2024年05月09日 13:00
現在、マンチェスター・ユナイテッドからヘタフェへレンタル移籍中のFWメイソン・グリーンウッドは今夏の去就が注目されている。 英『The Athletic』は以前、ヘタフェが再レンタル獲得に向けて交渉を開始したと報じたが、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長はスペイン『Radio Marca』のインタビューにて、「先週のニュースではマンチェスターは良いオファーがあれば売りたいということだった。なぜなら、彼はそこ(マンチェスター・ユナイテッド)に戻るつもりはないからだ」と答えた。 ヘタフェとしては完全移籍で獲得するのは金銭的に厳しいという考え方であるようで、もう1シーズンのレンタルの延長を交渉している。しかし、ユナイテッドとしてはできるなら今夏に売却をしたいという考えのようだ。そんななか、英『THE Sun』はグリーンウッドの新天地候補となるクラブとして5つ紹介している。 まずはラ・リーガから、バルセロナとアトレティコ・マドリードだ。以前から獲得に興味を示しているとされている2クラブであり、同メディアはユナイテッドの幹部はバルサのスポーツディレクターであるデコ氏とすでに話し合っていると伝えている。一方でアトレティコは獲得に興味を持っているものの、グリーンウッド獲得にかかる移籍金を気にしているようだ。 またセリエAにもグリーンウッドの新天地候補があるようだ。まずはバルサ、アトレティコ同様に以前から噂が浮上していたユヴェントスだ。同選手は今夏の獲得希望リストの上位にいるようであり、またユナイテッドはユヴェントスDFグレイソン・ブレマー獲得のため、グリーンウッドを含めた契約を準備する可能性があると、伊『La Gazzetta dello Sport』は以前に報じていた。一方のラツィオはグリーンウッドがヘタフェへレンタル移籍する前に興味を示していたクラブだ。獲得間近との報道もあったが、最終的には実現せず。しかし今夏にも再び獲得に動く可能性があると、英メディアは伝えている。 そして最後の1つはサウジアラビアのアル・ナスルだ。ここ数回は移籍市場が開く度にヨーロッパからビッグネームを引き抜いているサウジアラビアのクラブだが、グリーンウッドも狙われている選手の1人だ。しかし同メディアはグリーンウッドはCLでのプレイを熱望しており、この移籍が実現する可能性は低いだろうと、主張している。 また英『The Telegraph』によると、ユナイテッドは同選手の価格として4000万ポンドから4500万ポンド(約78億円から87億円)を新たに設定したようであり、プレミアリーグの複数クラブも契約の可能性を調査し始めたようだ。 ユナイテッドはあくまで納得できるオファーがきた場合の売却を検討しているようであり、ヘタフェに再レンタルされる可能性も十分に考えられる。今季10ゴール6アシストを記録し、輝きを取り戻した才能は今夏に争奪戦となるのか。
2024年05月20日 10:48
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、来シーズンも続投することを強調した。
プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、マンチェスター・シティはウェストハムと対戦。2分にフィル・フォーデンが先制点を奪うと、18分にもフォーデンが追加点をマーク。42分に1点を返されたものの、59分にロドリが追加点を挙げ、3−1で勝利を収めた。この結果、マンチェスター・シティはイングランドのトップリーグ史上初めて4連覇を達成したチームになった。
また、就任8シーズン目ながら、6度のプレミア制覇を達成したグアルディオラ監督は、データサイト『OPTA』によると、サー・アレックス・ファーガソン氏(13回)、ジョージ・ラムジー氏(6回)、ボブ・ペイズリー氏(6回)に続いて、イングランドのトップリーグで6度の優勝を果たした史上4人目の指揮官になったという。
最終的には2位アーセナルとは勝ち点「2」差で前人未到の4連覇を達成した試合後、グアルディオラ監督はイギリスメディア『BBC』で「若い監督、偉大な才能のある彼らから今後数年間は気をつけなければならないというメッセージが送られている」と最終節までのもつれた優勝争いを振り返りつつ、次のように喜びを口にした。
「それでも、今日は祝う日だ。今後7年間にプレミアリーグで6回優勝するだろうと言われたら、正気の沙汰ではないと言うだろう。そんなことは起こらない。でも、それが起きた。今は私たちの時代だ。私たちはその一部なんだ」
なお、現行契約は2025年6月30日までとなっているグアルディオラ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「現実的には残留よりも退団に近づいている。8年目で、9年目になる。今の私の気持ちは来シーズンも残りたいということだ。クラブと話をするし、来シーズンについて話す時間はある」と契約通りに来季も続投する意思を示した。
