象を抱いていたようだ。 インテルが「0円」で獲得したスター10人 なお、マルコ・アルナウトヴィッチは、かつてNEWイブラヒモヴィッチと呼ばれた長身FW。35歳になった彼は、今季ボローニャからのローンでインテルに加入したが、一定の条件を満たせば、買い取り義務が発生するとされている。
2024年06月04日 01:30
なでしこジャパン(日本女子代表)は3日、国際親善試合でニュージーランド女子代表と対戦した。
2大会連続6度目のオリンピックを目前に控えるなでしこジャパンは、同じくパリオリンピック2024(パリ五輪)に出場するニュージーランド女子代表とのスペイン遠征2連戦に臨んだ。31日に行われた初戦は、田中美南と古賀塔子の得点でなでしこジャパンが勝利。パリ五輪メンバー発表前、最後の試合となった2試合目では、清水梨紗、熊谷紗希、長谷川唯、植木理子などが先発に名を連ねた。
立ち上がりは拮抗した展開が続いたが、22分に試合が動く。サイドチェンジのパスを受けたアリー・グリーンからミリー・クレッグへパスが通ると、日本はドリブルでカットインを許し、ペナルティエリア内まで単独で持ち運ばれてしまう。そして、クレッグに強烈なシュートをゴールに決められ、ニュージーランドが先制する展開となった。
リードを許した日本は、その後もニュージーランドに苦戦を強いられる。前半アディショナルタイムに長野風花のスルーパスから植木がペナルティエリア手前で決定的なシュートを放ったが、惜しくも枠内に飛ばすことはできず、前半はこのまま0−1で折り返した。
ハーフタイムを経て千葉玲海菜、谷川萌々子、浜野まいかを投入した日本は、後半立ち上がりから積極果敢に攻撃を仕掛ける。すると、49分に得点が生まれた。長谷川唯が左サイドから入れたクロスボールはシュートまでつなげることができなかったが、こぼれ球に反応した浜野がダイレクトボレー。シュートはゴール左隅に飛び、ネットに吸い込まれた。
勢いづいた日本は、前線からの守備強度を高めて、さらに攻勢をかける。54分には最終ラインの背後に抜け出した千葉がGKとの1対1となり、ループシュート。しかし、これは枠を捉えることはできず、追加点とはならなかった。
それでも60分にニュージーランドの意表をついて追加点を奪う。中央でファウルをもらってプレーがストップすると、長谷川唯がクイックリスタートで最終ラインの背後へ浮き球のパスを供給。これに浜野が反応してゴールネットを揺らし、日本が逆転に成功した。
リードした日本は、その後も攻撃の手を緩めずにニュージーランドを攻め立てる。65分には右サイドを駆け上がった清水梨紗のクロスから最後は谷川がシュートし、ゴールに迫る。すると、直後の66分に追加点。GKのロングパスを宮澤ひなたがカットすると、すかさず藤野がシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
リードを2点に広げた日本はさらに80分、藤野のシュートが相手に当たってボールが高く上がると、守屋都弥がヘディングでパス。これに反応した千葉がゴールネット揺らし、試合を決定づける4点目を記録した。
試合はこのまま終了。後半に4ゴールを奪った日本が4−1でニュージーランドを下し、パリ五輪メンバー発表前の最後の2連戦で2連勝を飾った。
【スコア】
なでしこジャパン 4−1 ニュージーランド女子代表
【得点者】
0−1 22分 ミリ―・クレッグ(ニュージーランド)
1−1 49分 浜野まいか(なでしこジャパン)
2−1 60分 浜野まいか(なでしこジャパン)
3−1 66分 藤野あおば(なでしこジャパン)
4−1 80分 千葉玲海菜(なでしこジャパン)
【スターティングメンバー】
GK:山下杏也加
DF:清水梨紗、高橋はな、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる
MF:藤野あおば、長谷川唯、長野風花、宮澤ひなた
FW:植木理子
【試合映像】なでしこジャパン vs ニュージーランド女子代表
2024年06月04日 01:16
日本女子代表は現地6月3日、国際親善試合でニュージーランド女子代表とスペインのムルシアで対戦。4−1で快勝した。
22分に先制点を奪われリードを許す展開だったが、後半に試合をひっくり返す。50分、60分に浜野まいかが連続得点し、66分に藤野あおば、80分に千葉玲海菜もネットを揺らした。
【PHOTO】ニュージーランドと2連戦!スペイン遠征に挑む日本女子代表招集メンバー22名を一挙紹介!
