2024年05月09日 12:00
今シーズン限りでドルトムントを退団するドイツ代表MFマルコ・ロイスは、メジャーリーグ・サッカー(MLS)への移籍を検討しているようだ。8日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。 現在34歳のロイスはドルトムントのアカデミー出身で、2012年夏にボルシアMGから古巣へ復帰。以降はドルトムント一筋でプレーしており、度重なる負傷に悩まされながらも、ここまでクラブ歴代4位の公式戦426試合に出場し169ゴール130アシストを記録している。現行契約が6月末で満了となることから去就に注目が集まっていたが、今月に入り契約満了に伴う退団が決定。今シーズンが慣れ親しんだクラブで戦う“ラストイヤー”となる。 新天地に注目が集まるロイスだが、MLS行きの可能性が浮上しているとのこと。この度『アスレティック』が報じたところによれば、アメリカ中西部のミズーリ州に拠点を置くセントルイス・シティがフリーエージェントでの獲得に向け、選手側と話し合いを行なったようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ロイスがドルトムント退団後にセントルイス・シティへ加入する可能性があると伝えている。 なお、セントルイス・シティとの交渉は初期段階と見られており、ロイスは依然として複数の選択肢を検討中とのこと。現時点ではMLSの他に、トルコやサウジアラビアに新天地を求める可能性もあるようだ。 セントルイス・シティは昨シーズンのMLSウェスタン・カンファレンスを勝ち点「56」の首位で終え、今シーズンは14チーム中9位に位置。かつてドルトムントに7年間所属し、ロイスとも共闘した元スイス代表GKロマン・ビュルキも2022年夏から所属している。
2024年05月20日 13:14
今シーズン限りでリヴァプールを退任するユルゲン・クロップ監督が、別れのメッセージを送った。19日、クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、リヴァプールはウルヴァーハンプトンと対戦。34分にアレクシス・マック・アリスターのヘディング弾で先制すると、40分にはジャレル・クアンサーが追加点を挙げ、2−0で勝利を収めた。なお、遠藤航はフル出場を果たしている。
2015年10月からリヴァプールを率いてきたクロップ監督は、2018−19シーズンにはチームを14年ぶり6度目のCL制覇に導いたほか、翌2019−20シーズンにはプレミアリーグで30年ぶりの優勝を成し遂げるなど、これまで合計8つのタイトルを獲得してきた。そんななか、今年1月に突如今シーズン限りで退任することを発表し、約9年間続いた長期政権の幕を迎えることとなった。
本拠地『アンフィールド』での今季最終戦を終えた試合後、クロップ監督はサポーターらに向けてスピーチを実施。「完全に驚いている。正直言うと、もうボロボロになっているかと思ったけど、そうではなかった。とても嬉しいけど、信じられないね」と語り始めながら、これまでの感謝を口にした。
「皆のこと、雰囲気、試合、この家族の一員であること、この日をどのように祝ったのかをとても嬉しく思っている。本当に信じられないことで、本当にありがとう。終わりという感じではなく、ただ始まりのように感じる。なぜなら、今日のチームは才能に満ち、若さに満ち、創造性に満ち、欲望に満ち、貪欲さに満ちたプレーをしているのを見たからだ。それは成長の一部であり、明らかに必要なものでもある」
「しかし、明らかに数週間前から注目されすぎていて、とても心地よくはなかった。それでも、今回はたくさんのことに気づくことができた。人々は私に懐疑的な者から信者に変えたと言った。それは真実ではない。信じるということは積極的な行動であり、自分たち自身で行う必要がある。私はただそうしなければならないと言った。それができたことが大きな違いだ」
「今では信じることをやめろという人はいない。それはこのクラブがこれまで以上にいい時期にあるからだろうか? もしかしたら、最高かもしれないけど、それはケニー(・ダルグリッシュ)に聞かなければならないね! だから久しぶりという風に言わせてもらおう」
「私たちには素晴らしいスタジアムと、素晴らしいトレーニングセンターがあり、世界のサッカー界でも大きな力を持つあなたたちもいる。心配なのか、楽しみなのか決めるのは私たちだ。信じるか信じないかを決めるのも私たちだ。そして、今日から私は皆さんの一人であり、皆さんを信じ続けていく。100パーセント信じ続けるよ」
