2024年05月08日 08:32
36試合で11本塁打&9盗塁「期待した通り」 ■ドジャース ー マーリンズ(日本時間8日・ロサンゼルス) ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場する。ここまで36試合で11本塁打、9盗塁。シーズン162試合に換算すると48本塁打&39盗塁ペース。デーブ・ロバーツ監督も「期待した通りだ」とここまでの成績を称えた。 前日6日(同7日)の同カードでは「2番・指名打者」で出場し、初回無死一塁の第1打席でバックスクリーンに11号2ラン。今季初の3戦連発でメジャー単独トップに立った。さらに今季2度目の1試合2盗塁もマーク。4年連続2桁盗塁に王手をかけた。 今季はキャンプから走塁強化をテーマに掲げてきた。ロバーツ監督も「彼は『身体の調子がいい』と言っていたから、私は走塁面でもっと積極的になるだろうと自信をもって言える」とさらなる盗塁数増を期待した。 記者からは30本塁打&30盗塁、40本塁打&40盗塁を期待する声も。指揮官は「時間が経てばわかるだろう」と笑顔だった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月20日 02:00
本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日、試合開始午前5時10分)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場する。2戦ぶり14号に期待がかかる。
前日18日(同19日)の同カードでは、今季初めて「1番・指名打者」で出場。4打数無安打に終わり、打率は.3497となり、.3503のブルワーズのコントレラスに抜かされる形となった。
今季デーゲームでは15試合で打率.386、4本塁打9打点、OPS1.172。14号でオリオールズのヘンダーソン外野手に並んで両リーグトップなるか。
対するレッズは最速166キロの剛腕グリーンが先発。今季はここまで2勝2敗、防御率3.46の成績を収めている。大谷とは初対戦だ。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 20:47
阪神の「みんなで六甲おろし」5月を担当するシンガー・ソングライターのasmiが19日、「TORACO DAY」最終日の甲子園球場に登場した。
試合前には球場外周でのミニライブを実施。シート紹介も行うなど「女性ファンへ向けたイベント」を盛り上げた。球場内のグラウンド近くで勝利を目に焼き付けたと言い、「球場の熱気と一緒に私もどんどんボルテージが上がっていって、必死に応援して勝利をつかまれて本当にうれしい気持ちです」と高揚感たっぷりに話した。
試合後の六甲おろしをグラウンドで歌い上げ「阪神ファンの皆さんのお顔も見られる中で一緒に喜びを分かち合えることがこんなにうれしいことなんやなって幸せでした」と笑顔。「しっかり応援していこうと思います。頑張ってください。楽しみにしています」とエールを送った。
5月17から19日の「TORACO DAY」3連戦は大盛況。TORACOシートは1日で即売するなど、3日間合計の女性来場者の比率は過去最高の約55%と最高の締めくくりとなった。
2024年05月19日 19:41
「DeNA2−3中日」(19日、横浜スタジアム)
DeNA・筒香嘉智外野手(32)が、2019年9月19日の広島戦以来1704日ぶりに先発4番に座り、3打数2安打をマークした。
牧が18日の中日戦で右膝裏を痛めた影響で欠場。代役を務めた背番号25は、11日の阪神戦以来6試合ぶりとなる安打に、「日々微調整ですけど、ここのところ本当に貢献できていなかったので。1日でも早くいい状態に戻して、貢献できるように調整していきます」と話した。
三浦監督は、筒香の4番起用について「勝負強さを期待して? もちろん、そうですね」と説明。牧はこの日、出場選手登録は抹消せず、ベンチ入りメンバーに名を連ねながらも欠場したが、試合復帰時期について「明日、明後日以降に状態を見てになります」と話した。
2024年05月19日 19:38
ドジャースは4月から9社の日系企業との契約を発表している
大谷翔平投手が所属するドジャースは、日系企業との契約が相次いでいる。
2024年05月19日 19:27
広島9―3巨人(セ・リーグ=19日)――広島が今季初の同一カード3連勝。
