©sports-topics.net 2024
2024年05月10日 09:30
今季限りでパリ・サンジェルマンを退団する可能性が示唆されているフランス代表FWキリアン・エムバペ。 パリ・サンジェルマンとの契約は今季限りとなっており、以前から噂になっていたレアル・マドリーに加入する可能性が高いと伝えられている。 10代でフランス代表をワールドカップ優勝に導いたストライカーは、今季もフランス・リーグアンで圧倒的な力を発揮したものの、クラブの目標であるチャンピオンズリーグ優勝には手が届かなかった。 『Besoccer』によれば、今回そのキリアン・エムバペの去就について話したのはかつてフランス代表の中心的なディフェンダーとして活躍したマルセル・デサイー。 『BeIN Sports』の解説者としてチャンピオンズリーグのコメンテーターを務めていたデサイーは、エムバペについて以下のように語っていたとのこと。 「もしサッカーをビジネスと考えるのであれば、私なら3億5000万ユーロ(およそ584.6億円)をもらってサウジアラビアに行く。そして来年26歳で戻ってきて、ワールドカップ2026に行くよ。 確信できないからだよ。レアル・マドリーがキリアン・エムバペにとって完璧な場所であるのかどうかがね。 レアル・マドリーにはヴィニシウス・ジュニオールがいる。ジュード・ベリンガムがいる。エムバペが求めるようなナンバーワンの立場になれるとは思わないよ」 パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」 キリアン・エムバペはパリ・サンジェルマンでクリストフ・ガルティエ監督の下ワントップで起用された際に不満を述べていたこともあり、ある程度ポジションが限られるタイプでもある。 レアル・マドリーは前線にヴィニシウス、ロドリゴ、ベリンガムなどウインガーやシャドーの人材が多いため、デサイーは「エムバペにとって最適な場所ではないかもしれない」と感じているようだ。
2024年05月20日 23:50
今季のポルトガル1部リーグは日本代表MF守田英正も所属するスポルティングCPが制したが、チームの主役は何と言っても29ゴール10アシストを決めて得点王に輝いたスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュだ。
昨夏にイングランド2部のコヴェントリーから加入したギェケレシュは、昨夏の段階ではそこまで有名な存在ではなかったかもしれない。
それが今季の1年間で25歳のギェケレシュの名は世界のサッカーファンの耳に届いた。イングランド2部でも結果を残していたとはいえ、ポルトガルリーグ1年目から得点王獲得とは誰も予想していなかったシナリオだろう。187cmのサイズを誇るギェケレシュは今やビッグクラブも狙う実力者だ。
得点部分以外の成績も印象的で、ドリブル成功数はリーグ3位の68回、空中戦勝利数もFW部門では7位となる63回を記録している。アシストを10記録していることを含め、ギェケレシュは足下も器用な選手だ。
同じスウェーデン代表にはニューカッスルで活躍する大型FWアレクサンデル・イサクもおり、ギェケレシュとイサクの2枚は今後が楽しみな組み合わせだ。ギェケレシュも近いうちに5大リーグへ参戦するはずで、今季のポルトガルリーグはギェケレシュが完全に支配したと言っていい1年だった。
2024年05月20日 23:15
昨季王者ヴィッセル神戸を抜き、再びJ1の首位に立ったFC町田ゼルビア。
週末に行われた東京ヴェルディとの「東京クラシック」は、前半から相手を圧倒。5得点を奪う大勝となった。
特に大きな仕事を果たした一人が、4大会ぶりのアジア制覇を成し遂げたU-23日本代表から戻ってきたばかりのFW藤尾翔太。
11分に鋭いクロスで先制弾となるオウンゴールを誘発すると、その後2ゴールを奪い、守っては前線からの激しいプレッシャーで相手の攻撃を遮断。ホームでの5-0勝利に大きく貢献した。
「いいタイミングでボールが上がってきて、ボールの質もすごくよかったので決めきれてよかったです」
29分の1点目をそう振り返った藤尾。鈴木準弥のクロスをダイビングヘッドで合わせた場面だったが、ゴールの鍵はその直前の駆け引きにあったようだ。