「私は今からあなたたちの一人で、心からあなたたちを愛している。私のジャンパーには『愛情をありがとう』、『I will never walk alone again(一人ではもう歩かない)』と書かれている。本当にありがとう! あなたたちは世界で最高の人々だ。ありがとう!」
【ハイライト動画】リヴァプールvsウルヴァーハンプトン
2024年05月20日 13:01
23-24イタリア・セリエAは19日、第37節の試合が行われ、王者インテル(Inter Milan)は1-1でラツィオ(SS Lazio)と引き分けた。ホームで行われた試合後には優勝セレモニーが行われた。
試合はラツィオが32分に鎌田大地(Daichi Kamada)のゴールで先制したが、インテルはダンゼル・ダムフリーズ(Denzel Dumfries)が終盤にヘディングゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。
同日には6位ASローマ(AS Roma)がジェノア(Genoa CFC)に1-0で勝利したため、ラツィオは7位で変わらず、ローマとの勝ち点差は3となった。
サッスオーロ(US Sassuolo)は0-2でカリアリ(Cagliari Calcio)に敗れ、降格が決まった。
同日にウディネーゼ(Udinese)が後半アディショナルタイム14分の得点でエンポリ(Empoli)と1-1で引き分け、さらにフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)も1-0でACモンツァ(AC Monza)に勝利したことで、1試合を残して来季は12シーズンぶりに2部で戦うことが確定した。
残留圏につけるウディネーゼと降格圏の18位エンポリは勝ち点1差で最終節を迎える。
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2024年05月20日 12:35
19日に行われたプレミアリーグ最終節。
遠藤航が所属するリヴァプールはウォルヴァーハンプトンに2-0で勝利し、今季で退任するユルゲン・クロップ監督のラストゲームを白星で飾った。
クロップ監督は試合後にアンフィールドでお別れのスピーチを行い、フィルヒル・ファンダイクやトレント=アレクサンダー・アーノルドらは思わず感極まっていた。
そのクロップ監督はInstagramのアカウントを開設したばかり。試合後には「試合から3時間後、全てのインタビューと最後の会見を終えた…まだここにいてくれる人達を見れてすごく嬉しいよ!」として、アンフィールドのリヴァプールファンとの写真を投稿していた。
また、ストーリーに投稿したこんな写真も話題になっている。
「この景色が恋しくなるだろうね」として投稿したのは、記者会見場で自ら撮影したジャーナリストたちの写真!
日本人も!クロップら世界の名将に愛された愛弟子たち
ファンたちも「クロップvsメディアの対決も恋しくなる」などと反応していた。
2024年05月20日 12:29
アルネ・スロット新体制での未来は明るくないかもしれない。
2024年05月20日 12:25
レヴァークーゼンが歴史的な無敗優勝を成し遂げた今季のブンデスリーガ。
伊藤洋輝らが所属するシュトゥットガルトも王者バイエルンを上回る2位でフィニッシュする大躍進を見せた。
『Bild』によれば、15年ぶりのCL出場を掴み取ったシュトゥットガルトの選手や関係者は市内でどんちゃん騒ぎのパーティーを開催したそう。
そのなかで「伊藤と原口元気、チョン・ウヨンのアジア勢は最初にパーティーを後にした」とのこと。彼らが帰った時刻は22時19分だったというが、朝5時半まで踊っていた選手もいたとか。
伊藤と原口、チョン・ウヨン、そして、チェイス・アンリは肩を組んだ4ショットをSNSに投稿していたが、パーティーの前後の様子だったのだろうか。
日本代表だらけ!これが現アジア最強ベストイレブンだ
なお、シュトゥットガルトは2008-09シーズンのブンデスリーガで3位になると、予選プレーオフを勝ち抜いて翌シーズンのCL本戦に出場。グループステージを2位で突破したが、決勝トーナメント1回戦でバルセロナに敗れている。
2024年05月20日 12:19
[J1第15節]G大阪 3−1 川崎/5月19日/パナソニック スタジアム 吹田
重いアウェーでの連敗となった。
前節の14節に敵地で2−5と完敗を喫していた川崎は、悔しさをぶつけるかのように、大阪での前半は、相手を敵陣に押し込みCFのバフェティンビ・ゴミスのキープ力を活かして波状攻撃を仕掛けた。