さらに、試合後の記者会見でも「(3冠を達成した)昨シーズンもそのような気持ちを感じた。私たちはイスタンブールにいて、『もう終わった。ここで何をするんだ? 何も残っていない』などと言っていた」と達成感を感じていたことを明かしたグアルディオラ監督だが、「でも、契約はある。私はここにいて、まだいくつかの瞬間を楽しむことができている。時々疲れているけど、そのうちいくつかを愛してもいる」と語りながら、次のように続けた。
「そして、数日経ったら、私たちは違う選手たちといい試合をし始め、勝利するようになり、どうして誰も4連覇をできなかったのかを考えるようになる。それに挑戦してみようではないかとね。今は終わったと感じている。次はなんだろうね? わからないけど、FAカップがあることはわかっている」
「私は知らなかったけど、プレミアリーグとFAカップの両方を2年連続で優勝したチームは過去にないとゲーリー・リネカーが教えてくれた。ライバル(マンチェスター・ユナイテッド)との対戦だから、選手たちには2、3日を楽しんでもらって、その後の2、3日で決勝に向けて準備をしていきたい」
「現時点で来シーズンのモチベーションが何になるかはわからない。すべてが終わった時はそれを見つけることが難しいこともある。それでも、私自身も含め、選手たちがそこにいて、今日勝つとなぜ考えないんだろうかと思うだろう。やるべきことを最大限にやるべきではないのかと考えるようになることもわかっている。そして、私たちがそれをやるつもりであることも知っている」
【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsウェストハム
2024年05月20日 10:14
[J1第15節]FC東京 1−1 横浜/5月19日/味の素スタジアム
5月19日に開催されたJ1第15節で、横浜F・マリノスはFC東京と敵地で対戦し、1−1で引き分けた。
序盤からボールを保持した横浜は、25分にナム・テヒのゴールで先制に成功。試合を優勢に進めていたなか、32分に思いも寄らないアクシデントが起こった。
渡辺皓太が最終ラインに戻した浮き球のパスが少しずれ、CBの上島拓巳と渡邊泰基の間に落ちる。その時、FC東京の松木玖生がボールを拾うべく、猛スピードで追いかけてきたこともあるだろうが、先に触ろうとした上島と渡邊が味方同士で競り合い、衝突してしまったのだ。
ファン・サポーターも心配そうに見つめるなか、頭部を裂傷した上島はベンチで治療し、ピッチに戻った。しかし、その場から動けなかった渡邊はタンカーに乗せられてロッカールームに運ばれ、山根陸と交代となった。
【動画】ナム・テヒの先制弾
試合後、上島がその時の状況を説明した。
「ちょうど僕と渡邊選手の間にボールが落ちて、本当に微妙なところで(競り合うまでの)時間もなくて、お互いが譲り合って失点に繋がってしまうのだけは避けたかった。たぶん渡邊選手もそういう気持ちだったから、お互いボールを触りにいく決断をしたと思う」
また、渡邊への想いも明かした。
「悲しいアクシデントというか、僕は傷程度で済みましたけど、渡邊選手はかなり酷い感じだったので、彼のためにも自分がピッチに立って、やらないといけないって思いました」
横浜は55分に同点に追いつかれ、試合はドローに終わったなか、上島は空中戦では頭部の傷を感じさせないヘディングで何度もボールを跳ね返し、対人守備でも強さを発揮。気持ちの入ったプレーを見せていた。
一方の渡邊は脳震盪とのことだが、大事に至らないことを祈るばかりだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 10:00
今季のプレミアリーグで8位に終わったマンチェスター・ユナイテッド。
批判を浴びているひとりが、ブラジル代表カゼミロだ。レアル・マドリーから加入した昨季は高く評価されていたが、今季は評価を下げた。その状況が考慮され、コパ・アメリカのブラジル代表メンバーからも落選している。
ただ、本人は思うところがあるようで、『Sky Sports』のインタビューでこう話していた。
「全体的な分析でない場合はつらい。シーズン序盤はファンが選ぶ月間MVPにも選ばれた。
その直後に怪我をした、大きな怪我をね。復帰後にも怪我が再発した。いまはセンターバックでプレーしている。大変さ。より広い分析、もっと十分な分析をしよう。
怪我人だ。今季は監督が25人の選手を起用できる時期が一度もなかったと思う。自分だけでなく、選手や監督、クラブにとってとてもチャレンジングなことだ。
ただ、批判はサッカーの一部。自分は常に落ち着いている、特に批判されるときはね。建設的な批判ならいつでも歓迎さ。サッカー界では10年ハイレベルなプレーをしていても、ちょっとレベルが落ちれば、批判される。
でも、見下されていると感じた瞬間から、それが正しいことだとは思わない。その時こそ、その人たちに対する尊敬の念を失う時だ。
昨季終盤のチームはいいプレーをしていたし、ポジティブなコメントも多かった。で、一体何が起きたんだ。昨季の自分はプレミアリーグで最高の補強のひとりとされていたのに、今や何の価値もないのか?