なでしこジャパンの貫録の逆転勝ちに、SNS上では以下のような声があがった。
「観てて気持ち良かった」
「結構面白かった」
「後半強かったなぁ」
「急に点取れるようになったな」
「前半なんだったんだ?」
「前半と別のチームになった?」
「修正力えぐいやん」
「まだまだ伸びるチーム」
「谷川は何度見ても素晴らしい」
「中盤の19番めっちゃいい選手」
「選考が難しくなったな」
「メダル期待したいですね!」
今回のスペイン遠征ではニュージーランドとの2連戦が組まれ、5月31日の第1戦は2−0で勝利。そして第2戦も4発快勝し、連勝を達成。今夏のパリ五輪に向け、実りある活動となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月04日 01:00
なでしこジャパンは3日、ニュージーランドとの親善試合2戦目に臨み、先制されたものの後半に4ゴールを奪い4-1の逆転勝利を収めた。
前の対戦から中2日。五輪と同じ日程でのニュージーランドとの再戦で、日本は先発から南萌華、北川ひかる、長野風花、宮澤ひなたを除く7名入れ替えた。
システムは引き続き3-4-2-1を採用し、GKは山下杏也加。DFは右から高橋はな、キャプテンの熊谷紗希、南と並び、ウィングバックは右に清水梨紗、左に北川。
中盤の底に長谷川唯と長野が入り、シャドーは右に藤野あおば、左に宮澤、1トップは植木理子が務めた。
ニュージーランドは前戦の4-2-3-1から4-4-2へ変更。守備面では前の試合で浮きがちだった日本の両ウィングバックへの寄せ方を整理してきた。
これにより日本はスタメン組と呼べる陣容ながら全体の繋がりが悪く、22分、クレッグ・ミリーに個人突破から先制点を許してしまう。
追いかける展開になった日本は、後半から長野、植木、北川に代えて谷川萌々子、浜野まいか、千葉玲海菜を投入。宮澤が左のウィングバックへ移り、左右のシャドーに千葉と浜野、1トップに藤野が入った。
すると49分、左コーナーキックの流れから相手のクリアボールを浜野がダイレクトで叩き込み、日本がさっそく同点に追いつく。
後半の配置にしたことで日本は選手それぞれが特長をより発揮できるようになり、60分、リスタートで相手の隙を突いた長谷川唯のパスから再び浜野がゴールネットを揺らした。
なでしこジャパン、パリ五輪でメダル獲得の鍵を握る「主力選手」5名
逆転に成功した日本は、66分に藤野、80分には千葉のゴールで突き放し、終わってみれば見事な逆転勝利。パリ五輪のメンバー選考前最後の試合を白星で飾っている。
2024年06月04日 00:54
池田太監督が率いる日本女子代表は現地6月3日、国際親善試合でニュージーランド女子代表とスペインのムルシアで対戦した。
2024年06月04日 00:00
今季限りでイタリア・セリエAのラツィオを退団することになった鎌田大地。夏のマーケットではイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスに移籍するのではないかと伝えられている。
クリスタル・パレスはイングランドにおいてこれまでアジア人の選手を多く受け入れてきたクラブの一つだ。今回は(オーストラリアを除いて)そこでプレーした3人の東アジア人選手を取り上げてみよう。
ちなみにオーストラリアはクリスタル・パレスで12名もの選手がプレーしており、他にもアフガニスタン代表のニール・フシンがU-21チームに所属していたことがある。イ・チョンヨン
国籍:韓国
クリスタル・パレス在籍:2015〜2018
韓国代表で長くプレーしたウインガーのイ・チョンヨン。2009年から所属したボルトン・ワンダラーズでは主力として見事な活躍を見せたものの、2011年に足を骨折してからは調子を落としてしまった。
2015年2月にクリスタル・パレスへと移籍したあとは度重なる怪我の影響もあって継続的に出場することができず、2018年には退団。労働許可証の問題もあって再契約できず、2018年にドイツ2部のボーフムへと移籍している。
なお35歳になった現在も蔚山HDで現役を続けており、怪我で逃した時期を取り返すようにプレーしている。孫継海
国籍:中国
クリスタル・パレス在籍:1998〜1999
後にマンチェスター・シティでレギュラーを獲得することになる中国代表の名サイドバック。1998年に大連万達からイングランドへと移籍し、中国人として同国でプレーする初の選手の1人になった。
イングランド2部リーグでは23試合に出場したもののそれほどチームに馴染めなかったと伝えられており、わずか1シーズンで大連へと戻されている。
ただ2002年には再びイングランドへと渡ってマンチェスター・シティに移籍。そこですぐに堅実な守備と豊富な運動量を見せ、ファンに愛される存在になった。范志毅
国籍:中国
クリスタル・パレス在籍:1998〜2001