26分に右SBの瀬川祐輔が挙げたゴールはまさに、川崎らしさが凝縮されていた。これでもかとボールをつなぎ、相手エリア内左で家長昭博が挙げた優しいクロスを飛び込んだ瀬川が頭で決めた形は、G大阪の宇佐美貴史からも称賛されたほどだ。
「家長くんの落ち着き、あのひらめき、間合い、ワンステップであれだけ質の高い(ボールで)、しっかり入って来られる。フロンターレの強さ、魅力が詰まったゴールだったと思います。(G大阪は)ペナの中にほとんど全員帰っていたなかで、やられているので、相手を褒めるしかない」
もっとも例年通りオフに主力が抜け、経験値を積み上げ切れていないチームは、またも拙い試合運びを見せてしまう。
先制直後の28分にはセットプレーから失点を喫し、後半は前線からのプレッシングやボールを回す際のポジショニングを微修正した相手に対応し切れずに70分にまたセットプレーから被弾。そして焦りが生まれた81分にはもはやデジャブに映る中盤のパス回しのミスから試合を決められる3点目を奪われて力尽きた。
今季は混戦で首位との差が想像以上に離れていなかったことをポジティブに捉えてきたが、この連敗で首位の町田との差は「16」。目指し続ける覇権奪回へかなり苦しい状況になっている。
しかも4月末から5月にかけて行なわれる連戦を巻き返しのチャンスと捉え、鬼木達監督は強くチームに働きかけてきていた。川崎を何度も上昇気流に残せてきたその勝負師の勘は、9節からの5戦負けなし(2勝3分)で表現されたように映ったが、ここにきての連敗だ。シーズン当初の連敗とは意味が異なる。
「ひとつでも上を狙っていくのであれば連敗はしていけないですし、そういう話をして選手を送り出しています。ただ、現実としてそこ(連敗)は受け止めなければいけないと思います。自分たちの力を信じていますが、アウェーの難しいなかで信じ切れたのかどうか。前節もそうですが、自分たち次第で変えられるゲームだったと思うので、その気持ちの強さが必要になると思います。
もちろん順位的なところで強気になれないところもあるかもしれませんが、どのチームでも必ず順位というのはついてくるものなので、そこを一喜一憂せずにやれるかどうかというところ。本当にこの状況を脱してやろうという強い気持ちが自分自身も含めて必要です。そういう働きかけは今後もしていきたいと思います」
指揮官にG大阪戦後に想いを訊けば、こう返ってくる。
【動画】川崎の“らしい”先制ゴール
「勝ちたい」との想いをチーム誰もが持っていると強調するのはキャプテンの脇坂泰斗だ。「今後何が必要か?」と問えば、「うーん...」としばし間をあけながら、口を開いた。
「全員が勝ちたいと思っているし、誰ひとりその想いが欠けている選手は、今日のメンバーも、今日来ていないメンバーもそんな選手はいない。それを一人ひとりが思っているものをひとつにしていくのは、練習だったり、そういうところで合わせていくだとか、一人ひとりが自分が勝たせるという想いをかけ算にしていくことでチームは強くなっていくと思います。
それはただがむしゃらに走るのもそうですけど、球際だったり、ハードワークだったりっていうのは前提で欠かしてはいけないところですが、そこでどう勝つのかというところ。どう戦うかというところは、今日なんかは、前半に示せた部分はありますし、それをもっともっと突き詰めてと言いますか、それだけじゃ勝てないと今日感じましたし、得点のところで相手を苦しめていく作業が必要。相手を押し込んでいるだけじゃ相手に巻き返されてしまう。点差があってこその押し込みだと思うので、そこはやっていきたいです」
また試合後に誰よりも悔しさを表わしていた、今季オランダから加入したファンウェルメスケルケン際はその理由を「個人として出た試合は1年間負けていなかったので、それが(前節の鳥栖戦で)途切れて2連敗したこと、まずチームとして2連敗すること自体避けなくてはいけなかったですが、それを起こしてしまった。町田の昌子(源)さんは、負けに対するアレルギーという言い方を使っていましたが、そういった負けることに対して自分はもちろん好きじゃないので、そういった部分が出てしまったのかなと思います」と説明。
そして「勝つための逆算をしていくことが大事」としたうえで、こう続けた。
「負けたくない、イコール、勝つためにどうするか。頭でっかちと言いますか、表現が難しいのですが、気持ちだけ前に出ても勝てないので、熱い気持ちのなかでどれだけクールに相手の嫌なことをできるか。そしてそのなかで自分たちの良さを出していけるかが重要だと思います。
なんと言えば良いか...引き締め方がすごく大事だなと思っていて、それが一週間の組み立てにも関わってきます。どれだけ自分たちが相手の情報を仕入れてやって、それに対してクールにかつエナジーをためて試合に臨めるか」