「準弥くんのボールが上がってくる前のタイミングで駆け引きは終わらせたかったので、1回相手の後ろに入って、先に入りたいスペースを空けておいて、ボールが来るタイミングでうまく入れたという感じでした」
この時はロングスローではなく近くへ投げた場面。藤尾はマークに付いていた林尚輝を高い位置へ誘い出し、その内側に潜り込む見事な動き出しでゴールを陥れている。
60分に生まれた2点目はPKでの得点。ペナルティエリア内で同じU-23日本代表の平河悠がファウルを受けて獲得したチャンスをきっちりものにした。
これがシーズン5得点目。ただ、前節のセレッソ大阪戦はオ・セフンとミッチェル・デュークがゴールを決め、東京V戦では長期負傷明けのエリキが待望の今季初ゴールを決めている。FWのポジション争いは激化の一途だ。
「FWがみんな点を取っていて、チームにとってはすごく良い状態なので、そこに僕も食らいついてポジションを確保できるように…結果を出せばやっぱりチームは勝ちますし、僕も地位が確立できると思うので、一試合一試合大事にしていきたいと思います」
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
パリ五輪のメンバー入りに向けて心身共に充実度を増す23歳のストライカーにも注目の町田は、22日(水)にルヴァンカップ3回戦で鹿島アントラーズ、そして週末の26日(日)には浦和レッズと対戦する。
2024年05月20日 22:50
多くのチームが最終節を残すのみとなったセリエA。今シーズンはインテルがここまで37試合で29勝6分2敗という圧巻の強さでスクデットを獲得した。
そんなセリエAで輝いた新戦力は誰なのか。『FootballTransfers』は「今シーズンのセリエA移籍ベスト5」という見出しで、5人の新戦力にフォーカスしている。
まずは優勝を果たしたインテルからGKヤン・ゾマーが挙げられている。ゾマーは昨夏にバイエルンから加入。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したGKアンドレ・オナナの後任として加入したが、年齢的な面もありこの補強には疑問の声も挙がっていた。しかしここまでリーグ戦34試合に出場する守護神はリーグ最小失点の守備を支えた。同メディアはさらに600万ユーロという破格の値段で獲得できた点も高く評価している。間違いなくインテルにとってはお買い得な移籍であった。
そして2人目も同じくインテルのFWマルクス・テュラムだ。ボルシアMGからフリー移籍で加入した同選手はラウタロ・マルティネスと共にセリエA最強の2トップを形成。リーグ戦34試合で13ゴール13アシストという圧巻の成績を残し、スクデット獲得に大きく貢献した。大一番での勝負強さも見せており、同選手をフリーで獲得できたことはインテルにとって大きな補強となった。
3人目はフロジノーネでプレイするマティアス・スーレだ。ユヴェントスからレンタル移籍をしている21歳の同選手はここまでリーグ戦35試合に出場し11ゴール3アシストをマーク。今シーズン大きく飛躍した選手の1人であり、データサイト『Who Scored.com』によると、216回のドリブルを試み98回の成功を記録。ドリブル数とドリブル成功数はリーグトップの数字となっており、1試合あたりのキーパスの本数も2.3本を記録しリーグトップの成績となっている。
4人目はボローニャのDFリッカルド・カラフィオーリだ。バーゼルより加入した同選手はここまでリーグ戦29試合に出場し5アシストを記録。チアゴ・モッタ監督の下、クラブ史上初のCL出場権獲得に大きく貢献した。ザークツィーやルイス・ファーガソンらが同チームで称賛されている選手ではあるが、カラフィオーリも重要な役割を果たした1人となっており、イタリア代表入りも期待されている。
最後の5人目にはACミランでプレイするFWクリスティアン・プリシッチが名を連ねた。昨夏にチェルシーから加入した同選手はかつての輝きを取り戻しつつある。リーグ戦では35試合に出場し12ゴール7アシストを記録。PKでのゴールなしでここまでの数字を積み重ねており、新天地で復活を遂げるパフォーマンスを見せている。
[速報]#鎌田大地 スーパーゴール!