孫継海とともにクリスタル・パレスへと加入した中国人ディフェンダー。上海申花では若くして素晴らしいセンターバックに成長し、1995年にはストライカーもこなして15ゴールも決めたというユーティリティプレーヤーだった。
鎌田大地の「最強チームメイト」ベスト11が強い!ドイツ代表の英雄も
イングランドでは孫継海よりもすぐに適応し、クリスタル・パレスでレギュラーを獲得。キャプテンも任されるなど活躍し、2001年にスコットランドのダンディーFCへと移籍した。
2002-03シーズンにはカーディフ・シティでもプレーしたことがあるが、その頃には怪我もあってそれほどパフォーマンスが芳しくなく、僅かな期間で退団することに。
2024年06月03日 23:20
チェルシーは3日、エンツォ・マレスカ新監督の就任を発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年間で、1年間の延長オプションも付随している。
2022−23シーズンのプレミアリーグで12位と低迷したチェルシーは、昨年夏にマウリシオ・ポチェッティーノ氏を新監督として招へい。FAカップでベスト4、カラバオカップで準優勝、プレミアリーグを6位で終えてヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得するなど一定の成績を残したものの、来シーズンに向けた話し合いの末に移籍市場における権限などでクラブ上層部と合意に達することができず。先月21日に契約解除が発表された。
新監督に就任したマレスカ氏はイタリア出身の現在44歳。現役時代にユヴェントスやボローニャ、フィオレンティーナ、セビージャなどで活躍し、2017年の引退後に指導者へ転身。アスコリやセビージャ、ウェストハムのアシスタントコーチやパルマの監督を務めた後、2022年夏にマンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任した。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で経験を積むと、昨年夏にはレスターの指揮官に就任。今シーズンはチャンピオンシップで勝ち点「97」を積み上げ、チームを優勝と1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。
新シーズンからチェルシーを率いることとなったマレスカ氏は、新天地のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「世界最大のクラブの一つであるチェルシーに入団することは、すべての指導者にとっての夢だ。だからこそこの機会にとても興奮しているよ。非常に才能のある選手やスタッフのグループと一緒にクラブの成功の伝統を引き継ぎ、ファンが誇りに思えるチームを作ることを非常に楽しみにしているよ」
【画像】チェルシーが新監督就任を発表!
Welcome to Chelsea, Enzo Maresca! 👊#WelcomeEnzo pic.twitter.com/ZKfuXKQdGD— Chelsea FC (@ChelseaFC) June 3, 2024
2024年06月03日 22:57
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に所属するウエスカは3日、MF橋本拳人の退団を発表した。
1993年8月16日生まれで現在30歳の橋本は守備的MFを主戦場とするプレーヤー。FC東京の下部組織出身で2012年にトップチーム昇格を果たすと、中盤の主軸として公式戦通算167試合に出場し、2019年3月には日本代表デビューを飾った。その後は2020年夏にロストフへ加入するも、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に伴う国際サッカー連盟(FIFA)の特例により2022年3月にヴィッセル神戸へレンタル加入。同年夏からウエスカでプレーしていた。
約2シーズンを過ごしたウエスカでは、公式戦通算66試合の出場で2ゴールをマーク。在籍2年目の2023−24シーズンは背番号「10」を着用し、セグンダ・ディビシオンで31試合出場2ゴール、コパ・デル・レイ(国王杯)で2試合出場という成績を残した。
橋本との契約満了に伴い、ウエスカはクラブ公式サイトで次のように発表している。
「クラブは彼がウエスカの選手として在籍した2シーズンにおけるピッチ内外での仲間への愛と努力の規範となったプロフェッショナリズム、献身性、日々の貢献に大いに感謝している。ウエスカは彼の今後のプロジェクトの成功を祈っている」
【画像】ウエスカが橋本拳人の退団を発表
OFICIAL | 𝙆𝙚𝙣𝙩𝙤 𝙃𝙖𝙨𝙝𝙞𝙢𝙤𝙩𝙤 no continuará en la SD Huesca la próxima temporada.
