2024年05月08日 08:00
◆ ヤンキースで奮闘する元日本ハム守護神 今季もア・リーグ東地区のレベルが高い。昨季はオリオールズ、レイズ、ブルージェイズの3チームがポストシーズン進出を果たし、4位のヤンキースも2つの貯金をつくった。 今季は8日(日本時間7日)終了時点で首位に立つオリオールズを1ゲーム差でヤンキースが追いかける展開。3位レッドソックスも貯金を3つで勝ち越しており、18勝18敗の4位レイズまでが勝率5割。唯一負け越している最下位ブルージェイズも借金は3つだけで、いつ上位争いに加わってもおかしくない戦力は整っている。 そんな5チームの中で戦前の予想を上回る躍進を見せているのがヤンキースではないだろうか。昨季は8月下旬に借金が6まで増える事態に見舞われたが、終盤に勝利を重ねて何とか32年連続シーズン勝ち越しを決めた。 そして迎えた今季は投打がかみ合い、開幕から5連勝とスタートダッシュに成功。ここまで3連敗は1度もなく、2連敗も2度しかない安定感あふれる戦いを披露している。 好調のヤンキースを支えているのが投手陣、特に救援陣である。今季のチーム防御率はメジャー全体で3位の2.99を誇るが、先発陣の3.46(メジャー9位)に対して、救援陣はなんと2.27。これはもちろんメジャートップの数字だ。 救援陣を引っ張るのは守護神のクレイ・ホームズ。16試合で1勝11セーブをマークし、自責点0を継続している。そしてホームズを支えるのが、左腕ケーレブ・ファーガソンや右腕イアン・ハミルトンといった中堅のセットアッパー陣である。 そんな強固なヤンキースの勝利の方程式に加わろうとしているのが、かつて日本ハムで守護神を務めたこともある右腕のマイケル・トンキンだ。 ◆ メッツで戦力外になるも名門で結果を残す トンキンは栗山英樹監督政権下の2018年に来日。抑えとして起用されるなど53試合に登板し、4勝4敗12セーブ、防御率3.71と、1年目は合格点の成績を残した。 ところが2年契約で来日したものの1年で退団。翌年からメジャー復帰を目指し、マイナーをはじめ米独立リーグやメキシコ、ドミニカ共和国など各地を渡り歩いた。 そしてようやく昨年、ブレーブスで6年ぶりにメジャーのマウンドに戻ると、そのまま定着。ケガによる一時離脱はあったが、45試合に登板し、104勝を挙げたチームの地区優勝に大きく貢献した。 ブレーブスで自己ベストと呼べるシーズンを過ごしたトンキンだが、昨季オフにFAとなり12月にメッツと契約を結ぶと、激動の春を送っている。 オープン戦で防御率0.00と結果を残し、貴重な中継ぎとしてメッツの開幕ロースター入りを果たしたトンキンだったが、自身2試合目と3試合目の登板で炎上。4月5日にDFA(事実上の戦力外)になると、4日後にはツインズに放出された。 デビューから5年間を過ごした思い出の地ミネソタで再起を図ったトンキンだが、初登板で2点を失うと、2度目の登板機会すら与えられず。4日後にDFAになると、その4日後に“古巣”メッツが獲得。再び2週間前と同じユニホームに袖を通すことになった。 しかし、これだけでは終わらない。メッツに復帰後、2試合に登板すると早くも見限られ、僅か18日間に3度目となるDFAとなったのだ。 この時点で今季のトンキンの防御率は6.00。メジャー契約は難しいと思われたが、ヤンキースが声をかける。今季3度目のDFAから3日後、同じニューヨークの名門に拾われると、ここまで3試合に登板。4回2/3を投げ失点2、自責点0と上々の成績を残している。 それでも、いつ戦力外を言い渡されてもおかしくないことは本人が一番理解しているだろう。34歳のベテランにとってブロンクスは“安住の地”となるのか。それとも激動の春はまだ続くのか。元ハム守護神の今後に注目したい。 文=八木遊(やぎ・ゆう)
2024年05月20日 02:16
ナックが再昇格でレッズ戦に先発
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは19日(日本時間20日)、ロースターを5人入れ替え。ランドン・ナック投手が再昇格し、アンソニー・バンダ投手がメジャー契約を結んだ。