#セリエA 第37節#インテル vs #ラツィオ
/
鎌田大地の弾丸ミドルシュートが炸裂!
強豪インテルから待望の先制点獲得
\#ABEMAdeDAZN#ABEMA— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 19, 2024
2024年05月20日 22:44
クロアチアサッカー連盟(HNS)は20日、EURO2024に臨む同国代表のメンバー26名、および予備メンバー9名を発表した。
2024年05月20日 21:29
アスレティック・ビルバオは19日、右SBオスカル・デ・マルコスと2025年夏まで契約を延長したことを発表。また、来シーズンはキャプテンに就任することも併せて伝えている。
ワン・クラブ・マンの“王様”イケル・ムニアインと、歴代3位となるラ・リーガ通算出場数を誇るラウール・ガルシアの『サン・マメス』でのラストマッチとなった19日のセビージャ戦後、ピッチ上でオスカル・デ・マルコスがイクリニャがあしらわれた腕章を継承した。今夏に満了を迎える現行契約を1年間延長するとともに、新たなキャプテンが誕生した瞬間だ。
1989年4月14日生まれのデ・マルコスは現在35歳。アラベスのカンテラ出身で、トップチームで1シーズンだけプレーした後の2009年夏にアスレティック・ビルバオに加入した。豊富な運動量と確かな技術、サッカーIQの高さを兼ね揃える同選手はユーティリティプレーとして地位を確立。ここまでクラブ歴代4位となる公式戦通算532試合に出場し38得点60アシストを記録。加えて、一昨夏に3度目の就任となったエルネスト・バルベルデ監督の下で、円熟味は増すばかり。同サイドのイニャキ・ウィリアムズやトップ下のオイアン・サンセトを生かすポジショニングや駆け上がりからのクロスなど、右サイドから攻撃を活性化させている。
コパ・デル・レイ(国王杯)優勝という夢を叶えた在籍15年目のシーズンも終わりが近づく中で、もう1年続けることを決断したデ・マルコス。“ロス・レオネス”のキャプテンとして迎える16年目のシーズンは、ラ・リーガとコパ・デル・レイ、そして、待ちに待った欧州の冒険に出る。
【腕章継承】ムニアインからデ・マルコスへ。
この投稿をInstagramで見る
Athletic Club(@athleticclub)がシェアした投稿
2024年05月20日 21:04
ファジアーノ岡山は20日、同クラブに所属するFWグレイソンの負傷状況を発表した。
グレイソンに関しては、今月3日に行われた2024明治安田J2リーグ第13節モンテディオ山形戦(△2−2)に先発出場しており、51分には豪快なボレーシュートで先制ゴールも挙げていたものの、後半途中に負傷交代。以降の3試合は欠場が続いており、状態が心配されていた。
今回の岡山の発表によると、医療機関にて検査の結果、グレイソンは左ひざ前十字じん帯断裂、および左ひざ外側・内側半月板損傷と診断されたという。5月22日に政田サッカー場で予定されているファンサービスには参加予定であるものの、その後手術とリハビリを母国のブラジルで行うため、一時帰国することが決定した。なお、再来日の時期は現時点では未定で、帰国中は選手登録が抹消される。
全治までの期間は手術後から8カ月程度を要する見込み。回復の進行状況次第で復帰時期は前後するものの、今シーズン中の復帰は難しいかもしれない。
現在27歳のグレイソンは、今年1月にKリーグ2(韓国2部リーグ)の慶南FCより完全移籍で岡山へ加入することが発表された。加入直後から最前線のレギュラーポジションを掴むと、2024明治安田J2リーグ開幕7試合を5勝2分と無敗で駆け抜けた岡山を支え、2・3月度の2024明治安田J2リーグKONAMI月間MVPを受賞。ここまで2024明治安田J2リーグでは13試合の出場で3得点を記録。得点面だけでなく、前線での守備やポストプレーの巧みさが光っていた。
今シーズン、岡山は2024明治安田J2リーグ第16節終了時点で7勝6分3敗の成績を残し、勝ち点「27」を積み上げて現在6位につけている。第12節で清水エスパルスとの上位対決に敗れて以降は未勝利が続いていたものの、19日にホームで行われた第16節ヴァンフォーレ甲府戦(○2−0)で5試合ぶりの白星を獲得。ここから再び自動昇格圏を目指すなか、“攻撃の要”が長期離脱を強いられることが決まった。
【ハイライト動画】岡山の最新試合はこちらからチェック!