Te deseamos lo mejor en el futuro, @hassi37
¡𝐺𝑟𝑎𝑐𝑖𝑎𝑠 𝑝𝑜𝑟 𝑡𝑜𝑑𝑜, 𝐾𝑒𝑛𝑡𝑜!— SD Huesca (@SDHuesca) June 3, 2024
2024年06月03日 22:30
チェルシーでプレイするイングランド代表MFコール・パルマーはチームメイトのMFロメオ・ラヴィアを絶賛した。
2024年06月03日 22:30
季節はまもなく夏。今年も暑くなりそうだが、それよりも熱い話題がここにある。そう、「Jリーグチームの外国籍選手補強」だ。
おかげさまで9年目を迎えたこの企画。今回もJリーグにやって来そうなオーラを纏った選手達を紹介していきたい。
今夏のトレンドはズバリ「中東リーグ」。大物外国籍選手の加入ばかりが注目されがちな一方、そもそも枠自体が多いため、今夏はコスパの良い優良外国籍選手やベテランのビッグネームが多く市場へ出て来そう。また、以前Jリーグでプレーした外国籍選手、自国リーグが終了した東南アジアのスター選手も狙い目と言える。
ちなみに、前回(2023年 冬)はガブリエル・シャビエルがファジアーノ岡山にやって来た。今回も誰かやって来るだろうか。選びに選び抜いた11名、ぜひご覧ください。ジョシュア・キング
Joshua King
国籍:ノルウェー
ポジション:FW
年齢:32歳
所属:フリー ※前所属 フェネルバフチェSK(TUR)
イングランド・プレミアリーグで長らく活躍したアタッカー。
ガンビア人の父親を持ち、豊かなスピードとタイミングを外したシュートテクニックでゴールを狙う。本職は左ウィングであり、カットインからのシュートも武器だ。
2022-23シーズンに慣れ親しんだイングランドからトルコの名門フェネルバフチェへ移籍。主力として期待されたものの、負傷が相次ぎ期待されたパフォーマンスは見せられず。既に契約満了での退団が決定した。
年齢と負傷癖は気になるところだが、現在はコンディションを取り戻しており、ラストゲームとなった最終節では途中出場ながらゴールを決めている。
移籍金がかからないフリーの身となった今、百戦錬磨のベテランとして獲得に動くJリーグのクラグが出てきそうである。
【Jに来るかも知れない度】★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★パコ・アルカセル
Francisco "Paco" Alcácer García
国籍:スペイン
ポジション:FW
年齢:30歳
所属:エミレーツ・クラブ(UAE) ※シャールジャFC(UAE)からローン移籍中
かつて名門バルセロナやドルトムントでプレーした経歴を持つストライカー。175cmと大柄ではないが、それを補って余りあるゴールセンスを持つ。またプレーエリアも広く、周りを生かすプレーにも定評がある。
2022-23シーズンにビジャレアルからUAE1部リーグのシャールジャFCへ移籍。その後、昨シーズン途中からアンドレス・イニエスタが加入したエミレーツ・クラブへローン移籍した。
エミレーツでは21試合7ゴールの成績を残したものの、監督交代の連続と守備陣の崩壊によりチームは2部リーグへの降格が決定。ローン先のシャールジャもリーグ制覇を逃しており、チームを刷新する可能性も。今後の行方は不透明といえる。
タイプ的にもJリーグとの相性は良いと見ており、今夏はビッグクラブが獲得に動くかもしれない。もしJリーグへやって来れば、多くの若手選手のお手本となりそうなタレントである。
【Jに来るかも知れない度】★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★★グジェゴシュ・クリホヴィアク
Grzegorz Krychowiak
国籍:ポーランド
ポジション:MF
年齢:35歳
所属:アブハ・クラブ(KSA)
フランス、スペイン、ロシアなどの名門クラブで活躍し、ポーランド代表としても多くの大舞台でプレー。186cmのサイズを生かした守備が魅力の中盤の潰し役だ。
2022-23シーズンはサウジアラビアのアル・シャバブ・リヤドでプレーし、今シーズンは同胞のチェスワフ・ミフニェヴィチ監督に誘われアブハ・クラブへ移籍。だがその後ミフニェヴィチは解任され、チームは2部降格の憂き目に遭ってしまった。
34歳となったが、経験に裏打ちされたボール奪取力は未だに錆びつきが見られない。守備とチームの雰囲気を引き締めたいクラブにとってはうってつけの存在であり、今夏のJリーグにおける「ビッグネーム枠」として推したい選手だ。
【Jに来るかも知れない度】★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★★クリスティアン・ゴミス