ナックは今季3試合に登板し、1勝1敗、防御率2.81の成績を収めていたが、チーム事情により、1日(同2日)にマイナー降格していた。この日の本拠地・レッズ戦に先発登板する。また、バンダは今年1月にドジャースとマイナー契約を結んでいた。
代わって、リッキー・バナスコ、JP・ファイアライゼン両投手がマイナー降格。バナスコは17日(同18日)に再昇格したばかりだったが、1登板もせずに再びマイナー行きとなった。また、ファイアライゼンは直近7戦連続無失点だった。
さらに開幕後に加入したコナー・ブログドン投手が60日間の負傷者リスト(IL)に移行された。(Full-Count編集部)
2024年05月20日 02:00
本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日、試合開始午前5時10分)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場する。2戦ぶり14号に期待がかかる。
前日18日(同19日)の同カードでは、今季初めて「1番・指名打者」で出場。4打数無安打に終わり、打率は.3497となり、.3503のブルワーズのコントレラスに抜かされる形となった。
今季デーゲームでは15試合で打率.386、4本塁打9打点、OPS1.172。14号でオリオールズのヘンダーソン外野手に並んで両リーグトップなるか。
対するレッズは最速166キロの剛腕グリーンが先発。今季はここまで2勝2敗、防御率3.46の成績を収めている。大谷とは初対戦だ。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 20:47
阪神の「みんなで六甲おろし」5月を担当するシンガー・ソングライターのasmiが19日、「TORACO DAY」最終日の甲子園球場に登場した。
試合前には球場外周でのミニライブを実施。シート紹介も行うなど「女性ファンへ向けたイベント」を盛り上げた。球場内のグラウンド近くで勝利を目に焼き付けたと言い、「球場の熱気と一緒に私もどんどんボルテージが上がっていって、必死に応援して勝利をつかまれて本当にうれしい気持ちです」と高揚感たっぷりに話した。
試合後の六甲おろしをグラウンドで歌い上げ「阪神ファンの皆さんのお顔も見られる中で一緒に喜びを分かち合えることがこんなにうれしいことなんやなって幸せでした」と笑顔。「しっかり応援していこうと思います。頑張ってください。楽しみにしています」とエールを送った。
5月17から19日の「TORACO DAY」3連戦は大盛況。TORACOシートは1日で即売するなど、3日間合計の女性来場者の比率は過去最高の約55%と最高の締めくくりとなった。
2024年05月19日 19:41
「DeNA2−3中日」(19日、横浜スタジアム)
DeNA・筒香嘉智外野手(32)が、2019年9月19日の広島戦以来1704日ぶりに先発4番に座り、3打数2安打をマークした。
2024年05月19日 19:38
ドジャースは4月から9社の日系企業との契約を発表している
大谷翔平投手が所属するドジャースは、日系企業との契約が相次いでいる。4月からすでに9社。米記者は10年7億ドル(約1080億円)というメガ契約ながら生み出される“利点”を指摘した。
米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」の番組「フェア・テリトリー」で、司会のアラーナ・リゾさんが「ショウヘイ・オオタニは(二刀流ではなかく)1つだけやる方が得策なのでしょうか?」と質問。司会で米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が答えた。
「最後に打者オンリーでプレーしたのが2019年、トミー・ジョン手術から復帰した時でしたね。数年後に、当時のジェレミー・リード打撃コーチに『どう思いますか?』と質問しました。リードの見解は『両方が必要だ』。そうすれば、彼は片方に執着しすぎることがないからということでした。我々は今、違う意見を持っているかもしれませんね。今季はワンウェイプレーヤーで、攻撃面での活躍はアンビリーバブルです。彼は投球よりも打撃を好んでいるという感覚が、常にありました」