2024年05月20日 20:30
清水エスパルスに所属するFW川本梨誉が、ザスパ群馬へ育成型期限付き移籍することが決まった。20日、両クラブが発表している。
両クラブの発表によると、移籍期間は5月20日から2025年1月31日まで。契約により、川本は移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦に出場することはできない。なお、群馬側の発表によると、川本は21日のトレーニングよりチームに合流予定。Jリーグへの選手登録が完了次第、公式戦への出場が可能となる。背番号は「14」に決まった。
川本は2001年6月11日生まれの現在22歳。静岡県出身で、ジュニアユースから“オレンジ戦士”の一員となった。ジュニアユース時代にはJFA 全日本U−15サッカー大会(※当時)、日本クラブユースサッカー選手権、高円宮杯JFA全日本U−15サッカー選手権大会の3冠を達成。その後ユースへ進むと、各年代別の日本代表にも名を連ねた。
ユース在籍時の2019年3月には、2種登録選手としてプロデビューを飾る。翌年に正式にトップチーム昇格を果たしたものの、同シーズンは明治安田J1リーグ6試合の出場で1得点という成績で終了。2021シーズンからの1年半は育成型期限付き移籍したファジアーノ岡山で、2022シーズン途中からの1年半は期限付き移籍したザスパクサツ群馬(※当時)で成長を遂げ、今季より清水へ復帰していた。
今季は清水で出場機会を確保できず、ここまで公式戦のピッチに立ったのは、2024JリーグYBCルヴァンカップの1試合のみ。2024明治安田J2リーグではベンチ入りも果たせず、このタイミングで再び群馬へ“武者修行”に出ることが決まった
育成型期限付き移籍に際し、川本は清水を通して率直な心境を告白。「3年ぶりに覚悟を持って清水に帰って来ましたが、このような形で離れることになりすごく悔しいです。17番のユニフォームを買って下さった方、僕のことを応援してくれたエスパルスサポーターの皆様、家族には本当に申し訳なく思います。もう一度一皮剥けて来ます。本当にありがとうございました」と綴り、悔しさを胸にさらなる飛躍を誓った。
一方、およそ半年ぶりに“復帰”を果たすこととなった群馬を通しては「勝利する為だけに帰ってきました。ザスパ群馬の為に全力を尽くします。呼んでくれたクラブには感謝しかないです。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。
今シーズン、清水は2024明治安田生命J2リーグ第16節終了時点で12勝1分3敗と好成績を残し、勝ち点「37」を積み上げて首位を走っている。一方、群馬は開幕直後から苦しいスタートを強いられ、現在の成績は1勝3分12敗。勝ち点「6」の獲得にとどまり、最下位に沈んでいる。
【ハイライト動画】清水、群馬の最新試合はこちらからチェック!