Christian Gomis
国籍:セネガル
ポジション:MF
年齢:25歳
所属:メゼーケヴェシュド・ジョーリSE(HUN)
広島ユースからトップ昇格内定が発表されたDF木吹翔太よりも高い身長204cmの超大型セントラルMF。その特大のサイズを生かしたボール奪取はもちろん、パリ・サンジェルマンのアカデミーで鍛えられた足元の技術や運ぶドリブルも定評がある。
昨夏に加入したハンガリー1部リーグのメゼーケヴェシュドではCBの主力選手としてプレーしたが、途中から監督の構想から外れ、チームは残念ながら2部へ降格。今夏は新たなクラブへ移籍する可能性が高い。
Jリーグは強度のあるチームが躍進中なだけに、今夏は獲得に動くクラブが出てくるかもしれない。唯一にして最大の課題はカッとなりやすい素行面か。
【Jに来るかも知れない度】★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★ディエゴ・ローサ
Diego Gabriel Silva Rosa
国籍:ブラジル
ポジション:MF
年齢:21歳
所属:ロンメルSK(BEL) ※ECバイーア(BRA)からローン移籍中
かつてブラジルで「宝石」と言われた守備的MF。180cmとサイズがあり、長短のパスや破壊力抜群のミドルシュートが武器。献身的な守備も魅力だ。
U-17ブラジル代表でのプレーを経て、18歳でイングランドの名門マンチェスター・シティへ加入。その後シティ・グループのベルギー2部ロンメルなどでプレーするも芽が出ず、2023年からは同じくグループのECバイーアへ完全移籍。今季は再びロンメルでプレーした。
現時点ではバイーアへの帰還が有力視されているが、レギュラーとしてプレー出来るかは微妙なところ。今夏は多くのクラブが獲得に動きそうだ。日本でも横浜F・マリノスがシティと提携を結んでおり、武者修行先としてピックアップされる可能性は高そう。
横浜FM以外でも中盤の強度と構成力を高めたいクラブがリストアップしているかもしれない。リーグタイトルやアジアの頂を目指すために大きな戦力となることは間違いない。
【Jに来るかも知れない度】★★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★★ラニエウ
Raniel Santana de Vasconcelos
国籍:ブラジル
ポジション:FW
年齢:27歳
所属:フォール・ファカン・クラブ(UAE)
スピード、テクニック、強さを兼ね備えた181cmのストライカー。スペースへの走り込みや相手を背負ってのプレーも得意なマルチタイプだ。
昨シーズンは中国2部リーグの青島西海岸で15ゴールと活躍。その後UAE1部リーグのフォール・ファカン・クラブへ途中加入移籍するも、ここまで公式戦9試合2ゴールと目立った活躍を見せていない。先日UAEメディアにて「怪我をしているわけではないのに、数試合欠場中だ」と報じられており、チームの構想外となった可能性が高い。
実績は申し分なく、得点力不足に悩むチームにとっては何より欲しいゴールゲッター。市場価値的も下がっており、獲得に向け調査しているJリーグのクラブも少なくないだろう。
【Jに来るかも知れない度】★★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★エヴァンドロ・コスタ
Ewandro Felipe de Lima Costa
国籍:ブラジル
ポジション:MF
年齢:28歳
所属:PFKロコモティフ・プロヴディフ(BUL)
東欧のブルガリアリーグで活躍する左利きのアタッカー。
ブラジル人特有のテクニックを生かしたキープ力とドリブルを武器に右サイドに君臨。U-20ブラジル代表歴を持ち、かつてはイタリアのウディネーゼに青田買いされた経歴を持つ。
今シーズンは強豪ロコモティフでリーグ戦31試合6ゴールと活躍。だが今夏に契約満了となるため、新たな活躍の場を求めるとされる。
東欧リーグ出身のブラジル人選手は市場価値のわりに良質な選手が多く、アジアのクラブも徐々に目を付けている印象。Jリーグのクラブも調査している可能性があるだろう。
【Jに来るかも知れない度】★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★タイロン・コンラート
Tyrone Conraad
国籍:スリナム
ポジション:FW
年齢:27歳
所属:梅州客家(CHN)
スリナム代表の本格派ストライカー。
バネのような跳躍力とストライドの長いフォームからの抜け出し、左足でのシュートが武器。生まれ育ったオランダでは芽が出ず、ギリシャとモンテネグロリーグでブレイク。昨シーズン途中から加入した中国スーパーリーグの梅州客家でゴールを重ね、今年晴れてスリナム代表デビューを飾った。