これにリゾさんが「彼が打者だけでプレーすることになると知っていた場合、ドジャースが7億ドル(約1080億円)契約を結んでいたかどうか考えないといけません。彼らはオオタニに、両方やってもらいたいと思っていると、私は考えています。ただ彼が打者だけでプレーすることに前向きかどうかは、私にはわかりませんけどね」と疑問を呈す。
しかしローゼンタール記者は「お金の面での質問は重要ですね。なぜなら、オオタニという選手を考えたときに、両方やるのが彼という選手ですから。だからこそ、彼はおそらく7億ドル契約を得たのでしょう」とキッパリ。その上で「(二刀流をするかどうかではなく)とにかく彼ならそのお金に値すると私は主張します。彼ら(ドジャース)は毎週スポンサー契約をしているかのように思えます」と指摘した。
球団は4月以降、毎週のように日系企業との契約を発表。航空会社の「ANA(全日本空輸)」、タイヤメーカーの「TOYO TIRE」、医薬品メーカーの「興和」、100円ショップ「ダイソー」を展開する「大創産業」、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」、化粧品メーカー「コーセー」、ハウスメーカーなどの複合企業「木下グループ」、機械部品製造業者「THK」、飲料メーカー「ヤクルト」との契約が発表されており、“大谷効果”は際立っている。(Full-Count編集部)
2024年05月19日 19:27
広島9―3巨人(セ・リーグ=19日)――広島が今季初の同一カード3連勝。
一回に小園の適時打と末包の3ランで逆転し、中盤にも効果的に加点した。巨人は二回以降、3安打と打線が沈黙し、3連敗。
◇
阪神7―2ヤクルト(セ・リーグ=19日)――阪神は二回、梅野、木浪の連続犠飛で追いつき、四回に押し出し四球と近本の適時打で勝ち越した。才木は両リーグトップの5勝目。ヤクルトは石川が踏ん張れず。
◇
中日3―2DeNA(セ・リーグ=19日)――中日が連敗を4で止めた。六回に代打大島の適時打で勝ち越すと、七回は細川の適時打で加点した。5回1失点の柳が2連勝。DeNAは同一カード3連勝ならず。
2024年05月19日 19:12
「広島9−3巨人」(19日、マツダスタジアム)
広島が今季初の同一カード3連勝で2位浮上。貯金も今季最多の3とした。
新井貴浩監督は逆転弾の末包について「スエのホームランすごく大きかったです。彼の長打力は魅力」と絶賛した。登録抹消された九里に関しては「一回しっかりゆっくりして、次に備えてほしい」と説明した。以下、新井監督の主な一問一答。
◇ ◇
−初回からいきなり逆転。
「すぐ取り返せたというのが大きかったですね。スエ(末包)のホームラン、すごく大きかったです」
−末包は猛打賞。
「そろそろ打つ頃かなとこっちも思っていましたし、本人も『そろそろ打ちます』と言ってましたんで」
−中軸以降にも安打。菊池に一発も出た。
「今日出た若手もそうなんですけど、ベテラン、中堅もしっかりと頑張ってくれましたし。カープらしい全員野球で、いい試合だったと思います」
−アドゥワは二回以降立ち直った。
「立ち上がりちょっと入り方が難しかったと思うんですけど、あとは粘りで打たせて取る彼らしいピッチングだったと思います」
−リリーフも見事なリレー。森浦は3者連続三振。
「昨日もそうでしたけど、今日もカッコ良かったですね!本当に素晴らしいピッチングでした」
−全員野球で巨人に3連勝。次は首位・阪神。
「週末マツダでのゲームでなかなかいい試合を届けられてなかったので、きのうも今日も超満員のファンの方の前でいい試合を見せることができて、すごくうれしく思います。また明日しっかり休んでいい準備をして明後日の試合に臨んでいきたいと思います」
−苦戦が続いた高橋礼から4点。
「そうね、そこは初回先制されたすぐ後ということだったので。すごくいい攻撃だったと思いますし、そこは打撃コーチとスコアラーがちゃんと対策を練ってくれて、それを選手がプレーしてくれたという、いい攻撃だったと思いますよ」
−末包の一発。あの一発があるとないとでは展開も違う。
「大きいよね。ホームランというのは一振りで流れ、空気を変えられるので。またね、3点先制された直後だったので、それはね、本当に大きかったと思います」