一回に小園の適時打と末包の3ランで逆転し、中盤にも効果的に加点した。巨人は二回以降、3安打と打線が沈黙し、3連敗。
◇
阪神7―2ヤクルト(セ・リーグ=19日)――阪神は二回、梅野、木浪の連続犠飛で追いつき、四回に押し出し四球と近本の適時打で勝ち越した。才木は両リーグトップの5勝目。ヤクルトは石川が踏ん張れず。
◇
中日3―2DeNA(セ・リーグ=19日)――中日が連敗を4で止めた。六回に代打大島の適時打で勝ち越すと、七回は細川の適時打で加点した。5回1失点の柳が2連勝。DeNAは同一カード3連勝ならず。
2024年05月19日 19:12
「広島9−3巨人」(19日、マツダスタジアム)
広島が今季初の同一カード3連勝で2位浮上。貯金も今季最多の3とした。
新井貴浩監督は逆転弾の末包について「スエのホームランすごく大きかったです。彼の長打力は魅力」と絶賛した。登録抹消された九里に関しては「一回しっかりゆっくりして、次に備えてほしい」と説明した。以下、新井監督の主な一問一答。
◇ ◇
−初回からいきなり逆転。
「すぐ取り返せたというのが大きかったですね。スエ(末包)のホームラン、すごく大きかったです」
−末包は猛打賞。
「そろそろ打つ頃かなとこっちも思っていましたし、本人も『そろそろ打ちます』と言ってましたんで」
−中軸以降にも安打。菊池に一発も出た。
「今日出た若手もそうなんですけど、ベテラン、中堅もしっかりと頑張ってくれましたし。カープらしい全員野球で、いい試合だったと思います」
−アドゥワは二回以降立ち直った。
「立ち上がりちょっと入り方が難しかったと思うんですけど、あとは粘りで打たせて取る彼らしいピッチングだったと思います」
−リリーフも見事なリレー。森浦は3者連続三振。
「昨日もそうでしたけど、今日もカッコ良かったですね!本当に素晴らしいピッチングでした」
−全員野球で巨人に3連勝。次は首位・阪神。
「週末マツダでのゲームでなかなかいい試合を届けられてなかったので、きのうも今日も超満員のファンの方の前でいい試合を見せることができて、すごくうれしく思います。また明日しっかり休んでいい準備をして明後日の試合に臨んでいきたいと思います」
−苦戦が続いた高橋礼から4点。
「そうね、そこは初回先制されたすぐ後ということだったので。すごくいい攻撃だったと思いますし、そこは打撃コーチとスコアラーがちゃんと対策を練ってくれて、それを選手がプレーしてくれたという、いい攻撃だったと思いますよ」
−末包の一発。あの一発があるとないとでは展開も違う。
「大きいよね。ホームランというのは一振りで流れ、空気を変えられるので。またね、3点先制された直後だったので、それはね、本当に大きかったと思います」
−一発が少ない打線の中で改めて彼の役割は。
「やっぱり期待するのは長打なんですけど、あまり長打、長打と思って力まなくていいので。相手も間違ったら一発いかれるというね。相手が嫌だと思うのでね。彼の長打というのは魅力ですよね」
−坂倉も2試合続けて良い形。
「普通でしょ(笑)。元々ね、昨日も今日もこれぐらいは打てる選手なのでね。昨日はきっかけにしてほしいと言ったんかな?本人もちょっと手応え感じているんじゃないですか」
−九里が抹消となった。
「そこはね、こっちの自分の戦略的な考えもあるし。彼もなかなか勝ちが付かず心身ともに疲労がすごく大きかったと思うので1回しっかりゆっくりして、次に備えてほしいというのと、先々のローテーションとかの考え。いろいろ変えていこうかなと。また、ファームでしっかり頑張っている投手もいるので。いろいろ考えて抹消しました。先々のことを考えて」
2024年05月19日 18:55
「阪神7−2ヤクルト」(19日、甲子園球場)
途中交代したヤクルトの丸山和は、試合後にチームメートと一緒にチームバスへ乗車。高津監督は「上半身の打撲」と途中交代の理由を説明した。
二回だ。1死三塁から木浪が放った右翼後方への打球を全力で背走しながらジャンピングキャッチ。そのまま強い衝撃でフェンスに激突した。その後のプレーは続行したが、三回裏の守備からベンチへ退き、代わって浜田が出場した。
現在はリードオフマン・塩見が左膝の前十字靭帯損傷と半月板損傷で離脱中。今季は絶望的の中で、代わって丸山和がリードオフマンを任されている。
試合後の高津監督は「上半身打撲ですね。フェンスにぶつかった時に。明日お休みなので様子を見るということです」と説明。現時点で今後の抹消などは決まっていないといい、様子を見ていくことになりそうだ。
2024年05月19日 18:49
「DeNA2−3中日」(19日、横浜スタジアム)