今シーズンは降格争いに巻き込まれたチームにおいて、リーグ戦12試合2ゴールと停滞気味。バブルが弾けたとはいえ、中国のクラブは市場の開く時期に外国籍選手の入れ替えを行う傾向があり、移籍の可能性は十分あるだろう。
巻き返しへ向けた攻撃陣の起爆剤として魅力の選手であることは間違いない。仮にローンでの移籍となった場合はJ2のクラブも手が届きそうだ。
【Jに来るかも知れない度】★★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★グスタボ・サントス
Gustavo Santos Costa
国籍:ブラジル
ポジション:FW
年齢:27歳
所属:SCラインドルフ・アルタッハ(AUT)
重戦車のようなゴリゴリとした突破からゴールを狙うストライカー。
2014年から2017年にかけて名古屋と熊本でプレー。その後はベトナム、ブラジル、ギリシャのクラブを転々とし、2022-23シーズンからオーストリアへ。2部のFCドルンビルンで13試合8ゴールと活躍し、今季から1部のSCRアルタッハへ移籍した。
アルタッハでは1部の高い壁に阻まれ、ここまでリーグ戦と活躍出来ずにいる。契約は2025年までだが、今夏はベトナムを中心とした東南アジアを含む多くのクラブが獲得に動きそう。
一方で慣れ親しんだJリーグへの復帰も十分考えられる。一皮も二皮も剥けた本格派ストライカーの進路はいかに..!𝐁𝐞𝐦 𝐯𝐢𝐧𝐝𝐨 𝐆𝐮𝐬𝐭𝐚𝐯𝐨 🖤
Gustavo Santos - ehemals "Balotelli" - verstärkt die SCRA-Offensive. Der Mittelstürmer unterschreibt in Altach einen Vertrag bis 2025 mit der Option auf eine weitere Spielzeit.
➡ https://t.co/pq5kONx1k2 pic.twitter.com/GlxjR32Dct
— SCR Altach (@SCRAltach) June 28, 2023
【Jに来るかも知れない度】★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★ブエノ
Wellington Daniel Bueno
国籍:ブラジル
ポジション:DF
年齢:28歳
所属:フリー ※前所属:柏レイソル(JPN)
ヘディングやボディコンタクトなど身体能力の高さを生かしたボール奪取を武器とする182cmのCB。
かつて清水、神戸、鹿島、徳島、柏でプレーし、Jリーグクラブのサポーターにはお馴染みの選手だ。
昨シーズンに在籍した柏レイソルでは5月に右膝軟骨損傷で約6ヶ月間離脱し、シーズン終了後に契約満了にて退団。現在までフリーの身にある。
負傷後のコンディションやブランクは気掛かりだが、長い日本生活で培われた順応力は何より魅力。今夏は守備面に課題を抱えるJリーグのクラブが獲得に乗り出しそうだ。#ブエノ 選手との契約につきまして、今季をもって満了となることが決定しました。
「毎試合スタジアムにはたくさんのファン・サポーターが足を運んでくれたこと、そしていい時も悪い時も我々を後押ししてくれたことについて心から感謝をしています」https://t.co/LdyXbfeEo1#柏レイソル #reysol pic.twitter.com/KCaS0MHAyZ
— 柏レイソルOFFICIAL☀ (@REYSOL_Official) December 20, 2023
【Jに来るかも知れない度】★★★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★グエン・クアン・ハイ
Nguyễn Quang Hải
国籍:ベトナム
ポジション:MF
年齢:27歳
所属:コンアン・ハノイFC(VIE)
「ベトナムNo.1」の呼び声高い左利きの攻撃的MF。
小刻みなステップから正確なパスやシュートを繰り出し、曲がって落ちる直接FKも武器。ハノイFCで主力として活躍後、2022年にフランス2部リーグのポーFCへ移籍。ベトナム人史上初のフランスリーグ所属選手となった。その後わずか1年でベトナムへ帰国していた。
インパクト最高!北海道コンサドーレ札幌の「歴代最強外国人選手」5名
クアン・ハイに関しては先日、ベトナムメディアが「Jリーグ入りに動いている」と報じていた。コンアン・ハノイFCとの契約は今季限りで満了するとのことで、今夏はフリーとなる。
「新たな挑戦をするのは遅いのでは?」「グエン・コン・フォン(横浜FC)のように出場機会が減るのでは?」などの指摘もあるが、ベトナムへの市場開拓や提携国枠としての魅力は十分。果たして本当に獲得に動くクラブはあるのだろうか。