この批判は無礼だ。だから、リスペクトが欠けていると、心配になるし、自分もリスペクトする必要はない。
とはいえ、サッカー界には常に批判がある。特にこれほど長くプレーしていれば、人々は批判したがる。だが、リスペクトを欠いた瞬間から、自分もリスペクトはしなくなる」
1年で評価は急落したが、正当な分析ではないと感じているようだ。
なぜか「突然活躍できなくなったプレミアリーグのスター」10名
ユナイテッドは25日に行われるシティとのFAカップ決勝で今季を終える。
2024年05月20日 09:58
AZの菅原由勢が、圧巻のパフォーマンスを見せた。
2024年05月20日 09:34
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に高評価が与えられている。
プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、アーセナルはエヴァートンと対戦。40分に先制点を許したものの、43分にマルティン・ウーデゴーアの折り返しを冨安が右足で流し込み、同点弾に追いつくと、89分にはカイ・ハフェルツが勝ち越しゴールを奪い、2−1で逆転勝利を収めた。それでも、首位マンチェスター・シティも勝利したため、アーセナルは2位に終わり、20年ぶりのリーグ制覇とはならなかった。
左サイドバックで先発出場を果たした冨安は途中からセンターバックでもプレーするなど、今季2ゴール目となる同点弾も挙げてフル出場で勝利に貢献を果たした。試合後、選手採点を発表したイギリスメディア『フットボール・ロンドン』は冨安にチーム最高評価となる「8」点をつけた。
寸評では「予想外にもアーセナルで最も驚異的な攻撃陣の一人だった。ゴールを決めたけど、もっと得点できたかもしれない。最後には左サイドバックで穴埋めをするなど、多才さを改めて見せた」と賛辞を送っている。
また、イギリス紙『イブニング・スタンダード』でも冨安にはチーム最高タイとなる「8」点がつけられ、「アーセナルにとって最初のチャンスのヘディングはワイドに外れてしまったが、左サイドバックからの積極的な攻撃で冷静にゴールを奪った。最後の30分間は中央へと移動した」と評価されている。
【ハイライト動画】アーセナルvsエヴァートン
2024年05月20日 08:57
黒田剛体制下でのFC町田ゼルビアの代名詞のひとつと言えるのがロングスローだろう。とはいえ、それ一辺倒というわけではない。
最近の試合ではロングスローと見せかけつつ、ショートやクイックを有効活用して相手に守備の的を絞らせないようにしている。
実際、町田は東京V戦である意味変幻自在のセットプレーから2ゴールを決めている。このセットプレーについて、黒田監督は次のようにコメントした。
「ロングスロー対策を相手が講じるなかで、どこに隙があるのかを研究しています。(前線の)ターゲットに対してどんなマークをしているのか。あるいはゾーンなのか。または、ショートへのマーキングがあるのか。それがあることでどこが空くのか。そこも分析しながらやっています。
ロング、ロングという噂というか、そういう我々の手法を意識すればするほど、ショートやクイックをやることで相手が引っ掛かるケースも出てきます。今後もバリエーションを駆使しながらやっていくことが効果的だと考えています」
綿密な分析の下で構築されている町田のセットプレー。相手からすれば、それは恐怖でしかないのではないか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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2024年05月20日 08:52
23-24イングランド・プレミアリーグは19日、第38節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3‐1でウェストハム(West Ham)を下し、イングランドのトップリーグでは史上初となる4連覇を果たした。
シティはフィル・フォーデン(Phil Foden)が開始79秒弾を決めるなど序盤に2ゴールを挙げ、期待に満ちたエティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で勝利への足場を築いた。
その後モハメド・クドゥス(Mohammed Kudus)のオーバーヘッドシュートで点差を詰められたものの、59分にロドリゴ(Rodrigo Hernandez Cascante)が追加点を決め、タイトル獲得を決定づけた。
一方、2003‐04シーズン以来優勝から遠ざかっているアーセナル(Arsenal)は2‐1でエバートン(Everton)に逆転勝利したものの、シティの勝ち点に2及ばず2季連続の2位に終わった。
シティは今季後半戦に壮絶な追い上げを見せ、昨年12月のアストン・ビラ(Aston Villa)戦での黒星以降は19勝4分けとしていた。