DeNA・大和内野手が、八回に代打で出場し、通算1500試合出場を達成した。
2024年05月19日 18:43
阪神7―2ヤクルト(セ・リーグ=19日)――阪神の近本が勝負強さを発揮した。
四回、3連打と押し出し四球で勝ち越した場面で打席に立ち、直球を引っ張って右前への適時打とした。「いい形で打線がつながっていたし、初球から積極的に打ちにいった」。この一打で、新人から23年連続勝利を狙ったヤクルトの先発石川をマウンドから引きずり下ろした。
2024年05月19日 18:42
「ウエスタン、中日2−2阪神」(19日、蒲郡球場)
阪神は2点ビハインドの九回に追いつき、中日に引き分けた。
2点を追う九回1死一、三塁。佐藤輝は仲地のスライダーを捉え、右前適時打を放った。これで2試合連続の適時打。それまでの3打席は仲地に見逃し三振、空振り三振、二ゴロ併殺打とやられていただけに、最後はやり返した。
ただ、三回2死の守備では悪送球もあった。左打者の樋口がバットの先端に当てた打球が三塁へ飛んだ。三塁・佐藤輝の前でバウンドし、不規則な回転ながら体で必死に止めた。しかし、その後の送球が本塁方向へ大きくそれて、セーフ。18日にも好守と紙一重の悪送球があって、2試合連続で失策が記録された。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
−最後は粘って追いついた。
「追いついたところより、これだけの接戦で本当に集中しなきゃいけない中で、いろんなことが起こった。油断とか隙というところでの失点なんでね。そこら辺がまだまだ甘いなというね。最後の何とか追いつこう、追い越そうという姿勢は出てた。そこは評価できるけどね。その前にやるべきことがまだできてないというか、足りないよね」
−佐藤輝は適時打も打ったが、守備ではミスもあった。
「打つ方に関しては、昨日と同じだよね。やっぱりランナーがいる時の集中力はいいものを持っている。ランナーがいない時にもっとだよね。もちろんランナーがいる時により集中してほしいんだけど、やっぱり凡打の内容も非常に大事になってくる。そこら辺が上がってくると、底辺の部分が上がるから力もついてくると思うしね。ただ、やっぱり中心を打ってランナーを返すというところはいいものが出てるんでね。それは続けていってほしいよね」
−守備は前へ落とした後に焦りがあった。
「いやいや、もっと焦ってほしいんだよね。弾いた後にもっと早く。ゆっくりになってしまうか、スローで焦ってしまう。前に落とすのは仕方ないんだよね。止めにいってるから。その後だよね。後は技術的なことを言うと、いかに近くに落とせるかというね。それが弾きすぎてしまってるから。そこら辺は1軍、ファーム関係なく、ゲームの中では起こることなんで。その後、どうするか。それは輝だけじゃなくて、他の選手にも言えることなんで。集中してやってんだろうけど、見ていて何とかできたかなというね。そう思うんでね。そこら辺は反省点かな」
−西純は6回1安打無失点の好投。
「全く問題ないというか、純矢らしいピッチングができている。特に最近はフォークのキレがいいんで、三振も取れる。今日は安心して見てられるようなピッチングだったね」
2024年05月19日 18:33
「オリックス3−2楽天」(19日、京セラドーム大阪)
延長十回に中前へサヨナラ打を放ったオリックス・宗が、女子中学生のインタビューにたじたじになった。移籍後初勝利を挙げた井口とともにお立ち台へ。九回無死二塁で送りバントを決められず、空振り三振に倒れた後の打席だっただけに、いきなり「九回裏、悔しい場面もあったと思います。そこで(十回に)サヨナラを決めました。いまのお気持ちは?」と内角を突く質問に一瞬絶句した。
「九回。言われちゃいましたが、やっちゃったなと思いながら。次、井口さんがピッチャーになって、鈴木大地さんのいい当たりをしっかりアウトにできたので、まだ流れは切れていないと思って死ぬ気でいきました」と答えると、サヨナラ打の感触は「えげつない打球だったかなと思う」と自画自賛。その後「いま一番、会いたい人は誰ですか?」と聞かれると、ちょっと恥ずかしそうに「…ママっすかね」。場内に拍手が起こると「フフフ」と照れ笑いした。
この質疑応答にはSNSもほっこり。「会いたい人『ママすかね』って言った後の宗佑磨の照れ笑いに落ちない人いる?」「宗佑磨この前はおかん!おかん!言ってたけど、普段ママって呼んでる(呼ばされてる)のが出たの微笑ましいな」「ママ大好き宗ちゃん大好き」「ママに会いたい宗くんかわよ」と愛情たっぷりのコメントがあふれた。