【Jに来るかも知れない度】★★★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★
2024年06月03日 22:18
レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、同クラブとの契約延長に近づいているようだ。2日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
現在38歳のモドリッチはディナモ・ザグレブやトッテナムを経て、2012年夏にレアル・マドリードへ完全移籍で加入した。すぐさま中盤の主軸に定着すると、ここまで公式戦通算534試合の出場で39ゴール86アシストを記録し、4度のラ・リーガ優勝や6度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献。2022−23シーズン終了後には一昨年夏に続いてクラブとの契約を1年間延長し、在籍12年目を迎えた。
大ベテランの域に達した現在でも卓越したテクニックと戦術眼は健在。2023−24シーズンはイングランド代表MFジュード・ベリンガム加入の影響もありスタメン起用の機会を減らしたが、最終的には公式戦通算46試合出場2ゴール8アシストという成績を残し、ラ・リーガおよびCL制覇に貢献した。
そんなモドリッチだが、クラブとの現行契約は6月末で満了に。かねてから去就に大きな注目が集まり、退団や現役引退に伴うコーチ就任の可能性が噂されていたが、来たる2024−25シーズンも“白い巨人”の一員としてプレーすることが濃厚となったようだ。『アスレティック』が報じたところによると、同選手とレアル・マドリードは1年間の契約延長で合意に達したとのこと。これまではチーム内で最高クラスの給与を受け取っていたものの、新契約締結に向けた交渉の中で減俸を受け入れたようだ。
共にレアル・マドリードの中盤を支えてきたドイツ代表MFトニ・クロースは今シーズン限りでの現役引退を決断し、現地時間6月1日に行われたドルトムントとのCL決勝がクラブでのラストマッチに。しかし、モドリッチは少なくともあと1シーズンは純白の「10番」のユニフォームを着てプレーすることとなりそうだ。
2024年06月03日 21:40
レアル・マドリードMFトニ・クロースは最後まで完璧だった。
今季限りで現役を退く意向を示したクロースは、レアルでのラストゲームとなる1日のチャンピオンズリーグ決勝・ドルトムント戦に先発。後半にはコーナーキックから得意の右足でDFダニエル・カルバハルのゴールをアシストし、チームの優勝に大きく貢献した。
このゲームでもチーム最多108回のボールタッチを記録し、パス成功率は96.8%。文句のつけようもないパフォーマンスで、クロースは全盛期のままレアルを去ることになる。
クロースは2014年にバイエルンからレアルに移籍しているが、やはりバイエルンがクロースをあっさりと手放してしまったのは大間違いだったと言える。独『Bild』は元ドイツ代表で解説を務めるローター・マテウス氏のコメントを紹介しているが、同氏はクロース売却の決断はバイエルン史上最大の後悔になると語っている。
「バイエルンの観点からすれば、感情的にクロースを手放したことはクラブ史上最大の間違いだったよ。ダビド・アラバの退団(2021年にフリーでレアル・マドリードへ)と同様、クラブの判断は合理的ではなかったね。クロースの売却は今後何年にもわたってクラブのフロントにとっての傷となるだろう」
10年前と現在では移籍市場の動きにも違いはあるものの、バイエルンは当時2500万ユーロでクロースを手放している。レアルでの10年間を振り返れば、移籍金があまりにも安すぎるというものだ。
クロースはレアルでリーグを4回、チャンピオンンズリーグを5回、クラブワールドカップも5回制する大成功を収めており、バイエルン史上最大の失敗と言っても大袈裟ではなさそうだ。
2024年06月03日 21:34
日本女子代表は現地6月3日、国際親善試合でニュージーランド女子代表とスペインのムルシアで対戦する。
2024年06月03日 21:30
6月6日にアウェーでミャンマーと、11日に広島でシリアと北中米ワールドカップ・アジア2次予選を戦う日本代表が3日、千葉県内で初日のトレーニングを実施した。
足に張りがあるDF長友佑都(FC東京)は別メニューとなり、残りの25選手が全体練習に参加。11人対11人の実戦的な練習に時間を割くなど、90分ほど汗を流した。
【PHOTO】ミャンマー&シリアと対戦!W杯アジア二次予選に挑む日本代表メンバー26人を一挙紹介!