リバプール(Liverpool FC)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が達成した3連覇を塗り替える偉業を果たしたシティは、過去7シーズンで6度の優勝を果たしている。
その他今季最終節では、ルートン・タウン(Luton Town)が2‐4でフラム(Fulham)に敗れて2部降格が決定。来季はバーンリーFC(Burnley FC)、シェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)とともにチャンピオンシップリーグを戦うことになる。
トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はシェフィールド・ユナイテッドを3‐0で退けて5位を確定させ、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-2)出場権を獲得。2‐1でボーンマス(AFC Bournemouth)に勝利したチェルシー(Chelsea)は、6位に入った。
一方、7位ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)が4‐2でブレントフォード(Brentford FC)に勝利したことで、マンチェスター・ユナイテッドは1990‐91シーズン以降では最低の8位に終わった。
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に2‐0で勝利したユナイテッドは、来週行われるシティとのFAカップ(FA Cup 2023-24)で、悲惨なシーズンながらもタイトルを獲得するチャンスを手にしている。しかしながら仮に敗れた場合、来季は欧州大会出場を逃すことになる。
リバプールは2‐0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を下し、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の最終戦を白星で飾った。
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2024年05月20日 08:49
ホームの東京ヴェルディ戦、4-0で迎えた90+3分に歓喜を呼び込んだのは、FC町田ゼルビアのエリキ。
2024年05月20日 08:42
現地5月19日に開催されたプレミアリーグの最終節で、冨安健洋を擁する2位のアーセナルが15位のエバ―トンとホームで対戦。2−1で勝利を収めた。
首位のマンチェスター・シティがウェストハムを下したため、20年ぶりの優勝は果たせなかったものの、クラブ記録となる28勝目を挙げている。
この最終戦で鮮烈なゴールを叩き込んだのが、左SBで先発した冨安だ。40分に先制されて迎えた44分、右サイドからマーティン・ウーデゴーが送り込んだグラウンダーのクロスに合わせ、右足で鋭いダイレクトシュート。2選手の股を抜いて、同点ゴールを奪った。
【動画】冨安の鮮やかな同点ゴール! 右足で正確なダイレクトシュート
この圧巻の一撃に、ファンからは次のような声が上がった。
「カッコ良すぎるよあんた」
「えぐすぎるってぇぇぇ!」
「冨安の今シーズンを思うとこのゴールを涙なしに見られない」
「フィニッシュうますぎ」
「ワンタッチシュートうま」
「シュートがエグッ」
「胸が熱くなりました。本当にありがとう」
「キックフォームが美しすぎる」
「半端ないって」
チームは優勝に手が届かなかった。それでも日本代表DFが残したインパクトは絶大だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 08:00
ブンデスリーガ無敗優勝を達成したレヴァークーゼンは、指揮官シャビ・アロンソの手腕に加え、昨夏の補強が次々とヒットしたことも大きかった。それもビッグネームにこだわった補強ではなく、2部リーグや5大リーグ以外のリーグにもきっちりと目を配っていたのが印象的だ。
キャリアが大きく変わった選手の1人に、昨夏サウサンプトンから2300万ユーロで加入した24歳のFWネイサン・テラが挙げられる。
テラはサウサンプトン時代にプレミアリーグの戦いも経験しているが、プレミアでは1ゴールしか決めたことがなかった。主な活躍の舞台はイングランド2部で、昨季はレンタル移籍していたバーンリーにて2部リーグ17ゴール5アシストを記録。チームの1部昇格に貢献した。
この活躍に目をつけたレヴァークーゼンが獲得に動き、テラはレヴァークーゼンで右のウイングバックや1.5列目の位置で躍動。途中出場も多かったが、初のブンデスリーガで5ゴール4アシストを記録した。
英『TalkSport』もテラがイングランド2部からブンデスリーガ無敗優勝へジャンプアップしたキャリアに驚いているが、レヴァークーゼンのディレクターを務めるシモン・ロルフェス氏もテラの補強が成功だったと振り返る。