2024年05月20日 20:07
現地5月19日に開催されたプレミアリーグの最終節で、冨安健洋が所属する2位のアーセナルは15位のエバ―トンとホームで対戦。
2024年05月20日 20:04
ビジャレアルのFWアレクサンダー・セルロートが、ピチーチ賞争いで単独首位に躍り出た。
18日と19日に行われたラ・リーガ第37節の結果を以て、優勝クラブ、欧州各大会出場クラブ、降格クラブの全てが決まった。つまるところ、最終節は、当然1つでも上の順位を目指して戦うはずだが、多くのクラブにとっては消化試合に等しいものとなる。それとは対照的なのが、最後までデッドヒートを繰り広げている“個人賞”の争いだ。1試合あたりの平均失点数が最も少ないGKに贈られる『サモラ賞』は、逃げるウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)と、追うマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)という構造に。スペイン人最多得点者の称号を懸けた『サラ賞』は、負傷により欠場が続いているボルハ・マジョラル(ヘタフェ)に、アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)が並んだ状況。そして、最注目を集める『ピチーチ賞(得点王)』が、今節に大きく動いた。
ビジャレアルの“ヴァイキング”が、白亜の王から衝撃の4ゴールを奪った。本拠地『デ・ラ・セラミカ』にレアル・マドリードを迎え入れたビジャレアルは、前半を1−4のスコアで折り返す苦しい展開に。それでも、48分にアレクサンダー・セルロートがこの日2点目となるゴールを頭で叩き込むと、52分にはスペースに抜け出し、並走した相手DFとうまく入れ替わり、最後は相手GKとの1対1を沈めてハットトリックを達成。さらに56分、ジェラール・モレノのアウトサイドパスに対して、左足インサイドでのシュートでゴールを陥れる。この4ゴールにより、すでにキャリアハイとなっているラ・リーガでの得点数を『23』にまで伸ばすことに。そして最終節を前に、ここまでピチーチ賞争いで首位を堅持してきた21得点のアルテム・ドフビク(ジローナ)を抜いて、同賞初受賞に片手をかけた。
この圧巻の活躍を受けたスペイン紙『マルカ』は、「アレクサンダー・セルロートは日曜日、歴史に名を刻んだ」と賛辞。加えて、レアル・マドリード相手に56分間で4ゴールを決めたことは、「(2012−13シーズンのCL・準決勝1stレグの)ロベルト・レヴァンドフスキに匹敵するもの」としつつ、「北欧のストライカーの23ゴールは、マルカがリーグの最優秀得点者に贈るトロフィーを征服するのに十分だろう」と見解を示した。
2位ドフビクとのゴール差が『2』、3位ジュード・ベリンガムとの差は『4』のセルロート。ビジャレアルは最終節でオサスナと対戦するが、ディエゴ・フォルラン氏以来となるクラブ史上2人目のピチーチ賞受賞者になるのだろうか。
【圧巻】1試合4ゴールのセルロート
/
間違いなくこの日の主役!
マドリー相手に衝撃の4ゴール🔥
\
ビジャレアルのスルロットが王者マドリー相手に圧巻の4ゴール‼
今季23ゴールで最終節を前に
得点ランク単独トップに浮上した🔥
🇪🇸ラ・リーガ第37節
🆚ビジャレアル×レアル・マドリード
📱#DAZN 見逃し配信 pic.twitter.com/qsVuRVPCzY— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 20, 2024
2024年05月20日 20:01
正式監督は、まだ決まらない。
先のアジアカップ後、韓国代表はユルゲン・クリンスマン監督が更迭となり、後任探しが始まった。3月の北中米ワールドカップ・アジア2次予選は、U-23韓国代表のファン・ソンホン監督が暫定で指揮。5月中には新監督の就任を目ざしていたが、何人かの候補者たちとの交渉をまとめられなかった。
6月にはW杯予選が再開されるが、大韓サッカー協会(KFA)は5月20日、今回も臨時体制で臨むことを発表。暫定で指揮を執るのは、かつて仁川ユナイテッドや蔚山HDで監督を歴任したキム・ドフンだ。
韓国メディア『ニュース1』によると、KFAは「代表チーム監督選定の交渉は続いているが、6月のAマッチまで決まらない可能性がある」と説明。「本日(20日)午前、強化委員会を開き、この問題を議論。 その結果、6月の2試合を担当する臨時指揮官にキム・ドフン監督を任命することになった」と明らかにした。
同日にキム・ドフン暫定監督は、KFAのインタビューに対応。「初めは不安だった」と認めつつ、「たくさん悩みましたが、韓国サッカーのために少しでも役に立てるよう、受け入れた」という。