一方で家長昭博は「チームとしてというよりも、90分間のなかで人それぞれの波もある。試合運びも含めて単純に力不足。甘さ、隙という言葉ではなくて、実力がないということだと思う」と古巣・G大阪との一戦を振り返る。
まずは勝つための想いをどう表現し、相手を見ながら実行していくのか。脇坂の言葉通り、誰もが必死に戦っているのは理解できる。しかし、若い選手も多く発展途上のチームでもある。勝利へのしたたかさは、大きく欠けていると言えるのだろう。
後方からの丁寧なビルドアップをベースに、魅せて勝つスタイルの追求はクラブの信条だ。しかし、そのプランしか持たなければ格好の標的となってしまう。
鬼木監督の下、ブレることはない。ただ、この2連敗を本当の意味で学びにしなければ、他のチームからさらに離される悲しき現実を味わうことになってしまう。
自分たちのスタイルを貫く一方で、かつての川崎のように相手を見て柔軟に勝利の糸口を探し出せるか。難易度は高いが、各選手が少しずつ意識し、声を掛けあい、想いを熱く体現し、レベルアップしていくしかないように映る。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 12:15
2年連続でプレミアリーグ2位になったアーセナル。
そうしたなか、日本代表DF冨安健洋は、最終節の前にABEMAのインタビューに答えていた。
昨年8月に行われた第2節クリスタル・パレス戦での退場劇についても語っている。
冨安はスローインの際に遅延行為でイエローカードを貰うとその後、相手FWを倒したとして2枚目を提示された。
現地でも物議を醸す判定だったが、冨安本人はこう振り返った。
「(1枚目のプレーは)
このシーンだけじゃなくて、その前からスローインが何度かあって、僕らもスローインはちゃんとデザインしながら練習して時間をかけているので、ただただ(適当に)投げたくないっていう部分はあって。
あと、スタジアムの雰囲気がひとつ大きなところだったと思っていて。(相手のホーム)サポーターがブーイングするので、それが審判へのプレッシャーになって、イエローカードという形になったかなと。色んな要素が組み合わさっていたと思います。
(今季からプレミアリーグは遅延行為に厳しくなったとされたが)
僕だけじゃなく、右サイドバックのベン・ホワイトも同じようなスローインでイエローカードを貰ったこともありますし。でも、これがプレミアが始まって2試合目で、そこから1年…シーズン最後なので今は。
それを考えると、一番最初の頃に比べると(今は)スローインに対して審判も時間をとってくれるなっていう感覚はありますね。僕らだけじゃなく、他のチームもスローインをちゃんとセットプレーのひとつとしてとらえてますし。でも、そのなかで少し時間がかかるっていうのを審判側もちょっと理解し出しているかなっていう、肌感でしかないですけど、そういう感覚がありますね。
(2枚目のイエローカードについては)これがレッドカードだとかイエローカードとかいう部分よりかは、(相手と体を)入れ替わられている時点でDFとして優先順位を守ることができていないので。
(物議を醸す判定だったが)アンラッキーな部分はあったと思いますけど、というより、過去のことだし、気にしてないって感じです(苦笑)」
アーセナルはセットプレー専門のコーチを雇っており、スローインもこだわっているとのこと。
冨安健洋のすごさ!「世界でも稀な三刀流選手」8人
現在では審判もそれを理解しつつあり、遅延行為に対する判定の基準が変わったとも感じているようだ。
2024年05月20日 12:05
40歳にして現役引退を決めたフランクフルト長谷部誠。
2024年05月20日 11:55
日本人女子選手たちもプレーする英女子トップリーグのFA女子スーパーリーグは2023-24シーズンが閉幕した。
長谷川唯が所属するマンチェスター・シティは、優勝したチェルシーと同勝点ながら得失点差により、惜しくも2位に終わった。
ただ、長谷川のプレーは現地で高く評価されている。英紙『Telegraph』は、リーグ年間ベストイレブンを選出しており、長谷川は守備的MFとしてピックアップされた。
「日本の長谷川を見るのは楽しい。難しく狭いスペースでボールを持つ時間がとても長いが、常に他の選手よりも2、3手先のパスを出しているように見える。
とても知的な選手で、シティでとても効果的だった。リーグには優れた守備的MFはたくさんいるが、彼女は断トツでベストであることを証明している」
リーグ最高の守備的MFだと絶賛!