注目を集めたのがDF冨安健洋(アーセナル)で、金髪にイメージチェンジをした姿で登場し、報道陣を驚かせた。
日本代表は4日にミャンマーに向けて移動。6日の試合に向けて調整を続ける。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月03日 21:00
1日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはレアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に臨み、0-2で敗れた。
1997年以来の優勝をねらうドルトムントは試合の序盤に主導権を握り、MFカリム・アデイェミやFWニクラス・フュルクルクらが相次いで決定機を迎えた。しかし、得点には至らず前半をスコアレスで折り返すと、態勢を立て直したレアルに対して後半は攻略の糸口がつかめず、逆に74分にコーナーキックからDFダニエル・カルバハルにヘディングシュートを決められて失点。さらに83分にも自陣でのミスからFWヴィニシウスにゴールを決められ、準優勝に終わった。
しかし、アトレティコ・マドリードやパリ・サンジェルマンら強豪を撃破してのファイナル進出が決して偶然ではないことを証明した前半の戦いぶりは見事だったと多くのドイツメディアは好意的に報じている。
この試合を中継したイギリスメディア『TNT Sports』で解説者を務めたジョゼ・モウリーニョ氏もドルトムントに感銘を受けた一人のようだ。試合後にドルトムントのエディン・テルジッチ監督と中継カメラの前で短い会話を交わした同氏は、テルジッチ監督との会話内容を以下のように明かした。
「彼が『とても辛い』と口にしたので、『私との時間が君の助けになることはないだろう。君のキャリアや人生にとってこの敗北は辛いものであるはずだが、君は自分の働きを誇りに思っていい。君は素晴らしい仕事をした』と私は言った」
また、モウリーニョ氏はテルジッチとドルトムントについての感想を問われると、「テルジッチ監督は、ゴールをどうしても決めなければならないというタイプの指揮官ではなかった。これが今日の彼のチームに欠けていた部分。ただし、フィニッシュに至るまでの戦いぶりは素晴らしかった。勇敢で見事だった」と語り、最後の詰めの部分の精度が勝敗を分けたと指摘する一方、ドルトムントの健闘を改めて称賛していた。
2024年06月03日 20:50
Jリーグの公式Xが、鹿島アントラーズのDF安西幸輝と、ルーベンのMF三竿健斗の微笑ましいやり取りを公開した。
6月1日に行なわれたJ1第17節で、鹿島は横浜F・マリノスと国立競技場で対戦し、3−2で接戦を制した。この試合を中継した『DAZN』で、三竿がゲスト解説を担当。試合後には、三竿と共に東京ヴェルディのアカデミーで育った安西がインタビューに対応。鹿島でも共闘した元同僚の前で、次のようにコメントを残した。
「久しぶりに帰ってきて、顔が見れて嬉しかったし、健斗の前で負けたら恥ずかしかった。勝てて良かったです」
【動画】安西幸輝と三竿健斗の微笑ましいやり取り
その言葉を受けて三竿も「最後の最後までスプリントしていましたね。彼の持ち味をしっかり出していたんじゃないかと思います」と称えた。
互いに笑顔で相手の話を聞くなど、2人の仲の良さが垣間見えるシーンだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部