−一発が少ない打線の中で改めて彼の役割は。
「やっぱり期待するのは長打なんですけど、あまり長打、長打と思って力まなくていいので。相手も間違ったら一発いかれるというね。相手が嫌だと思うのでね。彼の長打というのは魅力ですよね」
−坂倉も2試合続けて良い形。
「普通でしょ(笑)。元々ね、昨日も今日もこれぐらいは打てる選手なのでね。昨日はきっかけにしてほしいと言ったんかな?本人もちょっと手応え感じているんじゃないですか」
−九里が抹消となった。
「そこはね、こっちの自分の戦略的な考えもあるし。彼もなかなか勝ちが付かず心身ともに疲労がすごく大きかったと思うので1回しっかりゆっくりして、次に備えてほしいというのと、先々のローテーションとかの考え。いろいろ変えていこうかなと。また、ファームでしっかり頑張っている投手もいるので。いろいろ考えて抹消しました。先々のことを考えて」
2024年05月19日 18:55
「阪神7−2ヤクルト」(19日、甲子園球場)
途中交代したヤクルトの丸山和は、試合後にチームメートと一緒にチームバスへ乗車。
2024年05月19日 18:49
「DeNA2−3中日」(19日、横浜スタジアム)
DeNA・大和内野手が、八回に代打で出場し、通算1500試合出場を達成した。史上207人目。
大和は「このような記録を達成できたのも、日々たくさんの方々に支えていただき、そしてたくさんのファンの皆様のご声援をいただいたおかげだと思っています。今チームは一致団結し戦っています。また、これからの1試合1試合をチームの力となるために頑張っていきます。引き続きご声援よろしくお願いいたします」とコメントした。
大和は1点を追う八回1死一、二塁の場面で打席に立った。三遊間を抜けようかという当たりを放ったが、遊撃・村松が好捕。一塁に必死のヘッドスライディングを試みたが、6−4−3のダブルプレーに倒れた。
2024年05月19日 18:43
阪神7―2ヤクルト(セ・リーグ=19日)――阪神の近本が勝負強さを発揮した。
四回、3連打と押し出し四球で勝ち越した場面で打席に立ち、直球を引っ張って右前への適時打とした。「いい形で打線がつながっていたし、初球から積極的に打ちにいった」。この一打で、新人から23年連続勝利を狙ったヤクルトの先発石川をマウンドから引きずり下ろした。
2024年05月19日 18:42
「ウエスタン、中日2−2阪神」(19日、蒲郡球場)
阪神は2点ビハインドの九回に追いつき、中日に引き分けた。
2点を追う九回1死一、三塁。佐藤輝は仲地のスライダーを捉え、右前適時打を放った。これで2試合連続の適時打。それまでの3打席は仲地に見逃し三振、空振り三振、二ゴロ併殺打とやられていただけに、最後はやり返した。
ただ、三回2死の守備では悪送球もあった。左打者の樋口がバットの先端に当てた打球が三塁へ飛んだ。三塁・佐藤輝の前でバウンドし、不規則な回転ながら体で必死に止めた。しかし、その後の送球が本塁方向へ大きくそれて、セーフ。18日にも好守と紙一重の悪送球があって、2試合連続で失策が記録された。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
−最後は粘って追いついた。
「追いついたところより、これだけの接戦で本当に集中しなきゃいけない中で、いろんなことが起こった。油断とか隙というところでの失点なんでね。そこら辺がまだまだ甘いなというね。最後の何とか追いつこう、追い越そうという姿勢は出てた。そこは評価できるけどね。その前にやるべきことがまだできてないというか、足りないよね」
−佐藤輝は適時打も打ったが、守備ではミスもあった。
「打つ方に関しては、昨日と同じだよね。やっぱりランナーがいる時の集中力はいいものを持っている。ランナーがいない時にもっとだよね。もちろんランナーがいる時により集中してほしいんだけど、やっぱり凡打の内容も非常に大事になってくる。そこら辺が上がってくると、底辺の部分が上がるから力もついてくると思うしね。ただ、やっぱり中心を打ってランナーを返すというところはいいものが出てるんでね。それは続けていってほしいよね」
−守備は前へ落とした後に焦りがあった。