いま地上最強の守備的MF10人
今季の長谷川はリーグ戦全22試合に先発出場。得点はなかったものの、先を読む優れたプレービジョンで欠かせない存在になっていたようだ。
2024年05月20日 11:48
指揮官も賛辞を贈った。
現地5月19日に開催されたセリエAの第37節で、鎌田大地を擁するラツィオは、王者インテルと敵地サン・シーロで対戦。1−1で引き分けている。
この一戦で、度肝を抜く先制点を叩き出したのが鎌田だ。スコアレスで迎えた33分、ペナルティエリアの外から左足を振り抜き、鋭いミドルシュートをネットに突き刺してみせた。
【動画】鎌田がインテル戦で決めた衝撃の左足ミドル弾!
ラツィオの専門メディア『CITTACELESTE』によれば、イゴール・トゥドール監督は試合後、「選手たちのことを嬉しく思う。素晴らしい試合をしてくれた。最初から最後の瞬間まで戦った。(終盤に追いつかれ)我々は後悔しながら家に帰る」とコメント。日本人MFについて、こう述べている。
「カマダは素晴らしいゴールを決めた。彼はこうした試合で多くのことをやってくれた」
マウリツィオ・サッリ前監督の下で燻っていた鎌田を軸に据えたクロアチア人指揮官の手腕も、また見事だったと言えるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 11:45
2022年からアーセナルでプレーしている日本代表DF冨安健洋。
左右の両サイドバックとセンターバックでプレーできるユーティリティ性とソリッドなパフォーマンスはミケル・アルテタ監督からも高く評価されている。
その冨安はABEMAのインタビューでこんな話をしていた。
「間違いなく、アーセナルに来て、アルテタ監督に教わるようになって、サッカー観は変わりました。より細かいところまで考えさせられるなと。こういう考え方があるんだっていうことには驚きはありましたね、最初は。
(サッカー観が変わったところは)もともとはもっと個人的に考えていたというか、個人戦術で打開していく、ボールを奪う、だったんですけど。
アーセナルに来て、アルテタ監督に教わるようになってからは、個人戦術だけじゃなく、11人全体のチーム戦術で勝っていくというところは新たな学びでしたね。
(そうなったのは監督の言葉や指導など)全てですね、ミーティングのなかでもそうですし、グラウンド上での指導もそうですし」
アルテタ監督のもとで、個人戦術だけでなく、チーム戦術で勝利を目指すという新たな考えに触れたようだ。
冨安も惚れるアルテタ監督がアーセナルでブレイクさせた6人
近年のプレミアリーグはジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティとユルゲン・クロップ監督のリヴァプールがしのぎを削ってきた。
グアルディオラ監督は今季限りでクロップ監督がリヴァプールを去ることへの寂しさを口にしつつ、「アルテタが彼の意志を引き継ぎ、我々をさらにレベルアップさせてくれるはずだ」とも述べている。
今後はペップのシティvsアルテタのアーセナルがプレミアリーグの軸になるかもしれない。
2024年05月20日 11:44
マンチェスター・シティ・ウィメンズが、ウェストハムに所属しているなでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗の獲得を狙っているようだ。
2024年05月20日 11:31
[J1第15節]G大阪 3−1 川崎/5月19日/パナソニック スタジアム 吹田
ポヤトス体制2年目のG大阪が波に乗って来た。
12節のC大阪とのダービーを制してから2勝1分、しかもすべて無失点と、安定した成績を挙げてきたG大阪は、15節の川崎戦では4試合ぶりにゴールを奪われるも、3−1で逆転勝ち。さらに勢いに乗りそうな白星を手にしたのである。
4−2−3−1のシステムを敷くなか、ゼロトップのようなポジショニングで攻撃に変化を加え、さらに川崎戦では絶品のプレースキックで2アシストした宇佐美貴史、中盤でチームをコントロールするネタ・ラヴィと鈴木徳真ら、前線で宇佐美と組む坂本一彩、両翼の山下諒也、ウェルトンら、チームを後押しするタレントは多いが、なかでも抜群の存在感を放っている男がいる。今季、名古屋から加入したCB中谷進之介だ。