【PHOTO】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
「時間は短いが、選手たちの長所をグラウンドで発揮できるように、与えられた環境のなかで最善を尽くす」
現役時代にはJリーグの神戸にも所属経験のある53歳は、臨時という形でも代表チームを率いるだけに、今後の“正式就任”も推測されるが、本人は「2試合についてのみ決まったことだ」と線を引いた。
27日には代表メンバーを発表する予定。韓国は6月6日にアウェーでシンガポールと、同11日にホームで中国と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 20:00
マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはリヴァプールを退任するユルゲン・クロップ監督にメッセージを送った。
ブンデスリーガでも鎬を削り合った2人は長年プレミアリーグでライバル関係として数々の名勝負を繰り広げてきた。近年のプレミアリーグを語る上では、この2人の関係は欠かせない。最終節のウルブズ戦で見事2-0の勝利を飾ったリヴァプール。試合後にはセレモニーで盛大にクロップは送り出されたが、プレミアリーグ4連覇を決めた後、ペップは感極まる様子を見せながら、ライバルであるクロップについてこう話している。
「彼がいなくなると寂しくなるだろう。ユルゲンは私の人生にとって本当に重要な存在だ。彼は私を監督として新たなレベルに引き上げてくれた。私たちはお互いに信じられないほど尊敬し合っていると思う。彼は戻ってくるような気がする。彼の言葉には本当に感謝している。しかし彼は私の背後にこのクラブが私に提供し、与えてくれる多くのものがあることをよく知っている」(英『Daily Mail』より)
クロップは最終節を前に4連覇がかかっているペップについて「世界で最高の監督」と語っており、続けて、「あのクラブに他の監督を据えたとしても、4回連続でリーグ優勝することはない。それは彼と彼のチームによるものだ」と話しており、ライバルのペップが率いるチームを絶賛していた。
今シーズン限りでクロップが退任してしまうため、この2人のライバル関係も一度幕を閉じる。再びリーグやチームが変わった状態であい見えることもあるかもしれないが、この2人がプレミアリーグで繰り広げてきた激闘は色褪せることなく語り継がれていくだろう。
/
リヴァプール
You'll never walk alone
\
プレミアリーグ第38節#リヴァプール#ウルブス
感謝と応援が全て詰まった#クロップ監督 へ送る最後の大熱唱!#LIVWOL #SPOTVNOW でライブ配信#プレミアリーグ2024・25シーズンもSPOTVNOW! pic.twitter.com/y7SXwjCVYs— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) May 19, 2024
2024年05月20日 20:00
日本サッカー協会は20日、フランスのアヴィニョンで開催されるSUD Ladies Cup 2024に臨むU-20日本女子代表メンバー21名を発表した。
2024年05月20日 19:57
FC東京は20日、同クラブのU−18に所属するGK後藤亘の来季トップチーム昇格が内定したことを発表した。
後藤は2006年5月8日生まれの現在18歳。中学年代でFC東京U−15深川に加入し、“青赤”の選手としての第一歩を踏み出した。FC東京U−18に昇格すると、高校2年生だった2023年には、正守護神として第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)準優勝に貢献。各年代別の日本代表にも名を連ねており、昨季に続いて今季も2種登録選手として認定されている。
来季のトップチーム昇格が内定したことを受けて、後藤はFC東京を通してコメントを発表。次のように喜びの声を届けるとともに、来季に向けた意気込みを綴った。
「2025シーズンからトップチームに昇格することになりました後藤亘です。小さい頃からの夢であるプロサッカー選手のキャリアを、ここまで育てていただいたFC東京というクラブでスタートできることをとても嬉しく思います。家族やこれまで携わってきてくださった指導者の方々、学校の先生に感謝し、チームのJ1リーグ優勝に貢献します。応援よろしくお願いします!」
今シーズン、FC東京は2024明治安田J1リーグ第15節を終えた段階で6勝5分4敗を記録。勝ち点「23」を積み上げ、暫定8位につけている。
【ハイライト動画】FC東京の最新試合はこちらからチェック!