「いやいや、もっと焦ってほしいんだよね。弾いた後にもっと早く。ゆっくりになってしまうか、スローで焦ってしまう。前に落とすのは仕方ないんだよね。止めにいってるから。その後だよね。後は技術的なことを言うと、いかに近くに落とせるかというね。それが弾きすぎてしまってるから。そこら辺は1軍、ファーム関係なく、ゲームの中では起こることなんで。その後、どうするか。それは輝だけじゃなくて、他の選手にも言えることなんで。集中してやってんだろうけど、見ていて何とかできたかなというね。そう思うんでね。そこら辺は反省点かな」
−西純は6回1安打無失点の好投。
「全く問題ないというか、純矢らしいピッチングができている。特に最近はフォークのキレがいいんで、三振も取れる。今日は安心して見てられるようなピッチングだったね」
2024年05月19日 18:33
「オリックス3−2楽天」(19日、京セラドーム大阪)
延長十回に中前へサヨナラ打を放ったオリックス・宗が、女子中学生のインタビューにたじたじになった。
2024年05月19日 18:33
「阪神7−2ヤクルト」(19日、甲子園球場)
高津ヤクルトが12球団ワーストとなる11度目の逆転負け。23年連続勝利を目指したベテラン・石川が3回0/3を7安打4失点と阪神打線を止められず、今季1敗目を喫した。
2点の援護をもらった石川だったが、二回に味方の守備のミスからピンチを招くと、2本の犠飛で同点とされた。さらに四回。3連打で無死満塁とされると、相手投手・才木に押し出し四球を与えて、これが決勝点に。さらに近本に適時打を浴びたところで降板となった。
試合後の高津監督は四回に喫した2失点に対して、「ちょっと悪い癖というか、1本出るともう止まらなくなってしまう。石川の点の取られ方、やられ方がちょっと出てしまったかなと思います」と振り返った。天候や足元の悪さの影響も「もちろんある」と理解を示しつつも、「今日は有利カウントから、ほんと甘いところに集まっていた。ピッチャー有利なカウントからね。だからバッターはしっかりスイングしてくるわけだし、向こうも間違いなく対策練ってるわけだしね。こうしよう、ああしようっていうのは徹底してやってきてるのかなっていう感じはしました」と話した。
また石川は「やっぱり先発が頑張らないと、こういう展開になってしまうので本当に情けない」と唇をかみ、「やっぱりゲームでしっかりと結果を残さなきゃいけないので。本当に今日は申し訳ないですね」と言葉を絞り出した。
2024年05月19日 18:19
「ソフトバンク2−1西武」(19日、みずほペイペイドーム)
九回に左手甲に死球を受けて交代したソフトバンク・山川穂高内野手は球場から帰宅する際に軽症を口にした。
当たった箇所は多少腫れが見られ、少し皮もむけていたものの「力も入る。大丈夫じゃないですか。グー、パーもできるし」と報道陣に説明。球場通路ですれ違った西武球団のスタッフから心配の声をかけられると「大丈夫です」と明るく返した。
ベンチ裏ではアイシングなどを行った。現時点では病院に行く予定はない模様だ。「明日は(全体)練習なのでそこで確認してからになりますが、今は力も入るし大丈夫かなと思います」とも話した。
2024年05月19日 18:17
郡司のレガースが引っ掛かり…石山球審が手を差し伸べた
■ロッテ 4ー3 日本ハム(19日・ZOZOマリン)
19日にZOZOマリンで行われたロッテ-日本ハム戦で、球場全体がほっこりする一幕があった。ハプニングに慌てる打者に、審判が手を差し伸べて解決。珍しいシーンは「審判が優しすぎる」「今年の珍プレー行き確定」と話題を呼んでいる。
ロッテが3点をリードして迎えた4回だった。打席の日本ハム・郡司のレガースが引っ掛かって取れなくなってしまったようだ。手袋をしている郡司に代わり、これを直したのが石山球審。無事に直ると郡司に手渡し、試合は続行された。
「パーソル パ・リーグTV」公式X(旧ツイッター)が「審判の優しさに」の言葉に目がハートになった絵文字を添えてこの場面の映像を公開。「ここちょっと和んだ」「なにこれどうした、かわいい」「優しい世界」「審判さんありがとう」「直してくれたのね」といった反応があった。(Full-Count編集部)