川崎戦では先制点を奪われた直後の28分には宇佐美の左からのFKに頭でわずかに合わせ同点弾をマーク。それだけでなく本職のディフェンスでも魅せた。
小まめに最終ラインを上げ下げしながら、相手のシュートを身体を投げ出してブロック。ゴールを死守して見せれば、大きなガッツポーズを作って周囲のテンションを引き上げる。
CBで組む福岡将太は川崎戦で勝ち越し弾となるJ1初ゴールを奪ってみせたが、彼を筆頭に、中谷の熱を身体でも心でも受けて、能力を引き出されている選手も多いに違いない。
「チームの士気を、サポーターを盛り上げていけるように」
その行動の裏には強い想いがあり、今やG大阪の新たな活力になっていると言えるだろう。
【動画】G大阪の中谷&福岡のゴール!!
もっとも熱いだけで終わる男でもない。
クリアを攻撃の起点になるように、正確に味方につなごうとする意識は要所で見られ、何度も練習を積み重ねながら導き出された職人技のように、クロスを跳ね返すためのポジショニングや1対1の対応も光る。
チームは直近4試合を3勝1分で戦い、4位に浮上。総失点「11」は町田、神戸とともにリーグ最少だ。その中心にいる中谷は、今後も欠かせない選手として、そしてスタジアムの熱を上げてくれる存在として、観る者を楽しませてくれるはずだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 11:30
19日に行われたセリエA第37節、ラツィオはアウェイでインテルと対戦。1-1のドローに終わった。日本代表MF鎌田大地は72分までプレイした。
鎌田に待望の今シーズン2得点目が生まれた。0-0で迎えた32分、中盤で味方からパスをもらった鎌田は素早く前を向き、ペナルティエリアの外から左足でゴールを狙う。コースを狙った強烈なシュートはゴール左下に決まった。2023年9月3日に行われたナポリ戦以来のゴールは、今季のセリエA王者相手への貴重な先制点となった。
ラツィオは試合終了間際に失点。勝ち点3を積み上げることができなかったが、伊『CITTACELESTE.it』は鎌田を大絶賛。選手採点で「7」と高評価だ。
「あらゆる点で一流。ゴールは並外れたものだった。チームメイトとの連係も、ボールを動かす動きもクオリティが良かった」
また、伊『NOI BIANCOCELESTI』は選手採点で「7.5」をつけ、「後半は守備陣の前でも活躍」と鎌田のディフェンス面での貢献も讃えている。
セリエA王者相手に強烈なインパクトを残した鎌田。ラツィオは25日の最終節、ホームにサッスオーロを迎える。
[速報]#鎌田大地 スーパーゴール!
https://t.co/htoqBLuqD2
#セリエA 第37節#インテル vs #ラツィオ
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鎌田大地の弾丸ミドルシュートが炸裂!
強豪インテルから待望の先制点獲得
\#ABEMAdeDAZN#ABEMA pic.twitter.com/lrEsNzpgD8— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 19, 2024
2024年05月20日 11:30
この夏にアメリカで行われるコパ・アメリカ。
ブラジル代表は選手登録枠が23人から26人に拡大されたことを受けて、3人の追加招集を発表した。
呼ばれたのは、ブレメル(ユヴェントスDF)、エデルソン(アタランタMF)、ペペ(ポルトFW)。
24歳のエデルソンは初招集になる。なお、ペペはブラジル出身のポルトガル代表DFではなく、27歳のアタッカー。
ブラジル代表、史上最高の「イケメン」は誰?10人を選んでみた
また、眼窩底骨折を負ったマンチェスター・シティGKエデルソンに代わって、ラファエウ(サンパウロ)が代替招集されている。