2024年05月20日 19:36
現地5月19日に開催されたリーグ・アンの最終節で、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスがホームでレンヌと対戦。2ー1で勝利を収めた。
崩しの切り札である伊東は、この試合でも切れ味鋭いプレーを連発。なかでも圧巻だったのが76分の高速ドリブルだ。
自陣の中央でボールを受けると、相手3人を引き連れて右サイドを一気に駆け上がり、フリーの味方を見つけてマイナスのクロス。チャンスを構築してみせた。
【動画】伊東純也のキレキレ高速ロングドリブル
このプレーにファンからは「超速かった」「伊東らしさ全開」「あれだけゴリゴリにドリブルしていくのにちゃんと視野が広いの本当に凄い」「素晴らしい個人技見れていい日になりそう」「一人であの局面から打開してしまう」「すごい!いっきに目が覚めたー」「クロスほんとさすがだわ。よく見えてる」といった声が上がった。
リーグ・アン2年目の今シーズンも、武器であるドリブルが抑え込まれるシーンは少なかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 19:33
5月19日、湘南ベルマーレはJ1第15節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、2−1で勝利した。
3−5−2の布陣でスタートした湘南は、熟年のビルドアップと個々の高い技術が売りの新潟に対し、前半から後手に回る。2トップのプレスは、相手の4−2−3−1のCB2枚とGKの3人に剥がされ、簡単にボランチにボールを経由されて自陣への侵入を許し、30分に先制点を献上。直後の35分にルキアンのゴールで追いついたが、前半は内容面で圧倒されたと言えるだろう。
ハーフタイムに修正を施し、後半の立ち上がりは前線からの連動した守備でボールを奪ってチャンスにつなげる。60分には平岡大陽のシュートのこぼれ球をルキアンが詰めて、試合をひっくり返す。
だが、時間が進むにつれて徐々にプレスが効かなくなり、再び押し込まれる時間に。終盤は常に自陣ゴール前でのプレーを余儀なくされた。
69分までプレーした平岡は、難しい展開のなかで粘り強く戦った結果の白星を、こう振り返る。
「相手に持たれたなかで、チームとして我慢強く戦えた。前半は前からの守備が連動せず、僕らサイドボランチ(インサイドハーフ)も低い位置取りになってしまい、自陣に侵入されてしまいました。
ただ、後半は2トップからプレスをかけて、僕らも高い位置でプレーする意識でやったら、ある程度は良い守備ができた。新潟はボール回しが上手いので、今日みたいな展開になりがちですけど、後半に修正できたのは収穫かなと」
【動画】平岡のシュートのこぼれ球をルキアンが決める!
チームとしては、苦しみながらも勝利し、手応えを得られた一戦だったはずだ。平岡も自らのシュートが決勝点につながり、一定の成果を示したと言えるだろう。ただ、本人は「個人的としては全然ダメだった」と語る。
「強度も出ていなかったし、3連戦の最後で疲労もあり(第13節のサガン鳥栖戦〜第15節の新潟戦の3試合は中3日で開催)、いつものプレーを表現できない自分の不甲斐なさを痛感した。ピッチに立つ以上、日程を言い訳にはできない。反省の多いゲームになりました。ただ、幸いにも今日はチームに助けられて勝てた。結果として、勝ちながら反省できる、一番良い形にはなりました」
この3連戦ではいずれの試合でも先発した平岡。厳しい自己評価の背景には、自らに課すハードルの高さと、左サイドでコンビを組む、同じ2002年生まれのDFの存在がある。
「今年に入って、アベレージを高くするのを意識しています。去年よりも自分に求めるレベルが上がっているなかで、自分が求めているもの、監督に求められるものを毎試合発揮して、満足してゲームを終えられるようになりたいです。
あとは最近、畑(大雅)さんが良すぎるんで(笑)。僕も負けじと、彼を活かし、行かされる関係を毎試合できるようにならないといけません」
第10節の北海道コンサドーレ札幌戦でプロ初ゴールを決めて以降、左サイドで攻守におけるキーマンとなっている畑の存在が、平岡の基準を引き上げているのだろう。
パリ五輪世代のふたりが切磋琢磨し、それぞれのさらなる成長につながれば理想的だ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)