2024年05月19日 18:33
「阪神7−2ヤクルト」(19日、甲子園球場)
高津ヤクルトが12球団ワーストとなる11度目の逆転負け。
2024年05月19日 18:19
「ソフトバンク2−1西武」(19日、みずほペイペイドーム)
九回に左手甲に死球を受けて交代したソフトバンク・山川穂高内野手は球場から帰宅する際に軽症を口にした。
当たった箇所は多少腫れが見られ、少し皮もむけていたものの「力も入る。大丈夫じゃないですか。グー、パーもできるし」と報道陣に説明。球場通路ですれ違った西武球団のスタッフから心配の声をかけられると「大丈夫です」と明るく返した。
ベンチ裏ではアイシングなどを行った。現時点では病院に行く予定はない模様だ。「明日は(全体)練習なのでそこで確認してからになりますが、今は力も入るし大丈夫かなと思います」とも話した。
2024年05月19日 18:17
郡司のレガースが引っ掛かり…石山球審が手を差し伸べた
■ロッテ 4ー3 日本ハム(19日・ZOZOマリン)
19日にZOZOマリンで行われたロッテ-日本ハム戦で、球場全体がほっこりする一幕があった。ハプニングに慌てる打者に、審判が手を差し伸べて解決。珍しいシーンは「審判が優しすぎる」「今年の珍プレー行き確定」と話題を呼んでいる。
ロッテが3点をリードして迎えた4回だった。打席の日本ハム・郡司のレガースが引っ掛かって取れなくなってしまったようだ。手袋をしている郡司に代わり、これを直したのが石山球審。無事に直ると郡司に手渡し、試合は続行された。
「パーソル パ・リーグTV」公式X(旧ツイッター)が「審判の優しさに」の言葉に目がハートになった絵文字を添えてこの場面の映像を公開。「ここちょっと和んだ」「なにこれどうした、かわいい」「優しい世界」「審判さんありがとう」「直してくれたのね」といった反応があった。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 18:15
◆ 絶妙なバント安打
「練習でずっと理想としていたバントができたので、完璧なバントだったかなと思います」。
ロッテの小川龍成が19日の日本ハム戦で、三塁線に絶妙なセーフティバント安打を決めた。
2−0の2回一死一、二塁で迎えた第1打席、伊藤大海が投じた初球、バントを試みるもバットを引いて1ボール、続く2球目に三塁線にセーフティバント。日本ハムの三塁手・郡司裕也が一塁へ送球もできない三塁へのバント安打となった。
吉井理人監督も、このバント安打に「うまかったです」と絶賛し、「1球目はサインだったんですけど、2球目はサインを消して、自分でやって上手くいきましたよね。あれはよかったです」と褒めた。
小川のバント安打で満塁となり、郄部瑛斗の振り逃げで得点に繋がった。
◆ 日々の積み重ね
試合を振り返れば、何気ない安打の1本だが、小川にとっては長年練習を積み重ねてきた成果を発揮したバント安打でもある。
昨年10月13日にZOZOマリンスタジアムで行われたCSに向けた練習では、バントマシンで三塁方向に繰り返しセーフティバントの練習を行っていた。小川に練習後、話を聞くと「毎日やっています!」と返ってきた。
今年に入ってもその姿は変わらない。ZOZOマリンスタジアムで行われる試合前練習では、バントマシンを相手に黙々とバント練習。18日の日本ハム戦も、全体練習前に1人黙々とバントマシンを相手に入念にバント練習を行っていた。
5月7日の取材で、公式戦で三塁線のセーフティバントを決めたいかと質問すると、小川は「そういったところが持ち味になってくると思うので、相手をかき乱すじゃないですけど、流れが悪かったりとか、なかなかヒットが出ないピッチャーの時にそういう時にリズムを崩すというか、そう言ったことができたらなと思って常に練習しています」と話していた。
セーフティバントだけでなく、バントも22年4月26日の楽天戦で失敗したのを最後に同年5月28日の阪神戦から14度の犠打機会全て成功させている。
小川はバント成功率の高さについて「バントは自分のところで自信がないところ。本当に練習も数多くやりますし、試合の時も1球1球集中してバントをしっかり決められるように。自信がないからこそしっかり練習して、できているのかなと思います」と明かしている。
実戦を想定して、毎日コツコツと積み重ねてきた。その成果を今回、発揮した。この先も送りバント、セーフティバントを決めて、チームに重要なピースになっていく。
取材・文=岩下雄太