「テラは8月の移籍市場で遅れて加入し、適応するのに時間が必要だった。彼は自分自身の成長、そしてチームにエネルギーを与えることに常に野心的だった。彼は徐々に出場時間を増やしていて、それは彼にとってもチームにとっても成功例だ」
攻撃的なウイングバックにもなれるテラはレヴァークーゼンのスタイルに合っており、こうした新戦力の目利きもレヴァークーゼンの無敗優勝に欠かせぬものだった。
2024年05月20日 08:00
ガンバ大阪は5月19日、J1第15節で川崎フロンターレとホームで対戦。26分に先制されたが、28分に中谷進之介のゴールで追いつくと、70分に福岡将太、81分には倉田秋が得点し、3−1で勝利した。
試合後、クラブの公式XがGK東口順昭と、かつてG大阪でプレーした川崎のMF家長昭博が、笑顔で収まる2ショットを公開した。
【画像】東口順昭&家長昭博、86年組のスマイル2ショット
ともにG大阪のジュニアユース出身で1986年生まれの2人の仲睦まじい様子に、SNS上では以下のような声が上がった。
「いい顔してる」
「最高のツーショットです」
「素晴らしい。86年組」
「胸熱」
「家長、いつでも帰ってきてええんやで...」
「うわー、激アツ」
「2人にはまだまだ頑張ってほしいです!」
「家長イケメンすぎる」
「アキさんのこんないたずらっ子みたいな笑顔は同級生だからこそだろうなぁ」
「東口!そのまま持って帰れw」
“同級生の再会”が注目を集めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 07:44
地元メディアも絶賛している。
2024年05月20日 07:35
今年で57歳になったカズこと三浦知良。19日に行われたポルトガル2部最終戦オリヴェイレンセ対レイショエス戦に途中出場した。
およそ1000人のファンが集まったホームラストゲームの後半14分からピッチに立ったのだ。
現地紙『zerozero』では、「オリヴェイレンセ監督は最後の30分でレジェンドである三浦カズを投入した(これまでの出場はわずか7分)」と伝えていた。
海外挑戦したけど…ぶっちゃけもう日本に帰ってきてほしい日本人7名
オリヴェイレンセは1-3で敗れたが、18チーム中15位で2部残留が決まっている。
今季のカズはリーグ戦5試合、カップ戦1試合の計6試合に出場。なお、チームメイトである18歳の永田滉太朗は最終戦で初めて先発起用された。
2024年05月20日 07:15
佐野航大と小川航基が所属するオランダ1部のNECナイメーヘン。
19日に行われたエールディビジ最終節のアルメレ・シティ戦に4-1で勝利した。
佐野は前半32分に同点ゴール、小川は後半18分に3点目のゴールを決めて、白星に貢献している。
NEC公式は「素晴らしいシーズンをスタイリッシュに締めくくる。佐野ら決して大柄とはいえない2人の選手のヘディングシュートで前半のうちに逆転。後半、NECで最も活躍したのは小川。2人目の娘の父親になったばかりの日本人ストライカーはシュートするのに適切な場所にいた」などと讃えていた。
NECは勝点53の6位でフィニッシュ。勝点はクラブ史上最多タイ記録、68得点もクラブ記録となり、5位になった2002-03シーズン以来の躍進となった。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
この後は6〜9位チームによるUEFAカンファレンスリーグ出場をかけたプレーオフに臨む。
2024年05月20日 07:10
今季限りでリヴァプールを離れる指揮官ユルゲン・クロップに感謝しているのは、現所属選手だけではない。リヴァプールで結果を残せなかった選手の中にも、クロップへの感謝を示す者はいる。
その1人がFCポルトでプレイするMFマルコ・グルイッチだ。
グルイッチは2016年にセルビアの名門レッドスター・ベオグラードからリヴァプールへ移籍したが、リヴァプールでは16試合しか出場できなかった。レンタル移籍を繰り返した後、2022年に現在所属するポルトへと完全移籍している。
リヴァプールでのキャリアは決して成功とは言えないものだが、グルイッチはクロップから学んだものは大きかったと語る。
「リヴァプールのようなメガクラブに行くのは少し早すぎたかもしれない。ただ、ユルゲンからは多くのことを学んだ。最も難しかったのはハイプレスかな。それはチーム最大の武器となったけど、機能するまでにはトレーニングで非常に多くの時間が費やされていた」
「ユルゲンはとても良い指揮官だし、ナイスガイでもあった。彼はジョークでみんなを笑わせてくれて、いつもみんなのために時間を割いてくれる。それが食堂で働くスタッフであろうとね」(『Liverpool Echo』より)。
クロップは2015年の10月にリヴァプールの指揮官に就任しており、2016年の冬に獲得したグルイッチは補強第1号だった。期待には応えられなかったかもしれないが、現在28歳を迎えているグルイッチにとっては貴重な時間だったようだ。